虓魔王編(ウルトラ忍法帖)

ページ名:虓魔王編(ウルトラ忍法帖)

登録日:2016/06/06 (月) 11:09:27
更新日:2026/03/29 Sun 09:57:07NEW!
所要時間:約 12 分で読めます



タグ一覧
漫画 コミックボンボン ウルトラマン ウル忍 疾風ウルトラ忍法帖 シリアス ウルトラ忍法帖 御童カズヒコの本気 ウルトラ忍法帖超 長編 虓魔王 死者多数 ウル忍の本気 「虓」←変換がやりずらい←携帯で表示されない ウルトラシリーズ漫画リンク 笹比羅の本気 21の本気 前半は鬱展開 後半は燃え展開 鬱展開→胸熱展開



虓魔王編とは、コミックボンボンで連載されていた『疾風ウルトラ忍法帖』の長編エピソードであり、
「寿」からの二度目のリニューアルとなる「超(ウルトラ)」の第1作目でもある。普段がお馬鹿ネタ、下ネタ、ゲスネタのオンパレードである本作だが、
今回ではかつてない完全悪の敵勢力の出現により、シリーズでも特に終始シリアスで王道な熱血バトル漫画として描かれている。


【あらすじ】

ウルトラ忍法帖の連載もめでたく77回となり、タイトルも「超」とリニューアルされた記念にマンの発案で温泉旅行に出向くこととなったウル忍一同。
が、着いた温泉宿は以前に殺人事件でウル忍が巻き込まれたいわくつきの宿(しかも予約した部屋は死体発見現場)
当然マン以外のメンバーからは非難轟々であったが、一泊食事つき300円と言ういわく付き故の激安価格でアッサリ年少メンバー以外は納得した。


その後温泉を楽しむ一行だったが、隣の女湯を覗こうとしている作者の御堂カズヒコを発見。
(ウル忍では作者が直接登場キャラクターとして準レギュラー扱いされている)
本人曰く、「今回から新シリーズって事で大変なことが起こるから教えておこうかと思って」ウル忍たちに会いに来たと言うが、
直前まで女湯を覗こうとするスケべ野郎の話なんぞ誰も聞く気はなく、罵声と共に追い返すウル忍一同。

タロウ「作者変えてもらおーかマジメな人に…出月先生とか岩本先生とか…」ティガ「うん」


しかし、この時ウル忍たちにはこれから本当に大変なことが起こるとは知る由も無かった…


一方、マンたちが温泉に行っていたその同時刻―――
突如として鶴亀の国の空に巨大な黒い穴が出現し、その穴に吸い込まれるかのように鶴亀の国が地響きとともに浮上する。
大パニックになる鶴亀の国の人々の悲鳴をかき消すように、鶴亀の国はその土地ごと、異空間の中に消えていった。
その事実を聞いたウル忍たちは急いで鶴亀の国へと帰還するが、そこには最早自分たちの故郷は跡形もなく
まるでごっそりと切り取られたかのように巨大なクレーターがあるだけだった…


呆然とするウル忍たちの前に現れたのは、同じくショックで愕然とした様子の朧党メンバーの笹比羅。
また朧党による悪事の仕業かと問い詰めるマンだが、笹比羅もまた何が起こったのか訳が分からない状態だった。
朧党の仕業でもなければいったい誰が…悩むウル忍たちの前に、突如見た事のない忍獣とその配下達が現れウル忍と笹非羅に襲い掛かる。


次第に劣勢となるウル忍たち。しかしそこにさらに新たな人物が現れると、一撃の元で忍獣を撃破しマンたちを救った。


助太刀したのは別の世界からやってきたウル忍のガイア。彼は異世界を渡る殺戮集団『虓魔衆』に自分の世界を滅ぼされ、その後を追ってマンたちの世界にやってきた。
虓魔衆は次の獲物としてこの世界を地獄絵図にする為に時空を超えて現れ、影響に巻き込まれた鶴亀の国はその時空の狭間に吸い込まれたのだった。


世界を守る為、そして異空間に消えた鶴亀の国を元に戻す為、ウル忍と虓魔衆との戦いが始まった―――




【用語集】


・虓魔衆
空間を超える力で数々の異世界を渡り歩いては破壊と虐殺を繰り返す殺戮集団。
それまでウル忍が戦ってきた朧党とは比べ物にならない純粋な悪としてガイアの住む世界を始め多くの世界を滅ぼし、ウル忍たちの住む世界にもやってきた。
破壊と滅亡の王「虓魔王」を頂点とし、その直属幹部「四鬼獣」、更にその手下に虓魔忍獣と一般兵として大勢のフォーガスで構成されている。
棘の生えた立方体の様な巨大な宙に浮く砦「虓魔城」を拠点としている。


・虓魔四鬼獣
虓魔王の側近の4人の幹部級忍獣。一人一人の実力も極めて高くマンや冥府羅州の攻撃すら意に介さないが、
それ以上に残忍さ、冷酷さなど人格も極めて悪質なものとなっている。
それぞれ氷鬼、炎鬼、雷鬼、呪鬼と名乗り二つ名に在った属性の忍術を使用する。


・鶴亀の国
普段マンたちの活躍する舞台であり拠点としているウル忍の故郷。
今作では冒頭から虓魔衆が出現した際の空間が歪められたエネルギーに巻き込まれ、
国が丸ごと時空の狭間に引き摺り込まれてしまったが、そのお蔭で逆に虓魔衆の直接の被害には会わずに済んでいる。
異空間の中でもとりあえずは通常通り過ごせるようで最初は住民たちもパニック状態だったが次第に落ち着いて行った。
ダイナの道場を拠点に、朧党の一同も一時的に協力体制を取り元の世界に帰る方法を模索する。



登場人物

【ウル忍】


・マン(ウルトラマン)
普段はバカ・下品・スケベ・ドケチとゲスの極みな主人公。
最初の虓魔忍獣との戦いにおいても尻から火炎出したり、敵のケツにスペシウム光線撃って爆殺したりと不真面目に戦っていた。
しかし、ガイアから虓魔衆の残忍性を聞き、実際に氷鬼が襲った村の惨状を目の当たりにし遂にブチギレて以降完全におふざけ抜きのガチモードとなる。
その後もコミカルシーン自体はあるものの、基本ツッコミ役で少なくとも自分の方からボケることは殆ど無かった(場を和ますジョーク程度は言うが)
氷鬼によって苦しむ瀕死の少女に涙ながら絶対助けると誓い、炎鬼にタロウとレオが倒されると我を忘れかけるほど激昂し、
虓魔王との決戦では圧倒的な力を持つ虓魔王を前にしても決して諦めずに全力で戦い抜く姿はまさしく王道の熱血主人公だった。
まあその反動で次エピソードのネオ朧党編では救いようがないほどの屑野郎に堕ちるわけだが…



・ガイアウルトラマンガイア
虓魔忍獣に襲われていたマン達を颯爽と救った別の世界のウル忍。虓魔王編の実質もう一人の主人公。
故郷である元々いた世界は既に虓魔王に滅ぼされており、両親や仲間たちの多くが戦死した上、
両親に至っては母は操られた父の手で殺され、その父を自らの手で介錯するというかなりの不幸に見舞われている。
これ以上の虓魔衆の非道を止める為その後を追いマン達の世界へと駆けつけた。
一人で四鬼獣をタイマンで倒せるなど戦闘力はかなり高い。性格も真面目で礼儀正しいが、お馬鹿なウル忍たちに困惑する事も。
元々シリアスな今作から登場のキャラである為、それ以降のギャグエピソードでは付いていけずに段々影が薄くなっていく。



・セブンウルトラセブン
マンの相棒であり、現在は焼き鳥屋店主をメインとしている。鶴亀の国が時空の狭間に消えてからは
向こうに残る妻子に常に気掛かりとなり、時折マンにその点をいじられて号泣したりしていた。
冷静な性格と高い実力で虓魔衆とも善戦するが、弱点である右腕の痺れの為窮地に立たされることも。



・ゾフィーお頭ゾフィー
ウル忍のお頭。普段はマンと同じくお馬鹿だが、今作では珍しく戦闘シーンも見せ、
虓魔衆との戦いに向かうウル忍たちに向けて命だけは落とすなと激励を送るなど良き上司としての姿も見せる。
お頭と言う立場故に前線には出ずに待機していたが、予想外にも虓魔王が直々に現れて攫われてしまい、砦内部の肉壁に取り込まれてしまう。



・エース(ウルトラマンA)
マンのお馬鹿友達にしてビンボー浪人。得意の剣技「無宿殺法」は今作でも活躍するが、
火炎状態の炎鬼には斬っても斬れないと無効化されたり呪鬼には洗脳されてセブンとマンに襲い掛かったりとやや不憫。
しかし虓魔王との決戦では彼の刀が突破口となる。



・タロウウルトラマンタロウ
年少組その1。目立った活躍こそ少ないが、炎鬼との戦いでセブンを身を挺して庇い、身代わりとなって灼熱の炎に焼かれて死亡した。



・レオウルトラマンレオ
年少組その2。タロウの死に激昂し怒りに我を忘れて炎鬼に猛攻を仕掛けるが、冷静さを失った事で炎鬼の策にはまり同じく焼き殺されてしまう。



・ティガウルトラマンティガ
年少組その3。相次ぐ仲間の死に精神的に疲労がたたり高熱で寝込んでしまい、更にそこを呪鬼に狙われ囚われてしまう。
しかし最終的にマンやゾフィーたちの勇気を受け取り、最後まで希望を信じ虓魔王と戦い抜いた。



・ダイナウルトラマンダイナ
時空の狭間に閉じ込められた鶴亀の国で門下生の子供たちと共に打開策を模索する。後に21や朧党一同も合流し協力し合う事に。
雷鬼が21を狙い襲撃した際はマン達のいない鶴亀の国を守る為果敢に立ち向かう。



・21ウルトラセブン21
セブンの実子の赤ん坊。元々かなりヤンチャなハイスペックベビーだったが、今作でその素質が完全に開花。
数々の超能力が自在に使える様になり、その力は単体で虓魔王にも匹敵するほど。ハッキリ言って彼がいなければウル忍は虓魔衆には勝てなかった。


【朧党】


・冥府羅州烈風斉(メフィラス)
朧党党首にしてマンのライバル。時空の狭間に閉じ込められた鶴亀の国にてダイナの前に現れるが、
マン達に勝たないまま鶴亀の国を征服しても何の意味も無いとしてダイナ達と共に協力して次元の狭間脱出を模索する。
ついでに言えば実際の所自分のお気に入りの21を心配してやってきた部分も大きい。
雷鬼の襲撃ではダイナ達や21を逃がす為に先制して攻撃を仕掛けるものの、全く効いておらずカウンターであばら骨4,5本を折られる。
その後も目立った活躍が無いまま虓魔王が倒され、鶴亀の国が元に戻った後も何故か一人だけ時空の狭間に取り残されていた。不憫。



・笹比羅(ササヒラー)
たまたま買い物に行っていた為鶴亀の国の消滅に巻き込まれずにいた。マン達と合流してからは共に虓魔衆との戦いに身を投じる。
得意の鎌鼬の忍法で虓魔衆とも非常に善戦しており(戦績だけ見ればウル忍以上に良かったりする)氷鬼デモスにもトドメを刺している。
炎鬼との戦いではタロウとレオが立て続けに戦死し怒りで我を忘れかけるマンに涙ながらに激を入れて冷静さを取り戻させるなど仲間思いで熱い一面も見せた。
体を火炎状態にして攻撃を無効化する炎鬼に単身で挑み、真空にする鎌鼬で包み込み炎をかき消す事で炎鬼撃破の突破口を作る。
しかし、鎌鼬を浴びながらもカウンターを繰り出した炎鬼に心臓を貫かれ相打ちとなり、マン達に看取られながら息を引き取った。



・沸苦(フック)
朧党科学者。21の超能力にいち早く気付き時空の狭間脱出の為色々と調査を進めるものの、結果的に特に成果は出ないまま終わった。



・怪夢瑠十人衆(ケムール)
朧党戦闘員の十人兄弟。時空の狭間脱出の為の実験で崖から蹴り落とされた。



【虓魔衆】


・虓魔忍獣バイオス
ウル忍たちの前に現れた最初の虓魔衆の刺客。手下のフォーガスを多数引き連れてウル忍たちに襲い掛かった。
体に纏わりつく植物を自在に操り、ふざけて戦うマンにウル忍が呆れている隙を突いて植物で全員を動きを封じそのまま養分を吸収しようとする。
この時点ではウル忍たちもまだ虓魔衆のヤバさがわかっておらず完全に油断していた為早くも全滅の危機に陥れたが、駆け付けたガイアによって一撃で倒された。



・虓魔忍獣ゴブニュオグマ&アネモス
ガイアとマンたちに氷鬼が倒された頃、別れて行動していたセブン一行の前に現れた虓魔忍獣。本人は直接攻撃はせず巨大なアネモスを操る猛獣使い。
アネモスが吐き出したガスによる煙幕によって視界を塞ぎ動揺するセブンたちを追い詰めるが、力に目覚め始めた21の無意識のサポートによって
ガスが晴れてしまい、視界を取り戻したセブンとエースによってアネモスを倒される。
戦力であるアネモスを失い一人残ってしまって生け捕りにされそうになるが、直後に炎鬼に見限られてセブンたちの目の前で焼き殺された。



・フォーガス
虓魔衆の一般兵。外見は怪獣形態ではなく怪人体のほう。無数の針状の手裏剣を武器にする。
基本的に「ギャッギャ!」と鳴き声を発しているが喋れないわけでないらしい。



・氷鬼ザム&デモス
「ばかめっ オレさまに勝てると思うか!!」
「地獄氷柱の仲間入りをさせてくれるわ~~~!」
四鬼獣の一番手。鶴亀の国から南にある村を襲い、村人全員を生きたまま氷漬けにして延々と苦しませ続けていた。
大気中の水分を一瞬で凍結させて攻撃する氷結忍術を得意とし、マンとティガの攻撃をノーガードで直撃しても平然とするタフさを持つ。
当初はザム一人と見せかけていたが、実際はデモスとの二人で一人のコンビ。ザムが相手の注意を引き雪中に隠れたデモスが死角から攻撃していたが、
それを見抜いていたガイアに分断され、デモスは懐に飛び込んだ笹比羅の鎌鼬で切断され、ザムはガイアとの一騎打ちでそれぞれ倒された。



・炎鬼キリエロイド
「ヒハハハッ 燃えろ燃えろ!!山も岩も草も木も村も家も!! そして…人間も!!」
四鬼獣二番手。炎を操り近隣の村々の住人やかつてウル忍に助けられたペテロ族を悉く焼き殺していき、単純な人的被害なら恐らく最も多い。
岩山をくり抜いて作った炎鬼城を拠点とし、そこに突入したウル忍たちを迎え撃つ。体内に発火能力を持つ蜘蛛を無数に飼い、
それを相手の耳や鼻から侵入させて体の内側から焼き殺す戦法や、そのまま灼熱の炎で直接焼き尽くすなど高い戦闘力を持つ。
タロウ、レオを立て続けに手にかけて殺害するが、笹比羅の命と引き換えの機転によって炎をかき消された所に総攻撃を食らって倒された。



・雷鬼ジャミラ
「きさまの仲間タロウ レオ 笹比羅は、死んだぞ!!」
四鬼獣三番手。21の力に気付いた虓魔王に、完全に覚醒する前に仕留める様命じられ鶴亀の国のダイナの道場に直接襲撃。
炎鬼との戦いでタロウや笹比羅たちが戦死した事を一同に突き付けなながら襲い掛かる。
21を直々に始末すために送り込まれるだけありその戦闘力はかなり高く、全身から激しく放電する稲妻忍術を得意とする。
道場には笹比羅の息子の守もおり、子供の前で父親の死を残酷に告げる雷鬼に激怒した冥府羅州が本気の忍法を放つもまるで意に介さず反撃の一撃で彼のあばら骨を折り砕いた。
続くダイナの猛攻も効果なく、「荒神流編」で会得した奥義「発勁」を&bold(){直接心臓に向けて放たれてなお平然とする]]など驚異的なタフさで冥府羅州すら呆然とさせた。
雷撃で全員まとめて葬り去ろうとしたが、遂に完全に覚醒した21によってエネルギーを吸い取られ、弱ったところをダイナの拳を顔面に叩き込まれる。
そしてトドメにタロウの技であるはずの「ストリウム光線」を21が放った事で完全に倒された。
なお、余談ではあるが雷鬼ジャミラのモチーフはウルトラマンパワード版のジャミラであり、重厚でがっしりとした体形をして顔が剣道の面の様なもので隠れているのはパワード版ジャミラの特徴である。
初代ウルトラマン版のジャミラは初期の疾風3巻の時の一発ギャグ回に別キャラとして登場している。



・呪鬼アブドラールス
「バカを言え…おふくろを殺したのは親父だろ そしてその親父を殺したのは、ガイアおまえじゃないか!」
四鬼獣最後の刺客。腐肉を操り相手も腐肉に変えそれを喰う。口元の発光器官を一定の順で光らせることで光を見た相手を洗脳し同士討ちを狙う。
かつてガイアの父を洗脳し、母を殺させさらにガイアの手で父を殺させた張本人。エースを洗脳しセブンとマンを襲わせ自身はティガを捕えて喰らおうとしたが、
時空を超えて現れた21の攻撃でダメージを受けたところをガイアにトドメを刺された。



・虓魔王
「化け物…褒め言葉だ! きさまらだれを相手にしている!? わしは虓魔王だぞ!!」
虓魔衆を総べる破壊と滅亡の王。外見は全身をマントで包み、顔にはデスフェイサーを象った仮面を着けている。
人々の嘆きや悲しみ、絶望や苦痛を快楽とし、またその負のエネルギーを糧として数多の世界に破壊をもたらし滅ぼしている。
空間を操る能力を持ち、砦に乗り込んできたウル忍との決戦では唯一自身に匹敵する力を持つ21を隙を突いて異空間に封印し、
残るマンたちにはすでに死んだ四鬼獣の能力を空間を繋げて呼び出しぶつけるという方法で圧倒する。
しかし自身の能力で空間に開けた穴を21が逆に利用して脱出し、一瞬怯んだところを21の攻撃で仮面にヒビが入った。
体は刺されようとも粉々に吹き飛ばされようと全く効果が無いが、唯一仮面の部分にだけは攻撃が通る弱点だった。
エースの刀で仮面を突き刺し、そこにマン達の総攻撃を喰らい仮面が砕け遂に虓魔王を撃破した。












………と思われたが!!!


















ゴアアァァ・・・・


     オレは・・・


われは・・・・


あたしは・・・・


                   わしは・・・・                             わらわは・・・


余は・・・・




真 の 虓 魔 王 な り !!



・真の虓魔王
倒された虓魔王が消滅すると同時に、砦が砕け卵から生まれるかのように出現した虓魔王の真の姿。外見はゴーデス(第二形態)そのもの。
虓魔王の正体とは、数多の時空のありとあらゆる人間の欲望の思念が凝縮された事で誕生した怪物だった。
人間サイズの虓魔王は自分自身を維持するための唯一の自我の化身の様な物であり、彼が倒されることで真の姿が現れるが、
欲望の塊である真の虓魔王には最早知性や理性は存在せず、あるのは純粋な破壊衝動のみ。大勢の人間の意思が混ざり合った存在である為一人称もバラバラ。
山より巨大である為ただ適当に暴れただけでも大災害となるが口から吐く熱線も山が一瞬で蒸発する威力を持つ。
額部分には虓魔城の肉壁に囚われていたゾフィーがそのまま取り込まれており、また城の内部が全て「巨大生物の体内」を思わせるような有機的な肉質で覆われていた事から、
虓魔城自体が休眠状態の真の虓魔王の肉体そのものだった可能性が高い。


圧倒的な力でウル忍たちを追い詰めるが、21の全力の超能力と、体の一部に融合されたゾフィーによって動きを封じられる。
そしてなおも希望を諦めないマンたちもまた、最後の力を振り絞る。




マン「俺たちが負けるわけがねぇんだ!! 虓魔王があらゆる欲望の塊ですごいパワーを持ってても… 俺たちには奴に無いパワーを持ってる!!」


「虓魔王に無い力とは!!」


「正義!!」

「平和!!」

「愛!!」

「友情!!」

「自由!!」

「信頼!!」


そして…



「 絆 !! 」


空に舞うウル忍たち、そして密かに21のパワーによって蘇生されていたタロウ、レオ、笹比羅によって、空に巨大な六芒星が出現し光が虓魔王を呑み込んだ。
負の感情の塊である真の虓魔王には絶対に得る事の出来ない力の前に、遂に虓魔王は光の中に消滅していったのだった。


死んだはずの仲間たちとの再会、そして虓魔王に取り込まれていたゾフィーも無事分離して帰還し喜ぶウル忍たち。
21が戦死したタロウ達の技が使えたのも、密かに彼らの魂を玉の中に保護し、その力を借りていた為だった。


ゾフィー「まだだ。もう一つ仕事が残っているぞ!」

「さあみんな!力を合わせろ!」



「鶴亀の国を呼び戻すぞ!!」




そして全てが終わった後…元に戻った鶴亀の国では今日も人々が笑いあい、ウル忍たちがまたいつもの様にバカ騒ぎする姿で、長い戦いは幕を閉じた。






と、思われていたが……



追記・修正はネオ朧党を設立してからお願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,13)

[#include(name=テンプレ3)]


  • 懐かしい・・・・この数ヶ月はいつもギャグのウル忍が超闘士激伝レベルのシリアスモードになってて衝撃だったな・・・・(以前にも荒神流編とかもあったけど)。タロウとレオとササヒラーは最終的に生き返ったけど、ペテロ族は一人残らず全滅したままなんだよね・・・・ -- 名無しさん (2016-06-06 16:53:50)
  • ↑1 別の地に旅立っていた、ペテロ族がいたら良いのにな。 -- 名無しさん (2016-06-06 18:43:47)
  • 最終的にウル忍と和解できた邪気姫(原因は部下の離反だが)や哀しき悪役だったシャドー(やや自己中心的な動機だったが)と違って純悪だったからな虓魔王 ・・・ -- 名無しさん (2016-06-06 19:14:18)
  • ザム繋がりのグローザムの氷使い設定に、本作のザムを思い浮かべた。 -- 名無しさん (2016-06-06 19:20:15)
  • アグル出たら敵側に回ってただろうな・・・ -- 名無しさん (2016-06-06 23:35:57)
  • 虓魔王の正体は言ってみれば誰でもない誰か(の思念エネルギーの集まり)。異世界、異空間に集まる人間の感情エネルギーとか龍騎の初期設定である隙間世界、隙間モンスター思い出す -- 名無しさん (2016-06-07 08:32:53)
  • 仮面ライダーSPIRITSにドはまりしていたころ、これのライダー版考えてたっけなぁ -- 名無しさん (2016-06-08 12:24:56)
  • ↑1 疾風伝説が近いな。 -- 名無しさん (2016-06-08 23:39:08)
  • 本作では、ガイアがレオポジションだったな(元の故郷を失う) -- 名無しさん (2016-06-08 23:48:05)
  • 虓魔王は人間の思念から生まれた魔神という点では、ザ・ドラえもんズの百目王を連想するな。人の心から生まれた悪魔はやはりラスボスの王道か -- 名無しさん (2017-07-29 17:13:26)
  • まさかこの漫画で味方にガチの死人が出るとは思ってなかったから連載当時はタロウの戦死に愕然とした思い出 -- 名無しさん (2018-05-28 00:21:38)
  • セブンの息子が物凄い能力を持っている設定はこの頃からあったというね……もし連載された時代が時代なら21のポジションはゼロになっていた可能性 -- 名無しさん (2021-07-23 15:42:34)
  • 21の力がまんまゼロで笑っちゃう -- 名無しさん (2022-08-10 18:37:19)

#comment

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧