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このページでは、ストーリー上のネタバレを扱っています。

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基地関連テキスト

施設

制御中枢

ロドス艦船システムの制御中枢。各エリアの計画と建設をサポートする。

発電所

ロドスの電力生産施設。源石のエネルギーを利用して発電、送電を行う。

製造所

ロドスの資源生産施設。専用の設備を利用して原材料を工業原料に加工したり、製品を生産したりする作業が行われる。

貿易所

ロドスの商業貿易施設。各組織・勢力との貿易契約や業務協定を実施し、ロドスに必要な研究や活動資金の調達を行う。

宿舎

ロドスのオペレーターに提供される居住施設。オペレーターの休息や活動には不可欠な場所。

加工所

ロドスの資源加工施設。専用の設備を利用して工業原料を様々な材料に加工したり、ほかの原材料に分解したりする作業が行われる。

事務室

ロドスの公務処理施設。ロドス各分野の総合事務の処理が行われる。

訓練室

ロドスのオペレーターに提供される訓練施設。様々な訓練用設備を備えており、オペレーターの個人訓練のスペースとなっている。

応接室

ロドスの来客への接待用施設。訪問や面会は主にここで行われる。

エレベーター

説明なし

廊下

説明なし

家具

大型棚

輸送会社でよく使う、大きなスチール棚。貨物をたくさん載せられる。

ダンボール1

いくつもある大きな荷物。

ダンボール2

ダンボールが一つ。何か入れられる。

ダンボール3

積み重ねた数個のダンボール。

ダンボール椅子

ダンボールで作られた腰掛け。座るとボール紙がきしむ音がする。

エアマット

休憩する時に使うエアマット。腰や背中が楽になる。

便利ノーパソ

いろんなデータ処理ができるノーパソ。

貨物カート

貨物を運ぶためのカート。

ダンボール下敷き

エアマットの汚れ防止に有効。

勤怠管理表

輸送会社の勤怠管理表。オペレーターたちも同じものを使う。

貼り紙

たくさんの貼り紙。注意事項が多く書かれている。

落書き

オペレーターの個性を尊重するためにあえて消されていない落書き。犯人は一体誰だろう?

ダブルベット白

ホワイトのダブルベッド。

ナイトテーブル白

ホワイトのテーブル。

組立式デスク黒

ブラックのワークデスク。

ワークチェア黒

ブラックのキャスター付きデスクチェア。

デスクワゴン黒

ブラックのキャビネット。

本棚モノクロ

モノトーンのチェス盤のような本棚。

HDテレビ黒

高解像度な映像を楽しめる、ブラックのテレビ。

ソファモノクロ

モノトーンの低いソファ。

座卓モノクロ

モノトーンのテーブル。

タイル黒

模様の入っていないタイル。

ラググレイ

汚れがつきにくい、グレイのラグ。

小型掲示板A

たまには役に立つ掲示板。

掛け時計黒

黒い針がチクタクと進んでいく。

壁灯白

光加減がシンプルな部屋に調和し、優しさをもたらす。

壁紙白

デザイナーのこだわりが伝わる壁紙。

ダブルベッド橙

シンプルなオレンジ色のダブルベッド。

ナイトテーブル橙

オレンジ色のナイトテーブル。

組立式デスク橙

オレンジ色のワークデスク。

ワークチェア橙

オレンジ色の背もたれ調整機能付きデスクチェア。

デスクワゴン橙

オレンジ色のキャビネット。

本棚橙

オレンジ色のチェス盤のような本棚。

HD橙色テレビ

高精細な映像を楽しめる、オレンジ色のテレビ。

橙色のソファ

オレンジ色の低いソファ。

座卓橙

オレンジ色のテーブル。

タイル白

唯一の飾りは色そのもの。

ラグ白

さすがにキレイに保つのは難しいラグ。

小型掲示板B

色々なプリントが貼ってある掲示板。

掛け時計橙

オレンジ色の針がチクタクと進んでいく。

壁灯橙

光加減がシンプルな部屋に調和し、優しさをもたらす。

壁紙橙

デザイナーのチャレンジ精神が溢れる壁紙。

システムデスク

多種なオフィス用品が揃った作業台。オペレーターを全面的にサポート。

デスクチェア

普通のキャスター付き座椅子。椅子で遊ばないように!

防爆ゴミ箱

一見普通のごみ箱だが、実験失敗による事故の防止のための加工がされている。

キャビンベッド

一台分のスペースで二人寝ることができるベッド。上の段を選ぶオペレーターは寝る時必ず壁側に。

制御センター

ルーム内全ての設備をコントロールするコンソール。ライトの調整から遠隔実験まで全てコントロールできる。

制御モニター

実験設備につながっており、遠隔実験ができる。様々な場所に存在するカメラからの映像をワンタッチで即座に切り替えることができる。

ホワイトボード

便利なボード。油性マーカーで書いていけば、いつか何か発想がひらめくかも。

資料棚

埋め込みのデザインで安全性が高い。狭い空間の利用効率を上げるのに有効。

消火器セット

実験中の火事はままある。そんな時こそ消火器の活躍の機会がある。

天井配管

ルーム内に巡らされている管。何が通っている管なのかは不明。

ラグ黒

元々は置かれていなかったが、オペレーターの強い要望によって置かれた。

壁紙緑

青緑色は入居者の目にも優しいと、製品テストで確認できたのだが、どうにも不評とのこと。

キャビンタイル

新材料を使用したというタイル。自己清浄機能があるという宣伝文句だそうだが本当だろうか。

金属光沢壁紙

金属らしい光沢と重厚さを感じられる壁紙。

フローリング銅色

ライトの光を少し反射させる床。汚れにくく、掃除もしやすい。

かご型座卓

竹かごを裏返した座卓。ひっくり返せば収納に使えるが、ちょっと重い。

金属製ベッド

シンプルかつ丈夫な構造で大きいベット。

四角ローチェスト

白い引き出し部分に黒い天板がついたローテーブル。

ビーズソファA焦げ茶

形がある程度自由に変わるソファー。パウダービーズが気持ちいい。

ビーズソファB焦げ茶

形がある程度自由に変わるソファー。パウダービーズが気持ちいい。

針葉樹の鉢植え

謎の鉢物。手に刺さると危ないから触らない方がいい。

広葉樹の鉢植え

謎の鉢物。自然に落ちた葉は栞にするとおしゃれ?

多肉植物の鉢植え

謎の鉢物。葉っぱが厚いのは水分を多く含んでいるため。

植物展示ケース

植物をたくさん飾っているショーケース。動物はいない。

カーペットグレイ

シンプルなラグ。

謎の骨格標本

謎の生物の骨格標本。

謎の生物標本

謎の生物の骨格標本。

標本資料ボード

資料がたくさん貼られているホワイトボード。

長方形天井照明

四角い蛍光灯。明るい光が展示品の隅々を照らす。

正方形天井照明

四角い蛍光灯。明るい光が展示品の隅々を照らす。

カフェカウンター

カフェなどでよく使われるカウンター。コーヒーづくりに必要な道具は全て置いてある。

カウンターチェア

バーカウンターのそばに常に置いてある高い椅子。目の前にいるバーテンダーとずっとお話できる。

オシャレ本棚茶色

背の高い本棚には、本の他にも面白そうなものが色々ある。気軽にどうぞ。

カフェ収納赤

基本的に原材料しか置かれていないが、オーナーの私物も中に混じっている。

カフェ観葉植物

長い葉っぱになぜか癒され、見ているとリラックスする。

カフェチェアA

カフェでよく置かれる椅子。左用

カフェチェアB

カフェでよく置かれる椅子。右用

カフェテーブル

カフェでよく置かれる一本脚のテーブル。

ドリンクラック

高級なドリンクが多く置いてある。店員さんの身長が理由で、一番上の段には何も置かれていない。

ドリンクメニュー

チョークで書かれた毎日メニュー。たまに季節限定ドリンクが出てくる。

コーヒー豆

一番売れているドリンクの原材料。ただの飾り物なので、飲みたいならぜひ店員さんまで。

街風景写真

店員さんによって撮られたどこかの風景。常連客はその撮影裏話を聞いて時間を過ごすという。

カウンターライト

暖かい光とともに快適さを与える。

カフェ天井照明B

天井から吊り下げられているライト。

カフェ天井照明A

天井に設置されているライト。温かい雰囲気を演出する。

カフェ壁紙

レトロな雰囲気のカフェでよく使われる壁紙。機会があれば本当のレンガを使ってみたい。

カフェタイル

大理石を使っているように見えるタイル。重いので敷くのに時間がかかる。

近衛局ベッド

龍門近衛局式の大きなベッド。貴重な木材で作られている。

近衛局収納

龍門近衛局式の収納ケース。アラームで寝坊対策。

近衛局テーブル

龍門近衛局式の一本脚テーブル。だいたいはトランプなどの暇つぶしに利用される。

近衛局椅子A

龍門近衛局式のレトロ椅子。貴重な木材で作られている。左用

近衛局椅子B

龍門近衛局式のレトロ椅子。貴重な木材で作られている。右用

近衛局腰掛け

龍門近衛局式の角型スツール。貴重な木材で作られている。

近衛局座卓

龍門近衛局式の会議用デスク。事件は会議室だけで解決した。

近衛局ソファA

龍門近衛局式のローソファ。お偉いさんが座るのにピッタリ。左用

近衛局ソファB

龍門近衛局式のローソファ。お偉いさんが座るのにピッタリ。右用

近衛局掲示板

龍門近衛局式のミーティングボード。事件の詳細などが書かれている。

近衛局絨毯

龍門近衛局式の絨毯。わかる人にはわかるこだわり抜かれた品質。

近衛局タイル

龍門近衛局式のタイル。部屋全体が黒だと秘密結社っぽさがある。

近衛局掛け軸

龍門近衛局式の壁掛け絵。名品だが実は押収品という噂も流れている。

近衛局壁灯

龍門近衛局式のスポットライト。黒ばかりの部屋の中の唯一の光。

近衛局フェンス

龍門近衛局式の木製フェンス。木工芸術品のため高級品。

龍門風ベッド

龍門式の大きなベッド。

龍門風収納

龍門式のナイトテーブル。

龍門風テーブル

龍門式の一本脚テーブル。

龍門風椅子A

龍門式のレトロ椅子。左用

龍門風椅子B

龍門式のレトロ椅子。右用

龍門風腰掛け

龍門式の角型スツール。

龍門風座卓

龍門式の会議用デスク。

龍門風ソファA

龍門式のローソファ。

龍門風ソファB

龍門式のローソファ。

龍門風掲示板

龍門式のミーティングボード。多くの企業で用いられている。

龍門風絨毯

龍門式の絨毯。わかる人にはわかる高品質さをもつ。

龍門風タイル

龍門式のタイル。

龍門風掛け軸

龍門式の壁掛け絵。墨絵の匠による傑作の複製画。

龍門風壁灯

龍門式のライト。この部屋の照明役。

龍門風フェンス

龍門式の銅で作られた網目状の装飾。

ソファ&ベッド

下にソファがあるベッド。付属品のクッションとぬいぐるみが大人気。

煉瓦の暖炉

暖かく炎が揺らめく暖炉。お気に入りの物語は永遠に終わらない。

薪入れかご

薪をたくさん入れられる不格好な手編みの竹かご。素材の竹はよそから運ばれたもの。

ロッキングチェア

ゆったりと動く椅子。伝統のセンスがついに工業に帰服した。

ふかふか絨毯

機械織の絨毯。デザイナーの強烈な反対を受けた。

雲杉のバイオリン

有名な職人によって作られたバイオリン。音色はのびやかで、木々の間に吹く風の歌のよう。

生命の躯

肉体は一時の器に過ぎぬ。鹿主の魂は永久に荒野にあり続ける。

ウッディシェルフ

収納空間がたっぷりの棚。身長が低いオペレーターには優しくない。

ウッディテーブル

こじんまりとした食卓。食事の後は綺麗に拭いて。

ウッディチェアA

ハンドメイドの椅子。クッションはよそで買ったもの。

ウッディチェアB

ハンドメイドの椅子。クッションはよそで買ったもの。

懐かしのファン

倉庫から発掘したファン。ちゃんと動く。

懐かしのライト

倉庫から発掘した照明。意外と良さげ。

ウッディな梁

一本の木から作った梁。船の内装のようなデザインだが、工匠が想いを注ぎ込んだのは間違いない。

パルプの壁紙

端材で作った壁紙。近づくと奇妙な匂いがする。

ウッディフロア

つやつやなフローリング。裸足でいると山々の声が聞こえてくるようだ。

ピザメニュー

見上げるタイプのメニュー表。

ピザ屋レジ

ピザ屋でよく使われるレジ。

ピザ窯

ピザ屋にとって必需品。

ピザ屋食器棚

お皿を入れる食器棚。

ピザ屋棚板

すぐに使うピザ皿を置いてあるカウンター。

ピザ屋レンガ壁紙

レンガを模した壁紙。レンガの立体感も再現済み。

ピザ屋天井照明

おしゃれなお店でよく使われるライト。

ピザ屋隔壁

間仕切りのための壁。

ピザ屋ポスター

広告ポスターが張られている黒い柱。

ピザ屋看板

新作メニューなどの告知がされる立て看板。

ピザ屋カウンター

おひとり様でも気軽に座れるカウンター席。

ピザ屋バーチェア

カウンターテーブルとセットで使う椅子。

ピザ屋誘導灯

出入口に設置されている誘導灯。

ピザ屋装飾パネル

なんらかのデザインが施された壁掛けイラスト。

ピザ屋テーブル

複数人で来たお客さん向けのテーブル。

ピザ屋チェアA

フードテーブルとセットで使うチェア。

ピザ屋チェアB

フードテーブルとセットで使うチェア。

ピザ屋チェアC

フードテーブルとセットで使うチェア。

ピザ屋壁紙黒

一面を黒にするシックな壁タイル。

ピザ屋タイル

業種を問わず幅広く使用されているタイル。

グラスラック

ロドス特製ワイングラスラック。ロドスの公認ソムリエだけがラックにマイグラスをかけることが出来る。

バーカウンター

ロドス特製バーカウンター。「アルコールは危険な嗜好品」とはモダンタイムスのクルビア人の言。

カウンターチェア

ロドス特製カウンターチェア。一人酒もよし、二人でサシ飲みもよし、三人で酒盛りするもよし。

冷凍庫黒金

金庫のように堅牢な冷凍庫。各地の美味が詰まっている。

意識の流れ

クルビアの現代アーティストの作品。幾何学模様を継ぎ接ぎしたデザインは、見る者によって印象を変える。

ウィレムピアノ

ウィレム株式会社製作のピアノ。ピアニストが鍵盤に指を滑らせれば、音符が舞い踊る。

ホテル絨毯

モダンホテルの絨毯。四方八方に向いた矢印の模様は、拡大政策を続けていた頃のクルビアのよう。

ジュークボックス

クルビアでよく見るジュークボックス。1曲ワンコインで優雅なひと時を。

ホテル壁灯

モダンホテルのライト。灯された光は理想の未来を照らす。

ホテル壁掛け

クルビアの有名デザイナーの自信作の壁飾り。ただの壁飾りというのがあの頃っぽい。

ホテルシャンデリア

モダンホテルのシャンデリア。華やかで煌びやか、そんな未来への憧憬が禁じ得ない。

ホテルソファ

匠の手によって作られた機械で作られたホテルのソファー。雲のようにふかふかで、悩みも雲散しそう。

ホテルテーブル

モダンホテルのテーブルには、美酒とグラス。へべれけになっても、誰も気にやしない。

輝かしき時代

クルビアの芸術家の出世作は大量に複製された。飽くなき向上と連合は力をもたらす。

ホテルスタンド

モダンホテルのフロアスタンド。光量はやや少ないが、雰囲気は完璧。

ホテル天井

モダンホテルのダウンライト。とはいえ照明は補助的なもの。

ホテル壁紙

モダンホテルの壁紙。シンプルなデザインと上質な素材、技術の粋を結集した逸品。

大理石タイル茶色

高級感のある大理石のタイル。過ぎ去った栄華でも、依然として華やかだ。

近衛局キャビネット

近衛局のキャビネット。トロフィーや捜査大系、ブルーハート章などが置いてある。整理する時間も無いのかも。

チェンの武器ラック

チェンの武器収納ラック。近衛局の人間たるもの、一時も気を抜くことはない。

腹筋マシン

近衛局が発注して購入した腹筋マシン。毎日欠かさず使える人はきっと執念深い。

チェンの表彰状

額縁に入れられたチェンの表彰記念品。近衛局員たちによる熱烈な要望により壁に飾られることになったが、チェン本人はあまり快く思っていない。

サボテンの鉢植え

チェンが育てている植物。よく水やりを忘れるため、厳密に言えばお世話は出来てない。

チェンのデスク

近衛局が配給したデスク。仕事の資料や部下を叱り飛ばした後に飲む喉の薬が山積みになっている。ぼろぼろのくまさんは絶対に捨てようとしない。

チェンの椅子

近衛局が配給した椅子。チェンが調整機能を取り除いた結果、近衛局でもっとも座りにくい椅子になった。

近衛局ゴミ箱

近衛局が配給したゴミ箱。ご覧の通り、ゴミ出しは疎かになっている。

近衛局製サンドバッグ

トレーニング用サンドバッグ。武の道を修める者ならば、鍛錬を怠るべからず。

ブラックボード

レユニオンの重大事件は全てここに記録されている。突破口は手掛かりの中に隠れている。

近衛局蛍光灯A

近衛局の蛍光灯。局員は常々執務室の明るさに辟易している。

近衛局蛍光灯B

近衛局の蛍光灯。容疑者も明るさに辟易しているが、口には出さない。

近衛局スポット

スポットライト。明らかに日常生活用の照明器具ではない。

近衛局壁紙

近衛局の壁紙。チェンも改装までするとは思ってなかった。

近衛局タイル

近衛局のタイル。たまに磨けば綺麗になる。

サマーシェルフA

ヨットを改造して作った棚。リゾート感溢れる小物で飾りつければ、誰もわからない。

サマーシェルフB

簡易的な木製の二段棚の上にはオペレーターたちの夏の思い出がいっぱい。あの日々を思い出すね。

カレンダー

療養に行ったオペレーターからのお土産のカレンダー。重要な時にこそめくる人もいる。

ビーチライト

海沿いのコテージによくあるライト。ボトルメールが置き去りになっている。ボトルを用意してバーベキューに行ったのに海に投げ入れ忘れたのは一体誰だ?

シエスタシンボル

公式に販売されたシエスタのシンボルは、壁にかけるのに丁度いい。この都市は2つの単語で完璧に表現できる。

おふねのえ

某幼いオペレーターがシエスタから帰ってきた後に描いた絵。稚拙で愛らしいタッチはまさに限りない夢の担い手にふさわしい。

サマーベンチ

シエスタで売れ行き一位の二人掛けベンチがロドスに登場!カジュアルなロマンスはここから始まる!

サマーテーブルA

シエスタでシェア一位のローテーブルがここに!このテーブルで日々の生活に潤いを!

サマーテーブルB

シエスタでコスパ最強のハイテーブルがあなたの部屋に届く!素敵な暮らしをいますぐに!

サーフボード

整然と並んでいるのはチャンピオンのサーフボード4枚。エーギルのオペレーターには全く理解できない行為だ。

ビーチチェア

シエスタで一番人気のビーチチェアがロドスに登場!豊かな時間を満喫するには、ただ座るだけ!

帆布カーテンA

シエスタの伝統的なカーテン。開けると……わあ!海だ!エーギルのオペレーターの一部はこの商品の真実性に異議を申し立てている。

帆布カーテンB

シエスタの伝統的なカーテン。開けると……おお!火山だ!地質学者の一部は都市そのものに興奮する。

シエスタ絨毯

シエスタ風絨毯。操舵手への親愛と尊敬から、舵輪はシエスタの人から最も愛されるモチーフになった。

シエスタマット

シエスタ風ドアマット。吸水性、吸湿性、洗いやすさ、全て良し。

シエスタ天井

海沿いのコテージの梁。ランプはまるでツタに実るフルーツのよう。明かりがついたらパーティーのスタートだ!

オーシャンビュー

大枚をはたいてオーダーメイドした、4Kのフルスクリーン。内海を囲むシエスタビーチの様子がリアルタイムで映し出される。現地の景色を完璧に再現。

サマーフロア

シエスタ産の木材を使ったフローリング。少なくとも説明書にはそう書いてある。湿気に注意。

浮木

ファイヤーウォッチのいつものギター。答えは風の中。

ステージ

リェータ専用ギター。狂風の勢いで弦を掻き鳴らし、指を伝う鮮血と汗は地面に滴り落ちる。

ウィートアロマ

ムース専用ギター。木材からは暖かい香り、弦を弾けば暖かいメロディー。

シャローシー

アズリウス専用ギター。ミステリアスな青は猛毒のようにあなたの心に爪を立てる。

スクラブ

ドーベルマン専用ギター。武器を手に取る前は、一日も楽器を手放したことは無かった。

スチールセピア

クーリエ専用ギター。外見に騙されてはいけない。

アンバー

スワイヤー専用ギター。日々の生活を楽しく。

ホワイトバーチ

プラチナ専用ギター。たまには特別な誰かの為に演奏したい。

クリムゾン

ヴィグナ専用ギター。燃え盛る熱意と音楽への渇望を全て演奏に叩き込む。

ダークストーム

リスカム専用ギター。細かいことはどうでもいい。これこそがロックだ。

ツアーセット

ツアーライブの準備に必要なものたち。設備は大丈夫、主役は遅れてやってくるものさ。

ドラムセット

標準的なドラムセット。説明書には「演奏でもっと素敵に」と書いてある。

スタジオベンチ

スタジオのベンチ。休憩を挟むとたまに更に緊張する。

スタジオついたて

カーテン付きのついたて。防音がしっかりした練習環境なら、少しはクレームも減るだろう。

スタジオカウンター

スタジオの受付カウンター。様々な音楽用品を貸出ししているが、スタジオ外への持ち出しは厳禁。

スタジオスツール

カウンターで使うスツール。硬いし長時間座る人もいない。

ロックの壁掛け

カウンターの掲示板。営業時間、予約表、販促ポスター、なんでも掲示してOK。

スタジオラックA

ギターストラップが掛かっているラック。ぴったりのストラップを選ぶのは、自分の為に、そしてギターのために。

スタジオラックB

ギターのパーツが掛かっているラック。メンテナンスや休憩を忘れずに。

ロックポスター

サルカズのギタリストのグラフィティアートポスター。「あれがアートってやつよね。アタシもやってみたい!」

バンドポスター

ロックバンドのポスター。スタジオに貼る許可が出されるということは、一種の認められた証。もちろん、誰も咎めない。

スタジオ暗幕

スタジオの暗幕。これを引いて楽器を手にすれば、あなたの夢はもう目の前。

スタジオライトA

スタジオの蛍光灯。ステージの照明にも似ている。

スタジオライトB

ステージの照明を模したスポットライト。明かりの真下に長時間いないように。

スタジオマット

スタジオのマット。砂埃を抑える効果があるので、こまめに掃除しよう。

スタジオ壁紙

スタジオの吸音壁紙。最新の吸音技術を採用。フェリーンのオペレーターが大声で吠えても大丈夫。

スタジオタイル

スタジオの吸音タイル。練習の時にバタバタ足音を立てても大丈夫。

消毒室

全閉式消毒室。汚染物質を完璧に落とすことが最重要。

殺菌灯

紫外線を発する殺菌灯。対ウイルスで最も有効な手段。

補給資源缶

消毒液や中和剤など、必要な物資が詰まったドラム缶。予想外の需要に備えて。

急患ベッド

急患用ベッド。使う日が来なければいいが。

化学防護服A

常備されている化学防護服。ガスマスクつき。

化学防護服B

常備されている化学防護服。入念なチェックを忘れずに。

作業用シャベル

様々な作業に使われるシャベル。武器にしているオペレーターがいるとかいないとか。

物資コンテナ

様々な物資が詰まった箱。資源の運用が問題解決への道。

防護室隔壁

化学防護室に必要不可欠な隔壁。いつの間にここに?

防護室重機

緻密な作業を行える単腕重機。相当状況がひどい時でないと使われない。

多機能消毒機

多機能な消毒機。強酸を内蔵しているため、取扱説明書に書かれていることを遵守して使用すること。

エアーダクト

化学防護室のエアーダクト。室内の空気は再処理が必要。

エアー配管

化学防護室の配管。室内の空気の循環に必要。

パイプラインバルブ

化学防護室の気圧調整に必要。室外にコントロールパネルがある。

防護室蛍光灯

緊急案件の際に破損した蛍光灯。エンジニアオペレーターがすぐに来るから慌てずに。

防護室天井

革新的な天井カーテン。寿命は依然短いまま。

防護室照明

絶対に停電しない電灯。光、それこそが安全。

吸塵・吸水マット

粉塵と液体をがっちりからめ取る静電マット。こまめな掃除と交換をすることで、高い吸着性が保証される。

防護室滅菌壁

化学防護室に必要不可欠な滅菌壁。危険が蔓延するのを阻止する。

防護室装甲板

化学防護室に必要不可欠な床。どんな化学薬品の腐食にも耐える。

王室風キャビネット

ロックがかかったキャビネット。鍵は既に紛失してしまった。中には凄い秘密が隠されているというが、鍵が無くてどうして開けられるだろう?

ランセラー城の衛兵像

ランセラーの衛兵の像。いたって普通でどこにでもある。

王室風ロングテーブル

ランセラー王室が客を招いた食事会の時に用いるロングテーブル。「本国の文化によると、晩餐会には1人のホストにつき6人のゲストが相応しいとのこと。多くても少なくてもいけない。」

王室風椅子A

ランセラー王室が客を招いた食事会の時に用いるホスト用の椅子。「主人は気前よく客人を饗応すべし。」

王室風椅子B

ランセラー王室が客を招いた食事会の時に用いるゲスト用の椅子。「客人は称賛の言葉と誠実な心をもって主人に接すべし。」

ランセラー風ロースツール

休憩用のロースツール。食事がひと段落つくと、ランセラーの人々はみなスツールに腰かけて人生についての思索にふける。

キャンドルストーブ

ろうそくを飾る暖炉。ランセラーでは、暖炉の中のろうそくは、その家庭が裕福かどうかを示す重要なもの。

ランセラー風カーペット

素朴で小さい長方形のカーペット。マットが欲しい?これを使えば大丈夫。

ランセラー風火鉢

暖を取るための火鉢。熾火から床を通って部屋の隅々までぬくもりがいきわたる。

ランセラー城の夜景

ランセラーの王城から見える夜景を映したフルスクリーン。月光の下、美しさに目を奪われる。

ランセラー城の柱

ランセラー王室愛用の柱。この柱でないとこの雰囲気は作り出せない。

「ランセラーの風景」

ランセラーの風景を描いた絵画。小さい国だが、この世界中の美しさを擁している。

ランセラーの魔鏡

一面が金色に輝き、何も映らない鏡。太陽と月が交わる瞬間、鐘の音が鳴り響き恐ろしい力が目覚めると言われているが、見た者はいない。

シャンデリアA

2層型シャンデリア。輝きは倍になっても、値段は抑えられる。

シャンデリアB

単層型シャンデリア。代わりになるエネルギーがあっても、ランセラーの人々は変わらずろうそくの明かりを愛している。

ウェルカムマット

ドアの近くに置くマット。「尊敬する客人よ、入る前に武器をおろしたまえ。ランセラーは平和を愛する者のみを歓迎する。」

王室風壁紙

ランセラー王室のみが使うことのできる壁紙。特別にロドスに使用許可がおりた。「高貴な方の夜宴には、華美な装いが相応しい。」

ランセラー風フロア

ランセラー産の木材で作られたフローリング。大事なのは値段ではない、出来だ。

不気味な寝床

不気味な飾りを付けた石棺。生者は眠るなかれ。「君が目を覚ました時には、世界は一変していた。」

塞がれた窓

乱雑に板が打ち付けられた石の窓枠。「窓を潰せ。暮色は隙間から部屋に忍び込む。」

儀式用パンプキンB

大量に詰まれたカボチャのランタン。「君はカボチャに火を灯す。カボチャが心の火を消すのを期待しているのだ。」

儀式用パンプキンA

いくつか積まれたカボチャのランタン。「カボチャは安寧に抗い、安寧より生ずるものを恐れる。」

怪しげな暖炉

貢物のカボチャのランタンが詰め込まれた暖炉。「君は珍奇な物を捧げる。天啓を得るのを待ち望んでいるのだ。災厄は現れる。君の乞い求めるように。」

古い本の山

高く積まれた秘密の書。「君が一字追うごとに、過去は再現され、未来は脳裏に浮かぶ。君はその世界の囚人だ。」

キャンディーの大釜

キャンディーがぎっしりとつめこまれた大釜。「君は鬱蒼と茂る森に足を踏み入れる。紅い果実をもぎ取ると、その深遠な胸の内には既に禁じられた甘い蜜が煮えたぎっていた。」

怪しげな棚付き机

資料とノートでいっぱいの机。「君の学識は筆先から流れ落ちる。未解決の謎が心の中で渦を巻く。」

上品な椅子

上品な木製の椅子。「君の思索はふわふわと飛ぶ。火に入る虫を思うままに捕ることによって、繭を作り蚕にする。」

不気味なシャンデリア

古びた鉄製のシャンデリア。「君の精神は既に行ってしまった。ろうそくの灯火がゆらめき、影が徘徊するその間に。」

古びたござ

独特の雑草で編まれたござ。「君、思考、停止、宿願、達成、確実。」

壊れた部屋の壁

崩壊寸前の壁。人の世ならざる景色だ。「君の世界はバラバラに分かれる。幕が上がり、夜空の星々が歌いだす。言い換えると、これはLEDスクリーンだ。」

年代物のレンガの床

埃が積もったレンガの床。「君は重圧を背負いふらふらと歩く。さながら不幸にも踏みにじられた路傍の石ころのようだ。」

古い蓄音機

秘密基地の古い蓄音機。テキサスが自分のコレクションを再生する為に使っていたものだが、今ではほとんどの時間は流行歌を流している。

手がかり掲示板

秘密基地の情報掲示板。いつも任務のターゲットや周辺の地形の情報が少しと、ペンギン急便内輪ネタのギャグが大量に貼られている。

ふかふかソファ

秘密基地のふかふかでやわらかいソファ。ソファに腰かけて武器の手入れをするエクシアはいつも寝落ちする。

安全ゲート

イースに委託して作られたゲート。ペンギン急便の社員たちとは実はあまり相性が良くない。

高性能ピンスポ

クロワッサンがどこからか買ってきた、どう見てもロケーションライトなフロアライト。聞くところによると生物を分解できる照射兵器らしいが、たまにカメラのフラッシュに使っている。

ペンギン急便の幕

ペンギン急便のロゴマークが印刷されている幕。会社のロゴを見るたびに仕事とボスとひと時のサボリを思い出す。

ドリンクサーバー

ペンギン急便に設置された大容量の樽型ドリンクサーバー。イースが毎日決まった時間にドリンクを補充しているが、実際は飲み干せたことがない。

多機能作業台

ペンギン急便の多機能作業台。様々な工具の追加設置が可能で、どんなものでも改造できる。だが普段は都市間のネットワークにアクセスするのにしか使われていない。

高機能スツール

エンペラーが特別にオーダーメイドしたスツール。毎秒36回転に耐えることができ、たとえスツールに座っている人が弾き飛ばされたとしても、クッションには傷一つつかない。

赤い棚

社員共用の棚。サイン入りCD、資料、オーディオ機器、貯金箱……雑多でゴミとも呼べない物は全部ここに積まれている。

配送待ち貨物

しっかり梱包された配達物。許された客の許された状況下でのみ開く。とあるアイドルが朝練の時に置きっぱなしにした水コップを移動して、仕事開始だ。

基地の蛍光灯

エクシアが担当で購入した蛍光灯。天井につるされている蛍光灯は自由に組み合わせて設置できた———あの日までは。

秘密基地壁紙

ペンギン急便特製の壁紙。最新の映像投影技術で窓の外の景色を永遠に固定させた。最も配達に相応しい時間———夜に。

秘密基地タイル

ペンギン急便特製のタイル。「クロワッサン!お前には車庫があるだろう!貨物を車庫に置いて車を部屋の中に止めるのはやめろ!」

作業台の照明

光源内蔵の天井装飾。Aceが去っていった後、真夜中に作業室を照らす明かりは、Logosのものだけになった。

作業室黒板

情報やインスピレーションを共有するのに使われる黒板。ブレイズの武器は、Mechanistが心血を注いで設計したものだ。黒板に貼られている設計図には、彼の知恵が詰め込まれている。

高速切断機

作業室に設置された大型高速切断機。ブレイズはよく、他の人が作業で散らす火花を眺めながら、一日中ぼんやりしていたものだ。今はもうこの機械の使用者はいない。

物資箱

整然と積まれた物資箱。収納ボックスとして使える。資料が入った箱はAceとOutcastの鍵でしか開けられない。どちらの鍵も既に灰燼に帰した。

作業台

簡易的な作業台。実験用品が散乱している。この作業台はMechanistの寝床。睡眠について彼は常々こう語っている。目を閉じるのと永眠するのは同じような感じだろうと。

白いスツール

作業室に設置されたスツール。前回大会準優勝のScoutに再び勝負を挑まれる日が来ない限り、Logosは二度とスツール滑走大会に参加する気はない。

ロボットアーム

作業室に設置されたロボットアーム。Whitesmithがたまにロボットアームと一緒にダンスをしていた。死神でさえ全力を出した彼女のステップには敵わなかった。だが徐々に力を抜いた彼女は、最後には追い付かれた。

武器収納庫

較正済みの武器を入れる収納庫。武器は較正待ち、Logosはパーツ待ち、Whitesmithは素材待ち。作業は永遠に止まったままだ。

洗浄機

スプレーガン付き洗浄機。Scoutがたまに洗浄機で壁に文字を書いていた。そうすれば書いた跡が残らないから。

二重ビームクレーン

大型物資が載っているクレーン。実は重い物のほとんどはブレイズとAceが手で運べるのだが、省エネ時短に。

透明隔壁

危険作業エリアを分けるための衝立。Whitesmithが開発した透明感のある新素材で作られている。この衝立は、数多の業界にわたって小さな偉業の誕生を見守ってきた。

作業室壁紙

作業室で使用しているロゴ入り壁紙。誰もが心の中で密かに全てを捧げると誓いを立てている。そして、その誓いの言葉を成し遂げた人たちがいた。

作業室タイル

作業室で使用されるタイル。Outcastは現役時代、有名な実力派ガンマンたった。彼女は内勤の今でも若い時のように光の環で閃光を放てると豪語し、実際にやった。

餃子店看板

龍門食坊の看板のひとつ。皮はパリッと餡はジューシー。食べだしたら止まらない。

竹の衝立A

龍門食坊の衝立のひとつ。姿かたちは見えずとも、香りだけで心をわしづかみ。

電気グリドル

龍門食坊の電気グリドル。この調理器具の素晴らしさが二言三言で言い表せようか?

コンロ

龍門食坊の業務用コンロ。お鍋の蓋を少し開けて見てみたら、なんと!――続きは次回のお楽しみ。

食坊のカウンター

龍門食坊の木製カウンター。米がなければ飯は炊けず、客がいなければ食事にならず。

食坊の丸椅子

龍門食坊の木製スツール。旧友も新たな友も共に同じ釜の飯を食う。この時を何度でも。

食坊の机

龍門食坊のテーブル。故郷は遠い空の向こう、故郷の味は手のひらのお椀の中。

食坊の長椅子

龍門食坊の長椅子。もし友と杯を交わすのならば、冷たい水も美酒に変わる。

竹の衝立B

龍門食坊の衝立のひとつ。スープ一杯、おつまみ一皿。斜陽に酒器の露が煌いて。

食坊の盆栽

青花磁器の甕の上に配された盆栽。常盤樹の緑葉は邪気を払い、つややかな白と青は心を静める。

食坊の鉢植え

龍門特産の観賞用植物。宝塔は中心に座し、華蓋は四方に開く。

餃子店メニュー

龍門食坊の壁貼りメニューのひとつ。大人も子供も明朗会計。

六角宮灯

龍門の伝統的なランタン。かつては宮殿を照らし、今は入り口に高々と吊るされている。

食坊壁照明

十分な光量のある壁掛け照明。部屋中にあたたかみを出し、宴の雰囲気を盛り上げる。

食坊天井照明

食坊でよく使われるシーリングライト。麗らかな良き日には、しばらくごちそうが出てくるぞ。

食坊の絨毯

龍門食坊の絨毯。再会の祝宴が終わっても、また一堂に会せる日が来るはずだ。

食坊の壁紙

龍門食坊のおめでたい壁紙。壁の中を泳ぐ龍が、祝い事を共に出迎える。

食坊のタイル

龍門食坊のタイル。客足途絶えず千客万来、この世の幸福は全てここにあり。

ヘルシーメニュー

健康的な価格表。「信じてくれ、この出費はどれも健康にいいんだ。」

ヘルシーパネル

健康的な内装パネル。「色の変化で客に眼球の運動をさせる?またつまらないことを。」

ヘルシーカウンター

健康的なサービスカウンター。「食べたいと思ったら即注文。作るところも良く見えるし、絶対に問題ない。」

ヘルシーライトA

健康的なスポットライト。「関連研究によると、適した明かりには食欲を促進する作用があるらしい。」

ヘルシー冷蔵ケース

健康的な冷蔵食品ショーケース。「安心して。どれも賞味期限内だから。」

ヘルシージュース

健康的なジュースディスペンサー。「ハイビスカスが箱いっぱいの謎の粉をくれたんだけど、健康にいいので全部ジュースにつっこんでと言ってた。」

ヘルシー注文パネル

健康的な注文用の機械。「これなら……馬鹿でも使えるんだよね……?ほら、私多分馬鹿だから……。」

ヘルシー自動販売機

健康的な食品自動販売機。「そんな目で私を見るな。私は使える! 本当だってば!」

ヘルシー立て看板

お買い得商品だけ書かれた立て看板。「健康第一、売れ行きも間違いなく第一。」

ヘルシーゲート

エリアを分けるためのゲート。「これでお客さんの流れをコントロールするのはナイスアイディア! 君ってば本当に天才!」

「フルベジクエスト」

壁紙が特典の健康宣伝ポスター。「レモニン? カロタン? マスコット? ハァ??」

ヘルシーテーブル

一人前の食事が置かれたテーブル。「こ、れで、セット一人前ですけど。真面目に。」

二人掛けソファ緑

健康的な二人掛けソファ。「快適さは最優先事項だ。どうせ客が汚しても洗うの私じゃないし。」

ガーデン格子天井

多くの装飾が吊るされた格子天井。「上のものは落ちてくる? どうしてまだ落ちてこないの? 早く!」

ラインカーペット

分割線が描かれた洗えるカーペット。「ビジュアルと実用性、どちらもばっちり。」

ヘルシーライトB

健康的なシーリングライト。「どのように呼んでも構わないけど、街中でよく見かける照明を買えばいいんじゃない?そう、道路にあるあれ。」

ヘルシー壁紙

店内用の新品の壁紙。「私も壁紙に何種類の緑色を使うかまだ決めていない。さいころで決めよう。」

ヘルシータイル

店内用の汚れに強いタイル。「見て、ちょっと拭いただけで綺麗になったよ?」

レストランメニュー

着脱可能なメニュー。ヴィクトリア人がクルビアの七都風レストランを開いているのか。なんとも不思議な……。

レストランカウンター

必要なものが全て揃ったカウンター。何よりも貴重な栄誉だけが、人に知られる価値を有する。真心を込めたサービスにはチップを忘れずに。

レストラン保温ケース

看板メニューが並ぶ保温ショーケース。ケースの食べ物からジュージューとおいしそうな音が聞こえてきそう。

ビールケース

イチオシのビバレッジが並ぶケース。このレストランが人々の関心を集める物に、黄金のような輝きを放っていないものは無い。

レストラン看板

店のお得な情報を伝える看板。顧客が求めている情報は、いつも「お得」「おすすめ」「還元」といった言葉のあとに載っている。

七都のウッドパネル

カウンターの後ろに置かれるパネル。七都の風格をもたらす魂は、木材に宿る。

ソファ4名席A

レストランの4名掛けのソファ席。テーブルの上にあるのは「ヤンセンブラザーズペアセット」。友達と一緒にシェアするのはいかが?

ソファ4名席B

レストランの4名掛けのソファ席。テーブルの上にあるのは「デュロンセット」。ごちそうで自分を労おう。

コピー版名画

コピー品の赤っぽい油絵。描かれているのは、食材の産地のようにみえる。

レプリカ版名画

レプリカの黄色っぽい油絵。描かれているのは、飲料の産地のようにみえる。

大きな宣伝パネル

レストランのマスコットが描かれた宣伝パネル。キャッチコピーには「黄金の体験を」と書いてある。

木目調の天井アーチ上

レストランの天井のアーチ飾りの上の方。サクサク食感を飲み込めば、空虚な体が満たされていく。

木目調の天井アーチ下

レストランの天井のアーチ飾りの下の方。爽やかなのど越しを楽しめば、乾いた心が潤っていく。

七都風ライト

七都地域でよく使われているペンダントライト。「暖色系の照明は食欲をそそる。」どれほど聞いても飽きない言葉だ。

七都風壁紙

レストランのために特別に作られた壁紙。肉料理の付け合わせの野菜のようにぴったり。

七都風の床

七都地域でよく使われている床。七都の人は逆にそこまで意識していない。

戦利品陳列棚

サンクタの銃がずらっと並んだ陳列棚。一部のサルカズには自身の戦利品を同族に見せびらかすことで力を誇示する習慣がある。

サルカズのパネル

傭兵の休憩室の石製パネル。裏には私物が隠されている。

防弾ガラス板

軍用規格の防弾ガラスの隔壁。共用ギターが立てかけられている。もし腹を割った交流をするなら、距離を保つ事が依然として必要だ。

大量の爆薬原料

Wが貯蔵している爆薬の原料。「その辺に置いとけばいいわ。少なくともどこで爆発するかはわかるし。」

起爆装置製作工具

Wが起爆装置を作るための工具箱。「製作から起爆まで、全ての工程に彼女が関わっている。」

サルカズハイテーブル

新鮮なフルーツや飲み物が置かれたテーブル。わざわざ白いテーブルクロスを垂らしている。この机は、Wから笑顔を奪ってしまう。

全身鏡赤

装備を装着した姿を確認するために用いられる姿見鏡。この鏡は傭兵の習慣には全くそぐわないが、Wが何が何でもここに置きたがる。

サルカズビリヤード台

サルカズが好きな色にリメイクされた、普通のビリヤード台。仕事は遊びのように、遊びは仕事のように。

トライアングルラック

独特な形のトライアングルラック。サルカズは杓子定規なものを嫌う。独自のボールの並べ方を考え出したのも、想定の範囲内だ。

サルカズダーツボード

任務のターゲットが貼り付けられたダーツボード。「ターゲット」に命中させることとおちゃらけることの狭間で、インスピレーションが生まれる。

サルカズ壁掛け棚

折り畳み式の簡易壁掛け棚。こういうものの荷重上限を試すのが好きな人がいるから、後々新しいものを買わざるを得なくなる。

サルカズ休憩室掲示板

ビビッドなカラーリングの告知板。どの傭兵も臨機応変を心得ているが、プロジェクトが立っているのはどのみち良い事だ。

毛織物の絨毯

何の動物の毛で作られているのかわからない絨毯。傭兵の中には、ごくありふれた場所に罠を仕掛けることに長けた者もおり、極めて危険。

フェンスパネル

傭兵の休憩室の木製パネル。裏には公共物が隠されている。

サルカズ壁灯

傭兵の休憩室の壁のライト。このライトを取り外し、電球を右に3回回すと、簡易手榴弾としてすぐに使うことができる。

サルカズ吊り天井照明

傭兵の休憩室の吊り天井。ほぼ全ての傭兵の休憩室の吊り天井には公然たる秘密が隠されており、サルカズ傭兵は特にその道に長けている。

サルカズ蛍光灯

傭兵の休憩室の蛍光灯。獲物にしろ狩人にしろ、最後には鮮血で紅に染まる。

サルカズライト

傭兵の休憩室のペンダントライト。細かい箇所の至る所まで、契約達成のために――あるいは情報共有のために使われる。

サルカズ休憩室壁紙

何度も壊されている壁は既に修復を諦められている。いくら傷口を癒やせようと、心の傷を消す方法などありはしない。

サルカズ休憩室タイル

何の変哲もないきれいなタイル。その中のタイル一枚の裏に、休憩室を木っ端微塵に吹き飛ばせる爆発物が隠されている。

壁面本棚

スローガンや標語が掛かっている壁面本棚。みんなのこじれた習慣を矯正するため、人気の書籍はスローガンのパネルの裏に収められている。

ミニフロアライト

背の低いファッショナブルなフロアライト。何故部屋にこのような場違いなライトを置く必要があるのかを理解しているのは、ロサとイースチナだけ。

自治団掲示板

学生グループの情報掲示板。誰でも見ることができるが、多くが取るに足らない案件だ。

スクールロッカー

背の低いロッカー。たくさんの人の荷物を収納できる。どのひきだしにもロックがかかっており、心の中の秘密を固く守っている。

雑貨と長机

雑貨でいっぱいの木製テーブル。撮るべきでないものを撮り、隠したくないものを隠す。

ライトと長机

デスクライトが明るい木製テーブル。日記はまだ書き終わっていない。書いては消して、また書いては消して。

帽子と長机

制帽が置かれた木製テーブル。軽く被った帽子は、磐石のように重々しい。

カップと長机

たくさんのマグカップが乗った木製テーブル。お茶が熱くても冷たくても、やっぱり飲み終わらなかった。

簡素な椅子A

安い材料で作った、壊れやすい背もたれ付きの椅子。なぜかはわからないが、ロサはこの手の腰かけに目が無い。

簡素な椅子B

安い材料で作った、替えが利きやすい背もたれ付きの椅子。もしできるなら、ズィマーは大きいソファーに座る方が好き。

携帯コンロ

いつでも使えるアウトドア用の携帯コンロ。室内で使用する時にはくれぐれも安全に気を付けること。グムがごちそうを振舞うためのものなので、持ち出しは厳禁。

自治団ライトA

高価なシーリングライトの模倣品。ロサが言うには、このライトは実家のホールにあったものと同じ種類のワンサイズ小さいものらしいが、どのぐらい小さくなったのかまでは見抜いていなかった。

自治団ライトB

高価なブラケットライトの模倣品。リェータはいまだにこの揺らめく光がいったいどんな仕組みになっているのか全くわかっていない。

自治団壁紙

自治団で使っているウルサス風壁紙。見た目は同じでも、取り巻く環境は変わった。

自治団タイル

自治団で使っている陶製タイル。タイルでありながら、夢魔の群れを呼び起こす。

レトロ風蓄音機

古リターニア様式のハイテーブルの上に置かれた蓄音機。いまだかつて調和したことのないメロディーが、リターニアの霊魂を潤している。

ロングソファ白

座り心地の良いロングソファ。楽器とは正反対の色が選ばれており、知らず知らずのうちに観衆と演奏者が分けられている。

手織りの絨毯

製造コストがかなりかかる手織の絨毯。おそらくくとある楽器の値段の端数ぐらいの値段はする。

チェロ黒

リターニアの職人が手作業で作り上げたチェロ。真に素晴らしいチェロは、弓が弦に触れた瞬間に弾き手を虜にする。

チェロ椅子

チェロの演奏者向けに作られた椅子。良い椅子は演奏者の音楽家としての寿命を延ばし、少なくとも慢性的な苦痛を和らげられる――というのが売り文句。

「向日葵と美」

リターニアでは誰もが知っている名画で、これはその複製品。真の美しさはイマジネーションの中にある。

リターニアのドリンク

リターニア人がよく飲む飲み物。覚醒作用はこの飲み物の基本的な効能だが、噂によれば飲みすぎると副作用があるとか。

本の山

整理されないまま山積みになったリターニアの書籍。リターニア人は本の内容を鵜呑みにすることに長けている。たとえその中にあるものが知識だけではなくても。

重厚な本棚付き机

重厚な棚が一体化している机。頭を上げてすぐにコレクションが目に入った時の喜びは、やはり何物にも代えがたいものがある。

「平衡の球」

巫術を信仰する者が家の中に置くのにちょうど良いサイズの法具。果てしない回転で、心の平静を得る。

リターニア風ベッド

リターニア地方独特のフォーポスターベッド。儀式を執り行う際には法具を置くが、普段はアロマを焚いて置いておくのに使える。

重厚なカーテンA

騒音を隔絶する重厚なカーテン。開けた時、町の夜景が眼下に広がる。

重厚なカーテンB

光を遮蔽する重厚なカーテン。閉めた時、プライベートな空間が邪魔されることはない。

6灯シャンデリア

部屋を明るく照らす豪華なシャンデリア。複雑なリターニア家具は特定のジェスチャーやワードを使って起動する必要がある。

4灯シャンデリア

特別製の源石蝋燭が使われている簡素なシャンデリア。シンプルなリターニア家具はちょっと手を叩けばすぐオンになる。

リターニアの夜景

リターニアの夜景が一望できるフルスクリーン。窓枠の部分は取り除けない。リターニアの夜景が全面に投影されるので、一瞬自分がどこにいるのかわからなくなる。

リターニアのフロア

リターニア産の木材で作られたフローリング。芸術、音楽、オリジニウムアーツ、どれもリターニアの不変の至宝だ。

標準的な事務机

ロドスの標準的な事務机。デュアルモニター、メカニカルキーボード、ファイルボックスが備え付けられている。「快適で万全な」人事部生活の始まりだ。気を付けるべきは期日、締め切り、デッドライン!

標準的な事務椅子

ロドスの標準的な事務椅子。ちょっと背もたれを倒して軽く目を閉じる。一日はこうして終わるのだ。

可動式収納ケース

キャスター付き収納ケース。中には資料やおやつをしまえるが、だいたいはおやつ。

事務室のカーペット黒

量産品の黒いカーペット。ロドスの内装には全てこれが使われている。統計によると、カーペットのクリーニングの原因の80%が飲み物に関連している(損壊を除く)。

ウォーターサーバー

よく見るウォーターサーバー。同僚のためにボトルを交換してあげるとかなり好感度を上げることができるが、自分の力量を忘れないように。

支柱

骨組を支える支柱。たまに空間の仕切りのために使われる。オペレーターの中には柱を殴ることでストレス発散しているものもいるが、ちゃんと用途に適した柱を選んでくれ!

業務エリア案内板

人事部事務室の業務エリアを示す看板。人事部のデザインの名人が同僚のために精巧な案内版をデザインしたが、残念ながら同僚たちは今まで全く視界に入れていない。

フロア案内板

人事部事務室のフロア案内板。現在地から左に曲がると、エレベーター、エスカレーター、階段、および他のフロアに移動するための物が全て集まっている。

事務室の照明

事務室の補助的な照明。安定していて十分な量の光は人々の行動力を活性化させることができるし、眠気を誘うこともできる。

業務エリアの照明

作業エリアの天井部分にある照明。オペレーターに着火してしまうアクシデントが起こったことがあるため、設置の際には燃えやすいもの、特にもふもふの尻尾をなるべく直射しないように。

透明パーテーション

エリア分けに使われるスクリーン。よく大型事務用品と共に使われるが、相性は抜群。

多機能コピー機

何度もメンテナンスされているコピー機。いつも高負荷でフル稼働していることから、このコピー機はいずれ爆発するだろう。

ふかふかスツール

事務室の至る所で見かけるスツール。大量にプリントを印刷するときに腰かけるために使われるが、他愛無い噂話を仕入れることができるときもある。

ツンツンの観葉植物

鑑賞性がとても高い観葉植物。鋭く尖った葉の縁は触れる者を容赦なく傷つける。この鉢植えはそうやって魔の手から逃れることで今まで生き延びてこれたのだ。

人事部の壁紙

ロドス人事部事務室専用壁紙。位置や区画、周辺状況が一目でわかるように表記されている。

人事部の床

ロドスで広く使われている床。童心を持っているオペレーターが黄色い線の上を歩き、近くのものにぶつかってしまう。

雨林部族風ソファ

雨林に住む部族風のソファ。実際はただの木の塊で、座り心地は良くない。

雨林部族風絨毯

雨林に住む部族風の絨毯。誰もが絨毯を織る作業をめんどくさがるため、絨毯の値段は日々上がっている。

トーテム壺

雨林に住む部族風の土器。泥遊びができない者は地元の人間だと名乗れない。

トーテムスピーカー

雨林に住む部族風のスピーカー。廃棄された祭祀用品に新しい用途が生まれた。しかも実用性が高まったとも言える。

室内暖炉

雨林に住む部族風の暖炉。実は食料を焼くためのオーブンとして使われている。

熱帯植物の鉢植え

雨林に住む部族風の鉢植え。生き生きとした熱帯植物。放っておくと部屋いっぱいに成長する。

石の腰掛けと雑貨

雨林に住む部族風の石の腰掛けと色々な器具。食べ物も飲み物も使う物も、とりあえず全部上に置かれる。

雨林部族風ベッド

雨林に住む部族風のベッド。柱に装飾が施されている。植物はすべて生きているため、こまめに剪定しないと寝ている人に巻きついてくる。

雨林部族風照明

雨林に住む部族風のシャンデリア。垂れているタッセルで遊ぶ人が多い。事実、タッセルの交換頻度は子供の数に比例している。

雨林部族風布天井

雨林に住む部族風の布天井。これを引っ張ると怒られる。勇気を振り絞って引っ張り落とした子供には「ちびっ子チャンピオン」の称号が与えられ、その後大人にこっぴどく叱られる。

雨林部族風石柱

雨林に住む部族風の石柱。ジャングルにおいて、柱の重要性は言うまでもない。

雨林部族風石壁

雨林に住む部族風の石壁。ジャングルにおいて、壁はただの飾り物にすぎない。

ジャングルビュー

ジャングルの風景を映したフルスクリーン。集落の周辺環境を全面的に再現しており、野獣の鳴き声までしっかり聞こえる。

雨林部族風タイル

雨林に住む部族の技術を用いて作られたタイル。丈夫で長持ち。客人は地べたに座り、友達はタイルに横たわる。

木彫りの衝立

炎国直輸入の木製衝立。秋風去り行けど、賓客は訪れる。

豪華な飾り箪笥

炎国の伝統的な多機能たんす。探せど探せど、宝の隠し場所はわからぬまま。

観葉植物の鉢植え

他の場所から運ばれてきたと思われる植物。まだ栽培管理中のため、室外に置いてはならない。

高脚燭台

炎国の家庭でよく使われる燭台。蝋燭の長き灯りは、部屋を穏やかさで包み込む。

低脚長机

特別な日のごちそうを並べるための長机。親戚も友達も隣人も、花見や月見を楽しもう。

木彫りの丸椅子

炎国の家庭では常備されている木製の椅子。金木犀の酒に蒸し餅、水八仙。並べば子らの笑顔咲く。

源石給湯器

源石を燃料とした給湯器。壺底に逆巻くは澎湃たる波、茶杯に渦巻くは濛々たる茶の香り。

斬新な貴妃ソファ

伝統的なカウチに西方のデザインを織り交ぜて改良したもの。祭りを楽しむのは、まどろみの後で。

長いフットスツール

足を置くためのスツール。詩吟の趣は、耳に届くにぎやかさにも勝る。

毛織絨毯赤

炎国の家庭でよく見られる絨毯。都暮らしは良いものだが、祭日はやはり故郷が一番だ。

かご提灯

蝋燭が灯った竹編みの提灯。柵に揺れる竹の影、また今年も手元に光の花が咲く。

表装された書画

表装された書画作品。一瞬の閃きで筆が揮われ、万人の手により受け継がれる。

紅絹の装飾灯

紅絹が付いた、部屋をお洒落に見せる照明。広間に垂らせば厳かに、腰に掛ければ風に乗る。

宝塔ランプ

宝塔の形をした天井照明。蝋燭に火を灯し、宝塔を吊るせば、誰もが心を躍らせる。

明月懸かる夜空

お月見の夜空を映したスクリーン。明日訪れる望月に、今宵思いを馳せる。

炎式広間の壁紙

炎国で祭日に使われる壁紙。朱漆が生壁を染め、ランタンが玉盤に映る。

炎式フローリング

炎国の伝統的な木の床。それを踏みしめれば心は空にかかる虹の如く浮かび上がり、天の高みで雲を抱きしめることすらできるだろう。

装備用クローゼット

ニアール家の鎧を収納するクローゼット。代々伝わってきた武器や装備は、現在マリアが使用している。

特訓カレンダー

特訓の成果や試合の日付を記録しているカレンダー。赤いバツで埋まった数ページはすでに破られている。

丸いスツール

丸い黒色のスツール。盤上でなければ、クイーンもただの木彫りの置物だ。

ロングソファ白

ふかふかなクリーム色のロングソファ。疲れ切った騎士が1人で横たわるにはちょうどいいサイズ。

シングルソファ白

ふかふかなクリーム色のソファ。心配性の騎士が1人で座るにはちょうどいいサイズ。

四角いスツール

四角い大きなスツール。ゾフィアのマントが掛かっている。どこかの頑固な騎士がセットの枕を別のソファに置いてしまった。

簡素なローテーブル

ガラス張りのローテーブル。キングが盤面にいなければ、チェックメイトも存在しない。

向日葵の鉢植え

花屋で買ってきた向日葵。世話をする者がいないため、すでに枯れ始めている。

ふかふか絨毯白

キレイになった絨毯。通常、「キレイになった」とは洗ったことを指しているが、新品に換えた可能性もある。

有翼のクランタの彫像

古い屋敷に残された芸術品。昔のように壁に飾られている。「苦難と闇を畏れるべからず」

彫像の旗

彫像を装飾する旗。どうして暗闇がその輝きを遮れようか――

大理石の台

大量に物が置かれた大理石のカウンターテーブル。まだ届けていない物、まだ読んでいない物、まだ終わらせていない物。

「蒼白き樹幹」

天然木のオブジェ。木の一番いい部分は騎士の槍の制作に使われ、余った素材が騎士の家のオブジェになる。

クラシカルな陳列棚

そう多くない栄誉の品が飾られている陳列棚。訓練に励む某騎士は、盾をクローゼットに戻すのを忘れている。

手洗い用ボウル

入り口に置かれている高価な手洗い用のボウル。騎士は帰ってくると必ず手を洗う――ついでに顔も拭いておく。

じょうろ

室内の植物に水をあげるための口の細いじょうろ。滅多に使わないため、この中から植物が生えてきてもおかしくない。

玉石の天井照明A

多灯タイプの大型シーリングライト。お得な値段。照らされた場所には多くの影が生まれる。

玉石の天井照明B

単管タイプの小型シーリングライト。お手頃価格。照らせない場所が必ず存在する。

貴族騎士の壁紙

貴族の騎士たちがよく使っている壁紙。「騎士」の部屋より、マリアは自分の工房を持ちたいらしい。

貴族騎士のタイル

貴族の騎士たちがよく使っているタイル。ゾフィアはデザイナーに自由にやらせているだけで、他は何も考えていない。

木格子の天井装飾

丁寧にヤスリ掛けした木製の吊り天井。小さな灯りが付けられている。上にのっちゃダメだよ! ぶら下がってもダメだからね!

ゆらゆらソファ

とっても座り心地のいい吊りソファ。ベットとしても使用できる。スズランが尻尾をくるりと丸めて、気持ちよさそうに休んでいる姿が時折みられる。

木格子壁(縦)

縦に設置された木製のパーテーション。大体いつも子供たちが格子の隙間に手を突っ込んでいる。

お遊戯室の柱

木格子壁と合わせて使用される柱。とても頑丈でポプカルでも壊せない……はず。

木格子壁(横)

横向きに設置された木製のパーテーション。大体いつも子供たちの誰かしらが爪研ぎに使っている。

木製旗掛け

お遊戯室を飾りつけるための天井装飾。取り付けたのはオペレーターたちであるが、縄や旗は子供たちが自分で作った。

パズルカーペット

敷物の製作担当が子供たちと一緒に織り上げた絨毯。子供たちが寝っ転がるため、毎日の絨毯のお手入れの度、カップコースターが作れるくらいの毛が集まる。

壁掛けアクアリウム

壁掛け式の水中環境シミュレーション装置。多くの子供たちがこの装置で、水の中でも生命が育まれているという知識を学ぶ。

玩具入れ

丁寧に改装された移動式の収納戸棚。子供たちの大好きな玩具は全部この中にしまわれている。

青々とした観葉植物

順調に育っている元気な観葉植物。適切に水やりされている。バブルが部屋にいる時には彼女を近づけないように!

ドラム式冷蔵庫

ドラム洗濯機を改造して作った冷蔵庫。中にはお菓子がいっぱいに詰め込まれている。たくさんの甘いものは心身にとっての大正義。子供たちはこの道理をよく知っている。

温かみのある天井照明

大型のシーリングライトで、暖かみのある黄色の光を一面に振りまく。子供たちがじゃれ合う様子を、そっと上から照らしている。

黄色いキッズスツール

子供たちの大好きな丸い椅子。安全面の観点から高さ調節機能がついてない。

水彩画セット

子供向けの水彩画セット。絵を学んだことがあればわかるだろうが、紙をキャンバスの足の下に敷くなんてことは、即座に教師に追い出されるような行為である。これが玩具でなによりだ。

お遊戯室のカレンダー

お遊戯室の記録をつけるためのカレンダー。未来に思いを馳せながら、子供たちは日々成長していく。

すやすやテント

柔らかで快適な定員一名の小型テント。子供を心地よい眠りへと誘う。

竹籠源石灯

竹籠の中に入れられた源石灯。とても安全。実際には竹籠の中に薄いガラスのカバーもあり、好奇心の強い子供たちに危険が生じることを防いでいる。

ミニチュアカウンター

子供たちの背丈に合わせてオーダーメイドされたミニチュアのカウンター。置かれた缶には飴玉が入れられている。一気に食べちゃだめだよ!

お遊戯室の石柱

ミニチュアカウンターとセットで作られた石柱。囲まれると安心できる。

お遊戯室の壁紙

子供たちが設計した壁紙。描かれたものが現実になる喜びは何ものにも代えがたい。

綺麗なフローリング

子供たちの協力を得て敷いた床板。仕事を完成させる過程で、自分の責任を果たす喜びを感じることができた。

簡素なベット

飾り気のないベット。極めてシンプル。

連なる額縁

規格が統一されていない額縁。極めて空想的。

空気清浄機

室内の清浄な空気を保つための必需品。極めて爽やか。

イエローパーテーション

空間を機能的に分割する装飾。極めてきっちりした分断。

円環飾りのライト

飾り気を提供する照明。極めて役に立つ。

岩壁

上等な石材を使用して作られた黒い石壁。極めてはっきりしたコントラスト。

薄いカーペット

実用性の観点から加えられたカーペット。極めて装飾的。

シンプルな天井照明

全面的な明かりを提供するシーリングライト。極めて支配的。

光源用部分天井

定点光源を提供する天井飾り。極めて個性的。

シンプルなフロアランプ

柔らかな明かりを提供するフロアランプ。極めてバランスがいい。

現代工芸品

製作者本人だけが理解できる壁掛け工芸品。極めてデザイナブル。

3連吊りライト

一定の比率で光源が組み合わされている。極めて優れたマッチング。

嵌め込み式厨房ユニット

壁にはめ込まれている厨房ユニット。極めて調理しやすい。

多機能料理台

多種多様な使用を可能にすべく調整された料理台。極めて汎用的。

直立型厨房用品収納

収納機能が足された立体型の調理道具のセット。極めて高い収納性。

シンプルなスツール

最少の材料で最高の実用性を実現した椅子。極めて費用対効果が高い。

背の高い盆栽

独特で異質であるが、なくてはならない盆栽。極めて見事な差し色。

シンプルな壁紙

最低限の加工のみが施された壁紙。極めて合わせやすい。

シンプルなフローリング

最低限の加工のみが施された床板。極めて効果的。

荷物検査装置

監房に出入りする囚人の所持品検査を行うための設備。囚人間の物の取引は厳格に制限されるべきだ。

監視設備

囚人の異常な行動を検知すると警告を発し、看守に通知を送る設備。「原因不明」のエラーで止まることがよくある。

隔離用フェンス

囚人の活動範囲を制限するために設置される隔離壁。「お前はこっちだ。新入りはあちらへ行け」

監房の照明

特殊な研究開発を経てクルビアで製造された照明。故障率が非常に低い。そのため、看守は照明に不具合が発生した時、その原因が囚人同士の争いにあるとみなすことができる。

監房の通気口

密閉された空間に欠かすことができない換気装置。新鮮な空気は監獄が与えるわずかな慈悲であるが、囚人にとっては無類の宝である。

拘束具付きパイプ椅子

拘束具のついた折りたたみ式パイプ椅子。囚人が椅子を使って暴力行為に及ぶことを防止するため、監獄はパイプ椅子に機能を追加するしかなかった。

お水入れ

ありふれた洗面器とバケツ。囚人も人であり、人には生活がある。

嵌め込み式の鏡

指定の工程で作られ、取り付けられたガラス鏡。鏡本体でも付属の小物でも、 凶器や脱獄用の工具を作ることができないようにされている。

最低限の洗面台

使用する水の量に厳格な制限がされている洗面台。 囚人が人として最低限の品位を保つため、身嗜みを整えることができる。

簡素なトイレ

最近監獄に全面的に導入されたトイレ。 多くの囚人が使用したことがないタイプであるため、トイレを使うときにおかしな挙動をする傾向がある。

配水管

配水管。埋め込み式ではないため、問題が生じた時に修理しやすい。一部の反抗的な囚人は、意図的に配水管が破損した監房に入れられるという噂もある。

監房のシーリングファン

二つのファンが取り付けられた鉄製の天井。ファンの速度などを調整することはできないため、囚人たちはこの装置が監獄の見栄だけのために存在する代物だと思っている。

監房の2段ベッド

囚人に睡眠を提供する鉄製の二段ベッド。特別な事情がない場合、一般的に弱い者が上の寝床に追いやられる。

多目的長椅子

荷物置き場にも、休憩所時にもなる隔離壁に付いた長椅子。監房にある唯一の娯楽設備と言っても過言ではない。

無骨な水筒

飲用水を入れておくための水筒。水は良いものだ、熱い水はこの上なく良いものだ。

監房の壁

マンスフィールドの監房で配置されている標準的な壁。監獄は囚人にいかなる脱獄の機会も与えない。

監房の床

マンスフィールドの監房で配置されている床。監房の床は、ある種の目的がある囚人の目線を、はるか遠くにやる理由には事欠かない。

『和をなす』

二枚のガラスをつなぎ合わせたパーテーション。同じを知りて、異なるを容れる、これすなわち和である。

『我の如く』

フミヅキ夫人がコレクションしている石や芸術品。解釈は幾千万とあるが、ただの硬い石ころひとつ。

『橋の架かる』

ヴィクトリアの吊り下げ式照明。落下してくることはない。光と熱で警告を示してくるだけである。

『茫々なる』

デザイン性を考慮して配置された天井板。 眩すぎる光は人を盲目にするだけだ。

『純に』

壁にぴったりと据えられた細長い照明。空間を隅々まで照らして、憂いを払う。

『霜が降りる』

イェラグから運んできた氷晶の岩壁。氷晶は岩の表面を上へ上へと覆っていき、溶けて霧となって、やがてまた結晶となる。繰り返される循環は永久に止まらぬようにみえる。

『軽々と』

シンプルなクルビアの装飾品。内部に空気清浄機が設置されている。空気が爽やかであればこそ、気持ちも晴れやかになる。

『筆がのる』

フミヅキ夫人が思うまま筆をすべらせた書。極東の書簡、檀国の顔料、炎国の書法。

『直ぐなる松』

人の手で製作された嵌め込み式の掛け軸。猛々しい寒さの中、孤松はなお青くある。

『正し』

おしゃれな多角形のローテーブル。 誰かの字句を肴に、微笑んで杯の中の茶を口にする。

『白妙をもつ』

量産型の真っ白な椅子。白きを持つ者、此方彼方の道行で、後にたちて先に至る。

『かたはしの』

極東から運ばれてきたゴザ。幼い時の習慣というものは、時には一生のものとなる。

『時を知ること』

時を知らせる玻璃の屏風。何事も、限度というものがある。

『枝をたがえる』

一揃いの装飾物。審美観に変化はあろうと、美しいものは美しい。

『山に雪』

山の雪景色を映し出すディスプレイ。現実の山の残酷さを取り除けば、残るのは最も純粋な概念だけである。

『枯れたる砂』

白砂のような床タイル。石と砂を水とし、我を山とする。

無用筒

絵巻を入れておくただの長い筒。「筆を止めれば意を失う、自然ともう見なくなる。」

枯蓮壺

枯れた蓮を挿しておくただの壺。「人生はしかり、絵もまたしかりよ。」

「璞玉結」

巻物を掛けるただの鉄のフレーム。「色を染めても、璞玉はやはり璞玉ね。」

山水雲煙屏

薄いただの屏風。「山河の美しさは、雲煙のごとく薄いわ。」

素山水

色を失ったただの盆栽。「まだ色づく時ではないのよ。」

乗興案

書き物をするただの机。「画家は紙と筆の奴隷にすぎないよ。」

載香台

そこらへんから持ってきたただの香台。「あれはただの紙くず、香炉の敷物にちょうどいいわ。」

垂雲絹

置く場所を間違えたただの長い巻物。「印刷?これも一つの技法だって?ダメ、却下。」

「踏卷」

染色していないただの絨毯。「筆を執る前に考え尽くす。」

幽池浮蓮箱

蓮を育てるただの水槽。「浮く蓮に根はなく、生死は運命による。」

白玉黄梁床

ひと休みするためのただの寝台。「夜長くて夢のごとく、夢もまた長夜のごとし。」

立地明灯

少し現代的なただの燭台。「ニェンはどうしてこんなものまで作るの?いらない、早く持って帰って。」

「踏水」

染色したただの絨毯。「筆を下ろしてあとは好きにすればいいわ。」

粗絹簾

廃棄されたただの画材。「この絹では粗すぎて絵が描けない。」

薄絹簾

捨てられたただの画材。「この絹ではもろすぎて、筆を下ろせば破れてしまう。すだれにするのがいいわ。」

随想幕

放映室でよく見かけるただのスクリーン。「あそこに掛ければいい。いい考えが思い浮かんだらあれに試し書きをするから。」

遍照明灯

部屋のただの光源。「明るすぎて目が痛いわ――このボタンを回せって?おぉ――だいぶましになったわ。」

高張明灯

少し現代的なただの提灯。「明かりを取り付けないで!みんな出てって、私が自分で描くの!」

「如画山河」

気の赴くままに描けるただの壁紙。「簡単に描いただけ。あなたには何が見える?」

若水瑠璃

炎国製のただのタイル。「筆は万物を表せる。ただ……」

防衛目標

レインボー小隊が訓練時に使用する防衛目標。訓練の勝敗判定後に刺激性のガスが放出される。

投射物阻害システム

レインボー小隊のとあるオペレーターの装備。周囲の移動爆発物を撃ち落とすことができる。ロドスの某オペレーターも作動対象に含まれる。

投擲式放電装置

レインボー小隊のとあるオペレーターの装備。投擲目標に貼り付いて周囲に電流を放つ。一部のアーツでも似たような効果を発揮できる。

軽量型放電シールド

レインボー小隊のとあるオペレーターの装備。銃弾を防ぎ、敵の動きを阻止する電流を放つことができる。リスカムに対しては無意味だろう。

会議テーブル

レインボー小隊の訓練場面で見られる長テーブル。防衛側が作戦開始前の会議で使用する。実際の訓練時ではよく穴だらけにされる。

快適な椅子A

快適なソファ、よく防衛側がその後ろに隠れる。制圧射撃を受けている時に一息つくことができる。

快適な椅子B

快適なソファ、よく攻撃側がこれを用いて視線を遮る。防衛に疲れたオペレーターに対して、これを利用して攻撃を仕掛けることができる。

ウェルカムカーペット

スタンダードな赤いウェルカムカーペット。カーペットが敷かれているということは、それが覆う床を破壊することができないということだ。

防弾ミラーガラス

レインボー小隊のとあるオペレーターの装備。設置が完了した補強装置にすでに取り付けられている。反対側から設置跡を覆い隠すことができればより素晴らしい。

携帯型補強装置

レインボー小隊がよく用いる補強装置。脆弱な壁を塞ぐために用いられる。補強装置の破損率は普通の壁よりも高いらしい。

携帯式発電機

レインボー小隊のとあるオペレーターの装備。補強装置を通電することで、破壊を阻止することができる。天敵は電磁パルス。

設置時の残骸

壁の補強時に残された残骸。ただの普通の破片だが、数が多ければある程度の戦術効果を期待できる。

展開型シールド

素早く設置でき、妨害機能も備えたシールド。銃弾を防ぐのみで、爆発物相手には役に立たない。

武器プラットフォーム

展覧室に置かれた武器プラットフォーム。安全の観点からマガジンは抜かれている。一定の防御力と継続的な火力を提供でき、ポイントディフェンスにおける最善の選択である。

粘着式衝撃爆弾

レインボー小隊のとあるオペレーターの装備。壁にくっつけることができ、付近に敵が現れると爆発する。これが敵味方を区別する仕組みを知っている者はほとんどいない。

信号阻害装置

レインボー小隊のとあるオペレーターの装備。すべての信号を遮断することができ、非常に汎用的である。電話を通じなくさせるのは、多数ある機能の中で最もよく知られている一つにすぎない。

展覧室メイン天井照明

訓練場面で見られる普通の照明。レインボー小隊のオペレーターに対する光の影響はごくわずかである。

展覧室天井照明A

訓練場面で見られる明かりのついた照明。訓練場の中で最も交換の少ない備品である。

展覧室天井照明B

訓練場面で見られる明かりのついていない照明。省エネのため、いくつかの照明は訓練時で使用しない。

はめ込み式新聞ラック

壁にはめ込まれた新聞ラック。展覧館を再現した演習場のものであるため、その新聞のほとんどが寄せ集めの過去のものである。

非常用照明

停電時のみ点灯する非常灯。この備品から、種族を越えた安全意識や緊急時の意識を感じ取ることができる。

監視カメラ

訓練エリアを監視するために使われるカメラ。非常にハッキングされやすい。レインボー小隊のオペレーターたちは、これは訓練時における双方の公平公正を期すためだと説明している。

破壊可能な壁

特殊装備展覧館の壁紙。破壊箇所は展示効果のためであって、オペレーターたちは勝手に手を加えないように。

破壊不可なタイル

特殊装備展覧館のタイル。理論上は、彼らの爆破装備であれば十分破壊可能であるが、アッシュはできないと言っていた。これはなぜだろう?

組み合わせソファ

実用性を重視した組み合わせソファ。必要に応じて自由に組み合わせることができる。不要な装飾を省くことで製品そのものにより多くのコストを費やすことができる。

繋ぎ合わせテーブル

二種類の材料を繋ぎ合わせてできたテーブル。異なる材料の共存は時に美しさを生む。

木製キャビネット

一般的な木材を繋ぎ合わせてできたキャビネット。大容量。実用性重視こそウォルタートレンドが人気を博す理由の一つ。

現代風額縁

額装された新トレンドの複製画。変革は簡単に成し遂げられるものではない。

集束ライト

工業ロボットを模倣して製造されたフロアライト。光が一点に集中している。最小の明かりが最大の光をもたらす。

閉じたカーテン

閉じられた両開き窓に、新素材で製作されたカーテンを合わせた。ちょうどよい透光率が人々の購買意欲をかき立てる。

月影の置物

月と月影の要素を取り入れて作られた前衛的な置物。リターニア人の双月に対する関心は多くのアート作品に体現されている。これはその一例だ。

陳列用ツリーライト

ショーケースに入れられ、蛍光灯を繋ぎ合わせてできたツリーライト。どのような構造に繋ぎ合わせられるかは、あなたの想像力次第。

赤い引き出し

コンパクトな引き出し。上のスペースにちょうど卓上スタンドを置ける。適切な色使いは新鮮さを与える。

シンメトリーライト

特殊な加工のされた見事なシンメトリーのライト。リターニア人のこだわりが鮮明に表れている。

立方ライト

立方体に包まれたライト。芸術と技術との統一性の体現である。

洗練された絨毯

新素材で製作されたカーペット。色、重量、品質すべてに優れている。デザインアイディアの根本的な違いが、最終的に未知なるイノベーションをもたらす。

ペアライト

常にペアで設置されるシーリングライト。光もデザインの一種になり得る。

ウォルター壁紙

ウォルタートレンドを反映した三色の壁紙。このトレンドは工業雰囲気を追求すると同時に、リターニアのインテリアの特色を失っている。

ウォルタータイル

ウォルタートレンドを反映したシンプルなタイル。シンプルは一種のスタイル。好きな人もいれば、嫌いな人もいる。

多機能照射システム

基礎的な人体スキャンと無影灯機能を備えている。並べられた無影スキャン端末に照射されるのはただ一つ――患者のみだ。

電動油圧式手術台

コントローラーによりスムーズに昇降する。各種コントロールシステムを備えた電動油圧伝達装置は、患者の痛みを大幅に緩和するわけではない。

呼吸維持装置

重大手術における患者の生命線。部分的な故障や停電でも作動し続けることが可能である。命に関わる設備だが、患者の回復において決定的な意味を持つことはない。

医療器具ラック

執刀医にいつでも医療器具を提供するラック。技術の発展に従って素材が骨からステンレスになっても、医療器具の実際的効果が変わることはない。

医療用プロジェクター

必要に応じて様々な画像を投影する。情報伝達の媒介は絶えず開発され続けている。

ロールスクリーン

画像を投影する場所。必要に応じてしまうことができる。情報の選別と制限は古来より存在する。

手術エリア隔離カーテン

エリアを分けて、汚染を回避する。物理的な隔絶は容易だが、内心の恐怖は消し難い。

長い仕事机

管理、実験、秘密保持。会社がピラミッド型の組織構造をとると最高意思決定者への依存が高まるが、そうだとしても、封建統治よりはずっといい。

主治医の椅子

救急医療チーム責任者の椅子。材質が木材からステンレスとポリエステルに変えられたが、座る者はこれまでに変わったことがない。

業務用丸椅子

来客用の椅子。工場のラインで生産された丸椅子は、サイズが均一であることは保証されているが、座る者の平等な扱いを保証するものではない。

情報整理板

最も原始的な情報整理手段の一つ。意思決定者は最も重要な情報を目の前に置いておくものだ。

真空恒温器

危険性の高い医療用源石製品の保存にのみ用いられる。現代の保存方法は物質の品質保証期間を延ばせるが、使用者は依然として自然のルールにのっとる必要がある。

集積化光源

ロドスの照明の中でも取るに足らないもの。広範囲の持続的な照明はかつて貴族の特権であったが、今では庶民も享受できる。

小型集積化光源

ロドスの発電プランからすれば、その消費電力は大したことはない。明かりが照らす下では、どの階層の生活も変わらない。

医療部の標準壁紙

計画的にコーディネートされて医療部に貼られた壁紙。整えられた空間は、知らず知らずのうちに仲間意識を生じさせるものとなっている。

医療部の標準タイル

計画的にコーディネートされて医療部で使用されているタイル。共通認識は徐々に思考を凝り固まらせ、偏見を招く。

観光客用キャビネット

観光客用の防水キャビネット。イベリア人が旅客の利便性を考慮して作ったものだが、エーギル人にとってはあってもなくてもいい。

リラックスドラム

観光客のために用意されたドラム。叩いてみれば愉快な気分になる。しかし三人の客人は、これは楽器ではなく壊れやすい置物だと思っている。

ゆったりテーブル

物が散乱した木製テーブル。とある客人が大切なペンダントを部屋に忘れていったようだ。

ふかふかソファ

快適なソファ。午後を部屋の中で過ごしたい人のためにわざわざ用意された。残念なのは、部屋で過ごしたいと思う人が誰もいないことだ。

テーマカーペット

三人の観光客のために、彼女たちにリゾートの誠意が伝わるように特別に作られたカーペット。しかし注目する者も、気に留める者もいない。

折り畳みテーブル

設置し終わった折り畳みテーブルには、食べ物が置かれている。客人たちの口に合うだろうか?

ふかふかチェア

折り畳みテーブルに合わせた木製椅子。どういうわけか、とある客がマントを置いてそそくさと去って行った。

レトロなランタン

ランタンのロウソクは一日中燃え続け、毎日担当者がロウソクを取り替える。しかし客人たちは夜目がきくため、本来ロウソクは必要ない。

折り畳みパーテーション

客人がいつでもプライベートな空間を作れるようにするための折り畳みパーテーション。信頼とプライバシーを混同してはならない。

観光客の私物

三人の観光客の私物。楽器、武器、そしてどこから運んできたかわからないコレクション。

木製フレームのライト

船梁からヒントを得て製作された大きな吊り天井とそこに吊るされたライト。きっと客人たちは親しみを感じるだろう。いやいや、従業員の思い違いだ。熟知しているものだからと言って親しみを感じるとは限らない。

潮のライト

潮をイメージして製作されたライト。と言っても、イベリア人の海に対する浅い見識に基づき製作されたものなので、どうか客人たちは怒らないでほしい。

木製天井フレーム

リゾートで統一規格で製作された天井の装飾フレーム。警告?それとも制限?もしくは……ただの装飾?

リゾート壁紙

リゾートの一般スイートルームの壁紙。壁画には太陽に照らされるイベリアのビーチと宙に向かって跳ぶ未知の生物が描かれている――これがただの想像の産物であることは誰もがわかっている。

リゾートタイル

リゾートの一般スイートルームのタイル。ホテルがオープンしたこともなければ、観光客が宿泊したこともない。ただ皆の心の中に、温かな場所がありますように。

工具ラック

室内の配管を利用した工具ラック。よく使用する器具をたくさん収納できる。

精油保管装置

精油を保存するための精密装置。ラナのもっとも大事にする宝物はこの箱の中にしまわれている。

調香台

ラナの寝室にある調香台。プライベートでも仕事でも使用する。寝室が緑と白で埋め尽くされていたため、もっと鮮やかな色をあわせたいと考えてこの色になった。

調香台の高椅子

作業に集中する仕事人のための高椅子。とはいうものの、座るのは訪れた客であることが多く、ラナは多くの場合立って仕事をしている。

室内花壇

特別なケアが必要な苗のために用意された花壇。花卉にも医師が必要なのだ。

効率的な天井灯

六本の電灯で構成されたシーリングライト。見た目もよく安価で実用的。

細工された配管

室内の配管を利用した物置き。空間の管理と収納効果をあわせ持つうえ、お金もかからない。

ラナのベッド

特別にマットレスを高くした大きなベッド。分厚くしっかりしているのにやわらかいマットレスはラナを心地よい夢の中に誘う。

ペットのおうち

ペットたちが休憩するためのドーム。ペットにはビーンストークのハガネガニ、ちび牙獣、ちび羽獣及び大人しい駄獣の仔たちを含むがこれらに限らない。

簡易ウォールシェルフ

建築材を使用して制作された壁掛けラック。お金はかけず、手間をかけて。

ミノスの花瓶

パフューマーが故郷から持ってきた花瓶、綺麗な水がなみなみといれられている。調香をするときには嗅覚をリセットするために水の力を借りることもある。

お花の絨毯

ほころんでいく花の柄の絨毯。個人の趣味嗜好が部屋の内装にあらわれている。

花びらの吊下げ灯

花びらのように重なった芸術的な照明。花卉があろうとなかろうと、彼女は気に入っている。

いい香りの壁紙

毎日花の香りが焚きしめられている壁紙。メンテナンスと維持が楽な素材で出来ており、人工物には本来ない植物の香りがする。

いい香りのタイル

毎日花の香りが焚きしめられている床。常に清潔に保たれており、さわやかな香りがする。

簡易試着室

モデルのために準備された試着室。芸術写真を撮影する場合はこの中で着替える。

フィッティングミラー

モデルのために準備されたフィッティングミラー。着替えが終わったら確認もできる。

大きな油絵

某オペレーターが即興で描いた油絵。プロの画家の作品ではないため、映像作品ほど絵画に対する目は厳しくない。

スタジオの化粧台

モデルのために用意された化粧台。化粧をする必要があればここでできる。

バイカラーミニスツール

モデルのために用意された椅子。化粧するなら座る場所は必要だよね、待って、メイクさんはどこ行ったの?

ロールカーテン

半透明で向こう側が見えない仕切り用のロールカーテン。シーンは撮影愛好家たちに、待つことも大事だと伝えようとしている。

スタジオの作業台

スタジオの仕事机。愛好家たちはここで撮影の素材を整理したり、自他の作品を批評したりする。

クリエイターズチェア

ロドスの仕事場で使用されているオフィスチェアのカラーリングを変更したもの。くるっと回転するとインスピレーションがわくらしい。

多機能ラック

自由に伸縮し、機材をかけることもできるスタンド。オペレーターをひっかけてもびくともしない。カシャは試したことがあるから確かな情報だ。

オーガニックな送風道具

芭蕉の木の葉。木の葉の送風能力を疑う者はみな強風に吹き倒される。

ストロボ

固定されたストロボ。なに? カシャのドローンもフラッシュをたけるだと!?

静物撮影用教材

人工の花を組み合わせた芸術品。静物撮影の教材として使用されている。同じカメラを手にしていても、撮られた写真は全く異なる。

撮影用スツール

撮影者用のスツール。プロフェッショナルでも趣味として撮影している者でも使用することができる。

撮影補助機材

撮影スタジオに必須の機材三点セット。シーンはロボット小隊を丸ごと照明として使っている、贅沢すぎる!

スタジオの絨毯

撮影エリアとその他を区切るための絨毯。「レンズの外はみなシーン」レンズがシーンの代わりに発言するとき、こう話していた。

壁掛け式背景布

装飾のための背景布。ロドスの撮影愛好家たちによく使用されている。

可動式シーリングライト

広い範囲で光源として利用できる可動式のライト。レールに不具合が出ているため、一時的に動かせない。

スタジオの壁紙

スタジオのために設計された壁紙。発色が自然と近く、購入者はとても気に入っている。

スタジオの床

スタジオの床。模様は一般的な菱形と反対色の組み合わせで、デザイナーは脳をだいぶ休ませることができた。

『逸品』陳列棚

コパオーロカンパニーが提供する数量限定のキャビネット。「美酒に酔いながら、ここでのひと時をお楽しみください、お望みのものがございましたら、我々がすべて揃えましょう」

オーシャンチェア

海の雰囲気が濃厚な椅子。ユニークなデザインは撮影欲を搔き立てる。

熱帯の観葉植物

熱帯植物の鉢植え。素晴らしい生長は科学的な栽培方法に基づいたものである。

ワイルドシャンデリア

猛獣がデザインされたシャンデリア。傲岸不遜に獲物を見下ろしているが、それがただ一つできることでもある。

マーブルスパプール

アロマキャンドルで飾られた恒温プール。水や水、そなたがいなければ、この都市に二つ目の太陽をどうして戴けるだろう。

豪奢な木製スパベット

特別に毛皮が用いられたスパのローベット。 その上で優しいマッサージを楽しんでいるうちに、きっと毛皮がどこから来たのか気にならなくなる。

ボトルクーラー

氷がたくさん入れられた大理石製のボトルクーラー。主にお酒や果物を冷やすことに用いられるが、稀におかしなものが入っていることがある。

ドッソレス絨毯

手織りの絨毯。まるで勤勉な従業員のように、お客様の足をいつも拭っている。

ドッソレス風パーテーション

ドッソレスの植物と照明を取り入れたガラス製のパーテーション。ガラスをすかしてみると、ひび割れたような模様の先に、めくるめく享楽の都ドッソレスが目の前にあるかのようだ。

金属製ファイヤープレイス

シンプルだが、格調高いデザインの金属で作られた暖炉。最終的に、炎もまたインテリアの一部になる――火は奔放に燃え盛るが、人を傷つけることはない。

ベルベッドスツール

憩いを提供するスツール。柔らかく、弾力のある座り心地はお客様の記憶に残ることだろう。そして、なんともタイミングがいいことに提供される雑誌の中に購入方法が書いてあったりする。

金縁すだれ(大)

重厚な金縁のすだれ窓。デザイナーの考えではインテリアの一つ一つが、この空間を構成するパーツである。

金縁すだれ(小)

精巧な金縁のすだれ窓。一部の家具は、製造時に弓矢や爆発物に耐えうる強度基準をクリアしなければならない。

ロイヤルカーテン

紗のように薄く軽いカーテン。透光性があり、瀟洒な薄絹を通して夕暮れの光が差し込むのを目の当たりにすれば、お客様もこのカーテンの存在価値を理解するだろう

スパの天井照明

温かな光を放つ天井灯。お客様が寛ぐのに最適な色調に調整されており、請求書の数字を増やすのにも一役買っている。

ドッソレスの夕暮れ

ドッソレスの海岸、その夕暮れ時を映した大型ディスプレイ。試合はいつか終わるが、狂騒に幕が降りることはない。

防水ウッディフロア

非常に高級な質感の木製床。親しみのある色でぬくもりを感じさせる。これらの木材はボリバル産ではないが、防水性能は突出している。

寮の二段ベッド

統一規格の2段ベッド。学生宿舎の限られたスペースを有効に利用できるように、設計が工夫されている。キャビネットの中には二人が獲得したメダルなどがいっぱいに詰め込まれている。なお一番大きなカップは、バグパイプがトラクターの試合で優勝した時のものだ。

ソフトライトシャンデリア

宿舎の間接照明。常夜灯として使用される事が多く、チェンやバグパイプが徹夜で勉学に励む夜のお供であった。

レプリカ源石氷晶像

ヴィクトリアロイヤルミュージアムに収蔵されている源石氷晶像のミニチュアレプリカ。塊の水晶から掘り出されており、硬く、傷なく、澄み切っている。

白亜の石柱

ヴィクトリア宮廷風の柱。硬い山の岩に白土を塗って作られている。王立前衛学校の基本は、背筋を伸ばすことから始まる。

リングライト

宿舎のメイン光源で照明機能も、装飾性も高い。デザイナーのインスピレーションはサンクタ人の頭の輪っかからきているらしい。「サンクタよりその団結を学び、サンクタよりその雑駁を忌避すべし」

晩餐会用ロングテーブル

統一規格のテーブル。普段使いにも来客の接待にも使用できる。王立前衛学校の学生からすれば、テーブルマナーは軍事知識と同じくらい重要である。

ブルーツイードチェア(左)

柔らかく座り心地の良い椅子。上質な素材で作られている。訓練時には怠けてはならない。

ブルーツイードチェア(正面)

柔らかく座り心地の良い椅子。素晴らしい手触り。休憩時にはしっかり休むこと。

手織り絨毯

統一規格の高級毛織絨毯。ヴィクトリアの紡績業が素晴らしい技術を持つことを表している。訓練が終わった後のバグパイプは絨毯の上にそのまま寝っ転がって寝てしまうため、チェンは何度も注意し、2段ベッドの下を譲ったりもしたが効果はまるでなかった。

寮の壁掛け式ラック

難解な専門書やなにかの記念らしき写真が置かれている棚。よくみると、風景の写真は宿舎からみえる景色であることが分かる。

寮の多機能収納ラック

統一規格の多機能ラック。同室の二人で共同して使用する。生活習慣に違いはあるものの、相手を理解しようと試みることもできる。

ミニ栽培プラント

バグパイプが持ち込んだ多機能栽培プラント。自由に温度と湿度を調整することができ、各農作物の生育環境を再現することができる。毎年、学期が始まるころに植えると、終了するころにちょうど収穫できるため、それを使ってルームメイトにおいしいご飯をご馳走することができる。

シンプルな鉢植え

精緻な外観でインテリアにもなる鉢植。下は透けて見えるデザインになっている。チェンの美的感覚はウェイ・イェンウの影響を受けているが、本人は認めていない。

チェンのトランク

チェンの荷物。学生時代のチェンはヴィクトリアと龍門を頻繁に往復していた。赤霄とこのトランクはずっとそんな彼女の傍にいた。

ウォールディスプレイ(王立学校)

王立前衛学校の全貌を表示できる大型ディスプレイ。人がいれば、多かれ少なかれ人情がある。最も規律を重んじる場所も例外ではない。

フェイクシダーフロア

リターニア赤松林の上質な木材が使用されている。ヴィクトリアの隆盛は各国の資源の向かう先を偏らせ、彼の国もまたそれを懐におさめた。

騎士団の天井

新しく塗りなおした灰色の吊り天井。イヴォナがペンキのバケツを運ぶとき手を滑らせて、ソーナの「焔尾」が「白尾」になった。

飾り気のないライト

全く飾り気がないライト。強度は騎士が一般的に使用する武器と比べても遜色がないというのは、改装を担当したグレイナティだけが知っている。

レッドパインの旗印

レッドパイン騎士団の紋章が入った旗。少し年月を感じるたたずまいである。騎士団の設立を見届け、今もなお彼女たちの傍にいる。

「握手」

2つのテーブルを合体させた机。人が握手をしている姿に似ている。協力、友情、信頼は、みな手を重ねることから始まる。

パイプソファ

やや小さめの一人用ソファ。華奢な体躯のリーベリだけがこのような椅子の上で休息をとることができる。

雑貨キャビネット

優勝カップやメダルだけではなく雑多なものが飾られたキャビネット。意義を知らぬのであればメダルだってただの金属にすぎず、適当に置かれた雑貨といい塩梅にマッチしている。

騎士団の絨毯

十字に敷かれた絨毯。下の方の緋色の絨毯は熱狂的なファンが焔尾騎士に送ったものである。今も騎士たちの手に残っているプレゼントはほとんどない。

キャンドル型ライト

燭台にライトを合わせた照明。伝統騎士はすでに衰退したが、その後ろ姿は後進にとっていまだ重い意義を持つものである。

ファイヤーピット

使用を始めてからしばらくたっているファイヤーピット。移動都市に生まれたカジミエーシュ人にとって、火で暖をとるのは珍しい行為だ。

パインピラー

真ん中がくりぬかれており、松の樹が植わっている柱。定期的に手入れをする必要がある。松の爽やかな香りはカリスカ地区の松林にいるかのような、錯覚を起こさせる。

ランス型ライト

ランスの形状をしたライト。「イヴォナ、あなたのランスはここよ? そろそろライトを元の場所に戻してくれるかしら」

伝統文様の絨毯

カジミエーシュの伝統的な文様が入った絨毯。上は騎士から下は平民に至るまで、カジミエーシュ人の共通意識の中に残されているものは、それなりにある。

手狭な洗面台

イヴォナサイズの洗面台。他の三名の抗議のもと、大きさが半分になった。

差し色の花瓶

金属のラックに置かれた瓶で育つ植物。根付いたころからユスティナが世話をしている。

赤松の壁紙

新たにカットしなおされた浅い柄入りの壁紙。グレイナティは無意識に自分が一番親しんでいる色と柄を選んだ。

赤松の床

新たに組みなおされた松の木の黒い床。淡い木の匂いが隙間から立ち上っており、ユスティナの穏やかな口笛と合わさっている。

実況スタジオのライト

広告会社がスポンサーとなった特注の天井照明。非常に高価。カラーは純白で、騎士の優雅さと荘厳さに相応しい。

ピラーディスプレイ

スポンサーとCMを流すピラー式のディスプレイ。ビジネスには浮き沈みがあるが、いくつかの大企業の名はずっと変わらず流れている。

レールと撮影用カメラ

レールが付属したライブストリーミング専用のカメラ。実況担当者の一挙一動を正確に撮影することができる。席についたらもう、ミスはできない。

実況デスク

ライブストリーミング専用の机。綿密に組まれた放送システムのおかげで、メジャーの実況中継は一度も放送事故を起こしたことがないと名高い。

ホワイトレザーチェア

柔らかい椅子。ひじ掛けを取り払ったデザインで、座るものに緊張を強い、スポンサーの広告を読み上げたり、実況を行わせる。

ホワイトレザースツール

柔らかいスツール。時には他者がストリーミングに参加することで、孤独な実況担者の心の支えになるかもしれない。

データ表示ディスプレイ

高い位置に掛けてあるディスプレイ。騎士メジャーのリアルタイムの順位を公平公正、偽りなく表示する。

Live表示ディスプレイ

小さなディスプレイにはLiveの文字が浮かんでいる。この板はたった一つの情報を伝える為にある――放送はリアルタイムのライブストリーミングであり、編集もされていない。

「凝炎」

インテリアとして、水晶ですら焔のように彫刻することが可能であるのだから、試合の勝ち負けに影響を及ぼすことはそう難しいことでもないのかもしれない。

スタジオパーテーション

実況スタジオとインタビュールームを隔てるパーテーション。透けたパネルを通して内側を覗けることで、観衆はまるで実況スタジオのことを全て知ったかのような錯覚に陥る。

インタビューデスク

インタビュー専用の机。白いぬいぐるみが置いてある。最近の試合で一番影響力を持つ騎士が、インタビュー机の上のぬいぐるみの様式を決めてしまうことになる。

インタビューチェアセット

多数用意されたインタビュー用の椅子。椅子に座るゲストはみな競うようにして自分の意見を述べた。

インタビューチェア(右)

インタビュー用の椅子の一つ。インタビュアーは、大衆が注目しているホットな話題を相手に投げかけた。

二色パーテーション

移動式のパーテーション。パネルの上には広告が載せられており、これによって侵入を制限することで、心理的なストレスをかけることもできる。

フラッグディスプレイ

大きな騎士のエンブレムを映すことで、騎士の陣営を表すディスプレイ。カジミエーシュ商業連合会は大部分の商業活動を管理できるが、全てではない。

リングディスプレイ

天井照明としても使えるディスプレイ。より多くの広告利益をもたらすために、商品の進化は進んでいく。

実況スタジオの壁紙

騎士競技の実況映像を流すディスプレイ。多種多様な格子のパターンをあわせることで、騎士競技の公平公正を表している。

実況スタジオの床

深いグレーの床。落ち着いた重みを感じる色合いは、騎士競技の背後にある歴史の重さを表している。

ネオンライト

電力の供給が不安定なネオンライト。ごく弱い照明がある薄暗い部屋は、人々にほんの少しの刺激を与える。

射撃ゲーム

ラテラーノの銃を模したコントローラーのシューティングゲーム。現実で一般人には使えないものは、当然ゲームの中に放り込まれる。

ゲーセンの椅子

クッション部分に科学素材を入れて膨らませている椅子。座面はやわらかで長く座るのに適しているが、シューティングゲームを遊ぶ者は大体立つ方が好きなようだ……

落書きボード

店長の挨拶やニュース、攻略法を書く落書きボード。好きに記入していいが、書き終えたら店長に伝えておくこと。

高透過ミラー

店内の雰囲気に合った透明な鏡。パーテーションの役割を果たさないこともない。新しい蛍光ステッカーが届けばより一層仕事をするだろう。

ダンスマシン

大枚を叩いて購入したダンスゲームマシン。音楽を始める切っ掛けは人それぞれだが、得られる楽しさはみな同じである。

手すり

ダンスゲームマシンで遊ぶプレイヤーのために用意した手すり。一般的なプレイヤーは安全のために、プロはより華麗な足さばきを披露するために使用する。

ダンスマット

ダンスゲームマシンと連動するダンスマット。注意:ダンスマットは両足のみでのご利用を想定しています。手、その他各種道具のご使用はお控えください。

ゲーセンの看板

曲の更新や、最新の割引情報などを知らせる看板。新しい曲が出ると一時的に遊ぶ客が増えるが、しばらくすると上手いプレイヤーたちがダンスバトルをするのを眺める方が多くなる。

ピンボール

ゲームセンターによくあるピンボールの台。メダル1箱、水1杯、ゲーム1台で一日中遊べる。

サボテン型ネオン

サボテンを象った緑のネオンライト。眺めていると目にいい。

壁掛け式ディスプレイ

クルビアの最新式ディスプレイ。今までよりも複雑な画像を表示できる。

簡易カウンター

レンガで組み上げたカウンターで、特に飾り立てもされていない。いつもは腰回りが太い店主が陣取って自分の源石製品をいじっている。

前衛的な椅子

店主が買ってきた高椅子。本人的にはおしゃれなもののつもりだが、カウンターよりも背が高い。こうしないと客と店主は目線が合わないのかもしれない。

前衛的な自販機

店主が中古市場で購入してきて自分でオシャレに改造した自動販売機。二十四時間冷たいドリンクが買えることで、周辺の店と差をつけている。

商品カート

荷物を運搬するための小さいカートで、今はドリンクが載せられている。常温のドリンクが飲みたければそのまま買ってもいいが、支払いを誤魔化せるとは思わないこと。

ゲーセンの絨毯

ゲーセンに敷いてある絨毯。長方形が並んだ文様であるため、石床と勘違いする者が多い。店主が絨毯で商売をしていたころに仕入れたが、売れないため自分で使うしかなかった。

ゲーセンの壁紙

ゲーセンの前衛的な壁紙。家賃を節約するため、店主はクルビアの某ショッピングモールの屋上に勝手にこのゲーセンを増築した。

ゲーセンの床

ゲーセンの掃除がしやすい床。店主がなぜクルビアの中心街にあるモールの屋上に勝手に建物を増築することができたのか、不思議ではないだろうか。本当に家賃のためか?

「奉食壇」

イェラグ人が家の前に置き、羽獣に餌をやるための木小屋。だが旅客は皆ここに鍵を置く習慣があるようだ。

イェラグ人の認識では、野生の羽獣は餌をやると、聖山を通る際にイェラガンドの耳元で自分の善行を伝えてくれるらしい。

イェラグの革製雪用靴

イェラグ人の必需品であるスノーシューズ。温かく滑りにくい。

晴れの日には、雪の上を二本の足跡のラインが延々伸びているのをたまに目撃する。

異国の丸椅子

イェラグが対外貿易を開始したあとに、ヴィクトリアから輸入された。内側にヒーターを搭載しているのでイェラグ人に人気である。

違和感なく馴染む文明の利器はイェラグ変革の証左。

イェラグ風キャビネット

クラシカルなイェラグのデザインで、大容量かつ、防風防塵である。

しかし、このスキー板は立てかけてあるだけじゃもったいない。一緒に滑りに行こう。

伝統的な囲炉裏

イェラグ人が寒さと風雪に抗うための智慧の結晶で、雪山の岩とカバの木で作られている。簡単な構造だが多機能である。

聖山は心に宿り、炉の炎は暮らしに添う。

イェラグの地酒

余剰食糧がある時期に、イェラグの多くの家庭では酒を仕込む。一口飲めば寒さが消え失せる。

イェラグの外では薄めたものが稀に売られている。

手動紡績機

クラシカルなイェラグの紡績機。宿によっては旅客の体験用に設置してある。完成品は持ち帰り自由だが材料費は自己負担である。

このような紡績機の歴史は長く、誰が発明したかはもはや分からない。イェラグ人は紡績機をイェラガンドの賜物とみなしている。

一体式の木製ベッド

クラシカルなイェラグ風の家具。目の詰まった木材と柔らかな織物を合わせてあり、毎晩早寝したくなること請け合いである。

積雪をなでた陽光が枕元に降り注ぎ、老人はベッドの上にある真鍮の鐘を鳴らす。新しい一日がはじまった。

純木のナイトテーブル

木から削りだしたローテーブル。客人が使えるようにオイルランプが置いてある。

現代的な照明が普及する前のイェラグでは、小さな明かりを多くの場面で役立てていた。

防風式吊り下げランプ

補強されシャンデリア風に作り変えられた照明。

イェラグが発展しヴィクトリアのようになるには長くかかるかもしれないが、誰かが受け継いでいくだろう。

自在鉤

囲炉裏と共に使われる自在鉤。いつも湯が煮え立つ音が聞こえる。

イェラグ人は囲炉裏を囲って食事をとる。屋外がどれほど寒かろうと、おなかはいつも幸せな温度だ。

家庭用薬草棚

イェラグの民家でよく見られる木製の薬草棚。多くは緊急時に使えるような常用の薬草を干すのに使われる。

窓辺にはいつも淡い薬草の香りがしている。現代医療が広まるまでは、薬草が最も有用な医療手段であった。

貯蔵用の吊り天井

木のラックの上には分厚い毛布が屋根からの冷気を遮るように敷かれており、さらに気温が下がるようであれば毛布を下ろして暖を取ることもできる。

文明は絶えず前に進むが、智慧は長く応用が効くものである。

毛足の長い絨毯

イェラグの伝統的な製法で作られた絨毯。分厚く柔らかい。

物でイェラグを表すのであれば、絨毯、炉の火、雪花、熱い茶となるだろう。

ウォールディスプレイ(雪山)

イェラグの雪山風景を映すディスプレイ。現在の画面はカランド聖山のふもとの景色である。

山風が雪を舞わせ、湖面は鏡のように静謐である。カランドの威は、水にも空にも届いている。

旅館の床

イェラグの宿風の床。一般的に認知度の高いイェラグ模様が用いられている。

この模様を通して、人々はイェラグと呼ばれる地域のことを知ることができた。

新茶の棚

茶葉を干すための四層になった棚。ざるの上に広げてしばらく空気にさらした後、番頭が小僧に裏の庭で煎るように申しつける。

尚蜀の者にとって茶とは不可欠であり十分でもある。

茶摘みかご

尚蜀の民家でよく見られる茶摘みの籠。底には蒙頂茶畑の赤土がついている。

春摘みに冬片、一山一季、茶の葉三両三銭。

二重棚

番頭の手近にある棚。時折売り出したばかりの湖松酒と雲遼酒が置いてある。

暮れに愁いを悉く匣へつめ、新年の訪れに樽を開く。

竹の敷物

山城の青竹を割いて作られた敷物。ひんやりと涼やかで、道行く人に休める場所を提供している。

煩いの芽は絶えず萌せど、転寝の夢に遊べば枯野原。

青岩の茶台

取江峰の上の青岩を丸ごと磨いて作られている。高い山から降ろされ、俗世の空気に触れてより艶を増した。

雨雪の頃ふつふつ響く音に室の寒気も僅かにゆるむ。

雲霧の盆栽

大理石の盆に植えられた盆栽。素晴らしい姿は尚蜀「三山十七峰」の一角のようである。

室は山に溶け込み、山々はさらに一つの室のようである。蜀人の山を楽しむこと、これを超えることなし。

黄梨木の茶卓

樹齢四十年の上等な黄梨木を、山城の匠が先祖伝来の技を用いて削り出した。番頭はこの卓と釣り合う白磁を求めるため炎国中を探し回った。

人の身で命の長短を嘆くこともなかろうにと、老木は諸行無常を笑う。

黄梨木の囲碁卓

茶卓と同じ木から削り出された。茶卓の製作には匠が五割の力を用いるが、碁盤には八割必要である。

陽と月の互替りは千古不易、黒白の互先は一期一会。一局として同じ日没はない。

黄梨木の椅子

卓を作って余った材木で、匠は四脚の椅子を製作して番頭に贈った。ちょっとした人情である。

軽く一石置き、ゆっくりと身を起こし、友と語らって、杯を交わし楽を奏でる。

玲籠

素朴な造りの羽獣の籠だが、ここでは香案として扱われている。

嘴は囀りをこぼし、金線は花の下で夢を形作るが、林間の枯れ枝には及ばない。

詩軸

見事な装幀の巻物。上に「春江此去千秋事、老鶴帰来一杯茶」と認められている。

筆跡から書き手は判じ難いが、どこぞの無名の翁の作であろう。もしこれが名家によるものであれば、かえって俗物になろうというものだ。

蜀風刺繍の細衝立

手作りの刺繍布を飾った装飾品。古い客はみな、これは番頭の愛娘が、父へ誕生日プレゼントとして渡した品だと知っている。

尚蜀の女性には刺繍をする文化があり、江清峰のように美しい風景もそのまま針で布に縫い留められる。

湖光水色の簾

綿麻地の巻き簾。埃は遮るが、風はとめず、勘定台を使う人々が安心して仕事ができる。

流れる雲が水面に影を落とし、澄んだ夜空にははっきりと月が昇っている。

竹簾

嫌う者はそれが下ろされていることで、景色が損なわれたと嫌う。好む者はそれが下されていることで、窓の外の喧噪が遮られ安心して碁を打てると好む。

世の物悲しさよ我に取りつくな、ただ碁笥を前にし勝敗を繰り返す。

天井燈篭

茶館の大きな燈篭。番頭が常々これは朝廷に品を下ろしている腕利きの匠が製作した品だとうそぶいている。

明月をむかえ、流霞に向かい、夜明けまで楽を奏でる。

茶館の壁照明

茶館の吊り照明。明かりを上の方に掛けておくと、怒った客が割るようなこともない。

寒い夜は無情なものであるが、人の世には光もある。

ウォールディスプレイ(山城)

投影技術を用いて茶館外の尚蜀の春、細雨が降りそうな一瞬を切り取って映している。

緑の葉を煎じて銀毫とし、西江と独り対する。六花は春の遅さを嘆き、人の世に、舞う花弁のように振りまかれる。

山城白玉床

現代工芸で焼成されたタイル。だが百年前の白玉のレンガと同じように汚れに強く、滑りにくく、山城の民に愛されている。

客に吉事があり急いで席に着いたとしても、庭を清める前であるなら茶を淹れるべきではない。

商品「夏の籠」

幾重にも重なった緑の葉が描かれた半球型の吊り照明。温かな光を放っている。

形が美しく、価格も庶民的で、ライトアートストアで最もよく売れている商品である。倉庫の中にもいくつも在庫がある。

商品「林間羽獣」

籠と木の枝を主体としてデザインされたフロアランプで、電球は羽獣の体の中に隠されている。よくハンガーラックとして使われる。

クエルクスがアーツで枯れ枝に新芽を萌したとき、ゴールデングローは自分の目がおかしくなったのかと疑った。

店主の行李

開かれたスーツケース。果実酒の瓶はプラスチックの偽物だが花は新しく、毎日誰かがこっそり変えている。

彼女がスーツケースを下げて荒野から戻ってくると美味しいものにありつけるため、客人たちはいつもライトアートストアの主人に会えることを期待している。

森林風のシェルフ

各種の緑の鉢植えが置かれた棚。中にはじょうろと肥料の袋もある。水やりをしたオペレーターは貼ってある表に時間を記入しなければならない。

ゴールデングローは以前こっそり底の方にヘアカットの道具を一式置いていたことがある。クエルクスは気付いていたが、素知らぬ顔をしていた。

商品「揺れる燭光」

蝋燭を模して作られた装飾性のある照明。雰囲気を盛り上げるだけでなく、火災発生のリスクも下げる。

ゴールデングローは火事が嫌いだ。

森林風の絨毯

色鮮やかな絨毯。一説によればデザイナーはとある羽獣の毛色から着想を得たらしい。

クエルクスは羽獣の鳴き声も真似できる。

商品「朦朧とした光」

垂れ幕と合わせた天井照明。森の朝のような柔らかな光を放っている。

このライトも売り物であるが、ライトアートストアの客で値段を問い合わせた者は誰もいない。

白い垂れぎぬ(左)

装飾用の薄い垂れ幕。室内の明かりをさらに柔らかくすることができる。

かつて酒に酔った顧客が誤ってこの垂れ幕を引っ張り下ろしてしまったことがあった。

白い垂れぎぬ(右)

装飾用の薄い垂れ幕。室内の明かりをさらに柔らかくすることができる。

あまりにも柔らかいため、ライトアートストアで遅くまでバイトをしていると、ゴールデングローはたまに眠ってしまうことがある。

商品「氷晶の花群」

蕾の形をした大型の吊り照明。当初ロドスにはガラス製のものが納品されたが、二度も割られたため、今はプラスチック製に変えられている。

拭くのが面倒であるため、クエルクスとゴールデングローはさっさと売れることを願っていた。

商品「氷晶の花蕾」

蕾の形をした小型の吊り照明。大部分のオペレーターでは手が届かないため、まだ割られたことはない。

拭くのは面倒であるが、ゴールデングローは自分がこの店を買い取る時にはこの照明も一緒に買えればと思っていた。

小屋の食事テーブル

明るい色のテーブルクロスが掛けられ、煌びやかな装飾がされたティーテーブル。オペレーターの一部は異なる種類の花茶を上に置いている。

以前スカイフレアがよくこのテーブルの傍に座ってアフタヌーンティーを楽しんでいたが、傍らの感染者地区の労働者たちは酒で現実から逃避していた。

大樹の台

木製のどっしりとした台。その日選んだ新鮮な花が活けてある。

ロドスのビタールートさんは花の隣で資料を見るのを好んでいたようだ。

金色の丸椅子

金色のペンキが塗ってある椅子。回転はしないが、非常に座面が柔らかい。

食卓を囲む時、この椅子は財布を出す役目の者が座る。とはいえ懐が寂しいなら誰も無理強いはしない。

商品「花弁のランプ」

小型のフロアランプ。近年流行りのキャンディカラーを採用している。

ゴールデングローが友人の散髪をする際にこのライトが様々な角度から補助照明となる。

古本の山

何冊か積まれた古本。現在置かれているものはロドスのオペレーターが寄付したもので、源石工学から小型トラクターの扱いまでジャンルは様々である。

以前はライトアートストアで本を読む感染者は多くなかった。あの顔をマフラーで覆っている者もその一人であった。

紫の垂れ幕

装飾用の垂れ幕。オペレーターのかくれんぼは一律禁止、大人も子供もダメである。

カレドンの某一家の大黒柱を自称する者は、女房が店の前に通りがかるといつも後ろに身を隠していた。

移動式階段

移動可能な梯子。一番高いところに立つと、天井の装飾まで手が届く。

大部分の時間は一部の顧客がパフォーマンスをするための小さな舞台として使用される。

ライトアートストアの壁紙

メルヘンな壁紙。

前々任の店長が残したものらしい。以前この店はファミリーレストランであったが、それほど人気は出なかったようだ。

ダークグリーンのタイル

輝く深緑のタイルは、自分の姿が映るほど磨かれており、森のような雰囲気ではない。

ゴールデングローは一日に何度も掃除するが、全身を油と埃まみれにした友人が、床を踏んで汚したとしても全く気にしない。

朽ちた柵

折れた金属の鋭い断面が、多くのことを物語っている。荒野にある無人の城に長い間目をつけていた多くの人々が最初で最後にしたことは、城の外の柵を破壊することであった。

石柱の燭台

折れた石の柱に蝋燭を突き立てた、夢に見ていた燭台。枯れた蔓がゆっくりと石材に巻きつくと、蝋燭は別の色合いを帯び始める。

銀の壺

いつも壺の中から音がして辺りを見渡すが、中を覗いても何も起きていない。暖炉の炎は突然上がるため、火かき棒は全く役に立たないので、新しい使い道を探さなければならない。

生の泉

液体が絶えず湧き上がるがあふれはしない。水ではなく、甘い香りのする樹液である。一口飲めば……あ、あれ、今何しようとしてたっけ?

クラシカルな暖炉

自ら灯し、自ら消す。まるで有能な管理人のように、暖炉から火花ひとつ散らないほど精確に制御している。

鮮血の垂れ幕

金具やベルトできつく束ねられた緞帳。あれらは何を案じているのだろう?劇団から運ばれたこの赤い布が落ちる時に起きることは一つだけ、終わりだ。

欠けた絨毯

二筋の傷跡は絨毯を空前絶後の芸術品に変貌させた。一筋はオリジムシに、もう一筋はフェリーンによるものである。この絨毯によって彼らの運命もまた結び付けられたのだ。

堅牢なシャンデリア

煌やかな金碧の下、檻の中で蝋燭が一本また一本と燃え尽きようとしていた。だが翌日になっても、燃え尽きているはずの蝋燭は初めと同じ姿で、変わりなく獲物を燃やし続けている。

ガリア式貴族椅子

ものを書くことなく、称えるものもないなら、この椅子には相応しくない。初めて座った時には心地よいと思うだろうが、長く腰かけていればその居心地の良さは嘲笑のように感じるだろう。

窓辺の石ベッド

どれほど高貴な布地であろうと、石の硬さや冷たさは取り除けない。或いは眠りこそが苦痛である。目覚めよ、狂喜せよ。

金紋の木机

ものを書くのに使い、記録するのに使い、貯蓄するのに使う。脚本、公文書、楽譜、異なる記号を書き記しただけで、紙にもより深い意義が付与される。

藤蔓の石柱

枯れた藤がきつく石柱にまとわりつき、決して離れようとはしない。これは情の深い浅いの話ではない、いまにも命を失おうとしているこの生物は、最終的には懐の中の獲物を生きながらにして絞め殺すのである。

古城の椅子

ベッドに入る前の一歩、夢を終わらせた後の一歩。その存在は本質的に重荷であり、その存在は人の世の溝を作り出すものである。

貴族の寝台

安眠?ああ、安眠。寝床はシェルターではなく、悪夢が降り立てば、柔らかなベッドでさえも、ほんのわずかに残された理性を根こそぎ刈り取るものになりかねない。

燃え立つ燭台

炎が燃え盛るにつれて、蝋燭はゆるゆると涙を流した。最後まで燃え尽きれば、もはや蘇ることはなく、なみなみとした涙の跡だけが残される。

割れた鏡

亀裂から真実の自分を窺う。鏡の呪詛は、その完全性に由来すると噂されている。もしとうの昔にひび割れていたなら、他者に危害を加えることはなかったかもしれない。

古びた壁紙

時間はその痕跡を人工物に残すが、窓の外の森林は昔のままだ。不滅の自然にはうんざりさせられる。崩れかけた古城だけが彼の好みに合うのだ。

古城の床

それはすでに見届けた、それはまさに見届けている、それはやがて見届ける。それを踏み越える者がいれば、それがその者のすべてを見届ける。

「良き先輩」キャビネット

守護銃を陳列する木製キャビネット。シンプルな見た目だが重厚さがある。防弾ガラスではない。

銃の持ち主はかつて「最優秀執行人」を選ぶ投票で獲得票数が少なかった者たちである。記念と言うべきか、反面教師と言うべきかは判然としない。

額縁ケース

キャビネットの購入者に贈られる木製の額縁。中に保管されているのは写真ではなく、弾丸である。

「トラブルが発生した場合は、自由にガラスを割って弾を使用していい。」

書見台

クラシカルでコンパクトな台。執行人が休憩時間に書籍の閲読がしやすいように設計されている。

元は『聖徒行記』がセットされていたが、『百日談』に入れ替えられている。しかし問題ない、教義はみなの心に刻まれている。

傘立て

玄関に置いてある傘立て。物をみだりに置かないこと、特に銃!

年長者たちは出勤する際に傘を携帯する習慣がないため、エゼルが見習い執行人となった次の日に一本放り込んでおいた。

「良き同僚」チェア

公証人役場で使用される緑色の二人掛けソファ。サイズが小さめであるのはコミュニケーションを促進するためだと言われている。

不思議なことにこのソファに同時に二人が腰かけたことはない。

樹形照明

ツリー型の照明。逆さの花弁は光を上手にまとめ柔らかい雰囲気である。

ブックライトとして用意されたものだが、執行人たちはその手の関心が低いため、使用率は高くない。

石こうの飾り台

装飾用の石こう台。某レガトゥスがリターニアから持ち帰り公証人役場に寄贈した。

リターニアのとある大家による、芸術と思想の詰まった作品という話だが、執行人たちは視界を遮る邪魔もの扱いしている。

大理石のローテーブル

高値で購入したローテーブル。磨かれた一枚板の大理石を黄銅の足が支えている。

「傘立てに物を置いちゃいけないなら、ここに積み上げとけばいいだろう。いくぞ、公証に遺物の受け渡しに、今日は山ほど仕事があるんだ。」

幾何学模様の絨毯

床と同じスタイルの幾何学絨毯。デザインはシンプルだが柔らかく丈夫である。

この絨毯を踏む者はいずれ道に迷う。しかし、信仰を持つ者の足がいばらを踏むことはない。

樹形シャンデリア

公証人役場の主な光源。カランド貿易から購入した現代照明。

嵐に揺さぶられたことのないラテラーノでは、みなにとっての光である。

菱形照明

公証人役場の補助照明。菱形を集合させて菱形を作る巧みな設計がされているが、光源としての効果はいまいちである。

ラテラーノの法律は短いものだが、聖都を1000年維持するのに十分であった。考えが複雑になりすぎるのは、現代人の共通の問題である。

木のカウチ

炎国から万国サミット開催にあたって贈られた品物の一つ。上等な紅木で作られている。

公証人役場に仕事の引継ぎに戻った際、執行人たちはこのカウチの上で小休止する。「硬すぎて快適とは言えないわね」これはフィアメッタの評である。

ガラスの花瓶

元は適当に買ってきたガラスの器であるが、某執行人が花瓶にした。

新任の見習い執行人以外に花を替える者はあまりいない。

「光環と時間」柱時計

クラシカルな柱時計。職人が一塊の岩から作り出した。

時の恵みの下に光環は輝く。時の音が響く限り、光環はあり続ける。

「吾は行き吾は律する」像

ラテラーノのかつての教皇をモデルにした銅像。周囲の水は頻繁に換える必要がある。

彫像が手にしている銃は当時「良き先輩」キャビネットに空きがなかったため、一時的に持たせたものだが、誰も違和感を感じなかったため彫像の一部となったらしい。

ウォールディスプレイ(聖都)

現代の投影技術を駆使することで、執行人は常に自分たちの住む聖地を眺めることができる。

もちろん、時折街中で起こる爆破事件については記録されていない。

公証役場の床

幾何学模様が描かれた暗い色のタイル。シンプルな図案で柔らかな印象を与える。掃除しやすい。

注意深く見ても組み合わさったタイルの継ぎ目は分からない。ラテラーノ戒律と同じく簡潔で、厳格である。

木製照明A

部屋の左側の補助照明。天井に設置する部分が木でできている。

光が部屋を照らすのと、音楽が人々の心に届くのとでは、どちらの方が早いか?

木製照明B

部屋の右側の補助照明。天井に設置する部分が木でできている。

光が部屋にとどまるのと、弦楽器が木から生み出されるのとでは、どちらの方が時間がかかるか?

修理台作業ライト

楽器メンテナンス台上方の作業用照明。集光効果に優れる。

柔らかい光ながらも弦一本一本の細かいちりまで照らせる。楽器のメンテナンス作業は、科学実験に引けを取らないほど繊細だ。

装飾用天井

不規則な幾何学体の木製天井。モダンとレトロの奇妙な融合。

オーナーが怒ってしまうため、クラシック音楽とポピュラー音楽のどちらが良いかなどという議論は店内でしないように。音楽とは、それ自体が寛容な芸術なのだ。

レコードラック

古いレコードを収納する伸長式ラック。絶版になった作品がたくさん並べられている。

購入を希望する者が無数にいようと、このレコードは全てオーナーの貴重なコレクション。展示しているだけで、非売品だ。

販売用チェロ

店に新たに届いた販売用チェロ。掛かっているボードにはある有名な音楽評論家の推薦文が書かれている。

このチェロは職人の何年もの心血が注がれているが、どれほど完璧な楽器だろうと、「認められる」ことによって価値を証明する必要がある。人も同じだ。

「火の音」

あるリターニア音楽家がデザインした新型楽器のレプリカ。装飾用。

火を用いて演奏し、壮大で繊細……オーナーはよくお客さんにはるか遠くの異国からやって来たこの楽器について話しているが、その音を本当に聞いた人はいない。

アンティーク蓄音機

ヴィクトリア産の旧式蓄音機。表面には多くの擦り傷がある。

晴れた日には熱烈なソナタ、雨の日にはゆったりとしたブルース。お客さんがいつ訪れても、レコードは常に悠々と回っている。

弦音芸術彫刻

特徴的な形のオーダーメイドの彫刻。巧みに空間を分かつ。

このデザインはある古代の大型弦楽器からインスピレーションを受けているとオーナーは言っていたが、証拠に関しては、当然ない。

楽器メンテ台

接客と作業両用のカウンター。前面にはガラスのスクリーンがはめられている。

使わずに置いておくにしろ、修理をせずに使い込むにしろ、いずれも楽器はダメージを負う。人と人も同じだ。冷たく接するにしろ、傷つけ合うにしろ、いつかは修復できなくなる。

シンプルなソファ

適当に購入した背中の硬い椅子。クッションは付属品。

お客さんがいない時、レコードの音楽が部屋全体に流れ、オーナーは椅子にもたれてゆっくりと寝る。

天井蛍光灯

部屋の主な光源。柔らかな明るさで、環境に優しく省エネ。

この部屋では、楽器は芸術品、いくら光源があろうと多すぎることはない。

セット工具ラック

メンテナンス台と修復台とセットで使用される工具ラック。工具は全てそろっている。

現代の機械は楽器のメンテナンス作業を随分と楽にしてくれた。しかし最も繊細な作業は、やはり職人の両手が頼りだ。

迎賓の鉢植え

店の入り口に置かれた鉢植え。足の部分が浮いているデザインになっている。

人は手で芸術を作り出す。しかし自然そのものが芸術なのだ。

楽器修理台

メンテナンス台とセットで使う楽器修復台。全ての器具がオーダーメイドで、非常に高価。

楽器の修復はメンテナンスよりも技術と気持ちが重要である。お客さんにとってとても大切で捨てたくない楽器が届いた時は、オーナーが自ら作業する。

灰色の絨毯

店内で定期的に交換される絨毯。汚れが目立ちにくく転倒防止となっている。

転ばないように足元に気を付けて。楽器を倒したら大変なことになる。

幾何学模様の壁紙

規則的な模様の壁紙。シンプルで店内の全体的な色合いとマッチしている。

工房は二度改装されているが、オーナーは楽器そのもの以外のことについて考えるのは面倒くさいようだ。

隠し紋様のタイル

かなり緻密に繋ぎ合わされたタイル。掃除が簡単。

行き来するお客さんは多く、オーナーは誰であろうと熱烈にもてなす。身分、貧富、過去、これらが楽器屋の敷居になるべきではない。

鉄線省エネライト

機密文書キャビネットの前にある補助照明。環境に優しく省エネ。

ページの細かいほこりが光に驚き目を覚ます。それらの密封された歴史は、かつて忘れられたことはないし、忘れられるべきでもない。

通信端末

ヴィクトリアテンペスト特攻隊が開発した通信端末。接続する回線は全て暗号化処理されている。

どのような命令が出されても、冷静さを保たなければならない。端末の前に立つ者は、嵐の中心にも立っているのだから。

機密文書キャビネット

ヴィクトリアテンペスト特攻隊の制式文書キャビネット。特殊合金で作られており、異常なほど頑丈である。

文書の取り出し、保存、修正、処分、全てがヴィクトリアの土地において、何かが起きたことを意味する。

伸長式電光掲示板

ヴィクトリアテンペスト特攻隊の制式電光掲示板。通常は軍事的な緊急時に画面が表示される。

この掲示板が光った時、作戦室にいる全員が手元の作業をやめ、出動命令を待たなければならない。

青い毛織り椅子

エルゴデザインの椅子。疲労緩和効果に優れる。

ここでの決定全てが、戦局を変える可能性がある。熟考し繰り返し確認しなければならない。

作戦室コーヒーセット

クルビア産のコーヒーポットとカップセット。持ち運びに便利。

どれだけ慌ただしくとも、作戦室にはコーヒーを淹れる者がいる。「優雅」とは無縁でも、温かさが安心させてくれる。

スタンドライト

作戦シミュレーションテーブルのそばにあるスタンドライト。とても明るくて、方向を調節できる。

地図上でこの明かりが集まる場所は、すでに戦場になっているか、まもなく戦場になることを意味する。

作戦情報掲示板

普通の掲示板。書かれた跡がたくさんあり、間違いなく長年使用されている。

引退、犠牲……掲示板のすでに判別不能となった痕跡を除き、この作戦室に入りそして去ったあの者たちを、誰が覚えているだろうか。

吊り下げ照明

作戦室の主な光源。可動式の明るい照明が様々な要求を満たしてくれる。

明かりが模型の都市を照らし、太陽がいつかヴィクトリア上空の暗雲を引き裂くように。皆がそれを固く信じている。

兵棋演習テーブル

オーダーメイドの兵棋演習用テーブル。底の部分が木でできており、その上にクルビア産の絵が描かれたガラスが載っている。

ヒロック郡からロンディニウムに至るまで、ヴィクトリアの上空の暗雲は次第に濃くなり、ますます多くの都市が図上で再現されている。

軍用制式絨毯

ヴィクトリアテンペスト特攻隊の制式絨毯。汚れが目立ちにくく転倒防止となっている。

嵐が突然やってきても、岩のように動じぬべし。

ソフトライト常夜灯

他の室内作業用の強い照明とは異なる補助照明。

当直だったあの夜、この照明が夜明けまで柔らかくともっていたのをホルンは覚えている。

兵棋演習用参棒

兵棋演習テーブルとセットの参棒。手で磨いて作られ、温かみのある手触り。

地図上のいかなる土地も、ヴィクトリア人の故郷。可能であれば、この参棒はどこも指すべきではない。

作戦ボード

ヴィクトリアテンペスト特攻隊の制式ボード。普段はミッションの整理に使われる。

「このボードに何も書かれていない時、それこそ私たちが休める時よ。」、これはホルンがずっと言ってきた言葉だ。

作戦室カーテン

適当に購入したプリーツカーテン。軽くて薄く、取り替えて洗うのも簡単。

窓の外に視線を向ければビル群ばかり、窓辺に長く足を止めていた者は、暗雲の向こうの光をつかみたいと思っている。

「倒れない旗」

ヴィクトリアテンペスト特攻隊の制式旗。定期的に清掃修繕され、常に新品同様。

栄光と希望、過去、現在、そして未来。これはこの旗が担っている意味だ。

作戦室壁紙

作戦室の汎用的な壁紙。地味でシンプル、余計なデザインはない。

冷静、集中、雑念を排除し、それから正確な判断をする。これは軍人の基本的な素養だ。

作戦室タイル

作戦室の暗い色をしたタイル。下張り処理が施されている。つやつやで清潔だ。

作戦配置、状況報告、命令伝達……厳格に整然と行動する。この部屋において無駄な長居は許されていない。

サイドカーテン

帯状の飾りひもを繋ぎ合わせたショートカーテン。全く新たなグラデーション素材を採用し、デザイン性に優れる。

船室の外は海。「大地」にとらわれたテラ人は、その神秘と広大さを知るすべがない。

メインカーテン

帯状の飾りひもを繋ぎ合わせたロングカーテン。全く新たなグラデーション素材を採用し、デザイン性に優れる。

船室の外は海。この船の宿命は、またイベリアの港に戻ることか、それとも海のさらに奥深くへ向かうことか?

装飾用燭台

ユニークなデザインの装飾台。枝状の燭台と両面円形の底は、奇妙な組み合わせとなる。

蝋燭は燃え、彼らは狩りの後に祈る。これは「人間」の儀式であり、彼らはいまだその儀式を続けている。

大理石のらせん階段

リターニアの建築様式のらせん階段。巨大な大理石から彫り出して作られ、これ自体が芸術作品である。

上へ向かえば存続し、下へ向かえば滅亡する。これが進化の法則。

階段カーペット

大理石のらせん階段前に置かれたカーペット。汚れが目立ちにくく転倒防止となっている。

溟痕はかつて船室内に広がり、この船にそのような光は必要ない。

柱形ライトセット

広間の主な光源。エーギル風の工芸品で、十分な明るさ。

灯台の明かりが消えた長い歳月の中、海上に浮かぶこの孤独な船に方向を指し示していたのは、一体何か?

チューブライト

ホールの補助照明。エーギル風の工芸品で、省エネで環境に優しい。

大いなる静謐がひっそりと訪れた時、全ての音が消えた。もし光がなければ、時間はまるで本当に止まっていたかのようだ。

貝殻形ラウンジチェア

貝殻をモチーフにデザインしたラウンジチェア。足の部分が透かし彫りになっている。

船長専用の椅子。六十年の間に、彼と彼の船はとうの昔に一つとなった。「彼こそ彼自身の王だ。」

可動式スツール

普通のスツール。濃い色のレザーカバーは取り外し可能で、お手入れも簡単。

人のために作られた家具だが、使用する人はとうの昔にいなくなった。

客間の円卓

狂人号が出港した時からある接客用円卓。一つの岩を切り出して作られ、表面は研磨されてピカピカ。

船長はかつてテーブルに着き、客人とイベリアの栄光や未来について語り合った……もちろんシーボーンは招待を受けていない。

「進化した自分の姿」

ヴィクトリア風の全身鏡。真鍮の鏡と金メッキのフレームが豪華である。

六十年余りの中で、彼らが鏡の中の姿を見た時、それが「自分」であることを認めるのだろうか?

「文明と芸術」

イーゼルと家具のセット。つや消し処理された足場に加え、枝状の手すりと画材道具一式が含まれている。

歌声の力を借り、筆に頼れば、芸術は種族を越えて伝わる。この点は疑いの余地がない。

ガラスの花瓶

普通のガラスの工芸品。花を飾るのに用いて、長い航海に彩りを添える。

六十年以上の長い歳月の中で、この船は二度と陸地の春を見えなかった。

客間の絨毯

ディスカッションテーブルと合わせて使用される転倒防止用絨毯。手織りで、絵柄はシンプル。

あなたが足を踏み入れた地の名前は、スタルティフィラ。かつて、それが出航する度に、必ずイベリアに無上の栄光をもたらした。

客間の壁紙

狂人号の客間の壁紙。船の設計者が自ら描いたと言われ、シンプルだが難解な模様が至る所にある。

この船は源石エネルギーとエーギルの科学技術を組み合わせたものであり、船室の中の全ての模様に読み解くだけの価値がある。

客間の床

濃い色の木材と明るい色のタイルを繋いでできた床。材質や色合いに明確な違いはあれど、かなり調和した見た目をしている。

船長は自分の船が汚れるのが許せないので、たとえ毎日狩りがあっても、床は依然として新品のようにきれいだ。

「星々」

上品なデザインの天井照明。叩くと風鈴のような音が鳴り、野原の上に広がる星空を思い起こさせる。

通電中に叩かないように!

「黒雲」

半透明の黒い吊り天井。天井照明の白いライトとは相性抜群で、星明かりを通すような淡い黒雲を思い起こさせる。

静けさの中に漂うかすかな哀愁は、マイナーセブンスコードのようだ。

「夕映え」

赤い正方形のポスター。壁紙の木目と模様が似ているが、こちらはより情熱的な色をしている。

太陽が完全に沈んでも、夕陽は空の上でしばしの間燃え続けている。

「夜の帳」

紺色のカーテン。とあるリターニア貴族画家の風景画から着想を得ている。

「あの凍えゆく凡人たちは、消えゆく夕陽を嘆く時間はあるのに、同じく美しき夜の景色を楽しむことは知らない。」

中古ピアノセット

ツェルニーが子供の頃から弾き続けているピアノ。花束はピアノを学ぶ小さなオペレーターが贈った物。

彼は初めて曲を学んだ時の感動が忘れられず、それを多くの人に分け与えたいと思っている。

譜面台セット

クリーム色のピアノ椅子と譜面台。

楽器が弾けなくても、しばらく座っていると、楽器を学びたいという意志が少し湧いてくる。

未完の手稿

台に置かれた譜面の上に、とある未完の曲が書かれている。

偉大なる音楽家にもスランプの時期はある。ツェルニーのぐちゃぐちゃにかきむしられた髪の毛からも、このことが見て取れる。

使用中の譜面台セット

クリーム色のピアノ椅子と譜面台。横にはとあるオペレーターの楽器ケースが置かれている。

ひたすら練習し続けよう。楽器があなたの心の内を代弁してくれるその日まで。

手製のバイオリン

ロドスの倉庫から出てきた持ち主のないバイオリン。ここにあるのは単純にハイビスカスが雰囲気に合うと思ったからである。

ツェルニー曰く珍品らしいが、惜しいことに保存状態が悪いため、今はただの置物だ。

レトロ風木製スピーカー

リターニア初期のスタイルを模したエンクロージャ。内部の源石回路は正真正銘クルビアの最新製品である。

両者とも似たような発想だが、クルビア製品の方がアーツが苦手な人に親切らしい。

「アフターグロー」

アフターグローホールの外観に溶け込んだデザインの掛け時計。

ロドス本艦で余暇を過ごすアンダンテ曰く、アフターグローホールは相変わらず許可なしに近づいてはいけないらしい。

「アンサンブル」

石膏を使って制作された工芸品。デザインに携わった数人を除き、テーマがなんであるか見抜ける者は少ない。

白亜の堅固な本体に組み合わせた黒檀のフレームは気品に溢れ、白鍵に似た装飾が天高く上りゆく。

素朴なローボード

元はツェルニーの家にあったローボード。素朴なデザインだが、収納部が広く、実用性が高い。

花は造花、写真はコピーで、フルートは模造品。記憶がもたらす痛みだけがいつまでも鮮明に残る。

三角ティーテーブル

金属板のティーテーブル。デザイナーの工夫が凝らされている。

天板の特定の場所を特定の物で叩くと、決まった高さの音が鳴る。鉄琴の代わりに使えるかもしれない。

キャラメルカフェ絨毯

かつてヴィセハイムで一世を風靡した絨毯。シロップを垂らしたコーヒーの泡に似た模様。

この模様の俗称をエーベンホルツから聞いた後、ハイビスカスたちは揃ってある人物のことを連想した。

典雅なチェロケース

とても高価そうなチェロケース。エーベンホルツがよく弾くチェロとセットになっている。

エーベンホルツはチェロをこの中にしまったことがない。そこは暗く、狭苦しい場所だと思うから。

不揃いのハンガー

スタイリッシュなハンガーラック。掛けられた服の一着は誰も着る人がおらず、ずっと綺麗なまま。

白いコートは既に黄ばんでいる。毎日この服を手入れしている者だけがそれに気づいていない。

芸術的なフロアライト

十六分音符の形をしたフロアランプ。

ハイビスカスがデザインした物。他の二人はただ横で黙って見守りながら、こんな形のランプは寿命も短いだろうなと心の中で思っていた。

木目の壁紙

木目調の分厚い壁紙。これだけ分厚いのは、表面にびっしりと空いた穴を利用した防音機能のため。

ただの壁紙なので防音効果は低く、夜中に隣の部屋から響くいびきすら完全には遮断できない。

ステージの床

コンサートホールのステージを模した床。音響学的効果は優秀らしい。

ツェルニーが演奏すると小さなオペレーターが床を跳ね回るので、音響学的効果は誤差の範疇かもしれない。

「夢の始まり」

新技術を培養している実験カプセル。ガラスは特殊な強化工程が施されており、非常に頑丈。

夢が実体化して眼前に現れる。それはすべてが始まった時のように、ただ静かに存在し続ける。

消毒顔認証ターミナル

洗練された顔認識技術付き、非接触のスプレー式消毒。

忙しげに行き来する人が珍しくここで足を止める。技術は進歩を止めず、人もまた歩みを止めない。

「生命樹」

開拓者が信頼と友情の証に持ってきた植物。

ドロシーが心を込めてこれを世話していた頃、彼女はとある優しく穏やかな秘密を心に秘めていた。少なくとも彼女からすればそうだったはずだ。

医療カート

可動式医療作業台に改造を施し、使用者の作業中のニーズを満たせるようにした物。

時々置かれるコーヒーや眠気覚ましは、使用者が深夜でも眠気を感じず、多くのデータを弾き出すのに一役買う。

医療用スツール

細かく高さの調節ができ、ソフトな革張りは人間工学に基づいている。

徹夜で働く研究員はよく座ったまま寝ており、夢の中でも変わらず来週の審査と自分のローンのことばかり考えている。

実験テーブル

特注の実験テーブル。片側には実験器具が、もう片側にはコンピュータと繋がったライン生命の端末が置いてある。

上に置かれた花はドロシーが危険な荒野から摘んできて、安全な室内に移した物である。

ライン生命フォルダーA

ライン生命の制式ファイルクリップ。こだわり抜いたフォルムは外部へ帰属を示す機能も担っている。

技術が文字へと圧縮されて、紙一面に羅列されている。

ライン生命フォルダーB

ライン生命の制式ファイルクリップ。こだわり抜いたフォルムは外部へ帰属を示す機能も担っている。

野心が進歩に美化されて、クリップの間に収まっている。

カラーフィルター付き天井

実験室の補助照明。目を保護するフィルター付きで、職員の健康に配慮している。

決まった時間に消灯するのは着任したての研究員だけ。段々と彼らも照明と同じように、朝8時から夜明けまで働き続ける。

「夢見た地」

生命と源石が結びつき、アーツによる造物が感情を持ってここに生まれ、夢の中で描いた場所へ向かって進む。

ドロシーはそれらを、その命に代えても守りたいと願っている。

「凝視」

可動式のアームは使用者の思うままに調節が効き、満足のいくものである。

ライトは机の上の一角を狙って照らし出し、長い長い労働時間の間も、決して方向を変えたりはしない。

デュアルディスプレイ

人体に配慮したデザインで、使用者はどこにいても自分の欲しい情報を得ることができる。

前を向けば前進、後ろを向けば継続。技術はその方向に限定されず、いつまでも発展し続ける。

透過防止カーテンA

薄いグレーのレースカーテン。マジックミラー式で、流線型の模様はデザイン性が高い。

簡単な布が実験室と荒野を隔てる。研究員は生活の為に室内で奮闘し、開拓隊は生きる為に荒野を行く。

透過防止カーテンB

薄いグレーのレースカーテン。マジックミラー式で、流線型の模様はデザイン性が高い。

簡単な布が実験室と荒野を隔てる。幻想は世に平等を撒き、現実は地に陰謀を注ぐ。科学は常に思い通りにならない。

培養室の壁紙

培養室の壁紙。簡潔なデザインで、余分な模様は一つもない。

一心不乱に科学に身を捧げ、ついに新たな成果を上げる。すべての研究員がこのような日が来るのを夢見ている。

培養室の床

培養室のフロアタイル。防滑処理が施されており、非常に清潔。

報告書への記入や、議事録の作成、データ更新。研究員たちの歩みはこのタイルの上に留まることなく、常に忙しげに前進し続ける。

風鈴ライト

小さな風鈴がついているライト。澄んだ音が美しい景色に華を添える。

ドゥリン人たちがよく酔っているかの判断に使う。「三個だって?嘘言うなよ!どうみたって五個だろうが。俺がこの手でつけたんだぜ?」

寄せ植えパーテーション

木製のパーテーションに様々な植物が植わっており、度々垂れた藤蔓を掴もうとジャンプする人々が見られる。

ドゥリン人の中には、キノコと背比べする者たちもいる。「へへへ!あと一センチで追いつくからな!」

浮き輪ラック

水遊びがしやすいように置いてある浮き輪。誰でも自由に使える。

浮き輪を使う時は大きさに注意するといい、ドゥリン人用のものは肩にはめる事しかできないだろう。

三角旗ガーランド

布製の三角旗。染料には果汁や植物の汁が使われており、自然な色合いである。

ドゥリン人たちはもともと色調の近いものを順番に並べていく予定だったが、三つ目を作っている時に諦めた。「自然で無造作な美しさを目指すんだよ!」

布天井

波のようなデザインで、風が吹くと布の波紋から風の形を知ることができると、パゼオンカだけが気付いた。

前回の多数決で、布天井は青地に赤い模様を入れるものだと決まったため、ミニマリストは少なくとも三か月の間、目が痛かったと述べている。

「マイク」ファン

回っている扇風機に向かって歌を歌うと、絶妙なエフェクトが掛かる。水遊びを終えたらここで歌ってみるのもいいだろう。

扇風機にマイクをつけるかどうかが、次回の多数決の議題である。放送が流れて十分したら広場に集まって会議に参加するように!

最優秀デザインソファ(小)

最高評価を獲得したソファ。ミニマリストはこの結果に納得がいっていない。

噂によると、ミニマリストもデザインを提出していたが、あまりにもシンプルな見た目で、みんながソファの芯だと勘違いしたために投票する者はいなかったらしい。

低脚ベンチ

客が何人座れるのかと訊くと、ドゥリン人は五人と答え、フォルテは二人だと言った。客が自分で試すと、三人座れた。

「この話の要点はのぅ、何事も自分で試さねば分からんということじゃ」おじいさんが本を閉じながら言う「だからこのビールも、飲んで初めて最高だと分かるのじゃ!」

石膏の盆栽

高低差のある設計で、植物を植えるのと同時に飲み物を置くことができる。

上にあるのが飲み物、下がキノコだ。口に入れるときに間違えないように。

砂のお城

前回ここに来た者が残した砂のお城。楽しんで帰っただろうことが見て取れる。

砂の城がビーチにだけ存在するという決まりはないので、よく意外なところで見つかったりする。

最優秀デザインソファ(大)

最高評価を獲得したソファ。ミニマリストはこの結果に納得がいっていない。

このデザインの秀逸な点は、小さなボートとしてこのまま水に浮かべることができるところである。ボールを使えば友達と水上アクティビティを楽しむことができる。

酔いどれサーフボード

ボードラックのデザインは、ドゥリン人が酔っぱらったあとのぐでんぐでんの姿からインスピレーションを得ている。

タグが掛けられた二つのサーフボードは、前回大会の優勝者二人の者だ。片方は果実酒を、もう片方はビールをしこたま飲んで同時にゴールに着いたため、ちょっとした衝突が起きた。

スケルトンケース

デザイナーは用途を明確に示していないので、自由に使っていい。

ドゥリン人が以前この中で飛鉗獣を飼育して、どれが一番高く跳べるかを競わせていたが、段々と管理しきれなくなったため、中身を動かない植物に入れ替えた。

真っ白ぴったり天井灯

ドゥリン人の商店で適当に購入したシーリングライト。二つ一組、一つ購入すると一個プレゼント。

ミニマリストが唯一褒めたデザインである。

人工ビーチ

三から五名が遊べる小型の人工ビーチ。きめ細かい砂は清潔で柔らかい。

これだけの量の砂を室内に持ち込むのは大変な労力だが、気持ちが理性を凌駕し、思いついた次の瞬間には行動に移していた。

ウォールディスプレイ(理想都市)

ドゥリンの卓越した技術により、巨大な滑り台や他のアトラクションが吹き飛ばされる前の姿で保存されている。

エリジウムはこのディスプレイの前を通るたびに、自分の水遊びの極意と、水面に映ったイケメンのことを語っている。

ハウスの床

わくわく水たまりハウスの床。滑り止め処理と吸水加工を施しているため、転倒することはない。

酔って天井と床の区別がつかなくなれば別だが。

ブロンズライト

とんでもない大きさのライト。だが実際には消費エネルギーの最適化が行われている。

柔らかな光が木の実割り人形の顔を照らし、キャンディフェアリーはようやく、この玩具が彼女の友達であると分かった。

「玩具と友達」

オーダーメードの木の実割り人形。「木の実割り人形」の舞台が終了したあと作られた。

キャンディフェアリーは一滴の涙を落とした。分厚い木くずが人形の身体から剥がれ落ち、穏やかなソナタが再会のムードを最高潮へと押し上げた。

ポットソファ

食事と睡眠の融合。夢の中で生まれ、現実に現れる。

木の実割り人形がかつて衛兵だった時と同じようにベッドの傍に立って、眠るキャンディフェアリーを見守り続ける夜は、何度もあった。

パズル絨毯

フェルト地の丸い絨毯で、自由に組み合わせることができる。

衛兵は四歩後退して回避しようとしたが、ザラックの王妃がアーツで生み出した絨毯で足をもつらせて転んだために、間に合わず、白い光とともに人形になってしまった。

トランプスツール

トランプを模したデザインのスツール。四つの面に異なるスートが描かれている。

トランプには四種類のスートがある。椅子にも四つの面がある。キャンディフェアリーに木の実の果肉を食べさせたあと、四歩後ろに下がることでザラックの王妃の呪いを解くことができる。

ブロンズスタンドライト

ブロンズベルと揃いのスタンドライト。銅製の柱は、見た目は重厚だが中が空洞であるためにコストカットされている。

木の実の殻は非常に堅いが、衛兵は果肉を取り出すことを誓った。刀の歯がこぼれたなら歯で……この灯りは、彼と同じく夜通し眠ることはなかった。

幾何学模様の絨毯

ダイニングテーブルと揃いの絨毯。パターンはシンプルだが、赤・黄・藍の三色が絶妙にファンタジックな雰囲気を醸し出している。

美貌を失ったキャンディフェアリーは、驚き慄いて転倒し、衛兵が伝説の木の実を城に持ち帰るまで、丸々十五年も眠り続けた。

フェアリーテーブル

常に食べ物が並び続けるテーブル。噂によれば、鍵を回すことで、美食で満たされたファンタジーの世界へと通じる扉が開かれるらしい。

「ビスケットと果実を食べること、ただし同時に食べてはいけない」キャンディフェアリーが美貌を保つ方法は、ザラックの王妃には効果がなかった。彼女は報復することを決めた。

藤蔓のライト

藤蔓の間に稀に生える葉をモチーフに作られたライト。柔らかな光を放っている。

多くのザラックが、暗闇の中で人形の身体を噛んでいる。キャンディフェアリーは灯りをつけると、急いで靴を投げた。今回は、彼女が人形を助けた。

ベルの飾り

非常に目立つベルのライトであるが、特定の時間にしか鳴らない。

邪悪なザラックの王妃が呪いの言葉を唱えると、ベルの音が大きくなった。勇気ある衛兵が突っ込んでいって、気を失ったキャンディフェアリーを抱える。舞台は一つ目の盛り上がるポイントに差し掛かっていた。

ブロンズドア

フェアリーホールの門。鍵穴は見せかけのもので、合言葉によって開く。

「これは他国から送られてきたプレゼントだ」そう大臣は人形のことを紹介した。目覚めの喜びの中にいたキャンディフェアリーが異変に気付くことはなかった。

カップソファ

デザインのテーマはポットソファと同じで、色は紅茶とラズベリーケーキの赤である。

「伝説の木の実だけが、彼女の姿を元に戻すことができる」ソファに座った魔女は、懇願する衛兵に対してついに口を開いた。

「バラと時針」

時針の代わりにバラを使った目覚まし時計。時を指し示す必要はない。花の咲き具合がすなわち時間である。

目覚ましが鳴ると、バラの花が咲き誇り、部屋は花の香りで満たされる。客人が席につき、ホールは時間通りに開かれる。

ルークの飾り

本来の展開によれば、ザラックの王妃はこの駒で衛兵を殴って昏倒させたはずだが、今は舞台上のイメージとしてしか存在しない。

駒が置かれ、緞帳が閉じられる。 登場人物たちは夢から覚めようとせず、観客は物語から離れようとしない。

ホールの壁紙

ホールの壁紙。樹木の木目模様以外に、余計な飾り立てはされていない。

助け合い、守り合う。元からシンプルな話だ。

ホールの床

組み合わせた痕跡が全くない暗い色調の木の床。掃除が比較的面倒である。

少女が目を覚ますと、「木の実割り人形セット」が床に置かれていた。彼女が今のままで見ていた夢を思い返していると、ふと人形が自分に向かって微笑んでいるのに気付いた。

レースカーテン

キャンプ場で風や砂を防ぐために使うカーテン。カジミエーシュにはそよ風が絶えず、カーテンは絶え間なくはためき続ける。

キャンプ風吊下げ灯

キャンプ場の光源として設置された二対の吊り下げ照明。アシンメトリーなデザインは、バランスの取れていない心を表している。この光を浴びる者よ、あなたは一体いつになれば安寧を得られるのか?

キャンプ風調理場

キャンプ場で食材を調理するための調理台。剣で敵を斬ることよりも、ナイフで肉を削ぐことこそが日常である。これは堕落に当たるのかどうか、俗世の人間にみだりに議論する資格はない。

無煙ロースター

食材を調理するための無煙ロースター。一族没落のきっかけは先人の死去であり、ゆえには後の世代は成長して先人のようになる必要がある。運命は選択の余地を与えてはくれないのだ。

葉っぱのカーペット

葉っぱの形をしたキャンプ風カーペット。死した葉だけが地に落ち、踏みつけられ、大地に深く埋まっていく。

火の点いていない火鉢

火の点いていない火鉢。「スニッツ」、「ヨランタ」と彼が二人の名を呼んでも、もう誰も火を点けには来てくれはしない。

キャンプ風装飾石柱

一般的な石をアーツで簡単に加工し石柱にしたもの。心の中の壁を建てるのに石は必要ない。だがそれは石よりも硬く、逃げようとする魂を固く封じ込める。

キャンプ風天井装飾

イルミネーションライトがついており、ちょっとした明かりとしても使える天井装飾。彼は未だにキラキラと輝く夜空を恋しく感じており、ビルがギラギラと輝く夜に嫌気がさしている。

キャンプ風葉形照明

重なった葉っぱからインスピレーションを得てデザインされた芸術的な照明。光が注げば影が浮かび上がり、顔を上げて見渡せば、大地が黒く染まっている。

キャンプ風テーブル

小物を置いたり、食事をするために使う木製のキャンプ用テーブル。彼はもうずっと一人旅を続けており、このような長テーブルはただ孤独と寂しさを際立たせるだけである。

キャンプ風ベンチ

長テーブルの傍で休息するためのキャンプ用ベンチ。だが彼は確かに、ベンチが人で埋め尽くされる温かな時間を夢見たこともあった。

荒野用無線機

キャンプメンバーが連絡を取るために使う、軽くて持ち運びしやすい簡易無線機。無線機は尋ね人の元に繋がることはなく、彼もまた不必要な連絡をすべて断ち切った。孤独はまさにここにある。

キャンプ風ハンモック

キャンプに欠かせない麻縄製ハンモック。これは自ら追放を選んだ者のために用意した贈り物である。

荒野の苔石

キャンプ場を建てる時に捨てずに残しておいた石材が、いつの間にか装飾品となったもの。誰かが電気スタンドを苔石に挿したことで、苔石はデスクとなった。命無きものの意義はこうして覆い隠せるが、生きた魂はどうなのだろうか?

ポータブル釣りセット

河辺で釣りをするための道具一式。釣りの本質とは待ち望む過程だと言うが、もし何一つ望まない男がいたとしたら、彼は河に釣り糸を垂らすのだろうか?

キャンプ場の夕焼け

ズヴォネク農村部の夕暮れ時を再現した大型ディスプレイ。今日の太陽はもうすぐ死にゆく。だが残念なことに、日が焼き焦がすのは空だけであり、燃えやすい大地に対してはなす術がないのだ。

キャンプ風フロア

ズヴォネク原産の木材が使われているウッディフロア。故郷とは家族の住むところか、それとも慣れ親しんだ景色をかき集めたものか?もしそれが故郷の定義ならば、ムリナールは故郷を持たないことになる。

「風鈴の照明」

バイオマス発電の照明。風に吹かれると心地よい鈴の音が鳴る。この小さな明かりは風力によって運ばれてくるほこりを吸着することで充電されるため、ハプニングが起こらない限りずっと輝き続ける。

サルゴンの親水性植物

サルゴンのジャングルから持ち込まれた観葉植物。どことなく鮮やかな色をしている。定期的に剪定を行わないとどんどん生長し、天井から床まで埋め尽くしてしまう。ミヅキはその中に秘められた生命力をとても気に入っている。

木材用キャビネット

バーベキュー用の木材を保存するための床置きのキャビネット。乾燥した木材の方が火を起こすのに適しているため、湿気の強い海辺では、水気を遮断した場所で保管しておく必要がある。

ボックススツール

収納ケースでもありスツールでもある兼用家具。かさばる物を数個ほどしまえると同時に、疲れた客人を癒すこともできる。

ドッソレス飲料セット

ドッソレスのノンアルコールドリンクが入ったバケツ。ドッソレスの有名な酒たちよりも、ミヅキは新鮮なフルーツジュースで喉を潤す方が好きだ。

エーギル風貝殻照明

エーギルから流れ着いた貝殻で制作したらしい照明。飲んで食べて騒いでいる最中は、誰も突然貝殻を見上げ、なぜそれが光っているのか疑問に思ったりしないだろう。だが、もし光る「真珠」が落ちてきた場合は、また別の話である。

「極東」風串焼き器

「極東」の屋台料理を焼くための機械。とは言っても、極東人はこの屋台に並べられた色とりどりの食材を見ると、慌てて距離を取るのだ。

極東の畳

極東原産のわらを編んで作った、すごく分厚い畳。それはミヅキの故郷、そしてミヅキの思い出から生まれた。

シエスタ風スツール

軽い素材で作られた小さなスツール。シエスタのビーチではよく見られるもの。ミヅキはかつて、これと似たスツールに座って、潮風に吹かれながら音楽に合わせて揺れる観光客を見たことがある。

クーラーボックス

氷がいっぱい詰まった、とても軽いクーラーボックス。部屋から海辺まで少し距離がある時、何度も氷を取りに往復したくないのなら、これを持っていこう。

ドッソレス風椅子

携帯式の木製椅子。ドッソレスのビーチではよく見られるもの。ミヅキはかつて、これと似た椅子に座って談笑した後、共に遠くのスクリーンに流れる賞レースを眺める観光客たちを、見たことがある。

屋外用火鉢

食材を焼いたり、暖を取ったりするのに使う火鉢。なぜミヅキは食材を焼く時に「鮮度」を最大限に閉じ込めることができるのだろうか?

小型オーディオ

内蔵型バッテリーの小型オーディオ。サイズは小さいが、音量は小さくない。流れる音楽も……ほとんどの人が普段聞いているものと変わらないのでは?

乾燥中なめし皮

つるつるとした手触りの乾燥なめし皮。何の動物の毛皮で作ったのか不明だが、とても手触りがよく、ついつい触りたくなってしまう。

「エーギル」風ドリンクバー

「エーギル」特製ドリンクが詰まったドリンクバー。エーギル人はこれを見て黙り込み、エーギル人以外はこれを飲んで眉をひそめた。

リーブスカーペット

イベリアの海浜植物の葉で作ったカーペット。少しだけ染めてある。イベリアという国は静寂の中に沈んでしまったが、自然環境自体は何の影響も受けていないため、一部の植物は却って以前よりも繁茂している。

小物置き用テント

テントいと言っても、実際はただ木の棒と薄い布で組み立てた小さな三角形のスペースである。しかしミヅキはこれよりも粗末な場所に住んでいたことがあったので、特に感想を抱くこともなかった。

シエスタ風ラウンジチェア

携帯式折り畳みラウンジチェア。ビーチでバカンスする人たちから高い人気を誇る。椅子がもう少し大きければ、ミヅキも上に丸まって寝ることができたのだが、今のサイズでは座ることしかできない。

ビーチの夕暮れ

夕暮れ時の海辺の美しい景色を再現した大型ディスプレイ。ハイモアは時々ディスプレイに映される砂浜の夕焼けを、長い間ぼうっと眺めることがある。だけど、海は決してこのようにずっと穏やかなわけではないことを、ミヅキは知っているのだ。

パーティー用砂場

吸水性と通気性を備えた木材で囲まれた砂場。自然の砂利も悪くはないが、文明が作り上げた床にもその利点がある。良い物であれば、拒む理由はない。

窓下のカウチ

出窓の上にクッションをいくつか置いて繋ぎ合わせたカウチ。休み時間中の教師たちに安らぎを与えてくれる。カーテンが閉じても、暗闇を追い払ってくれるランプがある。

木製中柱

大きく丈夫な木の柱。教室全体の梁を支えてくれている。全ての重みがその身にのしかかる時、踏ん張り続けることができなければ、音を立てて崩れ落ちるしかない。

本の上の「筆立て」

積み上げられた古い本の上に蓋のないポットが置かれてあり。中に折れた定規が数本挿してある。教師からすれば、ほこりの積もったお下がりでも、少し拭いてきれいにすればまだまだ使い道はたくさんある。

窓辺のローテーブル

本や紙が乱雑に机の上に積まれている。片付けようにも、手をつけようがない。適当に積まれているように見えるが、持ち主はいつもこの中から必要なものを素早く見つけ出すことができる。

木製脚立

本棚の前に置いてある古い脚立。少しぐらぐらする。手を伸ばし知識の果てに触れたいのなら、虚空を踏みしめるわけにはいかない。

木製本棚

シンプルかつ素朴な壁面本棚。並べられている書籍はどれも選りすぐりのものばかりで、中には何度読んでも価値のある本も存在する。

大きな地図

大地全体が描かれている大きな地図で、様々な用途使える。目は遥か遠い先に届くのに、足がそこにたどり着くことは永遠にかなわない。

アンティーク掛け時計

かなり古い年代物の掛け時計。美しい鐘の音を響かせながら、授業の始まりと終わりを告げる。その清らかで美しい音色は時を経ても変わることはなく、聴く者は哀愁を覚えると同時に思わず心も弾む。

チェック柄の絨毯

柔らかく分厚いチェック柄の絨毯。足を滑らせて脚立から落ちた人が怪我をするのを防いでいる。生まれ落ちた子供が、そのまま思いっきり固い地面に落ちていく時代も存在するのだ。

「ひしめく知識」

狭い教壇の上に彫像や絵画が置かれており、大きな黒板には公式や単語が書かれている。教卓の上の電気スタンドは夜遅くまで灯されており、その前に座る者の首は夜明けまで痛み続ける。

乱雑な学習机セット

各教室に置かれている指定の学習机と椅子のセット。二人までが座ることができ、本の下には学生の残した落書きが隠れている。最前列に座る子供は常に言うことを聞かない、いたずらっ子である。顕示欲とは変え難い人の本性なのだ。

学習机セット

各教室に置かれている指定の学習机と椅子のセット。二人までが座ることができ、上に置かれた教科書はきちんと整頓されている。この列に座る生徒は皆好奇心旺盛である探求欲とは抑え難い人の本性なのだ。

プロジェクタースクリーン

安物の白いスクリーン。使わない時は手動で畳む必要がある。この一面の白の中で、文字が再編成され、図形が再構築され、歴史が再演される。

教室の照明

緑色のガラスでできた照明。どの光は教室を明るく照らしてくれる上、目にもとても優しい。柔らかな光は熱心に教科書を読んだり、こっそり居眠りをする妨げにならない。

小さな本箱

学習机と同じ高さの正方形の本入れ。スペース上の関係で、数冊しか入らない。どんなことでも、黙って耐え抜くには限度があるのだ。

授業用品収納棚

授業用品を置くための大きな木製の棚。スッキリしているように見えるが、棚の中は雑然としている。見える部分を取り繕うだけでも、長く続けるのは難しい。

掲示板

教室の後ろに設置された小さな黒板。授業の時間割と学校からのお知らせが貼られている。時間は似たようなコマの間をすり抜け、歳月はくり返される毎週の中に消えていく。

教室の壁紙

上品なグリーンの壁紙。木を基調とした教室との相乗効果によって、学生たちの平常心を一瞬で取り戻させてくれる。鮮血と硝煙に覆われているこの都市に、眉をひそめ眠る人々の安らぎとなる緑はまだ残されているのだろうか。

教室の床

穏やかな色合いの木製床。教師と学生の共同作業のおかげで、常に新品のようにピカピカだ。しかし年月を経るごとに、床を汚す靴跡はどんどん少なくなっていった。

ローズカーテン(小)

二人兄弟の痩せている方。別段、「痩せっぽち」なんてあだ名で呼ばれているわけではない。視界を遮るという責務をきちんと果たしているので、隅にある目立たない茶色のシミには目をつぶってやろう。

ローズカーテン(大)

二人兄弟の太っている方。薔薇の模様がきめ細やかで美しい。大きな身体は外界で流れる時間をしっかりとシャットアウトし、このカーテンに守られていることを中にいる人にいつも意識させている。

レトロな映画鑑賞セット

実際はシラクーザの最新式テレビ。とある音楽プロデューサーが『シラクザーノ』に特別出演した時の映像を繰り返し放送している。この現代になぜ、なおもレトロ式のテレビを買う人間がいるのか?それは、彼らが皆過去を重んじる人だからだ。

長生きな観葉植物

四角形の植木鉢の中に広葉植物が植えてあり、その葉っぱは黙々と生長し、広がってきている。しばしば、盃の中の酒の残りがどこへ行ったかを不思議がる者がいるが、あとで鉢植えの土を調べてみると、アルコールが検出されることがある。これがこの場所で未だ生きているのは奇跡と言うほかない。

「光あれ」

柔らかな光を放つ、精巧な作りの吊り下げ式照明。仕事を終えて帰ってきた構成員は、よくこの照明に祈りを捧げている。まるで、そうすれば心の平穏を得られるかのように。

革張りのシングルソファ

分厚い革張りのシングルソファ。まだら模様の背もたれは何度も継ぎ接ぎした跡があり、弾痕と刀傷が今も残っている。このソファの主人たちは皆、引きずられて席を離れていったのだろうことは想像に難くない。

毛皮の絨毯

クラシカルな毛皮の絨毯。柔らかな表面には塵一つない。この毛皮の主も荒野から来たという話だが、今や足蹴にされるだけの存在だ。

大理石のローテーブル

大理石を切り出して作った天板を用いたテーブル。長年使われ続けた今も頑丈なまま。この上には何だって好きなように置いて構わない。ここはシラクーザで唯一ルールを守らなくてもいい場所だから、文句を言う人は誰もいないだろう。

「もしもの備え」

長いこと開けっ放しにされている金庫。室内で最も目立つ場所に置かれているが、中の財産は少しも盗まれたことがない。というのも、ここに収められた財産は室内の誰の物でもなく、その家族のために残しておいた物だからだ。

「乱闘の始まり」

横に置かれたチップこそが、楽しいテーブルサッカーのカギだ。一つアドバイスをするとしたら、それは「金だけは賭けるな」だろう。

「召し上がれ」

控えめで上品なサービスワゴン。押すのにはとても力がいる。シラクーザのサービスワゴンは一般的に、底の方から血が染み出して作業に響くのを防ぐため、一定の密封性を求められるものだ。しかし、今日運んでいるのは冷たいドリンクなので心配はいらない。

マフィアの機密ファイル

「機密」と書かれた封筒が開かれ、中のファイルが地面に散らばっている。これは決して開けた人物が不注意だったわけではなく、ファイルの持ち主がすでに始末され、それが重要ではなくなったというだけのことだ。

布張りのシェードランプ

シンプルなデザインのシェードランプ。照らせる空間はかなり限られているが、人々はこれを雰囲気作りのために買い求める。この照明が激しく揺れ始めた時は、何か大変な事が起きている。

バーのスツール

座り心地の良いベルベットが張られた、頑丈な一本足の丸いスツール。地味だからと言って甘く見てはいけない。この椅子は少なくとも三件の殺人事件に関与しているのだから。

大理石のバーカウンター

その表面は鏡のように磨き上げられており、ガラスとぶつかると軽快な音がする。一杯のヴィンテージ・ウイスキーに、クルビアから仕入れた透き通るような氷を一つと、枯れた涙でできた塩を一つまみ。愛する人よ、素敵な夢を。

カバー付きシャンデリア

温かみのあるシャンデリア。光を最大限広げるために、ランプをガラスの中に配置している。これが目撃してきた死と裏切りは、あなたの想像より遥かに多い。

大理石の柱

美しい大理石の柱が、部屋全体の重みを支えている。多くの人は普段、この柱の存在を気にも留めないが、それでいてこれは必要不可欠だ。

シラクーザ風壁紙

落ち着いたデザインの壁紙。その滑らかで手入れのしやすい材質は、シラクーザのインテリア業界で長い間流行している。しかし、それがここまで愛されている理由については、どんな内装業者も口を閉ざす。

シラクーザ風床

暗い赤色のコルクマット。きめ細やかなスエードが移動時の足音を極限まで抑えてくれるため、ファミリーからの大量発注もよく入る。一部のシラクーザ人の日常業務を鑑みれば、こうした床はまさに最適と言えるだろう。

裁判所の照明

裁判所の天井照明。厳粛な法廷に光をもたらしてくれる。人工の光なので、もちろんいつでも誰かに消されることができる。

マフィア関係者専用席

陪審員向けに用意された階段付きの座席。ここに座れるのはファミリーの代表者だけだ。ある意味、この席こそが法廷内のカギを握っているともいえる。

灰色のカーペット

幾何学模様が入った大きなグレーの絨毯。多くの人に踏まれてきたかのように見えるが、実のところこれは裁判所に敷かれた当初からこの色をしている。シラクーザにおいて、裁判所の雰囲気は実用性よりも大切なことなのだ。

アンティークな柱

アンティークな雰囲気のある、複雑な装飾が施された石柱。一番小さな凹みすらもピカピカに手入れされている。シラクーザの顔としての裁判所がどれほど重要視されているかは、語るべくもない。

「トラック用進入口」

壁に開いた巨大な穴。ある審理の最中に突っ込んできたトラックが開けたもの。在るべからぬルールが邪魔になった時は、アクセルを思いっきり踏み込めばいい。

修繕用の板

打ち付けて穴を塞ぐための木板。しかし今はその時間がないため、一時的に横に積み上げられている。彼らは穴を塞ぐことだけを考えていて、建物を取り壊し建て直すほどの勇気はない。

裁判官席

裁判官用の椅子。真ん中の椅子よりも一回り小さい。ここに座る人は通常、ほとんど発言しない。裁判の結果は彼らとは無関係だからだ。

裁判長席

裁判長用の椅子。重々しく厳粛で、滅多なことでは揺れ動かないように見える。しかし実のところ、ここに座る人は常にジレンマに陥り、心にもない発言をするばかりだ。

裁判官のデスク

資料や法典が山積みになった、荘厳な裁判官のデスク。幾年にもわたり、無数の判決がこの上で下され、完全なる公正が実行されてきた。無論それは、シラクーザにおける「公正」なのだが。

パーテーションスタンド

木製の丈夫なパーテーションスタンド。主な目的はマフィアを被告人から遠ざけて守ることにある。一台の大型トラックに対しては、おそらく何の盾にもならない。

証言台

法廷内に置かれた証言台。被告人と証人はここで質問に答えることになる。しかし実のところ、彼らの発言を気にかける人物など本当にいるのだろうか?

裁判所の壁掛けランプ

裁判所の壁に掛けられたランプ。照明としての効果はほとんどない。その存在意義はシラクーザの裁判所に似ており、本来の役割と実際の機能が結びついていない。

傍聴席

法廷内の傍聴席。審理に興味を持つ民衆がここで傍聴する。裁判の際に許されるのは「正しい」発言だけであるため、ここに座るには厳格な審査を受けなければならない。

天窓

陽射しが柔らかく降り注ぐ、エレガントな造形の天窓。設置されている位置の関係上、陽射しを浴びられる人間はごく少数に限られる。

木製ハンガー

裁判所内に置かれたハンガー。その雰囲気によく馴染むデザインをしている。ハンガーは裁判所の必需品ではないのだが、シラクーザの裁判所で一番頻繁に使われているのは間違いなくこれだろう。何といっても、ファミリーの代表者の服は妙に重たいからだ。

公共用本棚

木製の重厚な本棚。裁判所が収蔵する法律書はすべてこの中に置かれており、公共用として開放されている。裁判官が中にある本を閲覧する必要もなければ、本を借りたことのある市民もいない、単なる展示物。

裁判所の壁

白い大理石を彫り上げて作られた壁。その頑丈さは法が持つ無上の権威を最もよく表している。トラックに容易く破壊されるその日まで、中の材質がただの石灰であることに気付いた人はいなかった。

裁判所の床

シラクーザでは一般的な、ダークウッドの床。裁判所の内装として使われているので、この上を歩くのはあまり安全な気がしない。

「資料置き場」

大きめの飾り棚。段ごとにテーマが異なっており、探偵学関連の書籍がメインながら、持ち主の厳選した推理小説なども飾られている。

ガラス付きランプ

開かれた本のページを思わせる照明。「2枚のガラスがあるだけで、単なる電球が芸術的な照明に変わるのだ。如何かな、諸君」

「証拠品置き場」

借り物のテーブル。置かれているのはどちらも、最初の訪問客がくれた贈り物だ。本はレプリカなのだが、一度痛い目に遭った探偵はできれば近付きたくないと思っている。

「ひらめきの隠れ家」

小さめのカギ付き本棚。探偵の大事な事件ファイルが入っている。「完璧な犯罪など存在しないのだ!」と、探偵は自分を激励する。

「情報検索カウンター」

高性能なデスクトップ端末が置かれた書籍検索用のカウンター。本屋を開こうとした名残らしいが、いざ内装が完成すると、そんな面影はどこにもなかった。

「フー、ハウ、ホワイ」

やや取り出しづらい設計だが、探偵の強い要望でそのまま残すことになった本棚。上と下、どちらから見るかでまったく違うストーリーを読み取ることができる。

「デイリーロドス」

「デイリーロドス」と書かれた新聞を収めたラック。どれも探偵自身が印刷したもので、主にロドスで発生した不可解な事件が掲載されている。エクシアはこれを大層気に入っているようだ。

高難易度ナンプレ

探偵の頭をも悩ませる難しいナンプレ。彼女がこれを眺めて考え込む姿はたびたび目撃されているが、実は一ヶ所数字の印刷ミスがあるので解きようがない。

密室風の照明

探偵が自ら選んだ照明。素朴で上品な外観で、神秘的な雰囲気を醸し出す。イースチナは「照明を選ぶセンスだけは認めましょう」と言っていた。

探偵の「安楽椅子」

探偵が安楽椅子だと言い張る硬い木製の椅子。彼女は時折、ひらめきを求めてこの椅子に座り、セーターを編んでいる。

調査用の黒板

何枚か写真が貼り付けられた黒板。探偵が怪しいと睨む人物や事件にまつわる写真ばかりが貼られており、その中に自分の写真を見つけたアーミヤはショックを受けていた。

造花のワゴン

造花がたくさん飾られている金属製ワゴン。ただでさえ忙しい探偵に植物の世話までしろというのは少々酷な話であるからして……

探偵の作業台

探偵が作業台として使っている重たい机。証拠は些細なことから発生する。たとえば、無造作に置いた帽子から探偵の正体が発覚することもあるのだ。

探偵のデスク

参考書が積み上げられた、動かしづらいデスク。最近探偵がどんな推理小説にハマっているのかがわかる。

手触りの良い絨毯

柔らかな絨毯。裸足でも靴を履いていても踏み心地抜群。エンペラーの絶版アルバムをこっそり下に忍ばせたのがエンペラー本人だとは知らない探偵は、いまだに誰の仕業かわからずイライラしている。

密室風の壁紙

探偵が自ら選んだ壁紙。すりガラスを模した材質がさりげなく空間を演出する。まるで、来もしない吹雪に閉ざされるその日を待ち続けるかのように。

密室風の床

探偵が自ら選んだ床。そこにチョークで人型の白線を描こうとする探偵の試みは阻止された。――ドアチェーンが床に落ちた音を聞いたのは誰か?

ジャム用の木製ラック

シンプルな木製ラック。旬の果物を煮て作ったジャムが置かれている。やや多すぎる気もするが、来客も多いので大丈夫だろう。

干し草のカート

干し草の運搬用に木箱を改造して作った手押し車。ピッチフォークの先端はもう鋭く尖ってはいないが、武器に使うには十分だろうし、気を付けるに越したことはない。

藤編みの照明

柔らかな光を放つ照明。ランプシェードは粗末な作りのかご編みで、物入れにも使えると制作者は言ったが、恐らく本人以外誰もそうは思っていない。

中古の折りたたみ椅子

中古で手に入れた、座るとギシギシと鳴る折りたたみ椅子。上に載っている黄色いクッションは、訪問客が贈ってくれた作りの良い品物だ。

大きなオーブン

家主愛用の大型オーブン。機能も豊富で、一度に十人分の食事を作ることができる。これで肉を焼くと実に美味しく仕上がるので、十人分は食べられると皆が言い切るほどである。

タイル付き石テーブル

白く滑らかな大理石のテーブル。薄緑の模様付きタイルがはめ込まれている。家主は客人から草編みのドラゴン人形を褒められたいと思っているようだ。

食品貯蔵箱

シンプルかつ大容量でとても丈夫な藤編みの物入れ。甘いカボチャは長持ちするが、食いしん坊のお客が来ればひとたまりもない。

チェックの絨毯

緑色のパイル生地でできた手作りの絨毯。裸足で踏むととても心地いい。くれぐれも食べかすをこぼさないよう注意しよう。

「心の中の灯火」

枯れ木を使って作られたフロアライト。中にある四角いランプは非常に明るいがまったく熱くない。朽ちゆくものを火にくべて、未来を照らす灯火とする。

ユリのカーテン

透かしが入った薄緑のレースのカーテン。ユリの模様は家主のお気に入り。布越しに差し込む柔らかい光が、穏やかな夢のような空間を演出する。

干し草の塊

しっかり束ねられた干し草の塊。ほどいてみれば、中からなくしたものが出てくるかもしれない。オーブンのリモコンに、鍵やカードキー、ガラス玉や、ヘアピンも……

上質なオークの樽

上質な作りの樽。中には家主と友人が苦労して復活させた醸造法で作った、度数の低い果実酒が入っている。

貯蔵スペース

玄関に置かれた蓋のない物入れ。上部にあるソーラーライトが葦の水分を飛ばしてくれる。以前家主がアーツで葦を乾燥させようとした時は、危うく大火事を起こすところだった。

石造りの仕切り

天然の石を切り出して作られた仕切り用の壁。素朴な味がある。一度家主が置き場所を変えようとしたものの、これを動かせる者はいなかった。

無垢材の天井

シンプルな木製の吊り天井。編み上げた葦が吊り下げられており、夏は降ろして敷物として使うこともできる。秋が過ぎたあとも、彼女はまたここで夏を過ごせたらと考えている。

内蔵式コート掛け

オーダーメイドのコート掛け。自然な味わいが漂う。かけられているコートは、家主が唯一簡単に着脱できる物だ。

豊穣の秋

ヴィクトリアの秋、収穫期の光景が映し出されたウォールディスプレイ。農家出身の来客たちは、大抵この光景を前にうずうずしてしまうらしい。

カラフルなコルクの床

彩り豊かなコルクの床。自然な暖色は田舎風の雰囲気にぴったり。だが、乾いた葦が度々飛んでくるため、掃除はなかなか大変だ。

薬草乾燥棚

上質な藤で編まれた三段式の乾燥棚。風通しの良い日陰で薬草を干すのに使う。

早朝の街角で、医館の主人が鍛錬しながら薬草をふるいにかけている。風が吹けども、その薬草は一つとして飛ばされはしなかった。

煎じ薬用の七輪

良質な白泥を使い、いくつもの工程を経て作られた炎国式七輪。

頃合いを見て、医館の主人は七輪にかけ熱された薬土瓶を素手で持ち上げ、薬を椀へと注ぎ入れた。まだ熱の残る七輪は、砂漠で触れた砂を思い出させた。

吊り下げ式常夜灯

素朴で精巧な作りの炎国式照明。光は柔らかいが、暗闇でも十分明るい。

戦から兵士たちが戻る頃、医館は日夜明かりを灯して重傷者を受け入れていた。今では、過去を懐かしむ者が時折訪れるばかりだ。

「春の芽生え」

上質な紅木を彫って作った台形の仕切り。鉢代わりのそれには、砂漠から持ち帰った枯れ枝が植えられている。

子供が苦い薬をこっそりここに捨てているからか、枯れ木から時々新芽が生えてくる。

薬師の長机

大工は仕切りを作った時に余った木材でこの長机を組み立てて、旧友へと贈った。

処方はすべて頭の中にあり、冊子には常連の患者たちの症状が記録されている。寅の刻まで絶え間なく続く乳鉢や薬研の音は、幾年経っても変わらない。

「梁下に安ず」

屋根の棟を支える木の柱。内装を幾度変えようと、この柱だけは変わらずそこに立ち続ける。

地震に揺られ、家主に降りかかる刃を防ぎ、今は服を掛ける以外の用途がなくなったとしても、それは今も玉門の一角を支え続けている。

青石の薬研

上質な青石を研磨して作った薬研。何年も使い込まれており、洗ってもほのかに薬の香りがする。

時折、武人が鍛錬後に背中をほぐすために使っている。医館の主人の按摩よりよほど優しく気持ちいい、らしい。

「砂塵落とし」

玉門の住民がよく使う木製の洗濯おけ。底に敷かれた細かい網が衣服の砂をこし落としてくれる。

かゆみをもたらす山薬の粉を店主がこっそり薬棚に撒いてからというもの、弟子は二度とサイカチの粉を黙って取ることはなくなった。

「全力」

振るうときに全身の力を籠められるよう、錠前型に彫られた石。

硬い鉱物で薬を作るべくすり潰す時などは、源石の研磨機より効率的な道具だ。とはいえそれは、使用者が店を手伝う逞しいフェリーンのような人だというのが前提にはなるが……

「鼓声不絶」

胴には紅木が、面には良質な獣皮が使われている。太鼓の音色は、玉門大安の証。

数ヶ月学んだだけの弟子でも、その音色を耳にすれば不思議と血が沸き立ち、様になる拳法をくり出せる。

「蔵鋒」

黄檀木で作られた武器置き場。伝統的な雲の模様は、安全と平和の象徴だ。

二十年以上放置されたかのように埃を被っている。かつてここに弓矢を預けた者は、とうにそれを忘れているのだろうか。

「修練」

よくある訓練用の木人に、尻尾とひっかき傷が足された代物。

一人で夜の番をするフェリーンはしばしば、自分に似せた木人に礼をし、朝まで技を磨いている。

「踏砂」

シンメトリーの模様がついた炎国式絨毯。細やかな編み目は美しく、しかし砂埃がたまりやすい。

鍛錬の時はゆっくりと歩かねばならない。さもなくば、店主の手でほこりと一緒に外へ掃き出されてしまうだろう。

「終覚浅」

古風な唐紙のフロアランプ。その紙には虫よけの薬が塗られている。

診察を受けに来た武芸の達人が指に酒をつけ、唐紙に何か書き記した。さぞすごいことが書かれているのだろうと店の見習いたちがこっそり見に行ったところ、そこにあるのは武芸の極意ではなく、「躬行」の二文字――「何事も自ら実践して会得せよ」という文言だった。

「冥心坐忘」

奥行きがあり、座ってもたれかかるより上で胡坐をかくほうが向いている椅子。

薬草や針では完治させられない患者には、この椅子でできる気功を教え、気のよどみを整えることで、その葛藤を解消できるかもしれない。

「朴拙」

よくある訓練用の木人が、とある負けず嫌いの蹴りを食らってこうなってしまった。

師匠のお使いで薬を取りに来た道場の人間が、未熟な技をひけらかしたばかりに、自分も薬の厄介になってしまったようだ。

「且去也」

無垢材の壁に四角と丸を組み合わせた装飾が施され、「規則に従うべし」という戒めと「融通を利かせるべし」という教訓を表している。

薬理は功法に、草木の効用は技に通じる。規則に従い、理を身につけたあかつきには独立も夢ではない。

「念帰人」

ごく普通の石畳だが、玉門城の数百年の歴史を知る物でもある。

二十年前に響いた甲冑の音が再び聞こえた。医館の主人は明かりを灯し、茶を用意して、災害救助を終えた兵士や勇士たちが治療を受けに来るのを待っている。

移山廟の屏風

青松が描かれた屏風。時折、ここにもっと直接的な意味のある何かを置こうとする村人がいるが、振り向いて岩の上に生えた小さな木を見ると、二言三言つぶやいて諦めていく。

移山廟の灯籠

黄色い布が掛けられた灯籠。布に火が燃え移るのではと恐れる老人に対して、現場責任者が源石ランプのことを必死に解説したという苦労話が残っている。

「花咲く枝」

村の入り口にあった木が雷に打たれて移山廟に奉納された物。すでに枯れ果てたその枝に、時々誰かが食事を我慢してまで貯めた銅貨をかけていく。かけられた銅貨は、花の如くゆらめいた。

移山廟の火鉢

煌々と燃えるこの火鉢は、赤ん坊に名を付けた老人の言葉で置かれた物だ。「尾が濡れるのは構わんが……顔が濡れるのはいただけない……」老人はそう言い、村人たちは首を傾げた。

「大黒柱」

移山廟の構造すべてを支えていた柱。ランプは修繕後に足された物。老朽化して、柱としては使い物にならなくなっても、まだ明かりを届けることはできる。

移山廟の座布団

質素な座布団。移山廟には必ず、二つの古い座布団を残しておくようにと、族長は出掛ける間際に忠告した。

「永代繁栄」

山を拓いた先祖の像。千年もここに祀られており、顔はすでに摩耗して判別できないが、そのクワには金メッキが施されている。「どうして純金にしないんだろう?」「そんなもので何を掘るんだよ。綿か?」

移山廟の供物台

村の大工が丹精込めて作った供物台。それ自体は新しいが、上に置かれている物はどれも歴史を感じさせる。

移山廟の香炉

町で一番有名な職人に急ぎで作ってもらった香炉。ゆらめく煙の如く、人の心もおぼろげに揺らぐもの。

青石の敷石

山の外から運んできた上質な青石を用いた敷石。参拝者たちに踏まれてまた割れないように、今度は大きな石材を使っている。

移山廟の水がめ

蓮の花がいくらか植えられた水がめ。境内では彫像の次に貴重な物。謀善村の子供なら、誰もが一度は水に手を入れて大人に怒られることがあるだろう。

「芽吹き」

道路工事中に崩れ落ちてきた岩なのだが、そこから木の芽が生えているのに気付いた人が道から境内へと移した。そこが土だろうと岩だろうと、根は深くまで潜り込み、枝は新しい芽吹きを迎える。

群山の彼方

謀善村の周りに連なる山々を映したウォールディスプレイ。山の向こうから来る人もいれば、山を超えて行く人もいる。いずれにせよ、この風景だけはいつまでも変わらない。

青石の石畳

山の外から運んできた上質な青石で作られた石畳。境内の外が水害だろうと干ばつだろうと、石畳はいつもしっとりと冷たい。

「招財」

炎国風の衝立と、小物棚やローチェストを含む一式。銅銭紋様の意味合いが俗っぽすぎると感じる者もおり、幾人かの訪客が残していった品によって、その印象が好転するかはなんとも言い難い。

茶室の肘掛け椅子

改良が施された特殊な設計の、炎国式木製ソファチェア。 硬質な外見とは裏腹に、座面や背面の張り地には可能な限り詰め物をして厚みを持たせており、思いのほか快適な座り心地を実現している。

「不老松」

片側の肘掛けを松の盆栽で飾った、クラシカルな炎国式長椅子。青々とした松によって瑞々しい生命力を表現している。

「長流水」

片側の縁に細工が施されている、クラシカルな炎国式の茶事用机。 流れる水によって福沢が絶えないことを表している。

「進宝」

精巧な装飾が施された炎国式飾り棚、別名「多宝格」と呼ばれる。典雅な品の数々が、美しく収められており人々の感嘆を誘う。この棚に一体どれ程の貴貨が並べられているかを知るのは、それなりに目の利く者だけである。

茶室の絨毯

めでたい色遣いの炎国式絨毯。床より明るい赤は室内の空間デザインを豊かにするが、掃除は多少面倒になる。

茶室の照明

大型の観葉植物が植えられた炎国風花瓶と、シンプルなフロアランプ。 開店当初に客の一人が、特定の植物を、ある場所に置くと縁起が良いと主張したことがあり、茶室の主人は疑い半分で言われた通りに配置した。

茶室の壁紙

縁起の良い紋様をあしらった茶室の壁紙。茶杯からは湯気がゆるゆると立ち上り、壁の紋様と相まって雅やかな印象を与える。

茶室の床

暖かみのある雰囲気を演出する茶室の床。 窓の外の風は刺すように冷たく、火のような温もりある色を一層に近しく感じる。

素朴な箪笥

素朴で上品な木製の箪笥。上に盆栽が飾られており、一体感のある雰囲気を醸し出している。儚いその花と合わせて、箪笥もオブジェの一部として大切に扱われているようだ。

「茶の湯」

極東の伝統的な茶室をイメージした炉と茶道具一式。静かに薪が燃える炉で淹れたお茶は格別だ。しかし、畳に貼られた「火の用心」のラベルは当然の如く剥がされてしまっている。

松の盆栽

年季の入った松の盆栽。曲がりくねったその樹形は丁寧な針金かけによって生み出されたもの。翠緑が太陽に向かい懸命に伸びゆくその姿は、抑圧を経て生まれた新たな趣を備えている。

極東風木製ベッド

極東風の木製ベッド。見栄え重視の四角い木の枕がついている。しかし寝心地は良いとは言えず、使えば首が痛くなること間違いなし。

「秋風に紅葉」

「秋風に紅葉」を描いたついたて。空間を分かち、静寂の美を演出する。上着をかけられるようにした構造が実用性をも補っており、現代的な評論家たちの嗜好にもあっているようだ。

「暖流」

室内を適温に保つには欠かせない暖房用の通気管。かつて職人が彫刻を施そうとしたそうだが、安全面を考慮して最終的には見送ったらしい。

「清風」

極東で製造された空気清浄機。核心部のパーツがすべて手作りされているのが売りで、性能はそこそこだが、森を吹き抜ける風のような駆動音は唯一無二のものだ。

「登頂」

しっかりした木製昇降台。本来一歩分の高さを敢えて二歩分に分けた優雅な造り。使うたびにわびさびが感じられるらしく、家具の中でも消耗度合いが高いほうである。

「竹林狩猟図」

「竹林狩猟図」が描かれたついたて。手前に飾られた脇差しが、吹き抜ける秋風を際立たせる。木製の梁には小物かけがついており、無駄がないと評価を受けているようだ。

まだら模様の絨毯

まだら模様が高級感を醸し出す手編みの絨毯。工場製のものならば同じ模様の絨毯を三分の一の値段で買えるのだが、人々はこちらのほうを好んでいる。

竹の自在鉤

趣豊かな竹製の手作り自在鉤。あまり頑丈ではないので、物をかけておくには不向き。

極東風化粧台

極東の風情溢れる化粧台。まばゆい鏡面は綺麗に磨き上げられていてほこり一つついていない。その美しさは使用者に引け目を感じさせるほどだ。

竹の小物置き

ちょっとした物を置いておける竹の小物置き。美しい透かし彫りが入っている分耐久性が高くないので、あまり重い物は乗せられない。

柔らかな照明

柔らかい光を放つ白熱灯。そのまま使えば普通の灯りだが、装飾の一部として取り入れられることで価値を持つ。

楓の秋景色

極東の山林の秋模様を映したウォールディスプレイ。「夕暮れに 秋風が立ち 色葉散る 麗しき夢の訪れしかな」

蒲草のラグ

素朴な色合いをした蒲草の格調高いラグ。掃除は大変だが、手を止めて見とれてしまうような魅力がある。

吊り下げサンドバッグ

ボロボロのサンドバッグ。チェーンを交換の際に補強したため、あと数年は使えるだろう。

かつて、インドラの一撃で中身の綿が飛び出してしまったため、新しいものを調達して詰め直した。修繕後の見た目は大して変わらないが、中身は以前とは全く違うものが入っている。

鉄骨階段

鉄網と鉄骨を溶接して作られた簡易的な階段。頑丈な作りであり、子供たちが大きくなるまで遊び場として走り回ったりジャンプしたりしても十分耐えられる。

数年前にスプレーで塗られた文字はまだはっきりと残っており、ヴィーナはグラスゴーのプレートを斜めに取り付けてしまった時にベアードにバカにされた時のことを思い出した。

手作りポスター掛け

壁に数枚のポスターが貼り付けられている。一番最初のデザインはモーガンによるものである。

グラスゴー流喧嘩の心得:其の一、できるだけ多くの人を呼ぶべし。其の二、鋭い目つきで威嚇しながら相手を激しく罵り、気迫で圧倒するべし。其の三……

人型自立サンドバッグ

真新しいエナメル革のサンドバッグ。頑丈な円形スタンドにお手頃価格、ベアードは自身の目に狂いはなかったと自慢気な様子である。

カドールによって取り外されてはボクシングジムの入口を塞ぐのに使われた、彼らの命を何回も救ったサンドバッグだ。

落書きだらけの主柱

何度も描きなおされている。縦向きにグラスゴーの文字を書くために、全員で頭を振り絞り梯子を思いもよらない角度に組立て、ヴィーナに乗ってもらった。

彼女はその時、このような生活が永遠に続くと思っていた。

ボクシングジムの木箱

開けるまで中になにが入っているのかは誰にも分からない。

昔グラスゴーで乱闘騒ぎが起きた時、苛立ちのあまりに足元にあった木箱を蹴っ飛ばしたところ、中身の炭酸飲料が丁度部屋に入ってきたヴィーナに噴きかかってしまい、大喧嘩になってしまったのは、今でもインドラの思い出のひとつだ。

リング用吊り下げ照明

同じ鉄網で作られた天井には、六つの明るいライトが一定の間隔で取り付けられている。

ヴィーナにとって、そのライトは目のように見えていた。ベアードの目、カドールの目、モーガンの目、そして自分自身の目。それは彼女を窺い、凝視し、期待の眼差しを向けている。

連結式鉄網仕切り

鉄網で作られた仕切り。これで空間を区切り、更衣スペースとして使うことで、グラスゴーメンバーのリング上でのパフォーマンスをより高めてくれる。

インドラに掃除をお願いすると、どこにしまえばいいのかわからない物は、ほとんどこのスペースに押し込められてしまう。

ベルト付き鉄網仕切り

鉄網で作られた仕切り。空間を区切るだけでなく、ベルトはちょっとした物をぶら下げるのにも使える。

このベルトは、普段のベルトが急に切れた際にたびたびその場しのぎとして使われたことがあるが、モーガンはその事実を認めようとはしない。

グラスゴーの落書き

グラスゴーのいたるところで目にする落書き。てっぺんには王冠が描かれており、みんなこのデザインを気に入っているためか、こぞって自分のサインを残している。

ヴィーナは落書きの前で静かにたたずみ、ライオンとその頭の王冠をいつまでも見つめていた。

ボクシングリング

唯一フリーマーケットの中古品ではなく、皆で一年間お金を貯めて購入したもの。

このリングがジムに運び込まれた時、グラスゴーのメンバーは自分たちが全てを掴み取り、明るい未来を歩めるのだと確信していた。

スコアボード

ヴィーナとインドラのスコアボード。かつて、二人は試合が終わるたびに、ピッタリと隣り合って水を飲みながらスコアを計算していた。

スコアはもうずっと更新されていない。次に更新されるのがいつかも分からない。

擦り切れた絨毯

擦り傷だらけの絨毯。本当は毛布なのだが、皆の背が伸びて足がはみ出るようになってしまったため、絨毯として使われるようになった。

擦り傷については、全員がそれぞれ自分のせいではないと言い張っている。中でもインドラは特に強く否定していた。

休憩所の吊り下げ照明

暖色ライトの小さな天井照明。数年前にインドラが購入したものである。

照明を取り付けていざ明かりをつけると、ソファに座っていた全員が暑さのあまりに汗だくになってしまった。そこでよく確認してみたところ、インドラが購入したのは中古の赤外線ヒーターだったことが判明したのだ。これ以降、インドラにおつかいを頼まれることはなかった。

パンチングマシン

フリーマーケットで購入したゲーム機。ボディ部分とパンチングクッションのカバーは何度も交換されており、機体にはヴィーナが最高スコアを叩き出した時の写真が貼られている。

このゲームはグラスゴー全員の大のお気に入りだ。あの頃は皆が尽きることのないエネルギーに満ち溢れていた。

古いハンギングソファー

古びたソファ。サンドバッグに貼られている写真はかなり昔のもので、たまにふと目をやると、ヴィーナはどれが自分なのか分からなくなる時すらある。

ソファはもうボロボロになっているが、ヴィーナは取り替えることなくそのままずっと使っている。その傷のひとつひとつを彼女は全て記憶しており、よく自分の背丈とソファの大きさを比べては過ぎ去った時を噛みしめている。

ボクシングジムの壁紙

レンガが足りなければ、木の板を使えばいい。どうせ、グラスゴーの物を盗むほど度胸のある奴もいないし、誰もわざわざちょっかいをかけにこないだろう。

グラスゴーの皆はそう信じていた……戦争が始まるまでは。

ボクシングジムの床

ボクシングジムの床。見た目はともかく、その頑丈さは確かである。

さまざまな人がこの上を行き交い、そして最後には悲しい影だけが残った。

簡易気象観測装置

さまざまな気象測定器を適当に組み合わせて作った観測装置。正常に動いていることがもはや奇跡である。

プロヴァンスはシャワーを浴びた後、よくこの上に尻尾を置いて乾かしている。

改装版天井照明

支柱に巻き付けられた照明から放たれる明かりは、荒野のとても貴重な光源だ。

プロヴァンスは、この照明がよく夜通し点灯していたことを覚えている。

環境観測モニター

野外観測装置に接続されているモニター。各種環境データがリアルタイムで表示される。

プロヴァンスは疲れた時に、モニターのひとつを使って大好きな『シエスタのバカンス』のビデオテープを再生する。

円形模様の絨毯

元々はシラクーザの精巧な模様をした手編み絨毯だったが、今となっては本来の色がわからなくなるほど黄ばんでしまっている。

仕事モードのアーススピリットが繰り返し靴拭きマットとして使うため、プロヴァンスはついに絨毯を綺麗にすることを諦めたのだ。

恒温育苗箱

研究ステーションに標準配備されている育苗箱。研究用に使う天災の影響を受けた植物が植えられている。

嵐が荒野を通り過ぎると、天災トランスポーターたちは外から拾ってきた種をそこに植えた。喜ばしいことに、毎回ちゃんと柔らかな芽が土を破り顔を覗かせてくれるのだ。

小型レーダーアンテナ

特製の小型レーダーアンテナ。シグナルを送受信することができ、天災関連の異常現象を探知するのに使用される。

クルビアのテレビチャンネルの信号を受信することはできないため、プロヴァンスは非常に残念がっていた。

自作衣類掛け

荒野で拾ってきたボロボロの木の板。木の板も、まさか自分が服掛けとして使用される日が来るとは夢にも思わなかっただろう。

時折訪ねてくるレオンハルトは、この衣類掛けを大変気に入っている。彼に言わせれば「かなりカッコいい」らしい。

植物用水槽

ポデンコが研究ステーション用にカスタマイズを施した植物用の水槽。特別配合された栄養液のおかげで、植物は健康にすくすく成長する。

たび重なる「アクシデント」に見舞われた後、栄養液の成分はとてつもなく複雑なものへと変化したが、それでも荒野の植物たちは粘り強く生きている。

野外用強光探照灯

大出力の強光探照灯。夜間調査の心強い味方。

地平線を照らす光は、一瞬にして荒野の闇に飲み込まれる。

観測記録用作業台

個人端末が置かれている作業台。かなり散らかっているが、それでも小さな休憩スペースが確保されている。

扇風機の風が熟睡中の髪をなびかせる。天災トランスポーターは夢の中で紙とペンがサラサラと擦れ合う音を聞いた。

食料保温箱

分厚い発砲スチロールが敷き詰められた食料保温箱。野外任務にひと時の幸福をもたらしてくれる。

エイヤフィヤトラが任務に出かける直前、プロヴァンスはいつもホットシスティミルクを何缶かこっそり中に忍ばせてくれる。

仕事用の椅子

頑丈な仕事用の椅子。近づくと、微かにアルコールの匂いがする。

天災トランスポーターたちは仕事の合間を縫って、至福のひと時を堪能している。もちろん、その中にエイヤフィヤトラの姿はない。

地質サンプル採取装置

サンプルを自動採取できる新型装置。理論上はサンプル採取効率を大幅に向上させることができる。

当初、アーススピリットはこの装置を非常に気に入っていたが、故障のせいで何度も残業するはめになったため、今では装置を見る目に恨みがこもるようになった。

荒野観察窓

天災トランスポーターたちが常に荒野の状況を観察できるように、研究ステーションに取り付けられている観測用の窓。

たまにプロヴァンスが、窓際に座って荒野をボーっと眺めている。

耐腐蝕性床

研究ステーション用の特別な床。高密度の素材が用いられているため、汚染物質による腐蝕に対して高い耐性を有している。

しかし、これまでの事例から、落石の衝撃には耐えられないことが証明されている。

パブリックベンチ

研究者たちが、休息や食事の際に利用する広々としたベンチ。よく料理教室に参加している子供たちで賑わっている。

料理において最も重要なことは、個人の技術ではなく、皆で分かち合うことだ。

常用香辛料の鉢植え

日常的に使われる天然香辛料が栽培されている鉢植え。元気にすくすくと成長している。

分子レベルで食材を再構築できるようにならない限り、いくら料理技術が発展しようとも原始的な材料を使わざるを得ないのだ。

実験室ライト

料理研究センターの天井に吊り下げられているガラスの照明。その見た目は、実験室のフラスコや試験瓶を彷彿とさせる。

料理の食感と味のハーモニーを精確に計算するには、科学研究並みの厳密さと、日々の繰り返しの実験が必要となる。実験に失敗したとしても、その料理は研究員が美味しく頂くのでご安心を。

植物培養マシン

新しい調理方法を試すための実験装置。開封すると、培養液の香りが空気中に広がる。

炎国出身の一部のオペレーターたちは、このようにして調理された料理に対して、親しみや驚き、戸惑いが入り混じった複雑な感情を抱いている。

食用テーブル

研究者たちが休憩や食事の際に利用する簡易的なダイニングテーブル。このテーブルが実は食材でできており、食べられることを知る者は少ない。

研究というものは、結果こそ革新的だが実用性の伴わないものが多いが、全てに価値がないとは言い切れない。

自動掃除機能付き絨毯

柔らかい材質の円形の絨毯。表面に汚れがつきにくい作りになっている。

科学は全て繋がっている。そうでなければ、この絨毯に用いられている技術が調理方法の応用であることの説明がつかないだろう。

グレーのローカウチ

エンジニア部によって大量生産されたソファーの売れ残り。料理研究センターの責任者がツテを利用してその内の一つを譲り受けた。

経費は必要な時に使い、節約できる箇所は節約すべきである。

創作料理ショーケース

鉢植えスタイルの料理で、見た目は本物の鉢植えと瓜二つだが、その味は確かである。

料理を「材料」に「戻す」。そこには、創造の根底に潜む人間の反発心が垣間見える。しかし、このような達成感や面白味が、創造の原動力の一つであることに変わりはない。

創作ドリンクカウンター

斬新な創作ドリンクがずらりと並ぶカウンター。試飲後は大調理台でメモ用紙をもらって、感想や意見などを書いて提出できる。

原料表と見た目さえ気にしなければ、ここにあるドリンクはどれも絶品だ。

大調理台上部パーツ

料理と調理研究が一体化した処理端末──通称「大調理台」の上部パーツ。主にアナログとデジタルの二つの方法を用いて、情報を記録する役割がある。

料理研究センターの研究員は普段、ロドスの食堂でシェフを担当しており、オペレーターたちに美味しい料理を振舞っている。

大調理台下部パーツ

料理と調理研究が一体化した処理端末──通称「大型料理台」の下部パーツ。主に研究員の作業や開発に使われている。

「シェフ」と「研究員」の二つの役割を持つ彼らの目指すゴールは、味と栄養と便利さのバランスだ。

一体型回転椅子

高さを調整できない金属製の椅子。その代わりに滑らかに回転するようになっており、高さもちょうどいい。

廃棄された調理器具がある程度溜まると工場へ送られ、椅子へと加工される。

大理石キャビネット

食材や研究員の私物が保管されている大理石のウォールキャビネット。

料理作りにも機密情報はあるのだ!それはこのキャビネットのどこかに隠されているらしい?

宣伝用看板

料理研究センターのロゴが入った、壁掛け式の宣伝看板。

搭載されている螺旋メーターが最大になるたびに、料理研究センターから新しい料理がリリースされ、研究員たちも新たな試練を受けることになる。

大調理台用回転椅子

高さ調整が可能な回転椅子。これもまたエンジニア部から「プレゼント」されたものである。

大部分の研究員たちは、立って仕事をすることに慣れてしまっているため、いつの間にか、この回転椅子は調理台の外へと移動させられてしまった。

メニューボード

大調理台の前に置かれているメニューボード。開くとメニューと金額が記載されている。

ここで食事するのに予約は必要ないが、注文した料理を作ってくれるかどうかは、研究員の気分による――つまり、成り行き次第ということだ。

天井ディスプレイ

室内を広く見せるために設置された天井ディスプレイ。青空と白い雲しか映し出されない。

料理研究にもインスピレーションが必要であり、降りてきそうで降りてこないひらめきは、この見飽きない空の中にあるのかもしれない。

都市の景色

現代的な都市風景を映し出すパノラマモニター。

衣食住、そして交通移動。科学の発展はすべてのものに影響を与える。

防塵大理石タイル

標準規格の大理石タイル。常に清潔感が保たれている。

古い技術だからといって役に立たないわけでもないし、最先端技術のすべてが万能というわけでもない。

「浮遊」

ミュルジスの自信作。水量を調整することで明るさや角度を変えられ、遊び心とインテリア性の双方を兼ね備えている。

欠点は彼女にしか操作できないことで、機嫌が悪い時は部屋が急に明るくなったり暗くなったりする。

「細枝」

各種ファイルを収納するための棚。エンジニア課によってデザインされたもので、ライン生命のビル内のいたるところで目にできる。

ミュルジスがこの棚に重要ファイルを収納することはない。理由は単純で、紙製のファイルはうっかり水で濡れてしまうことがあるからだ。

「収納容器」

各地で採取した生態標本が保管されている容器。

ミュルジスはどの容器になにが入っているかすべて記憶しており、各容器にはラベルが貼り付けられている。彼女は口紅の色番号も容器内の標本も、決して間違えることがない。

「羽獣の巣」

生命力の強い植物が栽培されている栽培棚。

いつの間にか羽獣たちが中で巣を作っていたことに対し、ミュルジスはとても喜んでおり、たまにエサをあげたりしている。

「並木道の光」

優しい光を放つスタンドライト。かつて、ミュルジスは得意げにこの作品の設計理念を語っていた。

「晴れた日の昼下がり、森の中を散歩していると、葉と葉の間から太陽の光が降り注がれる、そんな場面を想像してみて」

「故郷」

何の変哲もない木の幹。

実験室にこんなものを置いた理由は誰も知らないが、彼女がよくこの幹にもたれ掛かって眠っている姿をたまに見かけることができる。

「裏山」

芝生は彼女が自ら植え、ベンチも自身の手で彫ったものである。

周囲は無機質な建物に囲まれているが、この芝生に足を踏み入れれば、森の中を散歩しているような気分を味わうことができる。

「蔓延」

本人曰く、この草の絨毯は本来このような不規則な形になる予定ではなかったらしい。

「でも、なっちゃったものはしょうがないわ。それに、これはこれで可愛いでしょ?」この作品はある意味、作者の性格を顕著に反映しているのかもしれない。

「テレビ」

エンジニア課によって特別に開発された装置。室内で栽培されている各種植物の成長状況をモニタリングできる。

ミュルジスは各モニターに表示されているすべてのデータを把握しており、それをスラスラと語る時こそ、彼女がライン生命生態課の主任であることを証明する瞬間である。

「アラーム」

室内の温度や湿度など各種数値を精確に計測でき、異常が発生した際にはアラームを鳴らしてくれる装置。

一番最初に科学考察課からそれを「借りよう」と思ったのは、単純に風向計が可愛かったからだ。

「蛍火」

気分が落ち込んだ日の夜、ミュルジスは生態園に閉じこもってしまう。

そして照明を消し、ここから非常用の懐中電灯を取り出すと、暗闇に包まれた部屋の中を散歩する。彼女の足取りは軽やかで、まるで闇の中でステップを踏んでいるようだ。

「ショーケース」

インテリアであり、栽培装置でもある。

ミュルジスは定期的に中の植物を入れ替えているが、稀に突然思い立って植物以外のものを入れることがある。

「本棚」

たくさんの植物標本が吊るされているラック。

ミュルジスにとって標本一つ一つが一冊の本だ。そこには光と水、そしてあらゆる自然が記されている。

「街灯の片隅」

闇に包まれた夜でも、街灯は変わらない光で照らしてくれる。

街灯は自身がどこを照らしているかなど気にもしていないが、片隅にひっそりと咲く花は、いつもその光に感謝している。

「足跡」

各ケースには、さまざまな地域から採取された水源と、そこに生息する動植物が入っている。

それらが表すのは、家族、故郷、そして未来の帰る場所を探し求めるミュルジスの足跡。

「ライン生命の時代」

ライン生命を象徴する色。

いつの日か、この色はさらに多くの意味を持つだろう。

「銀色の空」

地面に空の色が映し出されている。

トリマウンツの空の色は、鉄筋コンクリートのような銀色だ。

木製アーチ柱

雑な切り口の木製の柱。柱と一体化したアーチ状の斜梁により、全体の耐荷重性が向上している。

荒野での生活に慣れたサルカズにとって、木を伐ることや大工仕事は日常茶飯事だ。柱の設計については、サンクタに任せておけばいい。

修道院のシャンデリア

アンブロシウス修道院でよく見かける天井照明。翼の形のフレームが、聖なる光を支えている。

ライムントがロウソクを外そうとした時、ちょうどフォルトゥナと目が合った。すると彼は突然慌てふためいて、誤ってフォルトゥナの髪に火をつけてしまった。椅子が高すぎて、高所恐怖症にでもなったのだろうか?でなければそこまで慌てるはずもないのだから。

木製の壁掛け祭壇

しっかりと壁に固定された、少々雑な作りの壁掛け祭壇。斜め格子の向こうでは、信仰の化身が静かに信徒を見守っている。

かつては扉が開く造りになっていたが、とある住民の夫がそこにへそくりを隠したことがあったため、今ははめ殺しになっている。

「希望を培うもの」

丁寧に手入れされている鉢植え。新緑と淡い紫の植物が銅製のフレームに絡みつき、希望を求めるように太陽に向かって伸びている。

クレマンはその手入れ方法を細かく書き留めていたが、彼の大切にしていたものはすべて炎の中に消えた。

木製の四柱式ベッド

少し古びたラテラーノ風の四柱式ベッド。きれいなシーツの敷かれたベッドは、信徒の祈りを静かに聞く聖堂の高い壁のようだ。

かつてフォルとフィーナは幾夜もここで寝転がり、ひそひそ話をしながら、皆の明るい未来に思いを馳せていた。

木製の祈祷台

随分使い古されて、木材本来の色が現れている祈祷台。この台が知らぬ秘密などないだろう。

祈祷台のそばでステファノおじいさんの周りに子供たちが集まっているのは、聖餐のためでなく、祝福とキャンディーを――主にキャンディーのほうをもらうためである。

「熟考の椅子」

休憩室の机とセットで特注された椅子。見た目よりかなり重いので、注意しなければいけない。

絶対に一人で運ばないこと!万が一、腰を痛めてしまった時は、聖餐の儀式が早めに終わって誰かが助けに来てくれるよう祈るしかない。

「解釈の机」

ラテラーノについて多くが書かれた書籍が置かれている机。ページをめくれば、教えが解釈を待っている。

我の願いを聞き、我に知識を与え、我が行いを見よ。——『聖徒行記』

アンブロシウス絨毯

アンブロシウス特有の模様が施された絨毯。住民たちはその模様を織りながら、座って語り合う。そうして、修道院の物語とそのデザインは後世へと伝えられていった。

ハイマンは子供たちに新しく素敵な洋服を作るため、この模様の織り方をこっそりと盗んだ。

「苦厄を記すもの」

傾斜のある台が付いた純白の棚。そこには過去だけでなく、理想もまた大切に保管されている。

「我々はあのサンクタの兄弟を、彼の銃のことを決して忘れない」これはサルカズの代表が紙に記したメッセージであり、「銃」の文字には訂正した跡があった。

「深慮の灯り」

かなり不安定な燭台。火事を避けるためにも、倒さないよう注意しなければならない。

「お茶会」が終わると、休憩室は再び静寂に包まれる。住民たちはロウソクの火を消して、今夜の楽しい集いに別れを告げた。

「友情を見届けるもの」

銅製の枝状になった照明が光と聖像を支え、花のつるが柵に巻き付いて、全体が彫像の展示台のようになっている。

10歳のライムントはほかの幼いサンクタと喧嘩をしていたが、大人に言われて仕方なく、聖像の前で嫌々抱擁を交わして和解した。

「隙間を埋めるもの」

敵の襲撃を受け破壊されたアーチ状の門。折れた柱には植物のツルが巻き付き、その生命力が門の欠けた部分を補っている。

苛烈な戦いの中からサルカズを救い出したあと、救援に駆け付けたサンクタは容赦ない敵の猛攻を受け瓦礫に飲まれた。

少し長いベンチ

よく見るタイプのベンチ。サンクタはここで銃の手入れをしたり、お菓子を分け与えたりしている。

ベンチの背もたれには「サンクタ専用」と書かれていたが、その後、文字の上からナイフで線が引かれた。

長くないベンチ

よく見るタイプのベンチ。サルカズ一人がちょうど横になれるような大きさ。

ベンチの背もたれには「サルカズ専用」と書かれていたが、その後、文字の上からナイフで線が引かれた。

「救いを聞くもの」

修道院の鐘のレプリカ。大きさは控えめだが、いつまでも響き渡るその重厚な鐘の音は、エイリーンが最も愛する鐘の音と同じだ。

ジェラルドは長い時間をかけてこのプレゼントを用意したが、実際にプレゼントすることはできなかった。

花庭の景色

修道院の風景を映し出したウォールディスプレイ。

花の庭に身を置くことができずとも、アンブロシウスの思い出はいつも心の中にある。

聖堂のタイル

聖堂を模して敷かれたタイルは、ところどころに隙間がある。

タイルの隙間から顔を出す青草は、修道院のものと同じく、誰かが勝手に蒔いた種が芽吹いたものだ。

情熱の小さな炎

小さな炎は奔放に燃え、金属製の火鉢はその情熱で赤く染まっている。

夜になると、吊り下げられたそれに火が灯る。薪がパチパチとはぜる中、父が今日はどんな火山の伝説を語ってくれるかということに、その子は思いを馳せていた。

色褪せたタペストリー

天井から毛糸が垂れ下がり、毛布の下には白いポンポンがぶら下がっている。インテリアとして使う以外に、毛布として使っても心地よさを提供してくれる。

赤ん坊の時はおくるみに、子供の時はパーカーに。もっと大人になったあとは、タペストリーとしてその後もそばにいてくれる。

気ままに水をやれる花

火山の地層から見つけた結晶で作った造花。無論枯れる心配などない。

結晶に果たして命はあるのだろうか。その子がそれをそっと鉢に植えた瞬間、命が宿った。

埃の付かないマット

特殊な防水防塵素材で作られた玄関マット。赤と白の模様が、迷い込んだ獣に警告する。

その子は大きくなるにつれて、マットの汚れから父と母がどこへ行ったかを見分けられるようになった。

ミニ黒板とチョーク

火山がデザインされた折り畳み式のミニ黒板。フィールドワークの注意事項が色とりどりのチョークで記されている。

「落石に注意!溶岩に注意!」その子は赤いチョークを使い、子供ながらに自分の考えを表現している。

ミニ枕と防風テント

獣の皮で作られた、不思議なバランスで立っているテント。風を遮り、枕でぐっすり眠っている人を守ってくれる。

撮影機材はダメになってしまったが、カティアは運よく難を逃れた数枚の溶岩の写真にとても満足している。

火山岩風の壁

火山の風景を模して造られたクライミングウォール。勇気を出して登る時には、安全ロープをしっかり締めよう。

その子は父の忠告をずっと覚えている――人が火山を登るのは大変だが、溶岩が斜面を駆け下りてくるのはあっという間のことだ。

ぬいぐるみとランプ

雲のようなふかふかのぬいぐるみクッションと、すりガラスのランプ。これさえあれば、暖かく居心地の良い読書空間が出来上がる。

物語を語り終えた後、その子を安心して寝かせるために、マグナは旅の地図を描いてこう言った。「お母さんはそう遠くまではいかないわ。目が覚めるまでには必ず戻ってくるからね。」

昔ながらの絨毯

獣の毛で作られた昔ながらの絨毯。温厚な生き物のふわふわの毛は、火山の洞窟で過ごす寒い夜でも暖かく包み込んでくれる。

うっかり絨毯の上で寝てしまうたびに、母がそっと布団をかけてくれていたことを、その子はずっと覚えている。

「大地の反響」

木製のテーブルの上には地質学の本が数多く並べられ、傍らには登山用の杖が立てかけられている。

「アデル、勇気を出して前に進みなさい。大地がきっと、私たちに答えをくれるから。」

小物かけネット

かつては急斜面を登る練習に使われていたロープネット。今となっては色々な珍しい物をひっかけられ、小物かけになっている。

あの日以来、その子はネットを登らなくなり、気付けばそこにはきれいな花が咲いていた。

「雲霧の温もり」

火山灰が入った小瓶がいくつか、優しい光に照らされて、山霧のような色合いに染まっている。

「火山はあなたが思うほど怖いものじゃないのよ、アデル。ほら、この火山灰を見て。雲みたいにきめ細やかで、優しそうに見えるでしょう?だから、私たちのことをそんなに心配しなくても大丈夫よ。」

「愛の源泉」

洗いざらしの古びたクッションが置かれた小さなスツール。

「アデル、おいで。ここに座ってちょうだい。お父さんとお母さんはお話を書いてるところなの。内容は、そうね……火山の、私たちの物語よ。全部書こうとすると、今ここにある紙だけじゃ足りなさそうね。」

「夢の境界標」

どこかの火山を模して造られたミニチュア模型。マグマの痕跡が非常にリアルに再現されている。

「これは私とカティアが初めて登った火山なのよ。もしかしたらいつか、あなたも自分だけの『火山』に登る日が来るかもしれないわね、アデル。」

「命の旅路」

レンガで囲まれた花壇には、火山の劣悪環境でも耐えられるという多肉植物が植えられている。

「アデル、命というのはね……あなたが思うより、ずっと丈夫にできているのよ。例えば、この高山植物たちは岩のように静かだけど、そっと耳をすませれば呼吸の音が聞こえてくるの。」

火山の風景

記憶の中にある火山の風景を映し出したウォールディスプレイ。

溶岩は、その子の夢の中を流れる思い出の渓流のように、ゆっくりと流れている。

赤の溶岩タイル

大きさの違うタイルが敷き詰められた床。それぞれ風合いの違う赤色は、異なる温度や形状を持った溶岩によってできている。

溶岩はとても熱く、冷酷でもあるが……時にぬくもりを感じさせることもある。

「童謡の守り」

星がちりばめられた模様のシャッターカーテン。椅子の上に立たないと触れられない高さにあり、開閉時には年季の入った音がする。

リモコンの裏側に貼られた付箋には、こう書かれている。「使用後は元の位置に戻してください」。

「ふわふわサーファー」

ふわふわした生き物のポスターが貼られたタイルの壁。揺れる青波が涼しさを運んでくれる。

波の上で取っているクールなポーズは、ある有名ミュージシャンから直接指導されたものらしい。

「グミの仲間」

暖かく座り心地の良い二人掛けソファ。ストロベリーシスティミルク色のクッションの上に、花をかたどった綿あめの抱き枕が置かれている。

抱き枕の上に飲み物やスープをこぼすと融けてしまうので注意しよう!

「レンガの番兵」

きっちりとつなぎ合わされたレンガの上、へこんだ部分にはよく、子供たちの大好きな人形が置かれている。

木のてすりには、汚れた手の痕が二つ付いていた。帰宅後の手洗いを忘れたのはどのいたずらっ子だろうか?

「茶碗の召使」

テーブルクロスは流れ星を思わせるように垂れており、注文用ベルはグラスに落ちる氷のような音を響かせ、満腹への期待感を呼びおこす。

スパイシーなオレンジパイと砂糖入りのオブシディアンマンダリンティーが、旅の苦味と辛味、酸味と甘味を表現している。

黄色っぽいカーテン

名も知らぬ花がデザインされたレースのカーテン。夏の夕雲のように薄く軽やか。

熱風や水蒸気は遮れても、子供たちが温水プールに駆け込みたがるその衝動を抑えることはできない。

暖かな店灯り

かつて「ホワイト・ヴォルケーノ」でよく知られていた看板。その灯りは夜を照らし続け、遅くまで飲んでいた客人たちを優しく見送る。

街灯カバーと看板を拭いたら、エニスは飲み物のケースを店の中へと運び込み、家族と共に次の忙しい一日を迎える準備を始める。

パッチワークテーブル

小さなテーブルの表面は精巧で、滑らかで、少し……甘い。それはまるで、切り出したホールケーキのような美味しさだ。

このパッチワークテーブルは決して広くはないバーカウンターを広げ、家族の楽しいひと時に一役買ってくれる。

小さな冷蔵庫

背の低い冷蔵庫。奇妙な生き物とエニスの写真が貼られているのを見るに、恐らく弟妹用だろう。

この小さな冷蔵庫は、中も外も、ルートとリーフの大好きなもので溢れている。

「風味の魔術師」

ドリンクマシンや配膳トレイが置かれ、整頓されたバーカウンター。オーナーの一風変わった創作料理や音楽はここで生まれている。

注意書き:ビンのキャンディーを食べていいのは、ちゃんとご飯を食べた子だけ!

ぐるぐる回転イス

回転する小さなイス。高さを調整でき、軽くて持ち運びやすい。

「僕、50回も回したよ!」「あたしは100回回したもん!」

浮き輪付きスツール

浮き輪のついたロースツール。座面は砂浜のようにきめ細やかく柔らかい。

これまで、数えきれないほどの客らが実際プールで試した結果、この浮き輪はスツールの特別感を演出するための飾りであることが証明されている。

商店街の丸テーブル

商店街の店頭でよく見かける屋外用の丸テーブル。ドリンクメニューには、最新の創作ドリンクが載っている。

グルルの温泉、グルルのヴォルケーノコーヒー、グルルのシエスタバカンス。

「烈日からの守護者」

一風変わった日よけ。水上用の乗り物の素材に使える基準を満たした木材と帆布が用いられているらしい。

ある時、チャックが壊れたボートを持ち帰ったあと、店頭に新しい日よけが増えた。

「激流の操舵手」

冷たい水で満たされたインテリア用プール。そこに浮かぶ水風船は、温泉で水をかけあう時に持ってこいだ。

留守番を強いられた時、子供たちは退屈しのぎにどの水風船が丸いかで競い合う。

「常緑の栽培者」

タイルを敷き詰めて作られたベンチ。出来上がって初めて、ベンチとしては低すぎることがわかったため、今は鉢植え置きとして使われている。

木板の隙間からコケが少し生えていることに気付いたのは、子供たちだけだった。

「標識の芸術家」

かつては宣伝用に使われていた看板たち。今は店の思い出の一部として壁に飾られている。

サンクタのツアー客が訪れるたびに、この「ほんのり」甘いホットドッグは商店街の売れ行きNo.1になった。

回せる安楽椅子

回せる安楽椅子。回転時に嫌な音がしないので、お昼寝に最適。

肌をお日様に焼いてもらったあとは、イスを回して反対側も焼いてもらおう。

サーフボードラック

様々な色や形のサーフボードがきれいに並べられている。

こうしたボードは売れ筋商品だったのだが、今では古びたインテリアとなっている。

商店街の風景

蒸気が立ち込める商店街の風景を映し出したウォールディスプレイ。

今と昔の商店街が一望できる。

カラフルタイル

色とりどりのタイルを組み合わせて作られた床。その自由な組み合わせから、オーナーの我が道を往く性格が伝わってくる。

夕焼けの色、温泉の色、我が家の色。

一体型ゲーミングチェア

ゲーミングチェアと娯楽設備の巧みなコンビネーション。かなりお高い。睡眠モードとゲームモードをいつでも切り替えられる。これを業務用に使う人は誰もいない。

「願いを映すもの」

アニメ放映を記念して特注された映写機。フィルムには歩んできた歴史が刻まれ、画面には魂が込められているが、クリエイターたちは作品を形にした喜びと共に観客の反応への不安も抱えている。

うさ監督トロフィー

アニメ版アークナイツの御愛顧を記念して特別に製作されたトロフィー。得意気なうさちゃんの形にデザインされている。クリエイターは素晴らしい作品を心の底から誇りに思うものである。

「夢を映すもの」

アニメ放映を記念して特注された映写機。銀幕に映し出された帰路は明滅を繰り返し始めたが、夢の輪郭はちらつく雪の中でもくっきりと見えていた。ぬくもりを感じた彼女だが、フレームの外の人々がなぜ涙するのかは知らなかった。

おくすりうさちゃん

かわいいうさちゃんの全自動調剤機。誰も見ていない時には、この可愛いロボットはミュートモードで素早く乳鉢の中の薬をすっている。

うさちゃんのお茶台

炎国伝統の茶台。お茶菓子を置いたり、お茶を淹れるのに用いられる。四方より来るはみな客人であり、茶の香りと共に談笑の声が起る。

「一家団欒」セット

手の込んだ包装の、手作りパイ生地月餅セット。親戚や友人を訪ねた時の贈り物に最適。箱の中のまん丸お月様で、にっこり笑って中秋を迎える。

「仲秋名月」セット

手の込んだ包装の、手作りパイ生地月餅セット。親戚や友人を訪ねた時の贈り物に最適。箱の中のまん丸お月様で、にっこり笑って中秋を迎える。

「喜色満面」セット

丁寧にラッピングされた手作りの饅頭生地月餅セット。親戚や友人で集まった時のおやつにピッタリ。漂う木犀の香りの中、ほろ酔う視線で世を見渡す。

「天香桂花」セット

丁寧にラッピングされた手作りの饅頭生地月餅セット。親戚や友人で集まった時のおやつにピッタリ。漂う木犀の香りの中、ほろ酔う視線で世を見渡す。

ゆらゆらチェア

座り心地の良い卵型のハンギングチェア。その誘惑を拒める者はいない。人をダメにするソファ、防音睡眠キャビンと一緒にロドスオペレーターたちの癒しの時間を支配している。

手作りの踏み台

子供たちが一緒に作った木製の踏み台。完成すると放置された。たくさん見てたくさん練習し、自分の手で実践すれば何かしらの学びはある。

ちまきソファ

炎国の伝統的な食べ物の形をした、人をダメにするソファ。とある身分の高い炎国のお客様がよくこのソファでダメになっている。

竜舟床(首)

炎国の伝統的な祝い日にふさわしい雰囲気をまとう、舟をかたどったベッド。尾と組み合わせて使用することができる。首をもたげて雲月をその顎の内におさめんと欲す。

竜舟床(尾)

炎国の伝統的な祝い日にふさわしい雰囲気をまとう、舟をかたどったベッド。首と組み合わせて使用することができる。その尾は四方をあまねく払い、山河を鎮める。

ちまき椅子(甘)

炎国の伝統的な食べ物の形をした、人をダメにするイスその1。机のそばに置かれている。

もち米を丁寧にうすでついて、ちまきの葉にいっぱいの小豆を入れる。お腹いっぱい食べて、午後の競漕での優勝を目指そう。

ちまき椅子(塩)

炎国の伝統的な食べ物の形をした、人をダメにするイスその2。机のそばに置かれている。

もち米を丁寧にうすでついて、油の滴る黄身をその中に包み込む。お腹いっぱい食べて、月が昇るまで寝てしまおう。

ヨモギの吊り行灯

炎国の伝統的な祭日の雰囲気に満ちた吊り行灯。

ヨモギを結び、部屋で明かりを照らせば、邪気を払って平和をもたらす。

大族長の玉座

全部族最強の勇士にのみ座ることが許される至高の玉座。つまるところ、異を唱えるやつらを全員ぶちのめせればそこに座れるのだ!

ウルサス食器棚

ロサが所有する陶器やガラス製のテーブルウェアセット。センスとは、階級と同じく変わらないものだ。

真新しい軍服

一度も使用されていないウルサス制式軍服。かつてのアブサントはこれを着ることを夢見ていたが、今は一目見る勇気さえなくなってしまった。

でっかいおすわりクマ

イースチナのクマのぬいぐるみ。彼女が普段持ち歩いているものと違い、グムよりも大きい。聞くところによると、大きくてかわいいものは人にまたとない安心感を与えるという。

壁掛けセット

時計や額縁、絵皿といった、テーマがバラバラな壁掛けの寄せ集め。止まる、燃える、割れる。壊れることを一番の記憶にするのはどうだろうか?

学生自治団看板

グムお手製のウルサス学生自治団の看板。喜ぶ姿が想像できるし、実際の様子も想像できる。

ウルサス風ドリンク

さっぱりとした甘さのはちみつドリンクで、リェータの大好物。その味に酔い溺れ、甘美なる混乱の中に慰撫を探し求める。

1周年絨毯

アークナイツ一周年記念で特別に注文された絨毯。おなじみのかわいいうさぎがプリントされている。ロドスに住むみんなからドクターへのプレゼント。

1周年ベッド

アークナイツ一周年記念で特別に注文された豪華なベッド。お祝いの気持ちがたっぷり詰まっている。ロドスの非戦闘オペレーターからドクターへのプレゼント。

1周年ライト

アークナイツ一周年記念で特別に注文された壁掛けライト。特殊な方法で壁に取り付けられている。ロドスの戦闘オペレーターからドクターへのプレゼント。

2周年記念茶器棚

アークナイツの二周年記念として特別に注文された茶器棚。輪郭を際立たせるデザインにするため、あえて二段構造になっている。

2周年記念ケーキ

アークナイツの二周年記念として特別に注文されたケーキ。珍しくロドスのみんなが協力してできた至極の結晶。

矢印本棚

行動予備隊A6の宿舎にある棚。みんなが好きな本が収まっている。それぞれの身長にあわせて位置が振り分けられているが、みんなよく他の人の本を手にとって読んでいる。

ライン生命原子時計

フィリオプシスの部屋にある超高精度な時計。正確に時間を計測できる。その一秒一秒にすべきことを、フィリオプシスはとっくに計算し終えている。

ケオベの武器棚

ケオベが休憩中に武器をしまっておく棚。何年も彼女は武器を絶対に手放すなと自分に言い聞かせていたが、何日間かでそもそも武器は棚の上に置いておいてもいいんだと気付いた。

予備隊激励ポスター

特別訓練室に貼ってあるポスター。真のロドスオペレーターまであと数歩の見習いたちよ、頑張れ!

どすぐろちゃんハウス

バニラが飼っているオリジムシ「どすぐろちゃん」の小屋。様々な手続きを経て、ついにバニラはオリジムシを飼う許可を獲得した。どすぐろちゃんにはマイホームがあっていいのだ!

家庭用エプロン

スーパーで買ってきた普通のエプロン。家事をする人ならみんな使える。角のあるオペレーターは、エプロンをつけるときにかなり苦労するだろう。

新型ゲームマシン

クロージャがとても積極的に導入した最新型のアーケードゲーム機。プレイのためにコインを入れる必要はない。ただこのゲームがもたらす喜びを、みなが等しく感じられますように。

ベルベットの雪柄絨毯

炎国製のベルベット絨毯。冬でもとても柔らかい。

雪うさソファ

ヴィクトリアのある家具会社が出した冬限定ソファ。冬でもとても心地いい。

『かくかくスノーマン』

アーツで加工された雪だるま。長時間溶けることはない。冬でもとても愉快だ。

『曲がり松と提灯』

人工の木と提灯を用いて作られた芸術作品。耐久性があり長く楽しめる。めでたい日が訪れたなら、部屋はやはり明るい方がいい。

てんつくうさちゃん

人力で動く木製おもちゃ。炎国の伝統的なおもちゃである。太鼓を叩く小人をみんなお馴染みのかわいいうさちゃんに変えたもの。

開運扇子

展示用の扇子。閉じられることのない扇子もある、となれば当然イメージを膨らませる余地が増える。

争奪目標

レインボー小隊が訓練時に使用する争奪目標。敵をこのターゲットの近くから退ければ、勝利となる。

スコープ型望遠鏡

ギフトボックスから取り出したばかりの望遠鏡。わざとスコープ式に作られている。一部のオペレーターはこの望遠鏡を使用する時に手が無意識のうちに変な動きをする。

アンティークキャビネット

アンティーク風のキャビネットで、所有者のコレクションが台座の上に乗せられている。一般的にはキャビネット自体の方が値打ちがあるが、愛をもって蒐集されたコレクションこそ値札のつけられない宝である。

リゾート式扇風機

ビーチらしさにあふれた扇風機。ドッソレスから大量に輸出されている商品でもある。扇風機の羽が回る旅、液体に浸かった砂も揺らめいて、絶えず打ち寄せる波を思い起こさせる。

シェイブアイスカー

ドッソレスの様々な場所で見かけるかき氷の屋台。天気が暑くなればなるほど商売が繁盛し、多少値引きしても十分に稼げるくらいである。

ドリンクバレル

ドッソレスで夏の間、特別に設置されているフリードリンクが入った樽。暑さにやられて楽しい一日を台無しにしちゃいけない。さ、まずは一杯どうだい?

ドッソレス限定モデル

ドッソレスウォーリアーチャンピオンとコラボした限定モデルのバイク。こいつを相棒に海沿いの道を好きに駆けるといい。安全にだけは注意して、思う存分楽しめ!

ロイヤルチェア

ヴィクトリア宮殿風の大型椅子。照明も吊り下げられており、布類は既に防火処理されている。煌びやかさの点で、ヴィクトリアはリターニアに遅れをとる気はない。

灰毫のメールボックス

アッシュロックのメールボックス。ファンからの手紙でいっぱいである。人気の競技騎士の多くが、手紙で埋め尽くされたメールボックスをいくつも持つ。

遠牙の風鈴

ファートゥースが自作した風鈴。風が吹くと清冽な音色を響かせる。風鈴の音は、ファートゥースに故郷のことを思い出させる。

「他日幻景」

今でも過去でもないパネル。みな過去の運命の転換点を思い出すのが好きである、まるで今現実になっていないもう一つの選択肢の先は必ず理想郷であるかのように。

有翼クランタの吊下げ灯

カジミエーシュのクランタをコンセプトに製作したシャンデリア。騎士の時代はとうに終わっている。

「九彩の雲間」

一人の善人が残した水墨画風の彫像。

去った時の道を再び辿ることはなく、雲は流れて安丘に留まる。仙の居所はいずこであろうか。縹渺を尋ねるも影はない。

「終幕の声」

古城の雰囲気に合わせて製造された模造品。

幕が下り、時計の音は鳴り響く。新たな演目はまもなく始まり、約束の終わりは未だ遠くにある。

ドスグロちゃんの新居

イベントをお祝いして余った装飾物で作ったおうち。

ドスグロちゃんは見知らぬおうちに少し戸惑っているようである。

炎国式の化粧台

炎国の伝統的な化粧台。炉の中では香が焚かれている。

宝箱には珠玉が、鏡には佳人が。

「山中の碁」

大理石で作られた碁盤。山々と川を縦横十九路に見立て、側面は石本来の紋様を活かした雲影が彫られている。

雲の傍らにて談笑し、山水に石を置く。

「亭上の雪」

取江峰の頂上にある古い東屋を見本にした置き物。台座の形は「春雪兌墨、松枝破巻」の句に由来する。

年月は薄く、天地は昏い、ただ東屋に降る雪が、我と同じく清白である。

3周年ルーレット

アークナイツの三周年記念として特別に注文されたルーレット。針が指す場所には幸せがある。そしてあなたはそれがどこを指すかきっとわかるだろう。

「キャビネット扇風機」

爽やかな色合いで、吹く風すら快く感じる。

中のミニチュアは、ドゥリン族のどでかい水たまりによく置いてあるリラックス用三点セットで、パラソル、浮き輪、それからデッキチェアである。

「うさちゃんと一緒」

かわいいうさちゃん描かれたパネル。その隣に並べば、温かい気持ちになるだろう。

用途不明の石碑

海底から持ち帰った石碑。微かに読み取れる図案は何を意味しているのだろうか。先史の遺物とシーボーンとの間に位置する謎の物体は、過去、現在、未来にわたって存在している。

シミュレーション砂盤

ホログラム投影機能のついた砂盤。時間を記録する機能が付いており、リアルタイムで演算を行い、緑生い茂るオアシスから繁栄する部落まですべてが盤上に再現される。

携帯用肉焼きセット

簡易組み立て式の携帯用肉焼きセット。屋外で手軽に肉を焼くことができる。

その異常に強い火力は仕組み上調整不可能で、マトモに食べられる肉が焼けるかは使用者の腕前次第である。

合金製収納ボックス

硬い合金で作られた収納ボックス。かなり丈夫な造りをしている。

旧式の収納ボックスは常に容量不足だったが、このボックスはいくら使ってもいっぱいにはできそうもない。

ゴールデンマイク

純金で作られたトロフィー。その像は誰もが知る人物だ。マイクは歌声を導き、レコードはそれに劣るものだよ、友よ。

湯圓店看板

龍門食坊の看板のひとつ。もちもちと噛めば噛むほど広がる味わい。何味でもご随意にご注文を。

湯圓店メニュー

龍門食坊の壁貼りメニューのひとつ。お椀一杯でも逸話は絶えない。

龍門風記念壁紙

ロドスの節目を祝うために特注した龍門風壁紙。皆がよく知る龍門要素を取り込み、アバンギャルドな手法で壁面を彩った。

龍門風記念床

ロドスの節目を祝うため綺麗に掃除された床。オペレーターたちが力を合わせて、時間をかけて綺麗にしてきた。新品同様でしょう?

枝先に幸せ

満開の紅梅が飾られた、古風で趣のある棚。盃に注がれた瑞露が梅の香りに染まり、かぐわしい香りが人々を酔わせる。

枯れ木に春

独特な形の剣掛け。その刃で切り落とされた梅の枯れ枝を使っている。過去は水に流すとしよう。刃は鞘に収まって、枯れ木は新たに芽吹いたのだから。

エクストリーム

不思議な光を放つDJミキサー。リズミカルにアーツを放出するとテンポやノリの調整に効果があると実験で証明されている。

プロフェッショナル

専門的な舞台用スピーカー。長年にわたって大衆向けの舞台のために専門的に設計され、無論価格も性能も傑出している。

ディグニファイド

クールなハンドスピーカー。雰囲気に合わせるための装飾は、目にしただけで自然と体を揺らしてしまう。

「火山の湯」

ほかほか、ぽかぽか、いい香り。疲れは吹き飛び、心も身体もリラックス。

パネル「泡沫」

童話をモチーフにしたアートパネル。すべてを失っても。

パネル「幻像」

童話をモチーフにしたアートパネル。鐘の音が響くまで。

パネル「斧」

童話をモチーフにしたアートパネル。沈み込む、湖の底まで。

パネル「美人」

童話をモチーフにしたアートパネル。鏡よ鏡。

パネル「幻夢」

童話をモチーフにしたアートパネル。揺らぐ火の中に。

パネル「お菓子」

童話をモチーフにしたアートパネル。迷い込んだ先に。

パネル「呪文」

童話をモチーフにしたアートパネル。逃れない運命。

パネル「幼時」

童話をモチーフにしたアートパネル。懐かしきあの頃。

パネル「光」

童話をモチーフにしたアートパネル。帰る場所問わず。

パネル「孵化」

童話をモチーフにしたアートパネル。最初から最後まで。

パネル「約束」

童話をモチーフにしたアートパネル。謎解きのように。

パネル「報酬」

童話をモチーフにしたアートパネル。働きには相応に。

パネル「唯一」

童話をモチーフにしたアートパネル。みんなでひとつ。

パネル「落日」

「時間と伝説は流れゆくもの。旋律は街を巡り、失意にあるもの全てを癒す。」

パネル「落花生」

「種子が地面に落ち成長を始める。熟れると自分がアレルギーになることを忘れて。」

パネル「失策」

「歩くという些細な事でも、一歩ずつ進めば誰かに会える。結果が大事なのだ。」

パネル「奇譚」

「飛び越えられる高さならば、気にならない。」

パネル「省略」

「もし実施することよりも、計画することの方が更に創造的な価値を備えているとしたら?結果から言えば、どちらも必要だ。」

パネル「秩序」

「もし一つの言語が我々にとって理解不能な姿で現れたら、我々の浅はかさを検証するだろう。」

パネル「終日」

「我々は一日中横になっていた。お互いの幸運のユニコーンになるために。」

パネル「瑞夢」

「ビジョンは見えている。この大地は夢想を現実に変える。」

パネル「電脳」

「ジュウデンチュウ……ジュウデンチュウ……」

パネル「マスク」

「時が流れれば笑い話になる。歳を取れば器も深くなる。」

パネル「尚早」

「振り返るには まだ早く 君の声を聴くには 静かすぎで」

パネル「冷血」

「会社でこの城を買い取りたい。」

パネル「マリエ」

「彼女たちとこれとは一切無関係だ。彼女たちの色がフィルムに飛び散っても、彼女たちは同じようにちっとも気にしない。」

パネル「幻覚」

「行こう、まさか彼の小言をまだ聞いていたいのか。」

パネル「温もり」

「感じられますか、その身に宿る母の愛を……元に返しなさい。」

パネル「収束」

「我々は正義と言語を運用して意見を統一する必要がある。」

パネル「認知」

「私、私じゃない、私は誰?」

パネル「ツーリング」

泥道は遥か遠くまで。

パネル「至宝」

「この世の富の全てが、この指輪にある。これを独占するのは容易いが、お前の前にも既に多くの者が同じ真似をしたものだ。」

パネル「熱情」

「炎熱きサルカズの踊り子は吹き荒ぶ嵐を鎮めることができた。ならば彼女が憎悪に満ちた時、何が彼女に安寧をもたらしうるのだろうか?」

パネル「証拠」

「この世の悲劇は、多かれ少なかれ近い血縁から生まれる。私は父と兄が殺し合い、母と子が愛し合うのを見た。大地が壊滅するその日まで、さらに目撃することになるだろう。」

パネル「ファウスト」

「見なよ、君の魂を享受したから、悪魔も苦しみ始めた。彼と君は同じだ。苦渋の後に甘露などないのさ。」

パネル「寵愛」

「君たちは何回か会っただけなのに、どこに永遠の愛があるというんだ?」「私が彼女を愛する歳月が十分ありすぎると歴史は知るだろうね。」

パネル「終始」

「過去が水の中に落ち、新たな花を生む。力よ、私達はいずれ再会するだろう。」

パネル「殺戮」

「英雄の偉業は血で綴られている。彼が最後の悪を斬り伏せた時、賛歌はピタリと鳴り止んだ。」

パネル「敬虔」

「サンクタの修道女は自らの生命を奉献する。肉親を愛して救済を待ち、福音を敬い捧げ物を探し続ける。選択を、選択を。」

パネル「朝と夜」

「 この世が千変万化しようとも、朝陽と暮夜からは逃れられない。天秤がすでに傾き始めた今、貴方の手にある分銅は一体どちらに置かれるのか?」

パネル「抗争」

「私は同胞と落ち合った。民衆と高らかに賛歌を歌うためだ。君はこの悲しい侵略戦争で何を得られる? カジミエーシュの地は、永遠に君のものにはならない。」

パネル「空想」

「言葉にできない。伝えられない。希うものがある。ならば何故楽器を手にしない? 弦で、管で、鍵盤で、あらゆる感情を発散してしまおう!」

パネル「安寧」

「音も無い夜、蝋燭の火が小さく揺れる。寒さと飢えは、彼には無縁のもの。嗚呼、誰もが羨む地は、かくも美しさに満ち溢れて……また会おう、我が友よ。」

パネル「地外」

「想像だけが頸木から逃れ、大地の上へと向かうことができる」

パネル「創造」

「新しい娯楽は初めのうちは疎まれるが、時が経てばその価値はやがて証明される。」

パネル「針」

「見たものをそのまま知覚すれば、痛みはすぐに生じるだろう。」

パネル「沈没」

「広大な闇+海水の包囲+自由な想像=?」

パネル「日の出」

「揺れ動く触手と共に、「太陽」が、水面に浮かび上がっている。」

パネル「幽閉」

「弱き者だけが閉鎖を恐れる。彼らには束縛を打ち破る力がないからである。」

パネル「構造」

「組み合わせ、組み立て、大量生産、個々では実現しえないものは、集団で行う」

パネル「連峰」

「あれが大地にそびえたっているのは、我々に征服されるためである」

パネル「改変」

「絶望が音を上げるまで持ちこたえろ」

パネル「双峰」

「山の向こうには何がある?別の山?それとも、もう一人の君?」

パネル「同楽」

「技術を試し、友情を試し。」

パネル「生財」

「和を尊べば、財への道は開ける。」

パネル「春結び」

冬に縄を結び、来たる春に繋ぐ。

パネル「罪責」

「六日の労苦は六種の罪業を生み出す、一日の安息は一種の責を明らかにする」

パネル「節制」

「一番美味しいところだけを味わい、欲望のまま食べるのは控えるべきだ。」

パネル「寛大」

「これらは全てあなたのものだが、使うことはできない。」

パネル「勤勉」

「他人を怠け者だと非難する人は、自分と相手が生まれつき違うということを無視しがちだ。」

パネル「克己」

「生まれてから死ぬまで、欲望に際限はない。それに打ち勝て。」

パネル「謙虚」

「同じことに喜び、違うことに嘆く。」

パネル「寛容」

「あなたこそ類を見ないその一人。嫉妬すべきのは、自分だけだ。」

パネル「忍耐」

「時間をかけて理性的な分析をした後に出した選択は、時に衝動的な行動による結末と区別がないこともある。」

パネル「復讐」

「若き王子はたった一人の命を奪おうとしたが、無意識のうちに多くの者の命を奪っていた。」

パネル「洞察」

「煙と霧の中、真相を目撃する一対の目があった。」

パネル「存続」

「飲食によって生き、殺戮によって亡びる。」

パネル「漫遊」

「悪役になりたいと思うときもあるけれど、やっぱり無理な相談だ。」

パネル「接点」

「後悔しても意味はない。接触をじっと待つべきだ」

パネル「視界」

「越えることのできない障壁を観測する」

パネル「可能性」

「このことは必然であると言ったら、それはつまり、想像力の行き届く範囲内すべてが真実ということだ」

パネル「墜落」

「謎の差出人によって謎のルートを通して発送された謎のプレゼントをお受け取りください」

パネル「飛揚」

「私は大地から空へと駆け上がる最初の流星となる」

パネル「顕像」

「気を付けて。このペン一つで、あなたの命を音もなく奪い去ってしまえるから」

荒廃の旗

とある栄えていた移動都市の市旗。天災での不幸で一度壊滅寸前になったが、旗は生存者たちによって復興記念に復元された。

黄鉄の旗

とある伝説の傭兵隊が使用していた隊旗。この傭兵隊は危機契約の任務で全滅したが、彼らの旗は天災トランスポーターたちによって記念に復元された。

利刃の旗

とある失われた武器のデザインがあしらわれた旗。武器そのものはとうに壊れているが、そのデザインは意志を継ぐ者たちによって記念に復元された。

灰燼の旗

とある天災トランスポーターのロゴがあしらわれた旗。このトランスポーターは天災により殉職したが、彼女の残したロゴは現地の人々に記念として復原された。

鉛封の旗

とある鉛封のデザインがあしらわれた旗。廃墟と化した独立都市の中心部に隠されていた。本来は人に知られてはならないものである。

分光の旗

とある騎士一族の徽章があしらわれた旗。この徽章は栄光を得たことのない騎士のものであるが、その影響力は大きく、ファンたちによって記念に復元された。

蛮鱗の旗

とある獣の鱗紋が描かれた旗。この獣は、目に映す可能性すら皆無に等しく、値がつけられないほどの価値があるということだけが人々には知られている。かの獣を得られない人々は、その文様を旗に刻むことで記念とした。

松煙の旗

とある印章をトレースして作られた旗。画家は自身の証明として落款印を残したが、人々はそれを富の証として記念に復元した。

探暁の旗

一本の炬火トーチを描いた旗。炬火が原野を照らし、光を渇望する人々が燃え盛る炎を記号として描き、記念とした。

淵黙の旗

とある異常な大潮が描かれた旗。潮汐は海の脈動、人々はその中からより深くの秘密をのぞき見ようとし、どうにかその形を記念として記録した。

塵環の旗

とある崩壊した建築を描いた旗。砲弾が都市に傷をつけ、人の心にも永遠に癒せない傷跡を残す。人々はその形を描くことで記念とした。

贋波の旗

金融市場の波のイメージを写し取った旗。操作されたキャッシュフローに吞まれたのは、溺れながらも必死にこの潮流に乗っかろうとする無数の魂。その先に富など存在せずとも、記念として形だけなぞらえればそれで結構。

起源の旗

とあるコンセプトの原案となるシンボルが描かれた旗。去りゆく景色はアルバムに綴じられ、新たな波の到来を予感させる。人々はそれを祝うべく、待ちきれずにこのシンボルを刻み込んだ。

「危機契約の記憶」

危機契約の優秀な履行者のために用意された旗のスタンド。そこには各契約シーズンの苦しい経験を象徴する旗が掛けられている。契約はすでに果たされた。今こそ新たな一歩を踏み出すときだ。

ウルサスの残響(廃鉱)

ウルサス廃棄鉱区での殲滅作戦を完了し、その報告をするともらえる記念品。廃棄鉱区での音がまだ耳元でこだましているようだ。

シエスタの残響(ビーチ)

シエスタフラッドビーチの殲滅を完了し、その報告をするともらえる記念品。ビーチの余韻がまだ耳元でこだましているようだ。

イベリアの残響(潮窟)

イベリア水没潮窟殲滅を完了し、その報告をするともらえる記念品。潮の音がまだ耳元でこだましているようだ。

サルゴンの残響(ロングスプリング)

サルゴンロングスプリング郊外の殲滅を完了し、その報告をするともらえる記念品。荒野の風声がまだ耳元でこだましているようだ。

ボリバルの残響(換水口)

ドッソレス換水口の殲滅を完了し、その報告をするともらえる記念品。排水声がまだ耳元でこだましているようだ。

クルビアの残響(監獄)

クルビア南方監獄の殲滅を完了し、その報告をするともらえる記念品。看守の怒号がまだ耳元でこだましているようだ。

ヴィクトリアの残響(ヒロック郡)

ヴィクトリアヒロック郡郊外の殲滅を完了し、その報告をするともらえる記念品。ヒロック郡の風がまだ耳元でこだましているようだ。

カジミエーシュの残響(競技場)

カジミエーシュ「ナイトチャンピオン」 の殲滅を完了し、その報告をするともらえる記念品。観客たちの歓声と怒号がまだ耳元でこだましているようだ。

炎国の残響(蜀道)

蜿蜒たる蜀道の殲滅を完了し、その報告をするともらえる記念品。蜀道の余韻がまだ耳元でこだましているようだ。

ラテラーノの残響(チョコストリート)

ラテラーノチョコストリートの殲滅戦を完了し、その報告をするともらえる記念品。チョコストリートの喧噪がまだ耳元でこだましているようだ。

イベリアの残響(造船所)

イベリア暗き造船所の殲滅を完了し、その報告をするともらえる記念品。造船所の潮騒がまだ耳元でこだましているようだ。

クルビアの残響(格納庫)

クルビア実験基地格納庫の殲滅を完了し、その報告をするともらえる記念品。格納庫で聞こえた無機質な音がまだ耳元でこだましているようだ。

炎国龍門の残響(商店街)

炎国龍門商店街の殲滅を完了し、その報告をするともらえる記念品。商店街で響く物音がまだ耳元でこだましているようだ。

リターニアの残響(フェルマーテ通り)

リターニアフェルマーテ通りの殲滅を完了し、その報告をするともらえる記念品。フェルマーテ通りの余韻がいまだ耳元でこだましているようだ。

ヴィクトリアの残響(泥沼)

ヴィクトリア薄暗い泥沼の殲滅を完了し、その報告をするともらえる記念品。薄暗い泥沼の風声がまだ耳元でこだましているようだ。

ACゲーム機

懐かしのタイトルが入ったゲーム筐体。

キャラものラグ

可愛いキャラの柄が描かれたラグ。

でっかいだれうさ

でっかいうさちゃん。かわいくってもちもちふわふわ。

ローソン屋台

ローソンがロドス内に出店した小さい屋台。おでん類を専門に販売している。一日の楽しみはすべて、串を選ぶ数分間に詰まっている。

「ラップ」

激熱なリリックをメロディーに織り込み、止まることなく跳ね回る。一貫して思考を揺さぶるワードが自分の身体を完膚なきまでに叩きのめしても、思うのはただあと一言でも多く歌いたいってことだけ。もっと、もっと歌いたい!

無敵のぞんうさ

でっかいおすわりうさちゃん。

ZONe(ゾーン)を飲んでシャキッとしている。

普段のかわいいうさちゃんと違い、なんだかすごく頼もしい。おはぞ~ん!

白夜のぬいぐるみ

知らぬ間にパッと現れたぬいぐるみ。太陽のような活気にあふれている。

「彼女」があなたを見た瞬間、二人はもはや友達も同然だ。早速挨拶してみよう。

漆黒のぬいぐるみ

知らぬ間にパッと現れたぬいぐるみ。夜のごとく冷たく冴えている。

「彼女」はどうやら不機嫌なようだ。友達にならないかと声をかけてみよう。

リスカム専用標的

リスカムが訓練中によく使う射撃ターゲット。そこに貼られているのは、彼女によくイタズラする人の写真。

サルカズ製照明

特殊な形状にデザインされたシャンデリア。

バットスタンド

ウルサス学生自治団のバットスタンド。プレイボール!

ポールハンガー

行動予備隊A1専用のポールハンガー。チームのみんなが使うので服を間違って取らないように。

ラウンドハンガー

行動予備隊A4専用のハンガー。

暖炉ツールセット

イェラグの人たちがよく使う暖炉ツールセット。

皇帝の写真

立派な皇帝だろう?何かおかしいところでも?

生物実験装置

謎の生物が保存されている水槽。その未知なる生物は、現存の生物と共通する部分も見られる。

龍門飲茶ワゴン

龍門でよく見かける朝食移動販売車。近衛局の人たちに愛される龍門のローカル食。

ライオンの落書き

芸術的に見えるグラフィティ。かつてはロンディニウムの町じゅうに貼られていた。

A4ゲームテーブル

行動隊A4のメンバーたちがボードゲームで遊ぶテーブル。今夜もキャラシートを作ろう!

ガチャマシン

オーキッドが管理しているガチャマシン。中のおもちゃはスポットの手作りで、カタパルトもポプカルも大好き。資金はミッドナイトから出る。

エーギルの台座

武器の形をした台座。モデルとなった武器は既に消失したが、誰かがどこからか映画の小道具を買ってきて代用した。

暮色

特殊な技術で組み上げられた柱時計。針が進み鐘の音が鳴り響く。あの人の命はとうに尽き果てた。

蕾型照明

とても独特なデザイン。照明の機能に影響はない。

組立式置き棚

自由に形をレイアウトを変えられる棚。組み換えも楽々。

雀卓黒

黒い雀卓。昔の麻雀牌は生き物の骨や牙で作られたという。

麻雀椅子A茶色

ブラウンクッションの麻雀椅子。カン!左用

麻雀椅子B茶色

ブラウンクッションの麻雀椅子。ポン!右用

ゲームテーブル白

ボードゲームをやるためのテーブル。今日はいつもと別のキャラクターで遊ぶぞ!

室内用遊具

オペレーターも使える。一部のオペレーターにとても人気。

ジェーガ

たまにみんな集まって遊んでいるようだ。崩してしまうかどうかのドキドキ感がたまらない。

手作り紙椅子

紙で家を作れるという有名な建築家の作品。本当に座れるのがヤバい。

簡易プリンター

構造はシンプル。書類が印刷できる。

リーチイン

要冷蔵の品物が並ぶショーケース。中の飲み物はキンキンに冷えている。

ネオン「0」

何らかの広告を作るときに使われるライト。

ネオン「1」

何らかの広告を作るときに使われるライト。

資材箱黒

黒い装備箱。中に破損した荷物はない。

資材箱白

白い装備箱。荷物はちゃんと守られている。

資材箱緑

緑色の装備箱。なんだか開けたくなる。

発電機緑

緑色の発電機。源石で発電できる。

発電機橙

橙色の発電機。小型発電設備。

発電機白

白い発電機。停電した時に役立つ。

不気味な柱

不思議な形の柱。鋭角的なデザインがかっこいい。

藤蔓柱

つる草に絡みつかれた柱。放っておけば辺り一帯が草に覆われる。

「真理」

彼女は去ってなどいない。上を見上げれば、彼女の姿はいつもそこにある。

家具テーマ

貨物倉庫

物流会社の倉庫がテーマ。

ミニマル/モノクロ

クラシカルな家具シリーズ。モノクロがメイン。

ミニマル/オレンジ

クラシカルな家具シリーズ。オレンジがメイン。

生物学博物館風

ケルシー達によって造られた近未来的な博物館がテーマ。

SFキャビン

ケルシー達によって造られた特注の部屋がテーマ。

カフェラウンジ

クルビアにあるカフェがテーマ。

近衛局休憩室

現代的で重厚な、龍門近衛局風の休憩室がテーマ。

龍門風休憩室

龍門式のインテリアで占めた休憩室がテーマ。

ピザチェーン店

今どきのピザチェーン店がテーマ。

田園別荘

サーミ伝統のログハウスがテーマ。

モダンホテル

モダン時代のホテルがテーマ。瞬く間に消え去ったクルビアの黄金期を思い出させる。

チェンの執務室

龍門近衛局のチェンの執務室がテーマ。

シエスタ風コテージ

内海の町・シエスタでのバカンスがテーマ。パーティの始まりだ!

ロドス音楽スタジオ

ロドスの現代音楽スタジオがテーマ。ギター無料貸出中。

気密性化学防護室

化学防護設備を揃えたバイオセーフティ施設がテーマ。

バンケットホール

遠い小国・ランセラーの王家の城のバンケットホールがテーマ。山々を照らす一点の光。

ウィッチハウス

特別に飾り付けられた小屋がテーマ。いかにも何か出てきそう。

ペンギン急便秘密基地

協力組織ペンギン急便特注の秘密基地。設計図と施工図はロドスに提出済み。

ロドス作業室

ロドスの作業室。主にエリートオペレーター達が各開発や設計、メンテナンスの任務を進めるための部屋。

龍門食坊

龍門式料理店「食坊」を再現した部屋。なんともめでたいこの良き日、お客様に最高のおもてなしを。

ヘルシーフード店

新しいコンセプトのファストフード店。店員募集中。美味と健康は両立できる。

七都風レストラン

七都のレストランを忠実に再現した部屋。お味はいかが?

サルカズ傭兵休憩室

サルカズ風にリフォームした休憩室。危険と快適は紙一重。

ウルサス自治団本部

5名のウルサスの学生が給料で購入した活動拠点の部屋。握手は友達の始まり。

リターニアの夜

リターニアの夜をイメージして再現した部屋。夜の帳が下りれば、メロディーが寄り添う。

ロドス人事部事務室

ロドス人事部が使用している執務室。日々人材のふるい分けでせわしない。

雨林部族風宿屋

雨林に住む部族の宿屋を再現したコンセプトルーム。ここは拳で語る世界。

炎式広間

炎国の祭日の雰囲気を再現したコンセプトルーム。満月が昇り、祭日が訪れた。

ニアール家の客間

ゾフィアがマリアに資金援助して作った客間。昔の家とはちょっと違う。

ひだまりお遊戯室

子供たちのために作られたお遊戯室。楽しいひと時を過ごすことができるようにとの願いが込められている。

白色荒野

とあるデザイン大賞の作品から製作されたテーマ。受賞者は黙して何も語らない。すべては沈黙の中に。

マンスフィールドの独房

一般的な独房。本来であればロドス内に設置されるものではないが、中に入ってみたいと考える奇特なオペレーターがいるのかもしれない。

思惟の庭

季節を題材にしたインテリアテーマ。東方のスタイルと西方の設計理念を融合させた休憩室の一つ。フミヅキ夫人の許可を得て、ロドスがオリジナルのコンセプトを元に複製した一部屋。

丹青閣

シーの画室の幾重にも変化する部屋模様を、かつて訪れたオペレーターが写し取った。

特殊装備展覧室

レインボー小隊のオペレーターたちの記憶に基づき建てられた装備展示ホール。ほとんどの装備がただの模型である。

ウォルタートレンドルーム

リターニアの前衛的建築様式を再現したモデルルーム。その斬新なスタイルは大いに評価されている。

救急医療チーム事務室

ロドス救急医療チームの事務室。総責任者はケルシーである。

イベリアリゾート

イベリアのビーチのリゾートを再現したコンセプトルーム。吹き込む潮風と共に、休日を思う存分楽しむ――我々はそう想像している。

ラナの憩い処

パフューマーが療養庭園改装の際に増築した私室を複製した一部屋。 一年中、花の香りで満ちている。

ロドス撮影スタジオ

ロドスの撮影愛好家たちが組んだスタジオ。機材は万全、技術は一流、ただ良い作品を撮影するためだけに。

ドッソレスVIPスパ

ドッソレスのクラブルーム内にあるスパを再現したルームテーマ。 この場所で暮らしを楽しむのであれば、費用は気にしない方がいい。

王立前衛学校宿舎

チェンとバグパイプがヴィクトリア王立前衛学校に在籍していたころ住んでいた学生宿舎を再現したもの。家具はいずれも学校が厳選したものであり、気品と青春の香りを漂わせている。

レッドパイン休憩室

レッドパイン騎士団のロドスでの休憩所。多くの家具が団員によって改造されている。

メジャー実況スタジオ

競技場にある放送スタジオ。騎士競技の実況はここから行われる。

ゲームセンター

クルビアのゲームセンターを模したコンセプトルーム。適度な娯楽は心身に利する。

イェラグの旅館

シルバーアッシュ領が誇る鉄道の駅付近にある旅館のゲストルームを再現した一室。

山城茶館

クルースとウユウの強い勧めで、二人の話す通りに再現した尚蜀の茶館。風景も香り高いお茶も、尚蜀の地の味わい。

ライトアートストア

クエルクスの説明に基づいて再現した某ライトアートストア。ゴールデングローはこの部屋を見てとても喜んだ。

「古城の印象」

オペレーターが収集した資料に基づいて作られた古城のイメージハウス。不穏な空気が漂っている。

公証人役場休憩室

エンフォーサーの説明に基づいて再現したラテラーノ公証人役場休憩室。フィアメッタはあまり興味がないようだ。

楽器修理工房

ロドスの音楽愛好家のニーズを満たすために建てられた部屋。販売業務も行っている。

テンペスト特攻隊作戦室

ホルンたちの説明をもとに復元した第二テンペスト特攻隊作戦室。作戦決定は、この一室にて。

狂人号の客間

アイリーニの説明をもとに復元した狂人号の客間。美しく煌びやかな佇まいであり、その輝きは「旧イベリア」の栄光のようだ。

アフターグロー風音楽室

ツェルニーの楽器コレクションをメインとした音楽室。インテリアの配置に関してはエーベンホルツとハイビスカスも一役買っている。楽器を教わるために通う若いオペレーターが多いため、「ツェルニーの音楽教室」とも呼ばれている。

ライン生命培養実験室

ドロシーたちの説明に基づいて再現されたライン生命の実験室。カプセル内で培養された夢は、人に恩を返してくれるが、時には仇で返すこともある。

わくわく水たまりハウス

ミニマリストがしぶしぶ行った説明を参考に、例のどでかい水たまりを完全再現。ガヴィルが現場監督に入ってから、彼の作業効率は何倍にも跳ね上がった。

フェアリーホール

ロドス制作の舞台「木の実割り人形」のセットを元に作られたフェアリーホール。ひと時の夢であるが、その意味は計り知れない。

キャンプ・ズヴォネク

ズヴォネクのPRガイドに掲載されている写真をもとに再現したキャンプ地風の一室。 ムリナールもこのような環境で休んだかもしれない。

海辺のイメージ

ミヅキが仲間たちと作り上げた、夏の海辺をイメージした部屋。これこそが、海のあるべき姿なのかもしれない。

聖マルソー校教室

ゴールディングが講義を行った教室を再現した部屋。子供たちの笑い声や、授業中の元気な発言が聞こえないのが少しだけ残念だ。

「シラクーザの片隅で」

シラクーザの家の多くはこれと似たようなものだ。その主人がいくら変わっても、彼の地の物語も大抵似たようなものである。

シラクーザ裁判所

シラクーザの各都市には裁判所が置かれており、そのすべては一つの名の下にある。

探偵の書斎

ある探偵が友人の助けを得てレイアウトした部屋。普段はここで探偵業に勤しんだり、兼業の本屋を営んだりしている。

リードのお家

リードが自分の思うままレイアウトした田舎の小屋。室内には蜂蜜や果実酒、そしてスープの香りが充満している。

玉門医館

ワイフーの語る通りに再現した玉門の医館。医療用具より武具のほうが多い医館など、恐らく玉門以外にはないだろう。

「移山廟」

謀善村が補助金で修繕した移山廟を再現した部屋。室内では常に線香が焚かれているため、青い煙が立っており、家具の並びはぼやけて見えづらい。

龍門茶室

龍門ですこぶる人気が高い茶屋の貴賓室。噂によれば、大物が頻繁に出入りしているらしい。内装の色遣いはクラシカルでありながらも暖かで、都市の冷たい夜にあっては、ことのほかぬくもりを感じさせる。

紅葉そよぐ旅籠屋

極東の田舎情緒溢れる部屋。木のぬくもりが感じられる空間で、穏やかな秋のひと時を。

グラスゴーのジム

グラスゴーのメンバーによる説明をもとに再現したボクシングジム。メンバーはたまにここで休んだり、みんなでビールを飲んだりする。

天災観測ステーション

プロヴァンスの説明をもとに再現した天災観測ステーション。アーススピリットはプロヴァンスが口にしたがらなかった細部を補足してくれた。

料理研究センター

前衛的なメニューの開発を行う調理研究室。科学技術の進歩に伴って、食材を調理する方法も進化している。

ライン生命生態研究園

ミュルジスの説明と資料をもとに再現したライン生命の生態研究園。ここは彼女のラボでもあり、我が家でもある。

アンブロシウス集会室

執行人リケーレの説明をもとに再現された修道院の一室。聖餐の後、余暇のある者は集会室に集まり、共に豊かな恵みを分かち合い、静かで心地よいひとときを過ごすそうだ。

「探究者の夢」観測基地

エイヤフィヤトラの記憶にある火山観測用の小屋の姿。大地は父の抱擁のように温かく、雲は母の慈愛のように優しく包んでくれる。

「白き火山の旅」

エニスのスケッチとシエスタでバカンスを楽しんだオペレーターたちの印象をもとに再現されたダイニングバー「ホワイト・ヴォルケーノ」。この小さなお店は子供たちにとって「冒険の始まりの地」でもあった。

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