クエスト - 失楽の底

ページ名:失楽の底

失楽の底

受注場所 天底の教会
受注人物 なし
受注条件

ダークエンジェル・ライトステージ】クリア

堕針盤に闇エナジーを300個使用

種別 イベントクエスト
説明

エイルが拉致された後の天底の教会内部は酷く荒らされていた。床にはパンドラの名が記された置き手紙。彼女は堕天使に拐われたに違いない。

 

エノーク「連絡が取れないから不審に思っていたんだけどね。ケータイの位置情報を頼りに来てみたらこの有様さ!」

 

不測の事態に焦る一行。エイル救出のためにも、いち早くパンドラを見つけ出さねばならなくなった。

 

ありったけの闇エナジーを消費し、より強い邪気の堕天使──パンドラの居場所を探るプレイヤー達。堕針盤は猛烈に回転し、その場所を示す。

それは、先日訪れた失楽園だった。

 

大天使「やはり、堕天使のテリトリーといえば失楽園か……!」

 

大天使「だが、清く正しい天使たるエイルがここに赴いた後に拐われたというのであれば、うかつに同族の我々も行けないな。目をつけられれば、いくら私やエノークとはいえ、彼女の二の舞になるかもしれない」

 

そこで大天使はプレイヤー達に、後から加勢することを条件に失楽園への潜入捜査を依頼する。

報酬 腐れ知恵の実

詳細情報

失楽園の堕天楼地下に設けられた施設、天底の研学工場が舞台となる。堕天楼付近で堕針盤が激しく反応するため、見つけること自体は容易。

工場内部には堕天兵シャドーガードナーといった天魔系のモンスターが多数存在する。ひっそりと潜伏するか、大胆に突撃するかはプレイヤー次第。

 

エノーク大天使は参加こそしないが、通信により各所でサポートを行ってくれる。たまにプレイヤー達そっちのけで漫才し出すこともあるが、大目に見よう。

なお、この通信は最終階層に向かう最中、謎の妨害電波によって途切れさせられてしまう。

 

+はたして、深淵で待つものとは……?-『到着ヲ確認。ジャミング機能ヲアンロックシマス……』

 

厄介な敵やギミックを突破し、遂に辿り着いた工場の最下層。
闇に閉ざされたフロアでプレイヤー達が見た光景。それは中央に茂る荘厳な大樹と、その真上に映し出された戦艦型のホログラムだった。

 

不穏な空気に立ちすくむ一行。

とその時、大樹の根元から、声。

 

 

「ここまで押し掛けてくるとは。本当にしつこいのだな…お前達は」

 

「だが、我々の"方舟計画"は断じて邪魔させんぞ」

 

 

そう言って現れたのは、ローブを纏った堕天使──片翼の堕天使 アビジン

彼こそが今の今まで散々追ってきた、各地を点々とする怪しげな堕天使の正体だったのだ。

 

アビジンの目的は、古の時代に下界へと失われた伝説の方舟「天聖艦 ノア」を再建させる事だった。

そのためには大量の資材や人手、そして天界や地上のうるさい連中の目を欺く手段が必要となり、各地の堕天使達に支援や協力を要請していたのである。

 

プレイヤー達を前に余裕綽々で計画の一端を語った後、彼は語気を強めながら言い放つ。

 

 

「余計な首を突っ込んでくるのだからと思って、わざわざ別の釣り針も用意していたわけだが…ここまで早く来るとは…恨みがましい奴らよ」

 

 

「とはいえここは失楽園の中枢……堕天使とて滅多に立ち入れない地下の密閉空間だ」

 

 

「無駄に好奇心の強い面倒な連中を始末するには、おあつらえ向きの場所ではないか……!」

 

 

アビジンの危険な野望を食い止めるべく、決戦の火蓋が切って落とされる!

 

+クリア後 ネタバレ注意-『……戦闘終了ヲ確認』

 

 

 

 


『………Ah………OK?』

 

 

 

 

『管理ID……L.P 1667JM……"エデン"起動……』

 

 

 

 

 

襲い来るアビジンを倒したのも束の間、突如フロアに響き渡る歪な電子音声。
先程の戦闘を静かに観測していた大樹が、枝葉を奇妙に輝かせながら起動したのだ。

 

 

 

 

 

『ヨウコソ失楽園ヘ……。アナタガタガ例ノ冒険者ノヨウデスネ……』

 

 

 

 

『……ナルホド、方舟ト堕天使ノ秘密ヲオ望ミノヨウデ……』

 

 

 

 

『……最終フロアノ制覇ヲ確認……OK』

 

 

 

 

『報酬トシテ、LIVE機能ヲアンロック……。コレヨリ……中継ヲ開始シマス……』

 

 

 

 

 

『……Call !!』

 

 

 

 

 

既に示し合わされていたかの如くアッサリとした対応で、即座に回線を繋ぎ始めた"知識の大樹"──エデン

 

目まぐるしく動く状況に呆然とする一行を前に、エデンが投影したホログラム。
それは……

 

 

 


『やっほ〜! 久々のご対面だねェッ! キシシシシ…!』

 

 

 

 

これまで行方をくらまし続けていた件の堕天使、パンドラであった。

 

 

 

 

『どうだった? 楽しかった? 色々とほっつき歩いてたみたいだけどさァ!』

 

 

『まぁ、何にしたって楽しんでくれなきゃね! だって、アビジン使って他のミンナ扇動すんのも大変だったんだからさァ…』

 

 

 

ここで明らかになる真実。

ローブの堕天使ことアビジンは手先に過ぎず、全てはパンドラが裏から指示していたことだったのだ。

アビジンが少々戸惑った「奴」とは彼女の事を指して言ったものだろう。

取り引きを行ったサイコが名前を知っていたことから、一部の堕天使以外の相手には彼女の名前を明かしていた可能性もある。

 

 

 

『おおっと、まだまだ! この程度じゃ終わんないよ?』

 

 

『実はさァ、アンタ達があっちこっちほっつき歩いてる間に、その方舟ってヤツもだいぶ建造が進んでて〜…』

 

 

『せっかくだから、ミンナも進水式に招待してあげよ〜かな〜…ってねェ! フフッ!』

 

 

『ここまで来ちゃったんだし、当然行くでしょ? ね?』

 

 

 

手先のアビジンが念頭に置いていたので当然なのだが、「天聖艦 ノア」の再建──所謂"方舟計画"を打ち出したのはパンドラだったのである。

天聖艦の脅威はここでこそ多く語られない。

だが工場内の関連資料が神話や伝承の類ばかりだったり、存在を勘ぐった大天使が険しい表情を浮かべていた事からも地上における危険度が極めて高いことは明らかであり、そんなもんをパンドラが発進させた暁にはどうなることやら、大体想像に難くない。

 

更には焦燥に駆られるプレイヤー達を煽るように、普段と変わらぬ生意気な笑顔を振りまきながら、念推しるような口調で彼女は告げた。

 

 

 

『ま、アンタらに拒否権なんて無いんだけどねッ!』

 

 

『だってこっちにはさ、既に来てるんだもん。お客さんがさ…!』

 

 

 

直後、新たに展開されたモニターに映し出されたのはパンドラの足元で死んだように横たわるエイルの姿

パンドラ曰く、アビジンに拐ってこさせたのだという。

 

 

 

『こっからの行先はそこの頼れるサポーター、"エデン"君が教えてくれるからさァ! せいぜい早く来ることだね〜!』

 

 

『じゃないと、待ちきれなくてトばしちゃうかもよォ? ククククク…!』

 

 

 

怒りに燃えるプレイヤー達を煽り倒し、パンドラの通信は途絶えた。

その後、案内役を任されたエデンは再び声を上げる。

 

 

 

 

 

『OK……デハプランPニノットリ、ゴ案内ヲ……』

 

 

 

『真実ノ地……"禁忌ノ塔"ニオ向カイクダサイ……」

 

 

 

『……私ハ皆様ノゴ武運ヲ祈リ……速ヤカニオ見送リイタシマス……』

 

 

 

『空間転送装置ヲアンロック……システム異常ナシ……OK』

 

 

 

『……Send !!』

 

 

 

 

そしてプレイヤー達はエデンの空間転送システムにより、呆気なく失楽園への入口へと強制送還される。

だが行き先は確かに示された。

目指すはパンドラと初戦闘を行った場所、タブー・タワーだ。