登録日:2022/3/20 (日曜日) 16:12:00
更新日:2024/06/18 Tue 11:42:30NEW!
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モンスターハンター モンハン 飛竜種 希少種 色違い 伝説 リオレウス リオレウス希少種 銀火竜 mhg mh2 mhp mhp2 mhp2g mhp3 mh3g mh4 mh4g mhx mhxx mhw:i シルバーソル 火属性 mhf 特異個体 銀レウス オトモン ゲイル ダスク 所要時間30分以上の項目 劫火 mhr:s 毒属性 白銀の太陽 白日の王 白銀の火輪 銀の逆光 劫炎状態 銀陽 天を舞う白銀 フォンロンの古塔 銀翼の覇者 刧炎 獄龍炎
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白銀の太陽
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『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。
◆もくじ
◆概要
*2
種族:飛竜種
分類:竜盤目 竜脚亜目 甲殻竜下目 飛竜上科 リオス科
別名:銀火竜
危険度:☆8(MHP3)、☆5(MH3G、MH4)、☆6(MHX/MHXX)、☆9(MHR:S)
静かに艶めく白銀の甲殻に身を包んだリオレウスの希少種。
その神々しさすら感じる姿から白く燃え盛る太陽にも例えられ、『白銀の太陽』『白日の王』などの異名をもつ。
中には「天より与えられし色だ」と信じ、信仰対象として神格化するものまでいるという。
発見例は極僅かであり、伝説上の存在とすら言われる。
その超自然的な体色は、飛竜の祖から受け継がれてきた遺伝子が突然変異の果てに発現したものではないかという説が挙げられているが、正確な由来は不明。
発見例自体が非常に稀ではあるが、通常種や亜種が温暖な気候の地域(森と丘など)に生息しているのに対し、一番多い発見場所がフォンロンの古塔の頂上か秘境であるため、ここが生息地なのではないかとされている。
同じく希少種の[[金火竜リオレイア希少種>リオレイア希少種]]と行動を共にしている場面が確認されているため、対となる相手であるとする声もあるが、こちらについても詳細は不明。
通常種とは色だけでは無く、体質からして全く異なっているらしく、通常種にとって弱点であるはずの部位がかなり頑強であったり、有効であるはずの属性も効果が無い。
実際、外殻の成分はむしろ貴金属に近いらしく、龍属性を全く通さない一方で雷属性や水属性に脆いのは、こういった性質によるものと考えられている。
体内には本種にしか見られない「煌液」と呼ばれる未知の体液が流れており、暗闇でも光り輝き、地に落ちて尚、何日も沸騰し続けるという。
「希少種」と分類されるモンスターの中でも、リオレイア希少種と並び特に謎が多く、ほとんどのことが分かっていない存在。
世界的に有名な存在として知られる通常種とは対照的である。
最近になって確認された希少種モンスターですら、目撃例が少ないながらもある程度の生態が判明しているが、本種は片鱗すら掴めていない。
戦闘能力や危険度についても明確な情報が無いが、「空の王者」たらしめる飛行能力や、火炎ブレスの威力、果ては陸上での機動力においても通常種や亜種を遥かに凌駕するとされ、
時にその実力は古龍種にも匹敵すると謳われる。*3
人の住むところに現れることは滅多にないが、もし地上に降りてくることがあれば、全ギルドを巻き込む大混乱を招くと語られる。
更に近年では、『劫炎状態』と呼ばれる強化形態をもつ事が明らかとなった。
この状態になると扱う炎が全て蒼白く輝く業火と化し、尋常ならざる燃焼性と爆発力で、ありとあらゆる物を焼き尽くすという。
また劫炎状態の発現については、住処とする土地の特殊な環境や食性が、本種のもつ「火炎袋」に何らかの作用を齎したためと考えられている。
この状態になると肉質も非常に硬くなるが、これは外気に触れただけで発火する粉塵が更に強化される状態となるため、それに耐えるべく硬化しているとする説が有力である。
◆登場作品
ハンターからの通称は『シルバーソル』、または『銀レウス』。
シリーズ通して出現に特別な条件が設けられており、そうでなくともラスボスのクエストをクリア後にようやく現れるような、所謂『裏ボス』的なポジションとして扱われている。
作品によっては配信限定での登場となっているものすらある。
戦闘能力も通常種はおろか亜種すら凌駕しており、狩猟クエストは毎回その作品における最高難易度に設定されている。
また、シリーズ恒例となっているリオ夫婦の同時狩猟クエストだが、このリオス希少種も例外ではない。
シリーズによって程度は異なるが、毎回かなりの難易度をもつクエストとしてハンターを苦しめている。
【MHP2G以前】
初登場はMHG。
PS2版MHGやMHPでは、クエストに向かうと稀に対象モンスターの色違いのモンスターが現れるというシステムがあり、現在で「亜種」と呼ばれているモンスターはこの稀に現れるレア個体のことを指していた。*4
そのため、この頃は「亜種」と呼ばれておらず、攻略本などの公式書籍にも「色名+モンスター名」で表記されていた。
(例:「リオレウス亜種」→「蒼リオレウス」)
「亜種」「希少種」というワードが使われ始めたのはMH2以降である。
そんな中で、ひときわ異彩を放っていたのがこの銀リオレウスと 金リオレイア。
2パターンも色違いがいるのはリオレイアと本種だけで、「希少種」という呼称もなかった当時としては、その登場条件も相まってかなり特別感のある存在だった。
MHG、MHPでは、
なんと登場条件がキリンを除く大型モンスターの最大金冠サイズを狩猟、なおかつリオレウスおよび蒼リオレウス*5が登場するクエストをクリアすることと猛烈に難易度が高く、正しく隠し要素といった扱い。
MHPでは、
確定で登場するクエストがあるものの、最終盤、それも最後の村クエストとして金リオレイアとの同時狩猟というこれはこれで面倒な形となっている。
まぁ上述の条件よりは幾分マシかもしれないが…
続くMH2では、
オンラインモードの配信限定という形で登場し、なおかつ「秘境セット」なるアイテムを持っていないとクエストに参加すらできないという仕様になっていた。
この秘境セットの入手方法も大概難しいうえに複雑極まりなく、動画サイトも満足に発展していなかった当時では冗談抜きで幻扱いされるレベルだった。
狩らせる気があるのか
MHP2/MHP2Gでは、
流石にやりすぎと思ったのか、飛竜種、魚竜種、およびランポス系統を除く鳥竜種を合計100体狩猟すると登場するようになった。
それぞれを100体とかではなく「合計で」なので、普通に武器や防具の生産もしくは称号解放(20頭称号5種分)のためあとレア素材マラソンのために連戦しながら進めて行けば、意図しなくても出現している場合もある。
さてそんなリオレウス希少種だが、通常種と比べると、俊敏性が高く、空中からの行動が多い。
また技の一部に空へ舞い上がるような派生が追加されている。
…要するに戦闘能力としてはリオレウス亜種と変わらない。
正直リオレウスに慣れた人にとってはぶっちゃけあんまり強くも無い存在だった。
ただし肉質や属性耐性がまるで異なっている。
肉質は通常種たちの弱点である頭がガチガチに硬く、そのかわり微妙だった翼が頭並みに柔らかい。
属性耐性は有効だったはずの龍属性は一切効かず、代わりに効き目が薄かった水と雷に弱い。
この情報を知っていないと割と時間がかかってしまうかもしれない。まぁそれでも大したことないんだけど
この特性は以降の作品にも受け継がれて行くことになる。
ちなみに、銀火竜と称されるだけあって、銀色の甲殻に身を包んでいるのだが、いざ対峙してみるとどうにもくすんだ灰色にしか見えない。
リオレイア希少種の方も煌びやかな黄金色…というよりはいやに主張が激しい黄色と言った感じで、正直あまり美しさは感じられない見た目である。
ペンキで表面を塗ったかのようなちゃっちい見た目だが、当時は光反射を反映したテクスチャが無かったのかもしれない。
「塔の頂か、秘境を根城とする」とされているが、『古塔』がなかった初期作品では普通に『森と丘』に登場する。
【MHF】
基本はMH2と同様。
ただしさすがに秘境セット関連の条件はなくなり、普通にクエストを受注できるようになっている。
剛種適正試験をはじめとする凄腕クエストでは、後年実装されることとなる特異個体とはまた別の特異個体が登場。
目が青色に変色しているほか、体色がやや黒ずんで銀色と言うよりも鉛色と化しているなどの変化がある。
モーションに関しては通常種の特異個体とあまり変わらないが、ステータスや肉質は元の希少種から変化しており、
水属性が全く通らなくなり、雷属性の通りも悪くなった代わりに氷属性と龍属性が効くようになっている。
GGアップデートでは正式なシステムとしての特異個体、およびG級個体が実装された。
こちらの特異個体は目が赤く、体色もやや赤みがかった明るい銀色になっている。
更にモーション面でも大幅な改変が加わっている。
【MHP3】
MH3は、「新たなモンスターハンターの原点」をコンセプトに作られた作品であり、MHP2Gまでの要素は大幅変更。登場してきたモンスターたちも、ごく一部を除いてばっさりカットされた。いっぱい出てきた「亜種」も一括オミットとなり、希少種たる本種も、当作品では欠席となった。
…しかし、再会の時は意外と早くに訪れる。
MHP3にて、なんと[[リオレイア希少種>リオレイア希少種]]とともに、亜種を差し置いての再登場を果たした。
今作は特に亜種モンスターを出さない縛りとかは無かったのにも関わらず、希少種がまさかの抜擢である。
グラフィックも過去作は白銀というには地味すぎる雰囲気を醸していたが、テクスチャに光沢が加えられ、光の反射を再現するようになったため、正しく『白銀の太陽』に相応しい艶麗な見た目となった。
MHP3の登場条件はドス系の中型モンスター、超大型モンスターを除いた大型モンスターを合計100体狩猟すること。
MHP2の頃とほぼ同じであり、登場初期に比べれば全然楽な条件である。
さて、MH3以降といえば、モンスターたちの挙動が大幅刷新されたシリーズ。
モンハンの看板リオレウスも以前とはかけ離れた姿に大変身を遂げているが、希少種も当然それに準拠。
従来とは比較にならないレベルの超強敵に姿を変えた。
まず飛行頻度。
MH3からのリオレウスは「滞空状態」という低空をホバリングしながらの戦闘スタイルに形を変え、位置が下がった代わりに、以前よりかなり積極的に空を飛ぼうとするのだが、希少種はそれに輪をかけて頻度が高い。
従って、MH3以降からリオレウス最凶の必殺技として知られることになるバックジャンプブレスの頻度がかなり高い。
以前のように突進の後に突如空へ舞い上がる行動もより洗練された滑らかなモーションで繰り出してくるため、慣れないうちは正面に立つのはかなり危険。
飛行能力についてももちろん強化されており、
希少種の拘束攻撃は通常種のような飛びかかるものに加え、いきなり大きく飛び退き、低空を滑るように襲いかかってくるものが追加されている。
単発で繰り出してくることもあるが、毒爪蹴りなどの行動から派生して繰り出してくることもある。直前の動作に惑わされて不意を突かれないように。
更に、希少種固有の技も与えられており、通称「チャージブレス」という強力な火炎ブレスを放ってくる。
チャージブレスは公式には「高出力火炎ブレス」という名称であり、地面に着弾すると爆発が周囲に拡散して広範囲を吹き飛ばすという性質をもつ。
実はこのチャージブレス、リオレイアは通常種の時点で繰り出してくる代物で、もっと早い段階から見ることができる技なのだが、希少種はよりによってこれを空中からぶちかましてくるため危険度は段違いである。
上から発射してくる都合上、爆発をカバーする範囲がとてつもなく広い。攻撃力は当然、高難度も納得の高威力であり、ちょっと毛が生えた程度の火耐性では一瞬で蒸発する。
しかもこんな必殺級の技を希少種は平然と結構な頻度でボンボン放ってくるため、かなりの恐怖。
過去作からは考えられないほど強大な存在となったリオレウス希少種。
怒り状態になると顕著だが、通常種よりも全体的にスピーディに行動するため、いざ空を飛ばれると息をつく間もない。
機動力も火力もひたすら高く、いざペースを握られるとほぼ一方的にやられてしまう程凶悪であるが、あまりの攻撃精度の高さゆえに適当に閃光玉を投げただけで勝手に墜落してしまうという一面も。
体力も相変わらず低めな方なので、行動パターンを覚えて隙を突いていけば勝機はある。
ちなみに今作では『塔』が無いため、『渓流』に姿を現す。
[[【MH3G】>モンスターハンター3G]]
MHP3では登場しなかったG級個体が登場。
欠席していた亜種も復活している。
亜種はMHP3の希少種モーションをほぼ網羅しており、更に滑空から切り返して突如毒爪蹴りに移行する派生や、空中から爆炎を纏った噛みつきを繰り出す攻撃等が追加されている。
より空中行動が苛烈になった亜種だが、今作の希少種も亜種と同じモーションを取るようになっている。
希少種の亜種との違いは、空中からチャージブレスを放つということと、空中だけでなく地上からも爆炎噛みつきを繰り出す、という点だけになった。
メインシリーズでは唯一の存在だったリオスの希少種だが、MH3Gではナルガクルガとラギアクルスの希少種が登場。
リオス希少種もそれなりにインパクトのある登場をしているが、後輩達がそれぞれ強烈な個性をアピールしている中、こちらは古参として周知の存在ということもあり、ちょっと印象が埋もれてしまった感も否めない。
今作では、MHP2Gの『塔』にあった決戦場フィールドがリニューアルされて復活した「塔の秘境」のみに姿を現すようになり、代わりに『渓流』には登場しなくなった。
【MH4/MH4G】
当然のように登場。
相変わらず条件付きだが、MHP3と同様、大型モンスターを合計100体狩猟すれば単体クエストが出現する。
ハンターランクに左右されないため割と早くに戦える。
今作から登場した「ジャンプ攻撃」システムへの対抗からか、滞空頻度は通常種ですら高くなっており、希少種たる本種に至っては更に高くなっている。
戦闘スタイルには特に大きく変わったことはないが、
通常種と亜種に追加された技を使用してくる、
必殺技のチャージブレスの範囲が広くなり、翼を大きく広げ横への逃げ道を塞ぐようになった、
など、細かい点が挙げられる。
MH4GではG級個体が登場。
G級個体と戦うには特に条件はいらない。
…のだが、なんとここにきて、配信限定のイベントクエストでのみ出現という扱いになっている。
しかも該当のクエストはMH4G発売から約3ヶ月後*6に配信とやけに待たせた登場となった。
戦闘スタイルはやはり亜種と概ね変わらず。
ただし、亜種が毒爪蹴りの後に即座に火球ブレスを放つ代わりに、希少種はチャージブレスを放ってくる。
一見すると凶悪な攻撃に見えるが、蹴りを繰り出した後に一気に距離を離してからブレスを放つ亜種と違い、こちらはその場で放つため、慣れればむしろ攻撃チャンスに繋がる。
もともと空中行動の派生が多く、執拗に連続攻撃を仕掛けてくるのが特徴だったが、MH4系列に入ってから更に空中戦に傾倒するようになっており、相変わらず厄介な存在である。
ただ、火力は高いが体力が低いのは勿論、過去作よりも確定行動が多くなっている。限られた攻撃チャンスを逃さず、しっかりダメージを稼いでいきたい。
今作以降は乗りシステムも追加されているため、最大限に活用していこう。
MH4からはティガレックスにも希少種が登場。
こちらも古参の存在の希少種、ということもあり中々のインパクトをもって登場しており、ここでもリオス希少種はやはり霞がち。
ただ、上述した通りG級個体は発売からかなり時間が経ってからの配信、しかも今作は火を弱点とした強敵が登場した中で、火属性武器は揃って微妙なものが多かったため、リオレウス希少種はまさに待望の存在と化していた。なんか違う形でインパクトを残してる気がするが
またMH4シリーズと言えば、[[狂竜ウイルス>狂竜ウイルス]]に侵されたモンスターたちが襲いかかってくるのが目玉だが、ティガレックスを含めた希少種モンスターにウイルスを発症した個体は登場しない。
単に個体数が少ないから確認されていないのか、生息域が限られているため感染しにくいのか、はたまた希少種は何らかの耐性を持っているのか…
謎は多い。
全くの余談だが、MH4Gでは旅団上位★10のリオレウス希少種が対象の竜人問屋クエストをクリアすると、何故かG級ボルボロス亜種の素材が取引できるようになる。
ボルボロス亜種には悪いが、一応設定的には伝説とまでされるリオレウス希少種を退けてまで取引する価値があるのか…?
ちなみに上位ボルボロス亜種の素材はあのティガレックス亜種の素材との交換で入手できる。
あの時代のボルボロス亜種の存在は一体どう認識されているんだ…謎は多い
【MHX/MHXX】
MHX系列にも登場した。
また亜種を差し置いて。
しかも本系列では「亜種モンスターは一切出さない」と事前に知らされていたにもかかわらず、しれっと登場してきた。
よってリオス希少種は今作唯一の別種モンスターとなる。シリーズの顔というだけあって、中々の優遇である。
MHP3の時といい、亜種よりも登場作品が多いため「もしかしてあっちの方が希少種なのでは?」と突っ込まれたり。
そしてまたしてもハブられた亜種の影が更に薄いことに
登場条件は大型モンスターを200頭以上狩猟すること。
以前より増えたが20頭称号にして10種分なので、まともにプレイしていればまぁ意識せずとも勝手にクエストが出現していることだろう。
「エリアルスタイル」が登場した影響からか、MH4系列から既にかなり高かった飛行頻度は、MHX系列からはもっと高くなっており、滞空時間もやたら伸びている。
もう戦闘のほとんどの時間を空中で過ごすようになり、一旦飛び上がったら本当に降りてこない。
戦闘スタイルについてはMH4シリーズとほとんど同じ。
ただチャージブレスを放つ際、その場から動かなかったのが大きく後退しながら放つようになった等、地味に嫌な変更が追加されている。
思った以上に距離を離してくるため、油断して被弾しないように。
MHXXではG級個体が登場。
戦闘スタイルはMH4GのG級個体と全く一緒である。
ちなみに、今作では『塔』はあるものの、リオレウス希少種は単体では『森丘』『古代林』に出現。一方で、リオレイア希少種との複数狩猟の際は通例通り『塔』に出現するようになっている。
もしや今まで塔で対峙してきた個体は、既に番いとなった個体なのかもしれないし、そこまで考えてないかもしれない。
…とここまでがMHX系列のリオレウス希少種だが、やはり語り草として知られているのは獰猛化個体だろう。
『獰猛化個体』とはMHX系列から登場した特殊なモンスターの総称。MH4系列の狂竜化モンスターと同じような立ち位置、つまり通常より強化された個体である。ちなみに狂竜化と異なり、獰猛化については未だに原因についての説明が無い
リオレウス希少種にも獰猛化個体が登場する。
ただし、ここに来て本種の獰猛化個体は配信限定というMH4Gを想起させる扱いになった。
さて肝心の戦闘力について、
獰猛化モンスターは特定の部位に赤黒い蒸気のようなオーラを纏っているのが特徴だが、本種の場合は頭と尻尾。主にブレスや、尻尾攻撃の際に赤い稲妻が閃き、火力が上がる。
つまり、本種の必殺技であるチャージブレスは凄まじく火力が高くなっている。
だが何もチャージブレスだけではない。通常の火炎ブレスはもとより、ただでさえ厄介極まりないバックジャンプブレスすら対象内である。
特にバックジャンプブレスの威力は目を疑うほどで、防御力を最高クラスの860まで上げても4割強は持っていかれる。
ここまで火力が上がっているブレスだが、厄介な点はそれだけではない。獰猛化個体特有の速度のランダム変動が合わさるのである。
バックジャンプブレスを例として挙げると、
スピードが高速化すると、単純な話、もともとやっと目で追えるかぐらいだった予備動作がもう完全に見えなくなる。あまりに早くなり過ぎて吹っ飛ばされるまで何をされたか分からないレベル。
逆にスピードが低速化すると、予備動作が長くなる代わりに、最大180°まで軸合わせしてくるようになる。しかもただでさえバカみたいに高い火力は倍近くにまで上がる。
しかもこの高速化と低速化は完全ランダム。
高速化攻撃に反応しきれず喰らったり、反射的に回避したところをタイミングをずらされ低速化攻撃を喰らったり…ととにかく物凄く対処が困難。
も一つオマケに体力、全体防御力は通常よりも高い。
明らかにタフになっている上、滞空状態の頻度も高いため、閃光玉を切らしてしまうことはもはや必至である。
かくして、痛い・硬い・速いの三拍子揃った獰猛化リオレウス希少種はMHXX屈指の化け物として知られることとなった。
冗談抜きでMHXXの中で一番強いまであるんじゃないかと言われるレベルである。
一応、フォローする所があるとすれば、獰猛化個体の中では一番体力が低い、という点が挙げられる。
タフになったとは言え、実は通常の個体と比べれば劇的と言えるほど高いわけでもないため、慣れた人ならばちょっと時間がかかるだけのめんどくさい個体に感じられるかもしれない。
…それでもやはり常人には強すぎる相手としてしか認識されていないのも事実である。
…もっと言うと、これはリオレウス希少種単体だからまだマシと言う見方もある。
本種にはまだシリーズ恒例のあのクエストがある。
そう、リオレイア希少種との同時狩猟。
集会酒場 | ~ | クエストLV:★G4 | ||
狩猟クエスト | ||||
金と銀がもたらす悲哀 | ||||
---|---|---|---|---|
目的地 | 成功条件 | |||
遺群嶺 | リオレウス希少種(獰猛化)1頭と リオレイア希少種(獰猛化)1頭の討伐 | |||
契約金 | 報酬金 | |||
5800z | 57300z | |||
制限時間 | サブターゲット | |||
50分 | なし | |||
依頼主 | 暗い目をした未亡人 | |||
あの日、金火竜と銀火竜から 庇ってくれたあの人。でも、獰猛 な奴らの前ではなすすべもなく…。 1人残った私は2頭を追い続け、 遺群嶺の巣を突き止めました。 あちらは2頭。でも私は1人。 どうかこの苦しみを終わらせて。 |
つまり、MHXXには獰猛化した金銀夫婦の同時狩猟クエストが登場しているのである。もう本当に泣きそうだ
もはや詳しく語りはしないが、リオレイア希少種の獰猛化個体もリオレウス希少種と同等か、それ以上にまで強化されている。
そんな2体は獰猛になっても相変わらずおしどり夫婦。こやし玉で追い払っても追い払ってもやたらと合流しようとしてくる。
しかしだからと言って、諦めてこの化け物2体をまとめて相手取るなど望むべくもない。
熟練のハンターですらクリアするのに苦労するレベルであり、現在でも未だにMHXX最高難易度との評価も根強い。
フィールドが『塔の秘境』ではないのがせめてもの救いである
そんなに難しいなら最悪無視すればいいんじゃ?と思うかもしれないが、困ったことにこのクエストは非常に有用な片手剣の狩技「混沌の刃薬III」の解放条件になっているため、片手剣を使うのであれば否が応でもクリアしなければならない。まさに悲哀。
あまりにも難易度が高いが、こちらにも対抗策が無いでもない。
リオスのつがいは「飛行中の相方が閃光玉で落とされると合流しようとする」ルーチンをもつため、先ずは閃光玉無しでもどうにかなるリオレイア希少種から狙い、
更に「こやし玉での撤退を確定+龍耐性アップ」という効果をもつスキル『龍識船の心』を発動させて、リオレイア希少種のサマーソルトのダメージを軽減させつつ、狩猟に専念する…
と言った攻略法も有志によって編み出されている。
『龍識船の心』は5スロスキルであるため、発動させ易いのもありがたいところ。
それでも単体なら少なくとも余裕で倒せる程度の腕前は持ち合わせておきたいところ。
【MHW:I】
MHWorldでは、超大型拡張コンテンツ『Iceborne』(MHW:I)において、なんと隠しボス枠としてサプライズ参戦することとなった。
エンドコンテンツの「導きの地」にのみ出現。陸珊瑚の地帯レベルを6まで上げるか、歴戦古龍を狩猟していると痕跡が現れるようになる。もし発見したら必ず捕獲しよう。
希少種の特色、つまり通常種と亜種との違いといえば、前作までのイメージでは「空中からチャージブレスを放つ」という点ぐらいしか無かったがあった。
が、今作では通常種と亜種共々チャージブレスを収得しており、亜種に至っては更に強化されたチャージブレスを放ってくる始末。
そんな中で、希少種は一体どんな強化が施されたかと言うと…
今までのレウス系列とは全く別物だと言わんばかりのテコ入れが施された。
空中からの新モーションが多く追加され…たかと思いきや、なんと地上でのモーションに特に力が入れられているのが特徴。非怒り状態なら空中行動はむしろ亜種の方がよっぽど激しい。
が、怒り状態になると話は別。派生技の幅が急に広がるため、一気に亜種を凌ぐ勢いで激しくなる。
総じて地上空中共に多彩な攻撃を繰り出す強大な存在として調整されている。
最大の目玉として、希少種は一定時間が経過すると、『劫炎状態』と呼ばれる強化形態に移行するようになった。
他の後輩希少種といえば、やれ[[霧隠れ>ナルガクルガ希少種]]だやれ[[暗黒の雷>ラギアクルス希少種]]だやれ[[爆轟状態>ティガレックス]]だと強力な目玉要素をもち、リオス希少種だけ正直地味何ももってこなかった中、初の強化形態である。
劫炎状態へは、突如空中で咆哮を上げ、赤い光を放ちながら変化する。地上にいても突然飛び上がってから行う。
この状態となった希少種は目元、翼がうっすらと赤く染まり、胴体部分を中心に蒼白い光を纏う。
扱う炎は全て蒼白く輝く炎へと変貌。
攻撃範囲はかなり広くなり、地面の延焼部分には近寄っただけでみるみる体力が削られていくスリップダメージが発生するようになる。 またその関係か、この状態では延焼範囲が広い火炎放射の頻度が高くなる傾向がある。
この状態でのチャージブレスは超特大の威力のものとなっているため、絶対に喰らわないようにしたい。
劫炎状態時はただでさえパターンが多かった派生行動に更にパターンが追加。加えて、この状態専用のモーションも用意されている。
怒り状態ともなると攻撃の切れ目がとにかく少なくなり、その上何に繋げてくるか予想しづらくなるため、こちらとしては対策が物凄く複雑化しがち。
慣れるまでかなりの時間を有することだろう。
また火力面が強化されるだけでなく、ただでさえ硬い肉質がさらに硬化され、攻守ともに優れた状態となるのも特徴である。
攻撃もより一層激しくなり尋常でなく厄介だが、この時頭部へ一定ダメージを与えていくと、思いっきりひっくり返って劫炎状態が解除される。
ただでさえ硬い頭部が更に硬化しているが、ここはこちらに与えられた新要素「クラッチクロー」で肉質を柔らかくし、早い段階で部位破壊しておきたい。
ちなみに空中で解除すると頭から墜落してしまう。よっぽど反動がデカイのだろうか。
というわけで相当な強化がなされた希少種。前作よろしくハンターからの評判はあまりよろしくない…
と思いきや、今までのリオレウス希少種の中でも比較的戦いやすく、良心的な調整と意外な評価を得ている。
というのも今回の希少種は空中だけでなく地上戦に力が入れられており、こちら側が反撃を与えるチャンスもしっかり用意されているのである。
強化形態も追加されたが、その点も踏まえたちゃんとした良調整もなされたと言える。
が亜種だけは相変わらず飛びまくっている
MHWorldの目玉の一つと言えば、他モンスターとの激しい「縄張り争い」だが、今作ではリオス希少種が登場するクエストには一部を除いて他の大型モンスターが登場しなくなっているため、縄張り争いどころか鉢合わせる機会が無い。
ただし、その中でイビルジョーとラージャンだけは出現し、鉢合わせる可能性がある。
通常種と亜種なら敗北してしまう相手だが、なんと希少種は同じエリアにいても縄張り争いが発生しない。
追加するとすればモーションを流用すれば良いだけのハズなので、恐らく意図的な仕様である。希少種モンスターの立ち位置を開発は忘れていない、ということなのかもしれない。
また、リオレイア希少種との間に合体技のようなものまで追加された。
正確にはかのテスカト夫婦のように専用技が用意されているわけではないが、劫炎状態時に、お互いのブレスが混ざり合うと画面を覆い尽くさんばかりの大爆発を引き起こすというギミックが仕掛けられている。
この時夫婦は同じ方向、同じタイミングでブレスを吐き出そうとするため分かりやすい。
今作のリオス希少種は「ある一つのエリアに留まり、そのエリアから動かない」といった特徴が追加されている他、こやし玉を無効化する様になっている。
別に単体で狩猟するなら特に支障もないのだが、問題なのは奥さんとの同時狩猟だった場合。
いざ合流されれば最後、こやし玉による分断が不可能となり、夫婦の絶大な業火に晒され続けられるというだいぶ悲惨な状態となってしまう。
【MHR:S】
凶漢 浅薄なり
対するは 王
天授の翼は 銀の弧を描き
逆転は一瞬
地に伏せ 悔いるがいい
業火に その身を焼かれながら
MHRiseでもMHW:I同様、超大型拡張コンテンツ『Sunbreak』(MHR:S)配信後の登場。
タイトルアップデート第1弾(Ver11.0)にて、[[リオレイア希少種>リオレイア希少種]]と共に参戦を果たした。
(これで亜種は3度に渡り希少種に先を越される形となりました)
同アップデートでは後輩希少種のナルガクルガ希少種と紅蓮滾るバゼルギウスの登場が事前に告知されていた中、リオス希少種はアップデート前日になって突然報じられたため、ある意味サプライズ的な参戦に多くのハンターが驚愕することになった。
まぁナルガクルガ希少種参戦が知らされた時点で既に怪しいと思っていた諸氏も多かったようだが。
MHW:Iで初披露となった『劫炎状態』も完備しており、依然ハンターを苦しめた圧倒的火力は健在である。
併せて、生息地である『塔の秘境』もばっちり復活。ここが希少種との決戦の場となる。
狩猟にいくつか条件がつくことが印象的だったリオス希少種だが、MHR:SではMR10に到達後、紅蓮滾るバゼルギウスが対象の緊急クエストをクリアすればクエストが出現するようになっている。
以前よりかなりハードルが下がり、容易に挑戦できるようになった。
MHR:Sでは亜種モンスターであろうと初邂逅時に登場ムービーが用意されている*7のが特徴だが、希少種たる本種にも例外なく用意されている。
映像内では、なんと[[爆鱗竜バゼルギウス>バゼルギウス]]との争いの様子が描かれた。
フォンロンの古塔に飛来し、荘厳な情景にも構わず爆鱗を振りまくバゼルギウス。そこへ、縄張りを侵されたリオレウス希少種が眼下の煙幕から現れる。
猛スピードで高空のバゼルギウスへと上昇していくリオレウス希少種は、自身に向けて投下された爆鱗をその飛翔能力で以って易々と全弾回避。
あっという間にバゼルギウスの上をとると、そのまま蹴りを見舞い、地上へ叩き落としてしまう。
しかし敵もさるもの、なおも健在のバゼルギウスだったが、ここでリオレウス希少種は劫炎状態へ移行。
光り輝く火炎放射を容赦なく浴びせた所で、ムービーは終了する。
バゼルギウスも完全に仕留められたという訳ではないが、映像としては終始リオレウス希少種が優勢のように描かれており、想像以上の活躍に驚きを隠せなかったハンターも多かった様子。
リオレウス通常種がバゼルギウスと拮抗する実力を持つラージャンに一方的に叩きのめされていたことを考えると、通常種と希少種の間には明確な力の差があることがうかがえる。
今まで「希少種モンスターの実力は古龍種にも匹敵する」という設定こそあったものの、具体的な描写が無くイメージしにくい所があったが、
ここへきて古龍級生物と互角かそれ以上の争いを繰り広げるという直接的な様子が描かれ、『希少種』という存在の強大さを改めて見せつける形となった。特にリオス希少種はパッとしない扱いをされてきた頃からえらい出世したもんである
さて、MHRiseのリオレウスと言えば、「敵としての強さ」と「戦いやすさ」を両立させるため、「飛行状態」を撤廃し、完全に別物と言える動きをとるようになったことで注目を浴びたが、
希少種もその通常種の行動がベース。飛行頻度は高いもののあくまで攻撃の一環として利用するだけとなり、問題視されていた「ずっと飛んでる」状態はかなり解消されている。
それに伴い、MHW:Iで繰り出してきた技は多くがオミットされている模様。
また、通常種が繰り出してくる滑空蹴り、火炎掃射なども本種は使用しない。
しかし、ならば簡単に対処できると思うなかれ。
着地して隙を見せる頻度こそ高いが、新規モーションに加えて行動の一部にヌシ個体のモーションも追加されており、空中からの攻撃はより多彩に、より苛烈に強化されている。
通常種より攻撃の間隔が長いので、一度凌いだとしても油断せず、攻撃が止むまでしっかり行動を確認しよう。攻撃後の隙はちゃんとあるため、焦らないように。
高い機動力も健在で、お馴染みの火炎ブレスや毒爪蹴りをガルクに乗っていても紙一重なほどのホーミング性能で執拗に繰り出してくる。
劫炎状態時の火炎の威力は言わずもがな相当に高く、蹴りによる攻撃もかなりアグレッシブに繰り出すようになっており、相変わらず危険。
更に、劫炎状態時で体力が低下すると、『獄龍炎ブレス』というMHW:I時代には無かった大技を披露してくる。
まず黒炎王リオレウスを髣髴とさせる火薬岩ブレスを連発。その後、トドメに特大チャージブレスを発射することで、
チャージブレスの大爆発と火薬岩の時間差爆発の二段構えで辺りを消し炭にする
というトンデモなくド派手な代物。
特に火薬岩ブレスは気絶値が非常に高いというオマケ付き。ほぼ間違いなくその後の大爆発をまともに喰らうハメになる。
しかし、このように順当に強化された一方で、弱体化と取れる調整も見られる。
火炎ブレスが着弾した部分は熾火がすぐに消え、以前のようにスリップダメージを受ける仕様は無くなっている。
また、肉質も全身硬化はしなくなり、それどころか光を帯びている頭から胸にかけてはかなり軟化するといった調整がなされている。
特に部位軟化は、クラッチクローがオミットされた故の調整と思われるが、これで劫炎状態の解除はかなりし易くなった。
総じて、相変わらず苛烈な連続攻撃と絶大な火力は健在だが、モーションの大改造により以前ほど一方的と言える状況には陥り辛くなり、
何より通常種と同様、激しい攻撃を掻い潜りながらチャンスを手繰り寄せ、こちらの攻撃を通すというモンハンの醍醐味を味わえる良調整に仕上がっていると言える。
また繰り出してくる攻撃は「ガード強化」さえ付ければ大技を含めて全てガード可能というのもありがたいところ。
現時点においても、世間からの評価は良好なようである。
ちなみに劫炎状態に移行する際、前作では突然飛び上がり空中で咆哮を上げるモーションを経ていたが、今作では奥さん同様、必ず地上で咆哮しながら移行するようになっている。
戦闘時に流れる曲は『塔の秘境』の汎用BGMでお馴染み「秘境の伝説」…と思いきや、専用曲設定はされておらず、『城塞高地』や『大社跡』などに出現する場合は、それぞれのフィールドの汎用BGMが流れる。
MHRiseではヌシ個体のリオス夫婦の同時狩猟がイベントクエストで配信されたが、今作でも希少種夫婦を相手取る「凶双襲来:金と銀の輪舞」が配信された。
もちろん場所は逃げ場などない『塔の秘境』。リオレイアの体力を一定以下まで減らすとリオレウスが出現する仕様になっている。
2体揃った時の攻撃は苛烈を極める上に夫婦間では同士討ちによるダメージがかなり少ないが、希少種は操竜が可能であり操竜による攻撃は減衰しないため、弱ったリオレイアをリオレウスの攻撃で直接仕留めるという今までにないちょっとあんまりな攻略法を活用できる。
後のアップデートにより、キュリアによって寄生された傀異化した個体が追加された。
古龍級生物故に難易度は相応に高く、EX☆7。
狩猟することで傀異化した凶翼膜、傀異討究クエストではレベルが高くなると凶翼、凶剛翼といった素材が入手できる。
【MHST/MHST2】
MHSTでも特別な存在というポジションには変わりは無く、登場はクリア後のエンドコンテンツ。
メインシリーズでお約束のリオレイア希少種との同時戦闘もバッチリ再現されている。
エンドコンテンツで入手できるオトモンであるため、当然ながら戦闘能力もトップクラス。
習得スキルは種固有の絆遺伝子で「高出力拡散豪炎ブレス」、レベルアップで5連攻撃の「火竜乱舞」、更には絆ゲージを補充する「太陽の咆哮」もある。
絆技も名称こそ「スカイハイフォール」だが、通常種や亜種と演出が異なる。
アニメ版では5クール目以降で登場するゲイルのオトモンとして登場。「ダスク」という名前が付けられており、龍属性遺伝子が伝承されているため龍属性の姿になっている。
ちなみに所持している遺伝子次第で、通常は孵化時点では火属性のところ、孵化時点で龍属性の姿の場合がある。
ダスクも先天的に龍属性個体だったのだろうか…?
MHST2ではメインストーリーがリオレウスが何処かに行ってしまった世界なので、通常種の時点でクリア後にならないとまともに姿を見ることは出来ない。
それ故なのか、希少種は2021年10月末のタイトルアップデート第5弾になって漸く登場。
お約束のリオレイア希少種との同時戦闘は、サブクエスト名が「陰陽賛歌」であるため、MHW:Iを再現している様子。
習得スキルは太陽の咆哮が続投、残りの2つ「フレアバースト」「キングジャッジメント」がそれぞれ高出力拡散豪炎ブレス、火竜乱舞に(モーション的に)相当する。
MHST2のオトモンの習得スキルはすべて絆遺伝子に依存するため、破滅レウスが遺伝子を持っていることからも分かる通り、太陽の咆哮を他のオトモンに「伝承の儀」で渡せるようになっているのだが、遺伝子強化が長らくお預けにされていた。
なお、MHST2ではオトモンの属性変更が廃止されているため、残念ながらダスクの姿はMHST2では拝めない。
◆攻撃手段
リオレウス通常種と亜種との差異、希少種固有の技のみ記載する。
【MHP2G以前(攻撃)】
- 咆哮
- 通常種とモーションに差異なし。
- MHP2までは全く一緒なのだが、MHP2Gでは音圧が【小】から【大】に強化されている。
- 突進
- 通常種とモーションに差異なし。
- ただしホーミング性能が異様に高く、直線上にいなくても大きく弧を描くようにカーブしてくる。
- 亜種も同様なのだが、最後の滑り込みをキャンセルして、突然尻尾回転、バックジャンプブレスに派生させることがある。
【MHF(攻撃)】
先述の通り凄腕の特異個体は通常種の特異個体とあまり変わらないため割愛とし、
GG実装の特異個体およびG級個体について記載する。
【特異個体】
- 旋回ダッシュブレス
- ターゲットしたハンターへ回り込むようにダッシュしつつ3発のブレスを放つ。後を追いかけるようにすれば簡単に避けられる。
- 要は後述のワールドツアーの地上版と言える攻撃。
- 拡散チャージブレス
- ゆっくりと進行する巨大なチャージブレスを放ち、続けて放つ高速のブレスでそれを爆散させる攻撃。
- 印象や対策方法はリオレイア亜種特異個体のチャージブレスと似ている。
【G級個体】
- ワールドツアー→チャージブレス
- レウス系統の悪名高い行動…のリメイクと思しき攻撃。
- 空中を旋回しつつ地上へ3発ブレスを放った後、特大のチャージブレスを放ちそれを自らの蹴りで爆散させる。
- 一連のモーションが比較的短い上にちゃんと避ける必要があるので、元のワールドツアーのような不評は聞かれない。
- ちなみに旋回を終えてからチャージブレスを放つまでの間は閃光玉が有効であり、うまくタイミングを合わせて使えば叩き落としてやることができる。
【MHP3〜MHXX(攻撃)】
【地上】
- 咆哮
- 通常種とモーションに差異なし。
- 音圧がMHP3からMH3Gまでは【小】だったのだが、MH4以降は【大】に強化された。
- 突進
- 通常種とモーションに差異なし。
- 亜種も同様だが、最後の噛みつきをキャンセルし、バックジャンプブレスに派生させることがある。
突進の後に突然止まったら、閃光玉を投げるとちょうど墜落タイミングに合わせやすい。 - ちなみにこの時のバックジャンプブレスは発射角を調整してこない。
- 爆炎噛みつき
属性:火属性やられ【大】 - 口に炎を纏わせ、噛み付きと同時に爆発を起こす。
- MH3Gから登場。亜種は空中から繰り出してくるが、地上からはしてこないため、実質希少種の固有技となっている。
- 通常の噛みつきに比べ範囲が非常に広く、咄嗟に繰り出されると対処が難しい。近接武器持ちは危険。
小爆発を複数起こすため多段ヒットする性質をもつ。下手にガードすると崩されやすい。 - 爆発範囲は頭の軌道上から前に向かって広いため、希少種の右側、首下、腹下は安全地帯。疲労状態時は炎が出せないのか、通常の噛みつきになる。
【空中】
- 咆哮
- 通常種とモーションに差異なし。
- 上述の通り、音圧はMH4からは【大】。
- 爆炎噛みつき
属性:火属性やられ【大】 - 空中からゆっくり近づき、真下のハンターに爆炎を纏った噛み付きを行う。
- MH3Gから追加。亜種も行ってくる。
ただし、ある程度近寄ると適当にぶっ放してくるあちらと違い、希少種は微妙に位置調整をして正確に当ててくる。
- 滑空
- 通常種とモーションに差異なし。
- MH3Gからは亜種と同様、ハンターを通過すると突然切り返し、即毒爪蹴りに派生してくる。通常種と比較してかなりホーミング性能が高い。
- MH4から毒爪蹴り派生はしてこなくなり、代わりに地上強襲に派生するようになっている。
確定で地上に降りるため、以前よりは息をつけやすい。
- 高出力火炎ブレス
属性:火属性やられ【大】 - 大きく息を吸い込んだ後、着弾すると連鎖爆発を引き起こす高威力のブレスを上空から放つ。
- 通称「チャージブレス」。
言わずと知れた希少種の必殺技である。 - 上から撃ち下ろしてくる性質から非常に範囲が広く、かわし辛い、そして凄く痛い。しかもこれだけ凶悪な技の割に結構な頻度で放ってくる。
その代わり予備動作が長めで分かり易いため、すぐさま足元に潜り込むように移動すれば安全。爆発範囲は横に広いため離れる方向に移動するのも手。 - MH4からは翼を大きく広げ、横方向への退路を塞いでくる。爆破範囲も広がったため、離れる方向に逃げるのもやや悪手。近くで発射されたら足元へ隠れるように移動しよう。
- MHXからは溜めの最中に大きく後ろに移動するようになった。以前のような感覚で足元へ移動するとブレス本体が直撃するため注意。
作品を追うごとに希少種の殺意が増している気がする…
- 毒爪蹴り
属性:毒 - 通常種とモーションに差異なし。
- MH3Gから亜種と同様、低空からも使用してくるようになった。大抵回り込みで近づいてから繰り出してくる場合が多い。
ホーミング性能がかなり高く、完全に動作が終わるまで補足してくる。前転で回避する時はしっかり距離をとろう。 - MH4GからMHXXのG級個体は、低空から繰り出した後、即チャージブレスに派生してくるようになった。
一見凄まじいコンボだが、毒爪蹴りであっちから近寄ってくれるため、むしろ足元へ逃げやすい。慣れた人なら攻撃チャンスにも利用できるだろう。
- 拘束強襲
- いきなり大きく飛びのき、低空を滑るように急接近して襲いかかる。
- 拘束技。
通常種が行ってくるものとは違い、一旦こちらから距離を離してくるのが特徴。MH3Gからは亜種も使用してくる。 - 通常のものより長い距離を正確にホーミングしてくるのが特徴で、非常に躱しづらい。一旦こちらから飛び退くことでほぼ全方位を射程に入れてくるため、後ろにいたとしても油断は禁物である。
- 単発で繰り出すこともあるが、大抵は「高高度からの」行動から派生して繰り出してくる。急上昇してからの希少種には気を抜かないようにしよう。
- 旋回
- 通常種とモーションに差異なし。
- MHファンにはお馴染み、通称「ワールドツアー」。
通常種と亜種はだいぶ旋回時間が見直され、エリアをぐるっと一周するだけで終わるのだが、何故か希少種だけは従来のレベルぐらい時間が長くなってしまっている。
が、これについては理由があり、MH3Gの希少種は逃げ場がない『古塔』にしか出現しないので、こちらが態勢を立て直すための救済措置である。 - 旋回後は亜種と同様、滑空だけでなく、低空からの毒爪蹴りも繰り出すことがある。
- ちなみに、この技はMH4から一部のフィールド限定行動*8となったため、『古塔』を根城にする希少種はMH3GのG級個体を最後に、使用してこなくなった。
【MHW:I(攻撃)】
【地上】
- 一回転尻尾攻撃
- 前進しながら一回転し、尻尾で周囲を薙ぎ払う。
- 通常の回転尻尾と違い、半周ではなく全方位を薙ぎ払ってくる。出が早いが、当たり判定は意外と狭く、足元には判定が無い。潜り込むように回避しよう。
- 飛び上がり攻撃
属性:毒 - その場でいきなりジャンプして飛び掛かる。
- 食らってしまうと吹っ飛ばされ、毒状態にされてしまう。
またこの技に当たろうが躱そうが、使用した時は必ず滞空状態に入る。 - こちらも出が早いが判定は狭め。やや希少種前方に判定が広いため、希少種に向かうように回転すれば簡単に回避できる。
- 滞空状態移行時の技。この技があるためか全体的に希少種はバックジャンプブレスの頻度が減っている。
ただし怒り状態移行時には普通にバックジャンプブレスを使用するため、油断は禁物。
- バックステップブレス
属性:火属性やられ - 後へ跳躍すると同時に地面に向かってブレスを吐き出す。
- バックジャンプブレスと違い滞空状態にならないのが特徴。 こちらから距離を離す用途で使用してくる。
出はそこそこ早く、見た目から当たり判定が広そうに見えるが、実は放った直後の頭あたりぐらいしかなく、結構狭い。 - この技の後は高確率で飛び上がり攻撃に繋げてくる。
- 2連続爆炎噛みつき
属性:火属性やられ - 爆炎を纏った噛みつきを右へ左へと繰り出す。
- 2連続で繰り出してくる。怒り状態になっても回数は変わらない。技の出し始めには判定が無く、攻撃方向も決まっているため、向かって左側にいれば対処しやすい。
この攻撃の後は高確率で一回転尻尾攻撃に繋げてくる。 - どこかで見たことある…と思う人もいるかもしれないが、それもそのはず。このモーションはMHXXの[[黒炎王>黒炎王リオレウス]]の爆炎噛みつきと同じモーションである。
【空中】
- 火炎ブレス
属性:火属性やられ - 通常種とモーションに差異なし。
- ただし、怒り状態時はかなり行動に派生が追加されるのが特徴。
- 一つは3way火炎ブレスに派生する場合。その後は掴み投げに繋げる。
最後はこちらに急接近してくるため、待ち構えていれば反撃に移れる。ただし火炎ブレスの煙が物凄いので、希少種を見失わないよう注意。 - もう一つは毒爪蹴りに派生する場合。その後は急降下攻撃に繋げる。
怒涛のコンボだが、こちらは最後は確定で地上に降りる。凌ぎ切ったら反撃に移ろう。
- 3way火炎ブレス
属性:火属性やられ - 通常種とモーションに差異なし。
- こちらも怒り状態時は派生行動を繰り出してくる。
- ブレスを放った後、毒爪蹴りを2連発してくる。
火炎ブレスの煙幕に惑わされないよう注意。向こうから近づいてきてくれる派生のため、来ることさえ分かっていれば反撃チャンスになる。
- 回り込み薙ぎ払いブレス
属性:火属性やられ - 側面に回り込むと同時に火炎放射を放つ。
- 亜種も繰り出してくる技。見た目の割に威力は低く喰らっても膝をつく程度で、吹き飛ばされることはない。
- 怒り状態時は二回連続で回り込み薙ぎ払いブレスを繰り出し、地上急襲に繋げるコンボを繰り出すことがある。
一見激しい連続攻撃だが確定で地上に降りる行動。連続で使用した時はチャンスと思おう。
- 滑空蹴り
属性:毒 - 通常種とモーションに差異なし。
- 怒り状態時は派生行動が追加。
この技ですれ違った後、即切り返して火炎ブレスを放ち、そのまま間髪入れずに掴み投げへと繋げる。 - この時の火炎ブレスの命中精度は異様に高い。すれ違った希少種をすぐに画面に映すようにして対応したい。
【劫炎状態】
- 超高出力火炎ブレス
属性:火属性やられ - その場で大きく仰け反りながら息を吸い込み、そのまま勢いよく高威力のブレスを発射する。
- マスターランクの亜種も繰り出してくる行動。希少種は劫炎状態時限定で使用してくる。
- 非怒り状態時は単発で繰り出してくるが、怒り状態時は派生から繰り出してくることが多い。
行動パターンを覚えていればある程度予測できるが、威力は正に必殺級であるため注意。
- バックジャンプブレス
属性:火属性やられ - 通常種とモーションに差異なし。
- 劫炎状態で、なおかつ怒り状態へ移行する際に確定で派生行動をとるのが特徴。
- バックジャンプブレスで飛び上がった後、そのまま3way火炎ブレス、トドメとして超高出力火炎ブレスを発射する。
出してくる機会は限られているが、隙もほとんど無い行動。大人しく回避に専念しよう。
- 劫炎放射
属性:火属性やられ - 空中で身を屈めるようにしながらこちらへ急接近し、最大3回連続で青く光り輝く火炎放射を繰り出す。
- 非怒り状態時は2回で固定。見た目の派手さに違わぬ高威力。
こちらの位置どり次第で縦方向と横方向、右からか左からかの4通りのパターンで繰り出してくる。単純に真っ直ぐ回避すると当たりやすいので、斜めに移動すると良い。
- 空中掻き切り
属性:毒 - 空中から地面を弧を描くように爪で掻き切る。
- 怒り状態時には地上からの飛び上がり攻撃の後、掻き切りに繋げ、その後吹っ飛ばしたハンターに向けて超高出力火炎ブレスをぶっ放す派生に繋げる。
- 飛び上がり攻撃、掻き切りを喰らえば毒状態、回避のタイミングを間違えればチャージブレスに着弾…と危険な要素の多いコンボ技。
早い段階で希少種の足元に潜り込むようにすれば安心。 - これも何処かで見たことある…と思う人もいるかもしれないが、セルレギオスの空中掻き切りに似通ったモーションである。
ファンからの通称は「レギオスキック」。
【MHR:S(攻撃)】
【地上】
- 一回転尻尾攻撃
- MHW:Iから続投。モーションには特に変化なし。
- 相変わらず尻尾先端部辺りにしか判定は無い。足元に潜り込めばこれまで通り回避可能。
- 高出力爆炎噛みつき
属性:火属性やられ - ヌシ個体と同様の行動。
口に炎を含みながら突如上体を起こし、一拍おいてから勢いよく噛み付き、更に口内の爆炎を前方方向にショットガンのように発射する。 - ヌシと異なるのは怒り状態時でなくともショットブレスを発射してくる点。噛みつきを凌いだからとヌシと同じ感覚でいるとえらい目に遭う。
- 操竜中、地上で↑+Aを押すとこれを繰り出す。どうしても一連のモーションが長めのため、間で反撃を喰らいがち。
- 高出力バックジャンプブレス
属性:火属性やられ - ブレスの反動で飛び上がるまではヌシ個体と同様の行動。
希少種はその後空中から「連鎖爆発ブレス」を放つ。 - 平常時ならその後着地して「一回転尻尾攻撃」、もしくは「急降下攻撃」に繋げる。
これは概ねヌシと一緒の対処で大丈夫。着地突進に繋げるヌシと違い判定が狭めなため、至近距離にいれば寧ろ避けやすい。 - 劫炎状態時はもう一発「連鎖爆発ブレス」を放ち、「滑空攻撃」に繋げる場合がある。
総じて何らかの連続攻撃の起点になる行動のため、モーションを確認したら迂闊に攻め込まないようにしよう。 - 操竜中、地上で↑+Xを押すとこれを繰り出す。飛行状態に戻りたい時は攻撃も兼ねられるが、やや出が遅いのが難点。
- 毒爪掻き切り
属性:毒 - 新規モーション。
地上で一瞬溜めた後、こちらに飛びかかるように爪で横払いに攻撃し、その後背後に着地して追撃を加える。 - MHW:Iで繰り出してきたものとは見た目が異なる。平常時は1回の爪攻撃で済ませるが、怒り状態および劫炎状態時は2回連続で繰り出す場合がある。
- 1回の場合、着地した後すぐさま上体を持ち上げ、「火炎ブレス」を3連発する。
1発目は直前に爪攻撃したハンターに向けて発射し、残り2発は45°、90°方向と向きを変えながら発射する。翔蟲受身の方向を間違えた時、またはマルチの際は巻き込まれないよう注意。 - 2回連続だった場合、着地したのち「高出力爆炎噛みつき」の噛みつき後ショットブレスをぶちかます。
本当に間髪入れずに発射してくるので不意をつかれやすい。ただ爪攻撃の際にやたらと距離を離してくるため、慣れてくれば見切ることは容易。
【空中】
- 急降下攻撃
- 通常種と同様の行動。
- 戦闘時には特段変化はないが、操竜中、空中で↑+Aを押すと通常種と異なりこれを繰り出す。何故か妙に威力が高い
確定で地上状態に移行するが、その後続けてAを押すと「高出力爆炎噛みつき」に繋げてくれる。
- 連鎖爆発ブレス
属性:火属性やられ - ヌシ個体と同様の行動。
地面に着弾すると一直線に5連の火柱が発生するブレスを空中から放つ。 - 基本は単発だが、劫炎状態時は2連続で発射後、そのまま「滑空攻撃」に繋げる派生技を繰り出す。
かなり激しい連続攻撃で、仮に被弾して翔蟲受身のタイミングを誤ると連続して喰らいやすい。 - ただし、繰り出した後は必ず着地し、首を振るような隙を見せる。うまく対処すれば反撃のチャンス。
- 操竜中、空中および地上でAを押すとこれを繰り出す。地上にいた場合はそのまま飛行状態に移行する。高威力な割に出が早く、これを連発してるだけですぐに大技まで持っていけることも。
- 地走り火炎ブレス
属性:火属性やられ - 通常種と同様の攻撃。
真下に向かって火炎放射を繰り出し、そのまま前方のハンターへ向かって縦方向に薙ぎ払う。 - 怒り状態時や劫炎状態時には二連続で発射する。
ヌシ個体も二連続で繰り出してくるが、彼方と違い一発目発射後、瞬時に位置を変えて別方向から二発目を繰り出してくるのが特徴。
単純に攻撃が飛んでくる位置が異なるため、回避やガードの向きを誤りやすい。高速で動くので見失いやすいのも厄介。 - 特に二連続で繰り出した時にこちらとの位置が遠いと、更に「毒爪蹴り」で追い討ちをかけてくる場合がある。最後まで油断しないように。
- 激しい攻撃だが、こちらも攻撃後は必ず着地し、隙を見せる。
- 獄龍炎ブレス
属性:火属性やられ - 劫炎状態かつ体力低下時に繰り出す大技。
きりもみ回転しながら高空へ舞い上がり、上空から火薬岩ブレスを2発発射。そして素早く位置を変え、別方向から更に火薬岩ブレスを2発発射する。
その後大きくのけ反り、蒼く輝くブレスをハンターに向けて発射。着弾地点を中心に蒼い炎が揺らめいたと思いきや、
1~7の数字もしくはsmallなどで指定してください。 - リオレウス希少種の必殺技。もちろんそのド派手な演出に恥じない超火力。攻撃範囲がとにかく広いため、ガードできない武器種は即座に納刀して走るべし。
- 最初に放たれる火薬岩ブレスは牽制の要素が強く、直撃しても対して痛くはないが、気絶値が高めに設定されている点が厄介。
直前にダメージを喰らっているとほぼ間違いなく目を回すため、のちの獄龍炎ブレスをモロに受けやすい。 - また火薬岩ブレスは攻撃によって起爆する性質がある。わざわざ自分から攻撃して爆発させるハンターはいないだろうが、重要なのは獄龍炎ブレス発射後。
大爆発で火薬岩4個が一斉に起爆するため、スタミナを削られまくって結局喰らってしまう事故に遭うことも。 - ちなみに獄「龍」炎という名称からして龍属性が付いてそうだが、普通に火属性である。
操竜大技もこれではない
◆破壊可能部位
通常種と破壊できる部位は変わらない。
頭は仕様が特殊で、MH4からは部位破壊に成功すると肉質が軟化するようになった。
今まで硬かったために通常種とは違う立ち回りを強制されてきたが、破壊できればほぼ同じように戦うことができる。レア素材も狙えるため一石二鳥。
MHW:Iでは劫炎状態を解除するのに頭への一定ダメージが必要なため、早い段階で破壊してしまいたい。今作は肉質を軟化できる「クラッチクロー」もあるため、割と破壊は容易である。
MHR:Sでも部位破壊で軟化する仕様は健在。
その上、劫炎状態時は肉質が軟化する仕様になっているため、怯まず狙っていけばこれまで以上に戦いやすくなるはず。
◆弱点属性・部位
【MHP2G以前】
- 弱点属性
- 水=雷>氷。
- 通常種、亜種とはまるっきり異なる。両者に有効な龍属性は一切効かないため注意。
- 属性は効きやすい部類。特に肉質が硬い頭には効きやすくなっているため、部位破壊を狙うならおすすめ。
- 弱点部位
- 斬撃なら翼。打撃なら翼>首=腹。射撃なら脚>尻尾。
- こちらも通常種とはまるで違う。特に頭は斬撃と射撃は25%しか通らないほど硬い。斬撃は翼以外は通りが微妙だが、次点で脚を狙うと良い。
- 一方で、全体的に何故か打撃にかなり弱い。
かなり硬いはずの頭ですら打撃なら40%も通ってしまう。背中と尻尾以外ならどこを狙ってもかなり通るため、非常に相性が良いと言える。
【MHP3〜MHXX】
- 弱点属性
- 若干変わり、水≧雷>氷。
- 水と雷にほぼ差はないが、どちらもあるなら水がおすすめ。相変わらず頭には効きやすい。
- 弱点部位
- 斬撃と打撃なら背中。射撃なら脚。
- 打撃に対してだけ弱かった耐性は調整されており、斬撃とほぼ変わらなくなった。
- 全体的に肉質がかなり硬くなり、今まで柔らかかった翼がギリギリ弱点特効の範囲から外れ、よりによって狙いづらい背中が弱点になった。
背中は斬撃は55%、打撃は50%通るほど軟化しているが、とてもじゃないが普通に狙える部位ではない。通例通り翼を狙おう。 - 低空飛行が目立つようになったため、射撃は脚が狙いやすい。ただしそれ以外の部位は微妙なので、正確に狙う技量が必要になったと言える。
- MH4以降なら頭を破壊すると肉質が翼以上に軟化し、射撃以外なら弱点特効の範囲内に収まるようになった。
- 狙える箇所が増える上、弾かれない保険にもなる。レア素材のためにもぜひ狙いたいところ。
一方で射撃はそれでも30%とやっぱり微妙。
【MHW:I】
- 弱点属性
- 更に変わり、水>雷=氷。
- 全体的に耐性が上がり、雷はあまり有効ではなくなった。水でも微妙なライン。
- 一番よく効く部位が頭から翼に変わった。弱点部位でもあるため、狙っていきやすい。
- 弱点部位
- 斬撃と打撃なら尾先>翼。射撃なら尾先。
- 弱点特効が発動する部位から背中が外れ、翼に戻った。ありがたい…
尾先は切断すると無くなってしまう部位なので斬撃は注意。射撃は弱点特効は発動しないが、当てにくいなら翼を狙おう。 - 頭は破壊すると過去作以上に軟化するようになった。
- 斬撃は55%、打撃は60%、射撃でも50%とかなり通る。劫炎状態の解除がかなりやりやすくなるだろう。
特に射撃は尾先以上の弱点になるため、狙っていきたい。
【MHR:S】
- 弱点属性
- 変わらず、水>雷=氷。
- 効きやすい部位も変わらず、翼>背中。
- 平常時はどうしても全体的に硬いため、水やられ状態が非常に有効。ステージにいる泥玉コロガシ、イロヅキムシは積極的に使っていこう。
- 弱点部位
- 斬撃と打撃は尾先>翼。射撃なら尻尾全体。
- 相変わらず硬いが、今作からの希少種は劫炎状態時に特定部位が著しく軟化する仕様になっており、特に頭は前作で部位破壊した時と同等程度にまで軟化する。
- 頭を部位破壊すると劫炎状態でなくとも常に弱点特攻の範囲内に入るようになり、その状態で劫炎状態になると更に軟化。首まで範囲に入ってくる(射撃以外は)。
その後の戦闘でかなり有利となるので、臆せず狙っていきたいところ。
◆武器
銀火竜の甲殻が反映された白銀色の武器。
属性はもちろん火属性。
作品によるが、低い物理火力の代わりに優秀な属性値を備えていることが多い。
大抵は一発で造れず、通常種武器から強化していき、亜種武器を経て、最終強化武器として行き着くことになる。
強化までに手間がかかるが、その性能はそれに見合い中々のもの。火力以外の性能もムラが少なく安定しており、作品によっては文句無しで最強の火属性武器と謳われるレベルの優秀な武器となる。
ただやはりリオレウス希少種自体がかなりの強敵ということもあり、作製までの敷居が高いのが玉に瑕。
◆防具
武器と同じく、落ち着いた白銀色をした防具で、かなり煌びやか。見た目は通常種をそのまま色違いにしたような形。
防具名は『白銀の太陽』を意味する『シルバーソル』という名を冠する。
性能はと言うと、通常種防具と同様、攻撃的なスキルを備えているが、それ以外の点はシリーズによって全く違っていたりすることが多く、あまり一貫性がない。
傾向として「匠」「業物」「超会心」といった発動させるにはかなり重く、優秀なスキルをもっていることが多い。
現在こそ概ね「扱いにくいこともあるが正しく扱えば強い」というポジションに収まってはいるが、これが確立したのはMHP3以降*9であり、それ以前は全部位漏れなく該当ランクのレア素材を要求するクセに発動スキルは微妙であった。
特に剣士用のものは酷く、一式揃えても剣聖のピアス未満*10などと言われる有様だった。
リオレウス希少種に限らず、モンハンではストーリー終盤のモンスターから作られる防具がびっくりするぐらい使い物にならない、なんて話は珍しくない。
総じてフル装備というよりは、混合装備で部分的に使っていく需要が高い防具である。
MHFではG級の実装までは総じてイマイチぱっとしなかった…のだが、
G級防具を精錬して得られるソル珠は「刀匠」や「扇射」を中心とした非常に優秀な性能を持ち、長きに渡って愛用される装飾品となっている。
耐性については、やはり火と龍をほとんど通さないが、水と雷に死ぬほど弱い。希少種防具のクセが強い要素の一つである。
◆余談
- 異名について
- 英語で白銀を意味する"Silver"(シルバー)と、ラテン語で太陽を意味する"Sol"(ソル)から。
- 『希少種』として
- 今でこそ「通常種や亜種とは格が違う存在」として扱われる希少種だが、当時の扱いとしてはどちらかと言えば「やり込んだプレイヤーに対する隠し要素」としての側面が強く、設定も「かなり珍しい」ということ以外特に言及されていなかった。
- 生息域は設定上『フォンロンの古塔』とされているが、それもMH2からの後付けであり、登場初期のMHG、MHPでは普通に『森丘』(当時は『森と丘』)に出現する。
- 後輩希少種たちは珍しい存在ながら、何かしらの説明があるのだが、リオス希少種にはそういった生態面での解説が未だに無い。
- 古龍との関係?
- 推測に過ぎないが、希少種モンスターは、古龍種にも通ずる能力をもつのではないか、という説がある。
- 具体的に、ティガレックス希少種はテスカト種。
ナルガクルガ希少種はオオナズチなど。 - 一方で、リオス希少種は「途轍もない火炎を操る」という特徴からはさしたる接点がない。
が、MHW:Iから『劫炎状態』が追加され、「時間経過でエネルギーを蓄積」「蒼白い炎を操る」という点から、MHWorldのラスボスと何か関係があるのではないか…という説が浮上している。 - そのラスボスが成長した存在もどことなくリオレウスに類似点がある、と指摘されているモンスターだったりする。
あくまで噂に過ぎないが…
- 『劫火』
- リオス希少種に与えられた強化形態『劫炎状態』の語源と思われる『劫火』は、仏教における用語の一つで、「世界を焼き尽くす火」のことを指す。
- 何でも、この世は生まれ、持続し、破壊され、何も無くなり、また生まれ変わる…といった四つの時期(四劫)があり、その内の世界を破壊する時期「壊劫」における大火を劫火と言うようだ。
- 偶然の一致なのか、はたまた意図したものなのか、[[禁忌の存在>ミラボレアス]]の最大技と名前が似通っている。
流石に 「世界全土を数日で焦土に変える」とされる彼方と比較すれば規模は劣るだろうが、リオス希少種に潜在する能力は、もしかするとかの存在にも通ずる点があるのではないか…という説もある。 - 奇しくも「頭に一定ダメージを与えれば弱体化が狙える」という類似点もある。
- コラボイベントにて
- USJで過去に何度かモンハンとのコラボイベントが開催されているが、その第1回目の目玉として等身大立像が製作されている。
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▷ コメント欄
- 全身シルソルの呪いがある作品もありましたね… -- 名無しさん (2022-03-20 17:38:23)
- XXの獰猛銀レウスは二度と戦いたくない。なんやねん、あの火球ブレスについてくる風圧 -- 名無しさん (2022-03-20 18:13:28)
- 金と銀がもたらす悲哀とか言う、並の超特殊すら凌駕するド畜生クエスト。片手剣使いは比喩抜きで地獄を見る -- 名無しさん (2022-03-20 20:46:22)
- 奴は希少種の中でも最弱...ポジションだったのにかなり強化されたな XXの夫婦獰猛化は思い出すだけでも恐ろしい -- 名無しさん (2022-03-21 13:29:12)
- リオスと略してるのは初めて見た -- 名無しさん (2022-03-21 18:00:02)
- ↑リオレウス・リオレイア合わせて「リオス種」なんだ -- 名無しさん (2022-03-22 06:47:22)
- 何だかんだで参戦が続くねえ -- 名無しさん (2022-08-09 23:18:06)
- ↑希少種参戦させるならリオス夫婦居ないと寂しいし。ただライズレウスは強いからその希少種となるとヤバそうだな -- 名無しさん (2022-08-10 00:35:17)
#comment(striction)
*2 画像出典:モンスターハンタークロス、CAPCOM Co., Ltd、2015年11月28日発売
*3 シリーズによっては成功報酬が古龍のものを上回っている事すらある。これは他の希少種でも言える事だが
*4 MHGのWii版では通常種のクエストと亜種のクエストの名称が分かれており、どちらかというと高難度クエストの扱いに近い。
*5 金リオレイアならリオレイアと桜リオレイア
*6 MH4G発売日:2014/10/11、クエスト配信日:2015/1/9
*7 一応MHWorldには異例としてリオレイアやオドガロンの亜種にムービーがあったりした
*8 MH4/MH4G:天空山、MHX/MHXX:遺跡平原
*9 というかこの時は業物or通常弾強化、弱点特効、攻撃力アップ小というかなりの汎用性を誇っていた。
*10 心眼に加えてあちらでは発動しないマイナススキルまでついてくるため。
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