トランスフォーマー サイバーバース

ページ名:トランスフォーマー サイバーバース

登録日:2020/12/23 Wed 23:42:30
更新日:2024/05/24 Fri 12:44:29NEW!
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トランスフォーマー サイバーバースとは、トランスフォーマーシリーズのアニメ及び変形玩具のシリーズである。



【概要】

2019年*1より展開されたトランスフォーマーのシリーズの1つ。
テレビアニメは日本では2019年4月よりYouTubeのタカラトミー公式チャンネル、ボンボンTVなどで配信されている。
日本での子供向け展開としては2015年から16年まで展開された『トランスフォーマーアドベンチャー』以来3年ぶりであり、同作に引き続きバンブルビーが主人公となる。


アドベンチャーと異なりこれまでの何らかの作品の続編ではなく、世界観としては完全新規であり、トランスフォーマーのことが分からなくても安心して観られる。


登場キャラクターはG1のキャラクターのリメイクが中心だが、アニメイテッドのように、G1以外の過去作やアメコミのキャラクターがモチーフとなったキャラクターも少なくない。
元ネタでは実はいい人なゲルシャーク(今作では海外名のスカイバイト名義)が今作では星を破壊する純粋な悪人になっていたりと、キャラ付けに関しては従来と異なるキャラクターもいるが・・・


玩具としては、「マイクロン伝説」を彷彿とさせるギミック重視の玩具であり、その分可動や塗装などに難点を抱える商品も少なくない。
全体的にプラの質感なんかも安っぽく、またギミック重視といってもマイ伝ほどギミック多彩というわけでもないが。
日本では実写シリーズなどで展開したワンステップ変形のターボチェンジシリーズ、必殺技ギミックがメインとなるアクションアタッカーシリーズ、トランスフォーマーに乗り物型のアーマーを装着するスパークアーマーシリーズが一般販売で展開され、可動や塗装の質が高い決定版にあたるアクションマスターシリーズがタカラトミーモール限定で発売されている。
前作までと異なりすべての玩具が海外版と仕様が共通である。


ちなみに海外では日本と比べて非常に多くの玩具が出ている。
日本未発売の玩具が多く、日本未発売のキャラクターやギミックも少なくない。
クリアパーツの装甲をつける「エネルゴンアーマー」、音声に反応するギミックを持った「バトルコール」、中途半端に変形する玩具まで多種多様である。


玩具でのクラス表記が従来と呼称が変更されているうえに種類が多く複雑。
通常の玩具はスカウトクラス(従来と同じ)、ウォリアークラス(デラックスクラス相当)*2、ウルトラクラス(ボイジャークラス相当)、アルティメットクラス(リーダークラス相当)が存在する。
さらにスパークアーマー用としてウォリア―(デラックス)クラス相当のエリートクラス、若干小型のバトルクラスが存在する。
それに加えデラックスクラスも塗装や可動重視の豪華版(日本版でいうアクションマスターがこれ)として登場*3
日本では従来同様クラスに関してパッケージなどでは触れられていない。


サイバーバースという名称は10年代前半の廉価版ラインでも使われている。名前が被っているが、以前にも『カーロボット』と『アドベンチャー』の海外版名称が同じ『Robots in Disguise*4』だったり特に珍しいことではない。


【アニメ】

前述のとおり、日本ではYouTubeでの展開がメインである。
シーズン1が2019年4月より、シーズン2が2019年9月より配信されており、各18話、計36話が全て無料で見られるようになっている。
アメリカでは2020年よりシーズン3が放映され、2021年には前後編の長編としてシーズン4がYouTubeの公式チャンネルで公開されたが、どちらも日本語版の配信や、一部を除く玩具の発売は予定されていない。
(日本での)アニメの事実上の最終回にあたるシーズン2の18話は先の戦いを予感させるものであり、日本版は中途半端な形で終わってしまっている。
一応シーズン3、4ともにYouTubeの公式チャンネルで全話配信されているため、英語が得意な人は見てみてもいいだろう。


ストーリーとしては、シーズン1は地球を舞台に記憶喪失になったバンブルビーが幼馴染のウィンドブレードとともに自身の記憶とオートボットの母艦アークを探す内容、シーズン2は復活したオートボットと、地球へ赴いたディセプティコンのオールスパーク争奪戦を中心とした内容となっている。
日本展開されていないシーズン3では、なんとクインテッサ星人が登場し、対抗するためにオートボットとディセプティコンが手を組むという熱い展開になっている。そしてシーズン4では、オートボットとディセプティコンが完全に和解。さらにダイノボットのうちグリムロック以外の4体も登場、そして合体し、ボルカニカスになる。


今作独自ともいえる点として、戦いだけではなく(サイバーバース世界における)トランスフォーマーの文化についても重点が置かれているのが特徴である。
シーズン1では現在の出来事だけでなく、「脳みそ繋げる君」による回想という形で過去を描写したシーンも多く、サイバトロン星のスポーツなどの文化を知ることができる。
シーズン2以降はオールスパークの争奪戦及びセイバートロン星へ向かうための帰路が中心となるが、ストーリーによってはバンブルビー達が遊んだりすることも。


地球が舞台の1つでありながら、スパイクやラッセルのような地球人の協力者は存在しない…というか、地球人自体ほとんど登場しない。


日本語版ではやたら方言を使うキャラクターが多い。某ちょっきんなあの広島弁のようなものである。


演出、脚本として、CGビーストウォーズプライムなどを担当した岩浪美和が担当している。
自分が担当してきた作品の声優が同一名称のキャラクターを演じることも多く、特にビーストコンボイ・メガトロンが本家コンボイ(オプティマス)、メガトロンを演じたことは話題になった。
公式が病気アドリブだらけの内容になっている…と言われがちだが、ストーリー自体は意外とちゃんとなぞっており、
グリムロックの恐竜モードのキャラ付けはしっかり旧作準拠にしていたり、旧来ファンへのサービスがなかったわけでもない。
所々ネタを挟むとはいえ、シリアスなシーンを完全にぶち壊しているわけではなく、この辺りは所謂ビースト的な作風を嫌うアンチ層のネガキャンによるものが強い。
とはいえビースト関係のキャスティングが目立ったことからビーストネタ自体は多い。にも関わらずそのノリが本格化したのがシーズン2だったこともあり、
しっかりとした話題性が出るまでに視聴者が付いてこなかった、というのもまた事実としてある。
その一方で、ビーストウォーズリターンズ以来のお遊び満載なリミックス回が作られている。


MCをボンボンTVのよっちが務めており、OPやEDでトークを担当している。初期の回では作中のナレーションもしている。


子供向けの要素として採用されたMCのよっちがファンからウケが悪くネガティブキャンペーンが発生したこと、
再現度や可動重視の玩具がシーズン2以前では出なかったことなどから大きなお友達からは思うように人気が出ず、
そして一番大事な要素として、肝心の子供に知名度が浸透しなかったのが致命傷だった。


トランスフォーマー初の完全配信専用タイトルなため、TV放送がなく広告も薄く、子供向けの変形玩具があまり売れなかった。
そういった諸々の事情から商業的には大きな失敗となり、国内ではシーズン2で打ち切りとなる尻切れトンボエンドとなった。まあ『プライム』みたいに絶望エンドで終わらなかっただけマシと言えばマシ。
一方で、『プライム』から続いて3シリーズ続けて日本国内における完全放送(配信)が達成されなかったことは、日本のTF人気(特に子供)の低迷を如実に表す結果となっている。


特にTV放送がなかったという点は、テレビの求心力が低下としたと言われる当時としても結構致命的な選択であった。なんだかんだ言っても玩具を売りたい番組にとっては未だ「TV放送による話題性を生み出す力は強い」のである。
この反省を受けて、トランスフォーマー アーススパークでは地上波・配信の二段構えにするなど、様々な見直しが行われていくようになる。


【キャラクター】

アニメ、玩具ともに日本展開(シーズン2までのアニメと日本で発売された玩具)をメインに記載する。


オートボット

主人公。記憶喪失になっているため、シーズン1はオートボットの母艦アークと仲間たちを探しながら彼の記憶を取り戻す物語になっている。
ウインドブレードの協力のもと「脳みそ繋げる君」で自身に起こった出来事を振り返っていく。


初期はメガトロンにより発生装置を破壊された影響でしゃべれなくなっており、実写版のようにカーラジオをチューニングしていた。
シーズン2にて修復されたのか設定がおざなりになったのか普通にしゃべるように。(一応チューニングでの会話と違い自分で発声しているシーンでは元から口パクしているので恐らく修復されたのだと思われる)
その影響で突然歌いだしたりすることもあった。前作のバンブルビーはプライムのその後、ということもあり、大人っぽい感じだったが、今作では再度少年っぽい感じに戻っている。


得意技は相手をしびれさせる「スティンガーソード」。


中の人の木村良平は、前作アドベンチャーや実写版6作目、キュートランスフォーマーなどでもバンブルビーを演じており、ほぼ近年ではバンブルビーの声優として定着した。


主役なので玩具数も多く、すべての玩具ラインで発売されている。
特にアクションアタッカーの「スティンガーソードバンブルビー」はアルティメットクラス(リーダークラス相当)なだけあり、非常に大きい。
さらにビークル、ロボット両モードでスティンガーソードも展開可能である。


ヒロイン。バンブルビーの幼馴染であり、彼とともに彼の記憶を探す。
彼女はアークの乗組員ではなく、スペースブリッジ*5を利用してやってきた。


性格は勝気なお姉さんといった感じで、ディセプティコンに捕らえられても皮肉を言ったり反抗することも多い。
シティスピーカーと呼ばれるテレパシーのようなものが使える能力を持ち、それを利用して巨大なタイタンを呼び寄せるシーンも。


得意技は翼のローターから強風を飛ばし敵を吹き飛ばす「ウイングトルネード」。
また、従来のウインドブレード同様エネルギー剣「エナジーブレード」を武器とする。


中の人である悠木碧はかつて「(映画の)バンブルビーのママになりたい」と語っているバンブルビーガチ勢だが、奇遇にもシーズン1では記憶喪失のバンブルビーを手助けする間柄である。
というかそういった言動を岩波に買われて採用された節がある。


玩具はアクションアタッカーシリーズのみで発売。日本で発売されたアクションアタッカーシリーズで唯一のウォリアークラス(デラックスクラス相当)である。


オートボットの総司令官。今作はバンブルビーが主役であり、初期は多くのオートボット隊員と共に母艦アークの中で長い眠りについていたが終盤で覚醒、シーズン2からは本格的に活躍する。


メガトロンとはかつて友人であり、和平交渉を何度も行っていたりと本心では戦いを避けたがっている。
昔は何らかの少なくとも鼻毛やすね毛ではない記録係だった。


中の人である子安武人は、ご存知ビーストウォーズでのイボンココンボイを担当している。当時はメーカーの要望により、アドリブが控えめであったが、今作では主人公が異なるためか、アドリブがいくつか見られる。
コンボイという言葉は禁句である。


玩具はすべてのラインで発売されているうえ、アルティメットクラス以上の大型商品が2つもある。さすが司令官である。


ティラノサウルスに変形することでお馴染み。
従来のグリムロックのようなアホの子ではなく、粗暴だが気のいいあんちゃんといった性格で、アークのオペレートもこなすほどの知能がある。
一方ビーストモードでは従来のようなしゃべり方になる。アーシーとは仲がいい。リア充爆発しろ


アークの堕落後にいち早く目覚め、恐竜たちを率いていたが、恐竜絶滅と同時に山の中に埋まってしまい、長い眠りにつくこととなる。
バンブルビーらの活躍で覚醒するも、最初は「イクラちゃんモード」に入っており、「ハーイ、チャーン、バブー」しか言えないうえに暴走していた。


玩具はターボチェンジを除き発売されている。特にアクションアタッカーの「バーニングフレイムグリムロック」はスプリングで炎が展開し、非常にかっこいい。
大きさもウルトラクラス(ボイジャークラス相当)と大きく迫力がある。可動などはお察しレベルだが。


  • ホイルジャック(声・上田燿司)

従来の作品同様科学者であり、鹿児島弁でしゃべる。日本での最終回にあたるシーズン2の18話では主役級の活躍を見せた。


開発した様々な発明品は、「○○くん」と呼ばれることが多い。(例・脳みそ繋げるくん)


玩具はターボチェンジのみ発売。


  • ホットロッド(声・佐藤拓也)

バンブルビーの友人で、タッグを組んでいるシーンも多い。日本語版では博多弁でしゃべる。
チータス加入後はバンブルビーも含めたトリオで行動することもある*6
オプティマスプライム不在時は、彼に代わって指揮を執っている。


玩具はターボチェンジとアクションマスターで発売。


  • ラックンルーイン(声・鶴岡聡)

1つの体に「ラック」と「ルーイン」の二つの顔を持つ。とある並行世界では、オプティマスプライムではなく、彼が司令官を務めていた。


日本では玩具が発売されていない。海外では「エネルゴンアーマー」という日本未発売シリーズで商品化されている。


チーターから変身するオールスパークの守護者。はじめは中立的存在で戦いを見守っていたが、スタースクリームにオールスパークを奪われて以降はオートボットに加入する。
海外版ではチーター名義のままだが、日本版では最近では珍しく独自の名前であるチータス名義となった。まあそれ以降は全部チーター名義なので実質現状最後のチータスである。


元ネタであるビーストウォーズのチータスとは中の人が同じであり、外見、声、「○○じゃん」と言う語尾、アドリブなどは完全にビーストウォーズのチータスそのもの。
もちろん、校長先生ネタや終点は高尾ネタも健在である。


意外にも日本では玩具が発売されていない。わざわざオリジナルキャストn高木渉までちゃんと呼んでるのに。
海外ではスパークアーマーで発売されており、バンブルビーと似た戦艦型アーマーをアームズアップする。


ディセプティコンでありながら、バンブルビーの友人であった「デッドロック」という侍だったが、後にオートボットに加入、「ドリフト」と名を改める。
が、シーズン3にて実はディセプティコンのスパイだったことが判明する。


玩具は海外では「ドリフト」「デッドロック」双方で出ているが、日本では玩具が発売されていない。侍なのに…


  • ラチェット
  • プロール
  • アーシー
  • ジェットファイアー

オートボットの戦士たち。これまでの作品を踏襲したデザイン。いずれも日本でも玩具が発売されている*7


  • テレトランX(声・上田燿司)

メインコンピューター、テレトラン1のコピーである小型のロボット。
…が、若干うざい部分もあったり。


また、アークの乗組員でない人を見下す傾向にあり、バンブルビーに対しては初めから協力的であったが、ウインドブレードに対しては冷たい対応をとっていた。


初登場時にはなぜかディセプティコン側の作戦に協力しているかのような言動をとっていた。
その時以外は特に裏切るような言動はなく、本当に謎である。



ディセプティコン

ディセプティコンのリーダー。近年のメガトロンらしく、戦車に変形する。
かつてはサイバトロン星の英雄であったが、ディセプティコンを結成しオートボットと戦争を巻き起こす。


今作のディセプティコンはシーズン1ではスリップストリームなどの一部シーカーズのみが登場しており、メガトロン等は「脳みそ繋げる君」による回想にしか存在しない。
シーズン2でオプティマスたちが目覚めると同時に大艦隊を率いて登場する。


中の人は千葉繁。そう、千葉トロンの再来である。しかも今回は自称ではなくメガトロン本人。もう止められない。
のっけからオプティマスに「エビチャーハンといえば?」と問い、その後も戦艦を飛ばす際に「辛子蓮根」と命令をするなど安定のフリーダムである。
もちろん真面目に悪役やってるシーンもちゃんと存在する。


玩具はすべてのラインで発売されている。
特にアクションマスターの「フュージョンキャノンメガトロン」はアルティメットクラスで大きく、ギミックも砲身がダイナミックに開き、迫力満点。可動は…


  • スタースクリーム(声・鶴岡聡)

いつものニューリーダー病。航空部隊シーカーズの隊長であったが、リーダーの座からの降格を言い渡されたことで謀反、そのまま処刑されたと思われていたが、実際にはチータスに救われ、生きていた。
その後はオールスパークを盗み第三勢力として陣営を引っ掻き回したうえでオールスパークと融合、両軍のリーダー含めたTF達相手に優勢を誇った。
しかし、すんでのところでオプティマスのマトリクスによりオールスパークと分離、その後はサイバトロンに拘束された。
その後牢に入れられ、テレトランXを騙して脱出に成功するも飛び立ったタイタンに巻き込まれどこかへ行ってしまう。


中の人はプライムでもスタースクリームを演じており、G1調の外見ながら声は瓜二つである。
やたらテンションの高いトランスフォームの掛け声も健在。


玩具はスパークアーマーとアクションアタッカーで発売。
日本では大型のウルトラクラスと小型のバトルクラスがありながら中間のウォリアークラスがない。


第1シーズンにて地球で行動しているディセプティコンの中ではリーダー格であるシーカーズの女性隊員。
スタースクリームやショックウェーブらパワハラ上司とあまり使えない部下に挟まれる中間管理職。
リア充であるバンブルビーとウインドブレードに嫉妬しているシーンも。リア充爆発しろ


スタースクリームが降格した時にはシーカーズの隊長を任された。
途中でスタースクリームの計画を知り、仲間に忠告しようとするも、裏切りとみなされてブラジオンに切られ死亡した。


日本では玩具が発売されていない。


  • ショックウェーブ(声・稲田徹)

ディセプティコンの科学者。
語尾や笑い声に「ショック」をつけているのが特徴。
ホイルジャック、バンブルビーとはかつて友人であった。
多脚戦車に変形するが、もっぱら虫か┌(┌^o^)┐ホモォ...にしか見えなかったり。


玩具ではアクションアタッカーを除く3ラインで発売されている。


  • サウンドウェーブ(声・上田燿司)

陰険な性格のディセプティコンの参謀。装甲車に変形する。
ショックウェーブとは仲が悪く、互いにそれぞれの作戦を妨害しようとたくらんだことも。日本語版では長音をやたら長く言うことがある(例:ショックウェ~~~ブ)。
リミックス特別編では伝説の「イボンコペッタンコ」を披露した。


日本未放映のシーズン3からは鳥型ロボの「レーザービーク」(要するにコンドル)を従えるようになる。そしてシーズン4では、陰の主役ともいえる大活躍をする。


日本では玩具が発売されていない。


  • ブラジオン(声・稲田徹)

侍のようなTFでスリップストリームの命を奪った張本人。
言語版では一切言葉を発しないが、日本語版ではわずかであるが言葉を発している。
元ネタはプリテンダー。


日本では玩具が発売されていない。ドリフトといい、侍モチーフに限って玩具が日本で出ないのはなぜなのか。


  • シャドウストライカー(声:渡辺明乃)

狙撃を得意とする女戦士で、サウンドウェーブらと並ぶ軍の幹部格。スポーツカーに変形する。
バンブルビーとの戦いでバラバラにされてしまい、ショックウェーブによって様々なTFの残骸を継ぎはぎにされた「ロボット版フランケンシュタインの怪物」とでもいうべき姿で復活。
なのでバンブルビーは勿論、自分を実験台同然に扱ったショックウェーブも恨んでいる様子。


玩具はトランスフォーマーレガシーにて発売予定。


  • クローバー(ラグナッツ)
  • ロックダウン
  • スカイバイト(ゲルシャーク)

ディセプティコンの兵士たち。これまでの作品を踏襲したデザイン。
特筆すべきはクローバーで、アニメイテッドラグナッツに近いデザインだが、なんと女性。ビークルも爆撃機のラグナッツに対しクローバーはSF戦車になっている。
スカイバイトを除き*8、日本では玩具が発売されていない。


  • サンダークラッカー
  • アシッドストーム
  • ノヴァストーム
  • レッドウィング

シーカーズのメンバー。G1に輪を掛けたバカ揃い。
サンダークラッカーやアシッドストームはシーズン1でもよく登場している。
スタースクリームについたが、オールスパークと融合したスタースクリームにより用済みとスパークを抜かれ全員死亡する。
海外ではスタースクリームの色替えなどで玩具が出たが、日本では全員玩具が発売されていない。



無所属

  • マカダム(声・上田燿司)

「マカダムス」というバーを経営している。
どちらの陣営にも属さないうえ、店内での争いごとは禁じており、争いが起きそうになるとメガトロンですら恐れる巨大な何かに変形する(シルエットのみ)。
実は「最初の13人」の1人という説がある。また、マカダムスの地下には秘密が…
玩具はアクションマスターについたパーツを合体させて完成。


  • よっち(声・よっち)

ナレーター。番組のOP、EDでトークをする。
自分の出番を気にしているのか、出番を欲しがっている。
ウィンドブレードが好きらしい。



【玩具】

前述したとおり、日本で展開された商品は大きく分類すると4つのラインに分かれる。


  • ターボチェンジシリーズ

実写やアドベンチャーのラインで発売されてたのと同様のワンステップで変形できるシリーズ。
今回はそれぞれに武器を利用したギミックが用意されており、従来よりもプレイバリューが高くなっている。
なぜか劇中非登場のジャズ(マイスター)がラインナップされている*9


  • アクションアタッカーシリーズ

武器ギミックがテーマとなるシリーズ。
カッチリした出来であり、ギミックが楽しいが、一方可動やプロポーションに関しては乏しいものも。
ウォリアー、ウルトラ、アルティメットクラスで販売。


  • スパークアーマーシリーズ

オールスパークの力により変化したという設定の、ジェット機や戦艦といった乗り物型アーマーとTFを合体させるシリーズ。
変形とは別に合体も楽しめるプレイバリューの高いシリーズ。クラスによりアーマーの取り付け方法が異なる。


小型のバトルクラスのものはアーマーはバラバラになり、異なるアーマーを同時に取り付けるなどの組み替え遊びなども楽しめる。しかし、アーマー着脱の都合頭が動かないなど、可動が全体的に惜しい。
一方ウォリアークラス相当のエリートクラスのものはアーマーが変形する。感覚としては某ヒーロー番組のアクションフィギュアに近い感じ。こちらも同クラスであれば付け替え可能。可動は物によるが、従来のサイバーバースシリーズよりは可動箇所が多くポージングが楽しめることが多い。


また、1体だけ大型商品として、何と劇中未登場形態でアークと合体するオプティマスプライムも存在。
非常に大きく、迫力がある一方、可動面では頭や膝が動かなかったりと少し残念。


後にエリートクラスのギミックが『トランスフォーマー ビースト覚醒』の「覚醒アーマーセット」に流用されているが、互換性は無い。


  • アクションマスターシリーズ

海外でいう「デラックスクラス」が日本ではこれまでの売上不振でタカラトミーモール限定で販売された。
サイバーバースデザインにおける決定版ともいえる。
シーズン3からの新キャラである狼に変形する「サンダーハウル」も存在。


従来のギミックに代わりエフェクトパーツが付属するほか、「マカダム」のパーツが付属し、全種集めることでマカダムの非変形のアクションフィギュアが完成する。


ちなみにG1時代に発売されていた同名の非変形フィギュアシリーズは無関係。というかそちらは玩具的にはスパークアーマーシリーズのほうが近い。



追記・修正はおっとっとかエビチャーハンを食べながらお願いします。


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  • 隙あらばギャグをぶっ込みつつも、展開に違和感の無い範疇で纏めてたビーストスタッフって有能だったんだなあと改めて… -- 名無しさん (2020-12-24 22:42:20)
  • それな。上っ面だけ真似たアドリブギャグの見るに堪えないっぷりよ -- 名無しさん (2020-12-25 17:16:32)
  • アドリブギャグのバランスの悪さもなんだけど、オールスターアニメーションがせっかく作ったカッコいいOPをぶち壊しにする気の抜けるようなナレーションも… -- 名無しさん (2020-12-25 17:51:25)
  • ↑ そうですね。ナレーションの声よっちじゃなくて浜田治貴(電撃戦隊チェンジマンの剣飛竜 / チェンジドラゴン役の俳優さん)さんにしてほしかったですね。 -- 名無しさん (2020-12-28 18:23:29)
  • オプティマスプライムの声子安武人さん、メガトロンの声千葉繁さんで嬉しいけどオプティマスプライムの声は杉田智和さん、メガトロンの声は千葉進歩さんに演じてほしかった。 -- 名無しさん (2020-12-28 19:31:58)
  • なにをどう考えたらあんな寒いナレーションを起用させたのか… -- 名無しさん (2020-12-28 19:40:38)
  • アニメイテッド以降の和訳スタッフは「TFはシナリオを無視してでもアドリブギャグとおふざけを突っ込まないと受けない」と本気で思ってる可能性 -- 名無しさん (2021-01-10 21:24:17)
  • ↑ネトフリで配信されてるWFCシリーズはそうでもない。アドリブをしているのはスタスクぐらいだし最小限に抑えられてる -- 名無しさん (2021-01-24 01:57:01)
  • 日本展開は完全に失敗。せめて地上波+YouTubeの2段構えだったなら… -- 名無しさん (2021-04-11 17:13:30)
  • 今でこそカオスアドリブアニメ扱いされてるビーストだけど、改めて見返すと遊んでるのは語尾や独り言くらいで、話の根幹だとかシナリオの本筋だとかに関わる部分だとかは何だかんだ弄ってないんだよね。だのに安易に真似てパロやメタ突っ込めばそりゃ冷めますわっていう -- 名無しさん (2022-04-24 15:36:57)
  • そもそもビーストがアドリブギャグに舵切ったのって「G1シリーズと作風のギャップが大きすぎて日本の子供がついていけないかもしれない」って危惧されたからだし、シリーズの多様化が進んだ今あえて真似する理由もないと思うんだよね…それこそ実写版シリーズとかどれも結構暗い内容だけど、今もTFの主力ブランドを務めてるし。 -- 名無しさん (2022-04-24 16:15:37)
  • アニメイテッドの頃から音響監督が岩浪だからまた暴走吹き替え・・・というわけじゃなくて、岩浪本人はむしろ「いい加減ビースト引きずってないで真面目に訳したほうが良いじゃないかな」というのが本音らしいけど、タカトミがビーストの路線を忘れられなくてゴリ押してるというのが本当のところだそうな。実際台詞もアドリブじゃなくてほとんど最初から台本に書いてあるものらしいし -- 名無しさん (2022-07-06 23:01:19)
  • ↑つまり一番ダメなのはキャスティングでも演技指導でもなく、そもそもの翻訳ってことか… -- 名無しさん (2023-08-24 19:04:39)

#comment

*1 アメリカでは2018年。
*2 ウォリアークラスはトランスフォーマーアドベンチャーでも利用されていた。
*3 当然大きさはウォリアー、エリートクラスと同一
*4 擬態するロボットという意味。実はその2作に加えアメコミやプライムの玩具展開でも使われているし、何より”More than meets the eyes”と並びシリーズ主題歌の一節にしてシリーズのキャッチフレーズである。
*5 地球とTFの母星サイバトロン星を結ぶワープ装置。
*6 全員若い新兵キャラクターとして登場した作品もあることが共通している。
*7 アーシーはアクションマスターであり、タカラトミーモール限定。
*8 スカイバイトはスパークアーマーとターボチェンジで発売。
*9 過去のトランスフォーマーでは劇中未登場キャラの商品化は珍しくない。また、日本未放映のシーズン3で存在が言及されてはいる。

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