登録日:2014/08/22 (金) 23:43:31
更新日:2023/12/21 Thu 10:34:50NEW!
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モンスターファーム ライガー 犬 狼 紙装甲 スピード重視 スピードキャラ わんわんお 非力 アクロバティック かわいい ペット 冷気 雷撃 玄人向け イケメン 素直 クール モンスター解説項目 ブリザードによるクリティカル地獄 ブリザード・ヴォルファング
モンスターファームシリーズに登場するモンスターの一種。
▽目次
【概要】
現実世界で言うところの犬や狼に近い四足歩行型のモンスター。
初代から多くの作品で、スピード系選手として登場。
青と白の毛並に鋭い二本の角、愛らしさが残る凛々しい顔つきとルックスも良い。
何より人に良く懐く素直な性格の為、一般人にもプラントと並んでペットとして飼われていることが多い。
これに関しては2において「人間を家族だと思うため主人を裏切ることがない」とも記されている。
Fimba地方のセキトバではじめて円盤石が発見されたことから、そり犬の役割を果たしていたのではと推測されている。
一方でPS2以降ではアニメ版の影響が良くも悪くも表れており、素直というよりは荒々しさの中にクールさを秘めた面が前面に出ている。
バトルでの実力としては命中の適正が高く、まじめさも高いのでいう事を聞きやすいものの、ちから、丈夫さ、ライフといった適性が低く、覚える技はちから系が中心なのも、スタートダッシュで足を引っ張る。
故に純血のライガーは初めて育てるモンスターとしては少し厳しい評価になるかもしれない。育てやすいが、強くするにはコツが要るモンスター。
この記事ができた当初では「ディノといい、スエゾーといい、初代の市場で貰えるモンスターは全部初心者向けじゃない。」とか言われる始末。
ライガー種で楽をしたい場合は、純血種に拘らず、派生種でちから方面を伸ばしやすくするか、早めに雷撃系を覚える、若しくは最初からかしこさ技を持つ種族を選んで序盤を乗り切るなど工夫が必要。
Cランクに上げてしまえば雷撃系統以外のかしこさ技も使えるようになるため、序盤さえ乗り切れば冒険用も兼ねたかしこさ型で十分やっていける。
ガッツ回復は早めで技の燃費もいいので、スピードで翻弄しながら技を当て続けチクチク削っていく戦い方が有効だろう。
極一部を除いてヤワなので、相手の強力な一撃を貰わないよう回避はしっかり上げておきたい。
続編のモンスターファーム2ではかしこさ、回避、命中の適性が1ランクずつ上昇。
成長パターンが早熟なのは痛手だが(純血とその他一部の派生種に限る話だが)、トレーニングの相性上すぐれた点に特化させやすく、
名人や殿堂入り目的ならばより割り切ってかしこさ・回避型を目指すことで育てやすくなった。遅れてホントの初心者向けへの昇格である。
要求なしおねだりの存在が若干足を引っ張る*1ものの基本は真面目な種族なので、おねだり自体があまり発生しないのが救いではある。
移植版では要求なしおねだり自体が修整され、ストレスフリーな育成が可能となった。
基本威力が低めな代わりに、大半の技がクリティカル率が非常に高く設定されているという新たな特徴を得たことにより、意外なところで高火力を叩き出すことも。
無難に行くならかしこさ型だが、超必殺技の連打に走るならちから型も悪くない。
また、2におけるライガー派生の種はパワータイプやバランス型がメインなケースが妙に多い上に、「命中は確定・物足りなかったら回避も上がる」形で適性が変化するので、
成長適性がぱっと見マイルドになることが多い。早熟になり、ピーク期間が厳しくなるのは上級者にとっては痛手だが、基本的に初心者にも扱いやすくなる。
やはり、必須パラメータである命中適性の上昇および、性格がヨイに傾くことによるものが大きい。
【主な技一覧】
初代、2でラインナップに変更は無い。
特に2では使い込み技が一つもないというのがありがたく、合体絡みで手間が少ないのはうれしい。
- かみつき、ひっかき(基本技(初代)/バランス技(2))
共に初期から使えるバランス技でちから技。
基本的にかみつきの方が命中に優れる傾向がある。
2のひっかきは性能こそそこまで良くないものの、割り込みに強く当たり続ければハメることが出来、外れた場合も距離を離す事が出来る。
ナーガの突きやゲルの突き刺し程ではないがどちらもモーションが短く、質より量で攻めたい場合は効果的。
後に「ライファング」/「ライスパイク」名義でその系譜が残っている。
こちらではファングは大ダメージ寄り、スパイクは命中寄りであり、どちらも比較的低コストで繰り出せる。
- 体当たり(命中重視技)
中距離から文字通り体当たりをかます。初代では近距離まで一気に肉薄し、2では相手を遠距離に吹っ飛ばす。
「当てる事」を重視した性能で、命中率は高いが威力はかみつき/ひっかき以下とかなり低い。
1と2では使用感覚が異なり、1では手数にモノを言わせて着実にライフを減らせる技、2ではダメージを与える事よりも、その後別の技に繋ぐ為の移動手段、終盤の時間稼ぎとして有効な技。
連打勝負に勝ちやすく、比較的割り込みに強い。
後に「ライチャージ」名義でその系譜は継がれており、ザンの移動専用技・ミラージュシフトに攻撃判定がくっついたような使用感とされている。
- 空中回転アタック(命中重視技)
遠距離から勢いよく飛び上がり、技名通りの動作で空中から相手に向かって突撃する。
ちから技では唯一の遠距離技かつ精度も高いので、マニュアル対戦を想定したり、ちから型を育成するなら必修と言える。
威力は低めだが命中重視技なだけあり命中補正が+21(S表記上位)と最高レベル。
2ではクリティカル率も命中重視技としては法外に高く、敵をレンジ外に吹き飛ばすようになったため終盤の逃げ切りハメにも使える。
そこそこガッツダウンが付いているのも嬉しく、総合的に見てライガーの生命線とも言える技。
オートバトル対戦では、能力制限のある公式大会などで回避型の相手への打点として一役買っている。
後に「ムーンアサルト」名義で系譜が残るも、性能は別物に大きく変化している。
- 雷撃、超雷撃(ガッツダウン技)
近めの距離から、角から放電することで電撃を浴びせる。
雷撃はガッツダウン技の割にガッツダウン量は低め、超雷撃のガッツダウン量は申し分ない。
やはり威力は低いが、ガッツダウン技の中ではそれなりの命中補正がありがたい。
本来ライフダメージを重視した技ではないが、初代では序盤から使える貴重なかしこさ技であり、序盤の敵ならパラメータ次第で十分蹴散らす事が出来る。
2の「超雷撃」は当たると強制ダウンさせてしまうのでモーションが長く、相手を選ばないとガッツ回復で取り返されてしまうのだが、それでも重量級のモンスターと戦う際には切り札となる技。
命中率も下がったとはいえ限りなくCに近いD程度で、狙いやすい。
後の作品でも「雷撃」は遠めの距離からのガッツダウン技として続投している。
- ワンツー、コンビネーション(大ダメージ技)
「ワンツー」は前足の連続蹴りから後方回転しながらの連撃へと繋げる。
上位の「コンビネーション」になると、後方回転キックが二連続になり、エフェクトも格好良くなる。
最大火力や平均火力が抑え目のライガーの技だけあって、技ジャンルの割に他のモンスターの大ダメージ技より威力は低く、代わりにクリティカル率が高いという、他のモンスターのクリティカル技のような数値設定になっている。
初代だと、低威力の技ばかりが目立つライガーにとっては貴重なダメージソースとなるので早期の修得が望ましい。
ただし、純種ライガーはちからが伸びにくい。ハムライガーやトウテツ等、伸びやすい奴で早めに覚えておこう。
2ではどちらも強制ダウンで距離を離す効果が付いたが、このため初代に比べると攻撃間隔が長くなってしまった。
すかさず他の技をお見舞いするとかで、この欠点を補おう。
後に後半のモーション部分が「サマーソルト」として系譜を残した。
- 冷気弾、ブリザード(遠距離攻撃技(初代)/クリティカル技(2))
氷塊を飛ばしたり、冷気そのものを振りまいたりして攻撃するかしこさ技。
初代では回避の修行の為にいつの間にか覚えているケースも珍しくない。
性能は微妙だが、CPU戦であればパラメータにモノを言わせたゴリ押しも可能。初代では性能の割に習得時期がやや遅いのがネック。
続編では最高レベルのクリティカル率を誇り、修得時期が早くなり、技の火力とクリティカル率が改善されたことで、大いに存在感を増す。
とりあえず一般的な大ダメージ技並みの火力は得られるので、かしこさ重視のライガーも十分視野に入れられるくらいの技に強化されている。
ただし、冷気弾はガッツダウンが全く付かなくなった点、ブリザードはかなりガッツ消費が重くなっている点に注意。
冷気弾は連打・割り込みに強く、4距離に行かせたくない相手に連発して足止めする手段としても有用。
- 吠え(超必殺技)
ガッツダウン寄りの超必殺技。
初代では命中率は低め、しかし消費ガッツは30でガッツダウンは絶大と非常に強力だったが、
2ではガッツ消費が増えた挙げ句、命中補正がさらに低くなってEまで低下し、文字通りギャンブル技と化している。
本編攻略では回避の低いラブレス等への一撃に、フル戦では相性の悪い相手への一か八かの事故狙いに。
またモーションが命中の是非に関わらず5秒前後と長いので、試合終了間際の時間稼ぎとして空中回転アタックと使い分けるといい。
後の作品では「遠吠え」となり、ガッツダウン特化技となっている。
- 突き刺し(超必殺技)
その名の通り二本の角で思い切り相手を突き刺す。ライガーの気性的に角はあまり使いたがらないのか、この位置。
ライガーの持つ技の中では最高威力を誇り、その他の性能も高い。ちから型ライガーの主力にもなりうる。
が、超必殺技故に消費ガッツも高くなっておりそう何度も連発できるものでも無い。
2でもそこまで性能に違いは無く、ガッツダウン性能が下がった代わりにクリティカル率が大幅上昇している。
敵を遠距離に吹き飛ばすようになったため、ガッツに余裕があれば吠えや空中回転アタック、ブリザード等に繋げられる。
【主な派生種】
- デトナレックス
ディノ、ロードランナー派生。
緑の毛並みに、恐竜を思わせるウロコが体表を覆うワイルドな風貌。
森の中を駆け抜けるスピードは並ぶ者がおらず、狩りが好きであり、得意らしい。
だが、まじめなライガーと素直な部類のディノ/ロードランナーの混血であるにもかかわらず、気性が荒く、ブリーダーに噛み付くことがあるという攻撃的な性格。
実際にまじめさの低下に表れてしまっているが、2の内部データではヨイモンなので、そこは安心していい。
初代では命中の適性が上昇しているのみで、攻撃面の旨味がなくイマイチな印象を受ける。
2では純血から丈夫さ適性が上昇し、走り込みが得意になり、成長パターンが普通で寿命が伸びているので守りに関しては優秀になった。
代わりにかしこさ適性が犠牲になっており、攻撃面を伸ばすのが手間になったため、ロードランナー派生としてはやや上級者向け。
慣れたプレイヤーであれば適性の関係上回避から伸ばしていく事になるため、賢さ>回避の種族に比べて瞑想による賢さの調整を気にしなくていい(=カンストさせて無駄を出さない)利点はある。
初代のEランク公式戦に「ビュウーン」の名で登場している。
因みに「4」以降では尻尾が完全に恐竜のソレになるなど若干見た目の変化はあるが、派生種では唯一初代からの生え抜きである。
4でもロードランナーの血の影響をモロに受けており、バランスの取れた能力値、ライガー種最速のガッツ回復速度を持ち、ライガーの元々マイナスに傾くほど低い魔属性を0まで持ち直している。物理耐性を上昇させる「かたいウロコ」を持つのもメリット。
敵としては「狩猟用としてのイメージが強いため、バトル会場で見かける事が少ない」という設定どおり、Eランクの「シュン」、Dランクの「ライフアイゼン」と低ランクに2体エントリーしているだけであり、こういう面での扱いはやや不遇。
- トウテツ
ゴーレム派生。
名前の由来は恐らく中国に伝わる悪神「四凶」の一体である「饕餮(とうてつ)」だが、性格は比較的真面目。
全身が岩でできているので、普通の犬と同じ感覚で上に乗っかられたりすると大変なことになる。
重たい身体だがライガー種なので俊敏に動ける。それ故に、じゃれてくる動作が怖くなってしまったが…。
初代の時点でライガーの弱点である丈夫さとちからを克服しているが、代償に命中と回避の適性は下がっている。
それでも、平均程度で踏み止まっているのは偉く、得たものは大きいので初心者向けのライガー種といえる。
2でも傾向は変わらないが「ライフD/賢さB/それ以外C」というバランス型になり、ライフ以外のポイントに絞って育てやすい適性を得ている。
システムの違いから、普通のライガーとは違って、相手の隙を伺って、そこに一撃を加えるという一味違った操作を求められることになる。移動速度も低下し、ガッツ回復も重くなっているのでその傾向が強い。
1ではDランクに「モペト」の名で登場。2の二大大陸対抗戦でも能力が強化されて登場する。
- デトナクリス
ピクシー派生。
ピクシーからほぼそのまま受け継いだピンク+肌色の毛並み、タレ目がちな目が特徴。
いたずら好きな性格であり、じゃれて魔法攻撃でブリーダーを傷つける事があるため、一般の人が飼うには危険な種族。
初代ではかしこさ、回避の適性が上昇した代わりに、ちからが更に伸びにくくなっている。
初期技が冷気弾なのでスタートダッシュでつまづきづらいのが幸いか。頑張ってトロカチンやブリザードで補おう。
2では純血と全く同じ適性だが、いたずら好きゆえにヨイワル度が普通まで低下している。代わりにガッツ回復速度が(ノラモンを除けば)種族内最速の8となっている。
- ヤクトハウンド
ワーム派生。
ワームのような緑の四つ目を持つライガーで、一般の人からはちょっと不気味がられることも多いと書かれている。
初代ではライフ適性が上昇しているのみ。耐えるようにはなったが、火力面は改善されていないので、これをどうするかが課題。
2では設定ミスからかワーム派生なのに何故かライフ適性が上昇しておらず、その代わり移動速度が低下していないなど妙な仕様に。
適性は純血から弱体化しているものの、晩成型なので能力は伸ばしやすい。
リメイク版ではライフ適性がCに修正されたので、耐久面を気にする際に向く選択肢になった。それでいて移動速度は修整されていないので単純強化された。
ただプールバグも失ってしまったのでフルを目指す時のトータルでの恩恵は微妙だったり…。
アニメ版でも活躍した。
なお、4に登場するビークロン派生のジャガービートはこいつの近縁とされる…というまではよかったのだが、
よりにもよってジャガービートのほうが人気という設定にしてしまったため、PS版から付き合い続けたブリーダーたちの怒りを買ったとされる。定かではないが、頷けはする…。
- アクアストライク
ゲル派生。
ゲル派生の御多分に漏れず、クールな半透明の青いボディを持つ。
彼の走り抜けた後は生温い風も涼風に変わるとされるが、夏場はともかく冬場は歓迎されないモンスターである。
初代では純血の適性に乗る形で丈夫さの適性が上昇したのだが、あくまでも最悪よりマシな程度でしかないので、過信は出来ない。
初期技は雷撃なので、無理に序盤から苦手なちからを伸ばさなくていいのは利点。
2では純血から回避の適性が下がった代わりに丈夫さ適性は上昇し、丸太受けが得意になった。
ちょうどデトナレックスのかしこさと回避の適性を入れ替えたような能力。ついでにガッツ回復、移動速度、寿命も同じ。火力の観点ではこちらが優勢だ。
敵モンスターとしては2からDランクに「ウィンストン」、二大大陸対抗戦に「シェット」の名で登場する。
- モノアイ
スエゾー派生。
スエゾー派生らしい黄色い毛並みと単眼の持ち主。
大人にはもちろん怖がられるが、人懐っこさと不思議な魅力により子供にはモテるらしい。
初代ではかしこさと命中の適性がワンランクずつ上昇した代わりに、ライフが最低ランクまで下がっている。
初期技は雷撃であり、性格そのものはスエゾー派生の中でも真面目なので、育てやすい。
2では回避適正が下がった代わりに寿命が伸びている。ガッツ回復も10と十分早い。そこまではいいのだが…
ヨイワル度が何故か半端な-28という数値なのは良いとしても、本来C*2で収まる筈の移動速度が何故かゴーレムやバクー並のEまで低下している。
「一つ目だと距離感が掴みづらい」という設定を反映したのか、単なるバグなのかは不明。(一応こうもりのように超音波で遠近をつかんでるらしいのだが)
移動でアドバンテージを取りづらいので、どの距離でも戦えるよう力も賢さも伸ばしておきたいところ。フル戦ではかなり厳しい。
移植版ではめでたく移動速度Bと並の速さになり、安心して対戦用に育てられるモンスターになった。
因みに、そもそもヤクトハウンド共々本来の移動速度は計算上BではなくC*3になるのだが、ライガー種はスピーディーなイメージがあるせいかあまり気付かれない。
移植版では半指定種の個体に、ガッツ回復が9、移動Cという、戦闘スペックがエコノキックスと同じな個体が存在する。
2021モンスター甲子園SUMMERのMF2部門においては、前評判ではカムイがトップメタを握るだろうと予想された中、オワタ式(ライフ1)のかしこさ型モノアイ「ティンダロス」がなんとベスト8進出という大躍進を果たした。しかもよく見たら能力値が上限である2021に届いていない。
オート戦は運の要素と対戦相手のクジ運の部分も強い事を如実に示した貴重なファイターである。
- ハムライガー
ハム派生。
茶色い毛並に丸っこい耳、黒くて大きいつぶらな瞳を持つその姿は、ゲーム内外問わず全モンスターの中でも上位に入る可愛い系モンスターとして支持を集めた。
しかも単に可愛いだけでなく、ハムのパワーが加わったことでちからの適正が平均まで上昇、命中の適性が最高値にアップし、打点の確保に成功。
まじめ度にも磨きがかかり更に育てやすくなっているなどなかなかに侮れない、本当の初心者向けライガーの一種。
2では命中の適正が下がったものの依然高レベルで、更に成長タイプが普通に変更されており、やはりちから型として育てやすい。
ただし、ライガー種のフォルムの統一によりコロコロとした小動物度は下がってしまったかもしれない…。ちから技を充実させて頑張ろう。
1ではCランクで「アビワン」、2ではEランクに「リオーン」が登場。アビワンは2の二大大陸対抗戦にも登場する。
ちなみに「クラッシュバンディクー3 ぶっとび世界一周!」から特殊な個体が再生できるが、主人公であるクラッシュの「おバカ」という設定にちなんで、なんとかしこさが「1」しかない。
それ以外は極端におかしい部分はなく、命中と回避はむしろ高めに、ジャングル修行が得意に設定されている。おとなしめながら再現度はなかなかのもの。
- バロン
ガリ派生。
モデルは恐らくバリ島に伝わる聖獣・バロン(Barong)だと思われるが、攻略本などの英語名を見ると綴りが「Balon(男爵)」になっていたりする。
ガリを思わせる大きく広がる鬣と金色の頭部に、これまたマントのような模様が目立つ背中と、かなり独特の見た目をしている。
初代では純血からかしこさと命中の適性が1ランクずつ上昇。初期技はちからタイプばかりなので、高めの賢さを活かすためにも早めに雷撃系を覚えて序盤を乗り切りたいところ。
2では初代で大きく広がっていた鬣が純血と同じフォルムに統一されたが、これはこれでかっこいい。
性能面では純血の適性から命中と回避を削り、丈夫さと成長タイプ普通に回したことで、若干育てやすくなった。
やや短命だがガリの血を引くだけあって純血に輪をかけてまじめであり、トレーニングで大成功を連発すれば意外と化ける可能性も。
一撃あたりの最大火力はテラードッグやトウテツに一歩譲るものの、移動速度は維持している。スピードと補正を活かして終盤の空中回転アタックハメに繋ぎたい。
2ではBランク公式戦において「グールシャイン」の名で登場。ジェットストリームアタックしてくるガリ派生3体の中でも、合計能力値は頭一つ抜きん出ている。
移植版では初代、2ともに「風になる/つじあやの」からタイアップを務めた作品の登場キャラクターと掛けて出現する。2ではこの個体はデフォルトで憤怒を所持している。
後の作品では「ダンデライオン」に改名されている。
- テラードッグ
モノリス派生。
艶のある漆黒の毛並みに赤い目という、真紅眼の黒竜ならぬ真紅眼の黒狼といった風貌。
全体的にルックスに優れるライガー種の中でも見た目人気があり、ゲーム内でもおしゃれな人々の人気を集めているとされる。
漆黒のビロード状の毛並みに誇りを持っており、毎日グルーミングや水浴びをさせないとスネるなど、本体もオシャレに気を使っているようだ。
ちなみにこいつに限らずモンスターの毛皮は「モンスターと仲良くしなさい」という王様命令があるため、法律により禁止されている。
初代ではモノリス派生らしく命中と丈夫さ適性がワンランクずつ上昇しており、地味ながらもデトナレックスとアクアストライクのいいとこ取りになっている。
2では命中、回避は下がったものの、命中はトウテツと違って依然高水準で、かつ丈夫さが平均レベルまで上昇しており、全体的に尖った適性を持つライガー種の中でもバランスの取れた適性を持つ。
一方で短命、ヨイワル度、移動速度の低下などデメリットもあり、重たい操作感に苦しめられるかもしれない。
ガッツ回復速度もやや重くなっているので、補正を乗せた突き刺しやブリザード、コンビネーションで勝負をかけたいところ。軽量級からのガッツダウンはやや苦手。
なお、アドバンス2ではちからの初期値が設定ミスなのかアホみたいに高まっており、それこそゴーレム種に肉薄するほどになっている。
作品によっては「クロ」というモンスター名に変えられている。
LINEMFにて「ピットデビル」名義で敵モンスターとして登場。
最高峰である四大大会に登場するだけあって桁違いの能力を持つが…その実態は慣れたプレイヤーからすれば白星配給係。
かしこさが高いにもかかわらず雷撃くらいしかそれを活かせる技がなく、死角となっている遠距離には弱点である白オーラ技に使いやすいものが多いのが最大の原因。
- ケルベロス
ナーガ派生。
ナーガの血を引くだけあってなつきやすいライガー種の中ではかなり狂暴で、ブリーダーのもとから逃げ出して野生化することが多く、時々事件をおこしている。
発見者が襲われたという話もあってか、一般の人々が飼育することは禁じられている。
戦闘狂であるナーガの影響が色濃く表れており、ちからの適性がハムライガー以上、命中の適性も最高レベルと潜在能力は高い。
ただ、ライガー種の中ではぶっちぎりでふまじめ(まじめさ30)であり、油断すると小屋を壊され脱走されるので、適性はいいが初心者には厳しめ。
2ではライガーとナーガの適性が相殺し合った結果、命中が最高ランク、火力面は平均的で耐久が低めというホッパー種に近い適性になっている。
例によって性格もワルで短命早熟なので、要求なしおねだり持ちの個体を知らずに育てていると寿命もピークもゴリゴリ減っていく。
しかし、これでもナーガ派生としては成功例といえるモンスターである。ちから型ライガーかつワルモンを目指す際にはお手軽な選択肢だ。
戦闘面では移動速度と早めのガッツ回復速度を両立しており、使いやすい。
1ではEランクに「ジェット」、2ではF(フリー)ランクのヒールズ杯に「ラガマーム」が登場。
LINE版のラスボスの1匹「マクシム」もこの種族。
- エコノキックス
プラント派生。
タテガミが花弁、体表は葉っぱの模様、足は木のようなカラーリングになっており、非常にカラフルな外見を持つ。
地域ごとの人気差が激しいモンスターらしく、南方では人気だが、それ以外では不人気な場所もあるらしい。
初代ではライフ、丈夫さ、かしこさが上がっており、ライフの克服どころか純血種の上位互換ぶりを秘めたモンスターになっている。
2でもライガー種の苦手なライフ適性を、命中と回避を一段階ずつ犠牲にして克服。丈夫さはもともと終わっているので問題ない。
機種によってはプールバグ活用、早熟だが寿命が大幅に伸びているなど非常に能力を伸ばしやすく、
初心者の殿堂入りサポートは勿論、賞金稼ぎ、冒険用、銀桃ハンターなどありとあらゆる役割を兼ねる事が出来る。
唯一の欠点は移動速度の低下で、フル戦では純血やシロの劣化になってしまう。テクニックや相性、あと愛情と時の運でカバー出来る範囲の差異ではあるが。
移植版では、ガッツ回復8、移動Dの半指定種が存在する。同じガッツ回復帯には移動Bのデトナクリスが居るため、苦労してまでこの個体をフルにするメリットは薄いか。
- バーゲスト
アドバンス以降に登場するジョーカー派生。
「4」からは顔が骸骨、上半身はグレー、下半身は赤黒の毛並み…という禍々しいルックスとなっている。
戦う相手の幸せを奪い尽くす事を生き甲斐としているらしい。
適性は良いが寿命が他のライガーに比べて1割ほど短く、フル育成の難易度は高い。しかし完成すればそれに見合った強さを発揮してくれる。
氷属性が純血に次いで高く、その他の属性も全体的に底上げされているため、耐性を付けやすい。代わりに物理耐性は若干下がっている。
初期特徴はジョーカー派生らしい「魔術の知識」。序盤ではサマーソルトに付加してクリティカル率の高さを活かすといい。「魔法の極意」まで強化すればひとまず魔属性耐性は及第点レベルになる。
ライガーとジョーカーという掛け合わせの都合上、性格は高確率で「クール」となる。
「バーゲスト」はイングランドの民間伝承に登場する妖精の名であり、一般的に不吉の前触れとされる。
「4」のグレードSに「スレイマン」の名で登場する他、裏カウレアのノラモンとして登場する一番強い個体はライフ以外ALL800オーバーと凄まじい強さを誇る*4。
- ガルム
「4」などに登場するレシオネ派生。
水色の体色と、鬣の間に水棲生物を思わせる膜を持つ。
「ガルム」は北欧神話に登場する冥界の番犬の名。また古代ローマにおける魚醤(調味料)で同名のものがあり、この辺で魚要素と掛けている…のかも?
バーゲスト同様力が強めで適性バランスが良く、寿命も伸びているのでフルモン育成がシビアな「4」において一定の需要がありそうな一体。
移動速度やガッツ回復速度の低下などデメリットもあるが、手軽にライガーをフルにしたい人には選択肢になるかも知れない。
デトナレックス同様、物理耐性を高める「かたいウロコ」を特徴フラグとして持ち、初期から命中率を高める「水の知識」を使えるので、高速騎乗の出来る戦闘要員としても優秀。
4の敵モンスターとしてはEランクの「キュロ」、Dランクの「スフィン」、Bランクの「ホーマー」がこの種族で、いずれも能力値は無個性。表・裏カララギジャングルのノラモンとしても登場する。
- ポッドドッグ
ヘンガー派生。
「4」ではまんまロボット犬な見た目をしており、角や鬣等の装飾はバッサリ切り捨てている。尻尾の形状はどちらかというと豹などネコ科の肉食獣に近い。
代わりに頭部にカメラの様な装備が施されているなど、ライガー種の中でも異質なフォルムを持つ。
能力適性はバーゲストと全く一緒、属性耐性も多少差異はあるものの、氷属性が純血に次いで高い点は共通している。
「重装甲」を覚えられる点だけは大きな差異。
初期特徴は「雷の知識」だが、当の本人の雷耐性は他のライガーに劣るので序盤攻略用としての恩恵は微妙。
バーゲストより寿命が長い分余裕を持って育成できるが、ガッツ回復速度がライガー中最遅なのが気になるところ。
4の敵としてはCランクに「ヴォルフラム」として登場。能力値はご多分に漏れず無個性なのだが、4においてモンスターの命名に使えない「ヴ」の文字を当然の様に名前に使用している。
ノラモンとしては表・裏のプロミアス遺跡に出現。
- ジャガービート
ビークロン派生。「4」などに登場。
前述のヤクトハウンドの近縁種と図鑑でも明言されており、全身カブトムシを思わせる茶色の甲殻に覆われている。特徴もその風貌どおり「かたいヒフ」を所持している。
ライガー種特有の二本の角はクワガタムシのような形状になっている。
能力適性としては、力、丈夫さ適性が純血より底上げされた代わりに命中、回避、賢さ適性が落ちているが、トータルバランスは悪くない。
また、ガッツ回復速度は維持しているもののガルム同様移動速度が落ちている。
4の敵としてはCランクに「ブンエン」として登場。おそらく由来は三国志における魏の五将軍筆頭・張遼の字である「文遠」だと思われる。
物語でも史実でもトップクラスの戦闘力を誇る武将の名を冠する割に、その能力値はCランク内でも弱い部類に入る。
ノラモンとしては表裏のカララギジャングルに出現。
- ナイトファング
ザン派生。
「4」ではザン派生らしい全身凶器といった風貌であり、細身の漆黒ボディに赤い眼が光る。
こいつに限らず、ザン派生のモンスターはカラーリングがモノリス派生に近くなる傾向がある。
物理耐性がライガー中最も高く「かたいヒフ」の特徴フラグも持つ守りに秀でたライガー。
属性面も氷属性の低下こそあるものの他の属性耐性は踏みとどまっており、近距離で殴り合う分には申し分ない。
移動速度は維持しているが、ガッツ回復が遅くなっている。
バーゲストほど露骨に短命ではないが、成長適性はライガーの中ではやや悪い方で育成は難しめ。
「4」の敵としてはBランクに「トゥマ」、Aランクに「ガリオン」名義でエントリー。後者は「氷の極意」を持つので耐性の低いモンスターは注意。ガリ×ハムとは多分関係ない。
ノラモンとしては表裏のトゥグルの洞窟に出現。避ける上に意外と硬く、鋭い攻撃を繰り出す強敵。
- リュオン
モギィ派生。
一本角と、目が隠れる位に伸びた鬣が特徴。
MF3に登場したフェンリルに見た目は酷似している。
適性としては、純血から回避が1段階下がり、代わりに力が1段階向上しているなど悪くない。
土属性は向上したものの、肝心の氷属性が低下。ガッツ回復も遅く、かといって装甲系の特徴を得たわけでもないなど、正直やや不遇な印象。
しかしライガー自体が強いので十分カバーできる範囲であり、見た目が気に入ったなら育ててみる価値はある。
個性を出すなら、土属性*5を最大+9まで伸ばせることを活かし、土属性の命中アップを活かしてライファングを活用する、という手がある。動体視力と組み合わせることで、威力こそ下がってしまうが命中をかなり上げられるのと、土属性は比較的マークされにくいメリットがある。
敵として良く見かけるのはBランクの「ワータ」など。
他に表裏カララギジャングルのノラモンとしても登場。
- ヘルムハウンド
マジロー派生。
鎧を纏った防御力に優れたライガーであり、適性面にもそれが活かされている。
因みにその鎧は着脱式ではないらしい。
ライフ、力、丈夫さが向上し、賢さ、命中、回避はやや低下しているものの、結果として賢さ以外は平均以上に伸びるという優秀な適性を持つ。特に丈夫さはライガーでは1番適性が高い。
勿論、防御系特徴の「かたいカラ」も所持。
耐性面は氷属性の低下がやや痛いが依然として高く、心、魔属性以外は軒並み平均近くをキープしている。
賢さを切り捨てて冒険の引率役・戦闘要員として育てるもよし、見た目が気に入ったならフルモン育成に挑むのもいい。
敵としてはAランクに「パス」が登場。
ノラモンとしてはリュオン同様カララギジャングルに出現する。
【レア種】
- ギンギライガー
「初代」におけるレアモン。ギンギラギンな毛皮をもつ突然変異種。
当のギンギライガー自身はさりげないつもりつもりなようだが…狼に近い性質で、遠吠えをしたがるらしい。
能力適正は純血ライガーと同じだが、初期技に超必殺技の「吠え」を覚えている。
後述のアニメにも登場。
『銀狼怪奇ファイル〜二つの頭脳を持つ少年〜』の主題歌である、近藤真彦「ミッドナイト・シャッフル」から再生が可能。
移植版では中川翔子の「blue moon」、RIZEの「SILVER」、TVシリーズ『絶狼
狼、月、銀を思わせるタイトルから再生可能になっており、候補もとても多くなっている。
- キンキライガー
「初代」の移植版に電撃参戦した追加レアモン。
ギンギライガーと対を成す黄金色の毛皮が眩しく、やはり野生の血を騒がせるモンスターなのである。
前野曜子「「蘇える金狼」オリジナル・サウンドトラック」や、ももいろクローバーZ「stay gold」など、キンキラしてそうな題名から再生できる。
- シロ
「2」におけるレアモン。初代の移植版でもアプデで追加された。
純白の体毛を持つライガーの希少種で、その毛並みはテラードッグに並び、美しく神々しいとまでされている。
肉食なのでケモノをおそうが人間をおそうことはないという、誇り高さを感じさせる解説がモンスターカードに書かれている。
純血適性、モノアイ適性、ケルベロス適性のものが存在し、寿命や性格は適性元のモンスターに準拠(寿命は+20)だが、移動速度とガッツ回復は純血と同じ。
ホワイトだけに、SPEEDの「White Love」からは「元気」つきで、適性が純血種のものが再生できる。
クレヨンしんちゃんの主題歌「オラはにんきもの」からは「集中」「必死」がない代わりに「元気」「余裕」を所持し、適性とヨイワルがモノアイ準拠の個体が再生できる。
移植版の追加組ほどではないが、野原しんのすけの愛犬、シロをモデルに、しんのすけ本人のような個性を付与しているという、うまく円盤石にあわせた感がある。
モロの君の一族を意識したと思われる「もののけ姫サウンドトラック」からは初期技に「吠え」を持ち、適性やヨイワルがケルベロス準拠の個体が再生できる。
初期ヨイワル度がケルベロス仕様なのは、劇中冒頭で人間と敵対していたイメージから、あくまで人間目線での「ワル」ということなのだろう。
移植版MF2でもこの三点から再生ができるようになっている。
移植版MF2では白い犬(神様)繋がりで「大神」(通常版)のデータや、こちらも白い狼が登場する「ゴールデンカムイ」のサントラなどから再生できる、原作には存在しなかった個体が登場。
かしこさ、命中、回避の適性が優秀で初期値も高めに設定されており、初期技で雷撃を覚えている。
さらに「101 オリジナルサウンドトラック」からは101匹わんちゃんなだけに、全パラメータ101という特別な個体が再生可能。寿命は101ではなく430週くらいあるので安心していい。
回避と丈夫さ適性が伸びたエコノキックスの様な適性があるので、初期値の割には強く育つ可能性を秘めている。
因みに「4」でも登場しており、角が長い耳のようになって東洋の龍のような鬚が生えているなど、より神秘的な姿となっている。
氷属性特化型のライガーの中では珍しく氷、土、魔属性がややマイナスであり、その他が若干プラスで心属性が最も高い。
- カムイ
「2」に登場するレアノラモンの一体。パパス雪山に現れる。
雪景色に紛れれるだろう白い毛皮のライガーで、人間に対して牙を剥いて処分されそうになったところを逃げ出し、雪山をテリトリーにしている。
知能が高く死んだふり、ゲーム内では「根性」を発動して騙し討ちをかけるなど油断ならない、筋金入りのワルモン。
修行管理所で確認できるポスターではシロの画像が使われているが、実際は別の素顔であり、邪悪な魂に染まったような目つきをしている。
なお、移植版では2020/10/23分の更新データで手配書は正式なものに差し替えられている。
移植版では遭遇してモンスターカードを得た後、再生可能になった。
白い犬で「神」つながりで「大神 五重之音調」などから「ブリザード」持ちのかしこさ、命中、回避に優れたかしこさ型の個体が、
犬が主役で発売元が「カムイ」つながりなゲーム「PAL 神犬伝説」などから「空中回転アタック」持ちの回避に優れ、ちからや命中適性も高いちから型の個体が再生できる。
激ワルながら平均寿命が短いライガー種において寿命が長いのもうれしいが、なんとガッツ回復が6と超速、移動速度もAなのでフルモン戦での有力候補である。ただし一世代でうまく育て上げる手腕が必要。
公式のモンスター甲子園AUTUMN(レギュレーション合計値2997以下)では『トウフもどき』がベスト8に進出する健闘を見せたが、残念ながらメタルナーの『デルバー』(2020モンスター甲子園AUTUMN優勝者)の高速拳法の前にあえなく敗れ去った。
無制限のモンスター甲子園WINTERでもその実力は有力視されていたが、決勝トーナメントを前にベスト16で残っていた個体が全て敗れてしまったとのことで、その姿はなかった…。
翌年モンスター甲子園SUMMER(レギュレーション合計値2021以下)においてもベスト128での最多使用率(128人中16体)を誇り、初期はトップメタとも目されていたが、実際にトップメタとなったのはディアナリパーであり、ベスト8にはたった1体(『からっぽのやみ』)しか残らず、ベスト8でヘビーダイアナの『むかいだまゆ』(2021モンスター甲子園SUMMER「2」部門優勝者)に敗れ、藤田課長の実況を見る事なく姿を消した。
このように、幾度も活躍が期待されながらもライガー種自体の技の貧弱さが祟ってか優勝争いには参加するものの頂点には届いていない。
とはいえ、敗北したのはいずれも優勝者のモンスターである事、有志の非公式大会においては幾度も好成績を残している事から、頭の片隅においておかねばならない存在には間違いない。
2022年モンスター甲子園WORLDBATTLEでは『GWへんじょう!』『Motcambo』『シーロ』の3体のカムイが決勝トーナメントへと進出したが、うち1体『Motcambo』はチートによる不正が行われていたと数々の有識者や対戦勢から指摘されている(丈夫さを下げるにはかしこさがあがるめいそう、かしこさを下げるには丈夫さが上がるプールをせねばならず、重トレーニングでは適性Eのズルでも最低3上がる事から丈夫さ3・かしこさ3というステータスはそもそも実現不可能である、というもの)。
最初は特殊個体の存在が疑われたが、有志の解析・検証によりそもそもカムイの特殊個体は存在自体していないと発覚した為この説も否定されている。
物議を醸したトーナメントだが、結果は『Motcambo』がワイルドブロックの『おいしくない』に敗れ、不正チートモンスターが優勝という由々しき事態は回避された。
- お父さん/メカお父さん
LINE版のレア種で、LINEモンスターファームで最初の他媒体とのコラボ種族。
コラボ先はソフトバンクで、元ネタはもちろんCMに登場するお父さん(北海道犬)。
流石に北海道犬をモンスターバトルにそのまま参戦させるわけにはいかない(むしろ、実在する普通の犬でしかない北海道犬がモンスターと渡り合えては、モンスターの立場がなさすぎる)ので、育成モンスターの方は「メカお父さん」としてモンスターバトルに堪えるようサイボーグ化されている。
ちなみにメカお父さんなのは「自分に似ているから」とお父さんが命名したもので、メカお父さん自体がサイボーグ化されたお父さん本人というわけではない。
なお他の候補は
- サイボーグ・ゼロゼロワン(アヤ考案。アウトな上に文字数オーバー)
- ワンダービースト(同上。回りくどいということで却下)
- おすわりロボ(同上ふざけすぎということで却下)
- コタローくん(上に同じく)
- でんでん丸(サフィン考案。ダサい以前に漢字が入っている)
だったらしい。サフィンのネーミングセンスが壊滅的すぎる
コラボ種族ゆえに専用技が多く、さらにコラボ期間限定実装というのもあってか技登録が一切できないという欠陥があり、ブリザードが覚えられるのは2023年12月現在このメカお父さんだけとなっている。元々全員覚えられたはずの技がコラボ種族限定とはどういうことだ
なお性能面では専用技がいずれもかしこさ技な上に性格もインテリ固定でかしこさ型ライガーを育てろと言わんばかりのかしこさ特化型。性格も配布モンスターでは唯一の初期星3という事もあって非常に優秀。その専用技が使いやすくオーラ技が揃っており、初心者救済となりうる存在であろう。というか他の星3ライガーがケルベロスしかいないため配布かつコラボキャラにも関わらずライガー種最強クラスである。
アシストカード「お父さん(友人タイプ)」「メカお父さん(ライフ担当)」としても登場しているが、ハーフアニバーサリーで一時復刻された育成モンスターとは違って此方は一切復刻されていない。
【主な敵ライガー】
全体的にライフ、丈夫さが低く、命中、回避は高め。
2の雪山に登場するノラモン達を含め、全体的にランク内では高めの合計能力値を持つ者が多い。レアノラモンのカムイなどはAランクでありながらS公式戦レベルの強さを誇る。
※数は少ないが二つ名は「モンスターファーム2マニア」からの引用。
- ビュウーン(初代、2)
グレードEのデトナレックス。
初代では大したことないが、2の二大大陸対抗戦では丁度初代の能力値に全て+100とかなり強化されてDランクに昇格している。
余談だが初代のEランク公式戦の顔ぶれは、このデトナレックス(ライガー✕ディノ)の他はツノマル(スエゾー✕ライガー)、マスタード(ディノ✕スエゾー)と3体ともマーケットで貰えるモンスター同士の掛け合せで構成されている。
- ジェット(初代)
グレードEのケルベロス。
グレードDのワールウィンド(ブラックディノ)に肉薄する合計能力を持ち、敵同士のバトルでの強さレベルもEランクでは最強。
そのため、ゲーム最序盤の資金稼ぎの時は壁として立ちはだかる事になる。
もっとも公式戦には出てこないのでそれ以降は影が薄く、初期技が優秀なモンスターで修行の資金を稼ぐ必要が無い場合はスルーも可能。
「2」の二大大陸対抗戦では「シェット」の名でアクアストライクが出てくる。彼については後述。
- モベト(初代、2)
グレードDのトウテツ。体型がデブなのは仕様か。
初代ではちょっとちからが強めな程度でやはり大した事はないが、2ではやはりビュウーン同様全能力+100で強化されており、IMaのCランクに匹敵する。
その能力でパルマーやらハリマオーに敗退する事も多いが2のCPU戦にはよくあること。完全ランダムだからしゃーない。
それ以上に、性格が-55になってたり移動速度Aだったりガッツ回復9だったりともはや内部データにおいてトウテツの面影は何処にもない。こんな仕様だと移植版で特別個体が隠れてそうな気もするが、どうだろうか…。
- アビワン(初代、2)
グレードCのハムライガー。
一応初代の敵ライガーとしては一番上位の敵である。Cランクの敵モンスターの中では攻撃能力が高めで、能力の傾向は一つ上のランクに登場するリストン(純血ハム)に近い。
やはり2では強化されており、FIMBAでの修行の仕様からかCランクでありながら超必殺技の突き刺しを使ってくる。
- リオーン(2)
グレードEのハムライガー。
能力面、体のサイズ含めほぼCD再生直後のハムライガーと同じ。レベル制のおかげで命中が他よりワンランク高いくらいのもの。その高い命中も初期技2つでは大して活かせない。
打たれ弱いので、ガッツを溜めて命中重視技やバランス技を当てていけば勝てるはず。ナッツと並ぶEの最弱候補。
- ウィンストン(2)
グレードDのアクアストライク。
体のサイズは成長3〜4段階目のサイズであり、技の数と能力値を考えると妥当な数値と言える。
冷気弾の威力は侮れないがガッツダウンに乏しく、他はちから技ばかり。加えて防御面もやはり紙なのでミリアムやパルマー同様インファイトで押し切ってしまえば問題ない。
ただ移動速度は速いので振り切られて冷気弾を撃たれないように。開幕は3距離の技パネルが体当たりになっているため、隙を見て一気に距離を詰めたい。
- シェット(2)
グレードDのアクアストライク。FIMBAモン。
強化されたビュウーンやモベトには一歩譲るが、こいつもIMaのDランクモンスターに比べれば隙のないバランスの取れた能力と多彩な技を持つ。
ガッツ回復速度も9と早いが、初代のアクアストライク、ケルベロスは共に9族だったのでまだ理解できるところ。
前述の初代に登場するケルベロス「ジェット」の能力に全て+50ずつ上乗せされた能力を持つ。
2に多数登場する初代メンツと名前の似ている別種族は大抵このパターンだが、仕様なのか単にスタッフが間違えたのかは不明。
- グールシャイン(2、LINE)
グレードBのバロン。「ガリ三兄弟」の末弟ポジションで、MF2マニアにおける二つ名は「神の牙」。
レベル制では同ランク内1位の総合力と高い命中・かしこさを持ち、全距離に搭載されたかしこさ技と素早い動きででこちらを苦しめる、グレードB屈指の強敵。
重量級の場合は雷撃系統によるガッツロック、回避型やかしこさ無視の脳筋型の場合は開幕ブリザードのクリティカルや戦いが長引いた際の「吠え」での一発K.O.が恐い。
低めの丈夫さを突いて短期決戦に持ち込みたいが、回避も高いので運に嫌われると厳しい。
何とか力技を使わせたいところ。
ピーク前にグレードB突破を試みると全く歯が立たない事もあるので、無理せずピーク後に突破するのも手。
人によってはバルームと並んでBランク2強の一角と評されるが、そのバルーム共々公式戦でしか戦うことは出来ない。
因みに設定ミスなのか、ライガー特有の状態変化である「集中」を持っておらず、代わりに同ランクに登場するリキエルが集中を持っている。
移植版ではレベル制の廃止により、合計能力値1位の座はイプシロンに譲った。
代わりに高確率での底力、必死の発動で逆転力が高まっており、最後まで油断ならない。
LINEMFにも敵及びSSRの命中サポートカードとして登場。
こちらでは最も強い状態のものはIMaクラシック準決勝に登場し、力688を初め命中、回避も600前後と高く、力・回避タイプの強敵になっている。*6
★2のバロンが解放込で覚えられる範囲の技はワンツー以外全て覚えており、命中・威力共に高い空中回転アタックを撃たれないよう立ち回りたいところ。
青オーラモンスターは雷撃、赤オーラモンスターは冷気弾とかしこさ技に弱点を突かれないようこちらも要警戒。
サポートカードとしては「ライオアイ」「バロンの舞」とイベント発生で貰える固有スキルが命中・回避型にはありがたいものとなっているが、前者は体のサイズが「小さい」種族限定なことに注意。
名前の由来は、フランスの地名である「グール(Gurs)」+「シャイン(Shine・輝き)」もしくは「グール(ghoul・屍食鬼)」+「シャイン」のどちらかと思われる。
MF2の敵モンスターは地名を取り入れたネーミングが多いが、海外版では後者の「Ghoulshine」表記になっている。
- ラガマーム(2)
グレードFの「ヒールズ杯」に出場するケルベロス。地獄の番犬。
そもそもスルーされやすいFランクの大会ではあるが、最初にスエゾーあたりを選んだ初心者は「FはEより下*7」と勘違いして参戦し、初戦でこのラガマームに粉砕された人も居るのでは。
事実、能力面はAランクに迫るものがあり、高い命中と回避を持つのでヒールズ杯出場者の中では強い方。
ただし火力面はさほどでもなく、雷撃系統も持っていないので、突き刺しや吠えなどの大技さえ貰わなければ命中重視技をコツコツ積み重ねて、いつの間にか勝てたりする。
なお、忠誠度0のすえきすえぞーの敵ではない模様。他のヒールズ杯出場者もそうだが、しっぽアタックを一発当てられれば概ね安泰。
移植版では他のEやDやFランクの出場者同様、体が縮んだり大きくなったりする。
LINEMFにもSRの命中サポートカードとして登場している。
- ジョースター(4)
「4」のグレードAに登場する純血種。
ゲーム内の高ランクでは珍しい純血ライガーだが、最も高い賢さが400丁度で、それ以外はほぼ他のモンスターと変わらず300台と無個性な能力値。
これでもグレードAの敵の中では能力の高い部類に入るが、ある程度特化したモンスターでもパラメーターの暴力で押し切れるだろう。力と命中に特化して育てた最初のガルゥでも十分。
所持特徴は「氷の極意」「稲妻の極意」と長所を強化しており、実戦的ではある。氷属性の打撃技には一応注意。
他に純血種はEランクに「シルベス」がエントリーしており、こちらも氷の知識を所持している。
こちらは必然的に序盤で戦うため、相棒が育ってないと意外と高い火力に苦戦させられる。
- スレイマン(4)
グレードSのバーゲスト。
Aランクまでとは一線を画する強さを誇り、682の賢さを始めとして命中、回避が600超え、他の能力値も550以上と総合力は同ランク内でも高め。
インファイトに持ち込めば賢さ技は封じられるが、この世代のライガーは寧ろ力技の方が強いので油断は出来ない。
「魔法の極意」「稲妻の極意」でライコンボ等の技を強化している。
名前の「スレイマン」はイスラム圏に見られる男性名であり、代表的な人物はオスマン帝国の第10代皇帝・スレイマン1世など。
- マクシム(LINE)
サフィンの相棒として登場するケルベロス。Imaチャンピオンクラシックの決勝で現れる強敵。
780という非常に高い命中と687という驚異のかしこさが目を引く。回避と丈夫さもそこそこあるので防御面も侮れない。
今作はステータスキャップが設けられており、星2モンスターは上限700、3でようやく900になるのでどれ程のものか良く分かるだろう。
ステータスの穴は255と低めのちからだが、今作のライガーは距離1にもかしこさ技の雷撃を持つため接近しても油断ならない。
また、ワンツー、コンビネーション等の大ダメージ技で力の低さをカバーしている。
が、なんと距離4に技を持たないため「飛びはり手」「ローリンモッチ」等の距離3~4から距離1に接近する技を使って吹き飛ばせばハメる事が可能だった。
現在はこのハメがナーフされてしまい、ある程度正攻法で戦わなければならなくなった。
まともに戦うならライフを上げて持ちこたえてからの反撃を狙おう。幸いライフも低めなので当たれば追い詰めやすい。回避型は苦戦必至。
- ピットデビル(LINE)
四大大会に登場するテラードッグ。
裏のラスボスとも言える四大大会出場者なだけあり、驚異的な高さの賢さ、命中を持ち、丈夫さもそこそこ高い。
初見ではその能力の高さに気圧されるが、実は技構成が非常に貧弱であり、その高い賢さを活かせる技がゼロ距離の雷撃のみ。
一応近距離の高威力技であるワンツーも警戒を要するが、中距離より後ろにはなんと体当たりしか技が無く、遠距離に技がない弱点もマクシムと変わっていない。
そのため、こちらのモンスターが満足に育ってさえいれば寧ろカモに出来るボーナス枠であり、決勝に上がってきたらラッキーなポジションである。
何ならしっかり全レンジに技を揃えているクラシック準決勝のグールシャインや、前述のマクシムの方が強いかも知れない…。
- リオーン(LINE)
名前は先述の2のEランクに登場するハムライガーと同一だが種族はバロンという、2をプレイした人からすれば何とも奇妙な存在。
能力値もちょうど2に登場した先述のグールシャインの力と賢さを入れ替えたようなバランスであり、特に命中の数値469は完全一致している。
登場するのは下位大会であるヒットスター選抜であり、順当に育っているモンスターであれば苦戦はしないはず。
【各世代の対戦におけるライガー】
PS2以降についてもここにまとめて記載。
- 初代
単発火力こそ低いものの、速めのガッツ回復速度と技モーションの短さを兼ね備えた典型的スピードタイプ。
ガッツ回復速度は派生種によって9〜11とあまり差はない。
ガッツボーナスも一律なので軽量級が強い環境であり、あのベニヒメソウ程ではないもののシンプルに手数で押すのが強く、平均より上位に位置する種族。
技の命中率の平均値は高めで燃費も良く、吹き飛ばしの仕様から強力な技が揃う遠距離に飛びやすいのもプラスに働く。
- 2
ガッツ回復の速さは健在。一部例外を除いて、見た目通り移動速度も速めに設定された。
ガッツ回復速度は派生種によって8〜13と軽〜軽中量級に属する。
一部の技の命中率、燃費が悪くなった代わりに技全体のクリティカル率が飛躍的に上昇。
当てた時に相手を強制ダウンさせて距離を離す効果が多くの技に追加された。
これを利用した空中回転アタックハメが強力で、試合の進め方次第では遠距離に逆転技のないモンスターを詰ませる事が出来る。代表例が対ハム戦。
強豪種族ではあるが遠距離技の命中率が低いナーガ、メタルナー等も工夫次第で食える。
反面、雷撃系統以外のガッツダウンに乏しく、単純に技性能の高い重量級のドラゴン等には戦い方を工夫する必要がある。
更に、一部の技に付加された強制ダウン効果の追加は攻撃間隔が長くなった事も意味しており、元々ガッツダウンに乏しいライガーは単純な手数勝負のみではなく、コンビネーションや突き刺しでのカウンターの一撃を狙いたい場面も多い。
そのため軽量ライガーと中量ライガーではそれぞれ有利な相手、不利な相手に差異が出てくるため、一概にどちらが強いとは言えない。
初代のような「スピードタイプ」というよりは「テクニカルタイプ」と言ったほうがしっくり来るかも知れない。
お手軽なモンスターではないが分かりやすい必勝パターンを持っており、大会で好成績を残せるスペックは十分に持っている。
因みに、マニュアル戦ではチビフルモン(体のサイズが小さいまま育成を終える)に育てると空中回転アタックで後ろに下がりやすくなるため、若干有利になる。
成長段階1〜2の最小サイズは敷居が高いが、3〜4の準チビならば比較的敷居は低い。前者は早熟・短命に近いほどやりやすく*8、後者は普通・晩成・長命に近いほど楽。
移植版では余程シビアな育成をしない限り基本的に最小フルは厳しいと思われる。準チビでも恐らく早熟の種族は厳しい。
移植版では、やはり驚異のガッツ回復速度を持つカムイが前述の通り注目されている。
オートではブリザードを初期技に持つ個体に、突き刺しのみを覚えさせた型がテンプレとして主流なようだ。
マニュアル戦でもその強さは健在。
ガッツ回復速度にモノを言わせて手数の暴力でガッツや体力を削っていく戦術が有効であり、元々ガッツダウンのやや苦手なライガーの弱点を空中回転アタックや雷撃、超雷撃を数撃って行くことでカバーできる。
移動速度が通常種に輪をかけて速く、終盤のハメへの移行が楽な点もプラス。
反面、メタルナー等も抱えている弱点ではあるが、ガッツ補正が乗らず、大ダメージ技を一発貰うと返すのに非常に苦労する。
2021年時点において、『善悪度をワル寄り*9に調整し、ストレスを100以上蓄積する事でクリティカル率を更に最大10%加算出来る』仕様が発覚したため、状態変化を考慮しなければ冷気弾で最大50%、ブリザードならば最大55%のクリティカル率を叩き出す事が出来る。
終盤の空中回転アタックハメでも高い命中精度から最大40%のクリティカルが飛んでくる等、ライガーにとっては恩恵の大きい発見だと思われる。
- PS2以降
「2」までの非力なスピードタイプのイメージから一転。
ガッツ回復が遅くなった代わりに主力技が大幅に強化され、「1」と方向性は違えど基本的に上位に位置する種族となる。
2までとは打って変わって肉弾戦がメインとなる中量級ファイター。
燃費に対する火力、命中率は申し分なく単純に技性能が高いので、あとはガッツ消費量に気をつけてオーソドックスに戦えば攻撃面の弱点は少ない。
耐性面では、打たれ弱いイメージに反して純血の物理耐性は平均であり、突属性に至ってはプラスなので特別打たれ弱い事はなく、代わりに属性攻撃の得手不得手がハッキリしているという、割と脳筋イメージな耐性を持つ*10。
「4」ではガッツ消費が少ない大ダメージ寄りの技「ライファング」、ガッツダウン以外の要素がハイレベルな「サマーソルト」が特に強力。
基本的にはこれらに燃費のいい「ライスパイク」を織り交ぜて省エネで行きたい。
ライファング、ライスパイク、ライコンボ辺りは非常にモーションが速く、カウンターで返すのが困難なのも利点。
2までに見られた冷気系統の遠距離攻撃は使用しなくなったが、代わりに高い氷属性を前述の打撃技に纏わせる事で非常に強力になる。「氷の極意*11」は必修といえる。
また、ライガー種で数少ない火属性に強いフレイザーで炎の極意*12を付与するのも強力だが、こちらは入手手段が限られる。
氷属性の低めなレア種のシロも、必然的に少し高めな火属性か風属性に頼る事になるだろう。
炎の極意はサブで氷属性も強化されるため、初期氷属性+3以上の種族であれば例外なく氷属性を最大の+10まで持っていける。
若しくはそこに風属性を加え、氷炎風3種を均等に底上げして耐性に回しても火力は十分。
サブウェポンとして火属性のライファングかサマーソルトも仕込んでおきたいので、どちらかといえば後者の属性3種盛りが推奨される。
ガッツダウン技自体も強力だが、前述の通りガッツ回復に優れないのでライフダメージ重視の正攻法が強い。
ライファングの命中率は動体視力等で補うといい。
因みに派生種の顔ぶれも大きく変わったものの、純血は元より、ジョーカー派生のバーゲストやザン派生のナイトファングを始め、ルックスの良さは健在。
技名、性能がガラリと変わっているのは前述の通りだが、よくよく見るとモーション自体は2以前に見られたものに酷似していたりする(技項目参照)。
「4」における合体技はトドメに雷撃を浴びせて大ダメージを与える「キルライトニング」。
この作品では「高速騎乗」の特徴を所持しており、技の優秀さもあって高い戦闘能力を兼ね備えた冒険用モンスターとしても活躍が期待できる。
【アニメでのライガー一族】
純血のライガーが主人公ゲンキの一行に参加するレギュラーメンバーとして登場。CVは矢尾一樹氏。
本作のラスボスであるムーに弟分をさらわれたり、盗賊団をしていた仲間のデトナレックス・デトナクリス達を全滅させられたりと
なかなかハードな人生を送っており、クール系のキャラで通している。
当初は「仲間になった覚えは無い」などと口にしていたが、最終的には強い信頼を寄せるようになる。
同じ旅仲間であるハムとは犬猿の仲。また、ホリィと接する時は顔を赤らめるなど意外とシャイな一面も。
で、そのライガーの弟ことギンギライガーもワルモン四天王の一角として登場。
兄は自分を見捨てたと吹き込まれてワルモン側のモンスターとして立ちはだかる。
最終的にわだかまりが解けヒノトリの力で復活し、続編にも登場する。
主人公サイドの純血以外ではワーム派生のヤクトハウンドがメインの回があり、こちらも同様に高い戦闘力を持つモンスターとして描写されている。
追記・修正はクールから素直になりつつでもお願いします。
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▷ コメント欄
- かしこさ1のハムライガーとかいたな…なんのディスクを使えば召喚できるんだっけ? -- 名無しさん (2014-08-23 07:21:45)
- ↑確か、クラッシュバンディクー -- 名無しさん (2014-08-23 07:24:34)
- 3以降だとうって変わってちから技メインになるからけっこう戸惑う。ライコンボとかマジでかっけえ -- 名無しさん (2014-08-23 08:09:29)
- 雪山で戦うとき冷気弾がマジで見えなくてビビる -- 名無しさん (2014-08-23 08:25:28)
- ギンギライガーは凄い名前だと思った -- 名無しさん (2014-08-23 11:35:12)
- アニメの「喰ってやる」「何ですと」って掛け合いはなんか覚えてる -- 名無しさん (2014-08-23 12:16:53)
- モンスターファームのカードゲームでのハムライガーはとても可愛い。大きなわんこ -- 名無しさん (2014-08-23 21:20:20)
- 超雷撃「…」 -- 名無しさん (2014-08-23 21:24:15)
- 最初の文四足歩行の間違い?それとも初代だと立ってるのかライガー -- 名無しさん (2014-08-23 23:08:44)
- 使い辛いがやっぱり「吠え」が好きだわ。普段のかわいらしいワンコが一転、勇ましくタテガミ逆立てて闘争心むき出しに吠え立てる姿が最高にカッコイイ -- 名無しさん (2014-08-24 01:45:39)
- ライガーの火力なら恐くない→ウィンストンに冷気弾喰らってK.O あのころは色々舐めてました -- 名無しさん (2017-11-01 20:31:56)
- 移植版だとゲームの大神(絶景版ではないので注意)のデータからシロが出るね -- 名無しさん (2020-09-27 22:35:56)
#comment
*2 ライガーは純血の移動速度がBのため、2の計算式では最遅でもCになる
*3 ライガーB、スエゾー、ワームはD
*4 もっとも最深部の12Fに登場する他種族ノラモン等は、ライフ以外900オーバーという輪をかけて法外な能力値を持っているが
*5 攻撃↓命中↑ガッツダウン↑↑クリティカル↓
*6 LINEMFではターン数を経るごとに敵も成長していく。
*7 実際は「free」という意味の「F」。
*8 早熟300週の純血、デトナクリスまででないとピーク育成ではその後の調整が間に合わない
*9 -1以下であれば加算率は一律なため、逆上のデメリットを嫌う場合は「ふつう」という選択肢もある。
*10 氷がダントツ、雷にもそこそこ強い。逆に火、水、心、魔は苦手。
*11 ダメージ↑命中↓ガッツダウン↑↑クリティカル↓
*12 ダメージ↑↑命中↓ガッツダウン↓クリティカル↑
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