登録日:2022/04/30 Sat 00:52:43
更新日:2024/06/18 Tue 13:37:10NEW!
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大海賊時代で「海皇」を目指ししのぎを削っていたサイバー・ウイルス海。
地上で彼らの姿を見るには革命の時を待たなければいけない。
サイバー・ウイルス海とは、デュエル・マスターズの種族。
概要
DMR-16極「ドラゴン・サーガ 第4章 超戦ガイネクスト×極」から登場。
ドラゴン・サーガの最終弾で先行予告的に登場した種族の一つで、革命編においてプッシュされている種族…多分。
サイバー・ウイルスのマイナーチェンジ種族で、この種族の登場によってサイバー・ウイルスは種族カテゴリとなった。
命名ルールは「(アルファベット一文字)・~~」、進化クリーチャーは「船長」の名前が入る。
イラストは海賊のコスプレをした海洋生物的な外見のクリーチャーとなっており、他の種族で例えるならマーフォークなどの系統に近い。
従来のサイバー・ウイルスは名前通りに細菌的な外見をしていたため、マイナーチェンジ種族としては派生元から離れた外見をしている。
外見に反して種族戦略は派生元から大きく変わっておらず、小型種族でドローやブロッカーなどの戦略が多い。
カードパワーの激しいインフレが続いたDS~革命編の新規種族としては全体的に非力でシンプル寄りな性能と言える。
背景ストーリーの設定に合わせて革命軍を伏せ持っているクリーチャーも存在し、革命能力を持つクリーチャーも見当たる。
革命編でフィーチャーされた種族なのだが、種族としての全体的な評価は正直よろしくない。
いざ革命編に入ると所属クリーチャーはあまり登場せず、所属クリーチャーはカードパワーが革命編のカードとしては単調な性能が目立った。
革命編における水の新規種族としてはマジック・コマンドの陰に隠れ、更に前シリーズから続いて強力なカードが出た同じマイナーチェンジ種族のリキッド・ピープル閃や侵略者側の勢力として扱われたグレートメカオーの勢いにも押されてしまった。
サイバー・ウイルス自体のフィーチャーが久々だったことから当初は古参ファンからの期待もあったのだが、現実の結果は期待を裏切ってしまったと言われても仕方ない。
派生元のサイバー・ウイルスは環境で大きく活躍したが、こちらは環境で大きな成果を残すことは出来なかった。
DMR-16で予告的に登場した革命編の種族の中では一番影が薄く、不遇扱いされることも少なくない。
背景ストーリー
DS世界の地上ではレース『デュエル・マスターズ』が行われる中、そちらに興味は持たずに大海賊時代に突入していた海で活動していた種族。
サイバー・ウイルス海はDS世界の海において、多くの者が「海皇」を目指してしのぎを削っていたようだ
侵略者と革命軍の戦いの中で地上に姿を現し、革命軍側の勢力として参加したようで地上が海よりもレベルが低いといった趣旨の発言をする者がいるなど強気な姿勢を見せていた。
サイバー・ウイルス海の伝説として海底都市の存在が伝わっていたようで、その海底都市こそが侵略者のルーツとなる重要拠点だった。
DMR-16極版《再誕の聖地》では世界を救う5つの種族らしいが、実際の背景ストーリーではこれと言った世界を救うような活躍はしていない。
最終的に禁断を退けた革命軍側に参加していたのだから、まあ世界を救ったと無理矢理主張することは出来るのかもしれないが…。一説にはDMR-16極時点で想定していた背景ストーリーの構想が現在の形と違った名残ではないかとの見方もある
主なカード
大船長 オクトパスカル UC 水文明 (4) |
進化クリーチャー:サイバー・ウイルス海 6000 |
進化−自分の水のクリーチャー1体の上に置く。 |
このクリーチャーはブロックされない。 |
W・ブレイカー |
DMR-16極・真における新種族進化クリーチャーのサイクルの1枚。進化クリーチャーでアンブロッカブルを持つシンプルな性能。
単純な性能だがコストが軽くて進化元の条件も緩く、比較的高めのパワーで早いターンからW・ブレイカーを使ってビートダウンをしていくというシンプル故の強さを持つカード。
《Re:奪取 マイパッド》などから繋げれば、3ターン目から綺麗な形で攻めることが出来る。
直後の侵略者の進化クリーチャーの派手さに隠れてしまったかしれないが、低レアリティで初心者にも使いやすく理解しやすい良カードと言える。
T・アナーゴ C 水文明 (1) |
クリーチャー:サイバー・ウイルス海/革命軍 1000 |
このクリーチャーは攻撃できない。 |
セイバー:水のクリーチャー(自分の水のクリーチャーが破壊される時、このクリーチャーをかわりに破壊してもよい) |
1コストのサイバー・ウイルス海。攻撃できないが、1コストでセイバー能力を持っている。
《マリン・フラワー》に続くあの《アストラル・リーフ》の進化元候補として扱えるカード。
1コストのセイバーなので、パワーなどで見れば貧弱なサイバー・ウイルスを守る働きも期待できる。
A・コヤガイ C 水文明 (4) |
クリーチャー:サイバー・ウイルス海/革命軍 5000 |
ブロッカー |
このクリーチャーは攻撃できない。 |
DM-01に登場した《リボルバー・フィッシュ》の相互互換的性能。あちらよりもレアリティの低さと種族サポートの面で言えば優れている。
革命編の時代のカードパワーにDM-01のスペックが通用する訳もなく、低レアリティということを考慮しても典型的なハズレの中のハズレと言い切れる。
そもそも相互互換の《リボルバー・フィッシュ》自体がカードプールが狭い基本セットでは辛うじて使われることもあったくらいのカードで、古き時代は高評価されたという訳でもない。
K・リミー C 水文明 (2) |
クリーチャー:サイバー・ウイルス海 3000 |
ブロッカー |
このクリーチャーは攻撃できない。 |
《ワンダリング・スフィア》の同型再販。サイバー・ウイルス海なので実質的な上位互換になる可能性があったが、現時点ではサイバー・ウイルス海を指定するカードがないので差別化には至っていない。
一応、《天使と悪魔の墳墓》を避けるために共存させるために《ワンダリング・スフィア》と同じデッキに投入するという使い方は出来た。
しかし、後にサイバー・ウイルスに《ワンダリング・スフィア》の完全上位互換となる《猛菌 マリフラ-1》が登場したことで実質的な完全下位互換に近い状況に追い込まれた。サイバー・ウイルス海にサポートが来れば差別化できる可能性はあるが、その可能性は限りなく薄い…。
トレーディングカードゲーム専門店で『デュエルマスターズ』が行われている最中、大編集時代を迎えたアニヲタWiki(仮)では、多くの「Wiki篭り」を目指すものたちが追記・修正をしていた。
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