登録日:2022/10/07 (金) 9:55:00
更新日:2024/06/27 Thu 10:39:33NEW!
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ウマ娘 プリティーダービー 東京都 秋川やよい 栗東寮 美浦寮 トレセン学園中等部 トレセン学園高等部 府中市 学園 心霊スポット 学校 中央 女子校 全寮制 教育機関 奇人の巣窟 変人養成機関 架空の組織 名門校 コメント欄ログ化項目 架空の学校 所要時間60分以上の項目 トレセン学園 日本ウマ娘トレーニングセンター学園 ura 唯一抜きん出て並ぶ者なし japan umamusume training schools and collages スポーツ名門校 中高一貫校 狭き門 エリート校 eclipse first the rest nowhere
Eclipse first, the rest nowhere.
語源
トレセン学園のモットーにして、実在する言葉。
由来は、18世紀後半に活躍し、サラブレッドの基礎を作ったとされるイギリスの競走馬「エクリプス」で、そのまま訳すと「エクリプスが1着、それ以外(2着馬)は無し」。
デビュー戦となるヒートレース(同じ馬が2回勝つまで競走を繰り返す方式)でエクリプスが第1ヒートを圧勝した事を受け、後にオーナーとなるデニス・オケリーが「賭けにならなくてつまらんから次のレースは全馬の着順を当ててやるわ(意訳)」として発したのが件の言葉である。
当時のヒート戦では「1着馬より240ヤード以上離されていると失格(着順無し)」というルールがあり、オケリーの予想はこの事を見込んでいたものだったが、実際に第2ヒートはエクリプスが大差で勝利し残りの馬は全て失格という結果となった。
ここから、イギリスでは「圧倒する」という意味の慣用句として使われるようになった。
トレセン学園とは、『ウマ娘 プリティーダービー』に登場する架空の教育機関。
データ
※漫画『STARTING GATE!』第1話より。
正式名称:日本ウマ娘トレーニングセンター学園
総敷地面積:約80万㎡(東京ドーム17個分)*1
生徒総数:2000人弱
概要
正式名称は【日本ウマ娘トレーニングセンター学園】。
東京都府中市に所在を置くウマ娘専用の全寮制*2中高一貫校。最寄り駅はアニメ1期1話より京王電鉄なら京王線府中駅。JRは不明。
約80万平方メートルという規模は現実の府中なら、三億円強奪事件で有名な「東芝府中事業所」が約77万平方メートル(ドーム単位なら約16.5個)というかなり近い数字。
土地の規模だけでなく立地も府中市内とほぼ近い存在なので、イメージとしては東芝府中事業所が丸々トレセン学園と想像すれば規模感が伝わりやすいだろうか。
ちなみに現実の府中市はJRA東京競馬場の所在地だが、こちらもウマ娘世界では「東京レース場」として登場している。
ドラマCD『トレーナー候補の為のトレセン学園案内』によれば*3開設は「(CD発売の2018年から)約150年前」。
どれぐらい古いかというと、現実の日本国の近代式学校の始まり「学制(明治5年8月2日 太政官第214号)」がドラマCD発売の146年前の1872年。比較対象として「学制上最も古い大学」東京大学が1877年(141年前)開設。
つまり近代学校として考えうる最古の学校である*4。
学制より古い理由としては「日本における記録上初の近代競馬」である横浜居留地の野良競馬が1860年(158年前)、「日本初の『組織による近代競馬の開催』記録」である横浜レース倶楽部による洋式競馬開催が1862年(156年前)、「常設競馬場の初開設」は横浜競馬場(現・根岸森林公園)の1866年(152年前)と150年前近傍にあるため、こちらの方に起源を持つからかもしれない。
現在はトゥインクル・シリーズのスターウマ娘を多数輩出する超エリート校で、2000人弱のウマ娘が通っている。
と言うといわゆるスポーツ名門校のようだが、劇中においては原則*5「トゥインクル・シリーズに参加する者=トレセン学園に在籍中の者」で、特定の競技のプロ志望者を育成すると共にプロの面倒を見る組織でもある。
競馬ならトレーニングセンターそのものの施設だが、人間のスポーツでは考え難いような重責を担う学校である。
劇中では今のところ中等部と高等部しか言及されておらず、アプリの用語集でも中高一貫と明記されている。
しかし英名では"colleges"とある*6ことから読み取ると、大学課程に相当する教育機関も併設されているのではないかと言われている。
一般的に「トレセン学園」と言えばこの「中央」を指すが、岐阜県羽島郡笠松町の「岐阜ウマ娘カサマツトレーニングセンター学園」のように同様の役目を果たす学校は中央以外に全国15か所*7に存在し、「〇〇(地名)のトレセン」などと呼ばれる。
また、3周年で追加発表されたフリオーソが「船橋トレセン学園から訪れた特別留学生」と明記されており、地方所属のまま留学という形で中央に通えることも明らかになった。
そんな学園は選ばれしウマ娘しか通う事を許されない華の舞台。一方、敗者に席は無くなる厳しい世界……と思われていたが、ヒシミラクルのシナリオでその世界観が一変。
ミラ子曰く「だって、デビューって自動的にできるもんじゃありませんし。地方に行く子だっているし、進学する子だっているし、ていうかそっちの方が多いぐらいで──」、「なんていうか──『レース1本でほんとにやってけるの?』っていう……『勝つ』よりずっと前の所で、それぞれ悩んでる。」
ゲームの性質上、育成キャラとして「デビューは既定路線で『勝つ』ことが目標」のウマ娘たちばかりが画面に映るが、そうではなく「走って良いのか?」という段階で悩む生徒も多数在籍していることが明らかになった。
そして、その悩みの中でレース以外の道を選ぶものも多数いる、というのが明確に語られたのである。
しかしながら、一度走る覚悟を決めてしまえば、その先はやはり想像通りの厳しい世界へ駆け出していくことになる。
例えば漫画版『STARTING GATE!』に登場した府中の駅員は「泣きながら田舎に帰っていくウマ娘を何人も見てきた」と言っている。
アプリでもカレンチャンが「泣きながらあきらめていくウマ娘を何人も見ている」、シンボリルドルフは「新年に帰省した時に暖かさに触れ、そのまま学校に戻らない生徒もいる」と厳しさが垣間見える証言をしている。
その他にもアイネスフウジンのストーリーでは怪我をきっかけにトレーナーと不和になり学園を去る者が、コパノリッキーのストーリーでも、トレーナーに気分転換を促されるも意志を変えずに引退する者が登場する。
と言っても、実際のところ学園を去るのは原則的に生徒の自主性によるもので、入学した後にレース成績の不振を理由に学園側が退学を勧告することは無いと思われる。
実際アプリで語られた実例はよく読むと全て「周りからの影響ではなく、本人の意思でドロップアウトを選んだ」事例しか無いのがわかるだろう。
また、少なくともレース番組(ゲームシステム)上「未勝利戦がなくなる」クラシック夏まで未勝利に終わったとしても*8トレーナーが契約解除されるだけで、本人の去就には言及されないことが確認できる。
実際の競馬番組でも夏競馬まで施行される3歳未勝利戦の終了後は「用途変更(競走馬引退)」「地方競馬へ転属」「中央のまま1勝クラスへ参加する強制格上戦」の三択なので、制度上は居残ることができるのを踏襲していると思われる。
なお、数少ない例外としてあわや除名される寸前にまでいった例も以下の通りいくつかある。
- 「どれだけ才能が評価されようとレース関連への意欲が見られない」(例:アグネスタキオン)
- 「体格等の理由で大ケガをする可能性の高い走り方だと警告を受けても止めようとしない」(例:ナリタタイシン)
- 「自分に合わない等の理由で長期間トレーナーからのスカウトを断り続け、デビューの気配を見せない」(例:ミスターシービー)
……等が挙げられる。
すなわちレース成績の良し悪し以前にレースそのものを行おうとしない、もしくは単純に危険すぎる状況を改善しようとしない、しかもそれが長期間に及んだ場合のみ除名の方向性が考えられ始める、と言った所。
前述の通り、会長や理事長の学園側は温情をかけており、むしろ思いとどまってもらえるよう説得を試みているが、それでも少なくない人数が去って行くのが現状な様子。メインストーリー第一部では終ぞデビューしなかったゴルシは大丈夫なんだろうか
名門であるからか、ウマ娘の名門「メジロ家」を筆頭に巨大コンツェルン「サトノグループ」のサトノダイヤモンドや、「華麗なる一族」のダイイチルビーなどいわゆる「いいとこのお嬢様」が目立つように見える。
しかしスペシャルウィークやテイエムオペラオーのような一般家庭からの出身者もいれば、タマモクロスやアイネスフウジンのような苦学生も在籍している。この点から、出自や実家の経済状況といったことは関係無く、走りたいと願うウマ娘ならば誰に対しても平等に門戸が開かれていることがわかる。
また、オグリキャップのような地方で頭角を現しスカウトされた例*9もあるなど、スカウトによって転入するシステムもある。ハルウララ?ありゃ試験で合格したんじゃなくて面接だけで入学できた事明言されている特異点だから……*10
なお、奨学金制度や授業料の有無、及びその金額について公式に言及されたことはない。唯一『シングレ』では笠松トレセンの学費について母から「アンタの食費に比べれば大したことない」と言われたオグリキャップがいるが、ウマ娘きっての大食いなオグリ基準の食費なので参考にはなるまい。
トレーナーについてはああ見えて選ばれしエリート中のエリート、地方のトレーナーが自分のウマ娘が中央に移籍するから一緒に移籍できるほど甘くはなく、中央での指導資格を取得する必要がある。
資格試験は「T大行くような人でも合格するのは難しい」「合格者0の年もある」と言われる程の超難関。
クラス
先行したアニメとアプリで大きく設定が異なる。
- アニメ1期
年齢でジュニア・シニアに分かれており、更に未勝利~OPまでこちらの競馬と同じように分かれている。
スペシャルウィークらが所属するのがジュニアクラス最年長のC組。こちらで言うと今で言う3歳・昔で言う4歳にあたりクラシックレース出走が可能になる。
なお、2期ではこのあたりに基本触れられないので、1期の設定を引き継いでいるかなかったことになっているかは不明。
- アプリ版
学生としての立場とレースでの枠組みは分離され、アプリでは「デビュー年:ジュニア級(2歳)」「2年目:クラシック級(3歳)」「3年目以降:シニア級(4歳~)」という枠組みになった。
ウマ娘は「本格化」という身体能力の完成の時期を迎えてからレースデビューするため、学年は同じでもデビューが数年ズレたり、レース同期でも学年はバラバラといった現象が当たり前に起こる。まあデビューに数十年の開きがあるヤツらを同じ学生の立場に押し込めている以上、整合性をとるのは不可能なので。
アプリ版の育成モードでも最低三年は費やすなどストーリーのスパンが長い関係もあってか、どのウマ娘同士が同じ学年、クラスなのかというのは表立って示されてはいないが、時折描写もされるためある程度特定・推察できる部分はある。
ただしそれでも「中等部3年+高等部3年の6年制」と考えると無理が生じる点も多いため、「高等部は高専相当の5年制なのでは」とか、「描写が無いだけで上記した大学相当の課程に進んでいるウマ娘もいるのでは」といった考察もある。
チーム
史実での厩舎に相当。アニメやゲームのメインシナリオでは「チームに所属しなければトゥインクル・シリーズへのデビューは叶わない」とされているが、ゲームの育成シナリオや漫画『STARTING GATE!』ではチーム制度自体描写されない。
トレーナー1人*11が複数のウマ娘を担当するシステム。
この要素がフィーチャーされているアニメ1期やアプリ版メインストーリーでは最低単位は「トレーナー1人とウマ娘5人以上の所属」とされるが、1期とはパラレルとされるアニメ2期では最多で4人しか所属していないカノープスも出走資格を有している*12。
チーム間の移籍も可能で、実際にアニメのサイレンススズカはリギル→スピカへの移籍経験者。
チーム名はおとめ座の「スピカ」やケンタウルス座の「リギル」やりゅうこつ座の「カノープス」、アプリ版メインストーリーではおおいぬ座の「シリウス」のように、全て国際天文学連合が決定した恒星の固有名から取られている。
初期は星座内の最輝星*13の名前からつけられているケースが多かったが、スターブロッサムの「アルケス」以降、最輝星ではない恒星名が使われるケースも増えている。
その他名前だけ登場したアニメ1期でメジロマックイーンが見ていたチーム一覧に記載されているチームや、勧誘ポスターが貼られているチームも星の名前から取られている。アドマイヤベガやシリウスシンボリのように星そのものを冠するウマ娘達もいるため、どこかで紛らわしい事にもなっていそうである。
なおアオハル杯に登場するチームは学内競技用のチームであり、厩舎に相当するチームとは全く性質が異なるため、この項目には当てはまらない。
メディア毎のチーム
アニメシリーズ
- チーム〈スピカ〉
担当トレーナー:チーム〈スピカ〉トレーナー
メンバー:ゴールドシップ
ダイワスカーレット
ウオッカ
スペシャルウィーク
サイレンススズカ :リギルから移籍
トウカイテイオー
メジロマックイーン
キタサンブラック:アプリ1周年記念ショートアニメで仮入部→season3正式入部
※サトノダイヤモンド:アプリ1周年記念ショートアニメで体験入部のみ
season1-3を通しての主人公チーム。乙女座を構成する一等星・おとめ座α星から名づけられている。
トレーナーの方針としては、ウマ娘らの望むやり方に任せるというよく言えば自主性を尊重する気風、悪く言えば放任主義。
アニメ開始以前は別のウマ娘たちも所属していたのだが、どこか昼行燈な担当トレーナーに見切りをつけたメンバーが次々と脱退してしまっていた。
そんな中ただ一人残ったゴールドシップと一からチームを建て直していったという経歴を持つ。
リギルと比べて史実の三冠馬モチーフのウマ娘がいない反面、二冠馬モチーフが3人*14・それ以外もスズカ*15を除いて必ずクラシックの一冠を勝ち取った*16というなかなかのメンバーなのが特徴。
他にもゴルシが根幹に居たせいか、勧誘の方法がいろいろとぶっ飛んでいる*17ことも特徴の一つか。
そんな勧誘が何故か功を奏し本編開始以前の面子はゴルシ・ウオッカ・ダスカのみだったのに、1期でスペ・スズカ・テイオー・マックイーンが加入、3期でキタサンが加入とどんどん規模が拡大している。
- チーム〈リギル〉
担当トレーナー:東条ハナ
メンバー:シンボリルドルフ
エアグルーヴ
ナリタブライアン
グラスワンダー
エルコンドルパサー
タイキシャトル
フジキセキ
ヒシアマゾン
テイエムオペラオー
マルゼンスキー
デアリングタクト
ケンタウルス座を構成する一等星・ケンタウルス座α星のうちケンタウルス座α星A*18の名を由来とする、トレセン学園の中でも「最強」と呼ばれるチーム。
「リゲル」だとオリオン座β星であり別物であるので発音に注意。
season1・2と通して登場するが、リギルとしての露出度合いはseason1の方が多い。
奔放な指導方針のスピカとは対照的に、トレーナーの指示や作戦厳守を絶対とするシステマチックな方針を取っている。
生徒会・寮長に加え、史実における三冠馬モチーフのウマ娘を一手に抱え込んでおり、JRA顕彰馬が6頭もいるというとんでもない構成で、ざっと見渡しても他チームで手薄になりがちなダート・短距離にも対応可能なメンツが揃う。何やこの厨パァ!?
このようにとんでもない実力者達であるが、ライバルチームにありがちな高飛車・傲慢な雰囲気はほぼ無く、基本的に気さくで人当たりのよいメンバーである。
三期ではアニメ放送前に担当声優が公表されたデアリングタクトがリギル一同の末席に映っており、リギルに加入したものと思われる。指導方針と性格が合わなそうなシービーやラモーヌはともかくおハナさんは三冠馬をコンプリートしないと気が済まんのか。
- チーム〈カノープス〉
担当トレーナー:南坂
メンバー:ナイスネイチャ
イクノディクタス
マチカネタンホイザ
ツインターボ
ロイスアンドロイス
サウンズオブアース
りゅうこつ座を構成する一等星・りゅうこつ座α星の名を由来とするチーム。season2から登場。
規模としては小さいが個性的な面子が集まっており、トレーナーのほうが振り回されがちに見えるチーム。
面子の適性距離は中・長距離を中心としており、中距離以上のレースでよく見る面子が揃っている。その出走大半イクノだろは禁句
隠された共通点として「実馬がGⅠ未勝利ながら人気を博した善戦ホース」という繋がりがあり、未実装善戦ホースの話題になるとよく持ち出されるチームである。
ほんほんわ~した可愛らしいチームかと思えば、仮にGⅠを勝ったとしても人気・獲得賞金ともにこのメンバーを超えるのは結構な難関という、押しも押されもせぬ強豪チームの1つ。
ちなみにカノープスは「(太陽を除き)全天でシリウスに次いで2番目に明るい恒星」である。
皮肉にもというべきか、それを覆す気概の現れというべきか。
三期第一話にてトレーニング中の4人に加え『名前表示の末尾スだけが映ったウマ娘』が登場。
この「ス」の名前は長らく隠されていたが、最終的には第十二話にてロイスアンドロイスと確定。そしてよく喋る饒舌タイプのおもしれー女キャラであることが判明した。
ちなみに名前判明前からメンコ(耳カバー)の色や角縁の眼鏡(=「ロ」がふたつ)、名前枠(=勝負服)の色、ネイチャと善戦ホースの会の先達「ブロコレ倶楽部」初期会員同士という縁などから、ロイス説が有力視されていた。
また、「ス」に続いて第三話でサウンズオブアースもメンバーと判明し、合計6人のチームとなった。
- チーム〈カペラ〉
担当トレーナー:チーム〈カペラ〉トレーナー
メンバー:サトノダイヤモンド
サトノクラウン
ぎょしゃ座を構成する一等星・ぎょしゃ座α星の名を由来とするチーム。season3から登場。
判明しているチームメンバーは二人ともサトノ冠のウマ娘。さらにトレーナーも服装がメイド服で勤務していることからサトノ家のメイド兼チームトレーナーと思しき描写がなされている。
文字通り「サトノ家のチーム」であり、サトノ家の悲願達成のために存在しているチームである。
アプリ
- チーム〈シリウス〉
担当トレーナー:プレイヤー
メンバー:メジロマックイーン
前髪ぱっつん・タレ目・黒髪ボブのウマ娘
ゴールドシップ
ライスシャワー
ウイニングチケット
ナリタブライアン
スペシャルウィーク
サイレンススズカ
※オグリキャップ:本編開始前に引退したOG
おおいぬ座を構成する一等星・おおいぬ座α星の名を由来とする、アプリ版メインストーリー第1部における主人公チーム。
シリウスは太陽以外では全天で最も明るく見える星である。
先代のトレーナーが創始、彼の担当であったオグリキャップの元に集ったチームであったが、そのオグリと先代トレーナーの引退と共にチームメンバーが一斉に移籍。
結果、サブトレーナーから昇格してチームを引き継いだプレイヤーの元に残ったのはマックイーンただ一人となってしまった。
そこから二人の奮闘でチームが立て直されて大所帯となっていったチームである。
他チームからの移籍者はライスにブライアン、スズカの三人で、チケゾーはシリウスの前任トレーナーからの紹介で加わっている。
名前付き面子の特徴としてはステイヤーに偏っている結果やたら天皇賞馬が多く、チーム全体で春の御紋付楯を5枚*19・秋の御紋付楯を3枚*20で計8(9)枚という多さになる。
またクラシックレースの戦歴もライスやブライアンの存在から菊花賞の勝ち鞍が多いのも特徴の一つ。
前述のスピカとは共通するメンバーが四人おり、同じ主人公チームとしていろいろと比較されがち。
また、ブライアンが加わっているおかげでリギル要素も混ざることになったため、「スピカとリギルを足して2で割ったのがシリウス」と言われることもある。短距離とダートに適性のあるメンバーがいないが、序盤に加入したモブウマ娘三人衆が担っているんだろうか?
- チーム〈アスケラ〉
担当トレーナー:プレイヤー
メンバー:キングヘイロー
ラインクラフト
シーザリオ
アンテナ髪・1つ結びのウマ娘
いて座を構成する三等星・いて座ζ星の名を由来とする、アプリ版メインストーリー第2部における主人公チーム。
アスケラはいて座の最輝星ではなく、いて座ε星(固有名カウスアウストラリス)が最輝星で、アプリ版で最輝星以外が採用された初のケース。
そして、いて座ζ星は二重連星*21で、主戦騎手が同じ福永祐一(いて座の12/9生まれ)である主役二人が所属するチームらしい名前となっている。
「古豪から引き継がれ弱体化した古参チーム」という意味では第1部のシリウスと立場が似ており、現在は先代トレーナーである父からチームを引き継いだプレイヤーと、プレイヤー時代に加入したキングヘイローを中心としたチームになっている。
なお、プレイヤーというメタな話ではシリウストレーナーとアスケラトレーナーは同じだが、当然ながら作中では別人。
漫画『ウマ娘 プリティーダービー スターブロッサム』
- チーム〈アルケス〉
担当トレーナー:明石梧郎
サブトレーナー:明石椿(サクラローレル担当)
桃さん
河瀬(推定*22アマギハピネス担当)
猿野
メンバー:ヨシノプリヴェール
サクラチヨノオー
サクラバクシンオー
アマギハピネス
サクラローレル ※5話加入
コップ座を構成する四等星・コップ座α星の名を由来とする、スターブロッサムにおける主人公チーム。
各媒体のチーム名で初めて最輝星以外から名前が取られたケースで、コップ座の最輝星はδ星(固有名無し)である。
明石梧郎をメイントレーナーとし、その下に複数人のサブトレーナーとウマ娘が所属する、作中で大所帯が明言されているチームなのが特徴。
その割に名前が判明しているメンバー数は少なめ。
しかしながら戦績を並べると弥生賞・七夕賞勝ちの2000mスペシャリスト、朝日杯3歳Sと東京優駿を制した(旧)4歳王者に短距離の絶対王者、春天・有馬勝ちの遅咲きステイヤーと既に芝での距離バランスが優れたチームになっている。
なお当初判明していたメンバーはほぼ境勝太郎厩舎であったが、アマギハピネス(サクラスーパーオー)のみ平井雄二厩舎所属馬。
- チーム〈ハダル〉
担当トレーナー:阿武隈紗季
メンバー:ナリタブライアン
ナリタタイシン
メジロパーマー
ケンタウルス座を構成する一等星・ケンタウルス座β星の名を由来とするライバルチーム。
同じケンタウルス座を構成する中にα星Aリギルが存在するため、アニメに続きケンタウルス座の名を冠するチームがライバルチームとなっている。
当初はブライアン以外モブのメンバーのみが出ていたが、タイシンとパーマーが立て続けにブライアンの練習シーンに顔を出したことでメンバーであると判明。
メンバーは大久保正陽厩舎そのものであり、三人とも実馬が同厩舎である。
- チーム〈デネボラ〉
担当トレーナー:石上勲
メンバー:スノウインハザード
しし座を構成する二等星・しし座β星の名を由来とするチーム。しし座の最輝星はα星のレグルスであり、これも最輝星ではない。
スノウインハザード以外の構成メンバーは出てきていないのだが、そのスノウインハザードがレースでローレルと大きく絡んでくるためトレーナー名もわかっているチームとなっている。
なお、ヒシアマゾンが石上ともスノウとも割とフランクに接してくるため勘違いされがちであるが、19話で違うチームと明言されている。
- チーム〈レグルス〉
担当トレーナー:黒田自由
メンバー:ダンスリムリック
マチカネタンホイザ
ウイニングチケット
ダイイチルビー
エアグルーヴ
しし座を構成する一等星・しし座α星の名を由来とするチーム。同作で先に登場したデネボラに続きしし座より名前が取られている。
作中で「名門チーム」と称されており、去年の日本ダービー獲得チーム。実際にダンスリムリックの出場した青葉賞ではローレル含む他出走者を完全に手玉に取っている。
構成メンバーは偽名のダンスリムリック(エアダブリン)含め全て伊藤雄二厩舎。
さらに伊藤雄二厩舎は時代を下るとエアメサイア・ファインモーションも厩舎に所属することになり、実名ウマ娘を(3周年時点で)6人出している。
同作ではこの他に全容は明らかではないが、ビワハヤヒデの所属するチーム〈アルデバラン〉(おうし座α星)の名が挙がっている。
選抜レースとスカウト
年に4回、まだチームに所属していないウマ娘のみがエントリーできる選抜レースが開催される。彼女たちはこのレースで実力を示し、観戦に来ているトレーナーにスカウトされることを目指す。
あくまで学内での模擬レースではあるが、実施時にはトレーナーや生徒達が観客席に詰めかけ、なんとプロ*23による実況も入るなど本番さながらのレースが展開される。
選抜レースは一度の開催において様々な条件で何度も行われるようで、例えば芝では力を発揮できなかった子が、ダートでは適性を発揮してスカウトされるといったこともある。
また、選抜レースで負けてしまったとしても、その上で光るものが見られれば声がかかることもありうる。
レース自体は1日の間で何度も行われるが、「"距離"に関わらず同じコースでの出走は1日1回まで」というルールがある為、実力をアピールするチャンスは実質1年に4度までという事になる。
……が、このルール実は抜け道があり、同じ芝orダートコースであれば距離に関わらず1日1回しか出場できないが、バ場の制限は無い(というか、誰もやらないのでルール自体が無かった)。
それを利用し1日の選抜レースで2回走った前代未聞の変態ウマ娘が存在する*24。
アプリ版の出会いストーリー(1-4話)ではこの選抜レースを中心に扱っているものが多い。
スカウトと契約はトレーナー側とウマ娘(+関係者)の同意上であれば契約はいつでも可能。従って選抜レース以前から交流があったり、引退するチーフトレーナーから引き継がれたりする形でサブトレーナーが担当することもある。
たまにウマ娘からトレーナーに話を持ち掛ける逆スカウトもあり、選抜レースは本当にアピールの場に過ぎず、ルール上必須ではない。
が、選抜レースは本格化しているかを見極めるレースでもあるためまだ本格化を迎えていないのにデビューしてしまった例があるなどリスクを伴うことも。
なお、まだトレーナーが付いていないウマ娘は「教官」と呼ばれる人に一括で指導を受ける。
指導は十数人程度からなるグループで行われ、基礎能力訓練がほとんどになるので、個々の能力や傾向にあったトレーニングが行われているとは言い難い。
カリキュラム
レースに関する授業ばかりやっている印象だが、ちゃんと一般的な中学・高校と同等の一般教養のカリキュラムが組まれており、勉学に支障は出ないようになっている。
そのため前述した通りトレセン学園から一般の大学へ進学するウマ娘も多数存在するというのがヒシミラクルのシナリオで語られている。
そしてこれもスポーツ特化校のイメージとして意外な話ではあるが、重要度は「一般カリキュラム>レースの練習」である。トーセンジョーダンのシナリオ*25で「試験合格まで追試が行われ続けるため不合格を重ねるほど練習時間が削られる」と明言されている。
なのでしっかり勉強しないとアスリートとしての大成にも繋げられない。その割に赤点勢多くない?
アスリート学校らしい所を挙げると、治療や海外遠征など長期の公欠が学生に許可されている所で、遠隔地にいても勉学をカバーできるシステムが存在するようである。
『ウマ娘 シンデレラグレイ』の設定では最初から選手ではなくサポートスタッフを志すウマ娘のためのクラスもある。
そちらも選手のサポートに人生を捧げた熱き生徒達(穏当な表現)が多数在籍している。端的に言うと前向きにプランBを選択した、性格がもう片方のやべーやつのようなアグネスタキオンみたいなウマ娘が蠢く魔窟。
ベルノライトは選手として見込みがなかったがサポートスタッフとしては才能があったこともあってオグリについてこの道に進んだ。
現実のJRA競馬学校にも、騎手課程と厩務員課程の2つのコースがあり、こちらは厩務員課程に相当するコースであろう。
現状このコースはシンデレラグレイでしか描写されていないのでアニメやアプリ版にもこのコースがあるかは不明だが、全く言及されたことがないのでほぼ無いと考えるのが妥当だろうか。
服装
私服以外は学校指定のものが用意されている。
特筆事項として、体操服などはプロアスリートらしく「袋に入れて出しておけば自分でやらなくてもまとめてランドリーに出すと洗われて帰ってくる」というシステムが存在している。
頼めば私服でもやってもらえるらしく、水着タキオンのボイスでタキオンが私服もランドリーに出していると言及していた。
アニメではなぜかタオルだけ(しかも白のバスタオルのみ)各自で洗っている描写がある。干している量を見るに消費量が多く間に合わないからだろうか。
- 制服
※冬版をベースに解説。
紫色を基調としたセーラー服に紫のリボンタイ、スカートのインナーにショートスパッツ*26、オーバーニーソックスにストラップシューズでワンセット。
冬はこの上に金ボタンのピーコートを着用しており、コートまで含めて指定がある。
一方、リボンや尻尾穴の部分に蹄鉄状の飾りが施されている辺りにトレセンらしさが出ている。
夏仕様では袖がパフスリーブの半袖になって、白主体の紫が差し色になるので結構パッと見の印象が異なる様相となる。
ゲーム初期版PVではこの制服の上に共通の上着を羽織ることでステージ衣装としており、実際にリアルの1stイベント"Special Weekend!"でも演者の衣装がこの制服+共通上着のステージ衣装だった。
このような出自からか制服の強度は高く、ミスターシービー曰く「すこぶる頑丈な制服」。実際にライブシアターではこの制服で踊らせることができる。
その代償なのか伸縮性は低いらしく、一部ウマ娘が食べ過ぎて腹を膨らませてしまうとヘソ周りが露出してしまう。そもそも食べ過ぎなければいいだけなんだけど
- 指定ジャージ
海老色を基調として正面と腕に白が入るデザインで、胸に学校のロゴ。
上下セットだが通年使うのは上だけで、夏場はジャージの下が暑いので使われなくなる。
ズボンの穿きこなしが「実馬が牡牝どっちなのか」で違いがあり、「牝馬は裾を折り曲げて穿く」「牡馬はそのまま」という違いが発生している。
余談だが、『ウマ娘』を展開するサイバーエージェント(サイゲ親会社)社長で馬主になった藤田晋氏の勝負服が「海老・袖白二本輪」と激似カラー&模様だが「偶然似ただけ」とは本人弁。
- 体操服
基本は白地の体操服で差し色は複数(後述)、ボトムが二種類用意されておりどちらか選べるようになっている模様。
実際の所は上記ジャージズボンと同じく実馬の性別で違い、「牡馬はショートパンツ」「牝馬はブルマ」という区分けになっている。
この体操服は普段使いだけではなく、日本国内の*27GII以下のレースに出る際は勝負服の代わりにこの体操服が使用される。
そして体操服の差し色はこの時の枠番の色と対応しており、1-8枠まで順に水色*28・黒・赤・青・黄・緑・橙・桃の全8色。
レース服として使用される際にはこの上にレース格に対応した色のゼッケンを着用する。
余談だがこのゼッケン色も実際のゼッケンと対応しており、デビュー・未勝利戦が白地に黒字、Pre-OPとOPが黒地に白字、一部OP(実レースがリステッド競争になっているもの)は黒地に黄字、G3で深緑地に白字、G2で赤褐色地に白字。
G1は当然勝負服だが初期PVでのみ体操服出走が存在しており、ゲート上に日本ダービーと明記があるのに青地に白字という存在しない組み合わせになっていた*29。
- 水着
旧スク・新スクを採用しがちな創作物では珍しく、近年の教育現場の動向を反映して長いタンクトップ+ショートパンツの「セパレート型スクール水着」を採用している。
これは実馬の牡牝に関係なく全員が共通でスタミナ練習と合宿中の練習で着用している。
ただし例外があり、「勝負服が水着」のウマ娘はこの水着ではなく勝負水着で参加する。
- ステージ衣装"STARTING FUTURE"
全員共通のステージ衣装で、臙脂基調のベアトップのトップスとショートパンツに白基調のジャケットとフィッシュスカート様のオーバースカート、紫基調のガーターベルト付きニーハイソックスに白のブーツという衣装。
自分の勝負服とは別に支給されており、レース後のライブ(アニメ2期1話)やファン向けイベント(2期10話)などステージイベントではこちらの衣装で登壇する機会も多い。
また、ゲーム内では☆1-2の育成ウマ娘・勝負服モデルが未実装のNPCネームドウマ娘は勝負服の代わりにこの衣装でG1に参戦する仕様になっている。
なお、アニメ1期から長らく使用されていた衣装ではあるもののずっと名前が分からず、2021年12月に公式アクリルスタンドが売り出された際の商品名からようやく判明したという経緯を持つ。
施設
日本トップクラスの施設ということもあり、実物大の芝ダート両方のコースに屋内プールやジム、ダンススタジオや屋外ステージなどが整備されており、「ウマ娘にとって必要な物・場所全て揃っている」とまで言われている。
アプリ版では、Rのサポートカードの背景が校内各所になっている。
- エントランス
ここから購買部や図書室、トレーナールームなどの各種設備にアクセスすることができる校舎の中心部で、メタ的にはゲーム版のホーム画面。生徒たちも基本ここを通るので談笑の場になってもいる。
イベントがあると鮮やかな飾りが施される。
- レースコース
バ場は芝・ダート・ウッドチップ完備。通常の楕円形コースに坂路もある、レース練習のための設備が一通り揃っているトレセンの目玉施設。
オールウェザー*30は言及がない。世界的にAWコースそんなに生き残ってないし要る? は禁句*31
練習用コースなので明確なゴール板がなく、距離の調整も可能。ゴールが必要な時は代わりに誰かが審判代わりにどこかに立つか、ヒシアマ看板が設置される。
ある程度の規模の観客席まで完備されているので、ファン感謝祭などイベント時にはそのまま観客を入れての模擬レースや各種イベントを開催することも可能。
- トレーナールーム
トレーナーの仕事場で、ゲーム版では事実上トレーナールームがそのままチームの部室となる。
そのため結構な広さがあり、複数人が入る小規模なパーティーぐらいなら開催できてしまうぐらい広い。
色々な人物が気軽に出入りしたり、一部のウマ娘が昼寝スポットとして利用する光景も見られるので、ウマ娘にとっては敷居が高くない場所のようだ。
- 食堂(カフェテリア)
ヒトよりよく食べるウマ娘の胃袋を支える大事な施設にして、定期的に災害が訪れる戦場。
ビュッフェ形式で、栄養バランスと味に優れた様々なメニューが無料で提供される夢のような食堂である。結果たまに太め残りを発生させたり、腹を膨らませて歩くウマ娘が観測されたりしている。
テレビが設置されていることから、遠隔地のレースを観戦する際にここが使われることも。
また、自炊したい場合は申請すれば施設を貸してもらえるようで、アプリや漫画「うまむすめし」にてここで料理をしているシーンもある。
- トレーニング用ジム
ゲームではスピード練習やパワー練習でお馴染みの施設。
置いてある器具自体はランニングマシンやエアロバイク、バーベルセット等普通にヒト用のジムでも見かける物が殆ど。ただし用意されている負荷が尋常ではない。
「デッドリフト200kg*32に日々励むシンボリルドルフ」「重量挙げの要領でバーベル150kg*33をいきなりブチ上げるカワカミプリンセス」「ベンチプレス500kg*34を軽々持ち上げるオグリキャップ」など、身体能力に優れたウマ娘たちならではの光景が日々繰り広げられる。
- プール
ゲームではスタミナ練習と水着鑑賞でお世話になる施設。泳ぎが不得手なウマ娘用にビート板の貸し出しも行われている。なおそれ込みでもプールが嫌いな子はいる。お前のことだよ、ミラ子\カンカンカンカン/
普通の競泳用プールの他に、何故か飛び込み競技用の深いプールと飛び込み台も存在している。いったい何のために……?
プール掃除は学生の仕事で、美浦寮・栗東寮が定期的に交代して担当している様子。
- 図書室
ゲームでは賢さトレーニングでよく籠ることになる施設で、一般的な本は勿論スポーツ関連の専門書籍も充実、映像資料も所蔵しているなど規模は大きめ。
その充実ぶりは魔法辞典を探して読んでいるスイープトウショウや、タキオンを追いかけようとして量子論に触れるダイワスカーレット、(アニメ版にて)ジンクスブレイクのためにトレセン学園七不思議百選という7なのか100なのか謎の本に手を出すサトノダイヤモンドなど、変わった資料まで所蔵されているのが確認されている。
ゼンノロブロイは図書委員を務めるため、よく在室している。
- 保健室
ケガをしたり、体調を崩してしまったウマ娘、たまにトレーナーが担ぎ込まれる場所。
ここで寝ればどんなケガや不調であろうと回復し、たまにマーベラス空間やカワイイユニバースのような謎空間に放り出され、あんし~んな怪しい女が出没する謎多き場所でもある。
スーパークリーク、メジロアルダン、サクラローレルは保健委員を務めているため在室していることがある。それにしてもトンデモないメンバーである
- ダンススタジオ
各種ライブの練習は勿論、レースフォームの確認などにも使える。音響の整った鏡張りの練習部屋。
アニメでは割と影が薄いがライブは大事なファンへの返答の場で、どのウマ娘もこの施設にはお世話になるだろう(ゲーム版では全ウマ娘に必ずレッスンイベントがある)。
- 野外ステージ
観客席までついた練習用ステージで、こちらもイベントの際にはそのまま観客を入れてライブ会場に転用できる。逃げ切りシスターズが活動しているのも主にこの野外ステージ。
- にんじん大農園
トレセン学園で特に大量消費されるニンジンを供給するための大規模農園。にんじん以外の花壇などもこの場に置かれている。
URAファイナルズで芝の供給にトラブルがあった際には、ここの一部を転用してレースコース用芝育成が行われたことも。
美化委員を務めているグラスワンダー・ダイタクヘリオス・ニシノフラワー・ユキノビジンの他、趣味で花好きのエアグルーヴが出入りしていることが多い。
ちなみに、ゲーム版初期PVではこの畑に出入りしてのにんじん育成要素もありそうな画面があった。
- 占い小屋「表はあっても占い」
マチカネフクキタルが店主を務める占い小屋で、メイショウドトウが店員を務めている。
初登場はアニメ1期の「秋のファン感謝祭」での出し物だが、何故かアニメ2期になってまるで常設店舗になったかのように複数回登場し、メジロパーマーやダイタクヘリオスが来店していた。
その後店舗は閉店、と見せかけて校門のすぐ外に店舗を移動していた。もしかして無許可営業で敷地から追い出されたのでは?
三期では再び校内に店を構えて登場し、マチカネタンホイザも店員になっていた。
- 三女神の像
全てのウマ娘の始祖とされる三人のウマ娘を象った像。
校内の噴水広場に設置されており、保健室で寝ていると夢に出てきてカサマツ音頭を踊っている。
ゲームの育成シナリオ中では交配のメタファー「継承」の場として登場。
設定上は「レースを引退した先輩ウマ娘達の想いを受け取る儀式」とされているが、実際にはまるで女神が導いているかのようにウマ娘達がフラリと引き寄せられ、偶発的な神秘体験の後にパワーアップしているように語られる事が殆どで、儀式然とした要素は見られない。
なおモチーフとなっている「三女神」はこの世界における「ウマ娘」の象徴であると同時に「女神」の名の通り宗教的な存在でもあり、西洋風の教会で見かけたかと思えば、和風の神社で三女神に関する祭りが執り行われたりと洋の東西を問わず広く信仰されている模様。
そして彼女たちについてはアプリのシナリオ「グランドマスターズ -継ぐ者達へ-」で詳しく触れられることとなる。
元ネタはすべてのサラブレッドの父を辿っていくと記録が収束する三頭の種牡馬「ダーレーアラビアン」「バイアリーターク」「ゴドルフィンアラビアン」、通称「三大始祖」。
過去には始祖の数はもっと多かったのだが、現代ではこの三頭に収斂しており、これから二頭、あるいは一頭に収束するかもしれない*35。
- 大樹のウロ
井戸のように、地面に向かい深く穴の開けられている切り株。
レースに負けた悔しさや、誰にも言えなくてモヤモヤする気持ちなどを、ウマ娘たちはこの大樹のウロに向かって叫ぶ。たまにそうじゃないこともある
クソーーーーーーーッ!!! 気になる!!!アイツのバイブス半端ねーーー!!!!めっちゃアガるーーー!なんなのこの気持ちーーーッ!
- VRウマレーター
ウマ娘のためのレース用シミュレーターマシン。
初出は2021年6月の期間限定イベント「幻想世界ウマネスト」。その後1年以上登場せず忘れ去られたかと思いきや、2022年9月の期間限定イベント「鉄翼蒸気奇譚」で再登場を果たしている。
名前はおそらく「馬」と「シミュレーター」のかばん語。「生まれた」と「ジェネレーター(生成機)」のシャレも含まれるか。
芝、ダート、良バ場、重バ場、どんな条件のレースコースでも再現可能な理事長お気に入りの一品。
シーキングザパールの個別ストーリーによれば、馬場や気温の調節、仮想敵のコンディション調整などは勿論、動物乱入などのアクシデントなどすら再現可能らしい。
さらに、本来の用途ではないが提携した様々なオンラインゲームに接続し、あらゆる世界に飛び込んで遊ぶこともできる。
育成シナリオ「グランドマスターズ -継ぐ者達へ-」では、サトノグループ開発のソフト「メガドリームサポーター」が入った本機を用いて練習を行っている。
また、育成シナリオ「Reach for the stars プロジェクトL'Arc」では本機を用いてL'Arc代表交流戦が行われている。
メタな視点で言えば、同キャラ対戦可能なチャンピオンズミーティングやルームマッチなどのためにも、このシミュレーター設定が必要だったのかもしれない。
また、ユーザー間では「後々コラボイベント類を実施するための導入として用意されたのではないか?」という説もあったが、その後行われた『グランブルーファンタジー』や『ワールドフリッパー』での(自社内)コラボでは特に使われることもなく異世界トリップの形をとっていた。
アストンマーチャンの銅像
撤去済み。
- 合宿所
本校の付随設備ではないがここに便宜上記述。遠隔地の海沿いにある合宿施設で、年季の入った趣深い施設(婉曲的な言い回し)。
どれぐらい趣深いかというとエアコンがない。そして遠隔具合は携帯電話の電波受信感度が悪い*36。
現代っ子にはちょっと酷な施設だが、その分効率的に練習に打ち込むことができ*37、遊びも自然相手の遊びなら困らない。
合宿所での生活はシナリオイベント「夏の陽は、青く凪ぐ」にて触れられており、10人程度入る大部屋での集団生活となる。
そのため普段の部屋割りとは異なる相手が同居相手となる。
寮
ウマ娘寮は栗東・美浦(由来は現実でJRAのトレセンが立地する滋賀県栗東市・茨城県美浦村)で分かれており、寮生活が原則であるため基本は寮に所属している。
ただし本人の希望によってはマルゼンスキーやミスターシービーのように自宅からの通学も可能*38。
原則としてトレーナーは男女どちらであっても出入り禁止。ただしどうしてもウマ娘にトレーナーが必要な状況では寮長が見逃してくれたり、寮生にサポートされて忍び込んだりする場合も。ちなみにトレーナー寮にウマ娘が行くのはセーフ
施設には共同浴場やランドリー施設、共用台所などがあるので、快適な私生活を送るには十分すぎるほどの施設が揃っている。
居室は基本的に二人部屋で、寮長のみ一人部屋。ルームメイトは基本的に実馬が栗東・美浦どちらのトレセンに入厩していたかを基準に、史実での対戦経歴や騎手、冠名、交配相手などの各要素から決められている*39。
ただし史実以前にキャラとして合うかどうかという点も考慮されており、一例としてビワハヤヒデとテイエムオペラオーのように史実では「強いて言えば」程度のつながりしか無さそうな組み合わせも見られる。
また、『ウマ娘 シンデレラグレイ』など作品によっては下記とは違う部屋割りになっている場合も見られる。
また学園における心霊スポットの一つでもあり、特に美浦寮では「マンハッタンカフェを幽霊と見間違う」というのが鉄板ネタなのだが、当の本人曰く「私が見たのはどう見ても私…マンハッタンカフェだったのです」ということなので、どうやら本当にカフェに似た何かが彷徨っているようだ……
部屋割り表
栗東寮 | |||
名前 | 学年 | その他備考(史実における関係性、ゲーム内での共通点など) | |
寮長 | フジキセキ | 高等部 | 寮長は一人部屋。 |
同室 | スペシャルウィーク | 中等部 | 共に父親がサンデーサイレンスで鞍上が武豊。 サイレンススズカが故障した翌年に天皇賞(秋)をスペシャルウィークが勝った際の武豊コメント「まるでサイレンススズカが背中を押してくれたようでした」。 |
サイレンススズカ | 高等部 | ||
〃 | ダイワスカーレット | 中等部 | 同期(07世代)のライバル。 |
ウオッカ | 中等部 | ||
〃 | ナイスネイチャ | 中等部 | 史実では96年秋天の1戦のみ対決(マーベラス4着、ネイチャ10着)、どちらも現役中複数回の大怪我からの復帰経験者。 ゲーム内ではデバフスキルを多く所持している点が共通。 |
マーベラスサンデー | 中等部 | ||
〃 | キングヘイロー | 中等部 | 同父系(リファール系)・高知県(高知競馬出身ウララ・キング主戦の福永祐一が高知県観光特使)繋がり。 |
ハルウララ | 中等部 | ||
〃 | トウカイテイオー | 中等部 | 共に田原成貴が鞍上を務めて有馬記念を制している。 |
マヤノトップガン | 中等部 | ||
〃 | メジロマックイーン | 中等部 | 同期で対戦あり、お互いが種牡馬、繁殖牝馬となった初年での交配相手(95年産・キソジクイーン号)。 |
イクノディクタス | 中等部 | ||
〃 | オグリキャップ | 高等部 | 互いに葦毛であり、同時代に競い合ったライバル。 |
タマモクロス | 高等部 | ||
〃 | スマートファルコン | 高等部 | 2012年のドバイWCに共に出走(ファルコン10着・フラッシュ6着)、種牡馬繋養先のレックススタッドにて実馬も同室(同厩舎)。 |
エイシンフラッシュ | 高等部 | ||
〃 | スーパークリーク | 高等部 | 鞍上武豊が初めて牡馬クラシックを取った馬(88年菊花賞馬スーパークリーク・93年皐月賞馬ナリタタイシン)。 |
ナリタタイシン | 高等部 | ||
〃 | アグネスタキオン | 高等部 | 「アグネス」の冠名繋がり。 |
アグネスデジタル | 中等部 | ||
〃 | エアグルーヴ | 高等部 | 共に伊藤雄二厩舎所属で主戦、調教助手、担当厩務員が全て一緒。 また、エアグルーヴはファインモーションの半兄ピルサドスキーともある因縁が…… |
ファインモーション | 高等部 | ||
〃 | ウイニングチケット | 高等部 | 父系トニービン(チケゾーが息子、ジョーダンが孫)。 |
トーセンジョーダン | 高等部 | ||
〃 | ミホノブルボン | 高等部 | 同期の92年クラシックを勝った者同士。ミホノブルボンは皐月賞と日本ダービー、ニシノフラワーは桜花賞。 |
ニシノフラワー | 中等部 | ||
〃 | ビワハヤヒデ | 高等部 | 現3歳時代に三強の一角としてクラシックの一冠を奪取し、古馬で他二強を蹴落とし生涯全レースで掲示板(5着以内)を守り抜いた一強馬。 またクラシック時代のライバルに「ナリタ」冠名がいる。上記の通り繋がりが分かりにくいとの声が多い組合せ。 |
テイエムオペラオー | 中等部 | ||
〃 | エアシャカール | 高等部 | 共にテイエムオペラオーに挑んだ馬同士。 この部屋も同室の理由がわかりづらい部屋として挙げられることが多い。 |
メイショウドトウ | 中等部 | ||
〃 | アドマイヤベガ | 高等部 | きょうだい馬を亡くしている(アドマイヤベガは出生前に母の胎内にいた双子を堕胎、カレンチャンは半兄のスプリングソング号が病死)。 また鞍上が武豊と「自称武豊王」池添謙一で仲が良いという鞍上ネタでもある。 |
カレンチャン | 中等部 | ||
〃 | ゴールドシチー | 高等部 | 89年の宝塚で対戦経験あり(バンブー5着、シチー10着)。 |
バンブーメモリー | 高等部 | ||
〃 | マチカネフクキタル | 高等部 | 「マチカネ」冠名、晩年の繋養地が同じ小須田牧場。 |
マチカネタンホイザ | 中等部 | ||
〃 | カワカミプリンセス | 中等部 | どちらも母父にアメリカの三冠馬にして大種牡馬シアトルスルーがいる牝馬。 |
シーキングザパール | 高等部 | ||
〃 | ヒシアケボノ | 中等部 | 共に短距離路線で活躍。95年のスプリンターズステークスにおける1着(ボノ)2着(ビコペ)。 |
ビコーペガサス | 中等部 | ||
〃 | キタサンブラック | 中等部 | 共にGⅠ初勝利が菊花賞(それぞれ2015年、2016年)、対戦回数は少ないが16年有馬では2強決着を演じた。 それぞれの父親(ブラックタイド・ディープインパクト)が全兄弟のため人間なら従兄弟にあたる。 |
サトノダイヤモンド | 中等部 | ||
〃 | メジロブライト | 高等部 | 99年京都大賞典の1着(ツヨシ)2着(ブライト)。 |
ツルマルツヨシ | 中等部 | ||
〃 | ダイイチルビー | 高等部 | 91年スワンステークス(ミラクル1着・ルビー2着)、スプリンターズステークス(ルビー1着、ミラクル競走中止)。 スプリント路線の対戦相手にして、一部ファンの話題から生まれた幻のペア。 |
ケイエスミラクル | 高等部 | ||
〃 | ナリタブライアン | 高等部 | 共にブライアンズタイム産駒でダービー馬(ブライアンは1994年、ギムレットは2002年)。 |
タニノギムレット | 高等部 | ||
〃 | メジロパーマー | 高等部 | エースは1984年ジャパンカップを10番人気で、パーマーは1992年有馬記念を15番人気で制している「人気薄から勝った逃げ馬」。 あるいは、エースが"皇帝"相手に逃げ切り、パーマーが"帝王"相手に逃げ切った繋がりとも。 |
カツラギエース | 高等部 | ||
〃 | ダイタクヘリオス | 高等部 | 逃げてGⅠを制している。ウマ娘ではともに「大逃げ」を習得可能。 上記のパーマーとエースの同室に対比する形で、パーマーとズッ友なヘリオスとエースをリスペクトするタップが同室になったと推測できる。 |
タップダンスシチー | 高等部 | ||
〃 | ナリタトップロード | 高等部 | 2世代違いながら01年秋からの1年で5回も対戦している。 |
ジャングルポケット | 高等部 | ||
〃 | ホッコータルマエ | 中等部 | 芝・ダートの路線違いから対戦経験は無いが同期。 また両者馬なり1ハロン劇場の「ブロコレ倶楽部」会員のブロコレ部屋。 |
ヴィルシーナ | 中等部 | ||
〃 | ワンダーアキュート | 高等部 | 09世代の同期であり、2009年レパードS以来7回対戦。種牡馬としての繋養地が共にアロースタッド。 |
トランセンド | 高等部 | ||
〃 | ラインクラフト | 中等部 | 05世代の同期にして、牝馬クラシック路線を競い分け合った(クラフトが桜花賞、シーザリオがオークス)2頭。 |
シーザリオ | 学年不明 | ||
〃 | シュヴァルグラン | 中等部 | 共に「同期に強大なサンデー系(ブラックタイド産駒キタサンブラック/ステイゴールド産駒オルフェーヴル)」がいるハーツクライ産駒。 |
ウインバリアシオン | 学年不明 | ||
〃 | ヤエノムテキ | 高等部 | 共に皐月賞馬(ヤエノムテキ1988年、ノーリーズン2002年)。 皐月賞の前哨戦で敗れて出走が危ぶまれたが、抽選で出走が叶って低人気(ヤエノムテキ9番人気、ノーリーズン15番人気)ながら本番を制したという共通点がある。 |
ノーリーズン | 高等部 | ||
〃 | ヒシミラクル | 高等部 | 「1,2勝はするだろうけどそれ以上勝ったら『ミラクル』だから名前はヒシミラクル」「(ダンツをセリで買う前の印象は)垢ぬけた馬ではなかった」とどちらも仔馬時代に低評価エピソード持ち。 そんな当初の低評価を引っ繰り返して宝塚記念を制した馬同士(2002年ダンツ、2003年ミラクル)。 |
ダンツフレーム | 高等部 | ||
〃 | アストンマーチャン | 中等部 | 馬主の戸佐眞弓が女性のマーチャン、担当厩務員の石倉幹子が女性のフライトでどちらも陣営に女性がいる牝馬。 また、マーチャンは名前の由来が戸佐眞弓のあだ名「マーちゃん」、フライトは石倉幹子からのあだ名が「フーちゃん」で「あだ名に『ちゃん』」繋がり。 |
ノースフライト | 高等部 | ||
〃 | ヴィブロス | 中等部 | どちらも父系サンデーサイレンス系の秋華賞馬(メサイア2005年、ヴィブロス2016年)。 血縁者(メサイアの母エアデジャヴー、ヴィブロスの姉ヴィルシーナ)が牝馬三冠いずれも勝てなかった無念を秋華賞で晴らした同士でもある。 メサイアは育成・サポート共に未実装のため学年が確認不能。 |
エアメサイア | 学年不明 | ||
同室不明 | ゴールドシップ | 学年不詳 | 史実の現役時代においては隣の馬房にGⅠ馬の大親友がいた。 (未だウマ娘に登場していないものの)その親友が同室相手の最有力候補に挙げられることが多い。 |
スイープトウショウ | 中等部 | ||
コパノリッキー | 中等部 | ||
サウンズオブアース | 中等部 | ||
ネオユニヴァース | 高等部 | 初詣イベントで「『ラブラブな、ギトギトの真っ赤な甘酒』を作れる」と言及しているので同室の存在は確定。 そのワードから同期のスティルインラブやレッドディザイアの名前が挙がりがち。 | |
デアリングハート | 学年不明 | ラインクラフトの育成イベント「夏合宿(3年目)終了」にて、クラフト・ザリオと同じ寮で生活する場面があるため栗東は確定。 「同室の子、普段は私より相当寝ぼすけ」と誰かが同室にいるのも確定。 | |
オルフェーヴル | 高等部 | ||
ジェンティルドンナ | 高等部 |
美浦寮 | |||
寮長 | ヒシアマゾン | 高等部 | 寮長は一人部屋。 |
同室 | エルコンドルパサー | 中等部 | 98年世代のマル外(外国産馬)二強、鞍上に的場均。 98年の毎日王冠で主戦的場の二頭が被り二択の末グラスを選択している。 |
グラスワンダー | 中等部 | ||
〃 | タイキシャトル | 高等部 | 94年生まれの同い年。同期であるが路線が違っていたためか対戦経験は無い。 |
メジロドーベル | 高等部 | ||
〃 | マンハッタンカフェ | 高等部 | 2頭の間に産駒がいる(ユキノビジンの2006、競走馬登録はされなかった)。 |
ユキノビジン | 中等部 | ||
〃 | イナリワン | 高等部 | それぞれ「地方(大井)から中央に来た追込馬」「中央から地方(上山)に来た逃げ馬」という対称性。 |
ツインターボ | 中等部 | ||
〃 | サクラチヨノオー | 高等部 | 88年のクラシック路線を戦った同期。 |
メジロアルダン | 高等部 | ||
〃 | アイネスフウジン | 高等部 | 90年のクラシック路線を戦った同期。 |
メジロライアン | 高等部 | ||
〃 | シリウスシンボリ | 高等部 | 共にGⅠ初勝利から凱旋門賞に遠征(シリウス1986年、フェスタ2010年)。 |
ナカヤマフェスタ | 高等部 | ||
〃 | ライスシャワー | 高等部 | 強いて言えば「同期の二冠馬が戦線を離脱した古馬期になってから著しく活躍」「現役時は功績に対して正当に評価されていない」というところか。 ウマ娘としては |
ゼンノロブロイ | 中等部 | ||
〃 | セイウンスカイ | 中等部 | 鞍上横山典弘でGⅠを制した騎手繋がり。 "Sports Graphic Number"第43巻19号のウマ娘コラボ特集(86,87頁)で初公開。 |
サクラローレル | 高等部 | ||
〃 | シンボリクリスエス | 高等部 | どちらも体毛に由来するキャッチコピーを持つ馬同士。 メジロラモーヌが「魔性の青鹿毛(2012年・JRA桜花賞TVCM"The WINNER")」 シンボリクリスエスが「漆黒の帝王(2000年・JRAポスター「ヒーロー列伝」)」 |
メジロラモーヌ | 高等部 | ||
〃 | サトノクラウン | 中等部 | 同期で堀宣行厩舎に入厩していた実馬も同室。両馬が併せ馬で走っている姿も記録されている。 |
ドゥラメンテ | 中等部 | ||
同室不明 | シンボリルドルフ | 高等部 | 現時点ではルームメイト不明だが、初期PVではオグリと同室であるかのように描かれていた。 |
サクラバクシンオー | 高等部 | ||
シンコウウインディ | 高等部 | 「ルームメイトがいないと寝付けない」とヒミツで言及されるので逆説的に誰かいるのは確定。 | |
ヤマニンゼファー | 中等部 | ||
ロイスアンドロイス | 中等部 | ||
ビターグラッセ | 学年不明 | ヒシアマに寮内で「寮長」と話しかけているイベントがある(クライマックスシナリオのイベント「最高のクリスマスを!」)。 | |
リトルココン | 学年不明 | 1コマ漫画でビターグラッセの蕎麦を食べようとしているのでビタグラと同寮なのは確定。 |
備考:ゲーム内で所属寮が不明な娘たちの実馬所属トレセン
栗東トレセン | |||
デアリングタクト | 学年不明 | ||
エスポワールシチー | 学年不明 | ||
スティルインラブ | 学年不明 | ||
サムソンビッグ | 学年不明 |
美浦トレセン | |||
24年2月現在全員判明済み |
その他 | |||
フリオーソ | 学年不明 | 船橋競馬場・川島正行厩舎 ウマ娘では「船橋トレセン学園」所属の特別留学生 |
学校行事
- リーニュ・ドロワット
桜の季節(3月)に体育館で行われる伝統のダンスパーティ、略称は「ドロワ」。新年度の祝いや年度の区切りとして、生徒たちによるドロワ実行委員会主催で行われる。
参加者は自分ともう一人のペアで「デート」と呼ばれるペアを組んで参加するのが基本で、二人ペアでダンスに参加する。
ドレスコードが存在しているが、その衣装はダンスパーティに相応しければよく、委員会の用意する当日レンタルでも私物持ち込みでも可。
デートの相手は親友、宿敵、憧れの相手など何か特別な関係がある相手を選ぶことが多い。
開催時期からわかる通り色々な「区切り」となる役目を持っているが、同時に「ダンス競技」の側面も兼ね備えており、当日最も目を惹くダンスをしたデートに「ベストデート」の称号が贈られる。
初出は2022年3月の期間限定イベント「今宵、リーニュ・ドロワットで」。
- 春のファン大感謝祭
模擬店なども出るが、各種競技や模擬レースといった催しがメインとなる「体育祭」のようなイベント。
ウマ娘はもちろん、トレーナーのための種目もある様子。でもヒトに1600mは酷である
アプリではシニア期の4月前半に固有スキルLVアップイベントとして登場。ファン数と秋川理事長の絆ゲージが一定以上でないと失敗となる。
- 夏合宿
夏はG1レースが開催されないため、この期間に秋に向けて心身を鍛え上げる夏合宿が行われる。
アプリでも普段よりトレーニングレベルの高い練習が可能であり、ここで上手くスケジュールが組めれば大きくステータスを伸ばせる。
- サマーウォーク
心身を鍛えるのが夏合宿なら、英気を養うのがサマーウォーク。
学園のバックアップの元で様々な企画が用意され、夏の思い出作りができる。
初出は2022年6月の期間限定イベント「シーク・ソルヴ・サマーウォーク!」。
- 秋のファン大感謝祭
別名「聖蹄祭」。
クラスやチーム、有志の集まりなどによって出展される出し物などがメインの、いわば「文化祭」。
Season1でも言及されているほか、アプリ版ではメインストーリー第3章や期間限定イベントなどでも取り上げられている。
- 駿大祭
三女神に舞を奉納する「奉納舞」、厄に見立てた的を射抜く「流鏑馬」といった神事や、校外のウマ娘団体による演し物がメインの年中行事だが、屋台が並ぶなど学生の間でも人気の催し。
初出は2021年10月の期間限定イベント「晩秋、囃子響きたる」。
それからちょうど1年後の期間限定イベント「おもいより、おもいかけ」で再登場。この際の初出情報としては引退したウマ娘の想いを供養する神事「神馬駆」が行われる。
どちらのイベントストーリー中でも、登場していないウマ娘の存在が仄めかされている*40。
トレセン学園七不思議
- 4時44分に音楽室のピアノを弾くと足だけおばけが現れるだろう
4時44分、3っつの4が並ぶ時間(午後でも可)。
誰も居ない音楽室のピアノを鳴らすと、けたたましい足音と共に下半身だけの『足だけお化け』が校内のどこかに現れる。
足だけお化けは授業中走るのを我慢しているウマ娘の生霊で、しばらく走るとスッキリして消える。
- ハチミツドリンクを666ml飲んだ者には災いが降りかかるだろう
666、獣の数字と同じ量だけハチミツドリンクを飲んだ者には様々な災いが降りかかる。
ある者は走りのタイムが落ちてレース場で惨敗。また、ある者はずっと完成を楽しみにしていた勝負服を着られなくなっていた。
- 0時丁度に学園にいた者は帰る事が出来なくなるだろう
深夜0時、学園を去ろうとした者は夜の闇に閉じ込められ夜が明けるまで寮に帰ることができない。
無理やりにでも学園を抜け出そうとした者は闇の中でどこへともなく連れ去られ、翌朝信じられないほど離れた場所で発見される。
追記・修正はトレセン学園に入学してからお願いします。
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*2 マルゼンスキーやミスターシービーのように自宅から通学している生徒もいる。
*3 『ぱかラジッ!~ウマ娘広報部~』第8回での冒頭公開分より。実物は2018年に発売され現在入手困難。
*4 東大における「昌平坂学問所」のような前近代の「起源」は数えない。
*5 公式の用語集には「(トレーナーは)基本的にトレセン学園と契約し、業務に励む」「(トゥインクル・シリーズには)トレーナー契約を結んだウマ娘のみがエントリー可能」とあるため、「トレセン学園と契約していないトレーナー」が担当する「トレセン学園に在学していないウマ娘」もエントリー可能と読める。実際日本国内では「地方ウマ娘全国協会(NAU)」、日本国外ではフランスの"France Courir"とURA以外のレース統括団体があり、そちらの所属ウマ娘がURAに出てくるケース(=地方馬・外国調教馬のJRA出走)なら当然学園とは無関係になる。
*6 SSRたづなさんのサポートカードのイラストで渡されている学園の封筒がわかりやすい他、アニメ『うまよん』2話など色んな所で書いてある。
*7 『ウマ娘 シンデレラグレイ』第1話で明記、北から帯広・門別・盛岡・水沢・金沢・浦和・船橋・大井・川崎・笠松・名古屋・園田・姫路・佐賀・高知。全て日本国内の地方競馬所在地でばんえい競馬の帯広も含まれる。
*8 「第2目標:ファン人数集め」区間が最長のハルウララ・マヤノトップガンシナリオで起こり得る。
*9 『シンデレラグレイ』版。アプリではスカウトなどを経ずに地方から乗り込んでいった。
*10 逆説的には「唯一抜きん出た」魅力でもってスクールモットーを体現していることが評価された、とも言い換えられる。
*11 アプリ版のメインストーリーでは新人トレーナーなどを「サブトレーナー」として助手的なポジションに据える事もあるとされている。
*12 「パラレルワールドなのでルールが違う」とも「描写されていないメンバーがいる」とも言われているが、公式には不明。アプリ1周年記念の短編アニメでは描写から4人のみと思われるが、これも2期から続く世界線かは曖昧。
*13 「地球から観測した時に観測機器で確認できる明るさ(=見かけの等級)」が最も明るい星。通常「α星」とも呼ばれるが、シリウスのようにα星が最輝星でない星座もある。
*14 テイオーとゴルシが二冠(テイオーが皐月賞・日本ダービー、ゴルシが皐月賞・菊花賞)、ダスカが牝馬二冠(桜花賞・秋華賞)。
*15 三冠で出走したのは日本ダービーのみで、本番では折り合いを欠くなどの数々の要因で9着に終わった。なお勝ったのは「これはもうフロックでもなんでもない!」でお馴染み二冠馬のサニーブライアン。
*16 スぺとウオッカが日本ダービーを、マックイーンとキタサンが菊花賞をそれぞれ制覇。
*17 転入したてのスペシャルウィークをズダ袋詰めにして攫ったり、「入部しない奴はダートに埋めるぞ」というトンチキな勧誘ポスターを作ったり
*18 ケンタウルス座α星は三重連星であり「ケンタウルス座α星」にはα星A,B,Cが存在する。
*19 本編未デビューのゴルシがもし史実通りの成績なら1枚追加。
*20 シリウスのスズカは秋天を獲れている。
*21 資料によっては三重連星扱いのケースもあるが、三つ目は見かけの連星であるとされているのが現在の通説。
*22 アマギの放浪旅にずっと付き合っていたが明言はないため推定。
*23 ゲーム中でも実況を担当する「実況の赤坂さん」こと明坂聡美氏によるもの。
*24 但し、彼女の場合、あくまでオールラウンダーを目指せるかの見極めの場であって、本来であれば選抜レースに出るまでもなく既にスカウトが来た経験が有り、更に彼女の意中に担当になって欲しいトレーナー候補が決まっていた。
*25 イベント「追試とかいう重ね塗り」。
*26 立体化された制服フィギュアがインナースパッツの共通仕様なのでおそらく実仕様も同じ。
*27 プロジェクトL'arcで出走するフランスG2のニエル賞・フォワ賞は全員通常の勝負服を着用している。
*28 実際の枠番は白。この水色の由来は「多頭出しした同一馬主の馬が同枠に入った時に使う『染め分け帽』の識別用カラー」である。1枠以外は「枠の色+白」だが1枠のみ「枠の色+水色」で区別される。
*29 実レースでは東京優駿のみ金刺繍入り白地に黒字、他のクラシック競争は紫紺地に黄字、その他通常のGⅠ・Jpn1は紫紺地に白字。PVは「色味の問題か紫紺地のつもりだろうが紫紺に見えない」「東京優駿は紫紺地じゃない」の二重の意味で存在しないものになっていた。
*30 人工馬場。樹脂など色々なものを混合した馬場でウッドチップ以上に脚に優しく手入れが楽、冬も凍結せず散水不要で砂埃も立たない、といった具合に人馬にメリットが大きい……という謳い文句で、2000年前後くらいに様々な場所で導入が進められた。
*31 実際にコースに導入してみると水捌けが悪い・人工素材故の劣化と維持コスト・ダートと全然違う馬場特性のせいでレース傾向が変わるなど、少なくない問題が浮上。世界各地で廃止や計画中止などが相次ぎ、日本でも2010年前後に大井AW化計画の検討があったが、その後続報が無く立ち消えた。調教用馬場としてはメリットのほうが大きいので世界各地で現役。国内でも栗東・美浦の他大井競馬の小林トレセンなど、各育成施設に設置されている。
*32 男性の上級者でやっといける数値。
*33 近似値で重量挙げ(クリーン&ジャーク)女子69kg級の世界記録が158kg。
*34 世界記録が500kgで、この数字は「人間の骨の強度上の限界値」と言われる異常値。
*35 バイアリーターク・ゴドルフィンアラビアン直系は現代では全体が壊滅しかかっている。それを表すように2022年10月時点で発表されているウマ娘はそのほとんどがダーレーアラビアン系の競走馬をモチーフとしており、バイアリーターク系はシンボリルドルフ・トウカイテイオー・ツルマルツヨシ・メジロマックイーン・ダイタクヘリオスの5人のみ、ゴドルフィンアラビアン系に至ってはゼロである。母系など直系以外の所には勿論名前は入っており、遺伝子的には三頭の血が混じっていないサラブレッドはいない。
*36 [白く気高き激励の装]キングヘイローのイベント「To Be Continued?」で触れられる。
*37 ゲーム的には全ての練習が最高レベルで提供される。
*38 実馬マルゼンスキーの現役当時には美浦トレセンが存在せず、本郷厩舎は「東京競馬場」所属だったものを再現したと思われる。実馬ミスターシービーは美浦完成後の馬で美浦に入厩したが、入厩先がマルゼンと同じ本郷厩舎なので、同じように一人暮らしになったものと思われる。
*39 なおハルウララは史実では高知競馬所属だったが、本作では中央トレセン学園に入学したためかモデル地名が高知に比較的近い栗東寮所属となっている。
*40 「晩秋、囃子響きたる」ではトウショウボーイらしきウマ娘の、「おもいより、おもいかけ」ではハイセイコーらしきウマ娘などの描写がある。
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