クエスト ー メインクエスト

ページ名:メインクエスト3

3,ヤノサト王国編2

←【ヤノサト王国編1

Chapter4

ようこそヤノサト王都へ

発生場所 ヤノサト王国 王都 
説明 歩き続けて遂に王都までたどり着いた一行。近々祭りが開かれるとあって、街の雰囲気は賑やかだ。
クリア条件 ヤノサト城 城門前 に行く
報酬 なし
補足

王都は様々な店が集う商業の中心だ。手に入るアイテムの種類は豊富なので、隅々まで探索するのもアリだろう。


王都では、後のメインクエスト攻略に必要なサブクエストがいくつか存在する。いつ受けても構わないが、忘れないようにしよう。

 


・王都で受けられるサブクエスト・

後のクエストの受注条件となるクエスト。

いつ受けても構わないが、手っ取り早く済ませておくのも1つの手……かも?

秘宝を探して

受注場所 酒場
受注人物 マルドゥーク
説明

酒場で話しかけられるマルドゥークは、ブラックデザートに眠るという秘宝の発掘で一攫千金を狙う少々不真面目な騎士団長。

そんな彼は世界を旅するという一行に、砂漠の遺跡が見つかったらぜひ連絡をしてくれと頼む。

クリア条件 マルドゥークの頼みを了承する
報酬 遮光ローブ
補足 後のブラックデザートのクエストの際に必要

インベスター

受注場所 サルデンの時計屋
受注人物 サルデン
説明

サルデンは変わり者の時計屋店主。家に篭って、ずっと研究に打ち込む(自称)天才発明家である。

しかし研究資金が足りず、発明品の開発に難航しているらしい。

そんな彼は主人公達に、開発途中の発明品とと引き換えに研究費の投資を頼んでくる。

補足 メインクエスト【時計屋 サルデン】のクリア後に解放される。
クリア条件 35000Gを渡す
報酬 引き換え券
補足 後の過去編解放の条件

 

 


王宮の鉄壁

発生場所 ヤノサト城 城門前
説明

街の観光もそこそこに、メショから頼まれたお使いを果たすべく王城へ向かった一行。

しかし城門は固く閉ざされており、住民の話では、かれこれ3週間もヤノサト王は姿を現さないという。

何だかちょっぴり不穏な感じ。だが入城出来なければどうしようもない。

と思った矢先にマルティネスが口を開いた。

「そうだ、思い出しました! このお城には抜け穴があるんです! そこを使いましょうよ!」

クリア条件 街の古井戸に行く
報酬 なし
クリア後

マルティネスが指し示したのは、路地裏に位置する誰も使っていない古井戸。

半信半疑で底に降りてみると、干上がった井戸の壁には地下通路への道が広がっていた。

なんでも彼女は過去に、この城に招かれた際に知り合った少年からこの抜け道の存在を教えて貰ったらしい。

しかし長年使われていなかったのか、地下通路はジメジメとした嫌な所である。早く抜けよう。

目と目が逢えば

発生場所 ヤノサト城 中庭
説明

薄暗い地下道を抜けると、その先は中庭に繋がっていた。やっとこさ王城に潜入、すると──

「ん? …おっと、見慣れない連中だな。地下からご登場とは怪しさ千倍だぜ!」

運悪く出てきたところを一人の少年に見つかってしまった。

「いい機会だ。 追い払うついでに、このエルド様のモンスター達の試運転でもさせてもらおうか?」

そう言うなり、少年は魔物を召喚して主人公達にバトルを仕掛けてくる。

クリア条件 エルドのモンスターを全て倒す
報酬 1000G
クリア後

エルド「おいおい、俺様ミスしたか? 不審者相手に惨敗じゃあカッコもつかないな…!」

レレカ「不審者じゃないよ! 登場の仕方はアレだったけど……ここのお城に用があってきたの!」

エルド「ふん、ここはじゃじゃん子娘が来れるような場所じゃないんだ。帰った帰った」

レレカ「誰がじゃじゃん子娘だぁー!」

バトルに勝ったはいいものの、強情な二人が喧嘩し始めるので埒が明きそうにもない。

と、この騒ぎを聞きつけたのか、中庭には誰かの足音が聞こえてきた。

おいおい、それはいいのか?

発生場所 ヤノサト城 中庭
説明

現れたのはヤノサト王国第2王子のザルバドだった。

元より入城を許可されていたエルドはともかく、無断で侵入して来た一行は疑いの目を向けられ、近衛兵に取り囲まれてしまう。

ザルバド「こいつら、どこから来た? 何の用だ? 城門は固く閉ざされていたはずだが?」

ジョージ「ああ、俺達は王宮騎士団のメショ団長に頼まれて──」

エルド「外部に繋がる秘密の抜け穴を通って来た輩だろ。きっとこの騒ぎに乗じて、王宮を荒らしに来たに違いない」

ザルバド「なんだと! くっ、直ちに捕らえろ! 」

エルドが余計な事を言って立ち去ったばっかりに、王宮騎士団を相手取ることになってしまい──

クリア条件 ザルバドのHPを半分以下に削る or 一定時間が経過
報酬

なし

クリア後

マルティネス「犯罪者じゃないですよ! 用件があってきただけなんですから!」

ザルバド「……もしかしてそこにいる貴女はナジム家のマルティネス様!?ご友人の方々でしたか……これは大変失礼致しました……私共の御無礼をお許し下さいませ、さあどうぞ」

名家の出であるマルティネスの顔は、王宮騎士にも知られていたらしい。彼女のおかげでどうにか事は収まった。

ジョージ「マルティネスがいなきゃまずかったなこりゃ」

レレカ「あの召喚野郎……次会ったら絶対文句いってやるんだから!」

何はともあれ、とりあえず入城の許可は下るのだが……

謁見?

発生場所 ヤノサト城
説明

なんやかんやでメショのお使いを完遂した一行。

ザルバト「いやはや、君らが騎士団にご協力してくれたほどの実力者とはね」

頷いて報告書に目を通していたザルバトだが、そこで急に黙考しだしてしまう。

ザルバト「…まてよ、だとすれば…この機会だが…」

マルティネス「…どうかされました?」

ザルバト「少し時間をくれないか。国王に会ってもらいたいんだ」

クリア条件 サトール王に謁見する。
報酬 王宮の手形
クリア後

大広間へと通され、玉座のサトール王と対面する……がしかし、王の様子はどこかおかしい。

虚ろな眼で、こちらにも気づかず、ただ魂が抜けたように鎮座している。

レレカ「なんなの…この人…

ザルバト「普段はプログラミングと掲示板の管理に勤しまれるんだが、突然気が触れてしまってね」

聞けばサトール王は数日前から正気を失い、大好きなメスショタの写真すら破り捨ててしまうほどの重症に陥ってしまったという。

ザルバド「とても王宮の力だけで解決できる状態ではなく、実力ある冒険者にも協力を依頼していたところなんだ」

ザルバド「君達も、手を貸してくれないか?」

補足 ここで貰える「王宮の手形」は、ヤノサト城に入場する際に必要となる。

メスショタ記

発生場所 ヤノサト城
説明

犯人は国王が寵愛するメスショタメイド達の中に紛れていた。

たった一人だけ存在するメスガキメイドは、詰問されるとその正体を現す。

ガキスメ「雑魚雑魚の近衛兵さんたちと違って、少しは頭が回るじゃん?」

オマエラス軍の尖兵に、サトール王はわからせられていたのである。

クリア条件 ガキスメを見つけてわからせる(倒す)。
ヒント 城内の使用人や日記は、ヤノサト王の好物を「メスショタ」であることを明らかにしている。
報酬 キャンディー×5
クリア後

ガキスメ「ふ、ふん、いいよ! そのざっこい王サマにかけた洗脳は、そう簡単に解けないんだからっ!」

ガキスメを追っ払ったはいいものの、彼女の言葉通り、サトール王は回復しない。

ザルバド「マズいな…このままじゃ国の行政も掲示板も立ち行かなくなるぞ」

レレカ「任せて! 王様は、必ず私たちが全快させてみせる!」

不安が広がる中、レレカは事件解決に乗り気であった。

レレカ「オマエラス軍が関わってるってんなら放っておけないし、お祭りだって開催して欲しいもん! 私たちが頑張るしかないじゃない!」

……そうは言うが、この広いヤノサト王国、一体どこから手を付けたものだろう?

補足 このクエストクリア後、ヤノサト王国全土をほぼ探索できるようになる。

興味か勘か?

発生場所 腐った町ベルモア付近
説明

サトール王の治療法を求めてヤノサト王国をさ迷う一行。

荒んだスラム付近に差し掛かると、

レレカ「スラム街かぁ。ね、行ってみない?」

ジョージ「本気か? 治安の悪さで有名な町と聞くぞ」

レレカ「そんなの、私たちにとっちゃ今更だしさ。何かあるかもしれないよ?」

好奇心旺盛なレレカはたちまち興味を抱いたようだが──

クリア条件

腐った町ベルモアに立ち入る。

報酬 なし

補足

正確にはクエストではない。

レレカの言葉が、次の行先を示している。


腐った町ベルモア

発生場所 腐った町ベルモア
説明

ベルモアはその名の通り、盗賊やヤクザの巣窟である危険な町。

治安最悪なこの場所で、新しい発見が見つかるのだろうか?

補足

ごろつきのような柄の悪い敵がよく絡んでくる。

目は合わせない方がいい。

クリア条件 パブ「フール・シェル」の探索。
報酬 安酒
クリア後

探索の途中、怪しげなパブ「フール・シェル」に入った一行。

探索がてらに少し休息を……というわけにはいかず、程なくして店内が荒れ始める。

どうやら店の売上金が賊に盗まれたらしく、騒動は乱闘騒ぎにまで発展。

それだけならまだしも、疑いの目はこのスラム街に相応しくない格好をした一行にまで向けられた。

戦おうにも多勢に無勢。たちまち危機的状況に窮地に陥ってしまう。

 

しかしその矢先、目くらましの煙幕と共に何者かが一行の手を掴んだ。

「君達、こっちに逃げるんだ! ほら早く!」

獣の盗人 スコット

発生場所 パブ「フール・シェル」 裏口
説明

どうにかパブを抜け出した一行は、その手助けをしてくれた手の主と対面する。

「……ふぅ、さっきは危なかったね。ま、元はと言えばボクのせいなんだけどさ。大丈夫だった?」

特徴的な耳、尻尾を持つ少女の名はスコット。ベルモアを拠点にする盗賊で、先ほどのパブの窃盗事件も、彼女が起こしたものらしい。

レレカ「じゃあ私たち、アンタのせいで濡れ衣着せられたんじゃないのー!」

スコット「うぅ……ゴメン。でもほら、ちゃんと償いはするからさ!」

一行が事件に巻き込まれたお詫びとして、スコットはほとぼりが冷めるまで皆を自身の隠れ家に匿うと約束。急遽行動を共にすることに。

スコット「今のボクと君達、お尋ね者同士さ。静かにこっそりしゅっぱーつ!」

補足

スコットは味方NPCとして一時的に加入する。

マップの敵が多いため、真正面から殴り込んでも分が悪い。ステルス行動を取ろう。

クリア条件 スコットの隠れ家に行く
報酬 なし
クリア後

スコットの隠れ家は、寂れた元役所の屋根裏にあった。

スコット「それで、君達は何でまたベルモアなんかに来たのかな? とても貧乏人には見えないけど」

マルティネス「一応、これでも貴族なんです」

ジョージ「やめろマルティネス」

瘴気に冒されたサトール王の治療法を国中で探して回っている、と話した一行。

だが、スコットはあまり興味が無いらしい。

スコット「あー、国王様のお使いね。そんなのどうだって良いけど…」

レレカ「何か言いたげじゃない」

スコット「ま、心当たりが無いでもないんだよ」

そう言って彼女はニッと笑った。

スコット「だから取引しない? それを教える代わりに、ボクの仕事を手伝って欲しいんだ」

取引次第

発生場所 スコットの隠れ家
説明

レレカ「取引って?」

スコット「あぁ、簡単だよ。君達はボクの仕事を手伝う。そしたら、心当たりを教えたげる」

ジョージ「…つまり、俺達に盗みを働けってのか?」

一行が難色を示すと、スコットは「違う違う」と首を振る。

スコット「確かにボクはこんなナリで盗賊だけど、次の獲物は違う。正真正銘のお宝なんだ」

スコット「トレジャーハントって名目なら、そこまで抵抗もないでしょ? だから…」

一行に向かってスコットは手を差し出す。

スコット「ボクと取引して、お宝探しに付き合ってよ!」

クリア条件 スコットの取引に応じる。
報酬 スコットが仮加入
クリア後

他に手段も無い。一行はスコットとの取引を承諾することに。

スコット「そうと決まれば話は早い! 早速準備して向かおう!」

マルティネス「でも何処に行くんです?」

スコット「火山さ」

セントラル大陸の中央、ヤノサト王国では辺境に聳え立つ活火山。そこに空いた洞窟火竜の住処の最下層に、スコットの求めるお宝はあるらしい。

ジョージ「海に洋館ときて、お次は山登りか。忙しいもんだな」

スコット「君達も色んなトコ旅してたみたいだね。 その辺の話も聞かせて欲しいな~……ってわわっ!?」

隠れ家を出ようとしたその時、轟音と共に天井床が抜け…?

メタモリ・ファミリー

発生場所 旧ベルモア役所
説明

隠れ家は暴かれた。屋根裏から叩き落された一行の前に、人相の悪い黒服の連中が立ちはだかる。

その中のリーダー格と思しき、スキンヘッドの大男はスコットに銃口を向けた。

スキンヘッド「やっとこさ見つけたぜ、狐娘。悪しき泥棒の住処が公正なお役所とは面白いな」

構成員「我らが『メタモリ・ファミリー』の組合規定によりスコット! そして共犯者のテメーらの身柄を確保しろとの命令だ! 観念しろってなぁ!」

襲撃達は各地で幅を利かせる筋金入りのマフィア、メタモリ・ファミリーの取り立て部隊だった。

ベルモアにおいて窃盗を繰り返すスコットの拠点を探っていたとのことだが…

レレカ「ちょっと待ってよ! スコットはともかく、私たち何もしてないじゃん!」

スキンヘッド「お前達もそのブラックリストと行動していた。イコール共犯だ。証明完了」

マルティネス「スコットさん……」

スコット「あはは…とりあえず…逃げろーッ!!」

 

冷酷無比なマフィアからの逃走劇まで始まってしまう。

クリア条件

メタモリ・ファミリーの構成員及び暗殺者の大男の撃退。

旧ベルモア役所からの脱出。

報酬

メタモリ社製の葉っぱ巻

クリア後

レレカ「アンタこの町で何やらかしてきたのよ!」

スコット「狭い町だから色々とね! 皆からお金借りたり物貰ったり……」

ジョージ「こんなのと一緒で大丈夫なのか俺達?」

何はともあれマフィアの刺客から逃れた一行は、新たな敵対組織に恐々としつつ、お宝探しに向かう。

 

一方、

構成員「チッ…あのコソ泥風情が、面倒な戦力をつけやしたね兄貴」

スキンヘッド「そうだな。奴のお仲間は俺に似て、愉快な連中のようだ」

構成員「へ?」

スキンヘッド「まぁ気にするな。いずれアイツらとはまた出会うだろうから……」

補足

クエストクリア後より、ベルモアにメタモリ・ファミリーの構成員がうろつき始める。

見つかった途端に襲われるので注意。

火山集落タシクメン

発生場所 火山集落タシクメン
説明

タシクメンは活火山の麓にある集落。

一攫千金を夢見る探索者で溢れる、ホットな村だ。

マルティネス「やけに暑いですね……」

スコット「火山の近くだからね。ささ、早いとこ仕事にかかるよ!」

クリア条件 火竜の住処に行く。
補足

しばらくダンジョン内からは出られない。

入念に準備されたし。

報酬 なし

時計屋 サルデン

発生場所 火竜の住処
説明

危険な洞窟を進む一行は、道中でモンスターに襲われる老人の姿を目にする。

彼を助けよう。

クリア条件 サルデンを救出する。
報酬

薬草×2

鉱物図鑑

クリア後

救出した老人の名はサルデン。ヤノサト王国で時計屋を営む彼もまた、鉱石を求めて洞窟に足を踏み入れた一人らしい。

レレカ「でも何で時計屋さんが鉱石なんかいるわけ?」

サルデン「そりゃ時計作りに必要だからに決まっとる。これだから素人はいかん」

どうやら新たな時計の開発に向けた素材を入手するため、老体に鞭打って最下層まで臨んだ彼だったが、流石に厳しく行き詰まっていたとのこと。

ジョージ「だからって爺さんじゃ無理があるぜ。俺たちが代わりに採ってくるか?」

サルデン「……む、お前さんたちも最下層に向かっとるのか」

スコット「いや、ちょっと探し物があるっていうか」

この言葉を聞いたサルデン、目的は同じとみて飛び上がった。

サルデン「なに、ではわしらは鉱石探しの同志じゃないか! 頼む、あんたらに同行させてくれ!」

スコット「えぇっ!? 何でそーなるのさ! そもそもボクが欲しいのは──」

サルデン「頼む! 時計作りは急を要する最重要事業なんだ! 老いても足は引っ張らん!」

マルティネス「いいんじゃないですか? 悪い人でも無さそうですし…」

ジョージ「あぁ、必死過ぎて無下に断れなくなってきたな…」

スコット「うぅ…仕方ない…でも無理はしないでよね!」

サルデン「わかっとる。後方支援なら任せておけ!」

そんなわけで、急遽サルデンがパーティに仮加入する。仲間が増えるのはいいこと…かもね?

補足

火竜の住処で仮加入するサルデンは前線に出ず、後衛支援に徹するサポーター。

ステータスは低いが敵の妨害を多く行ってくれるので、意外と優秀。

火口の番兵

発生場所 火竜の住処 最深部
説明

遂に最深部まで到着した一行。熱気に包まれた火口に足を踏み入れた瞬間、燃え盛る弾丸が襲いかかる。見れば、マグマより顔を出した獰猛な火竜が牙を剥いていた。

ジョージ「こんなデカいバケモンが潜んでやがんのかよ!」

サルデン「火竜の住処とはよく言うわい。どうやら奴のテリトリーだったようじゃな」

スコット「踏ん張りどころだよ皆! ゴールは目前だから!!」

クリア条件 怒豪地炎竜 マッカオルダを倒す。
報酬 火竜岩
クリア後

荒れ狂う火竜を鎮めることに成功し、スコットは大喜び。

スコット「やった…やったっ! これも皆のおかげだよ! これで念願のお宝が手に入る!」

レレカ「フフン、こんなの私たちにかかれば朝飯前だよ。ところで、念願のお宝って?」

スコット「これだよ、これ!」

そう言って彼女駆け寄ったのは、火口の奥に安置された怪しげな祠。注視すれば、中では何かがほのかに煌めいている。

スコット「これぞ選ばれた者にしか手に入れられないという伝説の秘宝──"火口の琥珀さ"!!」

手にしたばかりのお宝を掲げるスコットだが、その"秘宝"とやらはどこか既視感を覚えるものだった。

マルティネス「……あの琥珀、私たちの指輪と似てませんか?」

汝は英雄足るか?

発生場所 火竜の住処 最深部
説明

指輪に酷似した"秘宝"を前に驚きを隠せないレレカ達。

レレカ「確かに指輪っぽいけどさ…! じゃあスコットも英雄ってコト?」

ジョージ「可能性はあるよな。俺たちは既に全員持ってるし、時計屋の爺さんは鉱石にしか目がないし」

1人火口に落ちた鉱石を収集するサルデンを尻目に話す一行。すると雑談の輪にスコットが首を突っ込む。

スコット「君たち一体何の話してるの? 深刻そうな顔だけど」

一行は、彼女が持つ指輪(?)に関して打ち明ける事に。

クリア条件 スコットと話す。
報酬 スコットが加入
クリア後

スコット「え…僕が英雄? 冗談でしょ!?」

衝撃の真実を明かされ仰天するスコット。

レレカ「信じられないのも仕方ないと思うけど、多分それ、英雄の指輪なんだよね……」

スコット「いやでも僕、今取ったばっかりの盗賊なんだけど」

その時、鉱石集めを終えたサルデンが一行の会話に入ってきた。

サルデン「おぉ、なんと! お前さんの目的は指輪だったのか! 今そいつが手中にあるという事は、お前さんも選ばれし者の1人ということじゃな」

マルティネス「あらサルデンさん、指輪についてご存じなんですか?」

サルデン「まぁ噂に聞いただけだがな。しかし道理で強いわけだ。英雄の一部とは……」

スコット「いやでもそんな事急に言われてもさ、世界がどうとか言われてもさ! 既に裏からは指名手配者だし…」

たじろぐスコットを前に、サルデンは揺さぶりをかけた。

サルデン「それもそうか、流石に盗賊は英雄足りえんな。お宝発見のチャンスなのに、残念だ」

スコット「え?」

サルデン「風の噂だがな。古来の八英雄は解散する直前、莫大な財宝をどこかに隠したと聞く。将来選ばれた者たちに受け継がれることを望んだとか何とか」

その話を聞いた途端、スコットの眼がパッと輝いた。

スコット「ま、まぁ…そろそろベルモアにも飽きて来た頃だったし? 色んなトコをを見て回るのも楽しそうだし? 僕じゃなきゃダメってんなら……しょうがないなぁ、一緒に行ってあげるよ!」

こうして無事(?)、現金な彼女は仲間入りを果たす。

スコット「皆で世界のお宝……じゃない、平和を取り戻そう!」

再出発

発生場所 火山集落タシクメン
説明

思いがけない新たな仲間を加え、無事地上に戻って来た一行。同じく目的を果たしたサルデンと別れ、旅立つ事に。

クリア条件 サルデンと話す。
報酬 目覚まし時計
クリア後

一行に目覚まし時計を渡し、サルデンは出発する。

サルデン「ではこの辺で別れだ。お前さんたち、助かったよ」

ジョージ「お気をつけて、サルデンさん。ところで……なぜ英雄と指輪のお話を?」

サルデン「……なに、歴史をやっとると妙な伝承を目にする機会もあるからな。またの機会に会おう」

そう言って彼は去っていった。

 

レレカ「で、次はこっちの問題だけど…心当たりって何処なの?」

スコット「希望の街ヒユキかな。あそこには何でもあるんだ」

ジョージ「ヒユキって、あの大陸屈指のカジノ施設が集う眠らぬ街か​​​​​​」

スコット「そう。でも最近は様子がおかしいらしくてね。何でもおかしな病気が流行ってるとか。詳細はわかんないけど、怪しいと睨んでるんだ」

マルティネス「妙な病気……そういえばパームでも、瘴気的災害が発生しましたよね。もしかしたら、ヒユキも魔王軍が関わっているのかも?」

to be contenued…

 

ヤノサト王国編3】→

 

 

エクストラストーリー

受注場所 宿屋で泊まると自動発生(北海帝国編が終わるまでに泊まらないと発生しなくなる)
種別 エクストラクエスト
説明

誰もが眠りに就く夜の街。そこに1人、シアン色の指輪を付けた謎の人物がやって来る。

主人公の写真を持つ謎の人物は暗闇へと消えていくのだった…

「この世界に…最高のお宝は眠っているのかな…?」

クリア条件 無し
報酬

指輪泥棒の噂が聞けるようになる。

詳細情報

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