クエスト - 混沌現ル

ページ名:混沌現ル

混沌現ル

受注場所 タブー・タワー
受注人物 なし
受注条件 失楽の底】クリア
種別 イベントクエスト
説明

パンドラの野望を阻止するため、捕えられたエイルを救うため、プレイヤー達は懐かしのダンジョン──タブー・タワーへと乗り込む。

報酬 パンドラ人形

詳細情報

タブー・タワーの最上階を目指すクエスト。

主な敵はガードナーであり、ダンジョンの攻略法自体は【禁忌の解放】の時とさほど変わらない。だが、同じく出現する堕天兵の闇属性攻撃によってガードナーがパワーアップしてしまう可能性が高いため、難易度は多少上がっている。

 

なおエデンによって地上に送還された際に連絡をとったエノーク大天使は、プレイヤー達の話を聞いた後「……先に行ってくれ。こっちもすぐに向かうから」と言い残して通信を切るのだが……?

 

 

+到達後-到達後

 

タブー・タワーのてっぺんでプレイヤー達を待ち構えていたのは、弱り果てたエイルそれを足蹴にするパンドラ

 

激情する一行をからかうような嘲笑を浮かべ、パンドラは即座に戦闘態勢に入る。

いざ、最終決戦の幕開けだ。

 

《攻略》

今までに何度も戦ってきたパンドラだが、今回はガチで潰しにかかってくる。

普段の戦闘でみへる舐めプ挑発行為や余裕ぶった振る舞いを一切行わず、生意気な顔して攻撃技を徹底的に叩き込んでくる様はかなり異様なんなら全く喋らないし。

また使用技にも偏りがあり、弱体化メインの類はあまり使用せず、弾数の多い遠距離攻撃で制圧する戦法を取る。

恒例の新技も避けにくい弾幕射撃系のものばかりなので、鈍足なキャラとは分が悪い。

 

攻撃が激しい分、彼女自身の体力は少なめ。長期戦に突入しないうちに、1度懐に潜り込んだら逃さず連撃をかまして押し切るようにしよう。

 

 

 

+クリア後 ネタバレ注意-「キッ…キャアァァァァァァァァァ……ッッッッ!!!!」
 
 
 

大激戦の末に敗北し、大ダメージを受けたパンドラは奇怪な叫声を上げて姿を消す。

恐らく、今の衝撃で吹き飛ばされたのだろう…

 

 

と思ったその時、倒れ伏していたエイルの背中がピクリと動いた。

 

 

エイル「うう…ここは…?」

 

「…ってあれ…皆さんどうして…。あれ、パンドラは…どこへ…?」

 

 

傷を負ってはいたが、エイルも何とか無事だったのだ。

よろよろと立ち上がる彼女のもとへ駆け寄り、パンドラを無事撃破した旨を伝える一行。

 

 

「よかった…! 拐われた時はどうなることかと思いましたが、それなら一安心ですね…」

 

「それもこれも、皆さんのご協力のおかげです! ホンットにありがとうございます!」

 

 

主犯格のパンドラさえ倒せば、天聖艦が出撃する恐れはない。ここに事態は、ひとまずの収束を見せる。

エイルは胸を撫で下ろし、安堵の微笑みを浮かべていたが、ふと、思い出したように口を開いた。

 

 

「あっ…でもまだ、全部が終わったワケじゃありません! 天聖艦の方をどうにかしないと…」

 

 

ここにきて、肝心の天聖艦 ノアに関しては手付かずのままだった事を思い出した皆。

これを放置していては、いずれまたパンドラが狙いにやって来るので、早く処理しなければならない。

そのためには、何処かに停泊する天聖艦を発見する必要があるのだが、

 

 

「…そうだ! この前渡した堕針盤、あります? ちょっと貸してくれませんか?」

 

「あのアイテムには堕天使を探す以外にもう1つ、重要な機能が付いてるんです!」

 

 

と強く提案するエイル。それを受けたプレイヤー達は、さっそく彼女に堕針盤を差し出した。

これで天聖艦さえ見つかれば、晴れて一件落着…

 

 

 

 

 

 

とはならなかった。

 

 

 

 

 

 

 

「そう…こんな時の為に、用意しておいたんですよ…」

 

「天聖艦にエネルギーを送るための機能をねッ…!」

 

 

 

そう言うや否や、突如堕針盤をひったくり、即座に後退してプレイヤー達との間合いを開けるエイル。

止める間もなく隠しスイッチを押し、堕針盤に貯蓄されていた闇エナジーを天聖艦に転送した。

 

 

 

「キャハッ! 成功成功ッ! 上手く行きましたねェッ!」

 

「ありがたいことですよ…! だって皆さん、そこまで私の事を……クククククッ……!」

 

 

 

突然の豹変ぶりに戸惑い、唖然とする一行。

そんな彼らを小馬鹿にする様な視線で、エイルは心底楽しそうに笑い続ける。

 

 

 

「おやおや…な〜んて間抜けな顔してるんですか?」

 

「……って無理もないか、この姿じゃ…!」

 

「……ならここで、いっそタネ明かしでもしちゃいましょうかァッ!?」

 

「いっきますよ~ッ! テレレレッテレーン!!」

 

 

 

紫色のオーラを放ち、狂気を孕んだ凄まじい笑顔と笑い声とを存分に見せつけながら変装を解く。

そして現れたのは……

 

 

 

「正解は〜…"パンドラ"ちゃんでした〜! アハハッ!!」

 

「……おやおや、フリーズしちゃってるね~? ま~だわかんない感じィ? じゃあちょっとだけ教えてあげるよォ! 」

 

 

 

「なんとなんと! アンタらがずーっと追ってきて、さっきまで戦ってた"パンドラ"っていうのは、全部私の作り出した分身だったのさ!」

 

「つまりつまり? 初めっから私は"エイル"としてアレコレやってたってわけなんだよォ! ククククク……!」

 

「まぁ、こんな難問が解けるわけないよね…!」

 

「だって私がミンナの"仲間"になってたんだもんねェ!」

 

「すっごく楽しかったよォ! キャハハハハハッッ!!」

 

 

 

ここで明らかになる衝撃の真実。

パンドラエイルに化けて潜伏していたのだ。

基本的に別行動だったり、天底の教会内で見つけた妙な物品(イベント限定アイテム)にやたら詳しかったりしたのは、その伏線だったのだろう。

最初のクエストが始まる以前からエイルに成り代わっていたはずなので、わりと長期間演技し続けていたことになる。

シチュエーションが初登場クエストの時と似通っているため、ある意味原点回帰とも言えなくないが……

 

 

 

「天聖艦掘り起こしたはいいけど、ボロボロで使いモンにならなくって…」

 

「1人で1から直すのは大変だったからさ、イイコト思いついちゃったワケさ!」

 

「ミンナで修理すれば早く終わるじゃん、ってねェ!」

 

「ククク……失楽園のミンナはテキパキやってくれたし、他の連中は目ェ欺いてくれたし、アンタらは必要なエネルギーを回収して来てくれたし! 予想以上に早く終わっちゃったからビ~ックリ!」

 

「それもこれも、皆さんのご協力のおかげです! 本当にありがとうございます! ……キャッハハハハハハ!!」

 

 

 

エイル──に化けたパンドラが開発した堕針盤は、先の通り闇エナジーを貯蓄し、天聖艦に燃料として送る補給装置。それを渡したプレイヤー達に各地を巡らせたのは時間稼ぎの傍ら、効率よく闇エナジーを回収させるための巧妙な作戦だったのである。

つまり、プレイヤー達はまんまと天聖艦の修復に加担していたことに……

 

 

 

ともあれ、準備は整ってしまった。

豊満な闇エナジーを補給され、遂に天聖艦が起動する。

パミールの丘の大地を割いて勢いよく浮上した方舟は、ドス黒い闇を引きながら独りでにタブー・タワーへと接近し、パンドラの元へ辿り着く。

 

 

 

「どお? これぞ地上に堕ちた伝説の方舟──"ノア"! ビックリして声も出ないんじゃない?」

 

「ククク……それじゃ、早速出航するよ~! セレモニーのかいま~く! ……というわけでッ!」

 

「アンタらはそこで船出を祝って、天魔獣達と遊んどいてよ! そのうち連絡してあげるからさァ!」

 

「じゃあねッ〜! キャハハハハッ!!」

 

 

 

そう言い残し、勢いよく天聖艦に乗り込むパンドラ。どうにかしようと動くプレイヤー達だったが、急襲して来た改造天魔獣 ファイルキリアの一軍に阻まれてしまい、絶対絶命のピンチに陥ってしまう。

 

そのまま天聖艦は、水平線の彼方へと飛んでいく。

もはやパンドラを止める手段は残されていないのだろうか……?