登録日:2015/03/09 Mon 23:32:40
更新日:2024/01/12 Fri 10:45:32NEW!
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僕のヒーローアカデミア パワーキャラ 玄田哲章 先代 三宅健太 チート 八代目 平和の象徴 筋骨隆々 吐血 教師 ふたご座 東京都 巨漢 レベルを上げて物理で殴ればいい ゴリ押し 脳筋 残念な指導者 抑止力 自己犠牲 ※日本人です 本名だと誰かわからない人 コメント欄ログ化項目 圧倒的安心感 オールマイト プロヒーロー no.1ヒーロー ワン・フォー・オール 画風が違う 雄英高校 ヒーロー科 もう大丈夫、私が来た!! ワーカーホリック 国籍詐欺 圧倒的アメリカ 教師失格
もう大丈夫
私が来た!!
『僕のヒーローアカデミア』の登場人物。
CV:玄田哲章(VOMIC版) / 三宅健太(TVアニメ版)
◆データ
誕生日:6月10日(ふたご座)
身長:220cm
血液型:A型
出身:東京都
好きなもの:屋久杉・映画
◆概要
“個性”溢れる超人社会に“平和の象徴”として君臨するNo.1ヒーロー。
一人だけモロに画風が違い、アメコミヒーローのような陰影のハッキリした顔と、筋骨隆々の体躯の持ち主。
ちなみに連載前は「こんなオッサンには憧れない」とか、「変に陽気なオジサン」とか散々に言われていたらしく、それが逆に堀越氏に火を点け、気合を入れて描くようになったんだとか。
なお、画風の違いに関しては登場キャラクターも「画風が違う」とメタ的な発言で言及しており、作品世界においても目立つ見た目らしい*1。
雄英高校卒業後はアメリカに留学し、大学に通う傍ら現地でヒーロー活動に勤しんでいた。
本格的なプロヒーローとしてのデビューを果たしたのは故郷日本で、本編第1話から遡ること25年以上前のことである。
いきなり大災害の現場に颯爽と現れ1人で1000人以上を救うという伝説を打ち立てた。
世界各国で“個性”を持つ者の増加に伴ってそれを悪用する敵の犯罪が深刻化する中、ヴィラン達を次々打倒し、逮捕に貢献。
後述の事情から、かつての日本は特に危険な国だったが、オールマイトの圧倒的な強さによって年々犯罪率は減少していき、ヴィランによる犯罪発生率を6%にまで減らした。
各国は軒並み20%を超える中でこの数値が維持されているのは、「オールマイトの存在そのものが抑止力となっているから」と目され、世界中から一目置かれている。
しかし皮肉なことに彼のこのやり口は仇敵であるAFOの『暴力と恐怖による支配』と同質であり、水面下では抑圧された民衆の不満と怒りが貯まり続けている。
それを示すように彼の引退後、犯罪発生率は上昇し、更には一般民衆の暴動へと繋がっていくこととなってしまう。
◆人物
ファンサービスの面でも一切手を抜かず、一般人は無論、事務所に張り込むマスコミ相手ですらサインを求められれば瞬く間に応じる。
雑誌の取材やポテチの袋の写真撮影、活躍ぶりが映画化等、メディアへの協力や活動分野は多岐に渡る真摯な性格。
ある日の活動は、飛行機の離陸を待つより自分で跳んだ方が速いからか、北海道で宣伝を兼ねた生中継を終えたらすぐさま自力で跳んで東京の事務所に着陸し、そしてすぐさま管轄の救助活動に奔走する…といった具合。
事件の知らせが耳に入れば反射的にヒーローとして行動してしまう所為もあって、プライベートの時間が無いに等しい多忙な日々を送っている。
その雄姿は力無き市民に安心を、ヒーローからは敬意を、ヴィランからは恐怖を集める絶対的な存在。
が、実は5年前のある戦いで重傷を負ってしまっており、「呼吸器官半壊」「胃袋全摘」更には度重なる手術と後遺症が重なり、かつての勇姿は見る影もないほどやせ細ってしまっている。
通称「トゥルーフォーム」。
当然というべきか、トゥルーフォームで人前に出ることはなく、ヒーローとしての活動は重傷を負う前の自分と同じ筋骨隆々の姿(マッスルフォーム)で行っている。
ちなみにこの形態変化は、本人曰く「腹筋に力を入れているようなもの」らしい。
本来ならばそんな体でヒーローを続けるなど自殺行為なのだが、オールマイトはその事実を世間に公表していない。
何故なら“平和の象徴”に空白期間があってはならないから。
“平和の象徴”が悪に屈した。そんな事実があってはならない。
抑止力である自分はどれだけ内心で恐怖していようと、どれだけの重圧を感じていようと、常に笑顔で人々を安心させなければならない。
そうでなければ、世界には今以上に悪が蔓延ることになる。
その為にオールマイトは自らの傷を隠してNO.1ヒーローとして君臨し続けているが、事実として、彼が表舞台引退以降、この国の犯罪発生率は3%も上昇してしまっており、さらに本人も、心は折れておらずとも全盛期の力はもう出せないと自覚しており、それに気付いたヴィラン達の間で「オールマイトは弱っている」という噂が広まりつつあることを受け、オールマイトは活動時間によるヒーロー活動の限界を隠すことと、自身の後継者探しを秘密裏に行うことを目的に、自らの恩師でもある校長の勧めもあって母校、雄英高校ヒーロー科の教師として赴任することになった。
その雄英高校付近で偶然、ヴィランに襲われていた少年・緑谷出久を救ったことが、『僕のヒーローアカデミア』の物語の始まりとなる。
出久を助けることは問題なく出来たが、ひょんなことからオールマイトは彼にトゥルーフォームを見られてしまう。
そして、自身に憧れているという彼に「“個性”のない人間でもあなたのようになれますか」と問われたオールマイトは、自らが負った傷を晒し、“無個性”の人間がヒーローの、命懸けの世界に身を投じることを諌めたが、その後、自分が逃がしてしまったヴィランが別の少年を人質にする事件が発生してしまう。
現場に駆け付けたプロヒーローの中にはそのヴィランに有利な個性を持つ者はおらず、自身も既に活動限界時間を迎えてしまっている。
誰も人質の少年を助けられない。そんな空気の中、一人見守る群集の中から飛び出し、囚われた友人を助けようとする少年がいた。
先程救った少年、出久だ。
“無個性”でありながら、そうすることで自分も危険だと知りながら「友人を助ける」という意思で立ち向かった彼の姿に触発されたオールマイトは、既に限界を迎えていた身体を押してマッスルフォームとなり、ヴィランを撃退して人質の少年と出久を助け出したのであった。
そしてオールマイトは、事件の聴取等から解放され、帰路に就いた出久を待ち伏せて接触。
『君はヒーローにはなれない』という自身の前言を撤回して彼のヒーローに相応しい魂を賞賛し、彼を自らの後継者に指名した。
あの場の誰でもない 小心者で”無個性”の君だったから!!私は動かされた!!
“無個性”で只のヒーロー好きな君は あの場で誰よりもヒーローだった!!
君はヒーローになれる
雄英高校の教師に赴任してからは出久を始めとした生徒達を時にコミカルに、時に頼もしく導いている。
ただ、教師としては素人なのでカンペを見たり、授業の意図を生徒に質問してみたら思ったより言われて自身が言う事がなくなってしまったりと慣れない教師業に四苦八苦している様子。
加えて入学以前から出久を支援し、入学後も明らかな依怙贔屓を行うなど他の生徒との公平性は皆無、どう捉えても教師としての適性はない。
出久の…というよりはOFAの師匠としてもダメダメであり、強力すぎるその個性の使い方についてまともにアドバイスすることができていない。
「全身に力を持続させ、徐々に許容出力を上げていく」という基本中の基本すら弟子に教えず*2、出久はグラントリノとの訓練でようやく気づく始末。
体育祭では部位自壊100%ぶっぱしか使えない出久に強く発破をかけたことで腕に爆弾を作らせてしまったりもしているが、後に出久のクラスで必殺技開発の授業が行われた際には、担任でもなければ指導担当でもないのにわざわざ顔を出し、出久のクラスメイトたちにもアドバイスを行いつつ、出久には「君はまだ私のイメージに囚われ過ぎているぞ」と忠告し、結果、彼が爆弾を抱えた腕を用いるパンチではなく、不安がない足・キックを主体とするシュートスタイルを開発する手助けもしている。
また、オールマイトは「OFAが元々はAFOに対抗するべく秘密裡に受け継がれてきた力であり、後継者は巨悪と戦う宿命を背負わなくてはならない」という、本来ならば後継者と見込んだ出久に、個性(OFA)を譲渡する前に伝えておくべき重要事項を話していない。
AFOの詳細に関してもすぐには伝えておらず、彼が出久にそれを打ち明けるのは雄英の職業体験が終わってからとなった。
尤も、これに関しては既にOFAで打倒すべきAFOを自身の手で倒していたと思い込んでいたのも原因と思われ、擁護するなら、OFAの継承者が倒すべきAFOを自身が倒した(と思っている)以上、OFAの成り立ち等についてはいずれ話せばいいと判断し、それよりも、平和の象徴である自分の後継者として、精神面以外未熟な出久を着実に鍛えることを優先しようとしていたのかもしれない。
しかし、それより何より致命的だったのは、「自己犠牲精神」の危険性と問題点を出久に教授する事ができなかった事である。
「ヒーローとは本来、奉仕活動!そこはブレちゃあいかんのさ」とは本人の談。
文言としては確かにその通りなのだが、オールマイトの「全て自分一人で引き受ける」というヒーロースタイルは彼だからこそ成立させられる無茶であって、オールマイトよりスペックが劣る出久がそれを真似てしまえば、潰れてしまって然るべきである。
上述のように、オールマイトは出久の指導に際して、OFAの使い方にしても、ヒーローとしての精神に関しても、良い意味で規格外な自分を基準にしてしまい、精神以外はほぼ常人の出久では自分のように出来るはずもないという、出久に限らず、自分以外の他人を指導する前に念頭に置いておくべきことを失念しているのである。
ある意味では、「天才肌の人間は他人、特に常人を指導することに向いていない」という典型例と言えるかもしれない。
なお、出久を昼食に誘う時などでところどころ女子力の高い仕草をしたり、作者のツイッターでチアガール姿を披露したりと、密かに女子力も高い。
そのため「この漫画の真のヒロインはオールマイト」というトチ狂ったファンもいるとかいないとか。
年齢不詳で通しているが、設定から計算すると実は55歳になる*3。
後に本人の口から「50も半ばを超えて」と言及しており、それ以上の可能性もある。なお、当人も年齢のことは割と気にしている模様。
あと重い立場から当然だが、親類の存在も明かさず未婚を通している。
本名は「八木俊典(やぎ としのり)」、普通とか言わないで。
ちなみに、トゥルーフォームは自分の秘書達にも晒せないが、事務所内でマッスルフォームを維持し続けるのは無理があるため、事務所では「第二秘書室所属の秘書・八木俊典」として、仮の身分を確保している。
◆個性:『ワン・フォー・オール』
オールマイトの“個性”。
巷では「ブースト」とも「怪力」とも言われているその能力は、それに近い超パワー&超スピードを兼ね備えた「超すごい身体能力」である。
身も蓋もないがその拳は一度振るうだけで天候すら変化し、風圧だけで高層ビルを何棟も倒壊させることも容易い。
全盛期にはハリケーンをベアハッグによって強引に霧散させてしまう常軌を逸した行為すら、重い荷物を持ちあげる程度の感覚で悠々と成し遂げていた。
速さは銃弾の発射を見てから躱し、東京大阪間(東京駅から新大阪駅までおよそ550㎞)を14秒で駆け抜ける。
アメコミのスーパーマンみたいな身体能力と思えば概ねまちがいはない。
よってただの通常攻撃が一撃必殺の破壊力を生み、身のこなしが速すぎるためこちらの攻撃が当たらず、当たっても効かないというシンプルすぎて対策のしようがない。
しかしその神髄はただのパワーアップではなく、「力を蓄え」「それを他者に譲渡する」こと。
つまり、オールマイト以前にもこの能力を持った人々がおり、彼らはオールマイトほどのパワーではなかった、ということになる。
オールマイトは8代目継承者にあたる。
ただし、オールマイトは消耗した肉体によって活動時間の限界が3時間まで縮まってしまっている上に、出久に譲渡した事で徐々に“ワン・フォー・オール”が消えつつあり、全盛期より相当に衰えてしまっている。
更にUSJにて対平和の象徴として作り出された改人“脳無”との戦いで限界を超えた戦いを強いられた事で活動時間は1時間を切ってしまった*4。
この脳無戦も本人は「全盛期なら5発で済んだのが300発以上殴ってしまった」と述懐しており、後に宿敵から「5㎞移動するのに30秒(600km/h)かかるなんて衰えたね」と煽られている。
オールマイトはプロデビュー後→AFO戦後→個性譲渡後→脳無戦後と細かく弱体化しているが、いずれの期間でも問答無用に最強。
外伝作品『ヴィジランテ』では在りし日の荒唐無稽な活躍ぶりが描かれるが、時系列的にはあれでも全盛期にほど遠い弱体化モードである。
ちなみにオールマイトの活動時間については雄英の教師達全員が知っているが、“ワン・フォー・オール”の詳細について知っているのは校長やリカバリーガール、友人の塚内刑事等極一部に限られる。
あとかっちゃんも出久から聞かされて知っている。
次代継承者たる出久はその扱いに苦労しているが、オールマイト自身は継承した直後から特に意識することなく自然に扱えたと語っている。
感覚で物事を把握する天才肌であるらしく、教師として四苦八苦しているのもそのあたりに起因するのかもしれない。
時限ロックの解除前だったのでワン・フォー・オールの真骨頂とも言える複数個性の同時発動は使用できなかったが、彼の場合いくつかの個性は自前の技とセンスで再現可能。
◆人間関係
オールマイト自身の存在に憧れる少年。
当初は上記の通り無個性である彼の意志を受け止めつつも、命がけのヒーローの世界に飛び込んでいくのを良しとしなかったが、自身が取り逃がしたヴィランに取りつかれたかっちゃんを助ける行動を目撃し、他のヒーローから見れば無茶な自殺願望に見えたそれを評価して、自身の「個性」の後継者として指名する。
教師になってからは時に良き先生として、時に良きアドバイザーとして彼を導いている。
雄英高校における同僚の教師。
教師としては先輩にあたるが、年齢やヒーローとしてのキャリアからか相澤の方がオールマイトに敬語で接している。
クールな性格や教師としてのスタンスの違いから、彼の厳しさの裏に秘められた生徒たちへの思いやりに気付きつつも「(性格的な意味で)合わないんだよなぁ」とぼやいていた。
- 志村菜奈
ワン・フォー・オールの7代目継承者であり、オールマイトの恩師。
オールマイトが母の様に慕い敬愛していたが、第1話の30年以上前、オールマイトが雄英高校3年生の夏に殺害されてしまった。
高校時代、彼を鍛える為だけに1年間担任を勤めたヒーロー。
そのスパルタぶり(グラントリノ曰くゲロが出るまでしごいた)はオールマイト本人が記憶を封印するほどトラウマになっている。
親友の志村と修行中のオールマイトの三人でオール・フォー・ワンに挑んだが歯が立たず、殿を買って出た志村を置いて撤退した時の無念を共有しており、師匠として教えられることは全て叩き込んでいる。
プロヒーロ―の資格を取得し次第、まだ未熟なオールマイトが玉砕覚悟で師の仇討ちに向かうと危ぶみ、彼に修行を兼ねてアメリカに留学するよう指示した。
第1話の30年以上前にオールマイトの師を殺害し、5年前に相討ち同然となってオールマイト自身にも重傷を負わせた因縁のヴィラン。
上述の通りワン・フォー・オールの原点となった存在でもある。
かつて、オールマイトが最も信頼した最初で最後の相棒だった文武両道のプロヒーロ―。
オールマイトは元々相棒を雇わない方針で活動し続けていたが、しょっちゅうオールマイトの動画を観ている程の大ファンだった彼に根負けして雇った。
しかし、オール・フォー・ワンとの死闘で半ば廃人になっても尚、命を削って戦い続けるオールマイトの痛ましさを見かねて相棒を辞した。
プロヒーロ―には事前事後問わず警察への活動申請が必要だが、1日のうちにほぼ衝動的にヒーロー活動を重ねて未処理の書類の山を作ってしまうオールマイトにとって、とりわけ事務処理能力の高い彼の存在は不可欠だったため、一時期オールマイトはかなり困窮した。
◆余談
彼の決め台詞であり名台詞である「もう大丈夫!何故って?私が来た!!」というセリフは、英語圏では「HAVE NO FEAR! (FOR) I AM HERE!!」と訳されている。
直訳すると「恐れることはない!私がココにいる!!」となり、"FEAR"と"HERE"で韻を踏んでいる等、こちらもかなりカッコイイ台詞となっている。
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以下重大なネタバレ
雄英高校の林間学校の際、敵連合によって爆豪勝己が攫われたことを受け、警察はプロヒーロー達を密かに収集。
結果敵連合を追い詰めるものの別行動をしていた宿敵"オール・フォー・ワン"によって爆豪と敵連合の面々を奪われてしまう。
オールマイトは速やかに彼がいる場所へ赴き、6年ぶりの戦いを始めるのであった…。
全て返してもらうぞ
オール・フォー・ワン!!
また僕を殺すか
オールマイト
お互いに全盛期より劣っているとはいえ互角の戦いを見せる2人。
しかしオールマイト自身は活動の限界時間を迎えてしまったことにより、徐々に追いつめられてしまう。
途中グラントリノが駆け付け2人掛かりで迎え撃つものの、オール・フォー・ワンが放った一撃から民間人を守る為に残された最後の力を振り絞り、決して見せてはいけなかった自らの真の姿……トゥルーフォームを全国民にさらけ出してしまう。
しかしそれでも彼は決して諦めなかった。平和の象徴であるために。
それをあざ笑うかのようにオール・フォー・ワンは彼に告げる。
敵連合のリーダー・死枯木弔はオールマイトの師匠「志村奈々」の孫であると。
それを聞いたオールマイトは怒りと自責の念で心が押しつぶされそうになってしまうが…、
負けないで…
オールマイト お願い…
救けて
姿は変わってもオールマイトはオールマイトでしょ!?
いつだって何とかしてきてくれたじゃんか!
オールマイト!頑張れ
その姿は何だオールマイトォ!!!
なんだそのっ 情けない背中は!!
勝てや!!
オールマイトォ!!
自分に助けを求めるもの、自分に憧れヒーローを夢見る者、自分をライバル視する者の声を受けてオールマイトは再び立ち上がる。
平和の象徴であり続け、この国の平和を支える柱となる為に。
あの邪悪な輩を…止めてくれオールマイト…!!
皆あなたの勝利を願っている…!!
どんな姿でもあなたは皆のNo.1ヒーローなのだ!
ああ…! 多いよ…!ヒーローは…
守るものが多いんだよオール・フォー・ワン!!
だから 負けないんだよ
自らに残された残りかすをかき集め、片腕に力を集中させるオールマイト。
本気で彼を抹殺しようと渾身の力を加えるオール・フォー・ワンの一撃を受け止めつつも、素早く左腕にその力を移動させ一撃を加えるが…
浅い
そりゃア… 腰が
入ってなかったからな!!!
そう、その一撃すらもフェイントだったのだ。
渾身の、そして最後の力を宿敵に叩き込み、
(さらばだ オール・フォー・ワン)
UNITED STATES OF
SMAASH
(さらばだ ワン・フォー・オール)
…長年の宿敵、オール・フォー・ワンを遂に倒したのだった。
その後、メディアの取材に応じたオールマイトはカメラを指差しこう告げる。
「次は君だ」と。
その言葉を聞いた人々はヴィランへの警告と誰もがオールマイトのようなヒーローになれるという意味として聞き取った。
しかしデクには分かっていた。
オールマイトはもう、ワン・フォー・オールを使い果たして
しまったのだ。
自分の憧れのヒーローはもういない。
オールマイトの言葉の真の意味を知り涙ぐむデク。
そしてそんな彼を傍らに見る爆豪。
目指すヒーロー像は違うものの、共にオールマイトに憧れた二人の行く先は果たしてどうなるのだろうか…。
頬に残る弱々しい痛みが
僕に“オールマイト”時代の終焉を じんじんと告げていた。
追記・修正は平和のために力を使い果たした方にお願いします。
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*2 ただ、オールマイトは継承してすぐ、「なんとなく」で100%の力を行使できた逸材と語られており、出久のように「徐々にOFAを身体に慣らしていく」必要がなかったとすれば、そこに意識が向かなかったのもある程度は仕方ない一面もある
*3 オールマイトは高校入学前にOFAを継承し、40年間保有しているため
*4 ただ、その割にその場のノリでマッスルフォームになったりする。そしてテンションが上がって吐血する。無理するなし。
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