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‾たいくす'わり:体育座り。三角座りのこと。まさか方言とは思わなかった。
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_たい'そーな:大層な。方言というほどではないと思うが、「そんな大げさな!」というニュアンスの感嘆語としてよく使う。
例:[ほんな] {たい}そーな
訳:そんな大げさな -
‾たいそ'ーふく、‾たいそー'ふく:体操着や体育着とは言わなかった。
例:[たいそ]ーふく、{どろどろに} {なって}もた
訳:体操着が泥まみれになってしまった -
‾だ'ん _ない=:大丈夫。問題ない。理解語彙。一語だが二語のようなアクセント。
例:[だ]ん{ない} [だ]ん{ない}、[ほっとき]
訳:大丈夫大丈夫、放っておきなさい -
‾ちっ'ちゃい、‾ちっ'さい:小さい。
例:[ほんで] [つ]ぎわ {ちっちょ}ー {みじんぎりに} [すん]にゃ
訳:そして次は小さくみじん切りにするんだ -
‾ちゃう=:違う。〜ではない。筆者は「‾ちゃう=」「‾ちゃいます=」という形でしか使わないが、周囲の同世代からは「‾ちゃう'かった」「[ちゃう]く{ない}」「‾ちゃう'くて」のような形も聞く。「ちゃわへん」「ちゃった」のような形は筆者とその周囲では使わない。
例:[ほ]んで {ええ}ん [ちゃう]?
訳:それでいいんじゃない? -
_ちゃがちゃ'が、_ちゃが'ちゃが:ぐちゃぐちゃ。めちゃくちゃ。筆者は主に前者の発音。
例:[へ]や {ちゃがちゃ}がに {なった}ーるがな!
訳:部屋がめちゃくちゃになっているじゃないか! -
_ちゃり'き:自転車のこと。「チャリ+機」。子供時代「_チャリ'」と併用していた。「ちゃりんこ」とは言わなかった。ちなみに自転車は「_じて'んしゃ」と発音し、「じでんしゃ」とは言わない。
例:{ちゃり}き [どこ] [とめとこ]
訳:自転車、どこに停めておこう -
‾ちょ'かちょか:せわしないさま。落ち着きがないさま。ちょこまか。
例:[ちょ]かちょか [せん]の!
訳:そわそわしないの! -
‾ちょかる=:調子に乗る。落ち着きのない行動を取る。筆者の幼少・思春期によく聞いた印象がある。
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_ちょんかい=:朝鮮人街道(野洲から能登川経由で彦根まで抜ける道、県道2号線)の略。「朝鮮人街道」は確かに長ったらしいが、朝鮮(人)を「ちょん」と略すのは差別用語のように感じられるため、筆者はなるべく使わないようにしている。
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_ちょん'と、_ちん'と:ちゃんと。ぴしっと。礼儀正しく。大人しく。歪みなく。やや理解語彙。「ちょんと」は幅広い場面で使えるが、「ちんと」の使用場面はちょかちょかしている子供を躾ける時にほぼ限られるように感じる。
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‾つべ'たい:冷たい。「‾ちべ'たい」や「‾ちび'たい」とも。祖父母が「{ああ}{つべた}!」のように語幹用法でよく使っていた。通常の文のなかでは「つめたい」と言うことが多かったように思う。
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‾でける=:できる。終止形では「‾できる=」に劣るが、「‾で'けた」「‾で'けへん」は「‾で'きた」「‾で'きひん」とほぼ同程度によく使う。
例:{おっしゃ}ー [で]けた!
訳:やったー、出来た! -
_てれこ=:逆。理解語彙止まりだったが、筆者の職場(大阪)では若い世代も比較的よく使用されているため、筆者にとっても使用語彙になった。
例:{てれこに} {なった}ーる
訳:逆さまになっている -
_といれる=:洗濯物を取り込む。気付いてなかった方言。
例:{なんで} {あめ} {ふったっ}たのに、{といれといて}[く]れ{へん}かったん!
訳:どうして雨が降っていたのに、取り込んでおいてくれなかったの! -
_どー'も _ない=:大丈夫。問題ない。しばしば「{ど}も{ない}」と短音化する。「だんない」と違って、こちらは日常語彙。「{どー}も{あら}{へん}」とも言う。
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_どぼどぼ=:ずぶ濡れの状態。運動で汗をかいたあとのシャツや、水溜りを思いっきり踏んでしまったあとの靴など。
例:[どないし]たら [ほんな] {どぼどぼに} {なん}にゃいな
訳:どうやったらそんなずぶ濡れになるんだい -
_どんく'さい、‾どんく'さい:要領が悪い。
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