リーパー(世界樹の迷宮Ⅴ)

ページ名:リーパー_世界樹の迷宮Ⅴ_

登録日:2018/07/22 Sun 08:11:37
更新日:2024/03/21 Thu 11:28:07NEW!
所要時間:約 15 分で読めます



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リーパーとは、『世界樹の迷宮Ⅴ 長き神話の果て』に登場する職業。
瘴気と呼ばれる不思議な力で相手を病気にして弱らせ、大鎌で刈り取るといった独特なスタイルを持っている。



初期種族はアースラン。
二つ名は、瘴気を纏った状態で、より多彩な状態異常を振りまき戦う『死を振り撒く死神 』
味方の援護や敵の弱体といった補助を得意とし、瘴気を纏った状態で味方を庇う力を発揮する『死を遠ざける死神』





グラフィックはこれまで通り四種(+服装のアナザーカラーで八種)



♂1はおかっぱの少年。
華奢な体にしなやかな腕の筋肉が映える。
中性的な顔立ちなので♀キャラ設定でもいける。



♀1はロングツインテールの少女。
ツインテリボンロリ。♀2もそうなのだが、胸でかろうじて引っかかっているような背中丸出し衣装がとてもエロイ。
横からの構図のせいで、胸の出っ張りと眩しい腋がこれでもかと拝める。
XのボイスにCV内田真礼の中二病があるためデレマスユーザーはこの子をアイドルにしたとかなんとか。



♂2は目つきがヤバい少年。
ヒャッハー!とか言いそうなパンク風。
顔にいくつも付いたピアスがおしゃれ。



♀2はロングヘア―の少女。
ゴスロリ風のヘッドドレスがトレードマーク。
楽しそう笑っているので、♀1より好戦的に見える。






状態異常(バステ)と弱体(デバフ)を得意とする、大鎌が特徴の前衛アタッカー。
歴代職で言うと、剣ダークハンターカースメーカーシノビナイトシーカーが近い。
ただしこれらの職が割と脆かったことに比べ、リーパーは初期種族がアースランなこともあってかなり硬いのが特徴。
また鎌技は範囲攻撃が多いため、雑魚戦で活躍しやすいのもこれまでのバステ職とは一味違う点となっている。
ちなみに鎌以外に剣も装備可能。


同作で似たようなバステを撒く立ち位置の、セスタスやハーバリストとの違いは
リーパー→前衛・アタッカー・状態異常中心・デバフ役
セスタス→前衛・アタッカー・封じ中心・バフ役
ハーバリスト→後衛・ヒーラー・状態異常中心
といったところ。



最大の特徴は、リーパーのみが使える『瘴気兵装』と呼ばれる状態。
瘴気兵装状態になると行動速度が大幅に上がり、一部の技の性能が変化する。
この状態になってからがリーパーの本領発揮であり、範囲攻撃に状態異常が付加されたり
強力な補助技が使えるようになるなど、性能が劇的に変化する。


この状態を維持することがリーパーの基本的な運用となるので、ある意味ブシドーの構えに近い。
逆に言うとこの状態にならないと真価を発揮できないので、痛し痒しな点とも言えるが
戦闘開始時に瘴気兵装になるスキルもあるので、始動が遅い点は克服することができる。


デバフをばら撒くことに関しては兵装状態は関係しないので、場合によってはこちらを主とするのも手。
弱体スキルを使うと自動的に兵装状態になるパッシブスキルもあるので
弱体を撒きつつ、兵装状態になったら攻撃に移るという使い方もできる。
アタッカーからデバフ・バステ役とやれることは多いので、戦闘中継続してパーティに貢献できるのが
リーパーの大きな強みと言える。


またエンカウント率を高め、経験値量を増やす『魂寄せ』を覚えるため、経験値稼ぎのお供にも最適。
マスラオの『新たな強敵』での希少種とのバトルに組み合わせると、もりもりレベルが上がる。
それ以外の地味なメリットとして、最強武器が一層ボスの条件ドロップから作れるため、手に入るタイミングが非常に早い。
金に糸目をつけなければ、早いタイミングで入手して無双することもできる。




『死を振り撒く死神』は、アタッカーとして面が強くなり、さらに多数のバステスキルと攻撃スキルを覚える二つ名。
大きな特徴として、瘴気兵装時に相手をバステにするたびに能力が上がる『黒き刃』『黒き衣』を習得。
これにより更なる火力UPと打たれ強さを手に入れ、前衛としてさらに頼れる存在となった。


また攻撃スキルもさらに多くの状態異常攻撃から、複合属性範囲攻撃からボス用の必殺スキルも目白押し。
これらも瘴気兵装状態なら大幅にパワーアップするため、さらに覚えたバステスキルを駆使して
相手を何度もバステにし、こちらの能力を上げた上で大火力スキルをぶちかますという運用が可能になった。
瘴気兵装+『黒き刃』が積まれた状態の死振リーパーの一発はまさに死神級。
その姿通り、敵の命を刈り取ってくれる。
基本的に自分でバステを撒くことができるので、パーティ編成に性能が左右されにくいのも強みの一つ。


敵の行動阻害と自身の能力上げを同時に行えるのは、死振リーパーのみの特権。
状態異常が決まればそのまま容赦なく相手を刈り取ることができるため、ハマればとことん強いアタッカー。



欠点は、とにかく瘴気兵装状態と相手を状態異常にできるかという事に性能が依存しているという点。
スキルの多くが瘴気兵装時のパワーアップ前提となっているため、瘴気兵装にならない時の能力はアタッカーとしては最低レベル。
はっきり言ってしまうと、瘴気兵装にならないとほとんど役に立たない。
また相手を状態異常に出来るかどうかで火力が左右されるため、戦力としてはかなり不安定さが残る。


さらに『黒き刃』『黒き衣』は瘴気兵装が切れると元に戻ってしまうため、効果が切れる前に兵装をかけ直さないといけない手間がある。
定期的にかけ直しが必要な分、攻撃の手が途切れるターンが出てくるのもアタッカーとしては頭の痛い点となっている。
また当然死亡しても瘴気兵装状態は切れてしまうので、死亡したときの痛手も他職より大きくなっている。


世界樹の状態異常は一度入ると2度目は非常に効きづらくなるため、一旦切れると立て直すのは至難の業。
そのためいかにして瘴気兵装状態を維持するかが、運用のカギとなっている。




『死を遠ざける死神』は、サポート面が強くなり、さらに多くのデバフスキルと補助スキルを習得する二つ名。
デバフスキルのほかに回復などの補助スキルを覚え、より仲間の支援が得意になる。


目玉は、やはり新たに覚えた補助スキル群。
効果はどれも強力で、全体回復・蘇生・バステ防御となかなかのものが揃っている。
デバフもさらに種類が増え、扱える数は全職で一番。より相手を弱体化させることが可能になった。
瘴気兵装状態なら大抵の相手に先制して動けるため、足が速い補助役というのも○。
バステやデバフ・回復を一番手で使えるため、その後の戦闘を有利に進めやすい。


またアタッカーとしての役割も捨てておらず、ボス用の大火力スキルも覚えるため、攻め役として活躍させることも引き続き可能。
基本スキルの鎌技と合わせて、雑魚戦用の範囲技・ボス戦用の単体技と必要なものは十二分に揃っているので問題なく使って行ける。
デバフやバステを巻きながら攻撃し、緊急時には回復も行えるなど、やれることは多く職としてはかなり器用。
総じて攻めも補助も得意であり、敵味方の命を管理する万能型の死神としての活躍が見込める。
死振リーパーとは逆に、死遠リーパーはパーティとの連携で輝く。



欠点は、死振リーパーほどではないにしろやはり瘴気兵装に依存している点。
特に補助スキルで有用な回復・バステ防御の使用条件が『瘴気兵装の解除』のため
必要な時に使うためには、やはり瘴気兵装はある程度維持しないとならない。
ただし弱体スキルを使えば一定確率で瘴気兵装がかかるスキルがあるため
補助中心なら死振リーパーよりは瘴気兵装のかけ直しは楽。


しかしそれとは別に、スキル使用で瘴気兵装が解除→兵装かけ直しのプロセスが必要のため
これらのスキルの連続使用ができないという別の問題がある。
そのため毎ターン壊滅級のダメージを食らったり、状態異常が飛んでくる状況になると対処しきれなくなることが多い。
なので攻撃が苛烈な場合は、もう一人回復役を入れた方がなにかと安定する。
万能型の宿命とも言えるが、特化型の死振リーパーやハーバリストほどの力はないので過信は禁物。



ちなみに、作中登場するオレっ娘ネクパイ死神・ソロルの二つ名はこっち。
死振リーパーっぽいが、実際は死遠リーパーである。
まぁリリコンなので鎌でひたすらヒャッハーしているより、リリの補助してた方が本人も楽しそうだし
彼女とはドラゴンゾンビ戦で共闘することができるが、状態異常を撒いてくる相手なので
回復やバステ防御がとても心強い。




■代表的なスキル


基本スキル

  • 鎌マスタリー

鎌装備時の物理属性攻撃力が上昇する。


攻撃力が上がるので、基本攻め役のリーパーはできるだけ伸ばしたい。
ただしデバフ・バステを中心にする場合はバッサリ切ってしまってもよい。



  • 瘴気の兵装

自身のHPを消費して3ターンの間、「瘴気兵装」状態をとる。


リーパーの要となる瘴気兵装を纏うことができるスキル。
HPを消費するが、全振りで消費HPがほとんどなくなるのでかなり楽に。
行動速度が大幅に上がるため、敵に先手を撃って攻撃・弱体が使えるなどいろいろと便利。
また解剖用水溶液ぶっかけ要員としても光る。




  • 先制兵装

戦闘開始時、一定確率で「瘴気の兵装」を使用する。


全振りで100%発動する。
これがあると、雑魚戦で兵装をかける手間が減るためとても便利。
1ターン目からバステを撒けるようになり、リーパーの欠点の一つである始動の遅さを克服できる。



  • 終わりなき衣

弱体スキル使用時、一定の確率で「瘴気の兵装」を使用する。


運が絡むものの、デバフを撒きながら兵装の維持が出来るスキル。
発動確率は全振りで6~7割くらい。
補助が中心の死遠リーパーとは高相性。



  • 死の審判

瘴気兵装時、自身のHPが減少するたびに一定確率で敵1体に睡眠効果が発動する。


カウンターで敵を眠らせることができるパッシブスキル。
全振りで3割ほどで発動し、成功率はかなり高い。
リーパーの睡眠技はこれだけなので、死振リーパーの『黒き○○』積み用としても使える。


後述の『死の鎌』用の布石としても使えなくないが、
意図しないタイミングで眠らせた結果仲間が起こしてしまうことが多々あるので、そちらを狙う場合は微妙に邪魔になる。
また、状態異常には優先順位があり、暴発した睡眠で有用な盲目・毒・麻痺・混乱を上書きしてしまうことも。
正直色々と問題があるのだが、死振リーパーだとここから各種攻撃スキルにツリーが伸びるので、切るに切れないという地味に困ったちゃん。



  • 繊弱の瘴気

3ターンの間、敵全体の全攻撃力を低下させる。


リーパーの基本デバフスキルその1。
とりあえず撒いておけばパーティーの生存率が上がる。



  • 虚弱の瘴気

3ターンの間、敵全体の封じ・状態異常耐性を低下させる。


リーパーの基本デバフスキルその2。
状態異常を撒きやすくなるので、鎌スキルの布石に最適。
セスタスの封じ攻撃と併用することで終盤のFOEすら簡単に封殺できる。
あとは相方にリードブローで料理してもらおう。


  • 痺止/呪禁の鎌

敵1列に近接斬攻撃。瘴気兵装時、一定確率で状態異常効果が発動する。
痺止は麻痺。呪禁は呪い。


リーパーの基本攻撃スキル。
状態異常にできるのは瘴気兵装時のみだが、単なる列攻撃スキルとしても割りと使っていける。
なお死遠リーパーでは唯一の列攻撃技。
伸ばすなら、敵の行動を妨害しやすい痺止の方がオススメ。



  • 魂寄せ

一定歩数の間、エンカウント率を上昇させ、戦闘で得られる経験値を上昇させる


全振りで2倍とかなり上がる。
マスラオの『新たな強敵』との併用もそうだが、F.O.Eやボス戦の前に使っておくとお得。




死を振り撒く死神

  • 黒き刃

瘴気兵装時、自身が敵を状態異常にする毎に全攻撃力が上昇する。
全振りで一回の状態異常で33%UP、最大累積は3回まで。


ナイトシーカーの闇討マスタリのような、死振リーパーの目玉スキル。
上げ幅が大きいため、二つ名になったらなるべく早く全振りしたい。
なお瘴気兵装が解除されると、上昇した数値は元に戻ってしまう。


後述の『黒き衣』もそうだが、別にリーパーのスキルでなくともリーパー本人が状態異常にすれば反応する。
なのでリーパーにない石化や恐怖・盲目は香で代用すれば、さらに積みやすくなる。



  • 黒き衣

瘴気兵装時、自身が敵を状態異常にする毎に全防御力が上昇する。
全振りで一回の状態異常で14%UP、最大累積は3回まで。


『黒き刃』の防御版。
固くなれば、やられて瘴気兵装が解除される危険性が減るので
こちらもなるべく全振りしたい。



  • 抑制攻撃ブースト

封じ・状態異常成功率が上昇する。


毎度お馴染みバステ用ブースト。
相手をいかに状態異常にできるかが死振リーパーの火力に直結するので、できるだけ伸ばしておきたい。



  • 惨毒/禍乱の鎌

敵1列に近接斬攻撃。瘴気兵装時、一定確率で状態異常効果が発動する。
惨毒は毒。禍乱は混乱。


死振リーパーの新たな鎌スキル。
惨毒の毒ダメージは全毒スキルで最強クラス、混乱は確実に相手の行動を阻害できるなど、どちらも非常に強力。
ボス戦もそうだが、先制兵装と併せれば雑魚戦でとても使える。



  • 鮮血の斬撃

瘴気兵装時、自身のHPを消費し2~4回ランダムに近接斬攻撃。


ふり幅は大きくHP消費が重いが、一発が重いためボス戦でメイン火力になるスキル。
HP消費がある分、TP消費が軽いのも嬉しい。
他の大火力スキルの前提条件と比べると使用条件がとても緩く、気軽にぶっ放せて大ダメージを叩きだせるのが一番の利点。
また天寵シャーマンの『分霊』と合わせると一発攻撃するたびに減ったHPを回収できるため、実質ノーリスクで使える。



  • 冷灰の大鎌

敵1列に近接斬+氷の複合属性攻撃。対象が状態異常であった場合、追加攻撃。


行動速度が遅いが、死遠リーパー唯一の複合属性スキル。
追撃の火力が尋常ではなく、状態異常ならダメージが劇的に跳ね上がる。
瘴気兵装でなくとも使えるのも特徴の一つだが、自前で状態異常にすれば『黒き刃』が乗り、行動の遅さも克服されるため
やはり瘴気兵装状態で使った方が何かとお得。
二回攻撃する範囲攻撃のため、瘴気兵装+状態異常時なら四天マスラオの『三途渡し』との相性も良い。



  • 空蝉の衣

瘴気兵装を身代わりとして戦闘離脱し、ターン終了時に敵1体に近接斬攻撃し復帰。
攻撃前に身代わりが死ぬと発動しない。


火力は非常に高いが、瘴気兵装が強制的に解除されるため
使うと『黒き刃』の累積が元に戻ってしまうという難儀なスキル。
どちらかというと敵の大技をかわすための緊急回避用スキルと考えた方が使い道がある。



  • 死の鎌

敵1体に近接斬攻撃。一定確率で即死効果が発動する。
相手が睡眠状態だと、威力・即死の確率が増加する。発動が非常に遅い。


睡眠時の技の威力補正は、全振りで通常時のなんと3倍以上
睡眠のダメージ補正や『黒き刃』が乗ることも考えれば、文句なしにリーパー最大火力技。
ただし威力はあくまでも睡眠時限定で攻撃すれば当然起きてしまうため、使えるのは1回が限度。
まさしく一発限りのリーサルウェポン。




死を遠ざける死神

  • 生気吸収

敵に弱体を付与した時、自身のHPが最大HPを超えて一定割合まで回復する。


弱体スキルを使うたびに回復するようになるパッシブスキル。
大ピンチを凌げるほどではないが、小さいダメージならこれでチマチマ回復できる。



  • 死の耐性

自身が弱体・状態異常にかかった際、一定確率で無効化できる。


補助役が状態異常にならないのは大きいが、全振りでも効果は薄め。また封じは無効化できない。
それでもとりあえず1振りしておくと、たまに守ってくれる。



  • 削弱/闇弱の瘴気

3ターンの間、敵全体の全防御力・命中率を低下させる。


死遠リーパーの新デバフスキル。
削弱は全体・全防御力低下なのでとても便利。
闇弱は目に見えて当たらなくなるわけではないが、幻影フェンサーのお供などに最適。



  • 贖いの血

瘴気兵装を解除して味方全員のHPを回復する。
一定の確率で状態異常も回復する。


瘴気兵装を使う分、高倍率・全体回復・状態異常回復と連続使用できないことに目をつぶれば非常に高性能。
ただし封じ回復はできない。
また全振りでも状態異常回復は100%にならないので、たまに抜けが出る。



  • 瘴気の防壁

瘴気兵装を解除し、このターン味方全体の封じ・状態異常を一定確率で防ぐ。
最速行動。


全振りで100%防いでくれる。
先制兵装と併せれば1ターン目から使えるのも〇。
面倒くさいバステを撒いてくる雑魚やボス相手の時に心強い。



  • 魂転移

敵1体の弱体を全て解除し、このターン味方が戦闘不能になると一定確率で復活させる。


選んだ敵にデバフがかかってないと何も発動しない。
復活できるのは一人一回までで、全体攻撃などで全滅した場合は復活しない。
全振りで75%と確実性はないが、全員分の保険と考えるとかなり高め。
運さえあれば、やられてもネクロマンサーの死霊のごとくゾンビのように復活する。
リーパーのデバフはすべて全体効果なので、敵が多ければ数ターン連続して使えるのもゾンビっぷりに拍車をかけている。



  • 泡沫の鎌

敵1体の弱体を全て解除し、弱体と同数の近接斬攻撃。


死遠リーパーのボス用大火力スキル。
最高で3回・全振りで一発の倍率700%と、カタログスペックでは死振リーパーも含めた技の中で最強。
ただし3回デバフを撒く手間や、死振リーパーだと『黒き刃』が乗る、この技を使うと攻撃前に弱体スキルを解除してしまうため
デバフが乗らないことを考えると、総合的な火力は2~3番手に落ち着く。


それでも基礎火力が高く、デバフは失敗しないため下準備もしやすいことを考えると非常に優秀な技。
マスラオの『鎧通し』やハーバリストの各種スモークスキルなど、専門でなくともデバフを与えられる職は結構あるので
これらと連携して下準備のターンを少なくすると、早いサイクルで連発できる。




■転職

単なる前衛アタッカーではなく、デバフ・バステが使える・補助スキルが多い・最強鎌の鍛冶スキルがINT依存の全体炎攻撃『爆発』など、
一風変わった特徴が多いので、割とどの種族でも輝く部分がある。



セリアンは、耐久が減る代わりに高いATKで攻撃力が上がる。
ただし注意すべきはLUCが低いため、バステが撒きづらいという点。
そのため死振リーパーだと『黒き刃』が乗りづらいため、総合的な火力ではアースランに劣ることが多い。
またWISも低く『贖いの血』での回復も苦手のため、アースランと比べると大分行動は狭まってしまう。


とはいえ、バステにできなくとも高い火力を出せるのは便利。
死遠リーパーなら弱体スキルを使いつつ、『泡沫の鎌』を使うだけでも十分強い。
死振リーパーでも抑制攻撃ブーストがあるので、アースランほどではないが状態異常も狙えないこともないし、
他に状態異常役がいれば、『冷灰の大鎌』も安定して使うことができる。
バステに頼らず安定した高火力リーパーが欲しいときには、選択肢に入る。



ルナリアは、前衛職と後衛型種族というミスマッチな見た目に反して意外と相性が良い。
もちろん前衛としては使えないが、LUCが高いためバステも十分狙えるし、TPも高いので息切れもしにくい。
さらに死振リーパーなら『黒き衣』、死遠リーパーなら『生気吸収』で耐久面も補え、瘴気兵装なら足の遅さも補えるのが嬉しいところ。
また高いINTで最強鎌の『爆発』を使いこなすことができ、雑魚戦での殲滅力ならアースラン・セリアンの前衛型種族よりも上のため
アタッカーとしても光るものがある。


死振リーパーはデバフと各種鎌スキルでバステを撒くのが中心になるが、『虚弱の瘴気』+抑制攻撃ブーストで
ルナリアのユニオンスキル『チェーンブラスト』の全封じがより決まり易くなるのが大きい。
他種族のリーパーにない封じが使え、ボス戦でも十分狙えるのはかなりの強み。
『黒き刃』も全ての攻撃力が上がるので、『爆発』や起動符で戦うなら取得しておいても無駄にならない。
死遠リーパーも、高めのWISで『贖いの血』の回復量が多いため、よりサポートがしやすくなる。
また死振リーパーより成功率は劣るが、虚弱の瘴気&チェーンブラストはこちらでも強力。


総じて中々にステと職業が噛みあっており、転職としてはかなり強力な組み合わせ。
攻撃が『爆発』や起動符頼みになることを除けば、サポート役としてはアースラン以上と言える。



ブラニーは、死遠リーパーならデバフを撒ける回復役としてかなりの活躍が見込める。
全種族中最高のWISによる『贖いの血』の回復はとても心強く、また瘴気兵装がない時でも種族スキル『薬草学』の
アイテム回復やユニオンスキル『ヒギエイアの杯』で問題なく回復役を務めることができる。
遅めの足は瘴気兵装で補えるし、LUCが低さからくる状態異常への弱さも『死の耐性』である程度緩和可能。
攻撃はルナリアと同じく鎌なら『爆発』頼みになるが、低LUCからバステは撒けないので
いっそサポートに適した鍛冶スキルをがある武器を装備させると行動に幅が出る。


逆に死振リーパーには全く向いていない。
ATKが低いためまともにダメージが出ないわ、LUCが低いため要のバステも撒けないわと散々。
はっきり言ってメリットがほぼないので、縛りプレイでもなければ出る幕はないと思われる。




世界樹の迷宮X

世界樹の迷宮シリーズ総決算となる今作にもセスタスと共にⅤ代表として参戦。
今作では二つ名制度が撤廃されサブクラス制が復活したため、リーパーは死振死遠のスキルを折衷しつつ死遠リーパー型に近い性質の職になった。
その分本来死振死遠のどちらか片方だけに特化させることが前提だったスキルが一つに統合されたためSPは常にカツカツの状態であり、場合によっては一部のスキルをバッサリ切り捨てる覚悟も必要になるだろう。


性能面では瘴気兵装のHP消費が撤廃され戦闘開始時に自動発動するようになり、泡沫の鎌の弱体解除がなくなるなど全体的に見てかなり強化されている。
また『黒き衣』の条件緩和(瘴気兵装になった時点で発動する)や、兵装解除スキルを使用してもターンを減らす代わりに解除されない『瘴気残留』の習得するなど、扱いやすい調整も施されている。


特に『瘴気残留』は強力で、Ⅴ時代には不可能だった数ターン連続しての回復やバステの防御が可能になり、デバフ・バステと併せて補助役としてはかなり光るものを持っている。
地味にWISが全職3位という高さなので回復役としても十分やっていけるポテンシャルを持っており
さらにキャラ紹介こそ中衛だが他のバステ職と違って打たれ強いため、固いバステ&補助役という独特の立ち位置を確保している。
無論アタッカーとしても、広範囲にバステを撒ける豊富な範囲鎌スキルとボス用スキルを持っているため、メインにはなれずとも十分なものが揃っている。



欠点としては、サブクラスを考慮しない火力に関してはATKが低いためメインを張るには少々厳しいのと、バステ職に関わらずLUCがあまり高くないという点。
雑魚戦ならともかくボス戦になると状態異常を撒くのが厳しくなるため、
バステ役として機能させるなら抑制攻撃ブーストや『虚弱の瘴気』での補助は必須。
いっそ補助に注力させてバステ関連は切ってしまうという選択肢もある。
AGIも低く、『瘴気の兵装』の速度補正も下がったので速度を補強する手段も用意したい。
また万能型の宿命だが、特化型に比べると回復やバステ役としては流石に見劣りする部分が出てくるので、
他のパーティメンバーとの連携で、足りない部分は補うようにしたい。



またサブクラスという新たな境地を拓いたことで今までのリーパーとは全く違った運用も可能になった。


相性が良いのは同じ状態異常特化のナイトシーカー、ドクトルマグスと陣術で縛りに特化したミスティックか。


ナイトシーカーは豊富な状態異常スキルと夜賊の心得、追影の残滓、闇討ちマスタリの組み合わせによる火力引き上げを利用した前衛アタッカーとして運用する。
ドクトルマグスの場合、吸気・吸命によるシナジーを利用した持久型アタッカーとしての運用がメインになる。
元々耐久はそれなりで『黒き衣』で硬くなれるので思い切って二刀流にしサブのスキルで追撃するのもいい。


ミスティックの場合は、習得できる陣術で縛りをカバーし、封じ・状態異常によってパーティ全体を支援するサポート特化後衛としての役割が中心。サブの抑制攻撃ブーストも取得すれば更に万全。


他にも『リカバリーガード』で自身ではできない列対象の封じ治療ができるパラディンも有効な選択肢である。



サブクラス候補としては、ステに左右されない弱体やバフ欄を埋めない瘴気兵装とそこからのTP回復・『黒き衣』での防御アップなど
どのクラスでも腐らないスキルが多いため、結構優秀。
特になりたい職が無かったら、とりあえずリーパーにしておけば問題ない。
逆に言うと特定職との組み合わせによる爆発力はないため、あくまで本職をちょっと強化してやれることを増やすくらいの立ち位置になる。




追記・修正は、瘴気を纏ってからお願いします。



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  • ♀2のね おっぱいがね さいこうなの -- 名無しさん (2018-07-22 19:55:24)
  • 毒殺ハバの先制スモークから死振セリアンの冷灰でワンキルも可能、レベリングが捗る。ただ第六階層の稀少個体だと返り討ちも少なくない -- 名無しさん (2018-07-22 21:34:25)
  • Ⅴはやってないけど世界樹Xのリーパーは便利すぎる。プリンセスと組ませたらメディックがいらなくなった… -- 名無しさん (2018-09-17 17:32:08)
  • 火力とバステ付与能力が落ちた分、使いやすくなったって感じだなXは。とりあえずのサブとしても優秀 -- 名無しさん (2018-09-17 20:25:52)
  • 世界樹Xではナイトシーカーとの相性が良すぎる -- 名無しさん (2018-09-17 20:46:26)
  • XのメインリーパーはSPが本当にかつかつ。レベル130引退レベル130でもサブ含めると足りなかったりする。それだけ便利なスキルが多いという事でもあるが。 -- 名無しさん (2020-09-22 23:24:06)
  • Xのリーパーはサブシノの汎用性が良かったな。幾つかの武器に依存しないスキルとパッシブが全て噛み合ってる -- 名無しさん (2021-08-24 00:39:40)

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