登録日:2023/03/08 Wed 19:36:31
更新日:2025/04/03 Wed 06:03:46NEW!
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デュエル・マスターズ dmキャラクター項目 檜山修之 優希知冴 ライバル 中二病 兄貴 漢 長男 狼 色黒 ボクシング 貧乏 牛丼 ダクト飯 ハリウッド ネタキャラ 愛すべきバカ 何気にモテる デーモン・コマンド・ドラゴン デーモン・コマンド ファンキー・ナイトメア ダーク・ナイトメア 革命軍 レアキラーズ 名勝負製造機 ストイック 中学生 デュエマ四天王 シン・コジロ 資本主義の狼 漫画とアニメでほぼ別人 こじたん
オレは飢えている!…血の匂い…そして、切札の匂いになあ!
佐々木コジローとは、漫画『デュエルマスターズVS』シリーズ及び、アニメ『デュエル・マスターズVS』『デュエル・マスターズVSR』、『デュエル・マスターズVSRF』の登場人物である。
CV:檜山修之、優希知冴(幼少時代)
【概要】
主人公である切札勝太の新たなライバルの一人で漫画『VS』およびアニメ共に『VS』シリーズから登場するが、漫画版とアニメでは設定が大きく異なっている(詳しくは後述)。
狼を思わせる逆立った長髪に鋭い目付きをした色黒の少年で、袖を破いた上着を羽織っている。ちなみにアニメだとシリーズ毎に裏地が青(VS)→緑(VSR)→オレンジ(VSRF)と変わっている。年齢は勝太と同じく14歳。
また、ボクシング経験者でもあり、腕には包帯を巻き、中学生とは思えない鍛え上げられた肉体美をしている。
【活躍】
漫画版
早い段階から登場した後術のアニメ版と異なりデュエマ甲子園の地区大会から登場。対戦相手のぶっちゃけに暴言を吐いたり勝太のデッキにパンチで穴を開けるなどアニメ版と比べるとかなり粗暴な面が目立つ。
その後のデュエマ甲子園本戦のランキングでは4位となっているが、ドキンダムXを手にしたバサラにギョウ共々敗れ、一時的に病院に送られたものの、勝太がドキンダムXを撃破した後は描写は無いもののギョウとルシファー共々助けられ回復したが、アニメ版と異なり物語からフェードアウトしてしまう。
一応、最終回の集合絵には登場しているが、アニメ版と比べて正直あまり扱いは良くない。
ちなみにフェードアウトした後のコロコロの掲載記事にはアニメ版の設定で説明をされていた。
アニメ版
漫画版よりも先に第1話から登場。荒々しい面は原作と同様だが、大幅に出番が増え準レギュラーキャラとなっており、それに伴いキャラ変更が施されている。
あと、中の人補正かよく叫ぶ。
デュエマ勝利時の決め台詞は「決着!(『VS』)」→「捕食完了!(『VSR』)*1」→「撮影完了!(『VSR』第31話のみ)」→「完全破壊!(『VSRF』第13話のみ)」。
デュエマ四天王の一角である闇文明使いで、登場時は勝太やるる達と同じく中学二年である。
貧しい家庭の四人兄弟の長男で、弟達に豊かな暮らしをさせてやるためデュエマとボクシング、バイトに勤しむ家族思いな性格で、弟達の前では一人称も「オレ」から「兄ちゃん」に変わる。
その生い立ち故にハングリー精神を信条にしており、勝利に対し貪欲で最後まで諦めないストイックな面が強調されている。
相手に本気を出させるため時には挑発まがいの発言もとるが、勝負自体は正々堂々と行い、終わった後にはしっかりと謝ったり相手を気遣うなど、いかつい見た目に反してかなり人が良い。
『VSR』では第25話で住んでいたアパートが老朽化で取り壊しになってしまったため、新しい住居のために苦渋の決断で本気でデュエマを引退しようとしたこともある。
結局ひと騒動の後、ヨーデル宅の離れの東屋を借りることになった。
こうしたシリアスな場面でのカッコよさが目立つ反面、ネタキャラとしてのコミカルな描写も多い。
前述のように途轍もなく貧乏なため、牛丼屋の匂いをおかずに白飯を食べたり、家族で遠出する際にはリヤカーを使っている。
高級料理の匂いには逆にパニックを引き起こす。
時には大会に参加せずバイトに入る*2など勤労ぶりが目立つが、人間がよくできている反面やや常識には疎く、特に社会の仕組みについてはあまり理解してないようで、大金の報酬を得ても全額丸々投資してしまったり詐欺にあっても被害にあったという自覚がまるでない。
また、物理方面での強さが際立ちすぎて「もうお前が戦えよ」状態な絵面になることもしばしば。
自然文明使いのサソリに惚れられ「コジたん」と呼ばれしばしば付きまとわれているが、実は女性が大の苦手で、近づかれただけでも気絶してしまう。
触られるのはもちろん、ラブレターや告白もアウト。
ただし、るるだけは「ただのでこ」と認識しているらしく例外。お前らヒロインを何だと思ってるんだ。
なお、バレンタイン回にてイメチェンしたるるのチョコが手違いで彼に渡ってしまった際は正体に気づかなかったのもあるが、運命の相手だと勘違いしまんざらでもない様子を見せていた。
るるの方も猛ったコジローを見て保健所や猟友会、珍獣ハンターに連絡しようとするネタもあるが、デュエマに対するストイックな姿勢については尊敬している。
このほか、『VSR』第31話ではアニメ「超時空戦士ダンボールフォーマーZ」の実写映画の爆発音役でスカウトされた*3はずが主役に抜擢されたり*4、『VSRF』でのドローバンクではデュエマンに猛ラッシュを叩き込んでいたりと話題に事欠かない。
『VSRF』第19話の夏のギャグ回では他のメンバーと同様某国民的アニメの脇役のコスプレとは言い難い何とも言えない格好で登場したこともある。作中でたびたび荒々しさを「野獣」と形容されるため一部の界隈からよからぬ風評被害を受けることもあった。
同じく闇文明使いで先輩格の黒城凶死郎は孤高のアウトロー的な立ち位置だったが、こちらは家族やライバル達とも談笑するなど普段はかなり人間らしい面をみせている。
ちなみに『VSR』アバンタイトルでは第3話はメイド服を着させられたり、第22話ではルシファーとバサラと共にホストクラブ風のスーツを着ていた(全てナレ太郎のイメージ)。
『VSRF』では第6話から登場し、弟達を養うためと再び勝太に真剣勝負を挑むためレアキラーズの一員*5となるが、第30話で最後の禁断がもたらす世界の崩壊とそこで命を落とした弟達の未来を見たことでそれを阻止するためレアキラーズを離脱する*6。
そして、バサラと刺し違えてでも禁断を倒そうと新たな切り札である《Kの反逆 キル・ザ・ボロフ》を携えてデュエマを挑むが、あと一歩及ばず禁断爆発を決められ敗北し、《キル・ザ・ボロフ》共々《ドルマゲドンX》に取り込まれてしまうが、禁断空間に取り込まれてもなお自我は保っており、第34話で敵討ちでバサラに挑むも敗れ自分同様取り込まれそうになった勝太に喝を入れ現実世界へ戻る手助けをした。
その後、勝太がドルマゲドンXを撃破したことで現実世界へ帰還し、描写は無いものの《キル・ザ・ボロフ》も解放され、そして描写こそされていなかったものの無事に弟達と再会し今まで行方不明になったことを謝罪したと思われる。
最終決戦から約7年後およびさらに5年経った約12年後は留守の間にかつてのCM出演のための投資が成功していたのと『VSR』で映画に出演した縁からハリウッドで映画俳優として活躍している。
この頃は着ぐるみでの出演が多いためか、髪を後ろで束ねシャツを腕捲りしている。
だが、レオのような花形スターではなく、「コメディアンのような扱い」や「微妙な映画の微妙な役」であるらしい。
しかし本人は人柄もあって至って真剣であり、弟達も無事進学・就職できている。
年齢は約7年後は約21歳から22歳に、約12年後は約26歳から27歳になっていると思われる。
デュエル・マスターズ プレイス
設定はアニメ基準だが、服装は『VS』にて裏地が青のものとなっている。
2023年10月26日に開催されたシティバトル「意外なライバル」から登場し、この時点では声と動きが無かった。
2024年5月23日にリリースされたDMPP-26「天魔命導-MIRACLE REVOLUTION-」からスキンが実装され、《魔の革命 デス・ザ・ロスト》のシークレット版1を入手することで使用可能となる。
また、シールド・トリガー発動時のカットインは『VSR』の第1期OP「Luv it!!」の映像にて《デーモン・ハンド》のカードを右腕に実体化させた際の再現となっている。
2024年6月27日に復刻したシティバトル「意外なライバル」でようやく声付きでのデュエマが出来るようになった。
【兄弟】
コジローの弟達。
四人まとめて「佐々木家バカ四兄弟」と評されている。
天然な兄にしばしば呆れることもあるが、日々頑張っている長兄は弟達にとって文字通りのヒーローである。
ちなみにデュエマシーンは無いが、VS期のED「全然大丈夫だぜOK!」では初心者であることが判明している。
- 大ジロー CV:優希知冴
次男。
フードを目深にかぶっており、やや荒っぽい口調などは長兄譲り。
コジローが不在の時はまとめ役を担っているしっかり者。
- 中ジロー CV:水沢史絵
三男。
水木しげる作品のモブキャラっぽい見た目で眼鏡をかけており、頭はいいがやや影が薄い事を気にしている。
中の人の名前が同じデュエマウスと意気投合している。
- 小ジロー CV:奈波果林
四男。
ヘッドギアとボクシンググローブを身に着けている。
マスコット枠だが、コジローがデュエマをやめようとした際は本気で怒るなど芯の強い一面もある。
【プレイスタイル】
闇文明の使い手。
主にデーモン・コマンド・ドラゴン、アニメではデーモン・コマンド、それらのサポート種族であるファンキー・ナイトメア、アニメではダーク・ナイトメアを多用している。
同じく闇文明使いにして大先輩である黒城がバロム様をはじめ大型デーモン・コマンドを愛用しそれらをサポートするためサイドカラーを採用しているのに対し、こちらはほぼ単色デッキで一貫している。
ただし、『VSRF』第14話でドルバロムを使用した際は一度だけ自然文明を加えている。
軽量ハンデス等搦め手も多用する一方で、時には山札やシールドをギリギリまで削るような豪快なプレイングで盤面をひっくり返しに来る。
幼少期から多くの大会で上位に入賞し、アニメ『VS』内で開催されたルシファーワールドカップとデュエマ甲子園の両方で準優勝を納めているなどその実力は高い。
また、アニメ『VSR』では第25話でうさくん版の《解体人形ジェニー》、勝-1グランプリエリア代表決定戦参加賞の《威牙の幻ハンゾウ》などレアなカードを持っているのが確認できる。
また、本人のキャラに合わせたのか、使用カードには狼がデザイン元になっているものも多い。
主な切り札
VS期
- 《龍覇 ウルボロフ》(漫画でも使用)
- 《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》/《魔壊王 デスシラズ》(アニメのみ)
- 《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》/《究極の覚醒者 デビル・ディアボロス ZZ》(アニメのみ)
- 《獄龍刃 ディアボロス》/《破滅の悪魔龍 ディアジゴク》(漫画でも使用)
- 《悪魔龍王 ドルバロムD》(アニメのみ)
- 《煉獄刃 ヘルフエズ》/《煉獄宮殿 ヘルクライム》/《大殺壊 ヘルセカイ》(アニメのみ)
- 《極・龍覇 ヘルボロフ》(アニメのみ)
- 《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》/《極・魔壊王 デスゴロス》(アニメのみ)
VSR期
- 《悪魔龍王 キラー・ザ・キル》(アニメのみ)
- 《革命魔王 キラー・ザ・キル》(アニメのみ)
- 《魔の革命 デス・ザ・ロスト》(漫画でも使用)
- 《革命魔龍 キル・ザ・ライブ》*7
- 《地獄の悪魔龍 デスゲイト》(アニメのみ)
VSRF期(全てアニメのみ)
- 《D2K ジゴクシヴァク》
- 《Dの地獄 ハリデルベルグ》
- 《大地と悪魔の神域》
- 《悪魔神ドルバロム》
- 《Kの反逆 キル・ザ・ボロフ》
カードとしてのコジロー
アニメ版
コジロー 闇文明 (4) |
クリーチャー:(種族なし) 4000 |
このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーすべてのパワーを-10000する。 |
TCG版
コジロー P 闇文明 (4) |
クリーチャー:(種族なし) 4000 |
革命2:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドが2つ以下なら、次の能力を10回行う。 |
►相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのパワーを-1000する。 |
アニメ『VSRF』最終回では切札ジョーが作成したオリジナルカードとして登場。4マナという軽さでありながら、cipで相手クリーチャー全てをパワー-10000するという《凶英雄 ツミトバツ》を上回る除去ができるスペックとなっている。
「VS」でも使っていた狼牙龍星拳を使い、勝太のクリーチャー4体全て破壊する活躍を見せたが、返しのジョーのターンで勝太の最後のシールドから出た《イフリート・ハンド》によって破壊されてしまった。
その後はDMEX-08でカードになる。cip条件が革命2に、対象が相手のクリーチャー全てではなく1体にパワー低下を10回行うように変更された。
【余談】
- アニメでのシリアス・ギャグ双方での活躍ぶりからルシファーやバサラと並びよっぽど主人公してるとしばしば言われる。
- 演じた檜山氏は勝舞時代のアニメではジョージのライバルキャラのユーキを演じた他、《爆竜 バトラッシュ・ナックル》や《奮戦の精霊龍 デコデッコ・デコリアーヌ・ピッカピカ Ⅲ世》、《裏革命目 ギョギョラス》などのクリーチャー役でも出演している。
- 『デュエル・マスターズプレイス』でもアニメと同様に《裏革命目 ギョギョラス》*8を演じた他、進化前の《革命目 ギョギョウ》も担当した。
オレは飢えている!…追記の匂い…そして、修正の匂いになあ!
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▷ コメント欄
- 旦那として頑張りそうだしさそりと幸せになってて欲しい… -- 名無しさん (2023-03-08 21:10:01)
- デュエマwikiからのコピーは違反スよね? -- 名無しさん (2023-03-08 21:25:41)
- エピローグでもさそりと映ってるしそのうち結ばれてほしい -- 名無しさん (2023-03-08 21:32:36)
- 恒例のギャグ回では「勝太ぁ!野球やろうぜ!」と、どこぞの中島君のような事を言って登場してきたのがツボったww -- 名無しさん (2023-03-09 10:24:59)
- コジローって女の子が苦手とか言っているじゃん、強い女なら平気なんじゃない?他のヒロインはサソリほど気絶するわけじゃないけどるると比べたら女の子として認識していないわけじゃないよね!うん理解したっ!コジロー!大きなおでこなわけないだろうっ! -- たおっちんぐ (2023-12-14 22:40:00)
- きっと強い女ならコジローは触れても大丈夫だとサソリに伝えたい・・・っ -- たおっちんぐ (2023-12-27 18:24:06)
- やっぱりるるちゃんは最強の天才だからコジローに触れても平気だったんでしょう・・・サソリ・・・ -- たおっちんぐ (2024-01-03 08:39:03)
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*2 内容も屋台の売り子、警備員、ログハウスの建築など様々。
*3 主役名が爆発音次郎とややこかったのが祟っての事態だった。
*4 原作からのあまりの改変具合に激怒したデュエマーランド三幹部の一人である御茶ノ水博士(ひろし)ことハカセがわざわざハリウッドまで抗議にやってきたのだが、そこでの二人のデュエマに感銘を受けたで監督が急遽路線変更したものの、あまり売れなかったものの、サソリやハカセには好評だった。
*5 これにより10人の構成になった。
*6 VSRE期のOP「 エボレボ!」の第9話から第26話まで使用された映像でコジローが何かを決意するように拳を握りしめるシーンがあるが、この展開への伏線だとする視聴者の意見もある。
*7 OP映像「エボレボ!」のみだったが、後に『VSRF』第14話の回想シーンで2枚投入していたことが判明した。
*8 声質はエネルギッシュなものに変化している。
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