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更新日:2024/02/19 Mon 13:59:36NEW!
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形態変化 ラスボス 変身 rpg パワーアップ ラストバトル 強化 ボス インフレ お約束 コメント欄ログ化項目 ゲーム ゲーム用語 第〇形態
このフリーザは変身をするたびにパワーがはるかに増す……。
その変身をあと2回もオレは残している……。
その意味がわかるな?
形態変化とは、一種の絶望である。
●目次
概要
主にコンピューターRPGのラスボスが行う現象。
主人公サイドの攻撃を受けて一定以上のダメージを受けると「変身」を行い、外見や能力、攻撃パターンが大きく変化する。
元はRPGの技術的な都合から発生したものだが、強いインパクトやピンチ感を与えられることから、現在ではRPG以外のゲームや漫画等でもよく見られる表現となった。
理由付けは様々で、真の姿を現して全力を出す、さらなる力を得るために進化する、あるいは傷ついて体が崩壊していくなんてものも。
特に1つ目の真の姿を現すというのは王道パターンだが、その場合正確には変身を解いているということになる。
なお「不利になっての巨大化は負けフラグ」などと言われることもある。
ボスキャラの変身を漫画に取り入れた「ドラゴンボール」以来、このパターンを踏襲した作品はとても多い。
単に「デカくなってパワーが増したので勝ちました」では当然すぎてケレン味も何もないので、ストーリーの都合上仕方がないと言える。
スーパー戦隊シリーズの怪人が毎週巨大化しては巨大ロボに斬られて爆発四散している影響もあるかもしれない。
ゲーム的な都合
RPGのラスボスは大抵変身してくるが、これには実は技術的な理由がある。
簡単に言うと、昔のゲームではCPUの性能の限界により、扱える数字の最大数にどうしても限界があった。
例えば、ファミコンでよく出てくる数字「255」というのは、8ビットマシンにおける最大数256である(0~255)。
つまり、ボス敵のHPを256以上にできなかったのだ。
だが、たったの3ケタではどうしても終盤の強敵感を演出するのに無理がある。
ドラクエ2のラスボス「シドー」はそれを解消するために、ラスボスの癖に全回復魔法ベホマを使うという無茶苦茶な設定で登場したが、いくらなんでもこれでは運ゲーすぎて安定して倒せない。
その次のDQ3のラスボス「ゾーマ」は「格納されている数字を4倍して扱う」という荒業で1023までHPを引き上げることに成功した*1が、やはりこれでも不安は残る。
そこで、4のラスボス「デスピサロ」は驚異の7段変身により、それぞれの形態を別モンスター扱いすることで最大HPの問題を解決し、強敵感を引き出すことに成功したのだ。各形態を別モンスター扱いしたことでクリフトのAI学習で封印されたザラキが解放されてしまうのはお約束。
以降も、形態変化はラストバトルらしい盛り上がりには欠かせない演出となり「RPGのラスボスと言えば形態変化」という伝統はこの辺りで出来上がったものと思われる。
現在ではマシンスペックの上昇によりどんな値のHPだろうと容易に設定できるようになったが、それでも同じ敵と延々戦い続けるよりも、姿形を変え新たな行動パターンを示す方がプレイヤーにとっても刺激となる。
「倒すと次の形態へ移る」という従来のパターンから、「体力を一定数減らすと次の形態へ移る」というものも増えている。
形態変化するとパワーアップするパターンと、形態変化後は単なるイベント戦であるパターンがある。
特にMOTHERシリーズのラスボス最終形態は大抵イベント戦である。
RPGにおける形態変化の例
りゅうおう
竜王のすがたが しだいに うすれてゆく…。
なんと! 竜王が 正体を あらわしたっ!
初代ドラゴンクエストのラスボス。おそらくは変身するラスボスの元祖であろう。
第一形態は巧みに呪文を操る魔導師だが、第二形態はその名の通りの巨大なドラゴンに変身する。モンスターズなどでは平仮名表記が第一形態、漢字表記が第二形態として扱われている。
変身後はひたすら怪力と炎で見境なく暴れる辺り、パワーアップしているというより怒りに我を忘れているだけかもしれない。
なお、今作にステータスを上げ下げする呪文がないのでわかりにくいが、プログラム上は第一形態終了時に戦闘をいったん打ち切って再戦させている。
この為第一形態戦で万一マホトーンを喰らってしまっても、第二形態ではマホトーンが解除されているのでベホイミが使えず詰むことはないからあきらめずに戦ってほしい。
ちなみに第一形態は最大HP100、第二形態はHP130であり、まだ「最大HPの上限不足のための変身」という訳ではない。ただし、第一形態はラリホーやマホトーンなどの搦め手と呪文、第二形態は今作のメタルスライム(255)に次ぐ防御力(200)を持つので長期戦は必至。だが、攻撃力最強のロトの剣があれば比較的楽に突破可能。「伝説の剣じゃないと魔王は倒せない」というお約束をステータスの微妙な差だけで表現しているのだ。
尤も、名前と見た目の違いやパッケージから竜王にはもう一つ姿がある、というのは薄々予想出来た。
ちなみにメルキドには「竜王の真の姿は鉄をも溶かす炎を吐いたり、すべてを引き裂く爪を持つという」と語る人物がおり、一度は真の姿にするまで追い込んだ戦士がいるのかもしれない。石と杖と印がないと魔の島には行けないのにどうやって城に侵入したのだろうか。このことから一応戻ることは可能らしい。
デスピサロ
デスピサロの はらが あやしく うごめいた!
ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たちのラスボス。
上記の通り、形態変化を利用してファミコンのシステム上のHP上限を突破した記念すべきボスキャラクター。
各形態の持つHPが0になるごとに「うでを きりとばした」(原文ママ)り、「あたまを たたきつぶした」(原文ママ)*2りと、モンハンも真っ青の部位破壊を食らって次の形態へと変化していく。
しかし戦闘が続くにつれ、破壊したはずの腕や頭が徐々に強化再生し、最終形態へと進化していく。
なお全7形態の合計HPはFC版では5696、リメイク版では12400にのぼる。
ミルドラース
しかし 不幸なことだ…。なまじ 強いばかりに 私の本当の 恐ろしさを 見ることになるとは…。
泣くがいい。叫ぶがいい。その苦しむ姿が 私へのなによりの 捧げものなのだ。
勇者などという たわけた血筋を 私が 今ここで 断ち切ってやろうっ!!
ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁のラスボス。
白マントを着た老人の姿をした第一形態から、腕4本で肥満体の第二形態に変身する。
デスピサロやデスタムーア、オルゴ・デミーラとは違い、第一形態が倒されると一度戦闘終了して、第二形態への変身イベントを挟んでから再度戦闘に入るのが特徴。歴代ラスボスの中でも変化が順当というか地味すぎて影が薄い、とよく言われる
デスタムーア
わっはっはっは! おろかものめ! おあそびは ここまでと しよう!
どれ おまえたちの からだを ひきさき
その はらわたを くらいつくしてやろうぞ!
ドラゴンクエストⅥ 幻の大地のラスボス。
第一形態は呪文、第二形態は肉弾戦、そして最終形態でまさかの増えるという驚異のラスボス。
本体・みぎて・ひだりてが別モンスター扱いになり、それぞれが別々に行動してくるのだ。
何より驚かされるのが、腕は蘇生呪文「ザオリク」を使ってくること。
「真ん中さえ倒せば終わりだろ!」と思い込んだ多くのプレイヤーを絶望させた。
逆に言えば、両腕さえなんとか潰せれば勝利は近い。
ちなみに戦闘画面はそのままだが、各形態で戦闘終了の処理が行われており、移行するたびにこちらのバフ・デバフが解除される。
オルゴ・デミーラ
グゲゴゴゴゴゴゴ…
身体が…身体が…くずれてゆく…。
おのれ…よくも やってくれたな。
許さぬ…。許さぬぞ…。
ドラゴンクエストⅦ エデンの戦士たちのラスボス。2回戦い、1戦目は2段、2戦目はデスピサロに次ぐ多さの4段変身をする。
初戦と第二戦で人型形態と竜(蛇?)形態の順番が入れ替わるという珍しい特徴がある。
最終形態に至ってはドロドロのゾンビ染みた不定形の状態であり、ここまで追い詰められてもなお倒れないというしぶとさにあきれ果てたプレイヤーも多いはず。
どう見ても「パワーアップ」ではなく「単なる悪あがき」であり、こういう形態変化をするラスボスも珍しい。
最終決戦の第二形態移行の台詞は必見。
暗黒神ラプソーン
なんという チカラか……
わが魂は ついに 最強のチカラを持つ 肉体を 手に入れた
時は 満ちたり……。今こそ ふたつの世界を ひとつに束ねる儀式を おこなう時
出でよ わがしもべたち!この いやしき世界のなにもかもを 喰らい尽くすがよい!!
ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君のラスボス。
第一形態はチビだが、第二形態は過去最大級の巨体(※横に)になるPS2のパワーを存分に見せつけてくれるラスボス。
……なのだが、ぶっちゃけ第二形態の方が弱いという意見多数。確かにパワーはすごいが、それに慢心して不気味に微笑んだりしていたらダメでしょ……。
(ただし、リメイクの3DS版では比較にならない超強化が施されていて最早別物)
また、第一形態と第二形態の間に長期のインターバルが挟まるという珍しい形式で戦う。
なお、これは暗黒魔城都市を取り込んだことで覚醒した形態であり、本人にとってもイレギュラーな姿である。本来の姿は闇の遺跡にあるような姿だろう。
堕天使エルギオス
ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人のラスボス。
天使と悪魔を合わせたような第一形態から、禍々しい悪魔の姿になった第二形態に変身する。
倒されると第三形態に…はならず、イベントを挟んだ後、本来の上級天使の姿に戻って天に召される。
第一形態は中盤に負けイベントがあるが、ラスダンでは事情が変わりダメージを与えられるように。
第二形態前に別のボスと戦うというこれまた珍しいタイプ。
冥王ネルゲル
ドラゴンクエストXのVer.1、目覚めし五つの種族のラスボス。
割と美男でもあった第一形態から「大いなる闇の根源」に力を捧げ、戦いの場であった王者の間を破壊しながら巨軸の怪物「冥獣王ネルゲル」へと変身。
通称「ゴリゲル」。
倒した後、闇の根源は消滅することはない事を言い残して消滅した。
なお、本作はネトゲであるためにメインストーリーが追加され続けているが、その中でも各Verの始まりであるVer.X.0のラスボスと倒すことで冒険の書選択画面に☆マークが追加されるバージョン締めくくりとなるラスボスは形態変化をする事が定番となっている。*3
魔王ウルノーガ
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めての(一応)ラスボス。
巨大な魔王の剣を持った魔人形態から、骸骨化した大蛇のような形態に変身する。魔王の剣も同様に変身し邪龍ウルナーガとなってウルノーガと後方で繋がった状態になる。
連戦ではないが、後に「魔王」になる前の「魔導師」ウルノーガとも戦う事になる。
カオス、こうてい
FF1とFF2のラスボス。
連戦ではなく、一度倒したボスが後にパワーアップして復活するタイプ。
特にカオスに至っては第一形態戦が比喩でなくプロローグ部分である。
ゼロムス
FF4のラスボス。
始めは月の民ゼムスとして登場するが、こちらはイベント戦闘で自動的に倒される。
その直後にゼロムスとなって復活し、再度のイベント戦闘で自動的に勝利した後、主人公達との最終決戦となる。
戦闘開始当初は仮の姿であり、あるアイテムを使う事で正体を現し、倒せるようになる。
主人公達に倒されてではなく、イベント戦闘とアイテム使用によって形態変化する珍しいラスボス。
ちなみに通常版とイージータイプでは正体の姿が異なる。
エクスデス
な ぜ だ !
無の力を 手に入れたのに…
無とはいったい…うごごご!
FF5のラスボス。
ラスボス戦のだいぶ前にいつもの鎧武者のような姿でも戦うが、ラスボス戦では正体である植物のような姿として登場。
倒すと無の力に飲み込まれて行き第二形態(というか、新しく生みなおされた別人格の怪物)であるネオエクスデスになる。
ネオエクスデスは4つパーツに分かれていて全て倒す必要がある。
アルティミシア
「思い出したことがあるかい」「子供の頃を」
「その感触」「そのときの言葉」「そのときの気持ち」
「大人になっていくにつれ」「何かを残して 何かを捨てていくのだろう」
「時間は待ってはくれない」「にぎりしめても」「ひらいたと同時に離れていく」
「そして…」
FF8のラスボスで、こいつもオルゴ・デミーラと同じく4つの形態が存在する。
(ただ、第2形態は彼女が呼び出した召喚獣なので形態変化と呼ぶには微妙かもしれないが)
多段変身以上に演出が凝っており、特に第3形態撃破後の派手な演出を見て、
これで終わりか……と、思った矢先にまさかの異形の第4形態登場の流れにビビッたプレイヤーも多いはず。
ダークキング
「ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト」のラスボスで、4形態が存在。
最初は杖を持った姿で、おうのつえ程度しか強い攻撃はない。
第二形態は多腕に変化しさまざまな武器を使い出す。第三形態は大蜘蛛の姿となり、状態異常のある糸での文字通り搦め手も使い始める。
最終形態は腕が切れて触手が生えたタコの様な姿になる。
なお、主人公がケアルをこのボスに使うと大ダメージを与えて倒せてしまうというバグがあるのだが、その際は最終形態になってから倒れる演出がある。
ダオス、ミクトラン
テイルズ オブ ファンタジアとテイルズ オブ デスティニーのラスボス。
ダオスは格闘や術での連続攻撃、ミクトランは遠距離攻撃を得意とし、非常に手強い。
最終決戦で倒すとどちらも巨大化して異形の姿となるが、当たり判定も大きくなっていてひたすらハメ倒せるため非常に弱い。
巨大化はラスボスの定番と言えるものだが、テイルズシリーズの戦闘システムが仇になってしまった形である。
PS版以降のダオスは更にダオス(第三形態)にも変身、人間時の姿で光を放ちながら常時浮遊した状態になる。
しかし攻撃を受けると落下して定位置まで浮遊しなければ他の行動を取れないという特徴があるためやっぱりハメ倒される。
ミクトランはと言えばPS2版のリメイクで形態変化後の姿が大きく変更され、それと同時にテイルズ史上最強のラスボスと呼ばれるほどに超強化された。
ラヴォス
クロノ・トリガーのラスボス。形態変化というか、外殻のボス模倣→外殻→心臓部→コアという順で戦っているだけなので、設定的にはちょっと違う。また外殻戦は無視する方法がある。
心臓部になると本体に加え両腕を別モンスターとして倒さなければならず、コアは本体が二つのオプションを引き連れてくるという一見するとデスタムーア形式のラスボス。
だが、「攻略法を見切れば楽勝だが、見切れないと為す術なく全滅」というバランスであるクロノトリガーのラスボスだけあり、ただの形態変化で終わるわけがなかった。
その倒し方は……(項目参照)
ズール
SFC初の国産RPG「ガデュリン」のラスボス。自称・神々の中の神。
人型の第一形態から、8本脚で炎を吐くアニメーションしている第二形態、生物と機械が混じったような異形の第三形態まである。
マカマカ
驚異のバグゲー「摩訶摩訶」のラスボス。
異様に弱そうな第一形態は普通に強い(でもある特技で完封可能)。そしてとどめを刺すと、ものすごく強そうな第二形態に変身。
のだが、第二形態のHPが1しかなく、ワンパンで倒せてしまうという実質イベント戦。
ゲーム全体にバグがあふれていることもあり、HPを1万に設定しようとしたらオーバーフローして1になったとまことしやかに囁かれていたが、実際は最初からこういう仕様のようである。
というか、第二形態は防御力がメチャクチャ高いのでHP1万とかやられたら一戦だけで何時間もかかる……
ネガ・ファルガイア
ワイルドアームズ3のラスボス。驚愕の10段変身をする。
たぶん今後コイツを上回る変身数のラスボスは出てこないだろう。というか、出てこられても困る……。
エッグ
とてつもなく大量のアニマが集まってくる!
サガフロンティア2のラスボス。あらゆるプレイヤーを仕様の罠に嵌めて打ち倒してきた作中最強の敵。
こちらも通常形態3段+6将魔それぞれとの合体(憑依)形態+それら全てを倒すと現れる最終形態の最大10段の形態変化を持つ。
ラストダンジョン中に将魔に勝利することにより将魔形態を2段まで減らすことが可能だが、それでも全部で6段。
長期戦は必至だが、サガシリーズに存在する、キャラごとに固定値が設定されているが0になれば蘇生不能、主人公がそうなればゲームオーバーになる「LP(ライフポイント)」というステータスの存在がそれを妨げる。
今作はLPを使用してHPを回復したり足りないWP・JPを補って技・術を使うといったことも可能ではあるが、戦闘中にLPを回復させる手段はない。
にも関わらずエッグは全ての形態でダメージと共にLPを直接削ることがある「シューティングスター」を連射し、更に最終形態以外は割合ダメージを与えつつ必ずLPも削る全体攻撃「スタークエイク」も交えてくるためとにかくLPを削ることに特化している。
これらは盾を呼び出す術「ガードビースト」を使っていれば30%の確率で完全回避できるが、それでも主人公であるジニー・ナイツのLPが僅か12とゲーム全体でも低い部類に入るためとても長期戦には耐えられない。しかも戦闘には強制参加。
おまけに最終形態以外は5ターンごとに形態が入れ替わり、控えになった形態はダメージを回復していく。
このためしっかりとキャラを育成して装備を整え短期決戦を挑むしかないのだが、それらはラストダンジョン突入前に済ませなくてはならない。ヒドイです><
闇黒の支配者
アークザラッドⅡのラスボス。
第1形態では巨大な球体に一つ目の姿をしているが、それを倒すと半透明の球体に全裸の赤ん坊が包まれてるような姿の第2形態となる。
そのHPは、1000を越えれば破格の体力という作中において驚異の9999!!
しかも防御力も強く、技の威力もやたらと強いという鬼畜仕様。コイツのせいで難易度かなり上がっていると言っても過言では無い。
ただ、こちらもレベル1000まで上げられるから廃人プレイしていればヌルゲーにも出来るが…
なお、アークザラッドⅢでも引き続き登場するが、第1形態は球体に一つ目が大量出現し、第2形態は巨大な眼球から生えたスライム状の大木みたいなよく分からない姿となっていた。こちらはHPが表示されないためどれだけかは分からないが、Ⅱほど鬼畜では無い。
オーバーロード
世界樹の迷宮IIおよびそのリメイク・新・世界樹の迷宮2のラスボス。
卵のような第一形態を倒すと、『II』では二画面ぶちぬき・『新2』ではアニメーションという豪華な演出を経て第一形態の外装を纏った竜のごとき第二形態へ変身する。
『II』では第一形態を撃破すると、某りゅうおうのごとくボウケンシャーを懐柔しようとしてくる。うっかり乗ると即ゲームオーバーになるので注意。
突っぱねれば一旦フィールド画面に戻って回復等が可能。ただし街には戻れず、糸を使っても不思議な力でかき消される。
『新2』の第一形態は一定ターンが過ぎると即死級の全体攻撃を毎ターン連打してくるようになる。要するに「こいつを余裕で倒せないようではラスボスを倒すのは無理」ということである。
また、第一形態撃破後の選択肢は無くなり、撃破すると第二形態戦が始まる。
昏き海淵の禍神
異なる次元への境界が解けていく…
名状し難き神が目覚めた!
世界樹の迷宮Ⅲの裏ボス。
第一形態は白い本体が大量の白い触手を這わせた何とも名状しがたい姿。
パターンに沿って繰り出される三属性の全体攻撃をガードスキルで捌いていれば良いが、あるF.O.E達を事前に駆除して弱体化させないと勝負にならない。
第二形態はこれ自体が複数の形態を持っており、全物理・属性ダメージを1/4にカットしカウンターや回復を使う「防御態勢」と、ランダム8回攻撃+強化解除(盾役の挑発を消してダメージを散らしてしまう)の「デモンレイジング」や裏ボス恒例の三属性全体攻撃などの苛烈な攻撃を連発する「攻撃態勢」とを切り替えながら攻めてくる。
一応パターンは固定だが、HPを1/4削っただけでランダムパターンへ移行してしまう。しかもこの時の防御態勢はこちらの攻撃属性に応じたカウンターを使う上、カウンターにビビッて誰も攻撃しないとその隙に大量回復するなど陰険極まりない。
攻撃態勢は全物理・属性の被ダメージが2倍になるという弱点があるため、ランダムパターンに入るギリギリまで体力を削ったら、そこからありったけの火力をぶち込んで一気に倒すのが望ましい。
悪食の妖蛆
世界樹の迷宮Ⅳの裏ボス。第6迷宮「暗黒ノ殿」にて断片的に語られた、「世界樹」を喰らいその力を宿した「蟲」。
……と背景は恐ろし気だが、実際戦うと何の工夫も無い力押しばかり。はっきり言って信号機トリオを突破できたボウケンシャーなら問題なく仕留められる相手である。
おまけに一定ターンが経つと動きが止まり、それから自爆してしまうので全く攻撃せずとも勝ててしまう……わけがない。
体皮を食い破り、窮極の生命が花開く
この「蟲」が倒れると第二形態・「歪みし豊穣の神樹」が登場。ここからが本番である。
この神樹も禍神同様複数の形態を持つボスであり、攻撃を取り巻きの蕾・触手に任せて防御する「瞳を閉じた」状態と、防御を解いて神樹自ら暴力的な技の数々を披露する「瞳を開いた」状態とを切り替えてくる。
なお特定の方法で弱体化させることができるが、逆に弱体化させないと耐性無視で100%成功する全体即死するインチキスキル「神々の黄昏」を定期的に使うため撃破は困難を極める。ただす弱体化させずに黄昏を捌いて倒しちゃう熟練ボウケンシャーも少なくは無い
アンドロメダ
『流星のロックマン ペガサス/レオ/ドラゴン』のラスボス。
第1形態では顔を思わせる不気味な姿だが、HPを半分以下に削るまで到達すると3Dのフィールドに覗かせていた姿を大幅に変形させるシーンに突入。
スーパーロボットを思わせる変形を行い、巨大な腕と冷徹な表情を浮かべた顔を見せる人型の最終形態になる。
最終形態では腕が現れたこともあるのか攻撃の勢いが激しくなる他、身体の中央部に現れた丸い部分が緑色になる間しかダメージが基本通らない無敵性能。
朱点童子
「あッ…ギャあああああ…!!」
「へへへへ…ここはあったかくていいや…」
「さあ、どうだ!?ボクを殺せば この女も一緒に お陀仏だわよン」
「あーら、どーしたの?かかってこないのかしら?」
「じゃ、こっちは勝手に 戦闘準備をさせてもらうゼ、ハハハ…」
俺の屍を越えてゆけ』のラスボス。
最終戦の前には主人公一族の先祖の母であり、また自身の実母の双子の妹であるお輪を「母さん」と呼び、ラストダンジョンの強力な鬼や怪物をたくさん産んでくれたと自慢し挑発。そして朱点の印の中に瞬間移動し決戦に突入する。
第1形態は巨大な怪物となる自身の8つの髪の最後のひとつ八ツ髪を伴って現れ、八ツ髪が大暴れするのに対し自身は気まぐれに攻撃に参加する。
これを倒すとお輪と初代の子孫がようやく親と子孫で水入らず…というところで水を差すように朱点の高笑いが響き、第2形態への変身ムービーの後に「阿朱羅」との戦いが始まる。
この変身ムービーが凄まじく、いつものように地面を水面の如く移動する朱点が地面から手を出して、おもむろにお輪の足を掴んで股を開かせ、袴で隠れた膣内へと一気に全身を突入させる。
コンシューマーRPGではなかなかお見せできない、 胎 内 回 帰 による形態変化である。
胎内回帰されたお輪は当然腹が異常なほど膨れ上がり、更に体の主導権を乗っ取られた様子を見せた後、袴や草鞋など身に着けたもの全てを破り巨大な腹に出産線が浮かび上がった人型の怪物へと変化。
そして愛し合う二人がいつも一緒にいるかの如く怪物の胸部辺りにお輪の胸から上が表出し、それを「弱点」としてアピールする。
お輪は私ごと殺せと叫ぶが、その横に朱点の顔も表出してこいつらをぶち殺して抱いてくれ、みんなで地獄に堕ちようなどと囁き、最終決戦へと突入する。
戦闘そのものは戦闘開始時に味方に全回復がかかることもあってただ体力が多いというだけでおぞましさの割には朱点&八ツ髪コンビほどでもないのだが、リメイク後は全回復がHPのみ回復に弱体化された上に本人も強化されたためラスボスに相応しい手強さになった。
ちなみに阿朱羅に負けてもこの姿で待っててくれるし、再戦時のセリフまで用意してあるので何度かは負けてもいいかもしれない。負けたら誰か死にかねないが。抱いてもらうんじゃなかったの?
ビネガー・カーン
『スナックワールド』のラスボス。
普段の姿はメタボでゲスな商人であり、彼自身れっきとした人間なのだが
臨戦態勢になると、竜騎士のようなダークドラゴンナイトへと姿を変えて主人公を迎え撃つ。
さらに追い詰められると、闇と契約したことで得た魔力で変身、異形の怪物「真魔獣ビネゲレス」へと姿を変える。
あまりに異形な姿になって猶、人間の頃の意識はしっかり残していたり、戻ろうと思えば元に戻れたりと、若干この手にしては珍しい特徴を持つ。
だが、特筆すべきはアニメ登場時、ヒロインのマヨネが彼に対して言った一言。
「あれは……この業界では最早常識となっている最終ボスの第二形態!?」
スナックワールドではよくあることです。
リヴァル
『スターオーシャン』シリーズの外伝作『スターオーシャン ブルースフィア』の実質的ラスボス。
本当のラスボスであるマザーコンピューター「エディフィス」の端末として、惑星エディフィスで発展した文明を幾度となく破壊してきた「アクマ」。
戦闘開始時は通常形態で相手をしてくるが、通常形態を倒すか10秒経過すると下記の四形態へ変身する。
- 豪華な法衣を身にまといテレポートと紋章術を用いる「リヴァルウィザード」
- 肩幅の広い頑丈なメカに乗り込み重火器やドリルで攻める「リヴァルロボ」
- 高い機動力と怒涛のラッシュ、攻撃後の乳揺れが武器の半獣半人形態「リヴァルビースト」
- 同社開発ゲームの戦乙女の姿と剣技、そして即死効果付きの決め技を借りて戦う「リヴァルナイト」
以上の形態を使い分け、多種多様な攻撃を仕掛けてくる。
上記の通り戦闘中に変身するのだが、リヴァルとの戦いでもっとも厄介な点は、現在の形態を倒しきれずに30秒経過した場合、別形態への変身と同時に倒しきれなかった形態のHPが全快するというもの。
低レベル縛りはもちろん、持久戦に持ち込むのもほぼ不可能なので、隙を見てコンボを叩き込み一気に各形態を潰していくのがセオリーとなる。
王たちの化身
DARK SOULS III及び同シリーズのラスボス。はじまりの火を継いだ王たちの集合体。
単独でパッケージを飾っている黒い騎士がまさに彼(ら?)であり、体格が一回り大きい事を覗けば見た目はプレイヤーとほとんど変わらない。
得物の螺旋剣を様々な形に変える第1形態と、武器を大剣に固定し一作目のラスボスを彷彿とさせる攻撃を行う第2形態があるが、特筆すべきは第1形態。
ここでは4つのスタイル(直剣、杖+魔術、槍+奇跡、曲剣+呪術)を切り替えながら戦うのだが、
どの技も動きも過去のプレイヤーの物とほぼ同じなのだ。特に奇跡「神の怒り」連発や、曲剣モードでのバク転に至っては一作目でみんなが頻繁に使った戦法である。
そもそも上述の「はじまりの火を継いだ王」という下り自体、一作目におけるプレイヤーの経歴に他ならない。
「最後の試練は王(おれ)たちの化身」という粋なスタッフサービスを形態変化という形で表現した希有な例である。
カジオー
スーパーマリオRPGのラスボス。ラスボスの定石通り、一定のダメージを与えると第二形態に移行するのだが、自らの頭をハンマーで鍛えることで2ターン毎に戦法やステータスを変化させるという特性の持ち主。
戦闘時間にもよるが、第二形態のBGMの「対変身好きのカジオー戦」というタイトルに恥じない変身好きっぷりである。
RPG以外のゲームにおける形態変化の例
ルガール・バーンシュタイン、クリザリッド
二例ともKOFシリーズのラスボス。単に上着を脱いで本気を出すだけだが、
別キャラ作るのと変わらないドットを打たなければならない2D対戦型格闘ゲームでやること自体が珍しい例。
ドラキュラ
悪魔城ドラキュラシリーズのラスボス。
彼が登場する殆どの作品で第2形態を披露している。作品によっては第3形態まで変化する事も…
第1形態は一般に知られているマントを羽織った男の姿で、火炎弾や瞬間移動等の超能力で主人公を翻弄し、最終形態は巨大な怪物になって襲ってくるのが基本。
ワイリーマシン
ロックマンシリーズのラスボス。世界一懲りない男の異名を持つ悪の天才科学者・Dr.ワイリーが操縦する巨大メカ。
ほぼ毎回登場し、倒されるとワイリーのコックピットが丸見えになった第二形態に移行する。
浮遊型だったり2足歩行型だったりキャタピラ移動型だったりと形状は様々。
作品によっては第二形態にならずに脱出カプセルのワイリーカプセルとの対決になったり、ラスボスではなくその1つ前のステージボスとして登場する事もある。
シグマ
ロックマンXシリーズのラスボス。何度やられても懲りない不屈の執念を持つケツアゴハゲ。
第1形態は大抵は人間サイズで多種多様な武器と素早い動きでエックスやゼロを翻弄し、最終形態になると巨大化して超火力で攻撃してくるのが基本。(たまにザコ敵召喚することも)
基本的には形態変化しても顔は第1形態のままか巨大な顔になったり、顔の形状をしたウィルスになる事がほとんどだが、ロックマンX4のように原型を留めていないケースも…
火蜂
シリーズ伝統の真最終ボス。
一定の条件を満たすとプレイできる2週目に出てくる隠しボス、巨大な蜂型の「最終鬼畜兵器 蜂」を撃破すると中から飛び出し、
色んな意味で絶望をばら撒く怒首領蜂どころかSTGの最終ボス。
未だに撃破報告が上がっていない怒首領蜂最大往生の「陰蜂」はそれこそ人類最後の絶望。
なお、厳密には前座の最終鬼畜兵器と火蜂は別物(以降のシリーズでも)。大復活と最大往生ではヒバチが発狂する際、合図として蜂型→人型、人型→蜂型の変形を行う。
サタン
魔導物語・ぷよぷよ両シリーズのラスボスと言える存在。
ぷよぷよ通でのみ、ノーコンティニューかつ一定以上のスコア(機種により違う)を出して倒すとマスクドサタンとなって再戦することになる。まあ単にマスク付けただけなんだけど
これを倒すとエンディングが変化する。
ちなみにマスクドサタンは塔1階の延長戦で直接戦うこともできるが、通常では不可能なほどのロースコアで8体の敵を倒さなくてはならないためこっちもこっちで難しい。
ペプシマン銀の人
地球防衛軍5のラスボス。地球防衛軍初の生体、かつ初対面が最終面のラスボスで、念動力のような科学で解明できない能力を持っている。
地球に飛来した11隻目のマザーシップであるコマンドシップに乗っていたのだが、破壊されたため姿を現した。
第一形態は小手調べ程度の攻撃を行うが、第二形態になると本気で攻撃を行い、第三形態になると隕石を降らせて乗り物を乗ってるプレイヤーごとマップの端までマグナムトルネードさせてくる。
体力は全形態共通なのだが、開始時と形態変化時に一定時間無敵&形態ごとのキャップがかかっているため、一気に倒すことができない。
手足は捥いで攻撃手段を減らすことができるが、あくまで一時的なものであり時間が経てば生えてくる。
更に各形態とも一定量体力を減らすと無敵になった上にメイン火力コスモノーツを複数呼び出す上、味方が弱い&頼りになる援軍は特定の位置に行かなければ出現しないと苦戦を強いられる。
しかし死ぬとアイテムを大量にばら撒くことから稼ぎに使えると攻略法が確立されていき、第三形態になるまでに呼び出すコスモノーツと第二形態の攻撃以外は存在感がなくなった*4。哀れ。
G
バイオハザードシリーズの『2』とそのリメイク作品『RE:2』に登場する、ウィリアム・バーキンという科学者が、瀕死の重傷時に自分の作ったGウィルスを使って怪物化したもの。
ゲーム史上でも大変珍しい「形態変化の番号と戦闘順が一致しない」という変則な対決を行い、『バイオ2』ではまず中盤で第二形態戦となりここで倒すと逃げていく、
そして終盤でラスボスの第四形態戦となるが、この戦闘中にも二足歩行から四足歩行へと変形(あくまで両方「第四形態」である)これ撃破で表のエンディング。
そしてクリア後に別の主人公で裏シナリオをプレイできるが、これで前半に第二形態になる前のウィリアムの原形をとどめた第一形態・第二形態のいた場所で遅れてきた裏主人公に襲い掛かる第三形態と対決。
そして終盤の研究所で(前作のオマージュ的場面もある)別の敵スーパータイラントを撃破し、表エンディングにつながる場面になってこれで終わり…
と思いきや、脱出中の主人公達にぐちゃぐちゃの怪物となってGが第五形態となって襲ってくるというオチ。(これを倒して今度こそ本当に裏エンディング)
『RE:2』ではシステムがだいぶ変化し、第一~第三形態までは順番通りで、クレア編のみ第四形態が出てくる(レオン編は代わりにスーパータイラントが登場)。
そして1周目だとまだ敵が残っているようなエンディングになるが、2周目で第四形態orスーパータイラント戦後に第五形態のお出ましとなり、真のエンディングが見れるようになっている。
魔術王ソロモン
魔術王の名は捨てよう。もう騙る必要はない。
私に名はなかったが、称えるのならこう称えよ。
真の叡智に至るもの。その為に望まれたもの。貴様らを糧に極点に旅立ち、新たな星を作るもの。
七十二の呪いを束ね、一切の歴史を燃やすもの。
即ち、人理焼却式──魔神王、ゲーティアである。
Fate/Grand Orderより、第一部のラスボス。歴史のターニングポイントに魔神柱を送り込み人類史を焼却した、「魔術王ソロモン」を名乗る者。
終章で一度「ソロモン」としての彼を撃破することで、上記の発言とともに正体を現す。
真の姿は魔神柱を人型に押し込めたような、全身に目玉や管の走った不気味な造形。
第一形態ではスキルを多用し、防御ダウンのデバフを重ねたり回避を乱発したりと小技に長けているが、第二形態になるとうって変わってひたすら攻撃ばかりになる。スキルも必殺技のチャージを加速させるもののみ。
そのかわり素の火力は上がっており、また全ての攻撃に防御ダウン、スター発生率ダウン、Buster,Arts,Quickのいずれかの攻撃の威力を100%下げる*5といった厄介なデバフも付属しているため、ゴリ押しできる相手ではない。
そして、魔神王としての彼に勝利すると、さらにもう一形態とのバトルがあるのだが…
ゲーム以外におけるボスキャラの形態変化の例
フリーザ
『ドラゴンボール』フリーザ編のラスボス。
「ラスボスが変身してパワーアップ」というRPGの要素を漫画に輸入した偉大なキャラクターで、その後多くのアニメ・漫画で「ラスボスが変身してパワーアップ」という展開が定着する嚆矢となった。
ちなみに理由は「パワーがあり過ぎて自分でもうまく制御できない」ためで、最終形態が本当の姿と思われる。
「ドラゴンボール」の中でも「ボスの変身」は以降おなじみの要素となり、その後の各章でラスボスを務めたセルも魔人ブウもしっかり変身を行っている。
また、いずれのボスも「見るからにパワーの有りそうな形態より最終形態の方が小柄」という共通点があり、これも多くの作品に継承された。
大魔王バーン
漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のラスボス。
そもそもがドラゴンクエストシリーズを下敷きにした漫画なので、当然変身を行うのだが、
あえて弱い状態で肉体をとどめておく理由として「寿命を延ばすため」と理屈をつけたのが斬新。
三段変身を行う王道なラスボスであるが、三段目の変身に関しては本人も想定していなかった。
魔王セクハラーン
Mr.FULLSWINGのエピソードの一つで兎丸が作ったゲームのボスキャラ。十二支野球部の監督、羊谷をモデルにしている。
驚異の十九段階変身を行うが、1~9段階はデスピサロのごとく部分的に形態が変わり、10~18段階はその繰り返し。段数増やしたいだけじゃねーか!
最終形態はよぼよぼの爺さんの姿になるが、その正体は日本一のゲートボーラーで戦闘力も意外に高い。
宇宙大皇帝
漫画魔法陣グルグルのゲソックの森に登場する大ボス。
その実態は挑戦者をパチモンキャラにするためのボスであり、何回倒しても実質無限に形態変化するため詰んでしまう。
イレギュラーとして紛れ込んでいたククリが加勢し撃破したことでゲソックの森攻略の糸口となった。
ジャック・ハンマー
漫画バキシリーズの『グラップラー刃牙』のラスボス。
主人公である刃牙との戦闘で激しい攻防を繰り広げる中、ドーピングで鍛え上げた身体は限界を迎え、延々と嘔吐しながら肉体が萎んだ。
だが、ステロイドによる限界を超えたジャックの身体は、無駄なく引き絞られたダイヤモンドの如き完成体に変化し、大幅にパワーアップする事に成功した。
ドーピングという一般的な創作物なら基本肯定されない負けフラグや弱体化フラグの要素をパワーアップ変身を行う理由付けにしたという点が特徴的。
まあ変身とは少し違う感じではあるが、ほぼ形態変化と言っても良いだろう。
完全生命体 デストロイア
平成ゴジラVSシリーズの最終作である『ゴジラVSデストロイア』におけるゴジラの敵。
過去に初代ゴジラを葬り去ったオキシジェン・デストロイヤーの影響によって目覚めた原始生物で、
現代の環境に適応しようとした結果、異常進化を起こして怪獣化した。
小さなカブトガニのようなクロール体から地上進出した幼体及び集合体までは節足動物のような姿をしていたが
集合体がゴジラジュニアとの交戦時にG細胞を取り込んだ結果、完全体は爬虫類を思わせるシルエットとなりゴジラをも上回る巨体を得た。
ちなみに平成ゴジラお馴染みの生頼範義版ポスターでは完全体が描かれているが、映画とはだいぶ違った体型になっている。
モンスターX→カイザーギドラ
こちらはミレニアムゴジラシリーズの最終作である『ゴジラ FINAL WARS』のラスボス。
コントロール下に置いた怪獣たちを地球最強の怪獣王ゴジラによってことごとく打倒されたX星人は、
切り札として骨に似た外殻に全身を覆われた怪獣「モンスターX」を送り込む。
その戦闘能力の高さと、改造を受け投入されたガイガンとの連携プレーでゴジラを苦しめ、
やがて有翼四足歩行の三ツ首の竜の姿をした「カイザーギドラ」へと変貌を遂げた。
ちなみに、モンスターXがカイザーギドラへ変化することは公開まで徹底して伏せられていた…のだが、
本作が歴代怪獣総出演という触れ込みの割にキングギドラだけ発表されていなかったことや、
モンスターXもよく見ると両肩に竜の頭があり尾が二又に別れていたりしたので長年のファンからは割と予想がついていたそうな。
根源破滅天使 ゾグ
ウルトラマンガイアのラスボス。ウルトラシリーズのテレビシリーズにおける2段変身ラスボスの筆頭。
最初はガイアの3倍程度の大きさの、天使のような姿で降臨し、ガイアとアグルを打ち負かした。
その後、復活した2大ウルトラマンの怒涛の必殺技連打を受け、有翼4足歩行で身長666メートルの超巨大怪獣へと変身を遂げた。
なお、第2形態のゾグはあのガイアスプリームに明確にダメージを与えた数少ない敵でもある。
投げの鬼としては、やはり投げられない程の巨体の敵には分が悪かったか…
ウルトラマンベリアル
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE以降、ウルトラシリーズの様々な作品でラスボスを務める宿敵。
最初はベリュドラやアークベリアルといった、超巨大な形態に変化していたが、後にゼロ ダークネスやウルトラマンベリアル アトロシアスといった、他のウルトラマンの力を利用した、通常のウルトラマンサイズの形態に変化するようになった。
ゲムデウスクロノス→超ゲムデウス
「運営にして真のラスボス」を自称する、仮面ライダーエグゼイドのラスボス。
エグゼイドという作品自体が「TVゲーム」がモチーフのため、彼も「超ゲムデウス」という巨大化変身形態を持っている。
「真のラスボスとは、一度倒され、最強の進化を遂げる…それがゲームと言うものだ!」というセリフには、ゲーム、特にRPGに触れてきた多くの視聴者が頷いた事だろう。
黒十字総統
秘密戦隊ゴレンジャーのラスボスにして、スーパー戦隊シリーズのラスボス第1号。
最初は白い頭巾に両腕を組んだ姿だったが、後に黒い十字の被り物をしてマントを羽織った姿になった。
ゴレンジャーとの最終決戦でゴレンジャーハリケーン・カシオペアを食らい、正体であり、黒十字軍の本拠地でもある移動要塞・黒十字城になった。
なお、黒十字総統の正体は黒十字城であったが、その黒十字城の正体、及びそれまで黒十字総統が姿を見せている間に使用していた黒十字城が一体何だったのかといった謎については不明のままである。
サタンゴース
巨獣特捜ジャスピオンのラスボスにして、メタルヒーローシリーズにおける形態変化を見せたラスボス第1号。
通常は剣を持ったロボットのような姿だが、その正体はブラックホールから弾き出された負のエネルギーが凝縮する事で誕生した超生命体であり、後に脱皮して怪獣のような大サタンゴースに変化した。
デビルZ
トランスフォーマー 超神マスターフォースのラスボス。
ブラックザラックに憑依してゴッドジンライと戦い、頭を破壊されて倒されたかと思われたが、
その状態からヘビサソリ形態にトランスフォームしてゴッドジンライを苦しめる。
だが力を合わせたゴッドジンライとヘッドマスターJr.によって再度倒され、本来の姿であるエネルギー生命体の姿に戻り、さらに止めを刺された。
サタンガンダム
カードダス・SDガンダム外伝第1章・ラクロアの勇者のラスボス。
最初はドクロの杖を持った魔法使いの姿をしているが、マントを開く事で真の姿であるブラックドラゴンになる。
第1章で騎士ガンダムに倒されるも、第4章でネオブラックドラゴンとなって復活、再戦する事になる。
実は騎士ガンダムとサタンガンダムにはある秘密が隠されており…
オーバーボディ
『キン肉マン(漫画)』独自のシステム(単独項目には類似例も挙げられているが)。
非常にぶっちゃけた話、着ぐるみのようなものを着込んでいる。
小林幸子
演歌界のラスボス。
年末の「NHK紅白歌合戦」において、舞台装置と言った方が正しそうな巨大な衣装をまとい、しかも歌の途中で衣装が変形してどえらいことになるのが恒例。
あまりに有名になりすぎて、絢爛豪華な形態変化をするラスボスが「小林幸子」とあだ名される逆転現象もしばしば。
最近は何らかの勇者に倒されたのか出てこなくなったが、その代わり『グリモア』や『ゴシックは魔法乙女』のコラボイベント、映画『スーパー銭湯 純烈ジャー』などに本当にラスボスとして出演している。
「フハハハハ! そのていどで このこうもくを たおせたと おもっているのか!
わが しんのすがたを みるがいい!」
なんと! こうもくが みるみる ついき・しゅうせい されていく! ▼
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*2 後者はFC版のみ。リメイク版では「あたまはしょうめつした!」に差し替えられている
*3 但し、Ver.5.0のラスボスのみこの法則から外れた。
*4 各形態の体力は10万以上あるのだが、テンペスト系列の中で2番目に強いATの威力は22万ある
*5 当然その種類の攻撃のダメージはゼロになる。バフで相殺すれば話は別だが、味方のスキルでかけられるバフはせいぜい50%のため、大人しく耐えるのが吉だろう。
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