登録日:2012/01/08 (日) 19:25:50
更新日:2023/11/20 Mon 10:53:04NEW!
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tf トランスフォーマー カーロボット 和製tf 原点回帰 カオス 愛すべきバカ達 炎のオーバードライブ ファイヤー! 武上純希 和田光司 00年春アニメ ぎゃろっぷ テレビ東京 アニメ 敵も味方も変な奴 コメント欄ログ化項目 1990年代生まれホイホイ 2000年 神玩具 誰もが輝く命一つ 熱い心に不可能はない! g1のパラレル枠←だった 関田修 同友アニメーション 顧客が本当に必要だったもの シリーズ中興の祖 シリーズの救世主←海外版
熱い心に不可能はない!!
あるっ!!>
TFシリーズのアニメ作品の一つ。
2000年4月5日から12月27日までテレビ東京系列で放送。全39話。
米国では2001年9月8日から2002年3月23日までフォックス放送内のFox Kidsで放送。
●目次
【概要】
『ビーストウォーズ』から続く日本版第2期テレビシリーズの5作目にして最終作。
前作『ビーストウォーズメタルス』までとは異なり、ビークルに変形するなど、原点回帰がなされている。
日本国内でデジタルアニメとして制作され、後に海外でも『Robots in Disguise』(R.I.D.)として放送された。前作『Beast Machines』の視聴者置いてけぼりの世界観や鬱展開でブランドそのものの崩壊が危惧されていたトランスフォーマーシリーズはこのアニメやトイのおかげで持ち直しに成功、本作はトランスフォーマー中興の祖となった。
当初はG1シリーズの世界観とはパラレルだったが、後に『キスぷれ』等の作品でG1世界の時系列に加えられ、別の場所(主にG1時代の日本)で戦っているということになった。
また、年表や「トランスフォーマー時空ガイド」でもG1世界と結び付けられている。件の『K゛ームアーKード』を彼らは知っているのか!?
そのため世界観を表した「ユニバーサルストリーム」において日本版はG1世界の「Primax」に分類されている。
限りなく似た世界である海外版の『R.I.D.』は新たに「Viron」という名称で独立しているが、やはりシリーズの性質上他の世界と干渉する作品もある。
ちなみに後付けでG1世界と同一とされる前も『ビーストウォーズメタルス』最終回後の『カーロボット』の新番組予告でファイヤーコンボイが「サイバトロンのビースト戦士達、ありがとう!!君達のおかげで地球の歴史は守られた」とメタルス並びに初代ビーストのサイバトロン達に声をかけるなどちょっとした繋がりはあった(日本におけるメタルスを含む初代ビーストから未来に当たる『ビーストウォーズII』と『ビーストウォーズネオ』は初代ビーストから遠未来に当たる為に除外)。
G1のオマージュも多く、伝統のエンブレムターンもある。
また、変形・合体バンクの質が高いのも特徴。 OPはなぜCGを
日本で発売されたムック本『トランスフォーマージェネレーション2015』では15周年ということで本作が特集され、海外版も含めて商品が一気に紹介されている。
主要キャラの玩具開発用デザイン画や開発者インタビューも掲載されている。
【あらすじ】
西暦2000年の地球。
新世紀を祝うパレードに沸くニューヨーク市民の眼前で高層ビルを打ち抜き現れたのはデストロンガー首領・ギガトロンと彼が率いる軍勢だった。
そこに立ちふさがったのは次元パトロール隊の司令官・ファイヤーコンボイ。
さあ、戦いだ!
【登場キャラクター】
◆サイバトロン
ファイヤーコンボイ
CV:橋本さとし
我らが司令官。だが天然かつお人よし。ある意味初代の性格を最も受け継いでいる。
消防車に変形するのだが消防車に相応しいとは言い難い武装がいくつかある。
どこか抜けた面はあるものの基本的には穏やかな性格なのだが、コンバットロンが正義に目覚めたと見せ掛けて反撃してきた際は本気でキレたりもした。
そのためファンからはサイバトロンガー破壊大帝という何とも不名誉?な異名が付いてたりする。
「熱い心に不可能は無い!!」がお決まりだが、次回予告で一度ゲルシャークに「…ある!」と否定された。
ゴッドマグナス
CV:松山鷹志
ファイヤーコンボイの弟。ある理由で兄を恨んでいたが、色々あって和解する。
同じ末っ子という立場のスピードブレイカーとは気が合うようで、彼からは『マグちゃん』と呼ばれる。
ファイヤーコンボイ含む他のサイバトロンの言うことは基本的に聞かないが、スピードブレイカーが頼むと「スピードブレイカーの頼みなら仕方ない」と手のひら返しで受け付けてくれる。
最終決戦後は他のサイバトロンが地球で引き続き防衛任務をする中、彼とブレイブマキシマスはデストロンガー連行の為にセイバートロン星へと旅立った。
かつては破壊大帝の弟だったりワンマンズアーミーの旧友だったらしい。
ブレイブマキシマス
CV:喜山雅之
デストロンガーのターゲット。かつてのサイバトロンが作り上げた人類を守るための巨大な超兵器。起動には子供たちが鍵となる。
プラズマとブレイブが合体し、更にサイバトロンシティと合体する事によりブレイブマキシマスになる。
基本的に合体前はプラズマがコアとして活動している。
玩具はG1期のフォートレスマキシマス/グランドマキシマスのリカラーで、当初はキャンペーン商品だったが後に付属品を減らして一般発売。
アイ
CV:樋口智恵子
ナビ子ちゃん・ナビちゃん・ワンマンズアーミーのナビのポジションのホログラム少女。ファイヤーコンボイの嫁。マジで。
事件発生時の情報分析や作戦中の情報伝達などサイバトロンのみんなをサポートする。
ホログラム映像なので触れることが出来ない(筈なのだが最終話ではユウキが明らかにアイの腕を掴んでるように見えるが…)。
EDでの涙を流す姿はとても綺麗。
『バイナルテック アスタリスク』によると、正義感が人一倍強い新人婦警の「久留間アイ」がモデルらしい。
樋口氏は『ビーストウォーズⅡ』でアルテミスを演じており、2人は『ビジュアルワークス』のイラストで共演を果たした(トランスフォーマーシリーズ30周年記念として発売された『トランスフォーマー ソング・マスターピース』の箱の裏面にも使用されている)。
ただ、アイちゃんはサイバトロンに対し、アルテミスは海外でデストロンと扱われている。
TFでおなじみ大嶋優木さん原型の『K・Tフィギュアコレクション』では温泉に入っている。
ゲルシャーク温泉は美容に良いらしい。バーチャルなんじゃ…。
ちなみにファイヤーコンボイが覗いている。
「何見てるんですかぁ~!!」
坂本ハヤト氏による『トランスフォーマーレジェンズ』のコミックでは何気に出番が多い。
ロードバスターに付属するカラーコミックにもアイちゃんが登場。
80年代化する攻撃を受けビキニアーマーになった。エロかわいい。
他にもチョロQだのなめ猫だのケシゴム人形などなどネタ満載(ドルバックネタもあるよ!)。
『トランスフォーマーGT』には同名キャラのGTシスター「アイ」が登場。
性格や雰囲気はアイちゃんに似ているがこちらに比べかなりの巨乳である。
カーロボ3兄弟
第9話と第16話を除く殆どの話に登場するレギュラーメンバー(この2話はスパイチェンジャーが主役の回。その為スパイチェンジャー初登場の第4話以外で彼等と共闘する話が少ない)。
ファイヤーコンボイに負けるとも劣らない個性派揃いである。通称「炎神3兄弟」。
後にゴッドマグナスの影響でパワーアップ形態に変身(カラーリングが変わってパワーも上がる)出来るようになる。
彼等の玩具は当時のタカラの技術の集大成といった感じで完成度と同時に変形難度が特に高く、現在でも傑作と名高い。
ワイルドライド
CV:芝原雅博
長男。山岳や悪路を見ると登りたがる癖がある。
長男なのだが上記の性格の件や少々抜けた面もあり、長男でありながらチームカーロボ三兄弟のリーダーに任命されなかった。
経緯は不明だが個人所有されており、普段はジュンコの愛車をやっている。
ビークルモードのモチーフはメルセデス ベンツ・Mクラスだが、海外版のRIDでは版権の都合で主にヘッドライト周りに塗装が加えられた。
後年の実写映画『トランスフォーマー ロストエイジ』の時期に海外のみで発売された『ワンステップチェンジャー』シリーズの一つであるロールバーのロボットモードがワイルドライドを強く意識したデザインになっている(こちらはシボレー・ソニックRSに変形し、カラーリングも白と紫である)。
マッハアラート
CV:近藤孝行
次男だけどリーダー格。
曲者揃いの三兄弟の中では比較的まともな性格なのでチームカーロボ三兄弟のリーダーに任命されている。
ビークルモードのモチーフはランボルギーニ・ディアブロで、その後イベント等のリデコでサイドスワイプ(ランボル)やサンストリーカーとしても発売された(この二人は初代ではディアブロの先代であるカウンタックモチーフの車に変形していた)。
スピードブレイカー
CV:パンチUFO
三男。赤いスポーツカーに目がなく、よくナンパする。
パワーアップの一件の後に色々とあってゴッドマグナスとお友達になっていく。
ビークルモードのモチーフはダッジ・バイパーで、RIDで発売された際は実際にクライスラーから許可を得て商品化しているので海外版のスーパーモードのフロントバンパーにはダッジのエンブレムが追加されている。
スパイチェンジャー
忍者チーム。次第に加速させていくことが得意。
ビルドマスター登場前までは何度か出番があったものの16話を最後に目立った活躍がほぼ無くなり、後に再登場した際も16話で互角な戦いを見せていた筈のコンバットロンに敗れてしまっている(しかも台詞のみで片付けられており負けた場面自体描かれなかった)。
玩具はG2期のゴーボッツのリカラーで、2001年の『Robots in Disguise』ではスパイチェンジャーと同サイズのOptimus Prime(ファイヤーコンボイ)、Scourge(ブラックコンボイ)、Ultra Magnus(ゴッドマグナス)、X-Brawn(ワイルドライド)がアメリカで新規発売された。
玩具のみだが、放送終了後に全員のスーパーモードが発売され彼等もパワーアップを果たした。
アートファイヤー
CV:竹本英史
スパイチェンジャーのリーダー。
玩具設定ではファイヤーコンボイの親戚とされているが、アニメ本編では特に触れられず普通に上司と部下という感じである(玩具とアニメで設定が噛み合わないのはトランスフォーマーではよくある事)。
イーグルキラー
CV:二村兆富
アートファイヤーの副官。
副官らしいしっかりとした性格だが、故にあまり目立たずチームの中では比較的影が薄い。
ウォーズ
CV:北沢力
チーム一の装甲の厚さを誇る隊員。勇敢だが、ちょっぴり皮肉屋。ボンネットには戦の字が書かれている。
スパイチェンジャーの中で一番勇ましく、ブラックコンボイに掴みかかるなどしていた。
縦一列に並びながら走り周りのものを破壊する「サイバトロン忍法 重力カッター」では最後尾を務め、溶岩が迫る中カウンターアローに「少しくらいお尻に火がついても我慢するんだな」と言われ、「言ってくれるねぇ」とぼやいていた。
エックスカー
CV:三浦淳一
引力光線を武器とするメンバー。
チームの中では科学者的ポジションで、「サイバトロン忍法 重力カッター」では先頭を務めた。
玩具ではスケルトンボディで、科学者的な印象を強く結びつけるのに一役買っている。
オックス
CV:依田央介
チーム一の力持ち。穏やかな性格だが、怒らせると大変なことになる。また、チーム内で用いられているハンドサインが十分に理解できていない。
全身にホルスタイン柄があしらわれており、ボンネットには牛のマークが描かれている。
海外名はIronhideで、トイ自体はG2展開中に海外で発売されていたGOBOTモーターマウスのアイアンハイドが基になっている。
カウンターアロー
CV:内藤玲
チーム一の射撃技術の持ち主で、単独行動をとる傾向にある。オックスとは親しい。
チームの中では一番クールで、考え方の違いから「カウンターアローの裏切り!?」では一時離反してしまったが、後に和解。
フォーミュラマシンに変形するが、この姿で普通にガソリンスタンドに入ったりもする(ジュンコは無人で動いてる事に唖然としていたが、つっこむのはそこじゃないだろ…)。
チーム新幹線
3体合体すると、大型トランスフォーマー・三体合体公安官JRXに変形する。
玩具はJRから許諾を受けたタカラがモデルを参考にして開発したもの。
ジェイファイブ CV:泉尚摯
ジェイセブン CV:竹本英史
ジェイフォー CV:又村奈緒美
詳しくは項目参照。
フリップチェンジャー
フリップチェンジャーというのは玩具での呼び方であり、劇中ではこの名称は使われていない。
最終決戦以外は単独で行動している事が多かった。
玩具はG2期のマシンウォーズのリカラー品。
インディーヒート
CV:西村仁
F1カーに変形する。スキャンした際に事故死したレーサーの魂をも取り込んでしまったため、シグナル音を聞くとレースせずにはいられなくなってしまった。
初登場は第10話だが、レッカーフックと違いその後全く再登場せず、次に登場したのは何と最終話間近の37話だった。
レッカーフック
CV:岩崎征実
レッカー車に変形する。マッハアラートに輪をかけて頑固で、一時停止した車でも交通違反車は直ちにけん引するほど。
玩具はマシンウォーズのホイストのリカラーで、その縁かレッカーフックのカードイラストはG1ホイストと酷似したポーズをとっている。
後の『ロボットマスターズ』では記憶を失った同名のデストロン(玩具も色と新武器ブーストハンマーが付く以外同じ型)が登場するが、これがカーロボットのレッカーフック本人なのかは不明。
ビルドマスター
地球に先行部隊として送られ、サイバトロンネットの拡大工事を行っていた。
トルネード合体するとビルドキングになる。
ハリケーンモード、タイフーンモード、サイクロンモードと言う3種類のバリエーションがあり、背中と両腕の担当メンバーを入れ替えることが出来る。
ビルドボーイ
CV:玉木有紀子
リーダーである太陽王。某ジュニアみたいに「若」と呼ばれている。
ビルドハリケーン
CV:高橋広樹
緑色のパワーショベルに変形する。
ビルドタイフーン
CV;永野善一
黄色いダンプトラックに変形する。よくビルドボーイをたしなめる。
変形バンクで見せる赤いグラサンと白い歯を見せながらスマイルするのが素敵。
ビルドサイクロン
CV:岩崎征実
赤いクレーン車に変形する。
◆デストロンガー
大いなる力を求め地球へやって来た悪の軍団で、当初は動物に変身するTFのみで構成されていた。
その為、エンブレムもビーストウォーズシリーズのデストロン(プレダコン)と同じものを使用している。
後に、軍用兵器に変形するコンバットロンが加わるが、所属はデストロンガーながらエンブレムが独自のものになっている。
ギガトロン
CV:小檜山洋一(現:コビヤマ洋一)
闇の破壊神。ファイヤーコンボイとは400万年にも渡る幼馴染の仲。
6通り変形する多重人格者で、普段は破壊神らしく威厳ある態度で振る舞うが変身するモードによってキャラが変わったり、ダム破壊を中継した時のようにロボットモードでも時として茶目っ気やノリのいい一面を見せる。
後にデビルギガトロンにパワーアップする。こちらは驚異の10段階変形。
大いなる力を手に入れようと序盤から策略していたが、その理由は(戦死等の例外を除いて)永遠を生きる存在故に過去も未来もないトランスフォーマーである自分の運命を変える為に大いなる力で未来を掴む為であった。
玩具はデストロンガーでは唯一の完全新規で、G1期のシックスショット系以来の6段変形を採用。
この当時の技術を余すことなく使っているだけに出来もよく、この後何度かリデコされている。
後に一部金型修正し色換えしたデビルギガトロンも発売され、こちらは現在でも最多変形数の10段変身を可能としている(日本での展開終了後アメリカで放送された『Robots in Disguise』でMegatronとして発売された際は最初から10段変身が可能になっている)。
ちなみに漫画版のスターセイバーとデスザラスも幼馴染である。
ボットコンではデビルギガトロンを仕様変更したデスザラスが発売されたが、和製キャラ→和製キャラというパターンは珍しい。
メタルビースト軍団
ギガトロンに忠誠を尽くすメタルボディのビースト戦士。
彼らの掛け声は、ビーストウォーズシリーズ伝統の「変身」である。
前作までのビースト戦士と同じく動物からロボットに変身するが、パワードコンボイなど一部を除き2~3m程度の大きさが基本だったビーストウォーズシリーズの戦士達と違い、小さくても4m台(カーロボ三兄弟もこれくらい)ある。
また、ゲルシャークやグッシャーの様な水系動物で無くとも彼等は水中に沈むことなく泳ぐ事が出来る(カーロボ三兄弟は重さで沈んでいた)。
当初こそガスカンク・ギルドー・グッシャーの三人とゲルシャークで対立していたが、失敗続きだった上にコンバットロン登場によりギガトロンからの信頼が落ちて立場が危うくなると四人で協力しコンバットロンと競い始める。
終盤にコンバットロンが反逆行為を行いデビルギガトロンの逆鱗に触れると、四人の元々の忠誠心が再評価され再び信頼を取り戻した。
玩具はビーストウォーズメタルス期に発売された「トランスメタルス2」の内、日本未発売商品をリカラーしたもの(カーロボット登場の四人以外のTM2初出戦士は日本ではトイザらスや映画館で限定発売された)。
なおメディアによってはガスカンク、ギルドー、グッシャーを「メタルビースト三兄弟」と紹介しているものもあるが、アニメ本編では特にそういった面は見られず「よくつるんでる仲間」といったところである。
ゲルシャーク
CV:KONTA
ギガトロンの副官にして真の主人公。
当初はシリアスな悪役でありガスカンク、ギルドー、グッシャーの三人組とは対立していたが、
コンバットロンが登場した頃からギガトロンからの信頼度が下がり始め、ギガトロンの信頼と立場を取り戻す為にコンバットロンを陥れる為に三人組と結託するようになる。
この辺りからギャグキャラ化が進行し四馬鹿になっていった。お魚占いの結果はクラゲ。
最終回では、他のデストロンガーが全員逮捕されセイバートロン星へ連行される中、何故か一人だけ地球に残っており彼がビーストモードで海を跳ねるカットで物語は締められる。
玩具はトランスメタルス2のサイバーシャークのリデコで、元はかなりサイケデリックな色をしていた。
サイバーシャークはサイバトロン(マクシマルズ)なのだが、むしろゲルシャークの方がヒロイックな色合いをしている。
『トランスフォーマーレジェンズ』では、カーロボットとG1世界は同一という後付け設定を踏まえて後日談が描かれた。
本編終了後の2004年、ひとりデストロンガーとしてソリタリュウム鉱石実験中のサイバトロン基地に奇襲をかけるも失敗。
鉱石の爆発により、トランスフォーマーがフィクションとして楽しまれている『トランスフォーマーレジェンズ』世界の東京へ飛ばされてしまった。
その後彼は遊園地のアトラクションショーでアトラクションとして楽しく働いているようだ。
海外のイベントでスーパーリンク・シャークトロンの頭部とカラーリングを変更した玩具が発売されたことがある。
ガスカンク
CV:いまむらのりお
オネエなスカンク。
その濃いキャラの反面、盗聴器を開発したりと科学者的な一面もある。
玩具はトランスメタルス2のスティングボムのリデコで、四馬鹿の中で最もリデコ元とあまり大きな変化が見られなかった(部分塗装が増えたりエンブレムが変わった位で全体的に見ると他の三人の様に全く違う色にはなっていない)。
ギルドー
CV:高橋広樹
侍口調のムササビ。
尻尾は剣になるが、『疾風』剣ではなく『尻尾』剣という名前。そのまんまやないかーい!
四馬鹿の中では空を飛べるのが彼とゲルシャークだけなので飛べないグッシャーやガスカンクにしがみつかれたりする事もあった。
玩具はトランスメタルス2のナイトグライダーのリデコで、元はガスカンクのような配色だった。
グッシャー
CV:内藤玲
赤いカエルに変形する。関西弁でしゃべる。地球のビールが大好き。
ベロビュートが武器。
なにかと一言多く、その口の多さが災いしてギガトロンにげんこつされたりもした。
玩具はトランスメタルス2のスピッターのリカラーで、彼のみ元の玩具もデストロン(プレダコン)所属の戦士である。
コンバットロン部隊
ブラックコンボイ率いる、洗脳されたサイバトロン部隊。
実はサイバトロンの中の過激派(政治犯)であり、ブレイブマキシマスの管理及び反省を兼ねてプロトフォームの状態に戻されて太古の地球に追放された。
サイバトロンとの戦力差を埋める為の新戦力として期待されたが、ゲルシャーク達メタルビースト軍団とは非常に仲が悪く、彼等をバカにしていた。
当初こそギガトロンに忠実かに思われたが実はニューリーダー病患者であり、後にクーデターを起こすが失敗。
その上サイバトロンに敗れ逃げ帰って来たのでデビルギガトロンの怒りを買い、他のコンバットロン共々再プログラミングを施され今度こそギガトロンに忠実な部下になった。
それどころか、かつて敵対していたゲルシャーク達にも従う人形へと成り下がった…。
ブラックコンボイの玩具のリカラー元がG2バトルコンボイだからか、エンブレムはG2サイバトロンのものを逆さにしている。
ちなみにドリルレイラーから下の皆さんは温泉が趣味であり、風呂やそれに関連するものが好き。もはや銭湯集団である。
ブラックコンボイ
CV:楠大典
ファイヤーコンボイと酷似した姿のサイバトロン戦士。悪のスパークを注入されて洗脳された。
ギガトロンに従ったフリをしてニューリーダーになろうとしたが…。
玩具はG2バトルコンボイのリカラーだが、日本版バトルコンボイ同様に電飾ギミックはオミットされている。
中の人である楠氏は当初ファイヤーコンボイのオーディションを受けるも最終的には不採用となり、その後ブラックコンボイ役に選ばれたという経歴がある。
その為、『マイクロン伝説』のラッドのパパ役を経て『ギャラクシーフォース』でギャラクシーコンボイ役(奇しくもこちらも消防車に変形する)に選ばれた際はとても嬉しかったとか。
その後も実写版でジャズを演じたり、『トランスフォーマーアドベンチャー』では再びコンボイ(正確にはオプティマスプライム)になった。
『トランスフォーマーレジェンズ』では、本編終了後にセイバートロン星を脱獄したようだが、性格が再プログラミング前とほぼ同じに戻っていた。
残されたデストロンガーを助ける為にゲルシャークを連れ戻そうとしていた(その連れ戻す仲間の中にギガトロンも含まれていたが、その際の絵がデビルギガトロンになる前の姿だったので、デビルギガトロンが連行時にパワーダウンされ、その影響で性格も元に戻ったのかも知れない)。
ドルレイラー
CV:金子はりぃ
コンバットロン部隊のリーダーでブラックコンボイの右腕。
他の部下4人と合体することでバルディガスになる。
死んだフリが得意な某副官との関係は不明。
腕と脚を入れ替えることでランドミッションとフライトミッションの2形態に合体可能。
他のメンバー含め玩具はG1期のブルーティカス型のリデコで、カーロボットのリデコ組では当時としても一番古かった(ブルーティカスがカーロボット本放送時点で約15年前の商品)。
ただし、合体前の戦士が持つ武器にジョイントを追加し武器自体を合体させバルディガスに持たせることが出来るなど余剰パーツが出ないよう工夫されている。
一番風呂とコーヒー牛乳が大好き。
グリジバー
CV:北沢力
軍用車・XR311に変形する。元になったスィンドルのようにばらばらになった仲間を売り飛ばす真似はしなかった。
後にバルディガスの合体メンバー全員が『ユナイトウォリアーズ』のブルーティカスのリデコとして発売される事になるのだが、グリジバーのみ何故かカーロボット時の玩具設定を意識した同名キャラが『トランスフォーマーアドベンチャー』の玩具限定キャラとしてストロングアームのリカラーで発売された(勿論合体は不可)。
サウナが好き。
ダンガー
CV:近藤孝行
レオパルトに変形する。火力と防御力の高さを売りとする反面、ハッカーと薄荷(ハッカ)を間違えるなど少々とぼけたところがあり、グリジバーによくつっこまれている。
砂風呂が好き。
シャトラー
CV:近田英紀
スペースシャトルに変形する。メンバーの中ではノリがよく、時々ふざける。宇宙からの監視や射撃を得意とする。NASAの施設を悪用して作戦を実行するも、なかなかうまくいかず、最終的には人工衛星と衝突し「♪アーチーチーアーチー」と歌いながら大気圏へ突入していった。
風呂はぬるめが好き。
ヘプター
CV:原田正男
装甲ヘリに変形する。赤い頭部が特徴。五人の中ではやや空気。
露天風呂が好き。
◆地球人
大西ユウキ
CV:木村亜希子
小学生。父親が誘拐されたことでファイヤーコンボイ達と知り合う。
初代におけるスパイクのポジションだが、スパイクと違い戦いの前線に立つことは殆どない。
しかし、最終決戦時は彼の呼び掛けがあったからこそ世界中の子供達の力がブレイブマキシマスの真の力を呼び覚ました。
部屋には前々作『ビーストウォーズネオ』のハインラッドと同型の目覚まし時計が…
大西ダイチ
CV:泉尚摯
勇気の父親である考古学者。
デストロンガーに誘拐されていたが、我らがゲルシャークさんの手違いで解放された。
ある意味裏ヒロイン。
ジュンコ
CV:樋口智恵子
トランスフォーマーとは全く無縁の一般人でありながら、彼らの災難(主にサイバトロンが加害者)で毎回巻き込まれている不運な女性。
新しい車を購入したり海外旅行に行ったりと、何かと私生活に謎が多い。
ワイルドライドは普段、彼女の愛車をしている……が、呼び出しの度に座席ごと射出される。
ブラックコンボイはタンクローリーに乗った彼女のデータもスキャンして誕生した。
運の悪さもスキャンしてしまったようだ。
『レジェンズ』のコミックではモブキャラの中に彼女もいる。
また、『バイナルテック アスタリスク』には彼女に似たレースクイーンの「白神ジュンコ」が登場している。
【主題歌】
- OP
炎のオーバードライブ~カーロボットサイバトロン~/和田光司
和田光司氏が生前に歌ったアニソンでは唯一のデジモン関連以外のアニソン。
TVサイズ版では橋本さとし氏による「トランスフォーム!!」「ファイヤー!!」のかけ声がありフルバージョンとは微妙に印象が異なる(フルバージョンには「トランスフォーム!!」は無く、「ファイヤー!!」も和田氏によるものでテンションが違う)。
- ED
マリオネット/西角茉美
どこか切なさがありつつも、美しい曲。
ここだけ見るとなんかシリアスな作品に見えてくる。
最終話では挿入歌としても使われ、二番が流れた。
ちなみに、どちらも映像にセル画とCGの両方が使われている。
【玩具】
スーパーファイヤーコンボイ、ゴッドマグナス、カーロボ三兄弟、チーム新幹線、ビルドマスター、ギガトロンが新規で他は過去シリーズのリデコで構成されている。
ビーストウォーズネオの新規品の時点で完成度の高さと同時に変形の複雑化がインフレを起こしていたが、本作でそれが極まった形となり(特にギガトロンやカーロボ三兄弟)、メインターゲットの子供が壊してしまったりと子供にとっては敷居の高いものになっていた。
この反省を活かし次作『マイクロン伝説』では変形がかなり簡略化され、カーロボットまでで培った技術は大人向けブランド『バイナルテック』や『マスターピース』に活かされる事になる。
2010年代後半の『レジェンズ』シリーズではゲルシャークやブラックコンボイ、バルディガスが新規造形でラインナップ。
更に2018年には『アンコール』シリーズでゴッドファイヤーコンボイが新規収録音声やスーパーゴッドソードも付属する形で復刻された。
……が、音声ギミックの組み間違いや当時存在していたギミックの一部省略、多量のキズやら片足が2本入っているやらパッケージでゴッドマグナスからゴッドソードに変形するように書かれているなどの不具合が多発。
改修部品もメーカーに無いため回収・返金対応となった。
【用語】
サイバトロンネット
地球の地殻どころかマントルまでぶち抜いて作った世界中に繋がるハイウェイ。
世界中に隠された出入り口があり、海上以外なら地球のどこでも真っ直ぐ走って数分でたどり着ける。
未開通地域もあるが南国ルートや雪国ルートなど順次拡張中。
出入時のワープ移動は某所に隠されたコンピューターで一括されており、一度コンバットロンに侵入されて繋がりがカオスな事になった。最初からワープで直接目的地まで行くんじゃダメだったのか。
アニヲタWikiのWiki篭り娘~♪ 追記・修正は俺より上手い~♪
あっという間に項目変える~♪ ついていくのがやっとこさ~♪
あ、タンタタンタタンタタンタ…♪
「随分とご機嫌だな!」
「誰だ!? ……冥殿!」
「久しぶりに懐かしい故郷の歌を聞かせてもらったよ」
「あれは俺じゃない! 俺があんな歌歌うか!」
「あの歌な…128番まであるのを知っているか?」
「そ、そんなこと…知るかぁぁ!!」
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