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プロファイル
基礎情報
【コードネーム】チェン
【性別】女
【戦闘経験】五年
【出身地】龍門
【誕生日】7月7日
【種族】龍
【身長】168cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、感染者に認定。
能力測定
【物理強度】優秀
【戦場機動】標準
【生理的耐性】優秀
【戦術立案】優秀
【戦闘技術】優秀
【アーツ適性】標準
個人履歴
龍門の元上級警司であり、龍門近衛局の元特別督察隊隊長でもある。ヴィクトリア王立前衛学校を飛び抜けて優秀な成績で卒業した。近衛局在職期間中は、龍門内で行われる違法行為、暴力犯罪、組織犯罪、武装逃走犯や国際犯罪の取り締まりなどに携わり、多大な成果を挙げた。
現在は前職を辞し、正式にロドスの一員となった。本人の申し出により、主に外勤任務に当たっており、各地の外勤オペレーターに有力な支援及び現場指導を行う。
健康診断
造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果に異常があり、鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。
【源石融合率】4%
体表には少量の源石結晶の分布が見られる。
【血液中源石密度】0.18u/L
鉱石病に感染して長く、万全な処置も行ってこなかったが、規則正しい生活リズムのおかげで、鉱石病による大きな身体的影響は見られなかった。
以前、チェンの身体検査報告は龍門が持ち去ったと聞いた時は、よほど秘匿したい情報があるのだと思ったが、案外普通ではないか。実につまらぬ。
――医療オペレーターワルファリン
第一資料
チェンが特製の銃を携えてバカンスから帰還した時、誰もが驚いたものだ。
そして驚愕はそれだけでは終わらなかった。チェンが狙撃オペレーターの訓練場に現れるようになったからである。つまり、彼女の銃は飾りではなかったということだ。
チェン本人にとっては徹頭徹尾、深い考えがあったわけではなく、射撃訓練も単に更なる高みを目指すための挑戦的な自己研鑽の手段の一つだった。
ロドスとしては、オペレーターたちに既有のスキルを優先的に磨くことを推奨しているが、もちろんチェンのように既にそれを相当極めた者が、自身の更なる可能性を探ることに異を唱えることはない。
しかし、チェンの武器調整とテストには少々手こずった。
本人によれば、ドッソレス滞在中にテキーラが用意してくれた特製銃は中距離攻撃寄りのものだった。ラテラーノの分類で言えば、アサルトライフルの類である。しかしドッソレス滞在中に実戦で使用した結果、チェンはこの射程は自分に適していないと考えた。そのため、一週間もの間かかりっきりで試行錯誤と調整をし、ラテラーノオペレーターたちの運用法も参考にして、チェンの銃は――近距離のショットガンモードと、中遠距離の爆撃モードを併せ持つ形に落ち着いた。
この選択は、ある意味非常に「チェンらしい」ものだった。とはいえ、武器の性質の違いから、銃での戦闘自体、剣より多少ラフになる場合が多く、また狙撃オペレーターとしてのチェンは射撃技術こそ堅実ではあるが突出して優れているとは言い難いため、総合テストにおける戦闘技術評価は過去をやや下回る結果となってしまった。しかしチェンは大して気にしていないようだ。そもそも彼女がこの武器を選んだ理由自体、より効率的な戦闘手段を求める試み的な意味合いが強いのだろう。そして、テストを担当した教官の言葉を借りれば、
「銃を手放した彼女の方が強いだなんて知ったら、きっと落胆するだろうからな」とのことである。
第二資料
チェルノボーグ事件前後、当時まだ龍門警察官だったチェンの存在は、ロドスにかなり強い印象を与えた。事件に深く関わった人物で、タルラと因縁を持っていることもあって、チェンがオペレーターとして正式にロドスに加わった当初は、多くの者が彼女との付き合い方を計りきれずにいた。
チェン本人もその空気には気づいていたようだが、特に行動を起こす様子はなかった。状況を変える必要がないと考えていたと言える。大抵の場合、任務においてチェンは自然と主導するポジションに立ち、かつその役割を見事にこなせるので支障はなかった。同時に、ロドスに加入した初志として、大地の各地を見て回りたいという思いがあることから、外勤を主として任務申請を行っていたため、特に問題を引き起こすこともなかった。
だが、チェンがドッソレスから帰還して以来、多くの者は彼女に変化が生じたと感じているようだ。どういった変化なのかは形容しがたい。チェンの性格や行動パターンが変わったというわけではないからだ。ただ総じて言えば、取っ付きやすくなった、ということらしい。
第三資料
【権限記録】
ドクター、一つお願いがあります。
小官は職務の関係で、頻繁にロドスを訪れることはできません。そして、あなたはとても信頼に値する人物と信じています。なので、この件はあなたに託すほかありません。
願いの内容自体は単純です。しかし事情が少々複雑であるため、長々と書き連ねることになりますが、ご寛恕ください。
チェンのドッソレスの旅については、既にご存知でしょう。ドッソレスシティは、ボリバルという特殊な環境の中、市長カンデラ・サンチェス女史の政治手腕によって、この大地を見渡しても、他に見つけ難いような十分に個性的な都市となっています。
そして、今回のバカンスを経て、チェンは明らかに変わりました。ドクターもおそらくお気付きでしょう。
チェルノボーグ事件から半年以上が過ぎました。彼女の旅もまた同じだけ続いています。あなた方と共に旅する中で、彼女はきっと、自分だけではかつて定めた目標を達成しえないことに気がついたでしょう。もっとも、龍門から旅立つ前のチェンも薄々は感じていたことですから、これだけならば新しい発見とは言えません。しかし、当時の彼女には事の重さに対する認識が欠けていました。
そこでのドッソレスです。彼女にとっては痛いほど効く薬となったのでしょうね。
チェンもそこまで箱入りというわけではありませんから、世の闇に触れたことは勿論あります。しかし龍門では、経験できる深さにも限度がありました。龍門という都市は、あれでも魏長官の手でかなり整えられていますから。しかしドッソレスは、チェンの想像が及ばないような酷い現実が、当然のように存在するという事実を、彼女に教えました。しかも実際に渦中に飛び込んだチェンは、そういった現実が自分だけでは動かしようがないものだと理解もしたでしょう。
では、彼女はどうすべきでしょうか?
ドクター、小官はとある本で、興味深い一言を見つけたことがあります。「置かれている環境がその者を形作る」というものです。
小官はかつてのチェンの考えや行動が間違っていると言うつもりはありません。彼女は正しかった。ただ、この大地の方が、彼女が思うほど良いものではなかっただけです。
小官は、チェンに小官のようになってほしいわけでもありません。むしろなってほしくないと断言します。しかし、丸くなるのは成熟したというわけではなく、世慣れするのと己を殺すのもまた同義ではない、と知ってほしいだけです。チェンは暗闇を恐れはしませんが、そもそも物事が黒と白の二つだけに分かれるのなら、闇を恐れる人々は今よりもずっと少ないでしょう。底の見えない谷よりも恐ろしいのは、自分だけでは抜け出せない泥沼です。
チェンは、いずれそこから出ねばなりませんでした。そして今回、その一歩を踏み出そうとした。彼女が尋ねてきたので、小官が知るドッソレスという都市との付き合い方や心構えは伝えました。
小官が見るに、チェンはいまだに、踏み出した一歩が正しかったかどうかの答えを出せていません。しかしそれでも、彼女は既に歩み出しました。
ここまで綴れば、小官があなたに何をお頼みしたいのかをもうおわかりでしょう。
ひとりの理想主義者が、この大地が黒と白だけで出来ていないと知った時、そして人々の心の闇をより深く知ろうと、根源的な、構造的な問題に直面しようとしている時、その者はすぐにこれまでの意識を作り変えることができるでしょうか?いいえ。迷いに囚われ自分を見失う可能性の方がはるかに高い。堅い信念を持つ者こそ、容易く堕落してしまうことがあるのは、あなたの方がよくご承知でしょう。
ことこの件に限っては、チェンの真っ直ぐさは彼女の弱点になりかねません。
きっと彼女は長い間、自らのやり方に対する迷いを持つのでしょう。ひょっとするとあなたは、「答えはない」という類の言葉を既に彼女から聞いているかもしれません。これがただの一時の迷いに過ぎないことを、あなたには知っていただきたいのです。様々な場面における手続的正義と実体的正義の矛盾は、チェンを悩ませる永遠の命題となるでしょう。その答えを見つけられるのは、本人だけです。誰も手助けすることはできません。ですが少なくとも、その際に彼女が脇道に逸れてしまうのを防ぐことくらいなら、我々にはできるはずです。
それまで、ぜひ彼女を助けてやってください。何卒よろしくお願いいたします。
――ホシグマ より
この手紙はホシグマがロドスを訪ねたある日、ドクターの執務デスクに置かれたものである。
第四資料
今回のドッソレスへの旅は、チェンのバカンスであるため、本来ならば誰にも報告する必要はなかった。しかしロドスに帰還した彼女は、一週間をかけてかなり長い報告書を仕上げた。
報告書にはドッソレスで大会に参加したことや、危険を解決したこと、更には大会終了後にしばらく残って現地警察の事件解決に協力したこと、そしてホシグマとスワイヤーと共に事件解決のノウハウについて講義を行ったことなどが、事細かに記録されていた。この報告書さえ読めば、チェンの旅の全貌を余すところなく知ることができるだろう。
しかし、記されていたのはそれだけではない。
チェンは報告書の後半に、事件解決に走り回った際に人々の口から聞いたボリバルという地の三つの政府、そしてドッソレスという都市の実態と、現地やロドス帰還後に調査したボリバルの歴史などを合わせて、非常に練り上げられたボリバルへの論考をしたためていた。
さすがヴィクトリア王立前衛学校を卒業したエリートというべきか、ボリバルで起きている様々な社会現象を取り上げ、核心に迫る分析をしており、内容は感嘆すべきものだった。しかし同時に、これほど詳しい調査を行ったにも関わらず、チェンはこの国及びこの都市が代表する様々な事象に対して、より深く疑問を抱くようになったようだ。そして一部の問題に対して出された答えは、明らかに性急さを感じさせるものであった。彼女の考え方が変わったことが関係していると思われる。
チェンの出した答えは、必ずしも実現性があるものではない。しかしそれは彼女の考えが足りないということではなく、誰しもが通る道をチェンもまさに今歩いているというだけである。その途上で先へ進むことを放棄してしまう者もいるが、チェンは決して考えることを諦めない側の人間だ。また、この報告書は決して最終的な結論ではなく、性質としては思考の整理を記録したものである。彼女はロドスを認めた上で、自身の考えを我々に共有し、先に進もうとしていると言っていいだろう。我々ロドスはチェンからの信頼を大いに歓迎しており、互いに手を取り合い共に歩んでいけることを嬉しく思っている。
昇進記録
いつの日か、私は彼女を裁くだろう。
ボイス
ボイス(デフォルト) | |
---|---|
秘書任命 |
キミは執務室に座ってるだけのタイプじゃないしな。ラフな格好の方が護衛しやすい。 |
会話1 |
私はもうロドスを疑いはしない。ロドスの事業、アーミヤやケルシー先生、それから他のオペレーターたちも、尊敬するに相応しい者たちだ。 |
会話2 |
オペレーターとしての視点の持ち方と問題への対処法は、私のこれまでのやり方と全く違うんだ。慣れるには時間がかかるな。 |
会話3 |
アーミヤからキミたちがシエスタで経験したことを聞いた。どうやらとんでもないバカンスを過ごしてきたらしいじゃないか。私?かなりひどかったが、致命的なほどではなかった、と言うほかないな。 |
昇進後会話1 |
私の根が龍門にある。この事実は永遠に変わらない。あの慣れ親しんだ景色は、どこに行こうと私と共にあり続けるだろう。 |
昇進後会話2 |
龍門を離れた時、私が追求すべきものは一つの答えだと思っていた。だが今になって少しは分かってきた。答えなど存在しない。方法と、結果だけがあるんだ。 |
信頼上昇後会話1 |
ドクター、私が龍門を離れ、ロドスのオペレーターとなってからそれなりに経った。そろそろキミも、私を一オペレーターとして扱うことに慣れてくれ。気を回されてばかりではこちらもやりにくい。 |
信頼上昇後会話2 |
皆から寄せられる信頼を、過去の私は至極当然のものだと思い上がっていたんだ。だがこれからは、信頼に報いられるよう努力するつもりだ。たとえそれが、私にとっては一日十セットの上級訓練をこなすより難しいとしてもな。 |
信頼上昇後会話3 |
チェルノボーグで起きたことや、ドッソレスシティでの経験を通じて確信したことがある――何かと敵対する、あるいは何かを救おうとする時、まず相手を理解すべきなんだ。私はもっと視野を広げていかなければな、ドクター。 |
放置 |
また居眠りか……今日の仕事はおおかた終わっているし、十分くらいは休ませてやろう。 |
入職会話 |
チェン、ドッソレスシティでの休暇から帰還した。こたびの休暇について、私は少なからぬ報告書を書かねばならないが、通りがかったし挨拶だけはしておく。任務に出るなら声をかけてくれ。もう休暇は終わったから、いつも通りで構わない。 |
経験値上昇 |
人の外に人あり、天の外に天あり。 |
昇進Ⅰ |
狙撃オペレーターとしての昇進?それもいいだろう。手本になれるはずさ。 |
昇進Ⅱ |
正直に言えば、射撃技術をこれほど磨くことになるとは思いもしなかった。私にとってはやはり剣の方が手に馴染むからな。だが、状況によっては確かに射撃の方が役に立つこともある。 |
編成 |
收到(サウドウ)。 |
隊長任命 |
安心しろ、私がフォローする。 |
作戦準備 |
総員、気合を入れろ、戦闘準備だ。 |
戦闘開始 |
準備はいいか?では、行くぞ。 |
選択時1 |
敵を視認した。 |
選択時2 |
こちらチェン。いつでも指示をくれ。 |
配置1 |
ここは私に任せろ。 |
配置2 |
いい位置だ。 |
作戦中1 |
ふん! |
作戦中2 |
そいつらを逃すな。 |
作戦中3 |
火力で一気に制圧する! |
作戦中4 |
時間には限りがあるんだ。 |
高難度作戦クリア |
純粋な邪悪と苦難は恐ろしいものではない。恐ろしいのは、それらが往々にして純粋でないということだ。 |
★3で戦闘終了 |
素晴らしく連携の取れた作戦行動であった。諸君、よくやった。 |
★2以下戦闘終了 |
余力のある者は負傷者の救助を!それから数名、私と共に周囲の警戒に当たれ。 |
作戦失敗 |
焦らず順次撤退するんだ。私がしんがりを務める! |
基地配属 |
ほう。また新しい部屋を増やしたのか。エンジニア部は本当に元気だな。 |
タッチ1 |
何度注意しても改めないな、キミは。 |
信頼タッチ |
ドクター、これから外勤に出るのか?私も共に行けるぞ。 |
タイトルコール |
アークナイツ。 |
挨拶 |
ドクター、元気がいいじゃないか。 |
逆理演算
高所に立つ / ドッソレス・無人のビーチ
銃のほうが有利となる戦況下なら、チェンはためらいなくそれを使う。その理由は自らの剣術や腰に携えた赤霄を信頼していないからではなく、目的を達するためなら、己の理念に反しない範囲で視野を広げるべきだと自分に言い聞かせているからだ。
貴殿も、大量の敵を相手取る場合には、彼女の剣術を信じるように、そのウォーターガンの腕前を信じてみても良いだろう。
コーデ
デフォルト(昇進0)
チェンがドッソレスでのバカンスの際に着用していた衣装。
任務の際に使用することもあり、バケーションの雰囲気が強いため、不意をつけるといった利点も。
デフォルト(昇進2)
人工海、ビーチ、大会、これらはチェンの目には魅力的に映らないが、今回のバカンスは他の方法で彼女の記憶に深い印象を残した。
周りの人々からすれば、時折この衣装に着替えるチェンにこそ強い印象を与えられる。
闘争の血脈/VI - 万重山
遊龍チェンが重要な局面で着用する服。
闘争の血脈シリーズ/万重山。チェン・フェイゼは星輝く夜に都に入り、事が済んだのち友に別れを告げ、再び夜を乗じて都をあとにした。彼女を載せた小船は、船首に光る提灯で霧と闇夜を裂きながら、流れに沿って川を下って行った。
「天師のお二方、ここまで送ってくれたこと、感謝する。それではここでお別れとしよう。」
モジュール
未実装
印
遊龍チェンの潜在能力強化に用いられる。
チェンがドッソレスで調査したものや自身の考えがびっしり書き込まれたノート。貴殿の意見を求める気持ちがあるようだ。もちろん、はっきりとは口にしなかったのであるが。
指名券採用
確かに心境の変化があったようだが、とはいっても興味本位に刺激しない方がいい。
ロドスのオペレーター・チェン。バカンスより帰還。
紹介文
省略
登場ストーリー
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