登録日:2018/03/11 (日) 11:02:00
更新日:2024/02/19 Mon 11:56:15NEW!
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チート 厨二項目 スキル 無効化 反射 吸収 ゼットン ベムスター 最強 能力 能力バトル ハイリスクハイリターン 特殊能力 異能力 コメント欄ログ化項目
『吸収』、及び『反射』とはバトル漫画などで使われる能力の一つである。
●目次
◆概要
「吸収」は読んで字のごとく相手の放った攻撃を自身の内に取り込んでしまう能力。
「反射」もほぼ文字通りに、相手の攻撃をどこかへ(多くの場合は相手へ)跳ね返すことで無効化する能力。
両者はセットになってる事も多く、「向かってきた攻撃を、一旦吸収してから撃ち返す」「向かってきた攻撃をそのまま反射する」という両者の描写はよく似ているため混同されることも珍しくない。
なお、いずれにせよ本項目では、相手の攻撃等を“受動的”、ないしは“自動的”に対処し、吸収・反射する もののみを取り扱うこととする。
◇傾向
主人公が持っていることはあまりなく、物語中盤から終盤にかけての強敵が持っている事が多い。
無効化のバリエーションとして扱われることもあるものの、ただ効かないだけでなく攻撃すればするほど強くなってしまったり、強力な攻撃が跳ね返ってきたりするため、迂闊に行動するとそれだけで被害が増す点で大きく異なる。
ただの無効化が防御であれば、吸収/反射は攻防一体と言える能力となる。
一旦は攻撃を受け止めるのが前提のため、回避や逃走とはあまり縁がない。
◇対処法・対抗策
単なる無効化能力持ちより厄介だが、作劇上、制約や突破法として吸収できる上限が存在していることが多い。
その上限を超えてしまうと飽和状態になって逆に吸収能力持ち自身がダメージを受けてしまったり酷くなると吸収したものが暴走して自滅してしまうケースもある。
実際に主人公サイドが苦戦しながらもそうした弱点を突いてようやく破るという展開もよく見られる。
その為、手数が多いキャラや単純に巨大なエネルギーを扱えるキャラは天敵と言え、通常の無効化能力に比べてハイリスクハイリターンな能力として扱われるケースがかなり多い。
◆分類
一括りに吸収や反射といっても意外とバリエーションがある。
既に述べた通り、ただ攻撃が効かない、というだけでなく「相手の攻撃をどのように活かすか」がキモ。
- 吸収
一旦受け止めて蓄積するという点はおおむね共通しているが、吸収した後どうするかが重要なポイントとなる。 - 吸収→回復
恐らく最もポピュラーなパターン。「ま、魔力を食ってる!?」or「光線を食いやがった!?」的な感じである。
敵の放った攻撃を吸い取って自分を回復させる。無傷の状態で吸収すると不具合が出ることも。
ゲームでは攻撃されると逆にHP等が回復するものがこれにあたる。 - 吸収→強化
上記と微妙に異なるパターン。
ほとんど同じものとして扱われることも多いが、腕力を強化するなど自身にバフ効果をかけるもの。
傷ついた状態では回復し、無傷の状態さらに吸収できれば強化…といった両方を兼ねるものも。 - 吸収→蓄積して発射、強化
なんらかのエネルギー等として蓄積し、任意のタイミングで使用できるタイプ。
多くは相手の放った攻撃を数発分まとめたり、自分のエネルギーをプラスして元の攻撃より強力にしてお返しする。
受けたものの性質は変えず同じ攻撃の巨大版を放つものや、改めて回復や攻撃に使うなど、最も便利なタイプ。
ゲームで言えば、攻撃を受けるとMPが回復するようなもの。 - 吸収のみ
ただ自分の内に吸い込んでしまうだけ。攻撃を無効にできるが、食べ過ぎには注意。
ただの無効化と比べ、デメリットだけが目立つためか珍しい部類。
- 反射
反射については、性質を変えられないことがほとんどであり、また「攻撃のベクトルが変わる」という現象自体にはバリエーションがつけにくいため、使い方等で分類される。 - 反射方向での分類
- 攻撃者とは別方向へ逸らし、防御のみに使用する
- 攻撃を放った者にそっくりそのまま跳ね返す
- 反射した際に方向を任意で制御できる
といった具合。
反射方向の制御が任意で行える場合は、必然的に上位の能力として扱われる傾向が強くなる。 - 増幅・減衰の有無
反射した場合に威力の変化があるものも多い。
よく見かけるのがボクシングのクロスカウンターよろしく「敵のエネルギーに自分のエネルギーを上乗せしてお返し」という増幅型。
減衰型は比較的少ないと思われるが、一部のみを反射する(残りは自分が食らう)というパターンは特にゲームでそこそこ見かける。 - 反射に伴う消耗の有無
明確に描写されることは少ないが、反射能力の使用にはある程度の消耗を強いられることが多い。
回数制限などがある場合も。
◆類似項目
- ドレイン技
… 同じ「吸収」という単語を用いることも多いが、“能動的”に体力や魔力、能力を吸収/奪取する場合はこちら。
ただし、能力が有効なまま攻勢に出れば実質攻撃技となる場合もあるので、両者の境界は時に曖昧である。 - カウンター
… 攻撃してきた相手に攻撃を消すという意味では「反射」と似ているが、「相手の攻撃をそのまま返す」のではなく、「相手の攻撃によって生じる隙に自分の攻撃を叩き込む」タイプはこちら。 - 鏡
… 可視光線を反射する物質の代表例
◆主な吸収の使い手・能力
項目があるものの詳細については個別項目を参照のこと。
○吸収→回復
・ネス(大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)
下必殺ワザの「サイマグネット」はエネルギー系の飛び道具を吸収して蓄積ダメージを回復することができる。
原作シリーズが同じであるリュカも技の性能は異なるが同じことができる。
・ちょすい・ちくでん・かんそうはだ(ポケットモンスター)
特定のタイプの技を受けた時、それを無効化して逆にHPを回復する特性。
ダブルバトルで味方の全体攻撃を喰らって回復するコンボ等もある。
・イタミ・ジツ(ニンジャスレイヤー)
敵からの攻撃の痛みを自分のニンジャ回復力に変えるというイタミ・ニンジャクランのドM能力。
代表的な使い手はアゴニィ=サン。
我らが死神も苦戦させられるほどやっかいな能力だが、自傷では回復せず、痛覚神経を破壊されて痛みを感じなくなると封じられてしまう弱点がある。
対処法さえわかってしまえばたいして恐ろしいものではなく、ラオモト=サンも使ったがすでにフジキドは対処法を知っていたため不発に終った。
・妖獣スナッピー(デビルサマナー ソウルハッカーズ)
同タイトルに登場するボス悪魔。
パラダイムXのバーチャル美術館で主人公達と対峙する。
物理攻撃に強い耐性を持ち、挙句「ボクには魔法は効かないっキュ!」と宣い、実際に魔法を吸収してHPを回復してしまう。
これだけだと非常に攻略がしんどいボスである。
しかし、戦闘中のスナッピーの発言自体が自分の身を守るための嘘であり、お構いなしに魔法を撃ち続けていくと許容量を超え倒れてゆく。*1
ゲーム中でもそれにつながるヒントが何回か登場する、「飽和状態になって自滅」というパターンの一例である。
・○○以上ダメージ吸収(パズル&ドラゴンズ)
主に敵モンスターが使用する。吸収→回復の中でも珍しい部類の能力。
規定の上限を超えてしまったダメージを超えた分吸収・・・ではなく超えたら最後、そのダメージ全てを吸収してしまうという衝撃の妨害ギミック。
「スフィンクス降臨」において中ボスの覚醒ソティスが使用した、ナイルの加護(999ターンの間、20万ダメージ以上の攻撃を吸収する)が初出。
○吸収→強化
・スタービルドストライクガンダム(ガンダムビルドファイターズ)
プラフスキー粒子の特性を利用して、敵の放ったビーム攻撃を吸収・自機のエネルギーとして貯蓄する「アブソーブシステム」を搭載した「アブソーブシールド」を装備する。
詳細は項目参照。
・人造人間19号/人造人間20号(ドラゴンボール)
両者共に、掌に吸収装置を内蔵し敵のエネルギーを吸収してしまう。
なお、直接相手に触れてもエネルギーを吸収する可能である。
吸収能力を攻撃としても転用可能な例。
・超17号(DBGT)(ドラゴンボールGT)
19号や20号とは異なり、気弾のエネルギーを全身で吸収できる能力を持つ。
ただし、吸収中は身動きが取れないという弱点もあったため、18号が気弾の連続で足止めをしている隙に、物理攻撃である龍拳をダイレクトに受けて敗北。
・ヴァーリ・ルシファー(ハイスクールD×D)
そのセイクリッド・ギア「白龍皇の光翼」は対象の力を半減し自身に上乗せすることができる。
・輪廻眼(NARUTO)
劇中最強の瞳術。その能力の一つ「餓鬼道」はチャクラ・忍術を吸収・自らのチャクラへと変換できる。
木遁は吸収できないなどある程度の限界はあるが、大筒木モモシキの場合は餓鬼道を超越した吸収・放出ができる。
・マドー(勇者指令ダグオン)
当初はラスボスと思われていた敵で、スペックはラスボス級。
ビーム・飛び道具・集中攻撃問わずあらゆるエネルギーを吸収して無限に巨大化し、巨大化すればするほどパワーも強化される。
最終的に最終形態スーパーファイヤーダグオンの命を削ってフル装備フルパワーで渾身の必殺技を放つという戦法により、防御も吸収も回避もできない状況へと追い込んで辛くも突破した。
・ビショップ(X-MEN)
あらゆる種類のエネルギーを吸収し、身体能力・耐久力・治癒力などの増強、エネルギーブラストとして利用できるミュータント能力を持つ。
・セバスチャン・ショウ(〃)
あらゆる衝撃エネルギーを吸収し、自らの腕力に換えるミュータント能力。
その他にストロングガイなども似たような能力を持つ。
・マーベルコミックスの吸収・変換系能力者
- エネルギー全般に対応可能 … ハボック、ヴァルカン、スカルファイア、エルグ、ケイティ・パワー(エナジャイザー)、ヘチなど
- エネルギーを自身の巨大化に使用 … ウルティモ、リビングモノリスなど
- 反物質エネルギーを吸収・放出 … ブルーマーベル、アンチマンなど
- 電気エネルギーを吸収・放出 … エレクトロ、サージ、バロン・フォン・ブリッツシュラーグなど
- 多彩なエネルギーを吸収し、電気に変換 … ウルティマトン
- サイキックエネルギーを吸収・放出 … ジーン・グレイ
- 核エネルギーを吸収・利用 … エヴァーレイス
- 音エネルギーを吸収し、光に変換 … ダズラー
- 衝撃エネルギーを吸収・放出 … マーヴェリック(初代)
- 太陽エネルギーを吸収・利用 … ピート・ウィズダム、ヴィジョン、ヴィヴ・ヴィジョン
- 多彩な能力の一つとして所持 … アポカリプス、サノス、ロナン、ギャラクタス、エヴァン、キャロル・ダンバースなど
・DCコミックスの吸収・変換系能力者
スーパーマンのヴィランのパラサイトは生命エネルギーやその他のエネルギーを吸収・放出する能力を持ち、相手の特性を奪い取る。
グリーンランタンのヴィランのブラックハンドはランタンのエネルギーを自在に吸収する武器や生命力を吸収する義手を保持していた。
・ハンプティ・ダンプティ(ARMS)
キース・ブラック(後にキース・ホワイト)の持つ落書きデザインのARMS。
その「黒い力場」はあらゆるエネルギーを吸収して無効化してしまう。
加えて力場で受けた攻撃を正確に模倣する能力も併せ持つ。
・もらいび・でんきエンジン・そうしょく・ひらいしん・よびみず(ポケットモンスター)
特定のタイプの技を無効化するのはちょすい等と同じだが、こちらは自身のステータスを強化する特性。
なお、ひらいしんとよびみずは初登場時には無効化及び吸収の能力が無かったが、後に追加された歴史を持つ。
・マホキテ(ドラゴンクエストシリーズ)
ダメージは負ってしまうが、敵の唱えた魔法の魔力を吸収する呪文。全般に魔力回復手段に乏しい中では割と貴重。
とはいえこれが役立つ長期戦だといてつくはどうで吹き飛ばされることが多く、役に立つ場面は限定されがち。
一部の装備アイテムにこれと同じ効果を持つものがあり、その方が役に立つかも。
・滅竜魔導士(FAIRY TAIL)
炎・鉄・風・雷などにそれぞれ特化した魔法を用いる魔導士だが、自らの属性に当たる物を経口摂取で飲み込むことでそれを回復しかり攻撃増強しかり力に変える副次能力を持つ。
これは滅神魔導士・滅悪魔導士も可能ではあるが、滅竜魔導士のみ他の滅竜魔導士の攻撃を吸収して複合属性を発現させた例がある。
一応、異なる属性の魔法を口に放り込むことで一時的にその属性も扱えるようになるが、その場合、翌日起き上がれなくなるレベルの激しい体調不良に見舞われるデメリットがある。
・バビル2世/山野浩一
元々多彩な能力を持つが、敵のエネルギー衝撃波を自分のエネルギーにしてしまう吸収能力を持つ。
宿敵ヨミと彼の間に一線を画す能力の一つで、初戦ではこの能力を用いて意図的に逆転を果たした。
・光波獣ピクドロン(グレートマジンガー対ゲッターロボG)
怪獣型ロボ。そのバリアは単なる防御だけでなく、光学兵器による攻撃を吸収し自身の巨大化にも使える。
スーパーロボット大戦シリーズではそれを反映してビーム吸収を持ってたり持ってなかったり。
・D(吸血鬼ハンターD)
左手のくっちゃべる人面疽は火・水・土・風の四行素を始めとするエネルギーや攻撃を吸収し、危機に陥ったDを再生させ強大な力を与える。
左手だけになっても単体で動いてこの能力を行使することができる。
元々不気味だがますます不気味なことである。
・バルンガ(ウルトラQ)
宇宙からやってきた生物で、自分からは何もしないが、ありとあらゆるエネルギーや攻撃を吸収して無限に成長するという恐るべき生態を持っている。
そのため、何をしようが餌をやるのと同じでウルトラ怪獣最強談義にも必ず名前が出る一体である。
吸収したエネルギーで成長≒自身の強化に充てている、ということでここに記載。
・ラム(うる星やつら)
電撃を発する超能力を持つが、逆に電気を吸収することもできる。
高圧電流の流れる電気柵から吸収し「美味」と言っている。
このことから「ならばテンも熱を吸収することができるのでは」という考察がされたが、そのようなシーンは描かれることはなかった。
○吸収→蓄積して発射、強化
・ゼットン(ウルトラマン)
ご存じウルトラシリーズに登場する最強の宇宙恐竜。
一部を除き多くの個体が光線を吸収、倍に返して発射する「ゼットンファイナルビーム」という技を持つ。
胸で吸収するので、背面からの攻撃は吸収できないとされることもある。
・ガゼラ(ウルトラマン80)
胸にある増幅器で敵のあらゆる攻撃のエネルギーを吸収し、2倍に増幅して角や右拳から放つ……という設定を持ったおもちゃだった。
しかし、怪獣の怨念が人形に取り憑いた結果、その設定通りに本物の怪獣と化した。
ウルトラマン80の光線も吸収・撃ち返して苦戦させたが、増幅器が取れやすいという弱点もおもちゃの頃のままであり、増幅器を蹴り落とされてあっさり敗れた。
ちなみに打撃や光線を吸収することでおもちゃサイズから大怪獣サイズに巨大化したため、「吸収→強化」にも当てはまる。
・コダラー(ウルトラマンG)
最終章に登場する伝説の深海怪獣。
ずんぐりむっくりとした外見とは裏腹に、ウルトラマングレートの光線を吸収し2倍返しにする能力を持つ強豪。
しかし、最期は増幅して撃ち返した光線を更に反射されるということを繰り返した末、自身の限界以上に強化された光線を受けて敗北。
・ブリッツブロッツ(ウルトラマンガイア)
根源破滅招来体が地球に送り込んだカラス天狗のような姿の破滅魔人。
胸部装甲の中にある結晶状の器官で光線を取り込み撃ち返す事が可能で、アグルのフォトンクラッシャーやガイアのフォトンエッジすら撃ち返して苦しめた。
しかし、地球怪獣ティグリスと防衛チームの援護で態勢を立て直したガイアが放ち続けたクァンタムストリームを吸収し続けた結果、エネルギーを溜めすぎて身動きが取れなくなる。
さらに防衛チームのミサイル攻撃を受けて結晶体は爆発・破損して使用不能に。
その隙を突かれてスプリーム・ヴァージョンのフォトンストリームを受け倒された。
・伏井出ケイ/ストルム星人(ウルトラマンジード)
位相反転機関「ストルム機関」により周囲の位相エネルギーを反転・吸収すること力を持ち、防御バリアや自らの力への変換を可能とする。
・キングシーサー(ゴジラ対メカゴジラ)
右目で光線を吸収し、10倍に増幅して左目から撃ち返す「プリズム光線」を使う。
結構なチートだが、相手のメカゴジラはミサイル兵器も持ってるのであんまり意味なかったり。
・メカゴジラ(ゴジラVSメカゴジラ)
装甲に施された人工ダイヤモンドミラーコーティングでゴジラの熱線を吸収し、幾倍にも増幅して腹部エネルギー砲「プラズマグレネイド」から打ち出す。
連発するとオーバーヒートを起こすが、システム自体はラドンの粉末で装甲が溶けるまで健在だった。
・浮竹十四郎(BLEACH)
その二刀一対の斬魄刀「双魚理」は、片方の切っ先で相手の放出系の攻撃を吸収し、縄を通して逆側の切っ先から撃ち出すことができる。
ただ撃ち返すだけではなく、微妙に威力や速度を調整することでタイミングを狂わせ、回避を困難なものにしている。
・九条望実、由嶌欧許(BLEACH)
前者の斬魄刀「退紅時雨」は双魚理のごとく攻撃を吸収・蓄積・放出することができる。
しかしこの能力は元々は後者の斬魄刀「墨月暈」の一部であり、その段階では空間を操る因幡影狼佐の「來空」の能力とともに無限に近い吸収・反射能力を発揮する。
・ネル・トゥ/ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク(BLEACH)
虚の撃ち出す虚閃を飲み込み、自分の虚閃を上乗せして吐き返す「重奏虚閃」を使用できる。
・星十字騎士団(〃)
そもそも滅却師自体全員周囲の霊力を収束・操作する能力を持っている。
彼らの場合は「星章化」により卍解を強制的に強奪することができる。
他にあらゆる霊子構成体を吸収して自身を強化する「聖隷」もあるがこれはキルゲ・オピーの使用のみ確認されている。
・ブラック・ナイト(マーベルコミックス)
彼の持つ「エボニーブレイド」はエネルギーを吸収・反射する特性を持つ
・ブラックパンサー(〃)
そのヴィブラニウム製のスーツは音などの振動を吸収し、地球最高レベルの防御力を持つ程度だったが
実写版では衝撃エネルギーの吸収・放出を可能とするほどに強化された。
・アナカリス(ヴァンパイアシリーズ)
必殺技「言霊返し」でEX必殺技未満の飛び道具を吸収・放出することができる。
・左天(NEEDLESS)
そのフラグメント「第四波動」は熱エネルギーを吸収・放出する。
実際にはさらにその先の「第五・第六波動」も存在してたり。
・ロボライダー(仮面ライダーBLACK RX)
クライシス帝国が絶対の自信を持って用意していた火炎地獄の部屋を「俺は炎の王子!炎の力は俺のエネルギーだ!」と、いつものように絶望に変えてみせた。
ほかRXはリボルケインやバイオブレードで敵の光線をはね返すこともできる。
てかバイオライダーになれば全攻撃無効にできる……
・Mr.ゲーム&ウォッチ(スマッシュブラザーズシリーズ)
下必殺ワザの「オイルパニック」でエネ(ry、それに応じたオイルを放出する。
スマブラSPでは反射もできるようになった。
・太極図(封神演義)
一見すると「相殺型無効化宝貝」に思えたが、実は周囲の宝貝のエネルギーを吸収する効果を持つスーパー宝貝。
劇中では太上老君→太公望と持ち主が変わった。
自らのエネルギーへと変換したり、周囲への回復や眠りの効果を与えたりもできる。
・羽瀬川鈴穂(まじしゃんず・あかでみい)
周囲で発動する魔法の魔力を吸収する「魔力侵奪能力」の持ち主で、発動時髪が蒼に代わる事から蔑称は「宵蒼の侵奪者」。
この能力で吸い取った魔力は自然へと還元される…はずだったが、後半では彼女が秘めていたもう一つの異能のせいで、貯めこまれた魔力をベースに彼女の「能力発動時人格」(幼少期能力のせいで襲われた時のPTSDで誕生、後に鈴果と命名)が実体化。
以降は「侵奪能力発動」と「鈴果実体化モード」を切り替えられるようになった(同時並行発動は不可能)。
・凱龍輝/レイズタイガー(ZOIDS)
粒子・光学兵器を無効化し、吸収して自身のエネルギーに変換する「集光パネル」を装備している。
凱龍輝は対セイスモサウルスの切り札としてこれを初搭載し、最高の射程と貫通力を持つゼネバス砲に見事耐えきってみせた。
さらに吸収したエネルギーを用いて発射する「集光荷電粒子砲」は同クラスゾイドの中では最高の破壊力を誇る。
レイズタイガーは自身の得意レンジである近距離戦に持ち込むために迎撃を突破する目的で装備されている。
吸収したエネルギーは爪牙やレーザー砲の強化に使用。
・貝(ONE PIECE)
音・風・炎・熱・斬撃・衝撃など特定のエネルギーや物質などを吸収し、自在に放出できる空島特産の貝。
ワイパーの用いる排撃貝のように、放出の衝撃自体は強力だが反動が余りに危険という例もある、
かのウルージさんはダメージ変換能力がどことなくダイアルっぽく、しかも空島出身なことから「ヒトヒトの実 モデル天使」を食べた「排撃貝」であるという説がまことしやかに流れている。
・魔礼紅(封神演義)
魔家四将の次兄。
その傘の宝貝「混元傘」は相手の攻撃を反射する。このエネルギーは蓄積してから発射することもできる。
限界は存在するので長時間撃たれ続けると破れる。
原典では環境干渉系の宝貝だが、宝貝を吸い寄せる効果なんてのも付いている。
・飛鉄塊(斑鳩)
シューティングゲーム「斑鳩」では敵の攻撃に白・黑の2属性があるのだが、自機である飛鉄塊はその属性のどちらかを完全に吸収するバリアを(属性の切り替え時の一瞬を除いて)常に張っている。
攻撃をバリアで吸収するごとにゲージが溜まっていき、「力の開放」という操作を行うことで溜まったゲージ量に応じた本数のホーミングレーザーを発射する。
・カツ(ボボボーボ・ボーボボ)
体に浮き出る人面の「吸引疽」で鼻毛やオナラを吸収し、その分を放出することができる。
全身に人面が開いた姿は正直かなり不気味。
・リフレクトレーザー(ギガウイング2)
「反射」の項目にあるリフレクトフォースの亜種。シリーズ内でも2にのみ実装されていた。
バリアを展開して敵弾を吸収し、吸収した分だけ画面内の敵全てをロックオンし、バリア消失と同時にレーザーを放つ。
無駄なく確実にダメージを与えられるが威力、スコア効率共にリフレクトフォースに劣る。
・ザボエラ(ドラゴンクエスト ダイの大冒険)
彼の使う魔法「マホプラウス」は、味方の放った呪文を集めて自身の魔力を加えて打ち出す。
吸収か反射か微妙だが、一度蓄えている描写があるため、ここでは一応吸収としておく。
作中では部下の呪文をかき集めていたが、おそらく敵の魔法を打ち出すことも可能と思われる。
「他人の力ばかり利用するザボエラらしい必殺呪文」と言われていたが、この手の攻撃方法はザボエラに限らない。
・ククルーガ(宇宙戦隊キュウレンジャー)
宇宙幕府ジャークマターのフクショーグンの一人もこの能力の持ち主。
左腕には鉤爪状の武器「ククルガン」を装備しているが、これはあらゆる攻撃を吸収しそのまま打ち返す特性を持っている。
・アブソリュートディフェンダー(Gダライアス)
ZONE:ζのボスを務めるマツカサウオ型巨大戦艦。
全身を覆うバリアを張っており、バリアにこちらの攻撃を当てすぎるとそのエネルギーを蓄積して強力なカウンター攻撃を放ってくる。
下顎にあるバリア発生装置だけはバリアに守られておらず、まずはこれを破壊してバリアを解除する必要がある。
カウンター攻撃以外の通常攻撃も苛烈で、バリアも張る事から3面ボスの中では最強と呼ばれるが、耐久値は1面ボス並に脆い。
○吸収のみ
・弥勒(犬夜叉)
奈落の呪いによって開いた右手の「風穴」は何でも吸い込むことができる。
毒虫や瘴気の吸収はリスクを伴い、また風穴が開きすぎると使用者自身を吸い込み消滅させる恐れもある(というか、元はその為の呪い)。
・ベムスター(帰ってきたウルトラマン)
『帰マン』初の宇宙怪獣。
腹部の口「吸引アトラクタースパウト」であらゆるエネルギーを吸収する能力を持っており、ウルトラマンジャックのスペシウム光線も無効化してしまった。
「顔を狙えばいいんじゃね?」と思われるかもしれないが、前方の空間を捻じ曲げて光線を腹に誘導するという能力も持っている。一方、物理攻撃や背後からの攻撃は吸収できない。
・コニーリオ(ジョジョの奇妙な冒険 ゴールデンハート/ゴールデンリング)
パープル・ヘイズや精神のダメージからのものも含めて、自分や他人を回復させられるうさぎ型のスタンド能力「ザ・キュアー」を持つ。
が、実態としてはスタンド像であるザ・キュアーに「痛みのエネルギー」、つまりダメージを蓄えさせる能力。
時間経過で蓄えたダメージは発散されるが、それが追いつかないレベルでダメージを押し付けられて許容量を超えた場合、ザ・キュアーは本体の制御を離れて凶暴化する。
この状態でもザ・キュアーのダメージを吸収する能力は有効なため、うっかりザ・キュアーに攻撃を当ててしまうと傷つかないどころか暴走が止まるまでの時間が延びてしまう。
・早坂秋水(武装錬金)
武装錬金「ソード・サムライX」で相手の放出系の攻撃を吸収し、緒の先の飾り輪から放出する。
・珍種(CODE:BREAKER)
桜小路桜らの持つ能力。
素の状態でも異能無効化体質だが、異能の根源たる生命力を吸収する「死神」の力をも有する。
・四不象(封神演義)
普段は乗り物に使えるカバだかムーミンだかわからん霊獣だが、スタイリッシュな戦闘形態では種族特性として宝貝のエネルギーを吸収することができる。
金蛟剪などスーパー宝貝クラスですら吸い取って封じられるが、さすがにジョカの四宝剣はきついらしい。
・救世主マン、バックコスモス・サミット16世/さっちゃん(とっても!ラッキーマン)
両者とも左腕にブラックホールを作り出す「救世手」を持ち、あらゆる物体を吸い込む。
基本的には攻撃の蓄積や逆転などはしないが、物体はそのまま維持される。
また、放出の機能もあるので空間移動などにも使える。
◆主な反射の使い手・能力
・クイーン・オブ・ハート(ARMS)
久留間恵の持つ力場状のARMS。最終形態はあらゆる攻撃を攻撃者に向けて反射する「アイギスの鏡」を使用する。
・一方通行(とある魔術の禁書目録)
本来の能力は「ベクトル操作」だが、応用することで自身に対する干渉を無意識レベルで跳ね返している。
ただし木原くゥンを始め対応手段を持っている者もいる。劇中でほぼ対応しなおしたんだけどね!
・ガッシュ・ベル(金色のガッシュ!!)
第2の術ラシルドは受け止めた攻撃に電撃を加えて反射できる防御呪文。
ただし防御できる限界は純粋な防御呪文に比べて低め。
・ティオ(金色のガッシュ!!)
第4の術ギガ・ラ・セウシルにより相手をドーム状のバリアの中に閉じ込めるが、このバリアは内側の攻撃を反射することができる。
・スーパーフライ(ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない)
鋼田一豊大のスタンド能力。
鉄塔と一体化したこのスタンドに対する衝撃エネルギーはすべて跳ね返る。
本人はその動きを熟知しており、エネルギーの遠隔攻撃も利用できる。
・ゴールド・エクスペリエンス(ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金の風)
ジョルノ・ジョバァーナのスタンド能力。
それによって生み出される生物はその身に受けた攻撃を跳ね返す(攻撃者に移す)ことができる。
あまりに便利なのでブチャラティ戦後は描写がほとんどなくなってしまった。
ただし、そうした生き物を傷つけた者の描写そのものも少なく、また時系列的にパッショーネ離反以降の『ゴールデンハート/ゴールデンリング』で使用してもいる。
・ペッシ(ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金の風)
その釣り竿のスタンド能力「ビーチ・ボーイ」の釣り糸に対する衝撃及びスタンド効果は釣り針にかかっている者に跳ね返っていく。
かなり強いのだが劇中ではそれを利用されて兄貴をバラバラにされかけた
・ビットリオ・カタルディ(恥知らずのパープルヘイズ)
そのナイフのスタンド能力「ドリー・ダガー」により、自分が受けるダメージの7割を相手に返すことができる。珍しい減衰型反射。
しかし裏を返せば3割ずつ自分は確実に削られるということである。
・流影陣(流影刃)(龍虎の拳シリーズなど)
如月影二の技で、格闘ゲームにおける飛び道具反射技の元祖。格ゲーにだって反射技はあるんです。
光の刃を出し飛び道具を反射するほか、直接攻撃も可能。
如月流忍術の技なので、他に元同門の不破刃(ART OF FIGHTING 龍虎の拳外伝)や過去の人物の斬鉄(月華の剣士シリーズ)も使用する。
斬鉄のものは刃状の光という点で影二の物と多少似ているのだが、
不破刃のものはすごい下敷き板状の光になっており、大きくアレンジされている。
格ゲーにおける反射技には他に麻宮アテナの「サイコリフレクター」、ルガール・バーンシュタインの「ダークバリヤー」、
山崎竜二の「倍返し」(これはかき消した上で専用の飛び道具を飛ばしているので反射とはちょっと違うが)などがある。
・スーパーX2(ゴジラVSビオランテ)
ゴジラに対抗する為新たに作られたスーパーXの2号機。
前面に内蔵されたダイアモンドコーティングされたファイヤーミラーでゴジラの熱線を跳ね返し善戦するも、結局は過度な熱によって溶解してしまい使い物にならなくなってしまった。
なお、厳密には熱線そのものを跳ね返しているわけではなく、熱線光を一万倍に増幅して「レーザー」として照射しているらしいので、吸収→変換の例に当たるか。
・キングギドラ(ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃)
ゴジラの熱線をバリアのようなもので受け止め、ゴジラが息切れするとバリアの周囲に滞留していた熱線のエネルギーごと投げ返した。
さしものゴジラもかなりのダメージを受けている。
これも、吸収→変換ともいえるかもしれない。
・マーカライト・ファープ(地球防衛軍(映画))
ミステリアンドームの光線を反射するパラボラ砲。
・アインハルト・ストラトス(魔法少女リリカルなのはVivid)
彼女の使う覇王流旋衝破は、敵の放つ光弾の類を炸裂させることなく受け止め、投げ返すことができる。
魔法技というよりは物理的なテクニックのようである。
特にゲーム版では遠距離砲撃をしてくる相手の技を次々と投げ返し猛威を振るった。
・坂上覇吐(神咒神威神楽)
その歪み「桃花・黄泉返り」は相手の歪みによるダメージで死亡しては復活し、その分のダメージを跳ね返させることができる。
・バルタン星人(2代目)(ウルトラマン)
胸に搭載したスペルゲン反射鏡により、光線を反射できるようになった。
ウルトラマンマックスのダークバルタンも同じことができる。
・ウルトラマンのみなさん(ウルトラシリーズ)
多くのウルトラマンは相手の飛び道具をその場で拡散させ無効化するバリアー技を持っている。
傾向として昭和期に登場したウルトラマンは長方形の壁型のバリアーを設置し、平成以降に登場したウルトラマンは両手を広げて円形のバリアーを発生させるものが多い。*2
中には腕や体を張って弾いたり体を高速回転させたりして打ち消すウルトラマン、盾や傘を作り出して無効化するウルトラマン、そして少数ながらグレートやネクサスのように打ち返し技を持つウルトラマンもいる。*3
・カウンター/ミラーコート(ポケットモンスター)
それぞれ直前の物理・特殊攻撃のダメージ値を倍にしてお返しする技。
ゲームでは反射というよりは倍返し技。
だが、アニメでは使う側にダメージ描写がないので、反射技に近い扱い。
ムサシのソーナンスが「カウンター!!」の指示のみで両者を使い分けてるのは有名とかなんとか。
・『大乱闘スマッシュブラザーズ』のファイターの皆さん
- マリオの「スーパーマント」
- ドクターマリオの「ドクターマント」
- フォックス、ファルコ、ウルフの「リフレクター」
- ネスの「バットスイング」
- リュカの「ぼうっきれ」
- ゼルダの「ネールの愛」
- ミュウツーの「ねんりき」
- ピットの「鏡の盾」「豪腕ダッシュアッパー」「衛星ガーディアンズ」
- ブラックピットの「豪腕デンショッカー」「衛星ガーディアンズ」
- ロボットの「アームスピン」
- パルテナの「反射盤」
- ロックマンの「スカルバリアー」
- Miiファイター(剣術タイプ)の「リバーススラッシュ」
- Miiファイター(射撃タイプ)の「リフレクター」
・メリオダス(七つの大罪)(七つの大罪)
その魔力「全反撃」は自分に向けられた魔力を数倍の威力でもって跳ね返す。
応用すれば無効化能力としても機能する。
魔力そのものによらない物理攻撃には無意味。
・《慈愛》のエスタロッサ(〃)
こちらの「全反撃」は物理攻撃を跳ね返す。
・蛭子影胤(ブラック・ブレット)
斥力フィールド「イマジナリィ・ギミック」を操る能力を持ち、それを応用して物理攻撃を跳ね返す。
・反射能力者(マーベルコミックス)
エネルギーの反射力場を形成するヴァンガードやエネルギー攻撃を反射するプリズムなど。
・マホカンタ(ドラゴンクエストシリーズ)
・リフレク(ファイナルファンタジーシリーズ)
・マカラカーン(女神転生シリーズ)
いずれも放たれた魔法を反射して相手に返す魔法反射呪文。
ドラゴンクエストシリーズには1回限り全ての魔法を跳ね返すマホターンや全てのブレス攻撃を跳ね返すおいかぜ、女神転生シリーズには物理攻撃のみを反射するテトラカーンといった類似の呪文や特技もある。
いずれも全員にこれを使えば魔法が反射できて安心・・・と思いきや一部のボスモンスターはこれを回避するため反射されない別の行動をするよう設定されていることもあり、そのせいでより攻撃が苛烈になることも多々ある。
回復をしようにも味方の魔法も跳ね返すため全体回復魔法が使えないというジレンマに陥るが、マホカンタの場合は自身が使った回復魔法であれば自分を回復できるため抜け道は用意されている。
・〇〇よそく(DQモンスターズシリーズ)
JOKER2プロ版から登場した特技。〇〇には特技のカテゴリ*4が入り、使用したターンの初めに予測状態となりそのターンに自分を対象にした該当する特技を全て反射する。
同じ反射効果を持つアタックカンタとの違いは、これを突破する捨て身やアンカーナックルといった特技相手やテンションアップ状態*5でも反射できるが、通常攻撃は素通しといったところ。
・カウンタ系(ペルソナシリーズ)
相手の物理攻撃に対して、確率で無効化しつつダメージを与えるある種の物理反射スキル。
自動発動で確率もそう高くないが、敵が持ってくると油断したところで酷い目にあわせてくる。
・物理反射(女神転生シリーズ)
でもってこちらは○○カーンやカウンタ系よりも古いご本尊である。
防御相性として常時発動するタイプであり、大抵のシリーズで受けるはずのダメージをそっくりそのままお返しするものとなっている。
ボス悪魔専用スキルによるものでもない限り、原理やメカニズムに関してはほとんど説明されていない。
物理以外にも各種魔法属性反射や銃反射が存在しており、日ごろのアナライズを怠ったプレイヤーをどん底に叩き落とす。
・反射・反撃(メダロットシリーズ)
相手の攻撃を同威力で跳ね返す強力な行動。
「反射」は通常の攻撃を全て跳ね返し、「反撃」は通常攻撃のうち「強い攻撃」だけを跳ね返す。
ただし、クリティカルやダイレクト攻撃、必殺技のメダフォースは跳ね返せない。
反射の方が高性能だが、その分使用回数に制限のあるものがほとんど。
メダロット2ではラスボス攻略の定石として知られている。
・くらぎ(うしおととら)
白面の者の尾の化身の一体で攻撃を反射する能力を持つ。
この反射のエネルギーはチャージして放つこともできる。
・痛みはね返りミラー/お返しハンド/ひらりマント(ドラえもん)
前者は受けた攻撃を無効化し倍にして返すひみつ道具。しかし持っている人からの攻撃は逆に本人に返る。
中者は無効化はできないが3倍にして返すひみつ道具。しかし攻撃以外のものも三倍にして返す羽目になる。
後者はかなり知名度の高い秘密道具のひとつ。
自分に向かってくる攻撃を文字通り「ひらり」と逸らしたり、相手に跳ね返したりできる。
劇場版でも登場頻度は高く、恐竜ハンターのビーム銃、悪魔の魔法、ツチダマの衝撃波などを跳ね返した。
エル・マタドーラも柄違いを身に着けており、アチモフロボの巨大ミサイルを跳ね返して大ダメージを与えた。
・アカツキ(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)
金ぴかの装甲「ヤタノカガミ」はビーム砲撃を受けると敵の方向へ偏向させてはじき返す。
通常のビームライフルは勿論、紅白のエフェクトの強力なビームさえ跳ね返す。
果てはSEEDの世界の艦載砲としては最高クラスの破壊力を持つ陽電子砲も、反射こそ叶わなかったがかき消す事に成功した。
実弾やビームサーベルに対しては通常装甲と同程度の防御力しか持ち合わせない。
・伊勢七緒(BLEACH)
鏡の埋め込まれた斬魄刀「神剣・八鏡剣」で「神の力を跳ね返す」特性を持ち、絶対的な貫通性を誇るリジェ・バロの攻撃を反射した。
神の力が結局何なのかはツッコんではいけない。
・ヤマト(宇宙戦艦ヤマト)
反射衛星砲の技術を応用した『空間磁力メッキ』を使用したことがある。
惑星破壊クラスの威力を持つデスラー砲をそっくりそのままデスラー艦に跳ね返した。作ったのはもちろん真田さん。
・聖なるバリア −ミラーフォース−/魔法の筒/その他一部の攻撃反応トラップ(遊戯王)
初期の遊戯王で活躍したトラップカード達。何れも敵モンスターの攻撃を跳ね返す効果を持つ。
どちらも使い手は遊戯。
他にも「相手の攻撃・効果を跳ね返す」系のカードは多数存在するが、これらが最も代表的であろう。
ミラーフォースはプレイヤーの攻撃宣言に反応し、相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊するという強力な効果を持つ。
効果とは直接関係ないが、原作やアニメでは発動時に自軍モンスターやプレイヤーがバリアに守られ、敵の攻撃が跳ね返り自らの方へ降り注ぐ演出が発生する。
昨今では魔法・罠の除去能力の向上やゲームスピードの向上により大した脅威とは看做されていないが、
登場当初から長きに渡り、強力な防御系カードの代名詞的存在であった。
「魔法の筒」は原作ではブラック・マジシャン・ブラック・マジシャン・ガールが場に居る時のみ発動可能な罠カードで、
敵モンスター一体の攻撃をその敵に向けて跳ね返すというコンパクトなミラーフォースといったカード。
OCGでは「相手モンスター一体の攻撃を無効にし、その攻撃力分のダメージを相手に与える」という、
感覚的にはやはり敵モンスターの攻撃を跳ね返すカードとして再現された。
・甲賀弦之助、室賀豹馬(甲賀忍法帖、バジリスク~甲賀忍法帖~)
術者の瞳を見た相手が危害を加えようとすると、その攻撃を自分自身に与えてしまう『瞳術』を使う。
室賀豹馬は夜しか使う事は出来ない。
反射技というよりも催眠術に近い。あえて言えば殺意の反射である。
・鏡面円盤シールド・ベアラー(THE 地球防衛軍2)
・フェンサー(地球防衛軍4)
TPSでも反射はある。両者とも地球防衛軍シリーズに登場。
シールド・ベアラーは敵の空飛ぶ円盤として登場しており、「物理運動反転フィールド」によって弱点以外への攻撃を全て反射する。反射方向は常に「装甲の向いた方向」なので撃ち返してくることは少ない
フェンサーは手持ち盾に内蔵された「物理運動反転フィールド発生装置」を起動することにより、耐久値を消費して自身の前方一定範囲の敵弾を狙った方向へ弾き返す。
苛烈な弾幕に晒される同シリーズでは便利そうに見えるが、正面にしか返せない・判定が一瞬だけ・放物線を描いて飛んできた物は放物線を描いて返っていく…といった欠点が存在するため、攻防一体として使いこなすのは難しい。ただし大蜘蛛はもれなく糸まみれにできるし、これでないと耐えられない攻撃もある。
真に便利なのは「スラスター移動時の硬直をキャンセルできる」という部分で、「4」ではキャンセル後に再びスラスターが吹かせたことから専らスラスター→反射→スラスター…という移動方法に用いらる事のほうが多い。
・ディフレクター・シールド(The Division2)
同じくTPSゲームの反射盾。奇しくも上記のフェンサーの盾と名前が似ている。
正面の敵1体を自動で捕捉し、盾で受け止めた弾丸をその敵に向けて弾き飛ばす。その間自分もサイドアームで攻撃でき、攻撃力自体はなかなかのもの。
ただし作中で使用できる盾の中では最もカバー面積が小さく、前方から飛来する弾丸であっても全ては反射できず、ある程度のダメージを覚悟する必要がある。
・ビネガー(クロノ・トリガー)
自身は動けなくなるが、全ての攻撃を受け付けず反撃を行うバリアを張る。
しかし落下の衝撃までは防げないようで、落とし穴に落ちるとバリアが砕け戦闘不能になった。
この時の戦闘ではビネガーではなく後ろにある装置を攻撃して落とし穴の罠を作動させていくといった形式になっている。
ハイパービネガーとして復活して戦う時も同じ。
なんで自分で作った落とし穴の位置も把握してないんだお前…
ちなみにこの状態でも倒せないわけではないが、ゲーム的には倒しても戦闘は終わらないため特に意味はない。
・マリーア・ノーチェス(GetBackers-奪還屋-)
全身に描いた「反転魔法陣」は、相手から受けるダメージをそっくり反射する効果を持つ。
魔法陣を壊されれば無効化される弱点を全身装備で補っているわけだが、術者の肉体ごと取り込む噛みつきのような攻撃には弱い。
・灘神影流/幽玄真影流(タフシリーズ)
多くの返し技の極致として、相手の打撃の衝撃を自らの体を介在した攻撃に乗せそのまま返す「波濤返し」がある。
さらに、主人公の熹一は「波濤返し」を返す「波濤返し返し」や他の打撃系奥義と併用して威力を上げる技を開発した。
また、日下部覚吾の用いる「陰陽互根の術」は「魂をつなげる」ことで自身のダメージを相手に返すものだが、相手のダメージも自分に返る。
意味はよくわからないだろうが仕方ないんだ。
・ガオガイガー/ジェネシックガオガイガー(勇者王ガオガイガー/勇者王ガオガイガーFINAL)
左腕から発生させるバリア「プロテクトシェード」で止めたエネルギー攻撃を五芒星を描きつつ反射する。
・リフレクラウド、リフレクオーツ、リフレクリア(仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦)
ゴセイジャーが持つ「ゴセイカード」。光の反射板を形成し、敵の光線を反射する。
クラウドはゴセイレッド、クオーツはゴセイブラック、クリアはゴセイブルーが所持。
これらのカードは劇中でゴセイジャーが使ったことは無く、仮面ライダー達に貸し与える形で使用され、カニレーザーのレーザー光線を跳ね返してダメージを与えた。
それぞれのカードの使用者は以下の通り。
- リフレクラウド:仮面ライダーディケイド。ディケイドライバーにセットした時の音声は「アタックライド・リフレクラウド」。
- リフレクオーツ:仮面ライダー龍騎。ドラグバイザーにベントインした時の音声は「リフレクオーツベント」。
- リフレクリア:仮面ライダーブレイド。ブレイラウザーでラウズした時の音声はそのまま「リフレクリア」。
・アナザーリュウガ(仮面ライダージオウ)
自分に放たれた攻撃を鏡で反射する能力を持つ。
・カービィ(星のカービィシリーズ)
敵の飛び道具などを吸い込んで吐き返すというのもあるが、ここでは割愛。
コピー能力「ミラー」は、鏡の魔法を放つ「リフレクトフォース」やバリアで身を守る「リフレクトガード」で敵の飛び道具を反射する。
『ロボボプラネット』以降は、星型弾に変換してから撃ち返すというパターンになった。
コピー元であるシミラも鏡の魔法を使える他、鏡の世界から現れたダークメタナイトも『スターアライズ』で同様の技を使えるようになった。
また、『星のカービィ2』に登場した武器「虹の剣」は、ダークマターが使う一部の飛び道具を打ち返すことができる。
・リフレクトフォース(ギガウイングシリーズ)
自機の周囲に一定時間バリアを展開し、敵弾を飛んできた方向に反射する。
反射した敵弾は自機の攻撃として扱われ、反射した弾が敵に当たるとスコア倍率を上昇させるアイテムを出す。
バリア展開中は完全無敵、使用後も数秒待てば再使用が可能になり使用回数無制限という至れり尽くせりのシステム。
クリア狙い、スコア狙い共にこれを使いこなす事が必須となる。
・SCP-073(SCP Foundation)
見た目はアラビアか中東あたりの日焼けした30代の男性。
いくつかある異常性のうち、「SCP-073へ振るわれた暴力は攻撃者に直接そのままの威力で跳ね返される」という物がある。
これは敵意の有無に関係なく、073に向けられた損害全てが対象となる。
殴りつければそのままの威力が跳ね返るのは言うまでもなく、身体検査のための採血でさえそれを担当した職員が注射針に刺される感覚を味わい、あまつさえ073ではなく職員の血液が採取された。
073本人は傷つきはしないものの痛みは感じるらしく、過度に危険な行動は控えるようにと研究者達にお願いしている。
追記・修正は相手の攻撃を受け止めて撃ち返した方にお願いします。
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*2 ウルトラマンAは円形のサークルバリアーも使っているが
*3 技としてではなくても相手の飛び道具を自分の技に利用した例はある。ティガのガゾートⅡ戦やダイナのマリキュラ戦など。
*4 斬撃、呪文、体技、ブレス、踊り
*5 イルルカ以降、テンションが1段階以上上がっていると与ダメは減衰するがアタックカンタ相手でもダメージを通せる
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