このページでは、ストーリー上のネタバレを扱っています。 各ストーリー情報を検索で探せるように作成したページなので、理解した上でご利用ください。 著作権者からの削除要請があった場合、このページは速やかに削除されます。 |
プロファイル
基礎情報
【コードネーム】エステル
【性別】女
【戦闘経験】半年
【出身地】非公開
【誕生日】2月14日
【種族】アダクリス
【身長】162cm
【角の長さ】約30㎝
【鉱石病感染状況】
体表に源石結晶の分布を確認。メディカルチェックの結果、感染者に認定。
能力測定
【物理強度】優秀
【戦場機動】普通
【生理的耐性】標準
【戦術立案】普通
【戦闘技術】普通
【アーツ適性】標準
個人履歴
中度の鉱石病感染者。鉱石病により引き起こされたと思われる優勢突然変異を体に宿していると一部から注目されていたが、その後ロドスに保護を求め、いくつかの治療方針を受け入れるとロドスで治療を行うこととなった。
さらにその後、本人の意向でカウンセリングと多項目に渡るテストを受けた後、正式にロドスに加入した。現在は前衛オペレーターとしてロドスの作戦小隊に籍を置いている。
健康診断
造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。
【源石融合率】16%
感染後に発現した突然変異症状は重篤で、種族特有のものとは異なる角が生じている。密な観察を行うことを推奨。
【血液中源石密度】0.31u/L
感染状況は中期にあり、具体的な体への影響を調査するにはさらなる検査が必要。
【変異症状観察】
アダクリス人に関する調査を参照しても、このような角は当該種族の特徴に含まれていない。エステル本人によれば、彼女の成長過程においては角が伸びるといった突然変異症状は一切見られなかったとのことで、彼女に生じている角は鉱石病が原因であると判明している。
第一資料
それに気づいている者はほどんどいないが、エステルはまるで何かの習慣であるかのように、常に落ち着かず緊張して息苦しそうな面持ちを見せている。その主な原因となっているのは彼女の変異した角である。
日常生活において、エステルはその角のせいで落ち込むことも多く、極力コミュニケーションは避けるように生活している。ドクターからエステルに対し更に一歩踏み込んだカウンセリングを実施し、彼女が完全に孤立無援に陥ることを防ぐべきであると考える。
第二資料
エステルは日常生活においては極度の緊張を見せるが、そのままの状態で戦闘に臨んだということはこれまで一度もない。アダクリス族は現代では少なくなった武士道精神を重んじる種族であり、同じくアダクリスのガヴィルと同じく、エステルは優れた近接戦闘能力を有している。戦闘において彼女は武器を使用しない、というよりも彼女の身体そのものが武器であり、巨大な角や強大な力を宿した尻尾を振り戦う。それによりエステルは複数の目標を相手にした打撃戦において、突出した戦果を収めている。戦場での彼女の直感的な動きと強大な力は、まるで一体の獣になったかのようである。
一部のオペレーターはその彼女の戦闘力に驚きの表情を見せ、それを受けたエステルも普段とは異なる恥ずかしげな表情を見せた。しかし彼女は相変わらず仲間とのコミュニケーションは苦手で、やはり単独で戦うことを選んだ。戦場での彼女はリーダーや隊長の命令にのみ耳を貸しながら、所狭しと活躍する。
第三資料
現状、ロドスの取り決めに従いエステルは定期的なカウンセリングや病状の観察といった一連の保護措置を受けている。彼女自身も早く病状が良くなることを強く願っているが、それは時間に任せるしかなさそうだ。
現状の治療方針に従って引き続き治療を進めれば、彼女の病状を抑え続けることはそれほど難しくないだろう。継続して積極的な心のケアを行っていくが、現状の共有として彼女に「病気を自分の一部と受け入れ、今の状態で生きていく」という前向きな考え方が生まれ始めていることを上げておく。現時点ではそれが未来に不安定な影響をもたらす可能性も否定はしない。
以上の現状から、如何にして彼女に積極的な介入を行い、正しい自己認識をもたせるかに関しては、引き続き関係者の調整と考慮が必要になるものと判断する。
ボイス
ボイス(デフォルト) | |
---|---|
秘書任命 |
あの、わ、私はどこに立っていれば……?…え、座る……?えと、どこに座れば……。 |
会話1 |
お友達の小鳥さん、最近はすぐどっかに行っちゃう……。あの、私のこと、嫌いになったのかな……。 |
会話2 |
私って、オペレーターっぽくないよね……こんなオペレーターがいても、嬉しくないよね…。外では絶対ロドスの人間だって言わないから、安心してね。 |
会話3 |
見ての通り私、こんな姿だし…。普通の髪型とかできないから、こんなふうに髪を下ろすしかなくて…私、見苦しいよね……。 |
昇進後会話1 |
私の身体に起きた変異で一番目立つのは、やっぱりこの角かな……?変な目で見られるのには、慣れたつもりなんだけど……だけど……やっぱり、恥ずかしいよ……。 |
昇進後会話2 |
荒野で知り合ったお友達も、だんだんここに集まって来たんだね…この心細い気持ち、マシになるといいな……。私もみんなを守るの、頑張るね。 |
信頼上昇後会話1 |
小さい時からずっと…ずっと、お…お姫様のようになるのが夢だったの…。ええと、笑いたければ笑っていいよ…私はだ、大丈夫だから…。 |
信頼上昇後会話2 |
いつも敵に「化け物」って呼ばれたりする、私……。でも…そうだね、私はみんなを、ドクターを守るための化け物だよ。 |
信頼上昇後会話3 |
あの、いつも元気なお医者さんは確か、私と同族だよね……話しかけてみたいと思うけど…けどちょっと、怖いな……。 |
放置 |
……誰にも見られてないよね…?はあ…やっと……。 |
入職会話 |
こ、こんにちは……あの、えと、すみません…。執務室のドア、私の角のせいで、穴ができてしまいました……。 |
経験値上昇 |
今以上の力…私、うまく使いこなせるのかな……。 |
昇進Ⅰ |
昇進って……?よくわからないけど、お役に立てたってこと、だよね…? |
昇進Ⅱ |
ドクターのおかげで少しは自信がついた、かな……。私は何をするべきで、誰のためにこの力を持っているのか…ちょっとだけ、わかったような気がする……。 |
編成 |
みんな、私のことは気にしないで……。 |
隊長任命 |
わ、私…!?ほ、本当にいいの……? |
作戦準備 |
えと、み、みんな、出撃です!………こ、こんな感じでいいの…? |
戦闘開始 |
わ、悪い人たちの好きには、させない…! |
選択時1 |
え、私……? |
選択時2 |
私が! |
配置1 |
私なら、たくさんの敵をひきつけられる……。 |
配置2 |
敵を怖がらせること、できるかな…? |
作戦中1 |
はあっ! |
作戦中2 |
ここは、通さない…! |
作戦中3 |
放さないんだから…! |
作戦中4 |
お願い、怯えて…! |
高難度作戦クリア |
もっと、頑張れる…うん、頑張れる…! |
★3で戦闘終了 |
戦った私たちのこと…ドクターは誇りに思ってくれる? |
★2以下戦闘終了 |
やった…勝てたよ、ドクター! |
作戦失敗 |
やっぱり……私なんかじゃダメ、だよね……。 |
基地配属 |
うわ…ここ、広いね!…よかった……。 |
タッチ1 |
えっと……? |
信頼タッチ |
ドクターが心配してくれるの、すごく、すごく嬉しい……。 |
タイトルコール |
アークナイツ。 |
挨拶 |
ド、ドクター、おはよう……。 |
逆理演算
険しき地を守り通す / チェルノボーグ・荒野
この臨時医療キャンプを防衛しているのが、武器を持たないアダクリスの少女であると聞きつけたレユニオンは、人員を大量に派遣し攻め落とそうとする。外部偵察を担当したロープは、その情報を事前に持ち帰ることに成功するも、援軍は望めそうにない。少数をもって多数を制することは、昔話や伝説の中でしか起こり得ないのだ。だが、波のように迫りくる敵に立ち向かうエステルなら、本当にロープと共にキャンプを守り切れるのかもしれない。彼女たちを信じよう。
コーデ
デフォルト(昇進0)
オペレーターの普段着。
実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。
デフォルト(昇進2)
昇進後調整された服装。
オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。
モジュール
ORIGINAL / エステルの記章
エステルはすさまじい攻撃で敵の侵攻を阻む戦術に秀でている。
外勤部門の決定に基づき
外勤任務においては前衛オペレーターとして区分し、強襲者の責務を担う。
特別に本記章を授与し、
その証明とする。
CEN-Y / 荒野の餞別
「写真に写っている女の子の顔を、よく覚えておいてくれ。」
ダニー・キープは、ラスティケージにそう言って聞かせた。
「誰かがこの娘を連れて訪ねてきたら、俺の代わりに面倒を見てやってほしいんだ。」
ロイド・ロゼッタ生物実験室の飼育員である彼は、かつてたびたびわずかなアルコールに任せて、誇らしげに語ることがあった。
それは、己の会社がいかにして原住民の生活の拠り所であったジャングルや水源を奪い取り、いかにして20ドルぽっちの金券と少しの食料で基準を満たすアダクリスの子を買い取ったのか……ということだった。
さらには、この20ドル分の価値しかない子どもたちは、「アダクリスの戦神」のコピーとして改造されるのだという。
そうして競合他社を打ち倒し、軍からのオファーも受けて、故郷に錦を飾るのだとまで、彼は豪語していた……
だが、熱意に溢れ研究者気質でもあった彼は、その半年後には毎晩酒に溺れ、実験がどれほどうまくいっていないかを愚痴るようになっていた。
第II相動物実験に用いられた羽獣が一匹脱走しただの、第I相人体実験と第II相人体実験がどちらも失敗に終わって、実験体がすべて処分されることになっただの……
そして彼は、第Ⅳ相人体実験において最も特異な個体である、実験体75号についても語った。
実験体75号は、二本の角を持たないだけでなく、その性格も戦争兵器には似つかわしくないものだった。
すでに有効性が証明されたさまざまな手段を用いて、虫の息になるまで追い詰めても、彼女は「戦神」に相応しい特性を一切発現させなかったのだ。
しかし不思議なことに、失敗作である実験体75号が彼に与えた失望はごく短期間のものに過ぎなかった。
ほどなく彼は酒に溺れることもなくなり、実験体75号の日々の生活や、飼育員セリーナとの幸せな未来についてを語るようになった。
そして、二人はある娘――お姫様の物語が大好きな子を養女に迎えるかもしれないということや、皆で一緒にシエスタでバカンスを過ごすかもしれないということを、嬉しそうに話すようになったのだ。
……誤った結果が、迷える魂を正しい道へと導いてくれたと言えるだろう。
けれども、ある日の訓練の際、第Ⅳ相人体実験の「成功例」たる実験体たちが突如一斉に暴走し、数名の研究員が命を落とすという事件が起きた。
規定に従うのなら、第Ⅳ相人体実験で生み出された実験体はすべて、「人道的な」処分を受けることになる。
そんな夜に、ダニーはラスティケージの酒場を訪れ、実験体75号の写真を彼に手渡したのだった。
だが結局、ダニーも写真の少女も、その後酒場を訪れることはなかった。
そうしてやがて、実験室から「ダニーと他エリアの飼育員セリーナは、実験事故により死亡した」という告知が出た。
それから六年が過ぎた。
騒がしかった酒場は今や荒野のハンターたちのたまり場となり、かつては手が込んでいた料理も、新鮮な獣肉ばかりを出すようになっていた。
……開拓の波に乗って開かれた酒場は、今となっては枯れつつある大地の上、鉱石病のせいで波に見放された開拓者たちと共に、苦しみながら存続しており、生物実験室すらも移動施設の走行が困難なソフトパッセージエリアに取り残されたままになっていた。
そして今――ラスティケージは、そう遠くない位置にいる少女と、手に持った写真とを見比べていた。
何故か角を生やしてはいるが、同一人物であることは間違いない。
彼は純粋な野生の狩猟を、彼女を中心に形成された食物連鎖を目の当たりにした。
文明の痕跡が徐々に消え去り、荒野が彼女の本来の姿を露わにしている――
すでに重度の感染者である彼に、勝ち目がないことは明らかだった。
結局、ラスティケージはクロスボウを下ろした。
そして最後の力を振り絞ると、長年蓄えてきた物資を、荒野からの選別として彼女に贈ったのだった。
印
エステルの潜在能力強化に用いられる。
石でできた櫛。ひんやりとしていて、フワッと花の香りが広がる。
指名券採用
彼女の力を信じて!
ロドス前衛オペレーター・エステル、自分が戦力になるかどうかまだ戸惑っている。
紹介文
省略
登場ストーリー
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