登録日:2020/03/05 Thu 07:26:00
更新日:2024/05/16 Thu 12:51:07NEW!
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エキセタムオルフェノクとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダー555』に登場する怪人である。
『555』TV本編に登場した後、スピンオフ漫画『仮面ライダー913』でも登場した。
唐突に現れてはすぐに倒される、出オチのようなキャラクターとしてある意味知られている。
●目次
【データ】
身長 | 212cm |
体重 | 129kg |
種族 | オルフェノク |
植物モチーフ | ツクシ |
特色・力 | 地中での高速移動 |
声優 | 塩野勝美 |
クリーチャーデザイン | 篠原保 |
初登場回 | 『555』第13話「敵か味方か」 |
【概要】
ツクシの特質を備えたオルフェノク。
モチーフ元を彷彿とさせる頭部をしており、その姿はさながら鎧に身を固めた衛兵のよう。
『555』本編では使われなかったが、ツクシを模した槍を装備しており、放送当時のスチール写真や後述の『913』ではこの槍を手にしている。
またこちらも劇中では使わなかった能力だが、地中を時速約200kmで移動したり、毒性を持つ胞子を噴霧したりする事も可能とされる。
流星塾生からカイザギアを奪還すべく、阿部里奈と徳本京輔を狙うクロコダイルオルフェノク剛強態と、連絡を受けて駆け付けた乾巧/仮面ライダーファイズの下に突如として出現。
フォンブラスターを起動し、銃口をクロコダイルオルフェノクに向けようとしたファイズに飛びかかり、妨害した。
クロコダイルと共に2対1のの戦いでファイズを翻弄するが、そこに草加雅人が現れ、
「変身した人間は戦闘結果に関係無く変身解除後に命を落とす」カイザギアの特性故に変身に躊躇する京輔からカイザギアを奪う。
久しぶりだな。
雅人…!
雅人!
すると草加は例のBGM*1をバックに躊躇なく仮面ライダーカイザに変身。
この時、ファイズのフォンブラスターの銃撃を受けて怯んだエキセタムオルフェノクは、巧や菊池啓太郎と共に駆け付けていた園田真理の近くに転がっていた。
エキセタムオルフェノクは撃たれた胸を押さえながらも真理ににじり寄るが、そこにカイザが乱入。
カイザには手も足も出ず一方的に投げられ続けた挙句、最期はカイザブレイガン ガンモードの銃撃を受けて成す術無く青い炎を噴出しながら灰化して崩れ去ったのだった。
あれがファイズ、そしてカイザ……ですか……。
少しは…楽しめるかもしれないわね。
劇中で姿を現してから倒されるまでの放送時間は約2分半。
一言も発さず、急に現れてすぐに倒された為、コイツのバックボーンは一切不明である。
ちなみに一連の戦いはクロコダイルオルフェノクとラッキークローバーの琢磨逸郎と影山冴子が遠目から観戦していた。
その為、或いはスマートブレインに与する2人の手の者がエキセタムオルフェノクの正体なのかもしれないが、この戦いの後、一切言及が無い事から真相は不明である。
なお、この戦いによってエキセタムオルフェノクは『555』本編で初めて草加が交戦し、撃破に至った怪人となった。
本エピソードのメインヴィランであるクロコダイルオルフェノクだが、エキセタムオルフェノクを倒したカイザが直後にカイザスラッシュを決めた事で倒されている。
しかし、クロコダイルオルフェノクは3つの命を持つ非常に特殊なオルフェノクであり、後に第3の姿・凶暴態となって復活を果たしている。
【派生作品におけるエキセタムオルフェノク】
- 『仮面ライダー913』
第3話の真理の回想に登場。
義父から送られてきたファイズギアを受け取った真理を襲撃し、ファイズに変身出来ない彼女を追い詰めるが、彼女の窮地に通りかかった巧がファイズに変身。
以降の様子は描かれていないが、恐らくはファイズに変身した巧に倒されたと思われる。
巧と真理の出会いとファイズの初戦闘に関わった事から、『555』本編におけるスティングフィッシュオルフェノクの役割を果たしたといえるかもしれない。登場して僅か4ページで出番を終えたり、元となった人間が不明だったりするのは『555』本編同様だが。
なお、こちらでは『555』本編では使われなかったツクシ状の槍を手にしている。
【余談】
仮面ライダーシリーズでシダ植物をモチーフとした怪人はこいつが史上初である(そして2022年時点では現状最後である)。
デザイン担当の篠原保氏によると、まずエキセタムオルフェノクの頭部を描いた時には特にモチーフは決まってなかったそうで、眺めつつ「ツクシかなぁ」と決めた模様。
頭部だけなら虚無僧の様に見えたため、当初は和装の意匠を考えたが、結局オルフェノクのイメージに合わなかったため削ったとのこと。
曰く「4月のオンエアに間に合ってよかったです」。
スーツは後にトードスツールオルフェノクに改造された。
こちらは第18話・第19話に登場しており、エキセタムオルフェノクの敗死から僅か4話後という短いスパンでのスーツ改造となる。
ちなみにトードスツールオルフェノクも怪人態の声優を塩野氏が務めている。
あれが追記、そして修正……ですか……。
少しは…楽しめるかもしれないわね。
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▷ コメント欄
- マイナーツクシ怪人 -- 名無しさん (2020-03-05 08:49:58)
- 最初から毒キノコへの改造前提というか、あっちから逆算で出したんじゃないかと思うくらいシリーズ全体でもトップクラスに唐突に出て唐突に退場した奴。木場さんのように仲間想いからなのか、単に野心やオルフェノクの非人間性から参戦したのか、誰も知らない不思議な奴。 -- 名無しさん (2020-03-05 13:23:08)
- 土筆(というかトクサ類)の学名を「エキセタム(Equisetum)」と呼ぶ、ということを視聴者に教えたので登場した意味はあると思う(適当) -- 名無しさん (2020-03-21 20:09:03)
- いきなり出てきたのは直前まで地中を移動してたと解釈できなくもない -- 名無しさん (2020-05-07 22:48:13)
- 襲われてるオルフェノク(仲間と認識)を助けようとした一般人説とかない? -- 名無しさん (2020-05-07 23:06:13)
- 子供心にこのオルフェノクが一番不気味で怖いと思ってたわ -- 名無しさん (2022-06-07 02:37:01)
- 漫画913での活躍はツクシ状の槍の穂先でコンクリの壁を砕き、恐怖をあおるようにガリガリと壁を削りながら真理に近づいていくという事のみ。本作におけるオコゼは1話で草加と交戦して倒されている。 -- 名無しさん (2023-06-22 15:30:12)
- 製作スタッフのみにしか渡されてない555と剣の秘蔵映像では身体の形態がラビットオルフェノクに似たエキセタムオルフェノクが登場しているが、詳細は不明。 -- 名無しさん (2024-02-14 16:44:33)
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