登録日:2022/12/05 Mon 19:30:39
更新日:2024/06/27 Thu 13:04:17NEW!
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漫画 コロコロ コロコロコミック 週刊コロコロコミック こしたてつひろ ボクっ娘 ドッジボール 性癖ブレイカー 2世モノ 続編 小学館 コメント欄ログ化項目 残念な美少女のバーゲンセール 濃すぎるキャラ 若者の人間離れ 考えるな、感じろ ツッコミ所しかない そうはならんやろ 残念な美人の万国博覧会 炎の闘球女 ドッジ弾子 炎の闘球児 ドッジ弾平 これ…ドッジボールだよな…? ドッジボールのような殺し合い
伝説のドッジボール漫画奇跡の復活!!
『炎の闘球女 ドッジ弾子』とは、web漫画サイト『週刊コロコロコミック』にて月曜日に連載中の漫画作品。
2022年11月28日より連載が開始された。
当初は週間連載として開始され、後に隔週月曜日の連載となった。
ただし、本編の更新がない週にもイラストなどの更新がされている。
概要
かつて一世を風靡しドッジボールブームを巻き起こした伝説の作品『炎の闘球児 ドッジ弾平』(以下『弾平』表記)の公式続編漫画。
作者ももちろん同じ、こしたてつひろ。
名前から分かる通り、主人公の一撃弾子は『弾平』の主人公、一撃弾平の娘である。
女子が主役でありながら荒々しく力強いドッジボールの描写とキッズ向けな下ネタはまさしく少年漫画である事を思い出させてくれる。
が、それと同時に大きなコロコロキッズの心をことごとく撃ち抜いてくる性癖ブレイカーが話題となり、ぷにるに並ぶ令和の性癖漫画と言っても過言ではない。
なお、「弾平の子供が主人公」という点で見れば本作が初の作品ではなく、かつて月刊コロコロコミックにおいて連載された『ドッジファイター一撃!』(以下、『一撃』表記)という作品が存在している*1。
本作の登場によって『一撃』が公式的にはどのような扱いになっているのかは現在明かされていないことから一部のファンの間では議論となっており、本作とはパラレルワールドの関係とする見方がある一方、本作の弾平は『一撃』のデザインをベースにしていると思われるため、少なくともこした先生が忘れている訳ではないようだが…?
制作の裏話として、担当編集者から「女の子のキャラクター」の漫画を提案してきたのが始まりで、最初はアイドルとして制作していたが、その女の子にそのままドッジボールをやらせて生まれたのがドッジ弾子である。
しかも最初はアイドルとうんちがテーマだったとのことだが、さすがに担当に止められたとのこと。*2
あらすじ
「闘球」!!!*3
それは史上最強の格闘球技!!
多くの闘球伝説が生まれ、またひとつ新たな物語が始まろうとしていた……(本編第1話冒頭より)
登場人物
新球川闘球部
弾平の時代から時は流れ、球川小学校は統合され「新球川小中一貫校」となっている。
闘球は危険すぎるスポーツとして現代では廃れ始めており、球川伝統の闘球部も弾子の世代では既に廃部となっていた。
生徒の大半も教師に過保護に扱われているため、もやしの現代っ子ばかりだったがそんな中、闘球部を復活させるべく弾子と珍子の活動によって数少ない有力な生徒を引き込み「新球川闘球部」として再始動した。
「聖アローズ」との試合に敗北した事により廃部の危機に陥るが、校長に認められた三笠と火浦の「球川投球部」に弾子たちが入部*4して事なきを得た。
- 一撃弾子
この物語の主人公であり、前述の通り弾平の娘で母親はみさと。「兄」がいるのかは現状不明。
弾平たちと同じ学校*5に通っており、25年前に廃部となってしまった闘球部復活のために奔走する。
普段は少女らしい可愛らしい服を着ているが、本気でドッジをやる際にはスパッツとスポブラに上からボロボロのタンクトップという、少女らしくも勇ましい格好をする。*6
また、父譲りの炎のような赤髪であり、サイドに結んだおさげの部分が(父の髪形と同じように)炎を模している。
真っ正面から巨大な鉄球を受け止めて流血しながらも笑顔を見せる、令和っ子離れしたタフネスと、ボールを受けた相手の両足が地面にめり込むほどの豪速球の持ち主。
基本的に明るく面倒見がいいのだがドッジボールの事となると加減が出来なくなり、誰に対しても全力で球を投げたり大人ですらビビるほどの眼光で睨みつけたりする過激な性格。
おばけとピーマンが苦手な模様。
ぼくっ娘、活発なスポーツ女子、くびれの薄いボディライン、ウ○コ(実際はシリコン製の偽物)を両手に持ちながら舌舐めずりをするなど、間違いなく令和キッズの性癖を歪めにきている性癖破壊兵器でもある。
父親の弾平には固有の必殺ショットは特になかった*7が、娘の弾子は必殺ショット「墓石(ハカイ)トルネード」を披露している。
それだけの実力を持ちながら普段はリミッターをかけており、全力を出してぶつかる事の出来る相手が現れた時には両足もフル活用した野生的なドッジを行った。
コロコロ公式チャンネルの第1話のボイスコミックでアニメ版ドッジ弾平の弾平役を演じた日髙のり子さんが弾子の声を担当した。
- 小仏珍子
弾子の親友で、弾子とは生まれたときからずっと一緒とのこと。あえて名前にルビは振らないが、つまりはあのワードである。正気か作者
当然年頃の女子である彼女もその名を気にしている描写もある。何というものを背負わされているのだろうか。
前作で弾平の相棒だった珍念の娘で3本のアホ毛が生えた髪型は父譲り。
メガネをかけて丁寧語で話す礼儀正しい子だが、可憐な見た目に反して弾子とまともに投げ合いが成立する実力者。
弾子の球を至近距離から受け止める捕球力、カーブボールを得意とする投球、試合の際は仲間に的確な指示を飛ばす司令塔の役割もこなし、弾子の意図を汲んで即応することができる。
特にセンスに関しては一度見た平子のスカイショットを不完全とはいえ再現してみせるほど。
父親である珍念は特筆すべきほどの選手ではなかったため、娘のハイスペックさは読者を驚かせた。
小柄だが、甘い物好きでかなり沢山食べる様子。本人曰く「成長期ですから」。
そして毎回「球が曲がった」だの「珍子もガチガチ」だの名前にかけたきわどいワードを投げかけられる、激しいアクションシーンのどさくさに紛れるように度々パンチラを見せるなど、投球スタイルと同じく変化球で令和キッズの性癖を歪めにかかる魔性の女でもある。
自分の名前を呼ばれる時に「珍子」か「ちんこ」のどちらで呼んでいるかを聞き分けることができ、
周りの人間が「ちんこ」で呼ぶと「ひらがなで呼ばないで!!!」と返すのがお約束となっているが、
このネタをするために周囲がちんこ発言をかましている。本作アニメ化の最大の障害
作者のこした氏は筋金入りのモノノフ(ももいろクローバーのファン)で弾子は百田夏菜子、珍子は高城れにをイメージして作画したそうな。
その関係でボイスコミックの珍子の声優を高城れに氏に担当してもらうことになった。だからそういう企画をするなら名前をもうちょっとなんとかすべき
- 江袋もち子
中等部の男子に人気ナンバーワンの女子。
もちもちしてそうな超やわらかボディが自慢で、弾子の球を土手っ腹に受けても平然としていられる体質*8と、タコのようなヘアスタイルの持ち主。
正面からの捕球力は高いが、肩や手足などを狙われるとやわらかボディが活かせなくなるのが欠点。
「入部したら100万円」という滅茶苦茶な部員募集に釣られ、闘球部に入部した。
一見そういったがめつい性格に見えるが、平子との勝負に挑む弾子に一人だけ無理はしないようにと応援する優しい部分も持っている。
起伏に富んだ女性らしいボディラインに長身*9と、弾子と比べかなり大柄な女性。彼女も読者の性癖を狂わせにかかってきていると見て間違いない。
珍子と同じくよく食べるようで、休憩時は珍子と一緒にレジャーシートを敷いてハンバーガーやたこ焼きを頬張っているシーンが多い。
名前もおそらく「恵体*10」と「得体」をかけてると思われる。「弾」・「珍」に「筋」の並びのせいで「袋」がどうにも意味深だが……
- スーザン・キャノン
もち子の友人である外国人留学生の超スポーツ万能筋肉女子で、「スージー」の愛称で呼ばれている。
露出の高いスポーツウェアに束ねられた髪、どことなくネコっぽい表情、バチバチなまつ毛が特徴。長身でもち子より若干高い。
他の部との掛け持ちで忙しく、闘球については興味ナシだったが、弾子の力強いショットに負けを認め、闘球部に入ることとなる。その投球スピードだけなら弾子を上回り、先に投げられた弾子の球よりも早く的に当てる事ができる。
得意とする「砲丸投げ投法」が『弾平』に登場した陸王冬馬のパワーショットと似ているが、関連性は不明。
オレっ娘、スポーツ女子、外国人留学生とまたしても属性過多なお方。
なお、日本語は流暢に話せるようで弾子たちとも普通に話せている。
名前のスージーは恐らく筋肉の「筋」からだろう。決してそれ以外の意味はない……はずである。
また、スポーツウェアの胸元には「SUZY」と名前が書かれているが、ラフの段階では「UNKO」と書かれていた。作者は鬼か?
- 音花羽仁衣
初等部4年の少女。一人称は「われ」。
天才ハッカーと銘打たれているが、やっている事はハチの姿をした小型ドローンによる生徒の監視見守り。
だが、その貢献によって学校の屋上に個室を与えられている。それにしてもトイレまで監視するのは如何なものか
一見クールなインテリ女子だが、大人以外の人と話すのは苦手ですぐに真っ赤になって緊張してしまうコミュ障キャラ。高いところや運動が大の苦手。
校長らの指示により闘球部の弱みを握って廃部に追い込もうとするが、偵察用ドローンを壊された為に直接接触した結果、過酷な入部テストを受けるハメになってしまう。
ドローンの力を駆使しテストに合格、無事入部に成功した。それまでひとりで監視を続けていたことに孤独を感じていた彼女は仲間として闘球部に迎えられたことに喜び、屋上の個室も闘球部のハイテク部室として提供した。多分当初の目的の潜入調査はもう忘れてる。
ドローンは全力を出せば弾子の球の威力を相殺できるほどの性能を持っており、投球時にも立体映像を使った魔球を操る事ができる。後にブースター付きシューズで俊敏性を得たりドローンの援護による不規則で幻惑する投球を操り、聖アローズの強豪からもヒットをもぎ取った。技は「ハニーシューティングスター」「ハニーメテオライト」「ハニーカタパルトショット」など必殺ショットの数は何気に豊富。*11
なお、超人揃いの闘球部の中にあって彼女のフィジカルは普通の女子小学生並なので彼女の投げる球自体に威力は無い。
クールな子の見せるポンコツ分から得られる栄養を供給してくださる有難い存在。
名前の由来はミツバチの英名「ハニービー」から。名前を「お」とは「な」は「にい」で略してはいけない。
- 火浦颯美
聖アローズに敗れ、禁じられていた千球ドッジに勤しむ弾子たちの前に「正当な球川闘球部」を名乗り現れた、球川闘球部の副キャプテン。
3つの球を右手と左手、そして谷間で受け止めたテクニシャン。
残像が残るほどの高速移動により死角から球を投げる「しっぷうショット」の使い手だが、弾子たちには通じなかった。
かつての球川闘球部の四天王筆頭「火浦高志」の娘である、逆立ち気味の髪型や、見事なやられっぷりと頑丈さも受け継がれている。悪い事言わないから今のうちに全力でズボンを守ったほうがいい。
- 三笠はこ
火浦と共に現れた球川闘球部のキャプテン。
とてつもなく長身でスレンダーなボディを持ち、弾子達の千球ドッジの球をしなやかに躱した。
実力は未知数で、威圧感だけはあるのだが、その長身にも関わらず颯美の後ろによく逃げ込む。
彼女もかつての球川闘球部の主将「三笠」の娘だが、がっしりした体型の彼とは真逆と言えるだろう。
聖アローズ闘球部
聖アローズ学院が運営する闘球部。弾平のライバルだった二階堂大河の母校で二階堂家によって設立された。
現在はその娘・平子が主将を務め、メンバーは二階堂家に仕えるメイド達によって構成されている。
- 二階堂平子
聖アローズ闘球部を率いるお嬢様。
スマートな男装姿に豊かな胸元を併せ持つ新たなる性癖ブレイカーの塊で、彼女もまたぼくっ娘である。
『弾平』に登場したライバルキャラの1人である二階堂大河の娘であり、名前の由来は弾「平」からきている。なんという激重感情
大河から「永遠のライバル」である弾平とその娘について色々洗脳聞かされていたらしく、そのため弾子の事を直接知り合う前から勝手にライバル視している。娘も娘で重いな
弾子本人にも「ぼくのかんがえたさいきょうのだんこくん」の妄想を押し付けており、彼女への執着から凄まじい気迫や黄色い声援、果てはコロコロイズム溢れる顔芸まで披露するおもしれー女。
そして、その期待が裏切られたと勝手に思った時には逆上して化けの皮が剥がれて恐ろしいまでの顔芸をしつつ苛烈な攻撃を仕掛けるなど、とんでもない厄介ファンでもある。ぶっちゃけ、別作品の厄介ファンと完全な同類。
プレースタイルはショットの威力で勝負するパワー型の弾子に対して、相手のショットの威力を利用したカウンターを得意とするテクニカルなタイプ。
必殺ショットは相手のショットを受け止めた後に舞い踊るように空中へ飛び上がり、その威力を相手めがけてそのまま投げ返す「ダンシングスカイショット」とイナズマの軌道で射抜く「ブレイクショット」。
降り注ぐ雨や水たまりを利用して水柱を上げ、その中から放つ「ウォーターダイビングショット」は、飛び散る水滴だけで弾子を弾き飛ばすだけの威力も持っている。
- 五十嵐柔里
聖アローズに所属していた「六魔天」五十嵐剛の娘で、平子に仕えるメイドの一人。
父親譲りの「アックスショット」の威力は凄まじく、もち子、珍子、スージーの3人がかりのフォーメーションを組んでも受け止めきれずに壁に叩きつけられた。
スージー以上の筋肉娘で見事なシックスパックの肉体の持ち主だが、顔は可憐な美少女というアンバランスさが魅力。高身長で、設定資料の背比べでは長身であるスージーと比べても群を抜いて背が高いことが分かる。身長2m以上あるのでは……
昔は可憐な女子だったのだが、主人である平子に助けられてばかりの自分を変えたくて鍛えに鍛えてしまったらしい。
平子の時とは違い、珍子とは顔見知りである様子。
- 楠木萌愛
平子に仕えるメイドの一人。自称、聖アローズの見る者。
高身長でムキムキの柔里とは対照的にかなりの小柄(弾子より小柄)で、右目に聖アローズのシンボルであるイナズマのマークの入った眼帯をつけている。
羽仁衣と同様に小型ドローン(こちらはクモの姿)を多数従えており、密かに闘球部や羽仁衣の事も監視していた。
お尻に硬くて細長いモノ(※注射)をぶち込んでドーピングする事が可能(※反則です)で、蜘蛛糸を操って宙に浮いたり相手のショットを受け止めたりすることができる。技は蜘蛛糸でボールをブン回して投げ下ろす「スパイダーナゲナワショット」。(※だがクスリはダメ。ゼッタイ。)
「六魔天」楠木俊の娘で平子のチームメイトは全員六魔天の娘で、二階堂家に仕えるメイドである。
- 東山朱莉
平子に仕えるメイドの一人。
「六魔天」東山一彦の娘。オレっ娘。ワイルドな性格で大きいリボンをつけている。平子から聖アローズ屈指と認められている実力者。技は「エルボー投げ」と榊原沙夜との連携にて披露した「ローリングエルボー投げ」。
- 榊原沙夜
平子に仕えるメイドの一人。
「六魔天」榊原良の娘。冷徹な性格でメガネをかけ、スカートにスリットが入っている。平子から聖アローズ屈指と認められている実力者。技は「おしおきのムチ」と東山朱莉との連携にて披露した「審判のムチ」。沙夜様、どうか俺らにも調教おねがいします!
- 三田村麗
平子に仕えるメイドの一人。
「六魔天」三田村太の娘。明るい性格でチームのムードメーカー。語尾に「っす」をつけて話す。技は小早川凛とダンスを踊りながら繰り出すコンビ技「ラストワルツ」。
- 小早川凛
平子に仕えるメイドの一人。
「六魔天」小早川誠の娘。クールな性格だが、性格が正反対の三田村麗と息がぴったり。お菓子をつまみ食いしようとしていた麗に注意したり、お風呂で体を洗ってあげたりなど何かとお世話を焼いていた。
ブラックアーマーズ
弾平の時代から続くクラブの強豪チーム。
その名の通り、全身真っ黒のユニフォームと身につけたアーマーが特徴。
女性メンバー向けのデザインなのか股の部分にもアーマーが追加されている。
- 御堂蘭
弾平の世代のキャプテンだった御堂嵐の娘。
顔立ちは父親似の中性的な美少女で、左目に傷がある点まで同じ。さらにオレっ娘。
利き手はサウスポーだった父とは逆で右利き。
必殺ショットも父と同様に体を異様に捻ったトルネード投法のようなフォームから放たれる「ブラックトルネードショット」
- 高山皐
No.2だった高山準の娘。
これまた父親似の長身に鋭い目つきの、およそ女子小学生とは思えない威圧感を放つ。
両利きである点も同じで、必殺ショットは両手を頭の後ろに回してから放たれる「スイッチショット・千手」
ボールの出所を掴みにくいのは父のスイッチショットと同様だが、さらに「斬」の掛け声と共にショットを受けた相手を斬り裂く衝撃を巻き起こす。
作中では弾子を始めとしたその場にいた選手の衣服をビリビリに引き裂いている。みんなお父様に娘さんにはお世話になってますと言っておこうな
その他の登場人物
- 一撃弾平
前作『弾平』の主人公で、弾子の父。
小柄なボディは何処へやら、立派な体格の大人へと成長を遂げていたが、物語開始時点で既に故人となっている。
なお当時の読者には「どうせ生きてるだろ」と思われており、そもそも墓を作られているだけで死んだとは作中では一言も言われていない。
弾子の祖父である弾十郎の墓をも凌ぐドデカい墓が建てられており、弾子は父の墓に全力で球をぶつけ、跳ね返ってくる球を受け止める「キャッチボール」を日課としている。*12
闘球部が廃部となったと聞いた時には墓から謎の液体を流して悲しむ姿も見られた。廃部になったのあなた達世代が怪我人続出させたせいなんですけどね。
余談だが、前述の「一撃」ではまだ行方不明という設定だった。
何事にも全力で立ち向かう厳しくも熱い教育をしていたが、その一方で過保護なまでに子煩悩な一面もある。
ドッジを無理強いするつもりもなく、ボールが顔に当たって泣いた弾子にドッジを辞めようか尋ねるシーンもあった。
- 小仏珍念
珍子の父であり、まだ幼い弾子の世話もしているらしい。
彼もまた弾平と同様に立派な体躯の僧侶となっている。
読者から満場一致で「娘の名前はどうにかならんかったんかい!」と言われるハメになり、作者の仕業を自分のせいにされた可哀想なキャラでもある。
- 二階堂大河
『弾平』で登場したライバルたちの一人で、平子の父。
彼も物語開始時点で既に故人であり、弾平同様に巨大な墓(西洋風の十字架型)が建てられているが当然こちらも作中で死んだとは言われてない。
ちなみに弾平の墓を建てたのは大河であり、お互いの墓が向かい合うように聳え立っているのが確認できる。
余談だが、平子が幼いころの回想シーンによると『だんぺーとたいが 作パパ』というおそらくお手製のこの世に一つしかないだろう薄くない本で読み聞かせしていたことが判明した。
おまけに平子が「ぼくにも弾平さまみたいなライバルがいたらいいな~」と言ったらプラネタリウムで弾子を映し出し、平子にも永遠のライバルがいるということを洗脳教えていた。直接登場してないのに読者にこれでもかと弾平への激重感情を見せつけてくる…
- 白鳥先生
弾子たちが通う新球川小中一貫校の担任の先生。
女性ではあるのだがやたら筋骨隆々のマッスルボディとゴツイ顔の持ち主。
令和の教師らしく、普段役に立たないドッジボールを軽視し、子供たちにケガのないような安全な指導をモットーとしている。
弾子の熱意に悩まされており、校長ともども危険な闘球部の設立を阻止しようとしている。
だが、子供たちを天使呼ばわりしたり、弾子の特訓で逞しくなった少年に顔を赤らめたりと、彼女もまた素敵な性癖の持ち主かもしれない。
なお、コロコロ公式チャンネルにてドッジ弾子第1話のボイスコミックでは声の野太さから男性声優が担当していると思われる。
- 校長先生
新球川小中一貫校の校長。
小柄で和服で大きな丸メガネのかわいらしい外観で、闘球部の廃止を目論んで日々活動している。
いわゆる「イヤな大人」の役柄だが、そもそも反対している理由が「闘球が危険すぎて公式には禁止されており*13ましてや女の子にやらせるべきではない」という、作中の描写を見ている限りでは割と真っ当で否定できないものなので、決して主人公たちの邪魔をしているキャラとは言い切れない。
ちなみにゴキブリが出ただけで白鳥先生を至急呼び出すなど、お茶目で人騒がせな人物でもある。
- 新球川小中一貫校のモブ部員たち
校内でスポーツに明け暮れていると思われる健全な男子たち。
柔道着の部員とバスケ部や野球部らしき服装の部員やその他大勢がいる野郎共で、当初は闘球部に入ると100万円もらえるという餌に釣られたが、誰も弾子の球を取れず脱落する。
しかし、闘球部にもち子が入るとハァハァし、スーザンが来るとデレデレし、羽仁衣が入るとロリロリ入部だばんざーい!と大喜びするただのお前ら。
それからも闘球部の練習を集団で見学しており女子目当てのファンや取り巻きと化している。
校長は闘球部を潰したいようだが早くしないとこいつらが暴徒と化しかねないぞ
- 一撃はるか
弾平の母にして弾子の祖母。相変わらず水泳のコーチを続けている。
前作からほとんど老けておらず、むしろ同じスタイルを維持している。(口の周辺にちょっとシワがある程度)
そのため、上記のモブ達もあまりの若々しさに「エルフ」「妖怪」「美魔女」と若干引いていた。また性癖が歪む
弾子への教育方針も息子相手同様に非常に豪快。
- 一撃みさと
弾子の母。
旧姓は藤堂で、弾平が小学生だった時の闘球部のマネージャーだった。
はるかと同じスイミングスクールに勤めており、周囲のモブには「熟女」と言われているがそう感じさせないほど若々しい見た目をしている。そしてツインテール健在
闘球のための無茶な特訓も笑い飛ばして見守るはるかに対し、怪我の絶えない弾子を心配する良き母となっている。
追記・修正は父の墓に全力でドッジボールをぶつけてからお願いします。
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*2 ゲームマーケット2023春に出演時の談話。
*3 2000年代以降の日本では「闘球」といえばラグビーの当て字となっているが『ドッジ弾平』の連載されていた1990年代はそうでもなかった。というか「ラグビーは『蹴球』と呼ぼう」「後からサッカーも日本で普及したけどこっちの方が『蹴球』じゃね?」「『蹴』が(一時的に)常用漢字から外れたけど学校教育の面で『蹴球』の呼び名はこのままで大丈夫なの?」と色々グダグダになっており、『弾平』の頃にスーパードッジを『闘球』と当て字しても突っ込まれる余地はなかった。ちなみに、現実にはドッジボールは『避球』と書かれるらしい。
*4 入部に見せかけて内側から乗っ取る珍子の策略
*5 弾平たちが通っていた時は「球川小学校」だが、現在は「新球川小中一貫校」になっている。
*6 2話時点では未だにつけていないが、カラーイラストでは1話の時点で父と同じプロテクターを付けた姿も公開されている。
*7 アニメ版には炎のシュートという必殺ショットが存在する。原作にも炎のシュートを習得するエピソードは一応あるのだが、その後原作で登場することはなかった。
*8 スージーとの勝負では鋼鉄製の巨大な銅鑼をへしゃげさせ、その衝撃波だけで周囲の窓ガラスを割ったほどの威力である
*9 登場時は弾子の倍近い身長だったが、話が進むとスージーの筋肉キャラを強調するためなのか徐々に背が縮んできている。
*10 マッチョやグラマラスな体型の、いわゆる「恵まれた体格」を指すネットスラング。「けいたい」「めぐたい」と、読み方はまだ定まっていない。
*11 しかし試合でハイテク機器に頼るのは反則であり、バレたら1発アウトである。
*12 当時の弾平も父である弾十郎の墓に対して同じことをやっていた
*13 一応弾平が小学生時代にはドッジのプロリーグが成立していたのだが…。
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