登録日:2011/12/22(木) 00:57:48
更新日:2023/10/03 Tue 13:37:12NEW!
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ファイアーエムブレム fe 聖戦の系譜 親世代 双子 妹 シスター 絶世の美女 魔性の女 ヒロイン降格 ユングヴィ 美人豪運 ラナオウの生みの親 エーディン「レスターの髪色は隔世遺伝よ」 あなたたちはケダモノです 勇者の弓 レスキューの杖 運命に翻弄された者 宿命の人 エーディン ウル
概要
ファイアーエムブレム 聖戦の系譜の登場人物。
クラス:プリースト→ハイプリースト
固有スキル:なし
主人公シグルドが住むシアルフィ領の隣、ユングヴィ領を治めるユングヴィ公リングの次女。兄弟に姉ブリギッドと弟アンドレイがいる。シグルドとは幼なじみの仲。
かつ聖弓イチイバルを使った弓使いウルの血を引く。が、彼女自身は傍系かつ非戦闘員のプリーストなので全く扱えない。
ユングヴィが南西の隣国ヴェルダンに侵略され、彼女が連れ去られたことから主人公シグルドは彼女を救い出すために出撃を決意。「聖戦」の物語はかくして始まる。
これだけ見るとヒロインはどう見てもエーディン。
しかし主人公は彼女を救出後に別の美女を引っ掛けてスピード結婚してしまうため、絡みは全くない。
結局、旅の中で生き別れた姉に会えるかもという理由からシグルド軍についていく。
しかし、ヴェルダンの筋肉王子ガンドルフが嫁にしたがり、キモメンゲラルドがよだれを垂らしそうになるほどの美貌の持ち主で、シグルド軍の男を引っ掛けていく魔性の女。
アゼル、ミデェール、ジャムカ、デュー、と次々フラグを立てていく。
こういう女は同性には嫌われそうだが、指揮官の妹にしてお兄ちゃん子のエスリンにリターンの杖を渡し(てご機嫌をとっ)たりとその辺も抜かりはない。
結婚してもアゼルやクロードからレスキューの杖を貢がれたりと相変わらずだが、ミデェールやジャムカには勇者の弓を恵んだりと面倒見も良い。
(でももっと早くに勇者の弓を出してほしかったとは全国のミデェールの談)
しかし、生まれた息子の父親はどう見てもいい男・レッ(ks もしくは横恋慕巫女ッ娘…じゃなくて嫁が消えた後のすけこまし発言が目立つシ(gld
姉と再会したものの直後に失脚して帰れなくなったシグルド軍と共にシレジアで冬籠もりした後は、
シレジアの内乱に便乗してやってきた弟に焼きを入れ、バーハラの虐殺で壊滅するまでシグルド軍について行った。
第2部では多くの戦士たちが死亡するか生死不明になっており(ゲーム本編では語られていないが、男性は女性を逃がすためにも率先して戦ったため全員死んだとされている)、
子供たちの会話などで判明した女性陣の行方については
アイラ…生死不明だが、彼女の性格上絶望的(小説版では死亡)。
ラケシス…生還しレンスターでフィンの保護の元出産。レンスターに来たのはフィンが仲間(恋人の場合もある)である他に義姉とその息子のことも気がかりだったためだが会うことが出来なかった。子供達を育てるが、レンスター城崩落の際、フィンと子供達を連れて脱出、逃亡生活を送る。その後、戦争の情勢を知り息子デルムッドの安否を確認する為に単騎でイザークへ。途中砂漠で消息を絶つ。
シルヴィア…バーハラ後にコープルを生むまでは生きているが、のち行方不明。
フュリー…生還するが後に隠れ家で病死。息子が夫(現在も活動中)を探したりしてくれていたが、待ち続けたまま生涯を閉じる。
ティルテュ…生還しシレジアで夫と生活するが、見つかってしまい娘と共に連れ戻された。兄としては保護だった様だが、兄嫁のヒルダに娘共々容赦なく虐待されて多少は生き永らえたものの死亡。生き別れた息子と再会も出来なかった。
ブリギッド…行方不明(トラキア776で、よく似た人が登場する)。
とやはり悲惨なものばかりであるが、そんな中エーディンは、
レスター「…それで、母上は?」
ラナ「ティルナノグの修道院で働いておられます」
修道院で働いておられます
修道院で働いておられます
なんとも美人薄命を真逆で行く魔性の女である…が、やはり大抵の場合は夫は失っている。(全員に言えることだが)未婚の可能性もあるけど。
少なくとも修道院に入る前は、10年以上は母親としてセリス達を守り、育てていた様子。
これらは包囲されリーダーのシグルドも戦いの直後油断させたところでの攻撃と卑劣な神器ブッパで真っ先に死亡…と、
絶望的な状況だったにもかかわらず結構な間抵抗が続いていたらしいため、その間に女性達は子供と一緒に率先して逃がされたためと思われる。
ちなみに娘のラナは浮き名をはせた母親に似ず、序盤のフラグはセリス様一筋である(独身生活が長くなると終章手前でファバルと立てるが)。
そのため意識しないで進めると、足並みの揃いやすさや会話イベントの少なさから普通にセリスとひっつく。
奪われた主人公のヒロインの座は娘の代でリベンジしたと言えるかもしれない(小姑付きだが)。
ある意味母親とは違う道を進んでいる芯の通った素朴で一途な優しい乙女だが、お兄ちゃん子のユリア(当時はライバル)にリライブの杖を渡したりと…あれ?この図どこかで見たような……ま、まあ、ラナだから許すかな、うん
なお、フィンやレヴィンが夫の場合は一家全員生きているという珍しいパターンになるが、
フィンはEDでもリーフに付き従ってレンスターへ戻り、レヴィンは姿を消してしまうので結局夫と再会する事無く物語は終了してしまう。レヴィンの場合は子供編開始までの間に顔を合わせていた可能性が高いが。
ユニットとしての性能
○初期値と成長率、CCボーナス
プリースト LV3
HP-28(50+20)
力-0(20)
魔力-13(30)+5
技-8(20)+3
速さ-9(30)+2
運-11(30+30)
守備-1(20)+2
魔防-10(5)+1
移動-5
武器LV-杖B→炎C雷C風C杖A
血統-ウル傍系
スキル-なし
ステータス的にはまさしく杖を振るために生まれてきた女。
HP、魔力、魔防、そして特に運の伸びが非常に良いが他は普通か微妙。まあ杖さえ振っていれば育っていくので、育成自体はそんなに難しくはないはず。
クラスチェンジすると魔法が使えるようになるが、杖レベルがAという以外劣化セイジで扱える魔法も最下級の物のみ、かつスキルもないため戦闘には不向き。
闘技場でも、使える魔法の中で最も使い勝手のいいウインドを持っていても中盤以降はあっさり負けやすい。
ガチで使うならアーダンから追撃リングを強奪するくらいは必要だが、そこまでする価値は勿論ない。
カップリング
結婚相手は本人がスキルを全く持たないため厳選が求められる。
娘のラナは母と同じく杖を振るだけなので特に問題はない。
だからと言って攻撃回数増加のスキルを持たない父親だと息子のレスターが泣く羽目になる。
更に武器継承が無いと勇者の弓やキラーボウなどの強力な弓は8章まで手に入らない。その場合、ブリギットの鋼の弓を手放しておくと7章で道具屋に並ぶので多少マシになる。
そういった事情から安全牌はミデェール。レスターが弓を継承出来る上にスキルも成長率も優秀。
次点はジャムカ。弓を継承できて、ミデェールより力が上がる。
その代わり追撃が無く、技の伸びも良くないので肝心な時に攻撃を外すことも。
ベオウルフだと能力値・スキルがミデェールのほぼ上位互換でHPも上がって、ラナも良し。武器継承に難が有るだけの惜しいベストカップルだ。
アゼルなら魔力が上がるのでラナも戦えるがレスターが微妙になりがち。
クロードの場合、5章で専用の恋人会話が見られ、魔力と魔防の伸びは良いのだが力が全く伸びず、また両者共にスキルを全く持っていない事が最大の難点。
ラナは最強のプリーストになれるのだが、レスターが攻撃面で全くの役立たずになってしまう。
バルキリーの杖も何故か使えもしないレスターが継承する事になり、完全に無駄になってしまう。
ラナに譲ってあげればいいのに…。
ただしこの組み合わせの場合、6章開始直後からラナがリザーブやレスキューを使えるので、
クリア後の高評価を目指すにあたって非常に優位に立てるという利点もある。
この場合、戦力が事実上1人減ってしまうのを、他のメンバーでどうカバー出来るかが鍵になる。
いずれにしても非常に変則的な運用になってしまうので、手放しで勧められるカップリングでは無いのだが。
デューなら値切りでラナが安心して杖でのレベリングに勤しめる。特にお金に乏しい序盤を安心して進められる。
成長率も悪くないのでステータス面では兄妹揃って安定したステータスになるので、『ラナは』、早い段階から補助の主軸になれる。
…………レスター?スキルは「値切り」しかありませんが何か?
太陽剣?弓兵に何を求めておられるので?
レスター目当てに肉弾戦型の父親を選ぶとラナのHPや力までモリモリ上がる。特にジャムカだと顕著。
下手すると魔法系なのに力が魔力を凌駕する事まである。
この時のラナを通称「ラナオウ」と呼ぶ。
可憐なシスターのイメージを崩したくない人は気をつけよう。
名前の元ネタはケルト神話の同名人物からと思われる。
ちなみに神話での夫の名前はミディールだが、彼とは紆余曲折の末に結局離婚し別の男と再婚している。
ミデェール涙目。
余談
FEシリーズの小ネタのひとつに「けだもの」発言というものがある。
ほとんどの場合において、女性ユニット(かわいい)が男の敵ユニット(キモメン)に対して発する言葉である。
「紋章の謎」のユミナから始まったこのネタ、「聖戦」でもしっかり登場する。
発言者は誰かというと、そうエーディンである。物語序盤にキモメン野郎に連れ去られる際にこのセリフを言う。連れ去られたあとどうなったんだろうっ…ふう
フィンとカップルになれば、最後まで家族全員が生還する(結局再会出来ないが…)。
ちなみにフィン視点ではラナはエーディンに瓜二つらしい。
育成面で見ると”運が滅茶苦茶上がり速さもある””親子会話でラナの魔力が5上がる””祈り継承”ととにかく避ける。レスターの運用で若干の癖は出るものの、CC後のラナが前線戦力としてカウントできるようになるダークホース。
可憐なシスターである彼女のどこに、あんなくそ目立って重たい…じゃなくて、イチイバルを持ち歩き続ける要素があったのか。エスリンと揃って謎である。
男性ユニットからの人気や貢ぐ貢がれるのイベントが目立つのでネタとして魔性の女と言われるが、彼女の性格が悪いとかというわけではないため、誤解しないでいただきたい。
ちなみに裏設定としてエーディンは幼いころ生き別れた姉の生存を信じていて何としてでも探し出して神器を託そうとしていた(リング卿ではなく彼女がイチイバルを所持していた理由)。その強い使命感から身を固めるなどの気持ちがなかったのでこんな感じになったとも言われている。そのためか流石にゲーム中では普通に恋人を作れるものの、本編開始前やブリギッド加入前の3章までの会話では彼女の周囲の反応が浮ついている割に彼女自身が浮ついている話がほぼない。
なおユングヴィ当主のリング卿も戦争に際してもイチイバルを神器を扱えないエーディンに託したままでいることからこの考えに同意&信頼しており、ユル直系のこともだがアンドレイには人格的に後を任せたくなかったことが伺える。
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▷ コメント欄
- 一家全員生存を目指せるフィンも青髪だがレスターより色薄いのな -- 名無しさん (2014-04-14 20:12:19)
- ファンブックのエーディンのイラストは酷い。 -- 名無しさん (2015-02-18 09:23:51)
- 生き残ったメンバーだが何かかわい -- 名無しさん (2017-03-14 10:32:19)
- ↑かわいそう -- 名無しさん (2017-03-14 10:33:17)
- ヴェルダンの侵略がなかったら十中八九シグルドと結婚してたと思う -- 名無しさん (2017-12-26 23:24:22)
- ↑自分もそう思ってたけど、ヴェルダンの侵略がなかったら、シグルドはエルトの猛プッシュでラケシスと結婚してたとか -- 名無しさん (2018-03-05 05:45:53)
- ↑シグルドとラケシスの取り合わせが想像つかないです -- 名無しさん (2018-07-13 19:01:33)
- ↑×2 エスリン曰くシグルドはだらしないが所あるから、ラケシスとの可能性はないと思われ -- 名無しさん (2020-03-19 15:29:48)
- (゚∀゚)o彡゜エーディン!エーディン! -- 名無しさん (2020-09-16 21:26:42)
- カップリングのところに書いてないけど最初、デューとオネショタカップリングにしたんだよね。ステータスの関しては全然悪くなかった。特に吟味せず普通に育つよ。・・・・問題はさ、スキルが値切りしか無いねん。ラナしか活用しないってんならま、アリだけどさ。 -- 名無しさん (2022-09-20 11:51:36)
- よく息子がどうこう言われるか、当時のインタビューいわく「チェック漏れで、気が付いた時は修正する時間なかった」とのこと。 -- 名無しさん (2022-11-08 08:44:04)
- シグルドと会話あったっけ?幼馴染(つっても隣の城だけど)で侵略者をしばいて遠征する理由なのに -- 名無しさん (2023-02-21 21:32:58)
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