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‾やかま'しい:「‾うる'さい」よりも使用頻度が高い。「じゃかましい」はひどくきつい物言いに感じて、筆者はよう使わん。
例:[やかま]しー[な]ー、[もー] [ちょっ]と [お]と {さげら}れへんのかいな
訳:うるさいなあ、もうちょっと音を下げられないのかい -
‾やら'かい:「‾やわら'かい」が共通語形なのはもちろん知っているが、舌がもつれそうで日常会話ではほとんど使わない。
例:[え]らい [やら]かい {おに}くや[な]ー
訳:とても柔らかいお肉だなあ -
‾ゆうえ'んち:祖父母宅に近いこの公園のことを、子供時代はこう呼んでいたものである。前はもっとようけ遊具あったんやけどなぁ。
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‾ゆうびんやさん=:縄跳び遊び。「郵便屋さん、おはようさん、はがきが十枚落ちました、拾ってあげましょ一枚二枚……」と歌っていた。ネットでこの遊びについて調べると、10回跳び終えたら「ありがとう」などの言葉で締めるとあるが、筆者にとっては、10回で区切ったりせずに縄が引っかかるまでひたすら跳び続ける遊びだった。
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_よい=:良い。共通語では書き言葉や改まった物言いでしか使われないが、祖父母や叔父叔母はくだけた会話でもよく使っていた。
例:{よい} {よい}、[か]まへん
訳:良い良い、構わない
例:[もー] {よい}
訳:もう良い(諦め、拒否) -
‾よ'ーけ:たくさん。「ぎょーさん」よりも圧倒的に使用頻度が高い。強調して言う時には「_よーけ'ー」と発音することもある。
例:[え]らい [よ]ーけ [こーてき]た[な]ー。{おかね} [た]りた{か}?
訳:すごくたくさん買ってきたねえ。お金足りた? -
‾よけのまい=:余計。余分。理解語彙。
例:[ほの] [は]なしわ [よけのまい]や
訳:その話は蛇足だ -
‾よろ'しい:「良い」のやや丁寧な言い方。共通語よりも使用頻度が高いように思う。すぱっと言い切る時には「‾よ'ろしい」という発音も聞く(特に「もう宜しい」や「来んで宜しい」のように否定的な文脈で使う場合に多い)。
例:[もー] [よろ]しー[か]、[きー] {すんだか}
訳:もう良いかい、気は済んだかい -
‾ランリュッ'ク:小学校時代に背負っていたオレンジ色の通学カバン。ランドセルはアニメや漫画のなかのアイテムだった。商標としては「ランリック」と呼ぶのが正しいらしい。
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_わいた=:あちゃあ。母がたまに言う。方言というより口癖か。
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‾わっ'けた:たまに「忘れた」をこう言うことがある。
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‾わらかす=:笑わす。
例:[しんけんに] [やってん]にゃで、[わらかさんといて]
訳:真剣にやっているんだから、笑わせようとしないで -
‾わらける=:思わず笑える。
例:{あいつ} [みて]たら [わらけて]{くる}わ
訳:あいつを見ていると笑えてくるよ
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