登録日:2023/01/08 (日曜日) 12:54:46
更新日:2024/06/28 Fri 13:59:06NEW!
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tf トランスフォーマー アニメイテッド オートボット ダイノボット グリムロック スワープ スナール 火炎放射 恐竜 藤原啓治 飛田展男 長嶝高士 ティラノサウルス プテラノドン トリケラトプス 恐竜ロボ
グリムロック、ダー!
スワープ!
スナール!
俺たちチーム・ダイノボット!
この項目では、『トランスフォーマー アニメイテッド』に登場する「ダイノボット」について解説する。
概要
シリーズ恒例の恐竜型ロボット集団。元々はサムダック・システムズが運営している恐竜のテーマパークに展示されていたロボットだったのだが、例によってアイアンハイドが不注意で壊してしまい、回収されたところをメガトロンが改造するかたちで自我を持った上に火炎放射を備えたロボットとして新生した。
知能に関しては歴代最低クラスであり、自分たちを本物の恐竜だと思い込んでいる。ついでに喋れるのもグリムロックだけ。原語版でのスワープとスナールに至っては声優すらついていない。
ただし、それゆえに「有機生命体への偏見」は軽度ですんでおり、下記の理由から人間以外には好意的な考えを持つ。
メガトロンから「化石燃料は恐竜であり、人間は自動車などを動かすために恐竜を食らっている」「そしてそれは自動車から変形するオートボットも同じ」と完全に自分たちディセプティコンを棚上げした内容を吹き込まれ、人工物全般を嫌悪するようになってしまった。
その後、チーム・オプティマスと戦うが、彼らの奇策でタールの池に封じられ、サムダックの判断で処分されることが決定。しかしプロールが「心のない機械ではないのかもしれない」と判断したことで彼とアイアンハイドによって無断で無人島に放され、以降はそこで暮らしている。
直後、グリムロックがロボットモードへのトランスフォームに成功。彼らに戦う力を与えたのはメガトロンだったが、トランスフォーマーとして覚醒させたのはサリが持つオールスパークの鍵だったので、その胸に刻まれていたのはオートボットのエンブレムであった。
…が、本作のダイノボットは上記の通り知能が低く、メガトロンの教育を信じきっているため、有事の際に人間やロボットに協力するつもりは基本的に無い。
むしろそのパワーを悪役に利用されての出番がほとんどで、一応オートボット所属ながら、全編通してオートボットのために活躍したのはたった1話だけ。それもチーム全員ではなくスナールのみ*1である。
彼らが心を許していたトランスフォーマーは、
の3名だけ。また、スクラッパー(ディセプティコン)はスナールをペットとして従えることに成功したが、グリムロックとスワープからは受け入れられなかった。
メンバー
グリムロック
CV:藤原啓治(日本語版)/デビット・ケイ(原語版)
ダイノボットのリーダー。お馴染みのティラノサウルス型ロボットで、炎を纏わせることができる大剣「サーマルソード」を装備する。
原語版ではメガちゃん、日本語版ではダイちゃんという皮肉なキャスティングで、海外版声優ビーストメガトロンがビーストウォーズ本編で日本語版声優ダイノボットに言い放った「脳みそ3グラムのダー野郎」がそのまんま当てはまるお方。
ブラックアラクニアにデレデレする姿は完全にひろし。
基本的にはG1グリムロックと同じく片言口調で、「俺、グリムロック。俺、○○」と口にするが、前世の記憶があるのか「ダー!」とも叫ぶ。そして次回予告では流暢に喋ることがある。ついでにポケットの中の奴らについて言及しているので相棒だったネズミのことも覚えているようだ。
上記の通り唯一会話ができるのだが、実は下記2体の方が知的な行動をしている。グリムロックがリーダーなのは、「彼が一番大きくて強いから」なのだろう。ブラックアラクニアと因縁のあるオプティマスにもこの点でマウントを取って「蜘蛛姉さん、グリムロックが好き」とアピールしており、ダイノボットたちにとっては重要な基準であることがうかがえる。
玩具はボイジャークラス版と一発変形のアクティベーターが発売。ボイジャー版は従来のグリムロックの変形を踏襲している。アクティベーター版は日本では「スーパーコレクションVol.2」で4体セットで発売。
スワープ
CV:飛田展男
こちらもG1と同じくプテラノドン型ロボット。鉄球部分に炎を纏わせることができるフレイル「サーマルメイス」を装備する。
飛行能力を活かした運搬が主な活躍で、サリやワスプを無人島まで連れていった。
メルトダウンに無理矢理従わされた時は、あえてプロールを捕まえてメルトダウンから受けた傷を見せつけ、プロールに自分たちの危機を伝えるという知能の高さを見せている。
基本的には「スワープ!」と鳴いているが、こちらも前世の記憶があるらしく、かなり誤魔化されているがこっそり「カァー!」と鳴いたことがある。
玩具はデラックスクラスで発売。後述のスラッグもだが、後の『トランスフォーマーアドベンチャー』にて劇中未登場キャラとして色を変えてコストカットのために武器を無くして再販された*3。
スナール
CV:長嶝高士
G1の同名キャラはステゴサウルスだったが、本作ではトリケラトプス。変更された理由は不明。
上記2体と違って完全に「スナール!」としか鳴けず、炎を纏わせることができる棍棒「サーマルクラブ」を装備する。
モチーフが草食恐竜だからか、他2体に比べると若干温厚なようで、上記の通りスクラッパーのペットになっている*4。その際、スクラッパーの指示には一応従っており、彼が放り投げた流木を追いかけ、拾って戻ってくるという犬みたいな仕草を見せるなど、やはり知能は高い。
サリの呼びかけに応え、サウンドウェーブに洗脳されたチーム・オプティマスを救うべく、レックガー、スクラッパーと共に「オートボット助け隊」に参加。結果的にオートボットのために活動した唯一のダイノボットとなった。
玩具はデラックスクラスで発売。その後アドベンチャーで武器を無くして再販されたのは前述の通りだが、名称が他シリーズのトリケラトプスのダイノボットと同じ「スラッグ」になっている。
また、実写版4作目の玩具のスラッグに似せたカラーリングになっている。スワープは同じ翼竜のストレイフに似せているわけではないのだが…
余談
『アニメイテッド』ではブラックアラクニアに尻尾振ってたグリムロックだが、後続の『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』では藤原啓治がプライムメガトロンを演じ、3代目蜘蛛ねーちゃんことエアラクニッドはその部下、と、日本語版では見事に立場が逆転した。エアラクニッドは忠誠や心酔とは無縁のキャラだが。
サリは自身がトランスフォーマーであると知った際、オプティマスたちとは従兄弟みたいなものだと喜んでいたが、その理論でいくと一番近い親戚が彼らダイノボットである。サウンドウェーブが弟なことよりはマシだが。
グリムロック、項目を追記・修正する。
……………。
オプティマス「…どうした?」
どうやったら編集できるんだ。教えろ。
オプティマス「……」
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▷ コメント欄
- 打ち切りが無ければオートボットと和解したのだろうか? -- 名無しさん (2023-01-08 17:04:13)
- ↑ 第4シーズン(シーズン4)ですね。第4シーズン(シーズン4)があったらオートボットと和解できたかもしれませんね -- 名無しさん (2023-01-10 16:55:35)
- 第4シーズン(シーズン4)があったらグリムロックの声は小山力也さんに演じてほしいです -- 名無しさん (2023-01-10 17:13:17)
- もしかしなくても歴代で一番知能低いよねこいつら。喋らなかった実写版のが賢いんじゃ? -- 名無しさん (2023-05-28 21:56:08)
- わざわざ助命する必要はあったのか?と思ってしまうぐらいポジティブな活躍をしてくれない。歴代で一番扱いが悪いダイノボットだと思う -- 名無しさん (2023-10-17 05:57:54)
#comment(striction)
*2 そもそも彼女は半有機半機械であり、ロボットとして認識していなかった可能性もある。
*3 グリムロックに関しては、アドベンチャー本編でグリムロックが登場しているため再販されていない。
*4 サウンドウェーブを退けた後、スクラッパーを無視して無人島に帰還したので完全服従というわけではないようだが。
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