登録日:2014/07/29 (火) 10:08:00
更新日:2023/12/19 Tue 11:16:03NEW!
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M・HERO ダーク・ロウとは遊戯王オフィシャルカードゲームの登場モンスターの一つ。
カテゴリーM・HEROに属するカードの一枚。
【概要】
M・HERO ダーク・ロウ
融合・効果モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻2400/守1800
このカードは「マスク・チェンジ」の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手の墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
(2):1ターンに1度、相手がドローフェイズ以外で
デッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選んで除外する。
ストラクチャーデッキHERO's STRIKEで登場したM・HEROの一枚。
「チェンジ」カードの効果でのみ特殊召喚できる特殊な融合モンスターである。
漫画には登場したものの音沙汰なかった新規の「M・HERO」であり、カミカゼや光牙と同じタイミングでカード化された。登場当初のインパクトと様々な環境デッキへの出張から2022年現在でも私恨めいた恨みの声や苦手意識がガチ・ネタ問わず見受けられるカードである。
第一の効果は「相手の墓地に送られるカードは墓地に行かず除外される」永続効果。
相手だけ縛り付ける「マクロコスモス」であり、これだけで敵の墓地利用を丸ごと叩き潰す事ができる。
現状、多くのデッキが除外効果を苦手にするため、この効果だけで詰むデッキも多い。
[エルドリッチ]や[ドライトロン宣告者]など2022年現在見られる環境上位を支配するテーマに対しても活躍できるだろう。
妨害のためのエフェクト・ヴェーラーや禁じられた一滴など、「墓地に送る」ことがコストのカードも、墓地に送ることができなくなるのでこの効果で封じることができる。
モンスターだけでなく魔法・罠も吹っ飛ぶため、墓地の魔法を参照する[閃刀姫]や、「ジェムナイトフュージョン」を使いまわすジェムナイトにも刺さる。
暗黒界に至っては、除去カードかスキルドレインを引けないなら即サレンダーするしかないレベルである。
総じて攻めにも守りにも長けた優秀な効果と言える。
第二の効果は「1ターンに一度ドローフェイズ以外で相手がデッキからカードを手札に加えた場合、
ランダムに相手の手札を除外する」ハンデスの誘発効果。
ランダムなので、中々都合良く狙ったカードは落とせないが、それでも手札を強制的に捨てさせるのは手痛いダメージを敵に与えられる。
なお、この手のハンデスにしては珍しい「除外」なので再利用すら出来ない事も多々ある。
せめて「墓地送り」だろ…と思うかもしれないが、第一の効果で墓地に送っていた場合でも結局除外ゾーンに吹っ飛ぶ。
この手の強力なメタ効果を持つモンスターは大抵自分にも被害を及ぼすのが相場である。
自分もサーチできなくなるライオウとか、自分も墓地利用がしにくくなる閃光の追放者とか、自分も特殊召喚出来なくなる大天使クリスティアとか。
だが、ダーク・ロウの場合は自分には一切被害はない。
相手が墓地送り封じられサーチもやりにくくまともに動けない中、出してる側は墓地利用もサーチもそれからの大量展開もやり放題。
ちなみに現在では似たような効果を持ち、耐性付きで圧倒的に出しやすい超雷竜サンダードラゴンが登場している。
こちらは相手のドロー以外でのカードを増やす手段を全て封じ、相手の墓地へ行くカードは全て除外される。しかも、戦闘・効果で破壊される場合は墓地のサンダードラゴン一体を除外できる。
召喚条件も雷族モンスターの効果が手札で発動したターン、融合モンスター以外の自分フィールドの雷族の効果モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。である。ある意味このカードの上位互換のような存在だろう。
このカードの弱点はやや攻守のステータスが低い事であり耐性も持たない点だが、ステータスの面ではE・HERO オネスティネオスの登場によりダメージステップに一度打点を2500あげられるようになった。
自分ターンでシャドーミストを特殊召喚できれば①の効果でマスクチェンジをサーチし、相手ターンでマスクチェンジを行えば②の効果でオネスティネオスをサーチできるので、必要とするカードも少なくて済む。
耐性はないため適当な除去なら何をぶつけても倒れるが、対象を取る除去であればマスクチェンジで2枚目のダークロウを出すことで回避できるケースもあるだろう。
【まさかの出張】
マスク・チェンジ・セカンド
速攻魔法
「マスク・チェンジ・セカンド」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札を1枚捨て、自分フィールドの
表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送り、
そのモンスターよりレベルが高く同じ属性の「M・HERO」モンスター1体を、
「マスク・チェンジ」による特殊召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
……ん、つまりどういう事だってばよって?
要するに、手札コストを払えばHERO以外のモンスターからもダーク・ロウを出せるということ。
もっといえば「レベル5以下の闇属性を利用するデッキは全部ダーク・ロウを使える」ということです。
通常のマスク・チェンジに比べたら手札コストとレベル制限が辛いとは言え、闇属性デッキはこの手のリカバリが得意。
比較的ドローソースやサーチカードが多いテーマが数多いと言う事で、あらゆる【闇属性+HERO】が生まれた。
例として【インゼクHERO】【インフェルニティHERO】【墓地BFHERO】【ゴストリHERO】etc…
最早「ごらんの有り様だよ!」といわんばかりの出張で、若干乾いた笑いすら出てくるレベル。
特に【インフェルニティHERO】は大会で多大な結果を残した。
更に【シャドールHERO】についても触れておく。
シャドールはその切り札である「影依融合(シャドール・フュージョン)」の汎用性の高さから登場してすぐに研究が重ねられる。その結果、光天使とソウル・チャージ、ライトロードやマスマティシャン等相性の良いカードが続々見つかった。
その結果、瞬く間に環境トップに君臨した。
そんな中でのダーク・ロウとマスク・チェンジ・セカンドの登場によりシャドールの強さは超加速する。
元々エクストラデッキに頼らない【魔導】や【暗黒界】や【征竜】等に上手くシャドール・フュージョンの強みを生かせなかったシャドール。
しかし、ダーク・ロウの圧倒的な墓地利用メタにサーチメタ効果を使う事で、これらのデッキを根こそぎ死滅させる事すら可能になる。
影依融合でミドラーシュSS、更に適当なシャドールや終末の騎士辺りをマスク・チェンジ・セカンドでダーク・ロウにする事で、「特殊召喚・墓地利用・サーチ」を制限すると言う、アホみたいなメタを張る事すら余裕。下級シャドールを変身させれば効果で墓地に送られるので、失ったコストの分を取り戻せる。
登場時は墓地利用封じという意味でシャドールメタがはかどるかと思われたのだが、むしろ逆になってしまった。
後には【彼岸】にも入れられて同系メタとなった。
とまあ、ごらんの通りの強カードどころか凶カードである。
良くも悪くもM・HEROの恐ろしさを知らしめた功罪は大きいと言えるだろう。
あまりの凶悪さに2016/4/1には「マスク・チェンジ・セカンド」は制限カード化。
これによってHEROデッキ以外で彼の姿を見る事は少なくなった。
【通常魔法その一】
- 暗黒界の取引・一時休戦・墓穴の道連れ
手軽に発動できる一枚捨てて一枚ドロー系の効果
自ターンで発動し手札交換しつつ相手に二枚除外を強いる基本形
先行で使用すれば相手憤慨な上墓穴の道連れはピーピングも兼ね備える。
【速攻魔法】
- 手札断殺
手札除外効果は一ターン一度なため上記の通常魔法を先攻で発動した後
次の相手のスタンバイフェイズでこちらを発動すれば相手はメインに移行する頃には激萎えしてるだろう…。
【カウンター罠】
- 魔宮の賄賂
ダークロウの除去を狙う魔法・罠を無効に出来る上手札除外効果で実質デメリットなし
流石正義のHEROは賄賂なんて不正を許さない!って納得できるかい。
またこれに限らずダークロウの効果は重複する為、ドローやサーチした場合に場のダークロウの数だけ除外を強いる事になる。
【通常魔法その二】
- 手札抹殺
- 王家の生け贄
ほぼ手札全捨て系、特に生け贄はピーピングでき全モンスターを捨てたあとにドローもないため相手のデッキによっては手札全除外もありうる、
生け贄は墓守デッキ以外ほぼ入れられないが、何の因果か大半の墓守が闇属性なため、セカンドでダークロウに変身できる。
先行でこれをやる場合サレンダーどころかリアルファイトに発展する可能性も視野に入れねばならないかもしれない…。
【対策】
手っ取り早いのが特殊召喚された「シャドー・ミスト」に「灰流うらら」を使って「チェンジ」のサーチを封じること。
サーチはされるが「幽鬼うさぎ」で変身前に割ってしまってもいい。
出された後には「無限泡影」などで対処しよう。
効果を無効にしてしまえばさすがの彼も怖くない。現在のカードプールで対処に困ることはあまりないだろう。怪獣などでリリースしてしまうのもアリ。
ダーク・ロウが致命傷になるデッキではこれらメタカードをサイドに忍ばせておくのが無難だろう。
【余談】
ダーク・ロウの除外効果は、同僚である他のHEROと相性が悪い。
戦闘でモンスターを墓地に送ることが前提の「カミカゼ」「闇鬼」「ダイアン」の効果は使えなくなってしまう。
「ノヴァマスター」は墓地に送る必要が無いので問題ないが。
散々相手のヘイトを集めた挙句、味方からもいやな顔をされる彼の気持ちはいかなるものなのだろう。正義とは時に非情であり、孤独をもたらすものなのかもしれない。
また、2015年の世界大会ジュニアの部のとあるアメリカ代表選手はダーク・ロウのことをいたく気に入っており、インタビューでは「デュエルの秘訣はダーク・ロウを使うこと」「デュエル中に重視しているのはダーク・ロウをいかに素早く出すか」という旨のコメントを残している。
まあ、当時の環境にいたクリフォート、影霊衣、テラナイトをはじめ、多くのデッキに対して効果があるので、この惚れ込みようも理解できるだろう。
「デュエルで勝つには相手にデュエルをさせないこと」というのはこのゲームにおける真理である。
環境での活躍が認められた結果、2017年に発売された「20th ANNIVERSARY PACK」で再録を果たした。
これで「ダーク・ロウ」を気軽に入手できるようになるだろう。え、ストラク3箱買ったから余ってる?聞こえないな!
ただし、収録されたのは、
「5D's(ファイブディーズ)」「ZEXAL(ゼアル)」「ARC-V(アーク・ファイブ)」に登場したカードが集結」と公式で謳われている
「2nd Wave」の方である。たしかにこいつが登場したのは「ARC-V」が放映中だった2014なわけだが、妙な感じがしたプレイヤーも多いだろう。
というか、こいつを出すためのカードである「マスク・チェンジ」と「マスク・チェンジ・セカンド」はどちらも再録されていないため、別に集める必要がある。
なんでや……。メインデッキに積む分むしろそっちの方が欲しいのに……。
その代わりなのかは不明だが、「シャドー・ミスト」と相性がいい「ヒーローアライブ」は再録されている。
いや……嬉しいけど……そうじゃなくて……
ちなみに同じパックに収録された儀式モンスターの「神光の宣告者(パーフェクト・デクレアラー)」も専用儀式魔法が収録されていないという憂き目に遭っている。
こちらは「1st Wave」で収録された「高等儀式術」で出すことはできるけど……うん……。両方買えということか
このパックの担当者は何を考えていたのだろうか……
【原作での活躍】
漫画のGXではアモン戦で登場してフィニッシュを決めた。
以上である。
……え?
書くことが他に無いのかって?
なんと、原作ではバニラである。
本当は効果があったのかもしれないが、エアーマンを見る限り隠された効果である。
OCGの彼がここまで強化されたのは、まさにKONAMIのテコ入れの産物だろう。
なお、同じことはシャドー・ミストにも言える。
追記・修正は相手の墓地を除外しハンデスしつつお願いします
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▷ コメント欄
- 愚痴や煽りが多かったのでリセットしました -- 名無しさん (2017-12-15 20:02:59)
- ↑ナイス! -- 名無しさん (2018-07-15 21:14:53)
- 使われていい気のしないカードであるのは間違いないわな。マクロコスモスですら嫌なのにこいつときたら相手だけ効果適用+サーチ妨害効果までついてるし。おまけに原作ではバニラときてるから余計ヘイトたまる。 -- 名無しさん (2018-09-25 16:00:02)
- まさしくダーク・ロウ(闇の法)だわな…。HEROの暗部というか、悪役を自ら買って出てる感じ… -- 名無しさん (2019-06-04 23:51:18)
- フェイバリットヒーロー出たとき、みんなこいつにつけて魔鍾洞リクルートすることしか考えてなくて草 -- 名無しさん (2019-12-09 22:38:21)
- 昔から有る(チートレベルの)大量ドロー・サーチ・墓地肥やしはもちろん、今流行りの手札誘発もこいつにかかればイチコロ!!(妖怪少女のような実践級のアイドルカードから見ても)何という鬼畜ヒーロー -- 名無しさん (2021-05-02 02:31:47)
- ↑3マスクドの元ネタのライダーシリーズって悪の力が源だし -- 名無しさん (2022-04-22 21:42:47)
- セカンドがMDでは準で入れようとおもれば入れられるけどデスフェニがね… -- 名無しさん (2022-05-26 11:48:20)
- 超雷竜の記述に相手の墓地に送られるカードを全て除外できるみたいな記述あるけど、そんな効果無いよね? -- 名無しさん (2023-09-27 08:08:05)
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