登録日:2011/12/31 (土) 23:58:37
更新日:2023/08/11 Fri 16:44:42NEW!
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機動戦士ガンダム ガンダム msv msv-r gジェネ ジム 一覧項目 (凸) ms 量産機 試作機 地球連邦軍 派生機 やられ役 雑魚 ジム・スパルタン ジム・スカウト ジム・ナイトシーカー ×強襲機 ○教習機 ジム・トレーナー ジム・ジャグラー ザニー ゲム・カモフ ゲファンゲナー・ゲム イデオン←他人の空似
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「オペレーターのノエル・アンダーソンです、よろしくお願いします。」
「ここでは、主にMSVや外伝作品におけるRGM-79ジムの派生機について紹介します」
「なお以下の機体につきましては、個別項目がありますのでそちらをご覧下さい」
- 初期型ジム/ジム後期生産型
- 陸戦型ジム/ジム・スナイパー
- ジム・キャノン
- ジムⅡ
- ジムⅢ/ヌーベル・ジムⅢ
- ジム・カスタム/ジム・クゥエル
- ジム・キャノンⅡ
- ジム・コマンド/ジム寒冷地仕様
- 陸戦用ジム/デザート・ジム/装甲強化型ジム
- ジム改/パワード・ジム(ジム改のバリエーション)
- ジム・ブルーディスティニー
- アクアジム
- ジム・ストライカー
- ジム・スナイパーカスタム
- ジム・スナイパーⅡ
- ジェガン
- ヘビーガン
- ハーディガン
- ジェムズガン
- ジャベリン
「では、こちらの資料をどうぞ」
●目次
ジム・ライトアーマー
型式番号:RGM-79L
所属:地球連邦軍
全高:17.8m
重量:36.8t
装甲材質:チタン系合金
出力:1,250kW
武装:ビームサーベル
ビームライフル(ビームガン)
他
《主なパイロット》
ギャリー・ロジャース
ハルトマン
スハン・ヤンセン
クワトロ・バジーナ
必要最小限の装甲を残して徹底的に軽量化し、運動性や機動性を向上させたタイプ。
一撃離脱戦法を得意とし、従来の戦闘機に近い操縦感覚から特に元戦闘機パイロットに好まれたという。
武装は改良型ビームサーベルに専用ビームライフルと高火力。短銃身ではあるがビームスプレーガンではないのがミソ。
突撃して一撃を与えて離脱する「当たらなければどうという事ではない」を体現したような機体であるが当然紙装甲。
オレら連邦愚連隊ではスハンが搭乗。
トリッキーな戦い方でユージを圧倒したりもした。
最終的にはピクシーに切り刻まれたがスハンは無事。
ジム・トレーナー
型式番号:RGM-79T / TGM-79
所属:地球連邦軍
頭頂高:17.8m
全高:17.8m
重量:40.5t
装甲材質:チタン系合金
武装:ビームサーベル
他
《主なパイロット》
デービット・タッカー
アムロ・レイ
教習用のジム。
先任のザニーに代わり、主力機であるジムシリーズのパイロット育成用に開発された。
基本的な性能は素ジムのそれを踏襲しているが、装甲材の低品質化や頭部バルカンの削除など幾分かデチューンされている。
また、コックピットは教官が同乗出来るように複座式に改められ、コックピット前面左側に窓を設けて目視で周囲の確認を行えるようになっている。
あくまで操縦訓練用なので間違っても実戦に出せるような機体ではないが、後方任務では重機代わりに作業で使用されたという。
この他の教習機にはジム改ベースのジム・カナールやジム・カンヌが存在する。
ジム・ナイトシーカー
型式番号:RGM-79V
所属:地球連邦軍
カラバ
全高:18.0m
重量:46.7t
全備重量:61.7t
装甲材質:チタン系合金
出力:1,250kW
推力:67,800kg
武装:60mmバルカン ×2門
ビームサーベル
ビームスプレーガン
専用ビームガン
100mmマシンガン
シールド
センサーポッド
マーカーポッド
空挺/強襲作戦用の特殊部隊仕様機。どことなく溶接工っぽい
高推力の強化型バックパック及び夜間戦闘装備とレーザー通信装備を持つ。
ガンペリー・シギントと組み合わせて運用されるケースが少なくなかったようだ。
バリエーション
ジム・ナイトシーカーⅡ
(RGM-79LV)
特務部隊からの要望で造られたライトアーマーベースのナイトシーカー。
見た目はナイトシーカーとよく似ているが、ベース機の高い機動力を殺さないように追加スラスターをパージするための爆発ボルトが組み込まれた。(後にV型にも組み込まれている)
少数生産されていて、033特務MS中隊の所属機がジオン軍の基地を急襲している。
ジム・ナイトシーカー(0090版)
(RGM-79V)
U.C.0090が舞台の『ジョニー・ライデンの帰還』で登場。
ゴップ麾下の特務部隊「ナイトイェーガー隊」が使用。
初代ナイトシーカーに近代化改修を施したもので、コクピットなども含めて全身がジムIIと同規格になっている。形式番号や名称はそのまま。なおナイトイェーガー隊以外にこの仕様の機体を使っている部隊が存在するかは不明。
ヴァースキ中隊長が搭乗している機体はジムIIIのパーツに更新された特別仕様で、更にハイザック用シールドやどこぞのイカ頭よろしくフェダーインライフルと海ヘビを装備。ズゴックE部隊を蹂躙する様は正に野獣。
宇宙に戦場が移った後は開発中のジェガンのパーツを取り寄せて組み込んでおり、最早ジムの領域を逸脱しつつある。
PS4専用ゲーム『バトルオペレーション2』では、各種ナイトシーカーがそれぞれ登場。
ナイトシーカーはコスト200始動の汎用機。高水準の機動力と高威力のグレネードが特長。マーカーという敵機の位置を味方に伝えるスキルで、支援砲撃誘導を誘えるのも強み。
ナイトシーカーⅡはコスト250始動の強襲機。基礎的な部分はナイトシーカーと同じだが、LA用サブマシンガン×2や2連装ビームガンによる射撃火力の高さで中距離戦を得意とする。
ナイトシーカー(0090)は、ナイトシーカー(V)名義でコスト500始動の強襲機。スキルにステルスを持つので強襲らしく奇襲突撃が可能だが、格闘寄り武装構成の割に格闘補正が低いのがネック。しかし射撃兵装の癖を掴んでおけば、よろけ効果のあるウミヘビなどと併せて支援機をあっという間に溶かす事も十分可能。
更にナイトシーカー[宇宙戦仕様](V)がコスト500始動の強襲機で登場。ナイトシーカー系列では初の宇宙適正持ちで、強襲機らしい格闘補正値の高さが魅力。射撃武装も十全で、特に宇宙戦のタイマンなら先手先手を取って勝ちを取りに行きやすい。
NT試験用ジム・ジャグラー
(RGM-79ARA)
ニュータイプ試験用として、ボールを流用した攻撃ポッドを操作してオールレンジ攻撃を可能とした機体。
コクピットは複座式に改装されており、メインパイロットがジム本体の操縦を受け持ち、ガンナーがボール二機の遠隔操作に従事する。
だが手動制御の攻撃では満足な結果を出せず、性能はジオンのサイコミュに遠く及ばなかった。
というか、NT試験用と言いつつ、連邦にはサイコミュ関連の技術が無かった為に全くNT関係ない。
ただ単純にオールレンジ攻撃の再現に挑戦しただけの機体である(この辺は同じくNT用と謳われたガンダムNT-1も同様である)。
とはいえ、そのボールはビームライフルを二基ずつ装備しており、実は火力そのものはすさまじく高い(当時ビーム兵器は圧倒的な破壊力を誇った)。
ジム本体がビームライフルなりビームスプレーガンなりを装備すれば、最大(両手持ちとして)でビーム兵器六門を装備するMA並みの大火力となる。
また、機体負荷もかなりかかるが、ボールポッドを接続したままボールのブースターを噴かせることで、通常MSとは比較にならない機動力も発揮できたという。
惜しむらくは開発時期が終戦直前で、より洗練・改良する時間も意義も無かったことだろうか。
元はGジェネシリーズに登場するオリジナル機体。
よって正史のMSの系譜に存在するか怪しい機体だったのだが、後に漫画『オレら連邦愚連隊』の続編『KATANA(カタナ)』に出演。
なんとボールが有人式になり、3人の連携攻撃で活躍している。…Gジェネより無茶なことになってない?
「「「三身合体 ジム・ジャグラー!」」」
ジム・スパルタン
型式番号:RGM-79S
所属:地球連邦軍
カラバ
全高:18.0m
重量:43.6t
全備重量:61.7t
装甲材質:チタン・セラミック複合材
出力:1,250kW
推力:67,800kg
武装:ミニガン
ハンドガン
WAMM(有線式対MSミサイル) ×2基
ハンドグレネード ×3発
パルスナイフ(ヒートナイフ)
ビームサーベル
M粒子散布ポッド
スモークディスチャージャー
カモフラージュジャケット
《主なパイロット》
グレイ大尉
「F.M.S(福地モビルスーツステーション)」に登場。
ジム・コマンドを熱帯地域向けに調整した局地戦型で、同時期に開発されていたジム・スナイパーⅡから基礎設計を流用しており、兄弟機に当たる。
アサルトカービンのような3銃身型のミニガンやナイフ系など実体系で固めたシブい武装、増加装甲、WAMM(有線式対MSミサイル)、赤外線遮断シート、ミノフスキー粒子散布ポッドといった重武装で身を固めたロマン機体。
ポッドは母艦でチャージする。
湿地帯やジャングルで活躍したとされ、文字ストーリーではグレイ大尉の隊長機がグフ・ハンター(MS-07F)と交戦している。
戦後もジム・スナイパーⅡのラインを流用して少数が生産され、カラバで運用されたという。
グリプス戦役の時代では流石にかなりの旧式と言わざるを得ないが、元々が森林地帯での地の利を活かす特務機体である事から「ニンジャ」の異名で呼ばれており、なんと第二世代MSのマラサイすら撃破した例があるという。
F.M.S.に掲載された時点では設定らしいものが無く、後年に書籍『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム Vol.2』でようやく設定や詳細なデザインが明らかになった経緯があり、ジムのバリエーションでもかなりマイナーな部類であった。*1
ちなみに『ORE-GUN』にて柳瀬敬之氏も描いている。
長らく公式媒体での登場が無かったが、マスターアーカイブへの記載などで徐々に知名度を上げており、『機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy』にてようやく公式媒体に登場した。
そして2022年9月。唐突にプレバン限定品として、ガンプラによる立体化が発表された。その日のうちには予約が開始され、12月発売のものは一瞬にして完売している。
バリエーション
ジム・スパルタン [BD隊仕様]
北米戦線に極秘裏に投入されたブラックドッグ隊仕様のジム・スパルタン。
黒い塗装が施されてややステルス性が高められているが、基本性能は殆ど変わらない。
武装はジム・マシンガンやハイパーバズーカなど、オーソドックスなものを装備している。
ジム・スパルタン(RG)
ブラックドッグ隊隊長のレナード・ジェルミ中尉の専用機。
頭部がガンダム系の物に変更されている。
こちらは近接戦闘向けに運動性が高められていて、武装もスナカス用のハンドビームガン2丁や新開発のショートビームライフル(後のジーラインに採用されたもの)を装備する等、接近戦に強くなっている。
ジム・スカウト
型式番号:RGM-79E
ジム・スパルタンの僚機(もう一体はバロウ中尉のジムキャノン)。
ステルステープで簡易迷彩を施しており、福地氏による当時のイラストではスパルタンの後ろにいるのが確認できる(初見だと解りづらいが)。
劇中では通信ケーブルで僚機にデータを送信している描写がある。
同じF.M.S.出身のスパルタンに比べてこちらは全く掘り下げられる様子が無く、設定もデザインも詳細不明。
ジムのバリエーションの中でもとびっきりのマイナーメカであろう。
ジム(サンダーボルト版)
型式番号:RGM-79
武装:シールド×2基
サブアーム×2基
ビーム・スプレーガン
ビームサーベル
2連装ビーム・ライフル
《主なパイロット》
イオ・フレミング
リチャード・シムズ
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』に登場するムーア同胞団が使っているジム。
元のジムともっとも大きく異なる点として「コア・ブロック・システム」を採用している点がある。
デブリ除けに関節部シーリング処理、暗礁宙域探査用に頭部センサーの増設、大型ランドセルへの換装、等の改修が施された。
大型ランドセルには、シールド2枚が保持可能のサブアーム、ビーム・スプレーガン等に使用するエネルギーパックも備えている。
見ての通り防御重視の兵装なわけだが、劇中ではジオンの大型狙撃銃「ビッグガン」に鴨打の如く撃墜されていく。
右肩のサブアーム部がキャノン砲に換装されている「ジムキャノン」もいる。
バリエーション
ガンダム・ヘッド
型式番号:RGM-79/GH
武装:シールド×2基
サブアーム×2基
ビーム・スプレーガン
ビームサーベル
2連装ビーム・ライフル
アサルトライフル
グレネードランチャー
《主なパイロット》
アリシア
ア・バオア・クー攻防戦に投入された量産型ガンダム…に、見せかけたジム。
ジムの頭部をV字アンテナの無いガンダムタイプに挿げ替えただけ。
ジオンにとって脅威のシンボルとなったガンダムの影響力を利用して、ア・バオア・クー戦でジオン軍に対して投入された。
虎の威を借る狐そのものなわけだが、装備はムーア船団の物を利用しているのでかなりガチ。
探査用の頭部センサーも増設されており、グレポン付きアサルトライフルも装備している。
陸戦型ガンダム
形式番号:RX-79[G]
武装:シールド×2基
サブアーム×2基
ビーム・ライフル
ビームサーベル/ビームジャベリン
《主なパイロット》
マーカス、デント、オルフェ
サンボル版の陸戦型ガンダムで上記のガンダム・ヘッドを陸戦型に改修した機体。要するに陸戦型ジム。
本来の「08小隊」で登場した陸ガンと同じ型番だが、仕様は全く違うので注意。サンボルジム同様サブアームがある。
武装面はガンダム・ヘッドのビーム・スプレーガンからビーム・ライフルにマイナーチェンジされている程度。
その代わりに腕の2連装砲やその他の銃器はオミットされ、ライフルで事足りるよう予備パックが6個も積まれている。
またその他、ビームサーベルの柄を伸ばして簡易ビーム・ジャベリンにできる機構が備わっている。
更なる派生機として『陸戦型ガンダムS型』というスパルタンに配備されたバージョンもあるが、スペックは同じ。
アトラスガンダムのバックアップの為に、専用の試作レールガンやフルアーマーガンダム用のハイパー・バズーカをランドセルに装備している。
ガンダム・バウンサー
形式番号:RX-79[G]BO
武装:ビーム・ライフル
ロングレンジ・ビーム・ライフル
ホバーマント
《主なパイロット》
モニカ・エル・ビアンキ
サンボル版の陸戦型ガンダムの改修機。砂漠用の防塵仕様となっている。要するにデザートジム。
バックパックが取り外され、代わりに機体前面と後面にチューブ状の推進器「ホバーマント」が追加されているのが特徴。
狙撃支援機であり接近戦装備は何も搭載されていない為、劇中では棒のようなものを拾って応戦していた。
本機用の支援機として「バウンサー・ビークル」というMS用の巨大なバイクと併用する。
ジムと関連のある機体
ザニー
型式番号:RRf-06
所属:地球連邦軍
全高:18.0m
重量:48.3t
装甲材質:超高張力鋼+チタン系合金
出力:980kW
推力:45,000kg
武装:60mmバルカン ×2門
120mmキャノン砲
ジムの派生機……という訳ではないが、ある意味でご先祖様のようなもの。こいつが居たからこそジムは完成したという説も。
RXシリーズとは別系統*2に開発が進められた。
ルウム戦役・ブリティッシュ作戦でのザクの残骸や放棄された機体を鹵獲した物を再利用。
連邦軍の開発中のMSの試作パーツ(主にRX-77用に用意されていた物)をミキシングビルドして造られた。ちなみにルナⅡ製。
そのためか、ザクに似ている部分がちらほらあり、特に胴体部分はザクそのままである。
どちらかと言えば「構造解析用に廃品のザクから拵えたレプリカMS」と言った所。
特に手の辺りは再現が難しかったのか、貧相な三本指のロボットアームの延長状態になっている。
暖色のオレンジ色を基調にしたカラーリングはチベットの僧侶の袈裟を意識している。
…捨てられたボロ布を継ぎ接ぎして作る僧侶の糞掃衣(袈裟の原型)を意識したのだろうか?
武装は頭部の60mmバルカンと、ガンタンクやボール用に用意した180mm低反動キャノン砲を手持ち式に改修した物を使用。
ある意味宇宙世紀連邦系量産機の特徴である「頭部機銃装備」の開祖でもある。
性能はお世辞にもいいとは言えず、動かしただけで壊れた事もあったという、正真正銘・嘘偽り無しのポンコツ。
国籍問わず新品中古入り混じるパーツをノウハウ無しに継ぎはぎした機体なので仕方ないが。
とはいえ、当時まだ連邦宇宙軍に多かった宇宙戦闘機乗りをMS乗りに機種転換させるのには役に立ったという。
さらに、連邦軍が短期間のうちに初期型ジムの開発と配備を可能としたのも、このザニーの実験や経験があってこそである。
また、一部の機体はジムが普及するまでの繋ぎとして多少の改良を施した上で実戦にも投入されている。
TCGGUNDAM WARでもカード化されたことがあるものの、知る人ぞ知るマイナーメカであった。
だが、SDガンダムGジェネレーションシリーズなどにジムのプロトタイプ的な位置で登場したことでゆっくりと認知度を広げていった。
ただし何故か「連邦軍がジオンのグラナダ工場からザクⅡのパーツを極秘裏に入手して拵えた」とかいうおかしな改変設定が書かれたりして、だが……。
『Code Fairy』でもこちらの設定が採用されているので、公式としてはこちらの説を採用したいらしい。
一年戦争開戦で初めてMSの実物を見た連邦がそこから実用化にこぎつけるのは無理があるので
その数年前からジオンの亡命者やスパイにより「ザクというものの情報自体は得ていた」というのが最近の設定になったので
開戦前にザクのパーツを奪っていることは矛盾しなくなっている。
ついには漫画機動戦士ガンダム サンダーボルトにまさかの登場。
一年戦争後に連邦からの独立を目論む南洋同盟が他のリサイクルMSと共に運用し、彼らの胡散臭さを盛り上げるのにも一役買っている。
なお、アニメ版では下記の「ダーレ」に差し替えられた。
バリエーション
ダーレ
型式番号:SRf-06
武装:ヒート・ホーク
グレネード付き120mmマシンガン
ザク・バズーカ
他
上記の通りザニーの代わりにアニメ版『機動戦士ガンダム サンダーボルト』に登場した機体。
ただし機体の特徴は下記の地上戦仕様ザニーが元になっており、マニュピレーターも五本指。
胴体の色がくすんだ紫色で、露出した動力パイプなど元のザクの意匠が随所に残っている。
一部設定が変更され、廃棄されたMSを継ぎ合わせた南洋同盟製MSとなった。
武装はグレネード弾装備のマシンガン、ザク・バズーカ、ヒート・ホーク、シールド。
ビームサーベルを装備した機体や、魚雷付きフロート装備の水上型も作られた。
当然性能もパイロットの練度も低いが、玉砕覚悟の兵団故にスペック以上の脅威となった。
ザニー [地上仕様]
『機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy』に登場した地上戦仕様のザニー。
マニュピレーターが普通の5本指*3になっている以外は地上用に調整されたザニーでしかない。
しかし、携行武器に180mmキャノンを保持しているので火力は侮れない。
その他にも100mmマシンガンやロケット・ランチャーを装備していたりと、ヤシマ重工製武器の運用試験をしていたのではないかと推測されている。
まだMSがなかった北米戦線に試験的に配備されたが、ジム系の配備が進むと共に戦場を退いたようだ。
ゲファンゲナー・ゲム
ジオン軍に鹵獲されたジム。「ゲム」とは、「GM」のドイツ語読み。「ゲファンゲナー」は『囚人』。
通常は、シールドの十字マークを塗りつぶしてジオンの国籍マークを上から描き、本体もジオンカラーに塗り替えて使う。
とはいえパイロット不足に喘ぐジオン軍で「機体は無いがパイロットは居る」という状況はあまり多くなかったと思われる。
これだけなら別によくあること(連邦がザクを鹵獲して使うのと同じ)なのだが、
漫画版『MS IGLOO』では、ジムの偽物「ゲム・カモフ」と共に、オリジナルの外観のままで後方攪乱任務に用いられた。
ゲム・カモフと同様の条約違反行為である…というかあっちより余計悪質。
ゲム・カモフ
型式番号:抹消
所属:ジオン公国軍技術本部・第603技術試験隊
全高:17.9m
重量:51t
出力:976kW
武装:135mm対艦ライフル
120mmマシンガン
シュツルムファウスト
他
《主なパイロット》
エンマ・ライヒ
地球連邦軍から亡命した義勇兵
ジムとよく似ているが、ジムの派生機ではない。
上記のゲファンゲナー・ゲムでも触れたように、ジムと誤認させる為だけにジオンが作った『偽ジム』。
ジムのドイツ語読みに「カモフラージュ」の意味を指して『GM Camouf』と名付けられた欺瞞任務用モビルスーツ。
ザクⅡをベースにヅダとドムとグフの武器やパーツを寄せ集め、ジムにシルエットを似せる為に装甲を限りなく削っている*4。
そのおかげで運動性は向上したが装甲はハリボテそのもので、友軍からの誤射の危険性も相まって生存率は絶望的に低い。
ゲーム『バトルオペレーション2』ではコスト200始動の汎用機として登場。
偽装伝達効果スキルにより、250m以内にいる敵チームのレーダーに味方機として表示される。
ただし本作ではジオンや連邦などの所属でチーム分けされる事は無いので、相手チームが面子を覚えていた場合や目視で不審な動きをしていると即座にバレやすい。
大よろけを取れる150mm対艦ライフルや偽装伝達効果によるトリッキーな立ち回りはできるが、防御面では大きなシールド頼りな部分が多い。
その他
SM(サム)[凸] 『トニーたけざきのガンダム漫画』に登場。
[凸] ジムの超量産型MSで、ボールよりも低コストとのこと。
[凸] 頭部と胴体が一体化した様な四角いボディに棒状の手足という、機能美に溢れたスタイル。
[凸] ジオン脅威のメカニズムで超量産されたサク相手に大立ち回りを繰り広げた。
ちなみにPSPゲーム『ガンダムバトルロワイヤル』にて、サクと共にまさかの参戦。
性能は大体サクと同レベル。(初期ステータス全て1、但し成長上限が無く全て99(HPは9999)まで上げられる)
イデオン
型式番号:Ideon
所属:地球連合軍
全高:105m
重量:5650t
装甲材質:イデオナイト
出力:120000t/df
武装:150cm級グレン・キャノン
ミサイル・ポッド
レーザー砲
他
《主なパイロット》
アフロ・レイ
ロゴ・ダウの第6文明で造られた… お前はジムと全く関係ない。
[[なお木星圏にて古代文明の遺産として発掘されたという噂もある。>機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス]]
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▷ コメント欄
- あれ?ロゴ・ダウの異星人のアレは? -- 名無しさん (2014-06-05 20:40:44)
- ↑あれは何千、何万ものMSを倒し続けたジムだけがなれるものだから派生じゃあないよ。 -- 名無しさん (2014-07-28 04:01:20)
- サムもついかしてあげてw -- 名無しさん (2015-03-16 10:52:27)
- 『殴り合い宇宙』でいびつなザクと戦ったNT用カスタムされたジムはないのか -- 名無しさん (2015-04-26 00:51:01)
- ジム・ジャグラーのボールがソルディオス砲になったところを想像してしまった… -- 名無しさん (2015-08-24 23:15:21)
- カタナのジャグラー、パイロット3人いるんならジム3機で戦ったほうがマシじゃ・・・ -- 名無しさん (2016-10-29 00:56:35)
- 装甲で機体を支えるセミモノコック構造の時代でライトアーマーは機体使用耐久度を軽視してるので、まさに色んな意味で突撃仕様だな… -- 名無しさん (2021-01-19 20:14:52)
- ↑黎明期ならではの無茶だよな。ジオンにもシャアザクがあったし。 -- 名無しさん (2021-01-19 20:51:56)
- なんか盾が二枚背中からアームで跳び出てるやついなかったっけ? -- 名無しさん (2021-03-18 19:32:22)
- ↑ サンボルジムのことかな? 後はガンプラアニメにいたねそんなの -- 名無しさん (2021-07-21 21:39:45)
- Gジェネアドバンスの影響でジムジャグラー見るとフラガ大尉思い出してしまう。 -- 名無しさん (2021-12-06 14:34:26)
- スパルタンがHG化したぞ!現実って凄えな! -- 名無しさん (2022-09-08 13:17:11)
- GM/GMとかジムスナイパーK9とかのビルドファイターズ機体は入って無くて残念。 -- 名無しさん (2022-09-11 18:14:44)
- Gセイバーに出てきたフリーダムは一応ジムの遠い子孫で良いんだろうか -- 名無しさん (2022-12-18 09:07:45)
- ↑ヘビーガンの血筋だからいいんじゃないかな。 -- 名無しさん (2022-12-18 13:04:22)
- ↑型式番号RGM-196 なんで、現行最後発のRGM系列なんですよね<フリーダム/そしてイデオンは長谷川ガンダムでジュドー・アムロ・シャアと戦ってるからね(公式ではございませぬ) -- 名無しさん (2022-12-18 13:10:29)
- ジムの神様のパイロット名で吹いたw 中の人はジム…ではないけど量産機ヘビーガンのパイロットだしw -- 名無しさん (2023-08-07 16:51:26)
#comment
*2 初出の「GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079」の戦場が宇宙オンリーなのでおそらく連邦宇宙軍の独自企画
*3 構造を見る限り、恐らく腕そのものを鹵獲したザクⅠの物と丸ごと挿げ替えただけ
*4 装甲材質は明かされていないが、ベースと素材からいってただのスチール合金と思われる
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