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更新日:2024/02/06 Tue 10:44:05NEW!
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超能力 エスパー 読心術 属性 能力 創作 テレパシー 特殊能力 さとり サイコメトリー コメント欄ログ化項目 読心能力 読唇術←ではない
『ニンムスイコウチュウ。ココロヲヨムナ。ツウシンオワリ』
超能力の一種で、読んで字のごとく相手の心を読み取れる能力。
●目次
◆概要
テレパシー(精神感応)とごっちゃにされやすいが、読心が一方的に考えを受信するのに対しそちらは同じ能力を持った複数人で会話ができるパターンが多い。
人間は太古から己の感情や考えを言葉、ジェスチャー、視線など実に様々な方法でコミュニケーションをとる方法を会得してきた。
が、さすがに頭の中で考えてるだけの内容までは互いに読み取れない。
だからこそ秘密という概念があるのだが、
読心術者はその壁を簡単にぶち破るのである。
しばし考えてみてほしい。
・悪い点数を取ったテストのことをお母さんに読み取られたら。
・クラスの可愛い女子にあんな妄想やこんな妄想をしてることがバレたら。
・忘れ難き黒歴史ノートの中身が社会人になっても頭のどこかに張り付いて見ず知らずの人に知られたら
etc……
心を読み取れない人類の進化に大感謝!
と言いたいが、人間完全に隠し通せるほど万能ではないので実際は不自然な視線などを見破る読心術が実在したりする。
嘘発見器のような感情をある程度だが調べる物まである。
良い子のアニヲタ諸君は清く正しくあるがままの姿で素直に生きよう。
バトル作品ではまず間違いなくチート能力…というかほぼ未来予知と同等の力として扱われる。
そりゃ戦ってる相手が次に何をしてくるか分かったら有利なのは当然だろう。
が、大概相手のパワーアップした攻撃に身体が追いつけなかったり、
わざと大量の情報を送りつけられる等読んだところでどうしようもないやり方で敗北するまでがワンセット。
中には初戦で「右ストレートでぶっ飛ばす」という心の声を聞いていながらぶっ飛ばされてしまった読心術使いも。
変則的かつ現実的なパターンとしては、長年付き合いのある友人知人家族の思考回路を記憶してるが故に読心術じみた行動をとれるというケースも。
この場合読み取られる側が単純バカという属性付きだったり。
同音異義語に「読唇術」というのがある。
これは耳の不自由な人や、声の届かないような距離にいる人などが、唇の動きだけを見て言葉を読み取るというもの。
よく誤字られたりするので注意。
◆読心術への対抗策
この能力の攻略法は大別すると以下の6つ(とその他)に分けられる。
1:先の先を取る
読心術で読み取る速度、もしくは能力者よりも早い行動速度で上回るやり方。
早い話、心を読んだとしても能力者がその行動に対応出来なきゃ意味がないというもの。
『幽☆遊☆白書』の浦飯幽助
おそらくこの方法で対抗した中で最も有名であろうキャラで、読心能力に目覚めた相手に対し選んだ方法。
上に書かれている「右ストレートでぶっとばす、真っすぐいってぶっとばす」はこれの事。
『とっても!ラッキーマン』の世直しマン
努力マンに対して。
厳密には努力マンは心が読めるわけではないのだが、心を読めるヒーロー神をどうやって倒したのかわからせるために、あえて自分の攻撃手段を宣言し、それ以上のスピードで叩きのめすという手段を取った。要は上記の幽助と同じやり方。
『PSYREN』のジュナス
相手の心を読むシャオの能力『心羅万招』で思考を読まれるが、
圧倒的な行動速度でシャオが対応する間もなく斬り裂いて敗北させた。(ついでとばかりに主人公のアゲハも一緒に)
2:能力者のキャパシティを超えるような思考量、思考速度で上回る
思考速度が凄まじい天才タイプがこれに当たり、相手が次に選ぶ選択肢が膨大すぎてどれが正解なのかわからなくなる。
「どうすれば当てられる(躱せる)か?」といった答えを出すことが出来る能力者ならば、心を読まれた上でなお攻撃を当てたり躱したりすることも可能と思われる。
1番目の対策にも言える事だが、この手の能力者は心が読めるから強いだけであって、キャラのステータス的にはせいぜい並である事が多い。
『パタリロ!』のパタリロ・ド・マリネール8世
発電所からエネルギーを奪っている幽霊達がこちらの思考を読んで発電所の停止を妨害。
それに対しパタリロは脳内を人間コンピューターに切り替えて思考速度を跳ね上げ、
パタリロが何をするのかわからない状態にして発電所のケーブルを切断した。
『Dr.猫柳田の科学的青春』の猫柳田愛吉
侵略者モドキングが妖怪をモデルに作った生物兵器「恐怖生物」の5号(さとり妖怪)に襲撃されるが、
猫柳田の考えていた科学考察の意味が全く分からずに恐れをなして逃亡した。
まさかの考え事をしていただけで撃退である。なお猫柳田本人には襲われた自覚すらなかった。
『斉木楠雄のΨ難』の明智透真
頭の回転が異常に早い上、常に大量の思考を巡らせている。
喋りながら別の事を考える程で、漫画上では吹き出しの中に非常に細かい文字で大量の文字が詰め込まれている図で表現されている。
そのあまりに雑然とした思考から、強力な超能力者である主人公も読心には相当苦労している。
『ザ・フラッシュ』のフラッシュ
宿敵の一人ゴリラ・グロッドがDCコミック屈指の読心含めたテレパシー能力を持つが、
彼の思考読み取りに対し自らの加速能力を駆使した頭の回転で読ませないようにして戦ったことがある。
3:相手の能力を無効化する
あえて何も考えない、もしくは考えて動いてないバカ、そして思考能力を持たない操り人形がこのタイプ。
そもそも読み取るものがないんだから、どうしようもないという究極の能力殺し。
何らかの要因で読心術能力をキャンセルする者もいたりするが
そういうキャラは能力者が恐れを抱く天敵であったり、逆に安心出来るパートナーになったりする。
『斉木楠雄のΨ難』の燃堂力
何も考えてないバカ筆頭。
主人公の斉木楠雄はテレパシー能力も持っている本物の超能力者だが、燃堂の思考だけはまるで読み取れないので恐怖を抱いている。
実はこの特性故に、もしも燃堂に殺る気があれば作中で無敵を誇る楠雄を暗殺することさえ可能である(未来予知の能力が発動すれば対処出来るかも知れない)。
『とっても!ラッキーマン』の努力マン
心を読む能力を手に入れた世直しマンに対して、あえて無心で攻撃を仕掛ける手段を取った。
問題点は何も考えられないが故に単調な攻撃しかできない為、見切られてしまっていること。
それでも世直しマンの座っている椅子を破壊するに至った。
『ドラえもん』のドラえもん&のび太
心を読む相手に対し、ドラえもんは気絶したのび太(つまり心が空っぽの状態)を「人間ラジコン」で操る事で、相手の不意を突く戦法を使用した。
下記の「さとりヘルメット」の回で使用された他、『ザ☆ドラえもんズスペシャル』でも同じ戦法が使用されており、
それどころかこの話ではドラえもんが「石ころ帽子」を使い、心を読む相手がドラえもんの存在を認識出来なくすることで心が読まれることを防いでいる。
『ルパン三世』のルパン三世
テレビスペシャル「ロシアより愛をこめて」に登場した、読心術を使う敵に対し、
口笛を吹いて気を散らせながら突然銃撃する事で、何も考えずに敵を倒した。
なお、ルパンは超能力ではなく科学だがvs複製人間の時点で既に脳内走査を受けた事がある。
その結果何の映像も出なかったことに驚愕したマモーは、こんな結果が出るのは「(白痴か)神だけだ!」と叫んだ。
現在のTV放送では差別用語の白痴が切られる事があるが、本来は上記で言えば世界の常識すら変えうる楠夫か、バカの極みたる燃堂のどっちかじゃねーか! である。
ルパンisGODと叫んでいる、という訳ではないんだよなぁ……。
『ONE PIECE』のルフィ
「心網」で心を読む神・エネルに対し、あえて思考を放棄する「ゴムゴムのボー」や、意思の介在しないランダムな跳弾で対応した。
ルフィにしては珍しく真っ向勝負ではない、相当頭を使った戦法である。頭使ってないけど。
また、後により強力な見聞色の覇気使いで読心を超えて未来予知の粋にまで達したシャーロット・カタクリと戦闘した際には、「自分も同等の能力に覚醒する」というまさかの解法で実力勝負に持ち込んだ。
『魔法少女育成計画』シリーズのダークキューティーなど
後述するスノーホワイトの読心魔法で認識できるのは『現時点で困っていること』『次の一手など知られたら困ること』のどちらかを発する心の声であるため、
自分のやっていることを100%善行だと信じてる悪党や心を持たないものには一切通用しないという弱点がある。
そのためオート攻撃可能な影を操る魔法の使い手ダークキューティーには、身体能力差も相まって以前から知っていたにも関わらず大苦戦を強いられた。
他にもこの魔法への対策がとれる魔法少女としてキーク(正義感100%で悪事を働いていた)、グリムハート(敵の全攻撃を完全防御可)、プク・プック(関わった時点で味方化させる)などが挙げられる。
『X-MEN』のサイクロップス
師にあたるプロフェッサーXや彼女のジーン、マデリーン、エマなど強力なテレパスが周りに多い。
その過程で鍛えられたのか自らの精神に秘密を守るためのブラックボックスを持っている。
『ハリー・ポッター』の「閉心術」
読心自体が魔法の一種「開心術」として確立している世界なので、対策として心を閉じるための魔法も存在している。
スネイプからの鍛錬によればまずは感情を無にするところから始める必要があるようである。
『テニスの王子様』の忍足侑士
くそっくそっ侑士め!! 心を閉ざしやがって
4:作戦を忘れる、または知らない状態にする
自分で立てた作戦を忘れることで、心を読まれても相手に作戦が伝わらないようにするというもの。
または自分の知らないところで作戦を決行し、心を読ませても何も相手に伝わらないようにする。
『遊☆戯☆王』の闇遊戯
もう一人の自分である相棒に交代することでペガサスに心を読まれないようにした。
また、相棒の伏せたカードを自身は知らないため、ペガサスに心を読まれてもカードの内容が読まれなかった。
作戦名は「マインド・シャッフル」。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』のルルーシュ・ランペルージ
自身にギアスをかけ、作戦を忘れることでマオに心を読まれても作戦が伝わらないようにした。
『ジョジョの奇妙な冒険』の空条承太郎
こちらの心を読むスタンド能力を持つ相手、テレンス・T・ダービーとのゲーム対決において
承太郎が操作しているように見せかけて、実際のプレイは別の人物が行っているというトリックで対抗した。
ベム(妖怪人間ベム)
『悪魔の化粧』にて心を読む悪魔と戦った際に行動と思考を逆にすることで防いだ。
映画『PUSH 光と闇の能力者』
記憶消しの能力者に協力を受けて「心を読まれない状況で事前に紙に行動方針を書き、それを忘れる」という手を取った。
これによってどうすべきか迷ったときに紙を読んだ主人公らは、心を読まれての不利が小さいうちに行動することが出来た。
類似の例は戦略原潜のような、軍で特殊な任務を受ける事がある存在などでも見受けられる。
つまり「命令電波を受信→行動」という一般的プロセスでは「命令の電波を受信→(敵にも命令を傍受される)→行動←敵の妨害」という恐れが常にある。
これに対して高度な暗号などで対抗するのも手段のうちだが、事前に「ある状況に至った場合、この命令書を開封し読み、その通りに動け」
という形にしておくのも対策の一つということである。電波の傍受という行為は、読心と似通った面があるとも言える。
『うしおととら』
終盤敵の妖怪に石化されたと思っていた僧侶たちが自分の術で石化していた、というエピソードがある。
これはボス妖怪が頭の中に巣食う妖怪を放っていたためで、つまり作戦を盗まれたり操られたりへの対策であった。
なおこれをしていなかった日本妖怪軍団は……
『蒼穹のファフナー』の人類軍
読心能力を持つフェストゥムを前に作戦など立てたところで意味を成さないという事で、
北極のフェストゥムを攻撃する「ヘブンズ・ドア作戦」では全兵士が遊撃・全員で目についた敵を片っ端から攻撃しながら前進という無茶な戦法を実施している。
結果として、当然ながらというべきか多大な被害を出す事になる。
同、L計画
本編以前の時期にフェストゥムに発見されかけてしまった主人公らの拠点、竜宮島から目を逸らさせるべく島の一部を分離させ竜宮島の囮とする作戦。
フェストゥムの読心により作戦の全貌が暴かれる事を避けるため、参加メンバーは指揮官含め誰一人として作戦の詳細どころか自分達の居る島の構造すら知らされていない。
また、予め島のあちこちを進入禁止ブロックとし、時限式でそれを解除する事で禁止ブロック内に保管された補給物資を取り出せるようになっており、
物資の保管場所を先に襲撃されるという事態を対策している。
最後の補給物資は潜水艦であり、参加メンバーは最後の最後でようやく「フェストゥムの目を引き付けた後は潜水艦で脱出する作戦」だと知る事となる。
つまり、それまでは目を引くだけ引いてどうやって帰還するかも知らないまま作戦を遂行していた。
5:相手の心を乱して心を読めない隙を作る
やや特殊な例。相手を怒らせたり慌てさせたり、変な事を考えて惑わし、相手に読心術を使う事を忘れさせ、その隙を突いて攻撃するというもの。
ギャグ補正のかかった作品、とりわけ能力者が女であった場合はエロ妄想をするスケベキャラの思考を読んでしまいパニックに陥り敗北…という例もある。
また他にも正体(または本性)を隠しているキャラの闇、いわゆる『深淵』を覗いてしまい、自滅(覗かれた事に怒り潰される、或いは相手の『深淵』に取り込まれて自分が発狂など)してしまうといった場合も。
『烈火の炎』の石島土門
鬼凛戦において、鬼凛の服が外れてしまい……
詳しくは鬼凛の項目を参照。
双葉社版ゲームブック『ドラゴンクエスト』の主人公
このゲームブックでは、ヘルゴーストが読心術を持った敵という設定で登場する。
ヘルゴーストは主人公が何かを考える度に「~と思ってるな」と指摘して主人公を惑わせる。
それに対して主人公は、「つまり、もし僕が赤パジャマ、黄パジャマ、茶パジャマとか、隣の客はよく柿食う客だとか、
東京特許許可局とか、坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いたとか考えたらどうなる?」と考える。
調子に乗ったヘルゴーストはそれも口に出して指摘しようとするも、早口言葉が苦手なのか、「赤パジャマ~」の時点で噛みまくってしまう。
主人公はその隙に斬りかかり、ヘルゴーストを倒した。
『南国少年パプワくん』のサービス
親友であるジャンが全裸の幽霊チンとなって現れ読心術を使って来たのに対し、「パンツくらい穿けよ、馬ー鹿!」と考えていたためショックを受けたジャンは涙を流して走り去っていった。
その後ジャンはリキッドの体に憑依して復活、サラブレッドのユキノブ君に乗って駆け付けたために木に激突しつつサービスを含めた全員の窮地を救うが、サービスに再び読心術を使って「革ジャン着たジャン似合わないじゃん」という思考を読み取ってしまったのでジャンはまたも涙目敗走した。
なお、ジャンは立場的には味方だし、サービスにとっては20年前に彼を死なせてしまった際に自分のせいだと思って右目抉ってしまうほどの親友である。そのはず。
「私の親友は20年前に死んだよ…」「ほーんといい奴でしたねえ」
『魔法陣グルグル』のニケ
悪魔ケベスベス(まあ要はスケベ)が心を読んだ時にニケの脳内がエロだったりカオスだったりで混乱を生んでいた。
ギャグもの、ギャグ要素があるキャラにおいては「エロい考えで相手を惑わす」もいち手段である。
6:心を読まれようと関係ない広範囲攻撃を使う
特殊な例。
上記の「相手のパワーアップした攻撃に身体が追いつけない」例に近いが、
例え心を読まれようと避けられない、対処できない広範囲攻撃によるゴリ押しがこちら。
相手が自身の回避範囲を超える規模の攻撃をしてくるなんてわかったところでよけられないのである。
『ゴルゴ13』のゴルゴ13
『テレパス(ゴルゴ13)』にて標的の護衛についたロシアのテレパス相手に、心理学研究所で特訓して身につけた、睡眠から一瞬で目覚める技を以て対抗。
テレパス含む敵組織が船に乗って川を移動してる最中の、どうやっても避けられないタイミングを計画して意識を覚醒。
その瞬間に、相手のテレパスは存在に気付いたが時すでに遅し、ゴルゴのグレネードで船は爆撃された。
犬夜叉
人の心を読む奈落の分身悟心鬼に苦戦を強いられ、得物の鉄砕牙も噛み砕かれて万事休す。
しかし、それまで鉄砕牙に抑えられていた妖怪としての闘争本能が覚醒。一時的とはいえ相手を喜々として切り刻む残忍な気性と化してしまう。
それまで心を読んで有利に立ち回っていた悟心鬼も、今や読み取れるのは破壊への渇望や悦びの感情ばかりという犬夜叉の変貌に思わず戦慄。
最早心を読む意味が無くなり、最期はヤケクソで反撃するも瞬殺されてしまう。
『むこうぶち』の傀
交通事故で突如思考を読む能力に目覚めて、どうにか金儲けに使えないかと麻雀をしている男が遭遇した。
思考が何も読み取れず、やっと読み取れたと思ったら男が3枚持つ1索を心に浮かべていたために立直での攻撃を誘われる。
だが直後に最後の1枚の1索を引き入れたと思しき国士無双13面待ちが完成したようで、御無礼を食らった。
まるで心が読まれることを知っていたかのように対処された男は店を後にする傀を追いかけようとするも、接近するトラックに気付かず轢かれて下敷きになり、周囲の救急車を呼んでも無駄だという思考を読み取りながら意識を失った。
その他の対策
- 能力の範囲外から遠距離攻撃
- 能力が能動的(意識しないと使えない)な場合、使われる前に暗殺
- 誠心誠意、説得し、和解する
嘘をついていない・騙していないことを証明する必要がないため、交渉のテーブルについてさえくれれば話はしやすい。 - 集団で相手する
対策2の応用。味方が何十人もいれば、全員の心を読んでも処理しきれない。 - 心の中に仲間が駆けつけて壁になる(上記の表遊戯が倒れ、マインドシャッフルが使えなくなった後に実現)
◆読心術を使えるみなさん
- 琴浦春香(琴浦さん)
生まれつき周りの人の心が読める超能力者。
本人は(口元を見ない限り)実際の声と心の声の区別が全くつかず、幼少期から振り回されてきた。
上記のニケではないが、琴浦さんKAWAII! だけで悪意などの裏表のない男によって恥ずかしい思いをしながらも心を開いていく。
- さとり(妖怪)
相手の心の内を次々言い当て考える気力を奪う妖怪。
対処法は相手にしないこと、または予想出来ない事象で不意を突く。昔話などでは後者で追い払われる話が多い。
漫画等で言えばシティーハンターの槇村香やとっても!ラッキーマンのラッキーマンのように
「偶然攻撃が跳弾(反射)」して相手に刺さる、というパターンで撃退される敵キャラはこれに近いと言える。
本人の実力や意識からは一切想像のつかない角度から攻撃が飛んできて、玄人の読みが外れてやられるのは疑似的にこのパターンといえる。
またその性質上、漫画「カメレオン」の敵のように「俺をこんな手で倒すとは・・・なんという使い手!」(人間マジこえー近づくのやめよ)
という「勘違いキャラ」の性質を発現しかねない部分があったりもする。
- スノーホワイト(魔法少女育成計画シリーズ)
困っている人の心の声が聞こえる魔法の使い手。
のちに文字通り困ってる内容が聞こえるだけでなく無意識下の情報や誰かに知られたら困ることまで読み取れるようになる。
主に敵味方を区別したりパスワードなど簡単に手に入らない情報を得るために使用される。
究極の型『心眼』を開ける。その正体は異常聴覚。
要は心音を聞いて感情を読み取るというもの。とは言え、あくまで心音による判断なので、感情を読み取る事は出来ても思考は読み取れない。
戦闘において相手の動きを正確に読んでいるように見えるのは、異常聴覚をフルに活かして筋肉の伸縮音や持っている盾に攻撃が衝突した音等で判断しているというものなので、ここまでくるともはや読心関係ない。
彼の末路は挑発で冷静さを奪われ倒されるというものだが、実際脳の容量を余計な情報で削ぐのは読心術対策として非常にポピュラーである。
- 行橋未造(めだかボックス)
電磁波を皮膚で読み取る異常(アブノーマル)『受信感度』で、電気信号を読み取り相手の感情に”共感する”ことを得意とする。
携帯端末の電磁波や負の感情といったいらんものまで丸ごと受け止めてしまうのが弱点。
生まれる時代を間違えたとしか言いようがない。
普段はこの弱点をカバーするため、圧倒的な自我の強さを誇り常に「俺。」しか考えてない都城王土とペアで行動し、それ以外の猥雑な思考を受信できないようにしている。
異常は大人になると自然消滅するのが救いか。
- 室田繁(幽☆遊☆白書)
「盗聴(タッピング)」の能力で相手の心を読めるようになったボクサー志望のチンピラ。
所詮は一般人である為、人外の存在になりつつあった幽助の動きには対応出来ず完敗。
よく勘違いされるが彼は「右ストレートでぶっとばされた」のではなく、寸止めの衝撃波だけでぶっ飛んだので注意するほどの事かは別としてしよう。
(つまり幽助は結果的には嘘を吐いた事になるが、室田はそれを読めなかったことからぶっ飛ばす瞬間に気が変わったことになる)
また、室田自身はこの後仙水の心も読む事になるが、「人類皆殺し」という仙水の心の声を前に恐怖のあまり発狂しかけてしまった。
「美食家(グルメ)」の能力で上記の室田を喰って「盗聴(タッピング)」の能力を手に入れた。
本来の「美食家(グルメ)」の能力者は巻原だが、彼が以前喰った戸愚呂(兄)に逆に乗っ取られてしまったので実質戸愚呂(兄)の能力となっている。
それ以前の戦闘で天沼を殺してしまった事、そして仙水がそれを承知で天沼に門番を命じたことに内心激怒していた蔵馬の心境を口にして挑発したが、その行為によって怒りが頂点に達した蔵馬の心の声が途切れてしまい、次の瞬間には頭を撥ね飛ばされていた。
別作品で言えば「ブッ殺す」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!というヤツである。カッとなって殺ったとも言う
この後、戸愚呂(兄)が正体を現して復活し、戦闘を再開するがこの時は冷静に戻った蔵馬の心の声はダダ漏れ状態だった……のだが、
最初に頭を撥ね飛ばした時に植えられた邪念樹によって幻覚を見ているだけだった。この結果、戸愚呂(兄)は永遠に蔵馬を殺し続ける(が、幻覚なので蔵馬は死なない)悪夢を見続ける事になる……
なお、最初に頭を撥ね飛ばした際に邪念樹の種を植え付けており、蔵馬の策略を戸愚呂(兄)が全く読めなかった事から、
蔵馬はプッツンした瞬間どのように戸愚呂(兄)を始末するかを決め、読む間もなく実行に移したということになる。
対象に触れながら質問することで、想起された記憶(のもととなる原記憶)を読み取る能力者。
同作者の『盗聴』と異なり発動に肉体的接触が必要なので、戦闘面ではあまり活かされていない。
- 天樹院シャオ(PYSREN)
PSI能力『心羅万招』によって相手の行動を先読みする。
自分よりも格下のシャイナに対しては常にアドバンテージを取っていたが、格上であるジュナスに対してはまるで歯が立たなかった。
敗北の瞬間にシャオ本人も「考えてる事がわかっても、動けなきゃ意味がない」と述べている。
正確には読心術「も」使える万能超能力者。普段から周囲の思考や秘密(新作のネタバレなども含む)が聞こえる状態なので本人は辟易している。
しかし能力の通じない相手に出くわしたり、一時的に能力が使用出来ない状態に陥ると凄まじくテンパってしまう。
あっても困るがなくても困るという、なんともし難いジレンマを抱えている。
- 白井甘子(ついでにとんちんかん/ミラクルとんちんかん)
斉木楠雄同様に読心術も使える超能力者。ただし彼女の場合は、相手の頭に手を当てる必要があるため実戦向きではない。そもそも彼女の超能力は念動力系がメインなので活用の場が(ry
超能力による読心能力の持ち主。
過去にFBIでサイコメトラーとして捜査中にその能力で連続殺人者の精神に没入・同化し、その結果、猟奇殺人を犯してしまう。
初めて他人の心にダイブした相手は実の父親であり、出産で妻を失った事から、マンティスに対する殺意しか感じず、その恐怖から父を殺し村を焼き払った過去がある。
常に着用しているガスマスクは、他人の思念が入ってくるのを防ぐためのものだという。
戦闘前にはリーディング能力で趣味を言い当て、戦闘時はその能力でスネークの攻撃を読み、全て回避してしまう。
しかし、コントロール差し替えたり、ゲームハードが進歩してたりすると心が読めなくなる。
対抗策は確立されているらしく、政府・企業の要職に就いている人間には「精神手術」なるものが施されているため、DARPA局長やアームズテック社長などからメタルギアの起爆コードを盗む事はできなかった。
- アサキム・ドーウィン(スーパーロボット大戦Zシリーズ)
十二に分かたれたスフィアの一つ、『知りたがる山羊』の力で他者の秘密を暴く。
この力で嘘に塗れた人生を送っていたアイム・ライアードのコンプレックスを周囲に暴露させ、アイムを発狂させている。
厳密にいえばこのスフィアは元々アサキムの物ではなく、別の人物(女性であったらしい)が持っていたのだが、
彼女はアサキムの心の深淵を覗いてしまい、帰って来れなくなったとの事。
アサキムの正体や、このスフィアの副作用を鑑みれば、最初から存在していないアサキムの心を延々探し続ける無限ループ状態に陥ってしまう羽目になったと推測される。
ヒマラヤの山中で獣同然の生活をして修行し身に着けた力の一つとして相手の頭の内を読む力を得た。
心を読む能力で珠由良ブラザーズ、サタケ、よね、ひろし、みさえら一行を苦しめるが、
みさえの提案による、歌を歌って頭を空っぽにする作戦としんのすけの支離滅裂でカオスな心を読み悶絶。
弱点である「くすぐり」に敗れる。
「人の思考を読む」ギアスの使い手であり、一定範囲内にいる人間の心を「声」として聞く事が出来る。
通常はその人物が今考えている事が分かる程度だが、一個人に集中すれば更に記憶・深層心理まで読み取れるという厄介な代物。
権謀術数を得意とする主人公ルルーシュにとっては天敵とも言える能力である。
その代わりギアスが暴走状態にあるのか自分で能力を制御できず、周りの人間の心の声が無差別に頭に流れ込んでくるという生き地獄の様なデメリットを持つ。
ただし、育ての親にしてギアスを授けた張本人であるC.C.の心だけは読めない。
その力と巧みな話術でルルーシュを幾度となく苦しめたが、その都度「絶対遵守のギアス」を利用した奇抜な方法で破られている。
千年アイテムの一つ、千年眼によって相手の心を読む能力「マインド・スキャン」を得た。
カードゲームにおいてはまさに無敵の能力であったが2つの人格を有する武藤遊戯に翻弄される。
闇のゲームによって主人格の表遊戯をリタイアさせ絶対的有利を取り戻したが、遊戯の仲間達が心の中に現れカードを隠したために読み取れず敗れた。
魂を操作するスタンド「アトゥム神」で、魂を賭けたテレビゲームの敗者の魂をを人形に閉じ込める。
相手の魂に質問をする事で次の行動を読むというスタンド能力を持って優位に立っていたが、スタンド能力で得られる答えは「YES」か「NO」だけ。
つまり「嘘をつけないようにする」程度の能力であったため、「何かのイカサマをしている」事は判ったものの、承太郎達の仕掛けたイカサマの具体的な内容をつかめず敗北した。
- 馬董(銀魂)
宇宙海賊春雨の第二師団長。両の目の瞼を縫い合わせることにより彼の種族が古来より持っていた第三の目「覚眼(さとり)」の能力を引き伸ばし、思惑通り他者の思考を読み取るほどの超感覚を得た。
しかし眼が良すぎて銀時の「殺気」にまで律儀に反応してしまった事で翻弄され、大した手傷も負わせられないまま敗北している。
彼と同格に描かれる三凶星の残り2人は桂と坂本を結構追い詰めているし、剣を持てば神威と互角と言う前評判が嘘でないならば、
普段から飄々とした昼行灯で殺気の出し入れが自由自在な銀時と致命的に相性が悪かったのだろう。
学園都市最高峰の精神操作能力「心理掌握(メンタルアウト)」は、読心術はもちろん、洗脳も記憶改竄も情報移植も、精神に関する事なら何でもできる。
ただし電気を操作する相手や、人間以外の相手には効かないし、似たような精神操作能力を持った相手には、同質の力が干渉を阻害するために相手が拒絶すれば妨害される。
- プラネッタ(OVERMANキングゲイナー)
人の心を声にして周りに筒抜けにする「伝心」のオーバースキルを持つオーバーマン(ロボット)。正確に言えば心の中を周りに「暴露」させる能力。
旅の途中、度重なるトラブルでストレスの溜まっていた主人公の一団の心の声を拡散させ、仲間割れを引き起こさせようとした。
戦闘でも相手の思考を読んで優位に立つものの、主人公のゲイナーが「どうせ聞こえるなら聞かせてやるさ」「心の声は心の叫びでかき消してやる」という発想の元、ヒロインへのあまりにも情熱的な愛の告白を開始。
聞かされている方が恥ずかしくなるような真っ直ぐな愛の言葉に堪えられなくなった敵のパイロットはオーバースキルのスイッチを切ってしまい、そのまま倒されてしまった。
これで出番は終了かと思いきや、最終回にもこのオーバーマンのオーバーコート(パーツ)が登場。
ラスボスに洗脳されたゲイナーたちを呼び戻すため、もう一人の主人公であるゲインがこのオーバースキルを利用し、自身の心の声や相手の心の奥に眠っていた想い出を伝え合うことで本来の人格を目覚めさせ、ラスボスの洗脳を解除した。
ひみつ道具「さとりヘルメット」があれば、30メートル以内にいる相手の心を読める。
劇中ではこれをジャイアンに奪われて大惨事になり、解決策としてドラえもんは前述の対策を取る事になった。
他にも相手の心や考えていることを覗くひみつ道具として「読心ルーペ」「ナニスルグラス」「することレンズ」等もある。
ちなみに逆の効果があるひみつ道具として、食べると周囲に自分の考えが勝手に伝わってしまう「テレパしい」も存在する。
ジャスミンはエスパーである。相手に触れる事で心を読む事が出来るのだ。(by.ナレーション)
また物体を通じて、それに触れていた人の思いを読み取る事も出来る。
- ギガロマニアックスの皆さん(科学ADVシリーズ)
他人の思考を自身の妄想として読み取る「思考盗撮」という能力を持っている。
盗撮の仕方はギガロマニアックスによって様々で妄想が鮮明な映像として映し出されたり、梢のように無差別に音声として流れ込む例もある。
なお、シリーズ第四作目『CHAOS;CHILD』に登場するギガロマニアックスは使用できる能力が一つに特化しているため、
個別で思考盗撮能力を持っている人物以外は使用できない。
- 岩兵衛(花の慶次)
慶次の家来。鬼のような風貌の大男。異能者の末裔である七霧の里の忍者。見た目通りの怪力と見た目に反した身軽さを活かした体術で戦う。
慶次の心の爽やかな風に惚れ込んで仲間入りし、心を読む能力で慶次のサポート(敵忍者の個人情報暴露、敵兵士が無理やり徴兵された百姓かカネ目当ての傭兵かの判別など)を行う。
様々な悪意や自身の風貌への恐怖心が流れ込んでくる街の人混みは苦手。また、心に深い虚無を負った敵の心を読み恐怖のあまり倒れることも。意外と繊細な人。
- 三宮紫穂(絶対可憐チルドレン)
「ザ・チルドレン」のサブリーダーで、超度7に達している接触感応能力者(サイコメトラー)。
能力の一貫として触れてさえいれば相手の思考を読むことができる。人間だけでなく動物の思考も読める。
もちろん物体に触れればその使用方法や、背景の記憶を見出すことも可能。
間接的に触れるだけでもよく、中学生以降持つワイヤーガンを介すれば直接触れる必要さえなくなる。
アニメ版でポエチックにナレーションやってることがあるが、それは無自覚に発現するアクセス型アルター「夢(ハート・トゥ・ハーツ)」で他人の心を夢で見ているため。
無常矜持のアブソープションに取り込まれてからは眠らされて専用の読心能力として使われ、超音速で攻撃するクーガーに対応する力さえ与えた。
カズマの接近に伴いその思考を読み取ってヤンキー口調になるのは色んな意味で名シーン。
魔道具「心眼」による読心とそれによって対応を変えていく「砲鬼神」による多彩な攻撃を得意とする裏麗。
よくとんでもねえ「心眼」の攻略法が話題となるが、声と感情を失った螺閃と唯一コミュニケートできるという点はちょっと切ないと言えなくもない。
- コブラ(FAIRY TAIL)
闇ギルドに所属する毒の滅竜魔導士。
心の声を聴く魔法によりナツを追い詰めたが、耳が良すぎたせいでナツの大声だけで敗北した。
呼吸や筋肉の収縮まで聞き取れることから正確には"心の声"を聴く魔法では無いと推測される。
忘れられがちな設定だけど、研少年はエスパーなんだ。
読心能力も使えるんだけど、あまり使ってないからあるエピソードで、発話障害を持つ少女小泉ヘレンに「そうか、口が聞けないんだね。さ、何でも言ってごらんよ」と言った結果、可哀想なお友達視聴者からキチガイ扱いされたこともあるんだ。
あと、遠く離れた所にいるバリカンの祈りを受信したこともあったね。
アーティファクト『いどのえにっき』を所持する麻帆良学園中等部所属の学生。ネギ・スプリングフィールドと仮契約を結んだ従者の一人。
大判の本の形をした魔道具で、名の通り対象の心理状態や思考を絵日記めいて浮き彫りにする。
条件は「1.効果範囲は半径約7.4m 2.真名を本人に呼びかける」。また、質問をすることでその答を強制的に浮かび上がらせることが可能。
これが強力無比であり、真名を知る必要こそあるもののそこだけ突破すれば、どれだけ口の堅い人物だろうと格上の相手だろうと、望む情報を引き出すことができる。
後に魔法世界にて、直接「我汝の真名を問う」と聞くことで真名を暴く『鬼神の童謡』、自動読み上げしてくれる『読み上げ耳』の魔道具を自主的にゲット。
それぞれ発動条件と機動力の低さを補助するアイテムとして活躍し、試したところ数秒で仲間PTの人間関係が割れてしまい、冷や汗を垂らしながら濫用を控えることとなった。
ネギの契約者はフェイトでさえ「何で?」と疑問するほど強力なアーティファクトが発現する傾向にあるが、これは瞬間回復・状態異常解除の近衛木乃香と並ぶチート級。
情報アドバンテージを一瞬でひっくり返される脅威から、ネギパーティの中で最も警戒されていのたは他でもないのどかである。
実際、悪役ながら比較的穏当なフェイトをして、真名を知られるや否や『永久石化』というトップクラスに重い(解呪の可能性は不明)対抗策を採ったほど。
さらに本人が意外と動けるため、作中屈指のチートアイテムを奪取し、その使い方を把握、ラスボス勢が泡を食って止めるまで大立ち回りを演じる……という無法を見せた。
アーティファクトは本人の資質により生まれ出るものではなく、どちらかというと“与えられる”ものなので、
「こんなヤバいのが一般女子に出ていいの?(意訳)」との危惧に「嬢ちゃんなら悪用はしないと判断されたんじゃね(意訳)」との仮説が立てられている。
- ジャン(南国少年パプワくん)
赤の秘石の番人。読心術が使えるが、上述のようにかつての親友にイジられただけで全く役に立たなかった。
武器がワイヤーということもあってスパイ活動にはうってつけだったはずだが、正体がバレたことに気付かず始末されている。本ッ当役に立たんのうこの番人!
それもあってか決着がついた後番人をクビになった。
宇宙より飛来したケイ素生命体……に留まらない知性体。
ヒトの思考を無条件で読み取ることが出来、ファフナー・ノートゥングモデルで変性意識が実用化されるまでは圧倒的なアドバンテージを誇っていた。
作中世界の地球上の生命の進化にフェストゥムが関わり、現代のフェストゥムが集合意思の中で情報を共有する仕組みを応用しての読心であるため、
ヒトに限らず地球上のあらゆる生命に適用できる可能性がある。
逆にフェストゥムがいない地球の人類や異星人に効くかは微妙なところなのだが、スーパーロボット大戦シリーズではそこまでは区別されずごく一部の例外を除いて全ユニットが対象となる。
- ハオ(シャーマンキング)
読心能力により心を病み、シャーマンキングとなって人類秩序の崩壊と再編を望むようになる。ただでさえ作中最強なのに読心能力により不意打ちすら効かず優秀な仲間も多いため、まともな手段での撃破はほぼ不可能。
最終的には説得をもって心の闇を癒し、和解することとなる。
世にも珍しい2つの能力を持つNEXT能力者。
「心の声を聴く」読心能力に加えて強力なバリアを張れるため、まともにタイマンを挑んでもまるで攻撃が通らない。
さらにバリアをビーム砲のように利用できるため、防御のみならず攻撃力も極めて高い。
- コデブン(ボボボーボ・ボーボボ)
読心術を使う毛狩り隊Rブロック隊隊長。
ボーボボの鼻毛神拳をかわすだけでなく、首領パッチの心理(キュウリなの~キュウリなの~)を突いてキュウリを投げつけるなど手玉に取る場面を見せつける。
しかし、ボーボボの神髄である鼻毛劇場の前では自慢の読心術も無意味であった……。
施設で育成されていた『心を読む』能力者。常時発動しているので、ネガティブな感情や自分に対する悪口も全て聞こえてしまう。強い負の感情や多数の人間の心を一度に読むと気分が悪くなる事もあり、新月の日には能力が使えなくなるという弱点もある。その性質上思考の早い義父のロイド・フォージャーは天敵である(ロイドにとってもアーニャには考えてることが筒抜けなので天敵なのだが)。
- 関根すみれ(4人はそれぞれウソをつく)
ウソがテーマの作品では半ば禁じ手である、『心を読む』能力の持ち主。すみれ自身がそれを隠している(=ウソを知らない振りしている)ので何とか話が成り立っているといってもいい。
能力の対象は『女性限定』という欠点を持つが女性しか居ない女子校では何の意味もなく、彼女がその気になれば直ぐに作品自体が終わってしまうことだろう。
などと大層なことを書いているが実はこの作品の主要人物の一人である由井翼こと由井剛は男の娘であり、彼の心だけは読むことができない。そうなれば『心が読めないから男性だ』と気づきそうな物だがすみれ自身はあまり頭が回らないのか、『心が読めない』理由が分からず不思議がっている。
- パワプロ
パワプロアプリにて野手の金特として読心術が登場。
効果としては発動すると相手の投げる球種が見える本編でいうすけすけゴーグルの特能版といったところ。
球種が分かってしまえばボールの着弾点やタイミングを推測しやすくなる強力な効果だが、これに慣れてしまうと読心術無しで打てなくなってしまうなどの副作用も出てしまうため注意したい。
また、発動は100%ではなく鉄仮面という投手金特で防がれてしまうため過信はできない。
◆余談
テレパシー(精神感応)との違い
- 「送信」が可能か否か
項目序盤にあるように、精神波による会話=送信が出来る。これは時に、精神操作に近い能力とされている事もある。
例として漫画「ARMS」作中で世界最強と言われるテレパスの「天使(エンジェル)」ユーゴーは、この能力によって意識レベルが低く自我の無いゾンビのような存在を操作し兵力化した事がある。
この使い方では食蜂の能力などにみられる”精神操作”や”洗脳”や”記憶改竄”と違い、命令を常時打ち込み続ける必要があり、それが途切れるとゾンビ兵の動きも止まってしまう。
ようはラジコンに近いものであり、プログラミングで相手をロボット化するようなものではない。
故に戦闘ダメージで集中が乱れた際にはゾンビ兵の操作も乱れている。
似た例の古いものでは「バビル二世」の3つのしもべのコントロール争奪戦が挙げられる。
ある戦闘の時、塔に選ばれなかったとはいえ強力なESPを持つ自負のあるヨミが「わしにも同じことが出来るはずだ」と考え、強く信じ念じた。
するとヨミは顔面の形までも変形しバビルそのものになる。そしてその精神波は、一時とはいえバビルからしもべのコントロールを奪うことに成功している。
しかしバビルも気合を入れて精神波を出してくると綱引きになり、その際にはしもべも命令に混乱し右往左往して苦しんでいる。そして最終的にヨミは押し負けた。
対する読心能力は「他者から干渉を受ける能力」であり、やはりテレパスというもののキーは「送信」という点にあるのだろうと考えられる。
- 能力自体に攻撃力があるか否か
前述のユーゴーはまた、イメージの波を強く長時間押しつけ続けることによりレベルが近い強力なテレパスを倒してもいる。
そのテレパスも同様に直接の戦闘力で優る相手に幻覚を見せることで優位に立ち回っており、テレパシーはそれ自体が武器となりうる。
これはテレパスが単体でバトル向きの能力としてある程度完結しているということであり、
テレパスはその能力だけで敵を倒すことが可能で、場合によっては別の誰かを(あるいは敵自身を)操る事すらできるためテレパス本人には他の能力が要求されない。
先述したバビルvsヨミにしても、しもべ争奪戦はヨミとバビルは両者とも非常に強いにもかかわらず互いの顔も見せずに戦っており、
超能力戦でありながら”衝撃波”を直接撃ち合い吸収するような、タフネスのいる戦闘と全く異なる有様だった。
食蜂やユーゴーに至ってはいずれも直接の肉弾戦能力は非常に低いものの、ESPだけでレギュラークラスの戦闘力を持っている。
が、読心能力はそうもいかない。何しろ心を読んだだけでは攻撃にも防御にもならないわけで、
すでに多数例を挙げているが読心能力持ちはその点を衝かれて敗北する例が珍しくない。
”タッピング”の室田のように本人に格闘技の心得があるなら(常人相手には)強力であるが、琴浦さんのようなただの女子が持っても無駄に苦しいだけ。
バービーもといダービーも、別途の特殊能力(相手集団の魂を人質化)で相手を引きずり込んで初めてスタープラチナのような直接戦闘型スタンドと対峙できる…等々、色々と工夫が必要になる。
このため、テレパスと読心持ちではキャラ造形に差が出てくる。
戦闘キャラの場合、テレパスより読心術持ちの方が「武術などの戦闘力か、別の特殊能力や状況との組み合わせで戦っている」というケースが多くなるだろう。
読心術=メリットか?
相手の心を読むには便利な読心術ではあるが、アーニャの項でも書いた通り相手の心を読めるということは自分の悪口なども読めてしまうということである・
常に強制的に発動するタイプの場合それによるトラウマを抱えたり、トラブル回避のため敢えて封印している人物もいる。
前述の斉木も普段は超能力そのものを使っておらず、琴浦に至ってはこの能力が原因で両親が離婚、人間不信レベルにまで陥ったこともある。
A「俺たちずっと友達だよな!!」
B「ああ、そうだな!!(こいつ面倒くさいから絡みたくないんだけど)」
A「・・・」
.。〇(追記・修正は脳内で行い、その内容を読心術で代筆してもらってください。あとファミチキください)
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