ダムキナ - 古代メソポタミアと周辺の神々、神話生物について
1.エンキの配偶女神 ダムキナ、ダムガルヌンナ。豊穣女神にして、エンキ(エア)の配偶女神、のちにマルドゥクの母神。「深淵の女王」の称号を持つ。 『シュメルとウルの滅亡哀歌』では、エンキとともにエリドゥを去る。新アッシリア時代には、獅子を随従としている(ただし獅子は人気があるため複
1.エンキの配偶女神 ダムキナ、ダムガルヌンナ。豊穣女神にして、エンキ(エア)の配偶女神、のちにマルドゥクの母神。「深淵の女王」の称号を持つ。 『シュメルとウルの滅亡哀歌』では、エンキとともにエリドゥを去る。新アッシリア時代には、獅子を随従としている(ただし獅子は人気があるため複
1.シン神の配偶女神 「偉大な女主人」の意である、シュメルの女神の意。聖所はウル。月神ナンナル神の配偶女神。 『イナンナの冥界下り』では、ウトゥとイナンナの母親、神統譜においてはドゥムジの義母にあたる(神統譜については諸説あるが、『イナンナ女神の歌』でもイナンナの母、『ナンナル神
1.神名、神統譜 ドゥムジ(「忠実な子供」)、ドゥウジィ、タンムーズ(タンムズ)、アマウシュムガルアンナ(「(その)母は天の龍」)、クリエンリル(「エンリルの友」)。牧畜神、植物神、冥界神。 配偶女神はイナンナ、姉はゲシュティンアンナ女神、母はドゥットゥル。義兄はウトゥ(シャマシ
登録日:2013/08/30(金) 22:04:53更新日:2023/11/20 Mon 11:04:32NEW!所要時間:約 4 分で読めます▽タグ一覧※ネタバレ含みますので観覧注意『魔装機神Ⅲ』より登場したバゴニア共和国軍の特殊部隊。シュテドニアスにおける「ヨグ・シュバイル」
1.火と光の神※この項では、ギビル神とギラ神を同一の神として扱っています。 ギビル(シュメル語)、ギラ(ギッラ。アッカド語)は、火と光の神。その属性ゆえ破壊性を有する存在として描かれることがあり、『ウル滅亡哀歌』においてエンリル神が都市の滅亡を決定した時、ギビルを「自分の助手」と
1.豊穣神、冥界神、治癒神 ニンギシュジダ、ギズジダ。「佳き樹木の主人」を意味する男神。ラガシュ市、あるいはギシュバンダ市の神とされ、豊穣神、復活神、冥界神、卜占神、また治癒医薬の神。バビロニア語の呪文では、地下世界に住む悪霊を支配する神として登場するほか、ユーフラテス下流域では
1.風魔、悪霊 リル(「風」、「風魔」)は悪霊の一つ。砂漠や荒野を住処としていて、懐妊した女性や子どもに危害を加え、リリトの男版。2.ギルガメシュ王の父…? 『ギルガメシュ叙事詩』において、ギルガメシュの父はルガルバンダとなっているが、『シュメル王名表』によれば、父親はリル(「風
1.ウルクの伝説的英雄 ルガルバンダ(Lugal-ban-da、「小さな王」の意味)は神格された伝説的なウルク王。 実在していれば前2600年頃の人と目されるが、物語上においてはルガルバンダ神と表記されているため、人間ルガルバンダが確認されているわけではない。 なお『シュメル王名
Iguion FFVIII.jpgシュメルケはモンスターの一種。登場作品:FF8概要[]デリングシティの凱旋門に彫られた空想上の生き物の彫刻が魔女に命を吹き込まれて動き出したモンスター。上半身がトカゲ、下半身がライオンの姿をしている。二体で出現するが、その際には強力な全体攻撃を使
1.牛を大事にするガヤウ神 神話『シュメルとウルの滅亡哀歌』で、「牛を大事にしていたガヤウ神は武器を糞のなかに落っことしてしまった。今はもう牛舎ではちゃんとした攪乳器の音などきこえない」という文章がある。(出店神話等) 『シュメルとウルの滅亡哀歌』
1.シュメルの火神 へンドゥルサグ、ヘンドゥルサンガ。シュメルの火神。ウトゥとニンニル女神の子で、配偶女神はニンムグ。古バビロニア時代にはセム系の神イシュムと同一視される。 ラガシュ王エアンナトゥムの戦勝碑にその名があり、彼自身(エアンナトゥム)のことを、ヘンドゥルサグ神の執事と
ドラゴンポーカー★901 [転載禁止]©2ch.net ドラゴンポーカー★902 [転載禁止]?2ch.net [転載禁止]©2ch.net ドラゴンポーカー★903 [転載禁止]©2ch.net ドラゴンポーカー★904 [転載禁止]©2
1.シュメルの神 シュメルの神。シュルバエ神とニンフルサグ女神の間の子とされる。詳細不明。(主な参考文献) 「古代メソポタミアの神々」
員なので通称『いいんちょ』真面目過ぎるほど真面目で熱血漢。というか暑苦しい性格美少女に眼がなく見てくれの良いイリスにすっかりお熱◎右流・寧・ユメルダ(うりゅう・ねい・―)凪のクラス担任元軍人で黒髪ショートの美人。しかし男言葉と豪快な性格で婿がいないことが悩みの三十路名前や見た目、
1.神々の集団 シュメルの神々の集団で、50~60柱以上のまとまりを指す。シュメル語「A.NUN.NA」(君侯の種)から派生、「神々の貴公子ら」を意味する。ただ、その総称は宗教文学作品のみに限られるようであり、実信仰上において「アヌンナキ」が信仰対象となったかは不明。2.「アヌン
1.神名、属性 エジナ、エジヌ(※エジヌについては性質が同じため、このページでは同一の女神と想定した記述をしています)。その名が意味するとおり、五穀、穀物の女神。 神話『エンキ神の定めた世界秩序』において、エンキが畑に様々な種類の穀物を実らせたのちに、その管理を「パンや穀物の女神
1.概要・神統譜 ニサバ。元来は植物女神(穀物女神)で、のちに書記術、学問(測量や計算など畑仕事に関わる)の女神。 エレシュ市の女神だが、初期王朝時代にはラガシュのパンテオンに含まれており、エンリル神あるいはアン神の娘、ニンギルス神の姉妹。配偶神はハヤ(後にナブ)、娘はスドゥ(ニ
1.メソポタミア随一の合成獣 ムシュフシュ、ムシュフッシュは合成獣で、サソリの尾をした竜。 メソポタミアには合成獣が多くいるが、蛇に関係するものが多い。湿地に住まう蛇がそのはじまりと思われる。ムシュフシュはシュメル語で「恐ろしい蛇」の意味であり、アッカド語においてもムシュフシュと
1.神名、神話、配偶神 アズィムア、アジムア。女神。 アズィムアは "腕をまっすぐに育てるもの" の意。神話『エンキとニンフルサグ』で、エンキはニンフルサグの呪いに苦しむが、ニンフルサグがエンキを許し、8柱の神々を生む。その内の一柱がアズィムアである。 同神話の最終場面で「アズィ
1.宦官 アスシュナミルは宦官(神?)。『イシュタルの冥界下り』において、エア神が作り出した存在。「シュメル神話の世界」解説では、「無性の人間」(※宦官だけでなく、女装の同性愛者をも想定している)とする。 役割として、『イナンナの冥界下り』におけるクルガルラ、ガラトゥルに似た役割
1.神名、信仰地 太陽神、正義神、裁判神、卜占神、周辺地域を統べる神、動物神。男神。 ウトゥ Utu(シュメル語)、シャマシュ Shamash(アッカド語)は「太陽」を意味する。イナンナの兄。ラルサ市の守護神で、後にシッパルやエリドゥでも信仰を受ける、更に後代にはハトラの主神。ま
登録日:2017/04/30 (日) 01:19:09更新日:2024/02/06 Tue 11:02:26NEW!所要時間:約 23 分で読めます▽タグ一覧私は女神イシュタル。美の女神にして金星を司るものせいぜい敬い、畏れながら貢ぎなさい『Fate/Grand Order』に登
1.ウンマ市の女神 女神。神話『ウルの滅亡哀歌』において、ウンマ市を見捨てる。 『ウルの滅亡哀歌』(『ウルとシュメルの滅亡哀歌)は、ウル市をはじめとしたシュメル全体が荒廃し、そこで祀られた神・女神達が都市を捨て去る様子を筋立てにしている。そのためウサハラ女神は、ウンマ市と縁のある
1.『クマルビ神話』のあらすじ ヒッタイトの男神。ヒッタイトの神話『クマルビ神話』において、印象的な敵役として語られる。 同神話において、主アヌに反旗を翻して玉座に着くが、アヌの精液を飲み込んだことにより天候神(テシュプ神)を体内に宿し、やがて逆襲にあう。 『クマルビ神話』後半(
1.カザルの女神 カザル市の女神、ニヌムシュダ神の配偶女神。『シュメルとウルの滅亡哀歌』に名前が出てくる、るという。(出典神話等) 『シュメルとウルの滅亡哀歌』
ドガーとシシー。エドガーはモンバーバラの姉妹の父、エドガンから名前をもじっているが見た目のモチーフは不明。シシーの方はミレーユに似ている。◇ユメルユルールの妹。恰好がエロい。ディオニシアの話では死んではいないらしく、ロトの鎧らしきものを着て冒険をしているようだ。◇溶岩龍ブライドン
1.信仰地、神統譜 シュメルの都市ラガシュの都市神にして、「大いなる貴婦人」と称される女神。ラガシュ王グデアの『グデアの神殿讃歌』においては、グデアの母として見立てられた。 神統譜においては、エンリル、あるいはエンキの娘で、ニンギルスの姉にあたる。ナンシェそのものは大神とはいえな
1.シュメルの冥界神 メスアンドゥは、シュメルの冥界神(男神)。 ラガシュのルガルアンダ王の個人神だったとみられ、ルガルアンダの后バルナムタルラの占いにおいて「メスアンドゥ神の占いの山羊一頭」との記載がある。(参考文献) 「古代メソポタミアの神々」、「文明の誕生」
1.霊鳥 アンズーあるいはズー(アッカド語)、イムドゥグドゥ(シュメール語)は、獅子頭を持つ嵐の鳥。 元々は "霊鳥" であり、殊にラガシュ市で重んじられていたとみられる。『グデアの神殿讃歌』注釈によればニンギルス神のお使い番で、エアンナトゥムの戦勝碑でもニンギルスの霊鳥として図
1.建築の神 建築の神。シュメル神話『エンキ神の定めた世界秩序』において、建築を司るとされ、(文脈上から推察するに、)クッラ神(煉瓦の神)と協力して仕事にあたるっぽい。 また、現実の建築の場面(儀式)においてもその名が記されており、建築関係者には重宝されたのかもしれない(参考「銘
1.創造・知恵の神 シュメル語の「生む、つくる」に由来する、創造力や知恵が神格化された神。 物語においては、バビロニアの神話『エヌマ・エリシュ』に登場。同神話においては、この世界の最初にはアプスー、ムンム、ティアマトの3柱がいた(最初にはムンムがいなかったとする意見もあり、その場
1.エレシュキガル女神の配偶 グガランナ、グガルアンナの名は「アン神の運河監督官」、「偉大な神々の運河監督官」あるいは「アヌの凶暴な牛」を意味する。男神。 冥界の女主人エレシュキガルの配偶神で、神話『イナンナの冥界下り』にその名が見られる。そのためネルガル、ドゥムジ、エンヌギとの
1.詳細不明 ルガルウルカル、ルガルウルブはシュメルの神。 ウルナンシェ王は、自らの功績として神殿建立や神像をつくったことを述べているが、ナンシェ、シュルシャガナ、ルガルウルカルの像と彼らの神殿を建てていることに触れている。また、エアンナトゥムの戦勝碑によれば、ルガルウルカルはニ
1.ウガリトの太陽女神 シャプシュはウガリトの太陽女神。2.シャマシュとの関係性 バビロニアの太陽神である「シャマシュ」神について "もともと女神であった" とする説がある。一説には、もともとシャプシュのような太陽女神とシュメルの太陽神(ウトゥ)の習合があったとも考えられている。
1.エンキ神の母神 ナンム神は、エンキ神の母神とされる女神。シュメル古来の神々を生み出した「原初の海」を神格化した存在。 エンキの創造神話を反映した神名表では、ナンムはエンキの母であり「天と地を産みし母なる神ナンム」と讃えられている。また、神話『エンキとニンマフ』では、神々が労働
1.牛人間 牛人間(合成獣の一つ)、『エヌマ・エリシュ』の中でティアマトが作り出す怪物の一つ(クサリックの名は、アンソニー・グリーン「メソポタミアの神々と空想動物」から)。(出典神話) 『エヌマ・エリシュ』(参考文献) 「シュメル神話の世界」、「メソポタミアの神々と空想動物」
1.敵役になってしまった存在…? サマン、あるいはサマンアンナ。 シュメール神話『ルガル神話』では、敵役アサグの陣営に「一一の勇士ども」が登場する。そのうちの一つとして名があがっているのが、サマンアンナである。すなわち同神話において、サマン(サマンアンナ)は敵役として位置づけられ
1.『イナンナの冥界下り』 神話『イナンナの冥界下り』に登場、エンキの爪から生み出される存在。イナンナを救助するため、生命の食物を授けられて冥界へ赴く。この生命の食物は "命のパン" 、あるいは "生命の草" と解釈されている。 クルガルラの元になっているのは、祭儀関係者、泣き女
1.エムシュ神殿 シュメルの神で、信仰地はバドゥティビラ市のエムシュ神殿。 エンメテナ王の碑文にもその名があり、「ルガルエムシュ神にエムシュを返した」という記述がある。また、グデア碑文によれば、ラガシュの英雄神ニンギルスの出立に際して、儀式を正し、礼拝を整え、行く道を整備する神と
1.ニンウルタの武器 神格化されたニンウルタ神の武器。シャルウルはシュメル語で「すべてのものを破壊するもの」の意味。神話では、武器ながら意思を持った存在として描かれており、『ズーの神話』では主を助ける信頼厚い使者となっている。 シャルウルは "棍棒" と考えられており、神話以外の
1.詳細不明 清めの女神であり、後代にニサバ女神と同一視される。また、アッシリア王エサルハドンの言葉の中でも触れられている神格であり、息の長い神であることを感じさせる。(参考資料) 「シュメルにおける書記(術)と穀物の女神ニサバ(著 辻田明子)」、「メソポタミアの神像」
1.犬を従えた治癒女神 グラは「偉大」の意で、バビロニアの治癒女神、医者の女神。 アヌ神の娘で、ニヌルタ神あるいはパピルサグ神、下位の植物神であるアブ神の配偶女神とされる。また神性ゆえに治癒にかかわるダム、あるいはニンアズの母とされることがあるほか、古バビロニア時代には、シュメル
A. ルネサンス音楽の作曲家参考URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%A5
1.神像制作に関わる神 ニンアジムアは、「良き液を育てさせる女主人」の意を持つ女神。ラガシュ以外の都市においては、ニンギシュジダの妻とされる。ニンギシュジダ神が本来植物神であることと関わる。(参考文献) 「シュメル神話の世界」、「古代メソポタミアの神々」
1.豊穣神 ダムは、新たな生命の神、豊穣神、治癒神。ニンイシンナ女神の息子とされており、それためダムはイシン市の神ともされる。豊穣神の性質として「鯉の洪水」を呼ぶ。2.「死んだ神」 豊穣神、治癒神の通例だが、似た性質の神と同一視されている例が多い。ニンギシュジダ神との同一視、ドゥ
1.異邦の神との結婚 アドゥガルキドゥグは、神話『マルトゥの結婚』に登場する女神。カザル市の神であるヌムシュダ神の娘で、異邦アモリの神であるマルトゥと結婚する。 『マルトゥの結婚』において、マルトゥ神は文明を知らないものとして描かれていたため、周囲はマルトゥとの結婚を思いとどまる
1.光の神 シュメル神話『農耕のはじまり』において、「光の神(ウグ)」の記述があるが、詳細は不明。古代メソポタミアにおける光の神としてはネルガルが知られるが、関係性も不明である。(出典神話等) 『農耕のはじまり』
1.信仰地、神統譜 シュメール神話における男神で、古来の有力都市キシュの都市神。キシュにおける配偶神はイナンナ/イシュタル。母はバウ女神。2.軍神、誓約の神 ザババは軍神である。シンボルは「鷲頭」のマーク。イガリマとシュルシャガナという武器を持つ。 『ハンムラビ法典』においては、
1.ギルガメシュの母 ニンスン、ニンスンナ、リマトニンスンは、「雌牛の女主人」と称される女神。 彼女の最も有名な神性は、(物語上において)英雄ギルガメシュの母とされる点である。『ギルガメシュ叙事詩』において、ルガルバンダの配偶女神とされており、ギルガメシュの都ウルクに住まう。 ギ
1.出産の女神 シュメルの出産をつかさどる女神。また、出産女神の神殿であるケシュ神殿も存在した。(主な参考文献) 「古代メソポタミアの神々」