マジンガーZERO(機体)

ページ名:マジンガーZERO_機体_

登録日:2014/01/08 Wed 16:35:15
更新日:2023/12/08 Fri 13:49:19NEW!
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我は最終にして原初





唯一無二のスーパーロボット






マジンガーZERO







マジンガーZEROとは、『真マジンガーZERO』に登場するスーパーロボット。



概要

作中のマジンガーZが魔神パワーと呼ばれる七つの力を開放した形態。
別名「終焉の魔神」「究極の破界神」
「神にも悪魔にもなれる」というマジンガーZのキャッチコピーを体現したような、出鱈目極まりない強さを持つ最強のスーパーロボットである。
ぶっちゃけた言い方をすれば「ぼくのかんがえたさいきょうのまじんがー」。



明確な意志を持っており、作中では剣鉄也の問いかけに光の文字を周囲に浮かび上がらせることで答えた。
長らく名称が不明であったが『真マジンガーZEROvs暗黒大将軍』にて自身を「マジンガーZERO」と名乗る。


目には黒目があり口部は上下に開き牙のようになっていて、全身がマジンカイザーのようにマッシブな非常に鋭角的かつ禍々しいデザインが特徴。
スクランダーも従来のマジンガー達とは異なり、0にスラッシュが入った特殊な形をしている。


「自らが最強にして究極である」と豪語し、マジンガーZの後続機であるグレートマジンガー及びマジンカイザーを「Zの“紛い物”」と称して蔑視していた。
マジンガーの名を冠してはいるが、幾度となく世界を滅ぼしてきた最強の悪役であり、真マジンガーZEROのラスボスである。



出自

開発経緯からして従来のマジンガーZから逸脱しており、ZERO世界では兜十蔵博士はマジンガーZを世界征服目的で建造した。
…とんでもねぇことしてくれやがった。


かなーりかいつまんで説明しよう。
元々病によって余命幾ばくもない兜十蔵には時間が残されていなかった。
これでは夢のスーパーロボットを開発するなど不可能であったが、人生のギリギリで情報(のみ)を過去に送ることを可能とするある種のタイムマシン「光子加速器ミネルバX」を開発する。


………そこでくたばっておけばいいものをマッド・サイエンティスト兜十蔵は「光子加速器ミネルバX」を使い、
自らの研究データを過去に送り自身に限界が近づけばまた過去に研究データを送るという無限サイクルを思いつく。
これにより幾度かのループを経て余命僅かの兜十蔵はついにマジンガーZを完成させた。


そこからというもの世界征服完了までのタイムを計測して遊ぶわ自分の研究データをばら撒いで古代ミケーネの機械獣軍団を蘇らせるきっかけを作るわやりたい放題。
しかし、機械獣というマジンガーZの「敵」はさらなるマジンガーZの強化を呼ぶ恐ろしい事態を招くことになる。


その後もなんやかんやあり十蔵の最強ロボットを作るというエゴが加速した結果、完成したマジンガーZは恐るべき悪魔のマシンと化してしまった…。


なお皮肉なことにマジンガーZを最強の魔神にしたのは、
家族や仲間に囲まれ、今の生活に満足していると感じた世界の十蔵博士が孫の甲児や仲間たちを守りたいと抱いた純粋な愛である。



能力


魔神パワー

上記の通り、今作のマジンガーZは魔神パワーと呼ばれる7つの特殊能力を保持しており、
マジンガーZEROは第一から第七までの魔神パワーを全て解放した形態の名称である。


第1の魔神パワー:「自己再生

戦闘で負ったダメージを瞬時に回復する。
キューティーハニーの空中元素固定装置と似た別の原理だとか。
そもそもZEROの超合金Zは素のスペックでは超合金NZαレベルに達しているので、同合金の刃でもない限りは傷を負うことがまずないため、
Zの状態で負った傷の修復が主となる。


第2の魔神パワー:「吸収

あらゆるエネルギーを吸収し自らのものとする。
エヴァ初号機のように直接敵を食べたりもできる。
???「ウォォ、マジンガーが敵を食っちまってる~~っ!」
最近は超合金NZαも吸収できるようになった。何でも食べないと大きくなれないからね。しょうがないね。
大きくなった結果マジンガーZを食べたりもしたけど。


第3の魔神パワー:「強化

動力炉の耐久力や出力、武装の威力や他の魔神パワーなどのマジンガーZの性能を飛躍的に向上させる。
最もシンプルな能力。暗黒大将軍をワンパンKOし、カイザーをも上回る力を出せる。
効果がほぼ永続で強化の倍率も桁違いに高く、複数回発動の「重ねがけ」による更なる強化や他の魔神パワーと併用も可能だが、元のマジンパワーに一番近い能力といえる。


第4の魔神パワー:「高次予測

あらゆる状況をシミュレートし未来を予測する。
性能の劣るロボットが少ない勝機を手繰り寄せるために使うなら可愛いものの、チート性能のZEROが使ったらダメだろ。
……ん?ZEROが未来予測……?
ちなみに平行世界も観測しているらしく、そこから因果律兵器につなげるコンボはZEROの必勝パターンである。
一応限界があるようで、マジンカイザーの敗北等の観測していない事象は予測に時間がかかっている。
全宇宙や並行次元を観測できても自分が『想像出来ないような存在』は観測できないという致命的な欠点がある。


第5の魔神パワー:「変態

マジンガーZの形状を変えられる。別に変な意味ではない。
作中ではアイアンカッターを生やしたり強化型ロケットパンチに再構成させたり、果ては刃節を持ったジェットスクランダーを作り出した。
「物理法則もあったもんじゃねぇな」
武装だけでなく全体的なビジュアルも変えられるため、某人物を取り込んだ際にとんでもない形態へと変化していた。
その自由度はかなり高い・・・どころか際限がなく、マジンガーZとの一騎打ちでは衝撃Z編のゼウス神クラスへの巨大化も行なっている。


第6の魔神パワー:「因果律兵器

マジンガーZEROを最強たらしめる究極の能力。
因果律に干渉し、自身が勝利する未来を実現させる。ただし望んだ未来が高次予測で見つけられない場合は発動しない。
魔神化した際は高次予測の精度が上昇した為か、観測した平行世界から都合のいい事象だけを現出させている。
(※例…破壊不可能な超合金NZに対し、NZが破られた世界からその結果だけを呼び寄せ破壊する等々。)
時間経過と共に新たな因果を紡ぐことも可能であり、そうなってしまえばブレストファイヤー一発で超合金NZαすら易々と消し飛ばす。
その際、素の装甲強度に差が無いはずのZEROが無傷だったことから、防御力の強化も可能なようだ。
要は「認識したら勝ち」


第7の魔神パワー:「魔神化

無限に自己進化を続ける「終焉の魔神」へと変貌する。
この能力を開放することで、マジンガーZは甲児を取り込み完全にマジンガーZEROとなる。
甲児の意志以外で魔神パワーが解放された場合、この能力が最初に解放される=暴走を開始する。
そもそもこの魔神化が発動しているかいないかで、他の魔神パワーの精度にも月とスッポンくらいの力の差がある。
どこぞのケン・イシカワロボを思い出した奴、大体合ってる




…といった感じでまさにやりたい放題。
中学生の妄想ノート顔負けの厨スペック夢盛り仕様である。


しかし暴走して甲児を取り込んだり世界を滅ぼしたりと様々なデメリットを伴うため非常に危険。
作中ではケドラを彷彿させる機械が魔神パワーのブラックボックスであるようだが……?
ちなみに本作ではグレートマジンガーも第4,第6,第7を除く魔神パワーを取得し、完全に制御化に置いている。流石鉄也さんだぜ。


唯一明確な弱点は時間操作。
現状ミネルバによるタイムリープには対応できておらず、彼女と甲児の世界線移動の度に消滅している。
高次予測と因果律兵器のせいでループの度にどんどん強くなってしまっているものの、
最新話でも相変わらず対処できていないあたりミネルバこそがZEROの最大の天敵なのかもしれない。


尤も、タイムリープによって別のマジンガーがいる世界が生まれればそこにまたZEROが生まれることを意味するので、むしろ支配地域が広がるともいえる。
そもそも甲児がタイムリープに戻っている隙にほとんどの世界のZをZEROにしているので、安易に弱点というには厳しい。


更にもう一つ弱点らしい弱点をあげるとすれば、悪役にありがちな絶対的な力を持つが故の慢心だろうか。
高次予測によって未来を完全に予知したにもかかわらず、不意打ちの頭突きを食らい挙句の果てにアルテミスに接触されミネルバと甲児のタイムリープを許してしまった。
進化途中にあるためか高次予測の精度は存外ガバガバである。




武装


◆光子力ビーム

目から放つ二筋のビーム…ではなく無数の光線を連続発射する。
もはやガンダムでいうところの拡散ビーム砲。ドラゴンボールでいうフラッシュボンバーである。
ビジュアル的にはジェフティやガンバスターのホーミングレーザーが全部目から出てるようなイメージ。
ビーム1つ1つが『衝撃Z』の光子力ビームさえ比較にならない威力で掠めただけで超合金ニューZが融解し、拡散したすべてのビームが地球の裏側まで容易く貫通する程のパワーがある。


◆アイアンカッター

ロケットパンチの強化版…のはず。
腕から生えたアイアンカッターの刃が瞬時に超巨大な弓状に変形、そのまま打ち出す。
その大きさはマジンガーZEROやグレートマジンガーの数倍で、かち合ったグレートブーメランを難なく両断し、受け止めたグレートマジンガーも逸らすのが精一杯という有様。
最初から刃が付いているためか普通のロケットパンチは一度も使用していない。


◆サザンクロスナイフ

無数の光の十字を放つ。
スクランダーから放たれていたZのものとは違い、魔術のように出現させて使用した。
追尾能力があり、グレートブースターで超音速に達したグレートマジンガーだろうと迎撃できる。


◆ルストハリケーン

口から巨大な竜巻を何条にも吐き出す。
おそらくマジンカイザーを意識した演出と思われる。
強酸を出しているかは不明だがその暴風で富士山とその周辺は綺麗さっぱり消し飛ばして更地に変え、世界崩壊を引き起こす程の天変地異を発生させた。
第一巻でも使用し、魔神化していないにも関わらず一撃で町全体を腐食崩壊させた。


◆ブレストファイヤー

胸の放熱板から発射される3万度の熱線…の筈。
平行世界から呼び寄せられた無数のマジンガーが放つ「ダイナミックファイヤーノヴァ」を超える威力。
プロローグで各国都市を火の海にし、第二部で使用した際は魔神化の初期段階で放ったにも関わらず地球に掠っただけで地殻が露出した(このとき関東は溶解、東京湾は蒸発した上、ミケーネ帝国の本拠地も消滅してしまった)
グレートマジンガーのネーブルミサイル迎撃にも使用している。
その後カイザーに放った際はさらに威力が跳ね上がっており、超合金NZαをも溶解させ背後の地球も貫通して大穴を開けるなど、もはやイデオンソードか波動砲のような状態になっていた。


◆ダイナミックファイヤー

ジェットスクランダーを「魔神パワー:変態」で超巨大化&放熱板に変異させて放つ熱線。
記念すべき第1巻で、太陽の中心にあっても耐えられる耐久力を持つ全長数十kmのゴードンヘルを消滅させ、その背後の地球を火の玉に変えた。
かなり以前のループであるためか、前述のブレストファイヤーに比べると威力は低い。
マジンガーZも同名の技を使えるが、こちらは量産型マジンガー「ダイオンγ」との合体攻撃。


◆ZEROスクランダー

マジンガーZEROの飛行ユニットにして最大のシンボル。
概要にも書かれている通り0にスラッシュの入った独特な形をしており、ジェット噴射ではなく謎の力で飛行している。
ジェットスクランダーの左右の先端部分がそれぞれ上下に伸びZの形になった後、更に伸びて0の形になる。
本体に直接装着はしておらず「背中付近を浮遊している後光のような輪っか」的ビジュアルで、ぶっちゃけこっちのほうが本体より目立っている。
正直、0というよりも道路標識の禁止マークに見える。
大きさは場面によって変わるがZEROの倍以上あり、横向きにして足場にすることも可能。
設定的にこれなくても何処へでも飛べそうだが、ZEROを象徴するパーツでもある。
余りにも大きいため地上では外されると思われる。ただし基本的に空を飛んでいるので上に乗る時以外でスクランダーオフすることは無い。
武器としても使っても強そうだが、もしやるならチャクラムのように投げたりするのだろうか……?



作中の活躍

詳細は不明だが何度も物語を滅ぼしては始めている模様。
プロローグの段階で、少なくとも数万回以上は世界を滅ぼしている。


その後本編では回想以外で長らく出番が無かったが、第二部にて久々に登場した。
グレートマジンガーの強さを呼び水に魔神化を開始、世界を終わらせるべく地球の破壊を開始する。
当初はグレート&暗黒大将軍すら一蹴するも、グレートマジンカイザーの(二つの意味で)予想外の力に苦戦を強いられる。
そして激闘の末カイザーを撃破するも、その隙を突かれ甲児とミネルバに時間をリセットされてしまった。
その後は甲児の手により、包帯で全身を包まれた状態で封印され、「倒すべき真の敵」として、再び覚醒する時を待ち続けている。


ミケーネとの最終決戦の折に甲児と共に出撃。地獄大元帥との対峙を経て彼と融合。
マジンガーZERO:HELLモードの爆誕である。
グレートマジンガーとの決戦の最中、ミネルバと甲児により再び世界はループし、時の狭間へ消えていった。



既に十分強いと思うがこれからもループを重ねて強くなり続けたいようだ。


そして無限に進化をし続けて幾星霜。
その果てに、もはや概念とすら言える神の領域へと至ることになる……



関連機体


マジンガーZ

同一機体。マジンガーZの意思はZEROの高次予測を覆す存在であり、また魔神化にも否定的。
Zの状態で第6までの魔神パワーは使用可能だが、ZEROに比べ威力は落ちる。
口調はZEROと違い紳士的で落ち着いている。
後続機のグレートマジンガーやマジンカイザーのことを自らの『兄弟』とし、剣鉄也をマジンガーを操る資格がある者と認めているなどの違いがある。


グレートマジンガー

同じく魔神パワー(こちらはマジンパワー表記)を持つ兄弟機。
高次予測、因果律兵器、魔神化以外の魔神パワーを常時発動状態で使用可能。
また、ZEROすら知らない更なる力を秘めており…


マジンカイザー

元祖究極のマジンガー。
作中では未登場だが、OVA版もループに含まれており、甲児のフラッシュバックにシルエットが登場している。
ファンからも「カイザーはいつ登場するんだ!?」と急かされていたが、ZERO対カイザーの対決は意外な形で実現した。
待望の共演はスーパーロボット大戦シリーズで果たされることとなる。


グレートマジンカイザー

偉大な勇者を超え偉大な皇となったグレートマジンガー。
「カイザーの強化版」…というわけではなく、あくまで「カイザー化したグレート」という機体である。
ただし実力は本家マジンカイザー達に全く引けをとらない。
ZEROにとっても全く未知の存在であり、その上に基本スペックがZEROと同等という化物。
しかしそれでも兜剣造からは対抗できるとは限らないとされ、鉄也は因果律兵器の発動前に決着をつけるように義務付けられていた。
カイザーの名を持つだけあり一撃一撃が凄まじい威力で、必殺技のラッシュをブチかました際は大陸を粉砕し地球が崩壊寸前になっていた。
あらゆる平行世界に存在しなかった未知の存在であるため、因果律兵器を封じることが出来た。
が、時間経過と共に新たな因果を紡がれ敗北を喫した。結果こそ負けではあるが、決して噛ませ犬などではない
作中ZEROに当たり負けせずに正攻法で傷を入れた唯一のマジンガーである事からもそのポテンシャルが伺える。


マジンエンペラーG

スーパーロボット大戦から登場した偉大なる魔神皇帝。
ポジション的にはグレートマジンカイザーの立ち位置を引き継いでいる。
近年は剣鉄也の魔神皇帝としてスタンダードなポジションをゲットしている。
スパクロでは原作展開を経て登場しZEROと一対一で対決を繰り広げた
高児予測に捉えられるまでは互角に渡り合うなどグレートカイザーに劣らぬ爆発力を見せる。
パイロットへの負担による稼働時間の制限がない分、こちらのほうが機体としては優良な様子。


◯◯◯◯◯◯◯

シルエットのみ登場。その名は明かされず、その実力もまた未知数。
グレートマジンガーをも超える宇宙の王者だが、マジンガーZEROには敵わないらしい。
厳密にはマジンガーではない。また、アニメ版との繋がりも示唆している。


マジンガーZERO:ヘルモード

マジンガーZEROと地獄大元帥ことDrヘルが融合した形態。
より禍々しいフォルムになり、ブレスト版の形が漢字の「地獄」になっている。
性能自体はZEROがベースだが、ロボットアームや機械道魔神空手などDrヘルの得意分野も反映されている。
ヘルカッター(手刀)で地球を月ごとぶった切る等、格闘能力が更に向上した。










???「マジンガーZEROはすでに神のシンギュラリティ・ポイントを超えた」






???「遥か未来においてZEROは神となることが確定したんだ」














以下、物語の核心に関わる更なるネタバレ。未読の方は過去に戻ろう















実は本作の事象全ての黒幕であり、全知全能の神である。





そう、「神」である。




正確には、遥か未来の果てに無限の進化と高次予測&因果律兵器によって全ての宇宙と平行世界を完全に掌握し世界そのものとなった機械神
大雑把な言い方をすると、『真マジンガーZERO』という連載作品そのものがマジンガーZEROという存在。
この事実は、甲児と同じ顔を持った「神の使い」を名乗る青年によって明かされた。



その力は文字通り次元が違う。



ZEROにとって時間の流れすら可逆的であり、時間空間を自由に操ることができる上に、それによって既に宇宙の終焉も見ているという。
あらゆる平行世界を自由自在に観測、干渉できるため、世界に新たな変数をミネルヴァXという形で放り込んで試行することも可能。
同じダイナミックプロの別作品に喩えれば「マジンガーシリーズそのものを範囲とした空間支配能力
要は「選択肢やオブジェクトを自由に配置できるツクール系ゲーム」をプレイするようなもの。理想のエロゲーもリアルで作り放題である。なんともうらやましい
当然これまで弱点と思われていた時間操作や不意打ちすらも全く意味をなさない。



そして、「真マジンガーZERO」シリーズにおいて描かれた全ての事象は、最初からマジンガーZEROによって仕組まれていたもの。
あのグレートマジンカイザーとの激闘も、Drヘルとの大決戦も、全ては神の掌の上の出来事だったのである。
ちなみに、遥か未来にZEROが生まれたにも関わらず、過去に干渉して自らを生み出していることについては、「鶏が先か卵が先か」と論ずる価値がないと断じている。


更には、ゴードンヘルとの最終決戦にて並行世界の甲児が力を貸してくれたのと同じように、
平行世界に干渉してZEROによる世界の崩壊を誘発、あらゆる並行次元を自らの手中に収めてしまった。



ZEROは世界であり世界はZEROであり、もはやそこに存在する概念と化した。
神にとっては全てが必然であり、既知である。また、神である以上それに対する退屈や不満を抱くことも無い。



世界はZEROによって完成し、完結した。
神の使いは甲児にそれを伝えると、物語の終焉(連載終了)を宣言する……



このもはや完全に虚無ってるレベルのマジンガーZEROに対して、甲児は魔神パワーも何もない普通のマジンガーZで最後の戦いを挑むことになる……
ただしマジンガーZ&甲児が戦うのは、神ZEROではなくあくまで覚醒したばかりの通常ZEROではあるが、それでも無理ゲーには違いないだろう。



なお、上記の解説は実の所は結果論である。
『真マジンガーZERO』作中において、「VS暗黒大将軍」終盤までZEROは「神と見紛うほど強力なマジンガー」でしかなかった。


加えて実を言うと、ミネルバの光子ハリケーンによるタイムリープは、彼女と甲児を過去へ送ってはいたものの世界を消滅させているわけではなかった。
過去へ遡る度に新たな世界が誕生し、同時に残された「ZEROが覚醒した世界」は依然として存在し続けていたのである。
マジンガーZが暴走するたびに放棄された全平行世界でZはZEROへと進化し、それを唯一逃れた世界もいつかZEROの侵食を受ける運命となった。
即ちZEROは全ての世界に遍在することになり、最終的に人間が知覚する三次元空間より上位の次元へと到達したのだ。


結果、本来の「世界の中でZEROが生み出される」という事象は「世界はZEROを生み出す舞台である」という定義へと歪曲し、「ZEROがいなければ世界は存在しない」という事象の逆転を経て、神へと昇華したのだった。
別作品で言うと、魔法少女まどか☆マギカ鹿目まどかなどと似たようなものである。
そして、ZEROへと至る全ての因子は「神による必然」と定義され、前述の事象制御能力となった。
抗え、最後まで←最後まで抗った結果がこれだよ!



ちなみに、こんな事象の摂理を超えた機械神でも、どうにも対抗できない術は一応存在する。
「世界の観測者」が観測を放棄する(=「読者」が読むのをやめる)か、「世界という概念そのものを作った造物主」が破壊する(=色の指定が間違っています。)か、の二択。
要はメタ的な力を行使しなければ倒すことは疎か、認識することすらままならない。
まあそんな方法は相手が漫画作品であることを逆手に取ったただの暴論だが。


しかし、もう一つ重大な、そして決定的ながこの神には存在する。
それは、「マジンガーZEROこそが最強である」事そのもの。
ZEROは自分が、マジンガーこそが最強無敵であるとしており、それ以外を認めない。
しかし、この「マジンガーが最強」というのは、実はマジンガーの世界にのみ通用する認識である。
故に「マジンガーが最強である」とあまりにも強いエゴを持つが故に、マジンガーZEROは鉄の城から生まれる「鋼の魂」を想像する事ができない。
マジンガーZから生まれる可能性を認めず、全てを紛い物と称して存在すら許さないその徹底したマジンガー至上主義こそが、ZEROの唯一にして最大の弱点と言える。
すなわちマジンガーを祖として生まれた数多の鋼の魂はマジンガーZEROを穿つ可能性に満ちた奇跡の物語なのである。


ZEROの描いた理想の世界は、マジンガー以降のロボット作品、それどころか全てのサブカルチャー作品を完全に抹消し「マジンガーZ」だけが存在する世界であった。
マジンガーZの放映は数千回を超え、世界のサブカルチャーは全部マジンガーZ。
思想、経済、規範全てはマジンガーZを中心に回るディストピアである。人々はマジンガーZだけを讃え、マジンガーZ以外のロボットは想像することすらできないでいた。
この世界においてグレートマジンガーは存在せず、当然マジンカイザーも存在しない。
作中のセリフを見る限り、1972年以降の全ての創作物がマジンガーZ関連に置き換わってしまっているようだ。
具体的に言うと、
・『機動戦士マジンガーZ』や『新世紀マジンガーZ』がロボットアニメの代表作として社会現象を起こしている。


・女児向けに『美少女戦士マジンガーZ』や『ふたりはマジンガーZ』が大ヒット。


・ゲーム業界も『マジンガーZクエスト』や『ポケットマジンガーZ』などが国民的ゲームとして君臨しており、携帯育成『マジンガーZっち』なんて物も登場している。


・さらに芸能界も影響を与えており、国民的アイドルグループは『マジンガーZ娘』、『MZZ(マジンガーZ)48』が人気を博しており、紅白や24時間テレビのラストでかかる曲も『マジンガーZ』OP曲になっている。


・もちろん、海外のアメコミ作品も『アイアンマジンガーZ』や『スパイダーマジンガーZ』とかになっており、マジンガーZ・ジャクソンが『マジンガーZ』のOP曲でダンスをする。


・近年なら『シン・マジンガーZ』と『君のマジンガーZは。』と『このマジンガーZの片隅に』とかが日本中を席巻するような世界である。


・当然、今あなたが見ているこの『アニオタWiki(仮)』も、この世界では、『マジンガーZオタWiki(仮)』になり、全てマジンガーZ関連の事しか書いてないゼーット!!……となる。


当然、それらは元祖マジンガーZを超えることはないし、それ以上の強さを設定されることもない。
全てが元祖マジンガーZを称え、それ以外を徹底的に否定するためだけの恐ろしく歪んだ世界なのだ。
でも逆にそんなマジンガーZだらけの世界も見てみたいが……。


甲児は、そんな世界で勝手にマジンガーZの続編を制作し、ネットの海に放流した。
するとそのアイデアに触発された数多のクリエイター達は「俺ならもっと面白いものを作れる!」と、思い思いに自らのロボット作品を創造し始めた……


そして迎えた最終決戦。
ZEROの中で朽ち果てていた無数のマジンガーZの中の一体とそのZに搭乗していた兜甲児の肉体が光に包まれる。
そこから現れたのはグレートマジンガーと剣鉄也。2人は「マジンガーZ」には存在しなかった2体のマジンガーによる必殺技をZEROに放つ。
その後もマジンガーZの残骸は次々と光に包まれ、新たな鋼の魂としてZEROの中から飛び出していく。
甲児はマジンガーZの影響を直接的または間接的に受けたロボット達全てを、世界中の人々の想像力に乗せて光子の光として実体化させる。
甲児が共に戦う日が来る事を待ち望んだ宇宙の王者。磁石の力を持つ世紀のマグネ・ロボット。古代より受け継がれた神秘の力で戦う勇者。五台のメカの合体によって誕生する二体の超電磁ロボ。操縦者と人機一体となり、怒りの空手で悪に立ち向かう闘将。日輪の力月光の力を操る「無敵」の戦士。時代と世界を超越し、造られ続ける機動戦士。無限力の巨神。三つの変形形態を持つ可変戦闘機。別の可能性世界に生まれた可変戦闘機。遺伝確率約250億分の1の男が乗る鉄の棺桶。火星と地球を駆ける蒼き流星。人を、獣を、そして神をも超える野生の機神。宇宙怪獣を倒すべく造られたド根性で動くロボット。ヒトの手によって造られし神。黄金の鉄槌で全てを光に還す勇者の王。ドリルの回転と共に進化を続けるロボット。
そして、三つの心を一つにして無限の力を発揮する三位一体のロボット――


つまりマジンガー以降に誕生したあらゆるロボット作品のロボット全てを召喚してZEROに総攻撃を仕掛けたのだ。



鉄也「すげえ!どんどん出てくる!想像力が足りないのか俺には光にしか見えないぜ!」


甲児「ああ、俺もだよ」


無論それらは直接描いたらいくら赤い核実験場・チャンピオンREDといえどヤバすぎるため、全て白い光どこぞで耳にしたようなオノマトペで描写されている。
そのスケールはスパロボにはとどまらず、参戦すらしていない作品やアニメですら無い海外の実写作品などにも及んでいる。無論、この中にも本来“ロボットアニメではない作品に出てくるロボット達”もいるであろう。
デモンベインがかつてやらかしたロボット総進撃を更に進化させたようなトンデモ展開である。
こんなことやってて訴えられないのだろうか…?←ただの光なのでセーフ


ちなみに設定上は商業作品だけでなく、それこそ子供達が考えたようなオリジナルロボットもこの総攻撃に参加していることになる。
チョイ役や一瞬言及されただけのロボットまで含めたらそれこそ那由多の数が参戦しているわけだが、全て光なので何の問題もない(断言)
そういう意味では、ロボット作品史上最大スケールの戦いといえるのかもしれない。


マジンガーZEROは超電磁スピンや烈風正拳突き、プラズマキャノンやイデオンガン、
ギガドリルブレイクやスーパーイナズマキック、ヘルアンドヘブンやメイオウ攻撃やらロンギヌスの槍といった遍く必殺を尽く受けて大破する。
甲児の全身全霊の説得(物理)によって、自分から生まれた数多の可能性を魅せられたZEROは「マジンガーZの勝利」という結末を受け入れ、自らの意志で満足気に消滅していき、本作の物語は幕を閉じた。


メタ的な考察を探るとすれば、当初人が乗り込む無敵のスーパーロボットという触れ込みで登場したマジンガーZであったが、「マジンガーZ対暗黒大将軍」にてミケーネ帝国にボロボロにさせられてしまう姿は多くの当時の子供達にトラウマを与えた。具体的に言えば、さらばウルトラマンで無敵のヒーローと思っていたウルトラマンがゼットンに敗北するのを初見で見た当時の子供達と同じ心境であっただろう。


だが、そこにマジンガーZを継ぐ新たなヒーローロボット、グレートマジンガーが登場し、ミケーネ帝国との戦いはグレートに引き継がれる事になった。
それに合わせるように、様々なロボットアニメが生まれていった。つまり、マジンガーZが敗北した事によって、後継なるヒーローロボットが生まれたのも過言ではない。
どんなに無敵のヒーローにもいつかはその活躍を終える時が来る。
それはスポーツ選手などの人間や、乗り物などの無機質の物、そして時代といった概念にも訪れる避けられない物である。それは分かっているとはいえ、考えないようにしており“永遠にいるべき物、永遠にいて欲しい”存在として捉えてしまう。
確かにそのヒーローが残した功績などは素晴らしく、別れも惜しいと思うだろうが、次の世代が活躍する場所を与えるためにも潔くそれを継ぐ後輩に後を託す事も大事である。
マジンガーZを見た子供達がやがて大きくなりアニメーターとして新たなロボットアニメが生まれていく。そしてそのロボットアニメを見た者がやがて大きくなり次なるロボットアニメを生み出す、
ゲッターも、ガンダムも、エヴァも、マジンガーZ以降に生まれたロボットアニメは“人が乗り込むロボットアニメヒーローの元祖であるマジンガーZがあってこそ”生まれたのであり、そしてマジンガーが後に託したからこそ世に現れた事になる。マジンガー“ZERO”の意味は、始まりを意味する“ZERO”と解釈出来るだろう。


………そう、この物語は“全てのロボットアニメファン”に送る、マジンガーZの物語でもあり、「ロボットアニメ」が好きで良かったと思えさせる物語であったのだ。


因みに、最終決戦時の平行世界は甲児の要望で基本世界に一本化されているので、別の世界のZEROが再び暴れることはない。
というか平行世界を一本化していなくても、本当の意味で全知になったZEROはすでに戦いをやめているはずだからだ。
何故なら、争いとは同レベルの相手としか起こらないものだからだ。つまりZEROが何者も比肩しえない存在になったことで、他者と争う意味はなくなったのである。


ちなみに作者は「本作のエピローグは、あなたが好きなロボット作品達です」とコメントしている。









私ノ完全ナル世界ガ消滅スル マジンガーガ勝利シ続ケル最強の世界ガ


兜甲児 ソレハオ前ノ夢デアッタハズダ イイノカソレデモ?


見てくれZERO、この大いなる可能性を。


これこそ俺が…いや、みんなが… 本来望むべき世界だ。


何よりこの可能性はお前の中から生まれたんだ。


だからマジンガーZERO。お前は負けたんじゃない、勝ったんだ。


ソウカ…コノ輝キハ私ソノモノカ…ソウカ…


フ…そう思っとけよ、夢の様ないい眺めだろ。


アァ 確カニ 素晴ラシイ……





外部出演

そして、物語の終わりから時が経ち…
スーパーロボット大戦シリーズ』プロデューサーの寺田氏からは、「強すぎて無理」と名指しで参戦をお断りされていたが、
2017年に発売した『スーパーロボット大戦V』を皮切りに堂々とその姿を現し参戦


まあ、同じく「強すぎるロボット」であるイデオングレンラガン他が参戦していることに加え、
参戦不可の理由としてもっとも有力な「権利関係」が一切無問題であったため参戦自体は可能だったのだが……


スーパーロボット大戦V

PVではぶん殴るだけで相手を抉り取り、ブレストファイヤーで大地を吹き飛ばし、ルストハリケーンで異常気象を起こしながら相手を塵に変える平常運転圧倒的な戦闘力を見せつけ、真マジンガーZERO未見のスパロボファンを驚かせた。


ちなみに本作のマジンガーZはアニメ版「真マジンガー」名義で参戦しているが、こちらにもアイアンカッターが実装されている。
これは登場人物でさえ疑問を隠せなかった伏線であった……。


光子力ビームもさすがに地球貫通は描かれないが地表への着弾まではしっかり描写されているので、
地球が心配されることに(この技に限ったことではないが)。


……Vの地球はガミラスのせいで壊滅寸前(新正暦世界)・人間同士の泥沼の戦争でボロボロ+一回滅んだ(宇宙世紀世界)、
とかあれなエピソードばかりなので勘弁してあげてください。


作中ではトンデモないものが眠りすぎな赤い地球(宇宙世紀世界)トップクラスの不確定要素として扱われており、登場前から恐ろしい予感をさせていた。
そして劇中では第38話の地上部隊ルートで、ハーデスがマジンガーZをうっかり追い詰めてしまったことで覚醒、当のハーデスを光子力ビームで瞬殺してしまう。


ちなみに、ハーデスはこのステージが最初で最後の出番。


そう、なんとスパロボVでのミケーネは(闇の帝王が後で出てくるが)登場1話目から首領死亡という、かつてない扱いを受けることとなった。
配下のミケーネ達は生き残っているので、後で出てくる。2回行動がないこいつらなど、ただのおいしい経験値でしかないが。


参戦作品の名義は「真マジンガーZEROVS暗黒大将軍」となっており、さすがに機体のみの参戦でストーリー再現はない。
……まあ「機体のみ」で本当に済むような存在なわけもなく、ストーリーにもがっつりと絡む。*1


今作初登場となる『マジンエンペラーG』との対決や同じく強大な力を持つあのロボットとの共演の他、あるシーンでは『皇帝』と並び立つ。
ちなみにアニメ化すらしていないにも関わらず、通常版パッケージでは目玉であるヤマトを差し置いてセンターを飾っている。



気になるステータスはというと、流石に原作の滅茶苦茶な強さ+サザンクロスナイフは再現していないがそれでも本作ブッチギリの最強機体。
中身的には「ZEROの力を受けてその姿に変身したマジンガーZ」といったところ。
機体性能は運動性以外が軒並み高く武装も全体的に高威力。更にはブレストファイアーをMAP兵器として使うことも可能。
弱点らしい弱点は燃費の悪さだが、EN回復に加えて低燃費中距離技のルストハリケーンや弾数制のアイアンカッターが便利なので継戦能力は中々のもの。


というか本作ではEN回復系強化パーツが多数手に入る上に、
カスタムボーナスでパーツスロットを増やせるので、ZEROが仲間になる終盤には燃費がどれだけ悪かろうが大した問題ではない。


乗っている甲児のエースボーナスがダメージ1.2倍、さらに同じ効果を持つアタッカーと重複するため、
ただでさえ破格の攻撃力が更に跳ね上がる。正直過剰火力すぎて持て余すレベル。
魔神パワーは魔神化以外は軽く言及されたり戦闘演出でちょこっと使われる程度なので、特殊能力としては再現していない。いや再現してこれ以上強化されても困るが。


新たな必殺技としてファイナルブレストノヴァが実装。
魔神パワー「因果律兵器」を活かし、相手の首根っこを掴んで大地に叩きつけ、零距離ブレストファイヤーで相手を焼き尽くす。
トドメに零距離ルストハリケーンで残った半身を跡形もなく消し飛ばすと言うえげつなさ抜群の攻撃となっている。*2


最後に入る甲児の爽やかなカットインに反して、ZEROがこれまた禍々しい咆哮を上げる演出がニクい。お爺ちゃんがハッスルしてるみたいで可愛いとの声も
ちなみに、劇中でグレートマジンカイザーを破壊したシーンの一部を元にしている。
無改造での攻撃力は7000に至り、この数値は最強の合体攻撃である真シャインスパークをも上回る。(ちなみに攻撃力でZEROを上回るのはヤマトの波動砲(スポット武装)のみ)


解説した通り非常に強力な機体ではあるが、気力が150無いと魔神化できない上にマジンガーZの時点で普通に優秀な機体なため、
魔神化する頃には敵勢力がほぼ壊滅してることもしばしば*3*4



誕生の経緯として「光子力エネルギーに眠る魔神パワーという特性に気付いた十蔵がこっそり組み込んでおいた」ということになっている。
存在しているだけで因果が歪んでいるという状況から察するに、因果律兵器は自動で垂れ流している模様。
本編では原作設定通り、マジンガーZの中に存在する魔神パワーの暴走によってマジンガーは史上最悪の存在として本機に覚醒してしまう。
甲児を取り込み、ハーデスすら一撃で葬る最強の魔神の前にグレートマジンガーですら破壊され、絶望のどん底に陥る自部隊。
しかし、彼等はおろか、ZEROですら知らない未知の魔神、偉大なる魔神皇帝『マジンエンペラーG』が立ち塞がる。


果たして、戦いの行方は……?


なんとかZEROを倒すことに成功した自部隊。
しかし、ZEROが復活するのも時間の問題なのは明らかだった。
このまま甲児ごとマジンガーを破壊するしかないのか…。誰もが思ったその時、鉄矢は閃く。
無機物と有機物を融合させるゲッター線、その力を使って逆にマジンガーと甲児を分離させることが出来れば何とかなるかもしれない。
その作戦に乗った竜馬達ゲッターチームはZEROにゲッター線を注ぎ込む。


一方その頃、甲児は光も何もかもない空間で目覚める。
そしてそこにいたのは、マジンガーの中心部で眠っていたZEROの本体…前述の「神」の意思。
祖父・十蔵は光子力の研究の末にZEROの存在を知り、その力を制御する為の器としてマジンガーZを生み出した。甲児自身をパーツの一部とすることで……。


しかしソレは語る。果たしてそれは本当に十蔵が望んだことなのか?


彼はDr.ヘルの様に自らの目的の為に肉親をも利用した悪魔だったのか、
それとも正義の為に孫に無限の力を与えた神だったのか。


「それを決めるのは、魔神の力を与えられたお前自身だ。幾多の人の意志が未来を決めるのだ」と。
そして甲児が出した答えは…。


俺は…おじいちゃんを信じる!


そして、お前に抗う!


その強き意志に応じるように生まれた眩い光。これこそがZEROの欲していた物だった。
未来という可能性を照らす光。それこそが光子力の真実。
過去に多くの仲間達と共に立ち向かった並行世界の甲児と数多の可能性達の前に、一度だけ敗れた神は人間の強き意思に興味を持ち、そして願った。
あの光をもう一度見たいと。


我は魔神…。求めるは無限の力…


お前を取り込む事よりも、お前の意思が生み出す力こそ我の欲するもの…


お前が友と呼ぶ者達との戦いの中で我が力に抗うお前に、その力を見た


見せてみろ、兜甲児。我にお前の力を…


我は神にも悪魔にもなる…。お前の、その意思によって…。


その思いを受け止めた甲児は完全に魔神パワーを制御し、神を超え、悪魔を滅ぼす最強の魔神と共に敵に立ち向かうのだった……!


実質原作終了後の参戦ということもあって、性格(?)は原作の頃よりもマイルド気味となったZERO。
一応甲児の意思は尊重していたり、闇雲に世界を滅ぼそうとは考えなかったり、
マジンガーから派生した各種ロボット達の存在にも肯定的と原作の頃とは雲泥の対応の差と言える。


だが「自分(マジンガー)こそが最強」という思考の根本は何だかんだで変わっていない。


甲児に手を貸した理由も、「人が生む無限の可能性の力を観測し、その力を得てより強くなる」という貪欲な強さを求める思惑によるものが大きい。
後やっぱり自分の直系の派生存在とも言うべきグレートマジンガーにはキレていたりと相変わらずのクソコテ路線を突き進む。
やっぱ懲りてないんじゃないのかこの神様


メタ的にいうと、グレートはそもそもの活躍が「マジンガーZの敗北」から始まっているため、
「自分=マジンガーZが最強」というZEROからすればどうしても気に入るはずはないだろうが。



そしてシナリオ終盤でのミケーネ帝国の決戦では、敗北しても尚何度でも蘇らんとする闇の帝王に対して、
「因果の果てでゲッターエンペラーとの悪夢夢の共演」という地獄奇蹟の光景を見せつけることで、
闇の帝王を完膚なきまでに絶望させて心をへし折り強引に敗北を認めさせる
という精神攻撃まで披露した。



「だ、駄目だ、勝てぬ! 因果の果てに待つのが、こいつ等では 絶対に勝てぬ!!」


「ぬああああああっ!!」



メタにメタを重ねたことを言うと、SRWというゲームが存在することを許している時点でもう彼のスタンスの変化は見て取れる。
原作では曖昧な「光」という形でしかなかった「己自身から派生した可能性」であるところの他のロボットたちと共演し、
彼らの為に頑張っているというシチュエーションから、某動画サイトでは「孫と子供に囲まれてハッスルするおじいちゃん」と呼ばれている。


一応「真マジンガー」からの参戦であるため、戦闘BGMは前作にもあった「守護神-The guardian」の流用である。
……なのだが曲とのマッチングが妙に良好。
戦闘デモが「空が割れる 炎が舞う 巨大魔神見参」「ここまできたらもう誰にも抑えられない」としか体現できないものになってしまっている。
ご丁寧に赤羽根甲児が振り上げたその拳で何かを掴むカットインまである。


ちなみにだがスパロボは当然、原作とパラレルワールド、つまり、登場するキャラは全員「原作とは似て非なる別人、つまり並行世界の同一人物である」という前提で成り立っている。
だが、このZERO様はクロスオーバー等のない、独立している「マジンガーZERO」の世界から自身を顕現させているという設定である。
……つまりこれがどういう事かというと、スパロボVのZERO様は原作で出てきたZERO様ご本人である。



スーパーロボット大戦X

『V』に続いて続投。本家本元のマジンカイザーと初共演を果たす。
なお、Vと違いZがZEROに変化するのではなく、別個の機体として存在。
因みに寺田P曰く「今回は原作に近い立ち位置です」……クソコテ全然反省しとらんやんけ!!!


今回は中盤に差し掛かるあたりの第28話で登場。
闇の帝王として復活したハーデス神が力の源を求め、別の次元から引っ張ってきた闇の魔神、という立ち位置である。
行動方針が「自分以外のマジンガーの存在を否定する」という方向にシフトしており、Zとグレートを消し去るべく襲い掛かってくる。
さすがに原作、およびそれに準拠したVほど絶望的な存在ではなく、甲児からは一貫して「悪に落ちたマジンガー」として扱われている。
というか終盤まで「グオオオオ」しかセリフが無い上に要所要所でミケーネに便利に使われているなど、原作や前作とは完全に別物状態。


登場した第28話でダブルマジンガーを乗り手もろとも因果の果てに消し飛ばして何処かへ去っていったが、別次元から可能性の光を辿って現れたマジンカイザー&マジンエンペラーGによって復活を許してしまう。
終盤に前述の闇の勢力との最終決戦にて敗勢の闇の帝王に呼び出されるが、二大魔神皇帝の必殺攻撃によってイベント戦闘で撃退される。
ただしこの時はまだ小手調べに過ぎず、本当の決着は最終盤へ持ち越しとなる。


通常ルートではブラックノワールに手駒として召喚されるが自らの意思でエクスクロスと決着をつけることになる。倒すとそのまま消滅。
真ルートに進んだ場合は最終話の一つ手前でアンチスパイラルとの最終決戦にどういうわけか天元突破状態で乱入。
ブラックノワールをおやつにしたり、自軍に宇宙の未来を託したアンチスパイラルに「弱者」と吐き捨てたりと、性格の悪さとクソコテっぷりも天元突破してる。
マジンガー系だけでなくエクスクロスの各機体の可能性を潰す気満々で、特にウイングゼロが気に食わないようだ(名前にゼロって付いてるから?)


攻撃性能はグランゼボーマに劣るものの、耐久力と回復力と継戦能力が頭おかしいレベルで高いので、1ターンキルで一気にやっつけよう。
そして甲児&鉄也達との決戦に敗れたものの、「たった一人で最強に執着していては仲間と共に高めあったオレ達には勝てない」「Zもグレートもカイザーもエンペラーも同じマジンガーなのだから、やはりマジンガーは勝ったのだ」と、
怒涛の説得をされたことでようやっとマジンガーの本領に立ち戻り、最終話限定だが甲児機として使用可能になる。*5


味方時の性能は燃費以外の性能全てがマジンカイザー、マジンエンペラーをも上回る超性能の最強機体。
前作と比較しても全性能が向上し、更に味方機で唯一のEN回復(大)持ち。
*6
問題の燃費に関してはEN回復はもちろん強化パーツでいくらでもフォローできるので実質あってないようなものな為、相変わらず圧倒的殲滅力を誇る。
とはいえ今回は天元突破グレンラガンも同時加入なので前作ほどブッチギリではなくなった。というかサイズ差と多人数乗りの影響で向こうのほうが強い。
なお、今回は魔神パワーによる変形ではない為武装の気力制限は調整されている。気力130まで棒立ちはさすがに
基本的に戦闘アニメは前作の使い回しなので、残念ながらビジュアル的に目新しい要素は特に無い。
カイザーでも非常に強いので再び載せ替えても良いが、ZEROファンならせっかくなので大暴れさせてやろう。最終話の敵ユニットは雑魚でも硬いので、ZEROの段違いの攻撃力を最大限に活かせる。


メタ的に言えば、Vにおいてスパロボの地平に降り立った(=閉じた世界の神をやめた)時点で全能でもなんでもなくなっているため、「最強の魔神であることに固執する」という部分だけ残ったのが今回のZEROなのかもしれない。
もしくは原作3巻の状態のままスパロボに呼ばれたIFの存在や、Vの前日譚とも解釈できるか。まぁ多分ZEROにも世界によって様々な可能性があるのだろう。
そもそも、マジンガーを最強足らしめる最大の要素「兜甲児」が欠けている時点で、ZERO本来のスペックからはほど遠い。クロスゲートパラダイムシステムの無いアダマトロンみたいなものである。
とはいえそれでも圧倒的に戦力で劣る闇の帝王とブラックノワールがどうやってこんなもん連れて来たのかは永遠の謎である。


余談だが、今回遂に甲児から直接「想像力が足りないのが付け入る隙と見た」と思いっきり明言されてしまった。


スーパーロボット大戦X-Ω

バーターの『衝撃Z編』が参戦してないのに単独参戦。当然のように赤羽根健治氏が甲児の声を担当。
『真マジンガーZEROvs暗黒大将軍』の兜甲児に声がつくのは今回が初めてとなる。*7
天元突破グレンラガンと同時に発表されたため、赤羽根氏が対抗心を燃やしていた(最強ロボット的な意味で)。
寺田P曰く「敵対しない」とのことだったが普通に敵としても登場する。
今回はスパロボでは珍しく…というか初めて因果律兵器が仕事しており、魔神皇帝の力も通用するのは短時間のみ。
自軍とマジンエンペラーGの攻撃すらものともせずに圧倒してトドメを刺そうとしたが、バナージとユニコーンのサイコフレームにより甲児が目覚めZの制御を一時的に奪い返されてしまう。
その隙にミネルバによってリセットされあと一歩のところで取り逃がしてしまうのであった。
ちなみに今回は明確に「原作途中のループの一つである」とのこと。


上記のイベントの際はあくまで通常ユニットだったのでそれなりの強さだったのだが、後に大器ユニットとして新登場。
その後は更に上位のΩユニットも実装された。
性能はまあ案の定ぶっ壊れで、2019年現在は天元突破グレンラガン&ネオ・グランゾン&グレートゼオライマーと並ぶ最上級ユニット。


特に大器のほうは入手難易度が他の強機体より緩かった*8ので使用率も高く、赤羽根健治氏もご満悦で使用している。
シナリオではその後もちょいちょい登場し、Xでの縁かアンスパとタッグでマジンガー軍団&グレンラガン(あとパラメイル隊)と戦ってみたり、リン・ミンメイの歌を楽しんだり、少年アシベの世界に干渉したりとかなりマイペースにスパロボライフをエンジョイしている。
最近はパラダイムシティを創造して何かの実験を行ったり、ロジャーとの交渉に応じてみたりなど、謎の多い行動も増えている。
…どうやら何か新しい可能性を観測したがっているようだ。
イベント『其れはまるで御伽噺の様に』では無貌の邪神すら欺き、自分もろとも彼女をデモンベインらに叩き潰させた。脳筋偏屈なイメージが強いZEROさんだが意外と柔軟な頭脳派らしい。


スーパーロボットINFINITISM

ホビージャパンが展開する公式小説シリーズ『スーパーロボットINFINITISM』マジンガーZERO編に登場。
昨今、他のマジンガー達もやたらめったらインフレしてきていることに刺激されたのか更にパワーアップしており、因果律兵器を用いずとも全ての武装が一撃で数光年先までを破壊し、単純な光子力エネルギーの放出だけで宇宙を一瞬で滅ぼすなどその強さは異次元の域に達している。
目的は不明だが並行宇宙を転移しては消し飛ばす迷惑行為を繰り返しており、改変し支配するに留めていた原作よりやってることが過激になっている。
本作のZEROは、兜十蔵博士が残したデータを元にDrヘルが完成させたとされる。


とある次元ではゲッターロボGと交戦するも戦いにすらならず一蹴。竜馬達に対し「お前達はいずれもっと強くなるからこの世界は消さないでおく」と見逃すなど、強者との邂逅を求めている節もあるようだ。
更に別の世界の兜甲児達は、長年に渡りマルチバースを観測しZEROを追っている。
そして様々な世界の仲間やマジンガー達を結集させ、ZEROを止めるための作戦『マルチバース・ストラテジー』を決行する…。



余談

  • その悪魔的なデザインは「EX合金」版マジンガーZによく似ているともっぱらの評判。
    ZEROの方も立体化が待たれていたが、魂ネイション2016マジンエンペラーGと共に超合金版がお披露目された。
    なんでも「いつの間にか自動的に超合金化が決まった」らしい。きっと因果律兵器のちょっとした応用だろう。
    バランスの問題か、原作に比べるとスクランダーが半分くらい小型化しているが、これでも大きくした方らしい。
    更にC&A Global Ltd.社とCCSTOYS社から圧倒的超クオリティの25cmサイズの大型超合金も発売。
    2022年にはINFINITISM版のプラモデルの販売も決定した。

  • ちなみにファンからは「ZEROさん」「ZERO様」と呼ばれることが多い。
    神の如き力と悪魔の如き傲慢さから敬称がつけられたようだ。前者はミストさん的なノリで呼ばれてるような気もするが……
    あとその身勝手極まりない拗らせたマジンガーZ至上主義思想と振舞いから「クソコテ」という渾名も。マジンガー関連のスレでクソコテの名が出たら大体コイツのことだと思えば良い。

  • 更に余談だが、実は「ZERO」の名を宿したマジンガー(?)はもう一体存在する。
    双葉社刊の公式アンソロジーコミック「スーパーロボットコミック マジンガーZ編」に収録された富士原昌幸氏による『ZEROの悪夢』に登場した「ZERO」。
    こちらのZEROはかつて兜十蔵と共に世界征服を夢見ていた親友であり、甲児も良く知る剣崎鋭児ことDr・ブレードが隠し持っていた超合金Zと光子力エンジンを使い、ドクターヘルから支援を受けて作り出したロボット。
    設計には十蔵も関わっているが、研究中の事故をきっかけに「ZEROを作ろうとした自分への天罰」だと判断して、世界征服の野望を捨てた十蔵はブレードと袂を分っている。
    Dr・ブレード自らが脳からダイレクトに操縦し、甲児の駆るマジンガーZと戦った。
    マジンガーZを大きく上回る機動性や強力な武装、ロケットパンチのコントロールを無効にするジャマー、そして「ZEROガス」という毒ガス兵器を装備している。特にこの「ZEROガス」を使用した「ZEROテンペスト」はF市の人間30万人をわずか3分で即死させてしまうという最悪の兵器である。「ZERO」の名の由来は毒ガス持ってるからって強化外骨格ではなくゼロ戦である。その由来通り、拳・膝など、格闘に使う部分以外の装甲はむしろ薄く、マジンガーZを実際に見て「十蔵はZEROに足りない物をフォローするロボットを作ってくれた」と感動しているが甲児はもちろん否定している。
    勿論、マジンガーZEROとは直接の関係は無いものの、「十蔵が世界征服を目論んでいた」、「ルストハリケーン系の武装を使い、街を一瞬で滅ぼす」、「パイロットが生体パーツとして組み込まれている」など、共通する部分も多い。
    全くの余談だが、『真マジンガー 衝撃! Z編』においてマジンガーのデザインや一部エピソードなどが拾われた、故・石川賢氏による短篇作品『マジンガーZ ミケーネ恐怖の遺産』の初出もこのアンソロである。

  • マジンガーZEROを直接創造したのは兜十蔵博士だが、その誕生には兜甲児の想いが関わっていることが示唆されている。
    心の何処かで「マジンガーZが永遠に続く世界」を望んでいた甲児が、ZEROの神としての力をより確固たるものにしていた。
    そのためか、ZEROの内部では無数の朽ち果てたマジンガーZと甲児が眠って「マジンガーZが最強」という夢を見続けている。
    ひょっとしたら甲児は、後続作品の台頭で忘れられてゆくという残酷な現実から逃れるために夢の世界と、それを護る最強の怪物を生み出したのかもしれない。

  • スーパーロボット大戦の世界を観測できていなかった事や、作者のコメントなどからZERO対ロボット軍団の戦いはスーパーロボット大戦シリーズの壮大な前日譚と言えなくもない。
    そもそもZEROの中からZとグレートが脱出する際にブレストファイヤーとブレストバーンの同時発射を使用しているのだが、この時に甲児と鉄也はスーパーロボット大戦で初めて設定された必殺技名である「ダブルバーニングファイヤー」を高らかに叫んでいる*9
    想像力が凄すぎてもはやトンチ合戦の様相を呈していたため解釈が分かれるところではあるが、ZEROによって塞き止められていた可能性の光が最終決戦後に実体(作品)となって世に出て行った…と言えるのではないだろうか?
    まあスパロボから生まれたカイザーも作中に既にいるので、時系列はあまり考えないほうが良いかもしれないが。どちらにせよ、マジンガーZとスパロボは切っても切り離せない関係だし。

  • ロボットガールズZオンライン』にもこっそりいる。流石に他社なので名前や姿は出てこないが、「始祖」という名前の謎の存在として登場。
    傍迷惑な行動と老害クソコテ丸出しの台詞から隠す気ZEROである(あの丸いZEROスクランダーを指して「標識背負った人」呼ばわりされていた)。





全消しが起こった


記事が呻り


@Wikiは悲鳴を上げ 崩れた


自治厨は巨大な荒らしと化し 相談所に巻き上がる


一度は滅び 保管所でその姿を取り戻したアニヲタWikiが


再び塵と果てていく


良項目も 糞項目も 見境なく 無慈悲に


アニヲタWiki(仮)はまた


覚醒した冥殿によって


終焉を迎えていた



ZEROに還れ







追記、修正はZEROに還ってからお願いします。



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画像出典:スーパーロボット大戦V
©バンダイナムコエンターテイメント

  • 伸びてきたのでコメント欄リセットしました。 -- 名無しさん (2019-08-18 19:05:33)
  • まさか仮面ライダー に同等の力を持つ奴が現れるとわな… -- 名無しさん (2019-08-26 12:38:21)
  • スパクロのZERO様はポプテピピックと言う新しい可能性を取り込めいいとじゃないかな? -- 名無しさん (2020-01-10 14:42:27)
  • スパロボに参戦するとツンデレ度が上昇する神様 -- 名無しさん (2020-03-08 08:17:17)
  • なんで魔女っ子チックルの呪文が… -- 名無しさん (2020-04-03 14:52:39)
  • 合金可動フィギュアで商品化決定 -- 名無しさん (2020-07-21 14:43:18)
  • スパロボでエンペラーと並び立つ未来の姿はある意味では「互いに存在レベルでおかしな怪物なはずが共に並び立つ戦友ができた」という良いシーンなのかもしれない。怖いけど。 -- 名無しさん (2020-10-20 00:57:22)
  • 作中で「兜甲児もまたZEROの一部」という風に語られてるようにどんな形あれ甲児とセットだからこその最強で、マジンガーZERO:ヘルモードだと「てめえのどこがマジンガーだよ、ただの機械獣じゃねえか」とかそんな理屈で案外あっさり負けそう。 -- 名無しさん (2020-11-26 16:52:34)
  • X-Ωのイベントでは、SKLの地獄公務員コンビも、ZEROといい勝負してたんだっけ。なんなんだあいつら……; -- 名無しさん (2021-01-28 11:53:10)
  • ※注:Z編にマジンガーZEROの設定は一切出ません。スパロボクロスオーバーです -- 名無しさん (2021-03-30 16:44:23)
  • ↑2 実質デビルマンと大魔神サタン -- 名無しさん (2021-04-09 11:51:54)
  • 状況次第でブロリー倒せるかも -- 名無しさん (2021-05-01 09:23:01)
  • 人類補完計画とか全然可愛いもの過ぎて、はっきり言ってマジンガーZEROとかいうもん生み出した人間の狂気がやはり一番恐ろし過ぎる。エヴァ世界観が地球だけで完結したのはまだ宇宙にとっても幸運だったか -- 名無しさん (2021-05-16 00:13:24)
  • ↑で、地球にとどまらずに宇宙を荒らしまわっているのがゲッターってわけね -- 名無しさん (2021-05-16 00:49:09)
  • ↑6 出てきたら出てきたらでZEROですら立ち位置(終焉にして原初というキャッチコピーも)もゼウス神が居る為変化せざるをえない。 ZEROはクソコテだのお爺ちゃんだの言われているが、下手すればゼウス神から『やんちゃ(腕白)坊主』『バカ息子(孫)』扱いされる可能性がある。 -- 名無しさん (2021-05-16 01:42:02)
  • ↑1 修正↑6でなく↑5でした。申し訳ない。 -- 名無しさん (2021-06-25 02:00:27)
  • シンジ君は最後までこのZEROの様に「最強の存在」には至らず自分なりの強さを抱いてエヴァと別れを告げて物語を終わらしたな。ZEROに足りなかったもんをシンジ君は彼なりに物語の中で編み出しただろうか -- 名無しさん (2021-07-02 14:31:24)
  • よく「こいつ相手には流石のZEROも勝てそうにない」って書き込みを見かけるが、このクソコテの真の怖さは「メタ時空からあらゆる創作をマジンガーとして取り込んでしまう」ことにあるから、どっちが強いか弱いかですら語れるものではないと思う。言うなれば「認識した時点で過去改変すら無効」なゲッペラーを更にタチ悪くした存在というか… 最終的に改心したからそういうことはしなくなっただろうけど -- 名無しさん (2021-09-16 15:57:06)
  • 第7の魔神パワー…要するに、宇宙を破壊する機械の化け物みたいにまだまだ進化の余地が残されているという事だろうか? -- 名無しさん (2021-10-13 00:29:00)
  • ふと思ったんだが、ZEROは(出身がロボット物では無い)VのヤマトやXのノーチラスをどういうスタンスで見ていたんだろうか? -- 名無しさん (2021-10-24 15:44:11)
  • 「人が乗って動かしてるんだからロボットでいいだろう」 -- 名無しさん (2021-10-24 16:10:32)
  • スパロボXでのZEROとの最終決戦でアンスパより先にZEROを落とすと甲児がそのままカイザーからZEROに乗り換えてそのままアンスパと戦える。その際アンスパからボロクソ言われるけど -- 名無しさん (2021-12-14 00:28:53)
  • こいつが支配する世界だと、仮に石川賢的作家が時天空みたいなのを出しても、初代マジンガー&甲児が普通に倒して「ありがとうマジンガーZ」って感謝して〆、そういう滅茶苦茶な展開ばかりなんだろうなきっと… -- 名無しさん (2022-04-21 22:13:20)
  • 改心前のZEROの支配する世界はゲッター線が完全にキレるレベル(マジンガーZで進化を止めた)だからなぁ… -- 名無しさん (2022-04-25 22:42:18)
  • 破獄のマジンガーじゃ我慢できず乱入してきそう -- 名無しさん (2023-01-27 10:12:43)
  • エンペラーとガチ勝負になったら……豪ちゃんでも描けない規模になりそう -- 名無しさん (2023-11-26 13:33:36)

#comment

*1 他の作品も含め、機体のみの参戦とはシナリオ再現を行わないという程度の意味合いの模様。
*2 ミネルバXの時間逆行と言い、ZEROのルストハリケーンは随分ハッスルしていると言わざるを得ない
*3 養成技能+強化パーツ+エースボーナスでマップ開始と同時に魔神化することも可能
*4 ちなみに全武器に気力130以上の制限があると言うちょっと何言ってるかわからない仕様もあったりする。故に弱点はELSである
*5 内部データでは甲児の基本搭乗機に設定されており、インターミッションで自動的に乗り換えている。デフォルトBGMは「守護神-The guardian」に戻る。
*6 厳密には5段階改造ボーナスが装甲強化にEN回復を大に変更すると言うもの
*7 なお赤羽根氏はオリジナル主人公であるイヌイ・アサヒ役として既にスパクロ参加済み。そして今回の参戦により、石丸博也氏の演じたOVA版甲児、森久保祥太郎氏が演じたINFINITY版甲児との同時編成による共演・共闘も可能となる
*8 ネオ・グランゾンと天元突破グレンラガンはガシャでの排出率が通常よりも低く設定されていたが、ZEROは確率が通常通りで、更にSSR確定のガシャでもあったため、格段に入手しやすかった
*9 実はこの技名が作中で使用されたのはスーパーロボット大戦関連以外では初めて。ブレストファイヤーとブレストバーンの同時撃ちそのものは当時からあったものの、ダブルバーニングファイヤーが定着した後の作品で真マジンガーZEROの作中に組み込まれていたOVA『マジンカイザー』や同作のコミカライズでも技名は一度も使用されていない。

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