登録日:2011/04/11 Mon 00:23:07
更新日:2023/08/11 Fri 16:41:00NEW!
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ポケモン ポケモン解説項目 エスパー 伝説のポケモン 準伝説 第四世代 dpt 萌えポケ 月 ♀のみ 美しい 要塞 蘇生 手ブラ コメント欄ログ化項目 クレセリア 三日月 耐久型 超耐久 硬い ゴツゴツメット 映画出演ナシ るなーん 弓形の島 gsルール影の覇者 ふゆう クロツグ みかづきのまい
ポケットモンスターシリーズに『ダイヤモンド・パール』から登場する伝説のポケモン。
■データ
全国図鑑No.488
分類:みかづきポケモン
英語名:Cresselia
高さ:1.5m
重さ:85.6kg
タマゴグループ:未発見
性別比率:♂0♀100
タイプ:エスパー
特性:ふゆう(じめんタイプの技と「まきびし」「どくびし」「ねばねばネット」「特性:ありじごく」「各種フィールド」が無効)
HP:120
攻撃:70
防御:120→110 (第9世代)
特攻:75
特防:130→120 (第9世代)
素早さ:85
合計:600→580(第9世代)
努力値:特防+3
進化:無し
■概要
身体の至るところを三日月の流線形で構成された妖精(?)のようなポケモン。伝説ポケだが性別があり♀限定である。
その美しいベールのような羽から光の粒子を出しながら飛行する事が可能で『三日月の化身』とも呼ばれている。
三日月の日が近づくほどその美しい尻尾が長く伸びるらしい。
その羽には悪夢を祓う力があり、悪夢を見せるダークライとは対の存在。
■ゲームでのクレセリア
殿堂入り後にミオシティの民家にいる悪夢にうなされている少年に話しかけると、
ミオシティの港から行ける「まんげつじま」にいるクレセリアから悪夢を祓う「みかづきのはね」を貰うイベントが発生する。
ここでクレセリアに話しかけ、「みかづきのはね」を入手するとクレセリアはシンオウ地方各地を飛び回り捕獲が可能となる。Lvは50。
いわゆる恒例の徘徊系の伝説ポケモンで捕獲や厳選の難易度は異常なまでに高い。
しかし、後に発売された『ブラック2・ホワイト2』では「ストレンジャーハウス」で「みかづきのはね」を手に入れて殿堂入りした後、
「ワンダーブリッジ」で固定シンボルとして登場。これにより厳選難易度は格段に下がった。Lvは68。
主要トレーナーではタワータイクーンのクロツグが使用する。どっから捕まえてきた
その高い耐久に苦しめられたトレーナーは多いだろう。
『X・Y』ではフェアリータイプが追加されるのではないかと心配されていたがさすがにクレセリアはそのままだった。
しかし、「ムーンフォース」という強力なフェアリータイプのサブウェポンを習得した。
そのムーンフォース、「Lv.51以上習得技はLv.1で思い出せる」仕様になったにも関わらず、何故かLv.99まで上げないと覚えない。
『OR・AS』では「大空を飛ぶ」の際ランダムに出現する「弓形の島」に出現する。レベルは50。
『US・UM』ではウルトラスペースゼロの空ステージで捕獲できる。レベルは60。
『ソード・シールド』ではDLC第二弾「冠の雪原」にて登場。ダイマックスアドベンチャーで捕獲でき、レベルは70。
■Pokémon LEGENDS アルセウスでのクレセリア
エンディング後にウォロと共にプレートを探すことになるのだが、その手掛かりを持っている伝説のポケモンの一つとして登場。
天冠の山麓の「迎月の戦場」に降り立った際、キングのマルマインが隠れてしまったので捕まえるようツバキから言われ、その後その場所に向かうとクレセリアがいる。
しかし伝説のポケモンだけあって一筋縄ではいかない。
まずクレセリアのいる迎月の戦場に入ると、主人公が混乱してしまう空間を作り出してくる。
その間は夜鳥の鱗粉の如く左右の操作が逆転してしまう。
最初は、バリアを張っていて捕まえることが出来ないので、逆転してしまった操作に何とか対応して道具を当てて解除しよう。
そのあとは捕まえることが出来るようになり、バトルにも持ち込めるのだが、まともに捕まえようとするとかなり難しい相手となっている。
その理由としてはクレセリアが今作で習得した専用技「みかづきのいのり」にある。
この技の性能はHPの回復に加えて、状態異常を回復し、更に煙幕状態にするという効果がある。煙幕状態になるとこちらの攻撃が必中以外は確率で避けられてしまうことがある。
即ち「じこさいせい」「リフレッシュ」「かげぶんしん」を同時発動しているのと同じという今作屈指のぶっ壊れ性能の技なのである。
ただでさえ耐久力の高いクレセリアが回復技を持っていることに加えて、捕獲をしやすくするための状態異常が直ぐに解除されてしまう上に、ダメージを与えにくくなるという鬼畜使用。
それでいてPPは10とそれなりにあるというのだから非常に厄介。おまけにアルセウスでは「ちょうはつ」や「かいふくふうじ」が存在せず、封じる手段がないので手に負えない。
普通に戦って捕獲するのは大変なので、クレセリアの背後に回って捕獲率を高めて臨むといいだろう。バリアを解除しても周りにピンク色のオーラのようなものを纏っており、
触るとまた混乱してしまうので注意が必要だが、体当たりしてくるところを躱せば、背後をとれるのでその隙を狙おう。
最も手っ取り早いのは弱体化させるアイテムを投げつけるという方法で、当て続ければ一時的にダウンしてオーラも解除されるため、背後から近付いてギガトンボールを投げられる。
ただし、アイテムを投げつけるため安易に突っ込むとオーラに触れてしまうため、注意しよう。
捕獲には一筋縄ではいかない猛者であるが、仲間にすれば非常に強力な戦力になってくれる。
持ち前のタフさに加えて、「みかづきのいのり」という強力な回復技を持っているので、弱点のタイプでもなかなか倒されにくい。特に後に控える強敵相手に大いに活躍することだろう。
■対戦でのクレセリア
対のダークライと違い準伝説ポケモンであり、レート戦・ランクバトルに出場可能。
なんとHP120・防御120・特防130と言うとんでもない耐久を誇るポケモン。
その総合的な耐久力は禁止級のポケモンを除いてほぼ最強と言えるトップクラスの数値で、
物理耐久に特化すれば陽気鉢巻ヘラクロスの「メガホーン」で弱点を突かれても高乱数で耐えきり、
特殊耐久はHP振りだけで眼鏡サザンドラの「あくのはどう」すら耐えきるほど。
更に再生回復技の「つきのひかり」まで備えており、まさしくシンオウ地方の誇る三日月要塞。
生半可な火力では突破は不可能に近い。
加えてこの耐久でありながら素早さもサーフゴーより1上と結構素早い。シンオウ全土を逃げ回るだけはある
一方、攻撃面は全体的に低め。
一致技の「サイコキネシス」や「サイコショック」を始め「れいとうビーム」「シャドーボール」等を覚えられる為攻撃範囲は悪くないが、
あまりガンガン攻めていくには向いていない。
したがって、「でんじは」や「トリックルーム」でサポート役に徹したり、
特殊アタッカーや半端な火力の物理アタッカーなどを相手に「めいそう」を積んで要塞化したりといった形で戦うことになる。
専用技「みかづきのまい」は自分が瀕死になる代わりに控えのポケモン1匹のHP・PP・状態異常を回復する効果を持つ。
要するにメガザルのようなものだが、ひんしになっているポケモンを復活させることは不可能。
HPや状態異常だけでなくPPまで回復するため、「いやしのねがい」の上位互換となっている。
クレセリア自体が耐久型として優秀なため安易に捨て駒にするのも考えものだが、一度暴れさせたエースを無傷で復活させる戦術もなかなか強力。
最大の欠点は攻撃範囲の偏りやエスパー単というタイプから止まる相手が多い事。
具体的にはハッサムやメタグロス等のはがねタイプやバンギラス、ウルガモス等々、
とにかくメジャーな相手が多くガチな対戦環境ではこれらのポケモンが全く入っていない事はまず有り得ないのに近いのはキツい。
また恒例の耐久ポケの潰しである「ちょうはつ」「みがわり」「トリック」等の補助技持ちも苦手。
いわゆる得手不得手が激しいポケモン。
得意な相手にはこれ以上無い程の要塞っぷりを発揮し無双体制を整えてしまうが、苦手な相手にはただの置物と化しひたすらに起点にされてしまうこともある。
ただ逆に言えばその分相手の選出を縛りやすいとも言えるため、そこを逆手にとりやすい事も。
見せ合いルールでこそ真価を発揮するポケモンか。
ダブルバトルにおいては第四世代終盤以降のスローダウン化した環境下で、
高耐久から「でんじは」や「トリックルーム」で素早さ操作、「いばる」+ラム(しんぴのまもり)で味方の強化、
やることが無くなれば相手にひたすらいばる戦法が猛威を振るう。クレセグロススタンとしてメジャーとなった。
BW初期からメタグロスと使用率トップを独占し続け、ついにBW2後期でメタグロスを追い抜き使用率1位へと躍り出た。
ラティオス・メタグロスと共にダブルのエスパーゲー化を後押ししている存在である。
第六世代では、ゴーストタイプとあくタイプの技がはがねタイプ相手に等倍になる上方修正を受け、
さらにギルガルドやメガゲンガーといった強力なゴーストポケモンが登場、加えてあくタイプ技の「はたきおとす」が大幅な強化を受け
エスパータイプが相対的に大きく弱体化することになった。それゆえ第五世代で猛威を奮っていたメタグロスとラティオスは大幅に数を減らした。
クレセリアも同様に数を減らすかと思いきや、XYから登場したメガガルーラが環境を席巻したことで、その対策として『ゴツゴツメット』を持ったこのポケモンが一躍脚光を浴びる。
また、メガガルーラが苦手とするバシャーモなどのかくとうタイプにめっぽう強く、
「みかづきのまい」で消耗したガルーラを回復させることができるなどの理由からメガガルーラの相方としても大活躍する。
「209ガルーラ」と呼ばれる対クレセリアに特化したガルーラが主流になったことによって一時的に数を減らしたものの、
ガルーラの主流が他の型に移るにつれて再び数を増やし、最終的には物理受けの筆頭として第六世代の最後まで活躍し続けた。
第六世代のクレセリアは良くも悪くもガルーラと一緒に在り続けたと言えるだろう。
なお、ダブル・トリプルでは相変わらず活躍の機会が多い。特に伝説戦ではゲンシグラードンと好相性である為よく組まれている。
自身は「じゅうりょく」や「トリックルーム」でグラードンをサポートし、天候の効果で「つきのひかり」の効果を活かせるなど好相性。
第七世代では、新要素Zワザで突破されやすくなった他にミミッキュ、ベトベトン(アローラのすがた)などの苦手な相手が増え、
ファイアローの減少で弱点タイプのむしタイプが復権してきたので前作よりシングルでの採用率が低下。
一方でスキン系の威力低下で受けやすくなり、あくタイプがフェアリー増加で減少したのはやや追い風。
USUMにて、マイナーチェンジ恒例の教え技で自分と味方の位置を入れ替える「サイドチェンジ」を習得。
高耐久のクレセリアとは相性抜群で、相方の攻撃を代わりに受け止めてサポートや攪乱させる。優先度も今世代から+2と強化された。
前述した「サイドチェンジ」を用いた戦術でダブルでは以前より数を増やした。
第八世代では、他の準伝説達と同じく『冠の雪原』から参戦。
クレセリア自身の変化としてはわざマシン廃止による「どくどく」の没収が一番大きく、
強力な攻撃手段を一つ失ってしまった。しかし環境的に見ると相手側から猛毒にされる機会も減ったので、一概にマイナスとは言い切れない。
また「めざめるパワー」の廃止によってはがねタイプへの有効打が無くなってしまった。
環境にドラパルトやウーラオス(いちげきのかた)を筆頭に強力なゴースト・あくタイプが増えたのも向かい風で、ダイマックスシステムとの相性も良いとは言い難い。
しかし逆風ばかりというわけでは無く、新たに「アシストパワー」を習得。
このおかげて「めいそう」型の最大火力が爆発的に上昇し、シングルバトルではバトンパ等で採用されて結果を残している。
シーズン13現在、ポケモンホームのデータでは「アシストパワー」の採用率が50%を超えていることからもそれが伺えるだろう。
第九世代ではHOME解禁で参戦。
しかし、なんとここにきて防御・特防の種族値が下げられてしまった。
特性「ふゆう」なのででんきテラスタルにして実質弱点なしということもできるが故の調整なのかもしれないが……
また、「みかづきのいのり」の効果も味方のHPを最大値の1/4回復&状態異常回復に変更されている。流石に回避率上昇は許されなかったようである
あくタイプを持つパルデア地方の準伝説である厄災ポケモンが環境に多く、
さらにトップメタであるハバタクカミにゴースト技で弱点を突かれてしまうなどもあって少し逆風。
しかし、ダイマックスが無くなった事によりひたすら高火力で殴られる事が少なくなったのは追い風。
なお、戦法は第8世代とさほど変わっておらず「めいそう」+「アシストパワー」が主。
ダブルバトルにおいては「サイドチェンジ」が連続で使いにくくなる弱体化を受けたものの、
多様なサポート技を活かして活躍している。
テラスタイプは主に先述のでんきが多めだが、でんきは弱点こそなくなるものの耐性がかなり微妙なので、
弱点をエスパーだけにしつつ、有用な耐性を多く持つ上に毒・猛毒状態にならなくなるどくテラスタルも次いで多い。エスパー技が現対戦環境で飛び交うことは滅多にないのでどくテラスも実質弱点無しである。
ダブルではその辺りの心配はない為「ムーンフォース」の強化にもつながるフェアリーが多め。
■ポケモン不思議のダンジョンでのクレセリア
ダークライの野望を阻止するためにパルキアと共に彼を追っていた。
途中主人公達の夢の中に出現するがこれはダークライが化けた姿である。
最終章ではダークライのいる「やみのかこう」に突入する際に主人公達に同行する。
…しかしポケダンでのクレセリアは本編と違って紙耐久で放っておくとバシバシ死にまくって「ふっかつのタネ」を消費しまくるためぶっちゃけ足手纏い…
ムウマージ(空版ではダークライも使う)の「あやしいかぜ」で死にまくる…
お願いだから一人で待ってて…
問題解決後はサメハダー岩で待機している所を話しかけると仲間になる。
ルナトーン『ムーンライトパワー!』
クレセリア『月に変わって追記・修正よ!』
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