予知能力

ページ名:予知能力

登録日:2018/10/26 Fri 21:39:00
更新日:2024/03/26 Tue 11:23:19NEW!
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予知能力とは読んで字のごとく未来に起きる様々な物事を予め知覚・把握する能力である。


●目次



概要

予知能力とは、人間が将来を予測する上で、科学的な根拠が一切無いにも関わらず高確率で的中させてしまう能力を指す。
つまり、現実において予知能力というものは超能力の一つであるプレコグとして扱われるがあくまでオカルトの域を出ておらず、実在する能力なのか、そもそも実際にそれが可能なのかも定かではない(可能性が実証された時点で、それは予知ではなく予報として扱われるため)。


しかしそうした方面に興味がない人でも予言者を自称する人物が、「~年後に大災害が起こる」と予言したというのをオカルト系のテレビ番組や本などで見たことがある人もいるだろう。


古今東西の神話や現実においてもこうした能力を持つとされる人物はそれなりに確認されており、神話においては「神」や「それに準じた存在」が英雄の誕生や災いの発生を予知するという逸話があったり、現実では上で述べたオカルト系のテレビ難組や本などでも度々題材にされるある人物が○○の災害や起きる出来事を予知していたという形で取り上げられる


もっとも、後者は後でどうとでも付け加える事ができるとも言えるので、証明困難なこともありどうしても眉唾なのだが……


また予知能力と言ってもどういった形でそうした情報が入ってくるかは多様である。
例えば何となく日常を過ごしていたら、突然未来に起きうる事象のヴィジョンが入り込んでくるといったタイプもあれば、不吉な夢が現実となってしまう、言わば正夢といった形であるもの、妙な胸騒ぎがしたら本当にその嫌なことが起きてしまう虫の知らせ
等々…


最初のはともかく、後の二つは実際に体験したことのある人もいるかもしれない。
言霊ということも有り得るが。


何度も述べたように予知能力自体は実在するのか否かは未だ議論がなされているのだがこれらの能力はそもそも超能力でもなんでもなく元々動物が持ち合わせている感覚の延長ではないかといった説も近年ではささやかれているのだという。



近年の研究で有名なのは、コンピュータで実験参加者に何枚もの画像をランダムに見せるという実験を行うと、ショッキングな画像が提示されるほんの数十分の一秒ほど先行して特定の生理反応が、統計的にほんの僅か有意に現れるという実験結果が報告されている。


これこそ予知能力の実在を示す証拠ではないかとも主張されるが、流石ににわかには信じがたい結果であるため、使っている統計処理の方法が間違っているのではないか、そもそも実験の設定に問題があるのではないかという反論も多い。


ちなみに予知夢などで予知する内容は上記で述べたような必ずしも不吉なものばかりとは限らず、むしろいいこともあったりするので誤解なきように。


メジャーなものであれば夫婦の間に子供が生まれるといった人生における大イベントな事から、何か美味しいものを作ってもらったり、食べに連れていってもらうといったある意味ではしょうもない事が多いところか。


予知と予測と予報

未来に何が起きるか、予知能力は無くとも予測することは誰にでもできる。
例として、アナタの目の前に「押すなよ!絶対に押すなよ!」と書かれたボタンがあり、遠くには上島竜兵さんとテレビスタッフが歩いてくる様子が見えたとする。
上島竜兵さんの性格とお約束を知る人ならみんな「あ、上島さんはこのボタンを押すだろう」と予測でき、そして実際に押すことになる。
しかし、もし上島さんのことを知らない人がこの光景を見たら「どうしてボタンを押すことが分かったんだ?まさか予知能力の持ち主なのか?」と思うかもしれない。
知っている人にとっては予測でも、知らない人からは予知になるのだ。


特に天気においては、暦と空模様の観察・過去の記録から気象予報を習得した人物が、さも予知能力があるかの様に未来の天気を言い当て人々から畏敬の念を抱かれたケースは歴史上も枚挙に暇が無い。


こんな風に、予知能力と言われるものでも裏を見てみれば案外簡単な仕掛けだったりすることもあり、騙されないよう注意したい所である。


創作における予知能力

チート、この一言に限る。
バトルものであれば相手の次の動きを予測して回避しまくるといった芸当が可能であるが、お察しの通りこの能力自体が戦闘向けではないので(まあ、予知同然の感覚能力だった場合は逆に戦闘向けになり得るが)、知力が求められる軍師や参謀のポジションにこうした能力持ちがいることもある。


  • 予知した内容に反する行動を意図的に取るとどうなるのか
  • そもそもそのような行動をとること自体は可能なのか

という点はわりと重要なところで、作品によって様々な設定が付けられている。


予知能力の応用で「未来を改変する」なんて能力になっているものもあり、場合によってはタイムトラベルタイムスリップに近い題材にもなりうる。
未来改変にも過去改変同様に縛りがある場合もある。




欠点・対処方法

このようにチート能力扱いされがちな予知能力であるが当然ながら欠点も存在している。


これは予知できる時間の範囲が無限かつ自由自在に扱える場合、創作であれば都合のいい能力として作者ですら扱いきれなくなってしまうというどうしようもない事情があるから。


例えばオーソドックスな欠点としては未来を予知するといっても予知できる時間の範囲に限度がある事が多く、近い未来の予知しかできないといった制約がつけられたり、遠い未来の予知も不可能ではないが使うと何かしらの代償があったりというケースも存在する。
また、自分の意志での発動はできないであるとか能力を使える状況ないしは対象が限られるなどのものも。


バトル系でそうした相手を敵にした場合

  • そもそもその能力を使うヒマを与えない
  • 相手の予知能力を逆手にとって何をしたら都合が悪いかを予測する
  • 予知能力者が対処できない事象に任せる

といった対策が取られる事が多いか。
但し真ん中の方法は策士の中でも特に相手の動を読む観察力が必要とされる、いわば策略を極めた者にのみ可能な離れ業であり、初心者には真似することはまず不可能である。


また、バトル系においては、そもそも「自分と同格以下の相手でないと通用しない」という点も欠点として挙げられる。
Wiki篭り諸君がプロの格闘家と模擬戦をやった場合を想像してみると分かり易いが、初撃を回避出来たところで、その後連打されれば回避し切れずにタコ殴りにされるのは目に見えている。
未来を予知して敵の攻撃を回避しても、敵もその回避行動を受けて行動を修正してくる以上、結局身体能力や格闘技術が大きく引き離されていれば、予知が出来ても身体が追いつかないのだから意味が無くなるのだ。


ここら辺は読心術と大体同じ欠点と言える。
あちらと違うのは予知が正しければある程度は対処しやすいこと、予知の範囲が広ければより対策を練りやすい点であろうか。



他の欠点としては運命論に近い世界概念が採用されている作品の場合、予知能力だけだと避けられない運命を観測して確定させてしまうという欠点にもなりうる。


予知能力で知った未来を変えることはできるが、それがかえって悲劇を招いてしまうという展開も存在する。
たとえば友人が旅行中に交通事故で重傷を負う未来が見えたため、強引な妨害で旅行を中止させることには成功したが、本来事故に遭っていたなど知る由もない友人からは恨まれてしまう、などが挙げられるだろう。
「変化後の未来までは予知できない」パターンだと、何らかの災厄を回避するために未来を変えたはずが、結果的に本来の未来以上の大災厄が発生してしまい、何もしない方がまだマシだった、という展開になることも。




主な予知能力持ち一覧

ここからは様々な作品や神話、伝承に登場する予知能力を持つ存在を述べていくが、当項目では予知する方法のタイプについては超能力タイプに限らずに載せていく。


漫画・アニメ部門

ビッグ・マム海賊団の大幹部、スイート三将星の一人。
見聞色の覇気を鍛えすぎた結果予知能力ともいえるほどの精度に開花させており、この能力と自身の悪魔の実の能力を併用する事で相手の攻撃をかわすことが可能となっている。
どちらかといえば超能力というよりは超感覚の延長で、正確には事象というよりも心を読む能力としての側面が強い。
「意図せず起きる出来事は予知できない」という制約も含めて読心術に近い性質を持つ。


作中舞台である洞窟「アビス」内には「力場」と呼ばれる不可視の層が形成されている。
この力場は生物の意識に反応して大気中を流れる性質を持っており、それを感知できる生物は思考を読める=生物限定で疑似的な未来予知ができる。
原理としては上記のカタクリとほぼ同じく読心術寄りの超感覚。
恐るべきは、アビスの深部に住まう生き物は当たり前のようにこの力を持っているところ。
タマウガチやリュウサザイのような、凶暴でかつこの能力を持っている生物は遭ったら確実に死ぬので遭わないように祈るくらいしかできることがない
なお、主要キャラであるナナチも同じ原理で未来予知ができる。


「数秒後の未来を読むギアス」を持つナイトオブワン。
普段は左目ごとピアスで閉じる事で封印しているが、ナイトオブゼロとなった枢木スザクを止めるべく解放、動きの先読みによって彼を翻弄する。
しかし「予知はできても対応が追い付かない程に高速で動く」というとんでもなく脳筋な対処法で突破されてしまう。
なお前述の通り彼は普段はこのギアスを使用しておらず、「実質的に片目」というハンデを負っていながらブリタニア最強の座に就いている。


「事象の世界線を積分する」ことで「未来線を読むギアス」を得た。
ビスマルクのそれよりも時間の範疇が広く、また未来を行動で変えることもできる。
そして同様にアリスの「ザ・スピード」のギアスに対応しきれないことがある。


「予言」と呼ばれる能力を持つ"戦士の国"ジルクスタンを治める姉弟の姉。
予言の正体はもちろんギアスであるが、元々は普通の予知能力だったのがR2中盤にてルルーシュが「神を殺した」事により変質する。

自身の死をトリガーに自分の意識を6時間前に戻す能力と化した。要するに死に戻りというやつである。
自分が経験した6時間を自分だけ過去に持ち帰ることで実質的に「向こう6時間先までの未来を知る事ができる」ギアスとして機能すると共に、
6時間以内なら起きた事をなかった事にできるギアスでもある。
これにより、「敵が移動する先に予め罠を仕掛けておく」「敵が使用する戦術や作戦、総戦力すら完璧に把握した上でその全てに先手を打つ」という、
戦略家として最高にして敵に回すには最悪の事ができる能力。
ルルーシュもそのデタラメ加減に一度は匙を投げかけたが、その頭脳とギアスが効かないC.C.が仲間に居る事を活用し、
「複数の作戦案を用意し、C.C.にその内の一つをランダムに選ばせ、実行させる」→
「読心系能力ならこれで対抗できるはずだが、まだ先手を打たれたので読心の類ではない」→
「軍官民を自由に操作できる事から国のトップに近い地位にある」「シャムナの弟シャリオはスザクに拘り過ぎているのでまず違う」→
「そもそもこの期に及んでまだナナリーを人質に取っている事を秘密にしていたり、国が無くなっても構わないと言わんばかりの行動が謎」→
「ジルクスタンはナナリーを使って何かしようとしており、それが達成されれば『国が無くなる事はない』と踏んでいる可能性がある」→
「毒ガス注入作戦を仕掛けようと思ったら突貫工事で通気口を塞がれていた」……
といった具合に起きた現象から「誰が」「どのような」ギアスを使っているのかを何度も何度も繰り返して検証、選択肢を潰して行き、
最終的には2択まで絞り込むも先にルルーシュの手が尽きてしまったため、
最後はシャムナの前に姿を現し「自分も同じギアスを持っている」とハッタリを仕掛けるというバクチに挑み、
その反応から「自分が死ぬ事で9時間以内の過去に戻る」という限りなく正解に近い所まで突き止めると共に、
「永遠に眠れ」のギアスで眠らせた後に10時間後に神殿ごと爆破するという形で勝利した。


スパロボ30』では死に戻る度にサブタイトルに戻るというまさかの再現がなされた。
なお経験値と獲得資金、撃墜数は引き継がれる。もしかして:全滅プレイ


「予知したものは絶対変えられない」タイプ。
かつてはオールマイトとコンビだったことがあり、彼の『悲惨な未来』を予知してしまっている。
対象の未来を自在に閲覧する権利を、1日1回、一時間、触れた相手にのみ得られる。
他にもややこしい条件があるので、当該項目を参照。


彼が持つサイドエフェクト。『人間の感覚の延長線上にあるもの』という設定のわりにはかなりのチート。
彼が見た対象の未来を知ることができる。その未来はいくつも分岐しており、それを言うか言わないかなど、
様々な要素で変化しうるため、狙った未来に誘導するのは難しい。
「普通なら知ることすらできない選択肢を、10か20くらいまで絞りこめる」と考えればいいだろうか。
彼は風刃という武器を持っており、これは『好きな場所に好きなように斬撃を飛ばせる』というもの。
これと予知能力の組み合わせが凶悪なほどに優秀。


予知能力を持つ魔法使い。
見える範囲は数秒後から2日後までで、未来は発作的に見える。見えるタイミングというのは完全にランダムだが、予知内容は100%的中する。
自己の意識で予知はできず、予知できる内容は人の生き死にに関わる事柄のみに限定される。
ハーネストの第三のボタンを押して四肢を自由に動かせるようになった後は長時間且つより具体的なビジョンで予知できるようになったが、一度の使用でハングアップしてしまうように。


5000年前にアフリカを支配していた超古代科学文明『ルシュ王国』の軍神と、その配下の五戦士の一人。
予知できる時間はほんの1秒だが、剣士である彼らにとっては強力な武器となる。
ターちゃんはこれに対抗するために『剣が当たる直前で避ける』という戦い方を強いられた。
また「視界に映る」形で発生するため、ターちゃんの動きが速すぎて「予知能力は発動しているのに、どう動いているのかわからない」という状況が発生した。


  • 椿定光(破壊魔定光)

「流刑体」との戦いの中で数秒先から数日先までも観ることのできる予知能力を発現していった。
しかし、その能力の本質は無数の可能性に分岐していくはずの世界の未来を予知で確定させてしまうことで破壊してしまう。故に「破壊魔」
原因は母親の作り上げた並行世界観測装置TFPである……とはいえ、最終的に能力は母親からの遺伝でTFPはその結果ということになった(はず)。
なおこれほどの規模でない予知能力なら超能力者のコオネ=ペーネミュンデも保持している。第二次大戦中に現代日本の定光との出会いまで予知してるのでそれでも結構長い。


育郎、ノッツォとともにドレスを脱走した予知能力者の少女。
自動筆記が必要だったりヴィジョンがたまにしか現れなかったり使い勝手がいいとは言えないが、競馬で勝つための予想くらいは可能。
水底で眠る育郎との再会を予知する彼女の姿でこの作品は終わる。


ジョジョの奇妙な冒険第1部に登場する波紋使いの師範。
主人公ジョナサン・ジョースターにとっては師匠の師匠に当たる人物である。
相手の手を握ることによって、その人物の将来(少なくとも数十年先まで可能)を予知することができる。予知の前に「宿命を背負うことになる」と忠告していることから、恐らく予知の改変は不可能。
特に明言はされていないが、予知能力は手を握ると自動的に発動するらしく、未来を知りたくない相手とは握手はしないようにしているようだ*1
1部劇中ではツェペリのほか、ストレイツォやダイアーといった弟子が登場しており、二人ともツェペリに劣らないほどの壮絶な最期を遂げているが、これらの結末をトンペティが事前に知っていたかは不明である。
特にストレイツォは続編でトンペティの後継者となっていたにもかかわらず吸血鬼と化し敵対することになるため、予知により事前に察知できなかったのかと読者から激しくツッコまれることに……。
なお予知能力を有する波紋使いはトンペティ以外には一人も登場しなかったため、''「予知は波紋の応用ではなく、彼固有の能力であり一種のスタンド能力だったのではないか?」''とする説がある。


エジプト9栄神のスタンド使いの一人。
その本のスタンド「トト神」は未来の出来事をマンガとして写し出す
予言が外れることはないが、明言されていない部分で予想外のことが起こることはある。
また描かれている予言をきっちりなぞるように行動しないと、歪んだ形で予言が的中して不利益を被ったりすることも。


スタンドのキング・クリムゾンは、ネットスラングになる要因になった「時を消し飛ばす」能力が非常に有名だが、第二の顔である『エピタフ』によって未来予知も可能
予知は「数秒先の未来の光景を見る」という断片的な物でその未来が変わる事は無い。しかし「時を消し飛ばす」能力によってその瞬間を無かったことにできる
つまりどちらか片方だけでは『キング・クリムゾン』は真価を発揮できず、「時を消し飛ばす」能力と「未来予知」能力の組み合わせこそがこのスタンドを最強たらしめている要因である。


断片的かつ比較的近い未来のことを予知できるエクシード。
気が強くつんけんとした雰囲気だが、これは生まれつき自分の存在理由を「滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)の抹殺」と認識していたため。
しかしそれはエクシードの卵を守るための方便で、真実を知った後は仲間たちと心から打ち解け合うようになる。
基本的にシャルルの予知は物語の核となるが、ギルド内の日常シーンで「もうすぐ噂話が始まる」という至極どうでもいい予知をしたことも。


  • 鈴木海空来(MEZZO FORTE/MEZZO)

意思とは無関係に少し先の未来を唐突に見ることができる危険代行業者で格闘技の達人。
同じ能力を持つ桃井桃実は異母妹である…がエロアニメの時は示唆にとどまり、父親ごと知らずにぶっ殺して終わる。


数秒先の未来を見ることができる特殊な眼「予見眼ヴィジョン・アイ」を殉職した親友から譲り受け、右眼に移植している。
「これからその場で数秒先までに起こること」を詳細に予知し、それを基に行動で覆すことも可能。
但し体力の消耗が激しく、連続使用を重ねると強制的な昏睡状態へ陥るリスクを伴う。
終盤で疑似ザ・ワールドが可能になる「支配眼グラスパーアイ」に能力を進化させたため、結果としてこの予知眼は消滅することになる。


聖文字のA。能力名は「全知全能ジ・オールマイティ」。未来を自由に見通し、さらにこの能力で見た攻撃の全てを無力化する。
インフレを重ね続けた鰤のラスボスだけはあり、攻防一体のチート極まる力。
この能力の真価は「見た未来そのものへ干渉し、自由に起こる内容を予め改変できる」こと。
観測を伴う故に穴もそれなりにあるが、対抗手段は著しく限定される。詳しくは項目参照。


簡単に言うとパイロットの脳内に予測される戦闘行動を送り込み、最適行動に導くウイングガンダムゼロの持つシステム。
拡張すればその他の機体に搭載し、適切な戦術指揮を与える。
しかし搭乗者への精神の負担は大きく、高い精神力と経験を以てしてようやく使いこなせる


ニュータイプの能力と言えばある種の予知とも称される先読みであろうが、特に未来予知じみた能力を見せる代表格。
スケッチに描いた予知の情景でフリーデンを導く。


2期以降で発現した超次元現象(SDP)はマークドライツェンのシステムと一体化することにより、未来の可能性を体験するというもの。
当初は滅びの未来しか見えなかったが''、同化現象進行と引き換えに新たな可能性を獲得し続けた先がEXODUSの物語''である。


「未来予測」の固有能力を持つ火星のカタフラクト。
それによる回避や遠隔精密狙撃に加え、拡張すれば搭乗者に高い戦術・戦略眼を与える。
なお、主人公の界塚伊奈帆が、2期以降左目に搭載したアナリティカルエンジンは高性能情報処理能力を持ち、同レベルの疑似的な未来予測を可能とし、スレイン搭乗のタルシスへのカウンターとなった。


タイトル通り12人の所有者たちはそれぞれ未来が記される日記を所有し、これを駆使してデスゲームを生き残ることになる。
各人によって媒体・未来予測の機能はことなっており、「情報量は多いが自分自身のことが一切書かれていない日記」「特定個人の行動のみを10分ごとに書いている日記」など様々な日記が登場する。
また、未来日記の記載内容は一度記載されたら必ずその現象が発生するわけではなく、お互いの行動で文面ごと変化する。
殺される未来が確定してしまえば「DEAD END」と写る。これを変化させるのは極めて困難だが、不可能ではない。


  • 魔女(ib -インスタントバレット-)

「変えられない未来」を予言する「未来視ラプラス」のib(よーするに魔法)を持つ。変えられないゆえに使いどころは限られる。
本来は「時間」のibの多彩な効果の一つ。


左目によって相手の三秒(スリー・セコンド)先までを見ることができることができる「サトリの不動」
アニメでは五秒先まで可能な模様。


タロット占いが趣味のウィッチ。
固有魔法の「未来予知」で極めて近未来の相手の行動等を予測でき、ネウロイの攻撃を予知で回避することで2期6話まで実戦でシールドを使用したことがなかった他、
ネウロイがどこに行くのかを予知して攻撃できるので近距離射撃の精度も高く、「ダイヤのエース」とあだ名されるスオムス軍のスーパーエースとして知られていた。
公式ギャグ漫画「発進しますっ!」シリーズでは朝にその日一日の出来事が予測できるほどに「未来予知」の能力が強まっており、一部ウィッチに頼りにされている。
元ネタの人が空戦における被弾数0だったことに由来する設定だが、そちらは別に未来予知能力者だったからではない(はず)。


インスタントカメラで未来に起こる惨劇を予知することができる小学4年生。
写像は曖昧気味だが、より詳細にするには体への負担が大きい。
未来は確定的だがあくまで三次元レベルの演算によるものなので、白井黒子など十一次元演算を介する空間移動の介入なら変化させることもできる。


エルモアウッドを組織した占い師のばあちゃん。
未来を幻視するPSI「千年万華鏡」で占いをなし、夢の中で崩壊した未来を見ていた。


危険を幻視するPSI「脅威」で死の脅威を白い光として感知できるヘタレ。
しかし、最終的に発現した「弱者のパラダイムチキンソウル・パラダイム」に至っては「脅威」そのものをただ手で祓うだけで一方的に防ぎ弾き返す領域に至る。


千里山女子の病弱な先鋒と相方の大将。
病気で一度倒れたのち怜が得た卓上の「一巡先が見える」能力は麻雀においては強力。
二巡以降も見ることができるが、余りに体の負担が大きい。
度々膝枕していたことが功を奏したのか(意味不明)、後に限定的ながら「最高打点になる上がりへの道順」を教えてくれるスタンド「枕神怜ちゃん」を竜華が得ることになる。


「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」という念能力で、他人の未来を詩という形で占う少女。本人は占いと言っているが実際は100%当たる未来予知。
能力名の通り自動筆記で、相手の今月の運命を予言する詩を書く。占うには相手の生年月日などのプロフィールが必要。予知は4~5つの4行詩から成り、一つの詩が各週に起こる出来事を示している。
但し詩は比喩や暗喩、暗示が多用された難解な内容なので、情報を読み解くには読解力が要る。
必ず危機を回避するための警告が示されているのが特徴で、物騒な生業の者には特に有益であり、マフィアの重鎮を上客にして莫大な金を稼いでいた。
彼女の予知能力が多くの人物の運命を左右し、ヨークシンシティ編の鍵を握ることになる。


影山が持つ眼光のゲートは、確定した未来を見通せる能力で、場合によっては他人のプライバシーや思考も把握しえた。
幼少期に父親の事業が失敗する未来を予見しても改変する事は叶わず、一時は天涯孤独な人生を送る羽目に陥ったが、
成人後は能力を利用した資産運用で巨万の富を得ており、非合法の武装集団を組織するまでに至っている。
見通すだけではなく、読み取った未来を強制的に呼び寄せる芸当も可能で、過程を省略して結果を得る事も出来た。
操が持つ知覚のゲートは、物理現象を正確に分析して未来が予測出来る能力で、敵の行動や位置を先読みするのに活用している。
但し限界はあるようで、ゲート能力増幅機能を持つゲートエンジンで強化された知覚の扉を以ってしても、
主人公の瞬が搭乗したゲートロボ0号機の挙動を予想するのは不可能だった。


24時間以内に起きる出来事を100%予知出来る能力を含む様々な超能力を持つ。
だが力を使った後は、力を蓄えるために4年間眠らなければならない


生まれた頃から既に予知能力を得たようで、それ故に両親から忌み嫌われた過去を持つ。
結果的に事故に見舞われ両親を失うが、パラドクス自身は龍座の紫龍に助けられ聖闘士の道に足を踏み入れる。
必殺技の一つであるクロスロードミラージュは彼女自身の能力と双子座の黄金聖闘士の技であるアナザーディメンションを組み合わせた、無数の時間の分岐点を見せて相手を翻弄させる幻惑攻撃であり、刻闘士に転身してもこの攻撃を使用していた。
なお、双子の妹であるインテグラもこの能力を持っているかは不明。


自身の「ひらめき」から近い未来を予知する力を持つ。但し大体悪い出来事の予知が多かったりする。
あるエピソードではその能力を生かして占い師を開業したことも。


  • くだん(ゲゲゲの鬼太郎)

人面の牛のような妖怪。デフォルメが強いので人面とも牛とも認識し難いが
目玉おやじも「くだんの予知が外れたことは一度もない」と言う程の精度。
元ネタの伝承では予言した後死ぬのだが、漫画『鬼太郎国盗り物語』では沖縄の街で占い師を開業して繁盛していた。
登場回では偽者に日本妖怪の繊維を削ぐためその名声を悪用されるがクライマックスでは強敵ゴルゴーンに「鬼太郎に倒される」と告げて動揺を誘っている。


きなこ餅の屋台を引く老人。一見ホームレスのような小汚い風貌だが、
目をつむるだけで全ての人、物、生物の過去から未来まで全て記された「アカシックレコード」を自在に見ることができるという超能力者。
彼はこの能力によってかつてはお茶の間の人気者となっていた。


但し予知した未来は絶対ではなく、行動によって容易に覆ってしまう。
不吉な予言がことごとく覆ったため、彼は「嘘つき」としてテレビ界を干され、後ろ指を指される人生を歩むことになる。
しかし彼は自信のこの末路を予知していながら人々の命を助けるためにに予言しており、誰も恨もうとはせず運命を受け入れた。


  • くだん(地獄先生ぬ~べ~)

先に生まれる雌の件が災難を予言し、後で生まれる雄の件が解決法を伝えるとすぐに死ぬ人面の妖怪。
作中ではウサギから生まれた雌の件が中島法子の水死を予言し、雄の件の所在がドラマの中心となった。


超能力を持つカナッサ星を滅ぼした時、トオロの呪いの拳を受けたことによって未来が垣間見えるようになってしまう。
経緯が経緯のため自分では制御できず、戦闘中に今関係ないものが見えて隙が出来るなどデメリットの方が大きい。
尚トオロはサイヤ人の滅びを見せるためにこの拳を使ったのだが、実際にはバーダックは自分の目でサイヤ人の滅亡に立ち会い、最期に息子と対峙している未来を見て笑みを浮かべながら死ぬという皮肉な結果となった。


作中世界では、「予知能力を持つ能力者は多いがレベルの高いものは少ない」とされているなか、ザ・チルドレンと同じレベル7の予知能力を持つ、イルカ
予知した結果は覆すことは出来ないとされており、本編においても
「自分が撃たれて、死ぬ」という予知を覆すために皆本達が奮闘したものの、桐壷局長を庇い、自ら銃弾を受けてしまう。
しかし、皆本が葵のテレポートで割り込んだことで受ける銃弾の数は減っていて、そのまま行方不明になった。
そして、皆本に告げたある未来も変わりつつあった……。


続編から登場した新主人公。
彼が手違いで新型LBX「ペルセウス」を受け取り、それで遊び始めたタイミングで、
「新型LBXの発表会が行われるトキオシア・デパートでLBXの暴走が起きる」映像を見て、
トキオシアデパートに向かうと、その通りの事件が起こっていた。
その後、エジプトにおいても「ホテルが爆発する」という未来を見ており、
そんなことが出来た理由は作中で…特に語られませんでした


幼い頃に患っていた難病を治療するために父親の手で遺伝子治療を施されたことがあり、その副作用で予知能力に目覚めた。
本人は長年勘がいい程度にしか考えてなかったが、予知能力遺伝子を手に入れて最強のクローン傭兵を造り出そうとするマイケル・スズキに狙われたことで、否が応でも自覚することになる。


的中率90%以上の予知能力を持つヒロイン。
土方と出会った瞬間に、結ばれる将来のビジョンを見たことからこの物語は始まる。


  • ハニー(ハマトラ)

自作の「マイティ・スクリプト」をインスコした端末で集めた情報を「解析のミニマム<超美少女の憂鬱ビューティフルマインド>」で解読し、特定の場所での10分先の未来を予見する科学者。
『リプライ』では使いすぎると副作用で幼児退行する。


千年アイテムの一つ、千年タウクの所有者でその能力により未来予知を可能とする。
カードゲームでそんな能力を使おうものなら相手の戦略は筒抜けであり、表マリクでも勝てなかったらしい。
海馬瀬人とのデュエルではデッキ破壊を逆手に取り《現世と冥界の逆転》で逆に海馬のデッキをズタズタにする。それでも海馬は神のカード《オベリスクの巨神兵》を召喚するが、それも予知しておりある罠を仕掛け勝ちを確信するが……。


終盤に病により死期が近づくと、未来が無い→未来が見たいという願いにより未来視ができるようになる。↑のイシズ同様カードゲームでは強力すぎる能力だが、カードゲーム故に未来を見てもどうにもならないという事もある。また見えた未来も「熱かりしデュエ魂」によってひっくり返された事もある。(そんな事ができたのは主人公の勝太だけだが。)


生まれた時からあらゆる超能力が使える主人公。
しかし全ての超能力を完全にコントロールできるわけではなく、この予知能力もコントロールが効かない能力の一つである。
睡眠中に夢を見る、または頭痛がすると予知能力が強制的に発動され、その的中率は100%だが、突発的に発動するうえに見える未来は恐ろしく断片的。
見えるのはほぼ事故絡みなので未然に防ぐため未来を変えようと四苦八苦する事が多い。
超能力を失う夢も見るが何故かそれだけは絶対に的中しない。


予知能力の使える魔法少女。
その能力で魔法少女の秘密にも気付き、予知で見てしまった破滅の未来を阻止するため暗躍する。
戦闘能力も低くはないのだが、予知の対象を絞ることができず、どうでもいい情報まで予知してしまうため常に魔力不足気味。
ストーリーが進むにつれてこの問題点はある程度改善されている。


機界31原種の一体で、固有能力として「あらゆる事象を見通す目」を持ち、近未来予測と遠距離探知能力を発揮する。
……が、これは超自然的な能力ではなく、高性能な探知、及び演算能力を複合させているもののため、自身の知覚範囲外の事象や自身の予測を超えた敵の行動に対しては反応できないという欠点を持つ。
厳密には予知というより、精度の極めて高い予測、予報というべきか。


  • 銀河伝承族(マップス)

惑星サイズの頭だけの肉体と、それに見合う巨大な脳、そしてそこから生み出される強大な超能力を操る種族。
当然未来予知も使えるのだが、実際には脳があまりにも大きすぎることにより神経伝達速度の限界から普通に思考していたのでは反応が到底間に合わず、常に未来を予知しなければ「現在」に対応できないという致命的な弱点である。
“光速の予言者”と名乗る個体は恒星サイズの身体のすべてをプラズマ化することでこの弱点を克服しており、その名の通りの光速に達する神経伝達速度で一般的な予知能力者と同等の反応速度を誇っている。


実験により予知能力を手に入れた白い大型の犬。
但し予知はいつでも好きな時に見れるというわけではない模様。
また、犬故に相手に予知の内容を伝えることが出来ず、自身のできる行動も限られてしまう
ゆえに、心を読めるアーニャの力を借りることでより効率的に動けるようになる。


未来予知の異能力『天衣無縫』を持つマフィアの下っ端。物語開始時点で故人。
決して殺しをしないのがモットー。
5秒以上6秒未満の未来の出来事を、白昼夢のごとく経験することができる。
作中では同一の異能力『狭き門』の持ち主と戦う。
この時、双方異能力を使って行動した結果、瞬間瞬間で未来が変わるため、互いに「『「未来予知に沿って行動したが失敗した自分」を予知して行動を修正したが失敗した自分』を予知して…」といった具合に体感時間が無限に引き伸ばされる現象が発生した。


『美少女戦士セーラームーン』の登場人物。アニメオリジナルキャラクターで、原作漫画には登場しない。
十番中学校に転校してきた男子生徒。
ダーク・キングダムの最強妖魔七人衆・妖魔ブンボウの転生体であり幻の銀水晶のカケラのひとつである黄色の虹水晶の保持者。
前世の影響から強力な予知能力を持っており、これが原因で自らの運命を知り、悲劇的な未来を回避するために水野亜美に接触するが……。

魔王の腹心である魔族。
「全知」の二つ名に違わぬ高度な未来視能力を持ち、自身が直接関わらない未来や予知後の自身の行動によって変化した未来まで予知可能であり、千年先まで見通すとまで言われている。
その予知をもとに魔王軍を指揮する(乗り気でない魔族をどうすれば従わせられるかも予知できる)ためもはや手のつけようのない存在に見えるが、
同様の未来視能力に圧倒的な戦闘力を兼ね備えた南の勇者に対しては、魔王軍幹部数名を失った上で自身も相討ちとなる未来を選択せざるを得なかった。

特撮部門

第23話「明日を捜せ」に登場した占い師。
水晶玉占いを生業にしているがその予知能力は本物で、これまで一度たりとも外したことがない。
シャドー星人による地球防衛軍・マルサン倉庫爆破や円盤飛来を予言するものの、口封じとして命を狙われる破目になる。
ウルトラ警備隊に保護されるもキリヤマ隊長以外にインチキ扱いされて信じてもらえず、結果的に倉庫は予言通りに爆破され自身もシャドー星人に拉致されてしまう。
シャドー星人の拷問によって予知能力が無くなってしまい、救出後は「もう宇宙人に追われずにすむぞ!」と大喜びした。
だが商売上がったりであるのは秘密。


第5話「ウイニングショット」および第16話「決戦!怪獣島」に登場した変異昆虫。
相手の動きを予測して両腕の鋏を構えることで防御体勢に移ることが可能。
それ故に、光線技などの飛び道具を持たない怪獣でありながら、スーパーGUTSダイナを苦戦させた(ちなみに初代・クローン共に能力を使う際には額にある器官が発光する)。
16話では、ザリーナ地帯の怪獣島でオオトモ博士に再生させられたクローンが登場。
初代と同じく予知能力を使うも、同じくオオトモ博士に再生させられたクローンシルバゴンのパワーの前では役に立たず、吹っ飛ばされてダウンしてしまった。
こちらも超能力というより超感覚の延長か。


第32話「いつか見た未来」に登場した怪獣。
厳密にはこの怪獣自体が、予知能力を持っているというより潜んでいた空間で自分の死を予知したケース。


本作の敵組織、宇宙幕府ジャークマターの幹部級怪人の一体。
「私はイカなる運命も予知することができる」と称する通り、あらゆる攻撃を先読みして回避してしまう。


その正体は超能力の類ではなく無数の眼球を持つ事による超人的な視力と観察力によるもの。
当初は眼球の数は10個と推測されていたが、実はイカーゲンの全身の球体状の装飾や吸盤のように見える部位も全て眼球であり、その高い観察力と戦闘センス、それに加えて「予知能力を持っている」というハッタリを含む巧みな話術で相手の冷静さを奪う事で未来予知しているかのように見せかけていたのが真相である。
最終的に数十人に分身したラッキーの一斉攻撃で全身の目を潰された事で「予知能力」を失った上に更にキュウレンジャー一同に包囲され、「たった一人相手に11人で戦って卑怯だと思わないのか!?」などと抗議するも、「11人どころか全宇宙の生命全員の敵が寝言を抜かすな(意訳)」と一刀両断され敗北した。


ビクトリーストライカーの力で得た、ルパンレッドの新たなる姿。
その能力は、「敵の行動を予知する」というものであり、元々の戦闘力も合わさり、仇敵ザミーゴを圧倒した。
しかし、予知できるのは「直後の行動」にとどまっているのが弱点。
これを見抜いたザミーゴは、「ある場所まで移動することを予知し、そこに必殺技を撃ち込む」という攻撃を、「ある場所まで移動し、そこから近くにいた仲間を目の前へ転送し、盾にする」という防御で回避した。


ジオウライドウォッチⅡを用いて仮面ライダージオウが変身する強化形態。
『起こりうる事象』を観測しての超高精度未来予測を可能とする。
しかし、予測はできてもあまりにも速すぎる相手には体がついていけないようで、
ゲイツリバイブ疾風の超高速移動には対応できずにいた。
だが、後にクロックアップをこれで対処しているので、今ではこの弱点も克服している可能性がある。
ジオウのアナザーライダーであるアナザージオウも、これと全く同様の能力を持つ。
後年の『機界戦隊ゼンカイジャー』では、フリント・ゴールドツイカーによってジオウのセンタイギアが作成された。
発動させると、ジオウⅡの未来予知能力が使用可能となる。


レモンをかじり、「ラミパス ラミパス ルルルルル……」と唱えれば未来を見ることができる小汚い占い師。
本気を出す際には呪文が「テクマクマヤコン テクマクマヤコン」に変わる。
見ようと思った未来しか見えないので見なかった未来をつかれると弱いが、死んでなお当麻たちの未来を導くその精度は本物。


  • 大神官ビシュム(仮面ライダーBLACK)

ゴルゴム三神官の一人で、右の目で未来を、左の目で過去を見ることができるとされる。
但し、劇中でこの能力を活かした活躍がなかったためどの程度の精度があるのかは不明。
と言うか、そもそもブラックの予想外の乱入や機転、第三者の介入に全く対処出来ておらず、実用性があるのかどうか大いに疑問が残ると言わざるをえない*2


未来に思いを馳せる人々の前に現れ、「ミライヲミタイカ?」の言葉と共に鏡を見せて無気力状態にしてしまうおっとろしい奇獣。
地球防衛軍の攻撃すらも予測して難なく回避するものの、すべてがアバンギャルドで意味不明なタローマンの振る舞いに「ナンダコレハ…?」と困惑。「芸術は爆発だ」を受け、呆気ない最期を迎えた。



ゲーム部門

ポケットモンスター 金銀で初登場したご存知トゥートゥー。
顔一つ変えず硬直しているように見えるがその時に未来を予知しているとのこと。


ポケットモンスター ルビー・サファイアで初登場したポケモン。
わざわいポケモンという分類の通り存在自体が不吉なポケモンとして扱われているが
実際は災害を予知して人間に警告しに現れているのだとか。


『じくうのさけび』と呼ばれる、ごく限定的かつ突発的に触れた対象の未来を予知できる能力を持つ。
本来は時の歯車に関係する事象を予知するのだが、本編開始直前の事故が原因で若干変異した模様。


第二世代から登場したエスパータイプの攻撃技。予知能力の使い手というより予知能力そのものが技になっている。
使用すると「未来に攻撃を予知」し、そのターンは何も起こらないが、2ターン後に相手のポケモンに予知された攻撃が命中してダメージを与える。
独自の仕様が多くクセが強いが使いこなせると強力な技。
ちなみに初出はポケモンカードゲームでスリーパーが使える技だった。
自分の山札の上から3枚のカードを確認し、順番を自由に並び替えたうえで元に戻すという効果。


「オレには予知能力があった…未来を垣間見ることが…できた。そして…その未来は暗雲に包まれていた…」
「オレは何とかして未来を変えたかった…このままではこのエルピスは破滅の道を突き進む事は目に見えていたんだ…」
未来を垣間見る予知能力を持っているが、能力を制御できているわけではなく突然予知の内容が降ってわいてくるタイプで、しかも場合によっては「嫌な予感がする」という曖昧過ぎることもある。
ある作品ではニュータイプっぽく稲妻を走らせて直近の未来を予知し、民間人を助けて危険を回避していると思わしき場面もある。
そしてある時、世界の破滅を予知してしまった彼はその破滅の未来を変えるために……
贖罪の旅を続けている現在も「悪い予知の内容はどうにかして回避する」という方針は変わっていないようで、OG1の最終決戦では、
「俺の予測した未来へ進むか…それとも、別の未来へ行くか。ここが分岐点のようだな」
と発言している。
また、OGシリーズではゲーム内でも回避率を大幅に上げる「予知」という特殊スキルを持つ。大抵はシナリオ上でしか使われないこの手の能力がゲーム中でも実装されている珍しい例。


常人には扱えないはずの神剣「モナド」を手にしたとき、未来が見える力を手にした。ゲーム中では親しい人が破滅的な展開を迎えることをたびたび予知し、そのたびにモナドの新しい力を発現させ、破滅の未来を変えてゆく。
この「未来視(ビジョン)」はゲームシステムにも組み込まれており、パーティーメンバーの誰かが大ダメージを食らいそうになると発動し、実際にダメージが発生する前に行動を起こせば「ビジョンブレイク」により、破滅の未来を回避することができる。また、探索の際にも、依頼人やコレクションアイテムにまつわる未来を見ることができる。


超高校級の『占い師』」として希望ヶ峰学園に入学した高校生。
「俺の占いは3割当たる!」と標榜してインスピレーションによる道具に頼らない占いを行うものの、
本人が占いを完全に金儲けの道具にしている人一倍のクズである上、人一倍のバカでもあるため全く信用されておらず、まるで当たる様には見えない。
が、なぜか当たる。しかも、内容が荒唐無稽で「お前何言ってんだ」ってやつに限って当たる。
占いで年商数億という化け物っぷりも納得だが、その金は基本的に騙されて買ったオカルトグッズに消えてしまっている。


「幻視同盟」に登場する秋葉の後輩。
無自覚に持つ「過去視」の能力が発展し、そこから相手の未来を予測演算できる「未来視」の能力を持つ。


眼帯の下の金色の「アイオンの眼」は人の世の全てを視るための眼であり、未来予知の力を持つ。
但し、その能力の本質はどんな小さな可能性であれ望んだ未来を引き寄せること。


未来視により自らの死を知りながらも、エターナルとなってそれを超越した平安時代の巫女。
主人公悠人との出会いと運命もまた未来視で知り、見守る。


睡眠下で未来のヴィジョンを得る「才能」を持つが、その本質は「望みの未来を紡ぐ力」であり、可能性がある限りの未来をシミュレートできる。
本来は双子の姉真耶と共有する「才能」。


演劇の進行兼悪役用に開発されたバイオロイド(人造人間)で、超リアル志向な演劇撮影中の事故を防ぐ目的で予知に近い水準の未来予測とそれを可能にする演算能力を持たされている。
人類滅亡後はその能力を活かして主人公の参謀役として活躍している。
ゲーム的にも「予知」というスキルを持ち、次Waveの敵編成の情報獲得、戦闘開始時に敵全体にデバフをかけるといったことが可能。


  • ラポネット(竜星のヴァルニール)

魔女の一人で、触れた人間の過去や未来が見える能力を持っている。しかも能力の発動は問答無用かつ見えた未来は必ず的中するようで、彼女はこの能力のせいでたびたび他人の不可避で悲惨な未来を知り、その度にひどく精神をすり減らしてしまう。


別の宇宙アナザーバースを観測する事で、自分がいる宇宙でこれから起きる出来事を予測するという能力を持つ。
育成シナリオでは強敵の出現を観測して自らのメイクデビューをずらす、菊花賞のレース展開を言い当てるといった芸当を見せており、傍から見たら高精度な未来予知にしか思えない。
但し自分自身というフィルターを通して別の宇宙を観測しているため、本人が「観たくない」と思った物は全く見えないようである。
この能力によって観てしまった自らの悲劇的な未来を回避するため、そしてゼンノロブロイの未来を閉ざしてしまう脅威に対抗すべく奮闘する…というストーリーが展開される。


時空を自在に移動できる能力を有するため、必然的に予知能力を備えることになる。
しかしその限りなく完全に近い能力そのものがこの能力の欠点でもあり、
あらゆる分岐を含んだすべての未来予知が可能であるがため、本人は無数の選択肢が常に提示され続けている状態。
神をも超える能力でありながら本人は決して神ではないことから、これらの選択を見て実際の判断を多かれ少なかれ迷う原因となっている。


そんな自身の能力における矛盾を解決したかったのか、作中では主人公に「タイムズ・ギア」と呼ばれるアイテムを譲渡。
これは所持しているだけで、極めて限定的ながらもノーリスクで未来予知ができ、なおかつ2日程度の過去干渉さえ可能とする。
しかしながら未来予知が大雑把であり、場合によっては要点を捉えていない予知をすることがあるため、過去に干渉したらそのすべてが事態の悪化を招いたなどの落とし穴もある。


小説部門

  • ジョニー・スミス(デッド・ゾーン)

自動車事故から5年ぶりに目覚めた結果、人に触れることで過去・現在・未来を見通せる能力を得た。
苦しみながらも能力を使った人助けに従事していたが、未来で世界に戦争を引き起こす議員を予知したことでその暗殺を決意する…
実写の方もだいたい同じ。


  • クリス・ジョンソン(ゴールデン・マン)

黄金に輝くミュータント。
予知能力により降りかかる危機から逃亡し続ける。その精度は、散弾や跳弾も含めて銃弾を完全に回避できるほど。
…だが実は、彼は根本的に動物並みの知性しかなく、一般的な脳の様な『記憶』も不可能なため、「予知=本能にして全行動基準」というのが正確な表現だったりする。
わかりやすくいうなら、クリスにとってはこれから起こる未来もが『現実』であり、そこから現在の行動を選択している。その一方で「過去」という概念がない(認識できない)。
ほぼ別物になった映画版『NEXT』は2分先までの未来予知であったが、やはりスタイリッシュな銃弾回避を見せた。


『誰が一番早く死ぬのかわかるよ』というなかなか斬新な予知魔法の持ち主。
『JOKERS』では何に役立つんだか分からないまま退場した。
一応その前日談である短編ではたまたま乗ってたバスが乗客全員死ぬような大事故に巻き込まれることを洞察し見事回避させている。


  • 立花浩平(反逆者トリズナー)

進化薬にて能力を得た「先駆者」の一人で、他者の死のみを意識せずに予知する能力を持つ。
発現するのは半年に一回ほど。


  • 中西志乃(天命探偵シリーズ)

一定の法則に則り殺人事件の予知夢を見ることがある車いすの少女。


2秒後を常時予知し続ける魔法権利を持つ武装司書。
その能力と自らの身体能力・判断能力・銃の腕を駆使した隙のない戦闘を得意とする。


  • シロン=ブーヤコーニッシュ(〃)

250年前に神溺教団にいたという真人
1000年先まで見通すことができる魔法権利を保持していたという。


  • クローディア・エンフィールド(学戦都市アスタリスク)

アニメでは次回予告担当とか言われてる星導館学園生徒会長。
所持する双剣型純星煌式武装「パン=ドラ」は3日で1秒ずつ溜まっていく分量で未来を見ることができる。
代償として未来における自身の死の瞬間を毎晩夢で見させられるという、「性格最悪」な煌式武装。


  • 樫丸ころな(〃)

レヴォルフ黒学院生徒会長ディルク・エーベルヴァイン側近の雑魚そうな眼鏡娘
夕方に1日1回のみ「絶対に外れる」予知を行うことができ、ディルクの陰謀への逆説的なアドバイスとなる


  • 相麻菫(サクラダリセット)

会話した相手の未来の記憶を体感し、知ることができる「未来視」の能力を持つ。春埼の「リセット」による変化すら知覚可能。
この未来は相麻や本人の行動である程度変化させることもできるが、記憶のない(意図的に消した)相手では読めないこともある。
管理局の魔女もまた同様の未来視能力を持つ。
未来視能力者同士の行動は互いの未来視の結果に影響・変化を与えうる。


「未来福音」で登場する鮮花の友達。
現在の周囲の状況を基にした無意識下の高度な演算処理により未来を予測する「未来視」の魔眼を持つ。
上記の晶とは従姉妹。


「未来福音」で登場する爆弾魔。
右目で最善の未来を、左目でその未来に至る手順を視ることができる「未来視」の魔眼を持つ。
静音たちの能力が未来の「予測」であるなら、彼のそれは「測定」であり、自らの行動を導くためのもの。ゆえに、彼が視た通りの行動をする限り、決して予知は外れない。
既に視た光景を実現するだけの生き方に疲れ、さりとて「最善」を捨てる程の勇気もなく、乾いた人生を送っている。


なろうの転生系主人公の例に漏れず色んな能力持ちだが、「魔界(魔眼)大帝」キシリカから右目に「予見眼」を受け取っている。
予知の規模は魔眼に通す魔力に比例するが、より先になればなるほど脳への負担も大きく、可能性の分岐が多く"ブレ"て見えてしまうため基本的には約1秒先を見るに留めている。
それでもこの世界において闘気を纏えないと言うハンデを持つ彼にとっては欠かせない生命線であり、これのお陰で致死傷を免れた事は一度や二度ではない。


  • 予知の能力を持つMPLSたち(ブギーポップ・イン・ザ・ミラー「パンドラ」)

6人組の予知能力者たちが統和機構から生物兵器の少女キトを守ろうとする物語。
海影香純の「イントゥ・アイズ」は鏡や瞳の中に未来の景色を見る。
七音恭子の「アロマ」は未来の匂いを嗅ぎ取る。
神元功志の「ウィスパリング」は未来の音を再現する。
数宮三都雄の「ベイビィ・トーク」は未来を抽象的に語る。
辻希美の「オートマティック」は未来を自動筆記する。
天色優の「スティグマ」は体の傷が未来を教える。
なおこの説明には二つほど嘘が混ざっている。


  • 柊/オキシジェン(ブギーポップシリーズ)

統和機構の中枢。
世界に遍在する運命の糸を観察し、未来を知り、それを現在に引き寄せるように動かすことができる。


序列7位のいぬかみ。
100%当たる未来視の能力を持ち、啓太に対して行った「素っ裸で下水に流される」など数々の下らねえ占いは後にほぼ実現している。


演算特化型のI-ブレイン(脳内生体CPU器官)によって短期未来予測を行う。
古典物理学で提唱された「ラプラスの魔」=「宇宙の全ての物質(とその力学的状態)のデータとそれを解析できる知性があるとすれば、その知性は宇宙の終わりまで見えるだろう」という理論に基づいた未来予測方法
上述されているガンダムWのゼロシステムの未来予測部分と原理的には同じである(自前の脳ミソで解析しているだけなのであちらのような負担は無いが)。
ただ、この作品のI-ブレイン持ち=魔法士は皆、大なり小なり未来予測演算を行いながら戦闘をしており『未来予測しかできない』ヘイズは凄まじいハンデキャップを背負っている
もっとも『それしかできない』だけあって精度はものすごく、しっかり事前観察した10倍の速度で動く程度の相手ならハンドガン一つで圧倒する。
ヘイズの真骨頂はこの演算能力による未来予測で自発的にバタフライ効果を起こすことにある。この手の演算型未来予測の極地の一つとも言えるだろう。
ちなみにこの能力とは裏腹に本人は後先も損得も考えずに人助けをしてしまう借金大王。


神殿教会を導く「予言者」にして、「億千万の目」「視姦魔人」と恐れられる堕天使のアウター。
強大な未来視の魔眼による予言の投げ込みと精神干渉能力で人や世界を弄ぶのが大好きという最悪の人格で、かつ「元大天使」なため下界の攻撃は一切効かないというチート仕様。
だが科学の発達により「100%確定した未来を当てる」ことは不可能だとされてしまっており、『お・り・が・み』ラストではそのトラウマをリップルラップルに指摘され人格崩壊し無力化された。
それでもその予言は高い精度を誇り、『ミスマルカ興国物語』ではあるキャラが彼女から魔眼を貰い、秒単位の未来視能力を取得している。


  • 麻生丹譲(鷲見ヶ原うぐいすの論証)

知覚直感(プレモニ)と名付けられた神経素質を持つ。
上記の「元々動物が持ち合わせている感覚の延長」という説を採用したケース。
ネズミは沈む船を見捨てる、ということわざや、ナマズが騒ぎ出すと地震が起こる、という風説のように、動物は時に人間より優れた感覚をもって未来を予知しているかのような行動を見せることがある。
また、視力を失った人間の聴覚が鋭敏になり、音の反射で周囲の物体を見分ける、いわゆる反響定位(エコーロケーション)に近い能力を見せたという話もある。
彼の予知はそれらの説を誇大解釈したもので、生まれつき五感が人間の限界レベルで鋭く、ほんの僅かな環境の変化からこれから雨が降ることや、周囲に普段にない異常が起きていることを察知する。
彼はこれによって事件に遭遇しやすく(正確には通常の人間よりはるかに事件の兆候を発見しやすく、物語の主人公らしい性格によってそれを見過ごせない)、その事件を鷲見ヶ原うぐいすが論証していく、というのがお決まりのパターンであるらしい。


  • 澁澤右京(召喚教師リアルバウトハイスクール)

過去・現在・未来を見通す「星読み」の男性。
詳細な原理は不明だが人と逢うだけで相手の現状から予測未来まで見通すことが出来、かつ少し占えば運命を変える方法も分かるため、基本「予知された危機に合わせ事前に準備をする」事で対応。
能力をフル活用すれば赤信号に引っ掛からない適切な車両速度から誰からも見つからない場所まで探し出せ、別名義で雑誌に連載している星占いでは「雑誌読者の内特定個人にのみ有効な予言」を掲載して行動を誘導している。
但し本や映画を見てもすぐオチが読めてしまい楽しめる娯楽が少ないせいか、「他人を事前予告及び対策していても全力を出さないとアウトな状況に放り込み、対象の様子やそのせいでひどい目にあう悪人の姿を見て楽しむ」というかなりヒドイ趣味を持っている。


  • SCP-1146-JP くだん・バンシーの不謹慎漫才ショー(SCP Foundation)

日本支部のKeter級オブジェクト。お笑い番組で一組のネタ見せ枠を乗っ取って放送される、牛耳牛角の男「件(くだん)」と充血した目のヨーロッパ女「バンシー」による漫才。
漫才の内容はこれから起こりうる事故、災害、要人の死などであり、確定はしていないため漫才を見た財団の介入で防止や被害軽減ができる。
件「ご安心ください。修理が甘かったせいで尾翼がイカれてしまいましたが問題はありません。」バンシー「大問題だよ!」
どうやら、凶事予言妖怪の件が予言がただの娯楽に堕ちたことを嘆き、人に死を悟らせる行為が嫌われるようになった告死妖精のバンシーを誘い、やけくそでお笑いを撒き散らす方向にシフトチェンジしたものらしい。


対象の将来的な大きな変化が対象に重なって見える、20代の白人女性。
壊された収容室の扉が見えたりするので、財団が能力を活用することを考えている。
回答済みの知能テスト用紙が見えるため、IQ300超えを叩き出した。
人を見ると死体に見えることがあるため、精神状態が芳しくない。
食べ物を見ると排泄物に見えるため、栄養状態も芳しくない。


ザイバツ・シャドーギルドに仕えていたニンジャ。
元ニンジャ研究家で、その知識と正確な占いで未来を予言しザイバツの活動を援助していた。
今は脱走の罪で捕縛され、拷問によって精神を破壊されてしまっている。
マルノウチ抗争によって生まれたニンジャスレイヤーがラオモトを倒すことを予言していた。


件と人魚の肉を食わされ、それらが混じった人間。
「確定した未来が見えるが死の間際でしか予知ができない」という件の能力と、「不死身」という人魚の能力を併せ持った結果、
「望む未来が見えるまで何度も自殺し、蘇生する」といういわば未来をリセマラする能力を得た。
但しある程度起こりうる未来しか引き寄せられない。
彼の従姉も同じ能力を持ち、競馬で生計を立てている。






追記・修正は次の編集で項目内容がどう変わるかわかる方がお願いします。


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*1 ジョナサンは握手を拒否された
*2 「怪獣VOW」でも指摘されていたが、この能力で自分達がブラックに滅ぼされる未来や自分が死ぬ未来を見ることは出来なかったのだろうか?

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