登録日:2015/03/31 (火) 00:00:20
更新日:2024/01/12 Fri 10:56:21NEW!
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tf トランスフォーマー アニマックス 及川光博 トランスフォーマープライム 続編 ポリゴン・ピクチュアズ アドリブ バンブルビー マイクロン 変形玩具 完全変形 変形 警察 犯罪者 リデコ ダンスed 今週の怪人 動物ロボ アニメ 16年夏アニメ 15年春アニメ コメント欄ログ化項目 イセキホリダー 回によっては声優無法地帯 安心と信頼の崖落ちと落石 カーロボット←車対動物的な意味で ♪スクラッ~プを運ぼう~! トランスフォーマーアドベンチャー rid try♪└( ^ω^ )」♪未来♪l( ^ω^ )┘♪冒険♪┌( ^ω^ )┐♪じゃん♪┗( ^ω^ )┛♪ 従来と違うディセプティコン 妖怪シカピョン デビッド・ハートマン アダム・ビーチェン スティーブン・メルチング
『トランスフォーマーアドベンチャー』とは『トランスフォーマー』シリーズのアニメ作品の一つ。
●目次
【概要】
2015年より世界同時展開中。
日本でもアニマックスやTOKYO MXで放映が開始している。
またニコニコ動画やYouTubeでも週遅れだが動画配信されている。現時点では1週1話限定ではなく全話公開されているので、後から見たくなっても安心…
と思いきや、ニコニコ動画では全話配信からしばらくして、突然配信が停止。加えて2020年未明に全動画が削除される憂き目にあった。
円盤なども発売されず、サブスクサービスなどにも提供されていないため、事実上視聴不可能状態になってしまった。なんとかしろタカトミ!
原語版の題名は『Transformers: Robots in Disguise』で、輸出された『カーロボット』の米国版と同名。
そのため現地ではRID(2001)、RID(2015)のように区別されていることが多い。
日本版はOPの一部手書きシーンやお馴染みエンブレムターン、そしてEDが新たに追加されてある。
TRY♪└( ^ω^ )」♪未来♪L( ^ω^ )┘♪冒険♪┌( ^ω^ )┐♪じゃん♪┗( ^ω^ )┛♪
OP及び音楽プロデューサーは、当時仮面ライダー3号に出演して話題になっていた及川光博が担当している。
サブカルチャーに造詣が深いイケメン俳優として知られるミッチーだが、ここまでコテコテのアニソン主題歌を新規で歌うのは案外珍しかったりする。そしてそんな今をときめく名のあるエンターテイナーをトランスフォーマーが呼べたということもなかなか驚きである。
物語は『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』から少し先の時代を描いているが、日本で放送されたプライムはシーズン2までで絶賛クリフジャンパー・・・クリフハンガー中。
なので未放送である間の物語、『ビーストハンターズ』と『プレダコンライジング』の扱いがどうなるのかはまだ不明。
一応バンブルビーがラフのことを思い出したり、サウンドウェーブのビーストハンターズにおける結末が海外版から変わらずそのままで持ち込まれたため、なかったことにはなっていないようである。
ただこの辺りは日本版においては『プライム』を前提においていないため、知らない人には何がなんだかわからない状態になってしまっている。はっきり言ってプライムを継承したいのかしたくないのかわかりづらい展開である。
また、日本ではBHのパラレルワールドとして2013年に『参乗合体 トランスフォーマーGo!』を展開している。
『Go!』と日本版の本作は、日本版プライムからそれぞれ分岐した作品と考えられる。
2015年5月頃にプライム世界の名称が「Uniend」と明かされ、
原語版プライムは「Uniend 911.05 Alpha」、『Go!』は「Uniend 713.01 Alpha」と設定された。
これらを基準にすると日本版プライムは「Uniend 412.07 Alpha」、日本版の本作は「Uniend 315.15 Alpha」と推測できる。
詳細はプライムの項目も参照。
プライムの続編ではあるが、シリアスに走りすぎた反省からかかなり明るく単純明快なストーリーになっている。
TFのTVシリーズとしては久しぶりの初期はコンボイ(オプティマス・プライム)が不在。
その代わりを務めるのは実写映画から着々と地位を向上させてきたバンブルビーである。イカレ暴走族涙目。
今作のディセプティコンはかなり特殊で、従来のような一軍団というよりは「逃げ出した犯罪者の総称」となっており、言ってみれば今週の怪人、あるいはビックリドッキリメカのような存在。
よってほとんどが新顔で「マイクロンの章」まではスタースクリームなどの従来のキャラクターは皆無だった。メガトロンにいたっては一切登場しない。
「スチールジョー一味」や「グロウストライク一味」といった集まりこそあれど、そこに属していない「ディセプティコン」もいる。
さらにいわゆる「今週の怪人」のような1話限りのキャラクターも少なくなく、また種類も多いため、玩具化されてないキャラクターも多い。ちなみに新顔はなんらかの動物をモチーフにしている。中には動物そのままのキャラも。
一方でオートボットはストロングアームやフィクシットなどの新顔こそいれど、従来のキャラクターも少なくない。
アニメーション制作はプライムから引き続き『シドニアの騎士』などでお馴染みのポリゴン・ピクチュアズ。
だがCGのタッチはプライムよりカートゥーン寄りになっており、顎メイテッドを彷彿とさせる。
なお今回は最初から1クールごとの分割放映が決まっている。
そして今回はあの音響監督は珍しく不在である。というか実写版と同じ三好慶一郎となっている。
ただし脚本が日本用に大きく書き換えられており、加えて声優のアドリブが入っているのは同じで、いつもとそこまでノリは変わらない。エビーーーム!!
2016年にはシーズン2にあたる『トランスフォーマー アドベンチャー -マイクロンの章-』が放送される。こちらでは、スタースクリームやサウンドウェーブといった「プライム」の頃から登場している奴らが再登場する。
シーズン3にして、プライム世界の最後の物語にあたる『Combiner Force(コンバイナーフォース)』は日本では残念ながら放映されていない。内容としては「合体」をテーマにしており、スタントロンのリメイクや、なんとバンブルビー、ストロングアーム、サイドスワイプ、グリムロックが合体した「ウルトラビー」なる合体戦士が登場している。
一方で「サイバトロン星評議会が星の荒廃の責任を全てオプティマスに押し付け、異議を唱えた者は任務という名目で辺境に追いやったり最悪逮捕されている」というきな臭い話が出てきている。
【ストーリー】
「あの戦い」から長い時が流れた…一人の勇敢な戦士の決意により救われたサイバトロン星はかつての姿を取り戻していた。
かつてチームプライムの一人として戦い、そして戦いを終わらせたバンブルビーだが、なぜか今は警察組織の1隊員として新人隊員ストロングアームを伴い治安維持に努めていた。
その日もヤンキーTFサイドスワイプを捕まえるため出動したバンブルビーであったが、なぜか彼の耳にかつての上官…オプティマス・プライムの指令が届く…。
「地球へ向かえ!」その命令に従いスペースブリッジを使って一人あの青い星へ向かったバンブルビー…。
一方、地球ではマイクロンフィクシットを乗せた囚人護送船が不時着し、多数の囚人TFが逃げ出してしまう。
その中には強力な恐竜型TFグリムロックの姿もあった。
そして地球人の少年ラッセル、その父デニーが彼らと出会うとき、その冒険(アドベンチャー)は動き出す。
【登場キャラクター】
オートボット
今作の主人公。プライムと同一人物。プライムのものによく似た黄色いスポーツカー(グリフィンモーターズ・1995年式ウィンドブレイザーというらしい)に変形する。
顔つきはどことなくロディマスを彷彿とさせる。
かつてオプティマスの側近として活躍した英雄的存在の一人だが、本人曰く「色々あって」サイバトロン星で警察に近い仕事をこなしていた。
オプティマスプライムの導きにより地球へと向かい、囚人捕獲の任務を受けることとなるが、個性豊かすぎる部下に困惑することもしばしば。
オプティマス復活後も彼からリーダーと認められチームを率いるが、認めたくせに作戦に口を出してくるオプティマスに不満を抱く反抗期複雑な心境を見せた。
武器は小型拳銃とロッド型のキャプチャーデバイス。また玩具ではオプティマスから受け継いだマトリクスセイバーを装備している。
積み重ねた経験を生かしてチームバンブルビーを纏め上げるが、出撃の際に「気分アゲアゲ」だの「月に代わって…」と言ってダダスベリするのが定番化しつつある。最終的には「エンジン全開で」に落ち着いた。
周囲に言わなかったことや、評議会の陰謀から「ストロングアームやサイドスワイプを誘拐した上に、スペースブリッジで脱走した犯罪者」として懸賞金がかけられており、ドリフトやフラクチャーに狙われる要因となっている。自分からついてきたストロングアームはともかく、巻き込まれたサイドスワイプについては免罪とはいいがたいが…
木村氏はこの後『キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎』や『バンブルビー』、『サイバーバース』でもバンブルビーを担当している。
- オプティマスプライム(CV:楠大典)
かつてその身を星に捧げたプライム世界のオプティマスその人。
当初は霊魂のような存在で、精神世界のような場所で13人のプライムからメガトロナス打倒のための特訓を受けていたが、メガトロナス復活に際して13人のプライムから膨大なスパークのエネルギーを注ぎ込まれてシュプリームモードとして復活を果たす。
メガトロナスを撃退した後はバンブルビーを部下ではなく同士と認め、司令官ではない立場でチームに加わる。とはいえまだリーダーとしては未熟なバンブルビーの指揮に口を出してしまうことも多い。
『マイクロンの章』冒頭で13人のプライムにメガトロナスを倒すために託されたエネルギーを返却したため大きく弱体化、要介護老人化他のチームメンバーからも気遣われるほどになってしまうが、経験からくる知恵でチームをサポートしてみせた。
声は『プライム』や『Go!』の森川智之氏から変更。
楠氏は過去に『カーロボット』のブラックコンボイや『ギャラクシーフォース』のギャラクシーコンボイ、実写版のジャズを演じている。
- グリムロック(CV:山崎正臣)
ティラノサウルスに変形するダイノボットと呼ばれるTF。本作の癒し。
アルケモア号の墜落現場で唯一残されたポットに収監されていたが、アンダーバイト襲撃に巻き込まれた結果ポットが壊れ解放される。
かつてはディセプティコン囚人であったが2話の一件を機に仮釈放、メンバーに加わる。元々囚人といっても、パワーが強すぎて辺りのものを壊してしまった器物損壊罪程度でそう悪質ではなかったらしい。
しばらくは正式にオートボット入りした訳ではないのでエンブレムがディセプティコンのままだったが、ミニトロンの一件で正式なメンバーとして認められた。
従来のグリムロックと違い話し方は普通だが、頭脳がオマヌケなのは相変わらず。戦いが大好きな戦闘狂だが、根はそんなに悪党ではないようでメンバーの中では比較的協調性もある方。
旧来のイメージを損なわぬパワーファイターであり、とにかく相手をぶん殴るのが大好き。そして猫が嫌い。また、クランプダウンに対しては生理的嫌悪感を抱いており、触られるだけでもパニックを起こす。
- ストロングアーム(CV:近藤唯)
バンブルビーの部下でチームメンバーで唯一の女性TF。四駆のパトカーに変形する。
何かと規則を持ち出す真面目な士官候補生キャラ…かと思いきや、真面目さが行き過ぎるのか度々暴走することも。
オプティマス達を尊敬しており、バンブルビーとともに働けることを喜んでいた。地球への憧れも強かったらしく、新しいものを見るたびに感動する彼女は非常に可愛らしい。
その反面、サイドスワイプやグリムロックなどのDQN、暴れん坊に対しては委員長的キャラが作用する。
体は青いが赤い(サイバトロン的な意味で)。
武器は銃型のキャプチャーデバイスとトンファー。
また名前の通り腕力が強く格闘戦も得意だが、どちらかというとパンチよりもキックで決めることが多い。
アニメでも玩具でも、女性キャラにしては結構ゴツい体格である。
- フィクシット(CV:松浦義之)
マイクロンと呼ばれる、人間サイズのTF。ドリル工作車に変形する。
プライム世界ではミニコンやアームズマイクロンが存在していたが、彼らとの関係は不明。
天才メカニックでしゃべりだすと止まらないウザキャラ。
墜落に巻き込まれたショックからかシステムエラーを起こしており、たまに異音を発したり単語を言い間違えたりする。そして何故か関西弁。
ぶっちゃけ元凶だが気にしてはいけない・・・と思っていたが実際は黒幕がいたことが判明している。
実は同型のマイクロンが大量に存在する。
マイクロンだが、玩具は『マイクロンの章』以前に発売されたため、TMCではなくTAVシリーズに属する。
- サイドスワイプ(CV:濱野大輝)
早さを求めるサイバトロン星のDQNTF。瞬足の漢字が刻まれた痛sh…ランボルギーニに変形する。
束縛を嫌う今どきの若者で、ストロングアームとはよく衝突している。
平穏な生活に飽き飽きして暴走行為を繰り返していたが、自信を取り締まったバンブルビーとストロングアームに巻き込まれる形で地球へ到来。その後逃亡した先でラッセルとアンダーバイトに遭遇する。
敵との遭遇時、真っ先にラッセルを逃がそうとしたり、内心父親を心配するラッセルを気遣うなど、根はいい奴である。
イカレ暴走族のスピード馬鹿に見えるが、実はかなり頭がキレる。
戦闘時は口元にマスクを装着し忍者のように身軽に動き回る。武器も背中に背負った刀であり、まずます忍者っぽい。アイエエエ
- ジャズ(CV:高木渉)
エリートガードに所属するバンブルビーの旧友。スポーツカーに変形する。
常に余裕を崩さず、若者の悩みを聞き受け諭すナイスガイ。かなり有名な戦士らしくサイドスワイプから憧れられている。
歴代のジャズと比較してデザインは恰幅が大きめで肩から強力な音波を放つことができる。
行方不明になったアルケモア号と独断でスペースブリッジを使用したバンブルビーを追って地球に来訪。
ビー達と共にペットを捕まえた後にいらぬ疑いを抱えている評議会の誤解を解くためにサイバトロン星に帰還した。
高木氏はTFではチータスで有名…と思いきや、まさかの次回作で高木氏演じるチータスが復活したじゃん!
- ドリフト(CV:杉田智和)
他の世界のドリフト同様、侍でありながら賞金稼ぎ。2人の弟子、スリップストリーム(声:祐仙勇)とジェットストーム(声:畠中祐)を引き連れている。オオウ、サアムライ……。
ブガッティ・ヴェイロンを彷彿とさせる橙色のスポーツカーに変形する。
義理と人情を第一と考える厳格な戦士だがかなり頭が固い。
評議会が掛けたバンブルビーの賞金を狙い、地球に向かうも同時期に来訪したフラクチャーと諍いを起こした所をビー達に助けてもらう。
その恩からビーの護衛に付き、フラクチャーと再戦し撃退。その後、地球を離れた。
17話にて再び地球に訪れてからは「チームワークを習うため」チームバンブルビーの一員となった。
チームバンブルビー参加後は「だってばよ」と言ったりと、いろいろとお茶目な面も目立つようになった。
プライムの世界観でオートボットで侍だが、ホイルジャックでもソードボット侍チームでもない。
キャラ的な設定に関しては個別項目へ。
- ウインドブレード(CV:生天目仁美)
チームバンブルビーより前に来ていた芸者のような姿の女性TFで、VTOL戦闘機に変形する。
プライマスの命により地球へ来訪し、千年の眠りについていた。
脱走犯の一人であるレザーパウを追ってクラウンシティへ来たときにサイドスワイプと出会い、衝突しながらもチームバンブルビーに協力した。
その後、大悪党襲来の情報を聞き、チームバンブルビーに合流した。
キャラ的な設定に関しては個別項目へ。
ディセプティコン
- スチールジョー(CV:中村悠一)
アルケモア号からの脱走者の一人で、狼男のような風貌のディセプティコン。オフロードカーに変形する。
発信器を潰す為に自ら切り裂いたディセプティコンマークが特徴的。
大柄で野性的な見た目通り、鋭い爪を活かした格闘戦を得意とする。
狡猾でよく口が回り、フレンドリーな素振りを見せて相手に近づき、不意打ちを仕掛けたり情報を引き出そうとする等、油断ならない性格の持ち主である。
他の脱走者と共に何かを目論んでいるらしく、バンブルビーからは最重要指名手配犯と目されている。
- サンダーフーフ(CV:平田広明)
シカのような角が特徴的なディセプティコン。
サイバトロン星でも1,2を争う巨大マフィアのドンであり、細身な外見に反してグリムロックを一撃でノックアウトするほどのパワーを誇る。
脱走直後、彼の姿を目撃した人間が伝説の妖怪「シカピョン(原語版ではウェンディゴ)」と勘違いしたためそれを利用し、サイバトロン星へ帰るためのスペースブリッジを作らせていた。
暴走したスペースブリッジによってブラックホールに吸い込まれるが運よく地球の別の場所にワープし、そこでスチールジョーに協力を持ちかけられた。
原語版ではイタリア訛りで喋るが、日本語版ではヤクザのようなべらんめえ口調が特徴。
- アンダーバイト(CV: 後藤光祐)
アルケモア号から逃亡した脱走者の中で、最初にオートボットの前に現れたディセプティコン。
犬と恐竜を足して二で割ったような四足獣型の「マッスルティコン」と呼ばれる種族で、SFチックなフューチャーカーに変形する。
金属を食べることで、自らを強化する能力を持つ。非常に食欲旺盛で、サイバトロン星にいた際は街を一つ食べてしまったという。
やたら自分を誇示したがる性格でどこか憎めない。
圧倒的なパワーでバンブルビー達を追い詰めるが、突如現れたオプティマスに崖下へほわああああああ!され御用となる。
しかし、ミニトロンに操られたグリムロックの手により解放され、最終的にスチールジョー一味に合流した。
- ハンマーストライク(CV: 蜂須賀智隆)
粘り気のある海に住む「シャークティコン」という種族で、シュモクザメに手足が生えたような姿をしている。小型の潜水艦に変形する。
自称「サイバトロン1の海賊」で海を愛する一方、陸地を毛嫌いしており、陸上の者に触れられたりロボットモードで地面を歩く事すら嫌がる。
得意地形のオイルまみれの床でバンブルビー、グリムロックを翻弄するが、最後はサバ缶ならぬサメ缶にされ御用となる。
- ビスク(CV:佐藤せつじ)
オレンジ色のロブスターのようなディセプティコン。どのような種族に属しているのかは不明。
どう見てもロブスターなのだが、「エビーム」だの「ズワーイ?」だの「怪我しろ!毛蟹だけに!」などと発言するなど、自分のモチーフをよくわかっていない節がある。
犯罪や暴走行為をゲーム同然に捉えており、ハイスコア更新のために犯罪行為を続けている。
ゴルフ場を襲撃してバンブルビーらと戦うが、彼らのコンビネーションに気をとられてグリムロックのキャノンボールアタックの餌食になり拘束された。
- チョップショップ(CV:多田野曜平)
5体のクモ型トランスフォーマー(マイクロンか?)と合体して1体の人型トランスフォーマーとなる。
そこそこ手慣れた盗賊で、罪状を全部挙げるとアルファトライオンのヒゲばりに長くなるらしい。
廃業するつもりはないようで、さまざまなところから盗み出したパーツを使って地球脱出用の宇宙船を作り、また悪事を働こうとたくらむ。
博多弁でベラベラまくし立てる様子が印象深いが、合体戦士特有のすさまじいパワーに加えて本人の戦闘技術もかなりのもの。
右腕を構成する個体をストロングアームに拘束されたことから代わりにフィクシットを装着し、チームバンブルビーを窮地に追い込むが、フィクシットの猛攻を受けて隙ができたところを蹴っ飛ばされ、液体酸素で氷漬けにされてお縄を頂戴された。
その後、ストロングアームに拘束された個体が脱走し、紆余曲折を経て本体をポッドから救出して合流するものの、フィクシットが警備ロボとしての機能をフル発揮して騒ぎを起こしている最中だったため、再び合体しようとしたところをフィクシットに撃たれ、再び御用となった。
- フィルチ(CV:小林ゆう)
人型からカラスのような姿に変形するディセプティコン。
光物に目がなく、気に入った物を自分の寝床に持ち帰る趣味がある。アルケモア号墜落後も、水道の蛇口からキャンピングカーなど、見境なく様々なものを盗み、バンブルビーらのことも当初はキラキラしたものだと誤認していた。
以上のことからかなりの力持ちではあるが、デニーの方便に踊らされるなど、頭の悪さも露呈している。
金属製の帽子をかぶったデニーをさらった際、彼の連絡を受けたバンブルビーと交戦。ストロングアームに顔パンチされた挙句、サイドスワイプの投げた鉄骨が脳天に直撃し、御用となった。
ロボットモードは後姿がほんの少ししか映されなかったものの、公式Facebookで公開されている人型デザインがなかなかの美人であり、日本語版担当者のこともあり、日本のファンからは残念な美人としてみなされている。
- テラショック(CV:木村雅史)
バッファロー型に変形する「バッファロイド」という種族のディセプティコン。
コントレイルというディセプティコンの命令でオートボットをぶちのめしにいったら返り討ちになって逮捕されたようだ。
圧倒的なパワーと爆発的な加速力をウリとする一方で、命令されないとパニクって混乱する小心者。
また、閉所恐怖症という外見とは裏腹なほほえましい弱点の持ち主でもある。
いろいろあってカプセルが運び込まれていた博物館から逃亡し、危うくトランスフォーマーの存在を世間に公にしてしまうところだったが、バンブルビーの機転によって拘束され、ラッセルとデニーのとっさのフォローによってどうにか事なき事を得た。
- フラクチャー(CV:勝杏里)
ドリフトの同業者である紫色の人型トランスフォーマーで、バイクに変形する。ドリフト同様2名のマイクロンを部下として引き連れている。
冷酷で手段を択ばない。
初登場時はドリフトと同じ目的でバンブルビーを逮捕しようとしたが、その後はディセプティコン入りし、スチールジョー一味と行動を共にした。
- スプリングロード(CV:飛田展男)
カエルのような姿のディセプティコンでピックアップに変形する。
永遠のパワーをもたらすエネルゴンの泉があるとされる失われた都市ドラドスを追い求める中で、博物館を襲撃するといった犯罪を犯し、逮捕された経緯を持つ。
見た目に違わぬ跳躍力のほか、体を覆う強酸も武器とする。
収容ポッドから抜けた後は、地球でドラドス探しにいそしんでいたが、バンブルビーとストロングアームによって御用となる。
その後、クイルファイアによって解放され、二人一緒に戦車に乗って逃げ回っていたが、クイルファイアに騙されたことに気付いて仲間割れを起こした結果御用となった。
日本語版での一人称は「オラ」「あっし」で、語尾に「~ケロ」がつく。
飛田氏はトランスフォーマーでは『ビーストウォーズ』でのテラザウラーやクイックストライク、『アニメイテッド』でのサウンドウェーブ、前作『プライム』のラチェットなど、多くのキャラクターを演じている。
ちなみにラチェットは今作(プライムの続編なので同一人物)でも登場しているのだが、声優はイボンコに変更されている。
- クイルファイア(CV:岸尾だいすけ)
ヤマアラシのような姿をしたディセプティコンで、乗用車に変形する。革命家を自称し、革命を起こした現場には、自分の顔を模したマークを描き残す。(日本語版では描くさいに「サイン!コサイン!タンジェント!」と叫ぶ)
背中のとげには様々な効果をもたらす神経毒があり、バンブルビーがとげを撃ちこまれた際は幼児退行を引き起こした。
駐車場でチームバンブルビーと交戦したのち、サーカスの遊園地でストロングアームとグリムロックを苦しめるも、身を隠すために入ったテントでバンブルビーに振り回され、バンブルビーにふたたびとげを撃ちこもうとして誤って自分に当たり御用となった。
その後、家出してきたジェットストームのポッドが自分の収容ポッドに当たる形で解放され、同じく収容されていたスプリングロードを解放した。ドラドスの神々の声が聞こえると偽り、地球製の戦車に乗って革命を起こそうとするも、スプリングロードに嘘が露見し、仲間割れを起こした結果再び御用となった。
日本語版では語尾にだっつーのがつき、アドリブ満載の愉快なキャラクターとなっている。
- クランプダウン(CV:佐藤せつじ)
赤と紫の蟹のような姿をしたディセプティコンで、ボーイレーサーに変形する。
二枚舌で、恐喝容疑で捕まった際司法取引としてサンダーフーフのことを警察に垂れこんだため、サンダーフーフからひどく恨まれている。
逃走中サンダーフーフと最悪な再会を果たし、紆余曲折の末ディセプティコン入りを果たした。
日本語版では「ガチ」が口癖であるほか、お笑い関連のギャグを多用している。
日本語版担当者である佐藤氏は、ビスクを演じた時まさか同系統の役を後で演じることになることを夢にも思っていなかったため、甲殻類ギャグを使い果たしてしまい苦労したとツイッター上で振り返っている。
- スタースクリーム(CV:平川大輔)
かつてのディセプティコン軍幹部の一人。外見・声優ともに変わっているが、『プライム』とはれっきとした同一人物。
終戦しオートボットから戦争犯罪者として追われる身となっているが、依然として宇宙征服の野望を諦めておらず、同時に自分達を見捨てて軍を解散したメガトロンへの復讐を目論んでいる。
ちなみに劇中では「あのスタースクリーム」と妙に大物扱いされている。…まあ確かに軍団のナンバー2だから大物には違いないのだが、『プライム』での醜態や痴態を知る視聴者には「あの」の意味が違って聞こえるとか何とか。
- サウンドウェーブ(CV:フランク・ウェルカー)
かつてのディセプティコン軍幹部の一人。相変わらず無口、そして有能。
前大戦で次元の狭間・シャドーゾーンに追放されるも、バンブルビーたちがグラウンドブリッジを起動させたのに乗じて現実世界へ帰還。通信機を組み立てて地球にメガトロンを呼び戻そうと画策する。
この行動からも分かる通り、メガトロンが軍団を解散させたのは知らない模様。
その後、日本未放送回では自身のボディを改造し、ビークルモードを偵察機から重武装の装甲車に変更している。
・メガトロナス(CV:立木文彦)
オープニングに映る影の正体にしてシーズン1のラスボス。エイリアンタイプの戦車に変形する。
ディセプティコンの紋章のモデルでウサギのような耳をしている。
プライム世界「Uniend」における、[[創造神プライマス>創造神プライマス]]が生み出した最初の13人のメンバーであり、太古のプライムの1人「メガトロナスプライム」その人。
過去にプライマスへの反逆を企み、同胞であるソラスプライムを殺害した事から他の11人のプライムの手で次元の狭間に封印された。このため「最初の反逆者(ディセプティコン)」「堕ちた者(ザ・フォールン)」と呼ばれている。
その後、長い間眠っていたがアルケモア号の落下の衝撃で覚醒。スチールジョーを唆し復活を画策する。
最終的な目標は地球の核である[[ユニクロン>ユニクロン(トランスフォーマー)]]とサイバトロン星の核であるプライマスのスパークの掌握。
人間
- ラッセル(CV:村中知)
地球人の少年。母親が海外出張するため、家庭の事情でしばらく離れていた父親デニーの元で暮らすことになっていた。
デニーには辟易しているが、本心から嫌っているわけではない模様。冷静なようだが、年相応にさみしがり屋なところもある。
隕石探しにやってきた森で運悪く(?)TFと遭遇してしまい、それを機にオートボットに協力する事になる。
サイドスワイプとは何かと行動を共にしており、周囲と衝突しがちな彼のフォローをしたりする。
- デニー(CV:北田理道)
ラッセルの父親。骨董品買取(という名のスクラップ収集)を生業としている。
ラッセルのことを「ラスティー」と呼び愛しているが、当の息子からはやや引かれ気味。
良くも悪くもフランクで子供っぽく息子からは距離を置かれているが、さっきまで自宅を荒らしてたオートボットに基地を快く提供したりする器量の大きい人物である。
本作における、TF名物「勇敢すぎる一般市民」。
- ハンク(CV:佐藤美由希)
ラッセルがアメフトを通じて仲良くなった少女。本名はヘンリエッタ。
面倒見がいい性格で、練習でボール拾いしかさせてもらえず落ち込むラッセルをフォローしたりと気が利く。
バンブルビーが変形した車の車種を一発で見抜くなど、少々オタクっぽいところも。
【玩具】
通常ラインにあたる「TAVシリーズ」と『ロストエイジ』から引き続いて簡単変形を売りとした簡易ライン「TEDシリーズ」が展開されている。
TAVシリーズの中には、廉価版の「EZコレクション」(単品売りはなく、セット販売のみ。)も含まれている。対決セットも存在し、セット限定のTFもある(いずれも単品販売のリデコ、リカラー)。
また、『マイクロンの章』以降は、マイクロンの商品化である「TMCシリーズ」が存在する。マイクロンはこれまで同様通常TFとのセット販売も行われており*1、ものによっては付属するランナー切り取り式のアーマーパーツを装着させることが可能。
余談だが、初期はディセプティコンは劇中キャラの商品が少なかった。スチールジョー、アンダーバイトくらいで登場していたはずのシカピョンサンダーフーフも何故かなかった。
しかしシリーズの展開につれシカピョンサンダーフーフやフラクチャー、さらにビスクやクイルファイアまで通常ラインで発売されている。(クランプダウンはEZコレクションのみ。)
初期のTAVシリーズは変形ギミックのみの商品が多かったが、『マイクロンの章』以降はクリアパーツのアーマーを装着、マイクロンを射出する、マイクロンが変形して武器になるといったギミックつきの玩具も増えている。
音声ギミックがあり、一部のマイクロンでは専用音声が鳴る「ハイパーサージ」という大型商品も存在する。
従来のTFシリーズ同様、TAVシリーズでもアニメ本編に登場していないキャラクターの玩具が発売される「オフスクリーン」と呼ばれる扱いの玩具も相当数存在する。
これまでのシリーズでは同シリーズからのリデコ、リカラー中心で、一部が完全新規商品といった感じであったが、TAVシリーズでは過去作品からの流用も少なくない。
詳しいことはこの項目の途中に載っている。
またスマホ用アプリ「トランスフォーマーチャンネル」用コード「トランスフォーマーコード」がイングシニアの代わりに貼り付けてある。(海外と日本でコードが異なる。)
これを読み込むことでアニメや図鑑を埋めることができる・・・がキャンペーンアイテムも含まれているため、地方民にはコンプリートが厳しい極悪仕様である。
また、大きなコードがデザインに少し合わなかったり、場合によっては窓にあたるパーツに貼られていたりと、賛否両論な仕様である。
追記・修正、頼むぞ!バンブルビー!
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