登録日:2014/03/05 (水) 15:24:11
更新日:2023/12/14 Thu 11:04:51NEW!
所要時間:約 34 分で読めます
▽タグ一覧
トランスフォーマー tf トランスフォーマープライム プライム タカラトミー おもちゃ 玩具 ロボット タツノコプロ アニメ 白組 cg ova 日本展開 続編 ロボットアニメ 王道 原点回帰 正統派 侍 忍者 鬼 和風 変形 合体 所要時間30分以上の項目 アームズマイクロン 和製tf てれびくん テレビマガジン 合体ロボ トランスフォーマーgo! go! 和製 参乗合体 ソードボット
日本で展開される『トランスフォーマー』の玩具シリーズおよびOVA作品。
●目次
□作品の特徴
『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』の続編として2013年に発表された。
世界観としては海外展開の『ビーストハンターズ』とストーリーが分岐し、それぞれパラレルワールドに位置づけられる。
今のところBHの国内導入予定はないが、東京おもちゃショー2013の『トランスフォーマー新作発表会トークショーステージ』では開発スタッフが提供を検討中と回答している。
しかしかなりの間音沙汰がないこと、玩具を今作で展開したこと、一部役者が鬼籍に入られたことからほぼあり得ないだろう。
プライムの続編である『トランスフォーマーアドベンチャー』はBHの続編であり、今作の新規キャラクターは登場しない。
玩具は日本オリジナルの「和風」テイストを前面に出したアイテムや、海外ハスブロのBHとキャンペーン限定ではあるがタカラトミーの『アームズマイクロン』シリーズの仕様変更品がラインナップ。
久々の日本主導であり、タカラのTFや勇者シリーズ、トミーのエルドランシリーズやゾイドシリーズで培ったノウハウを結集させたものとされている。
この独自展開は世界のTF市場にタカラトミーの存在感をアピールする狙いもあるという。
そのため、下記の通りプロモーションにとても力を入れているのが特徴的。
本作はおかげさまで好調とのこと。
ちなみに品薄になった後に増産したが、今度は勢い余って作り過ぎてしまった様子。
□アニメについて
メディアミックス展開としては、テレビ放送ではなく小学館の「てれびくん」と講談社の「テレビマガジン」、これら2大児童誌の付録として約10分の本編が収録されたDVDを付属させる形が主体となっている。
てれびくんでは「侍編」、テレビマガジンでは「忍編」が進行し、両誌の連携による2つのストーリーはそれぞれリンクしている場面がある。
最終的に両チームが集結し、2つの物語が統合される。
実質的にライバル児童誌同士のコラボとなっているのが面白い。
今作は「正統派ロボットアニメの復権」を掲げ、地球を守る少年とトランスフォーマーの絆を描き、王道への回帰を目指したロボットアニメーションとされる。
また、歴史上の人物との交流の中で成長していく少年たちの姿を描いているのも魅力のひとつ。
なぜテレビで30分アニメとして流さなかったのか、と突っ込んではいけない。色々と大人の事情があるのだ……
和製オリジナルTFとしては『ギャラクシーフォース』以来、OVA方式では『トランスフォーマーZ(ゾーン)』以来となる。
そのため、一部メディアでは「和製TFの復活」という触れ込みで紹介されている。
後にYouTubeでも途中までネット配信されていた時期があり*1、DVD未収録の次回予告が追加されている*2。
子供向け雑誌の特典ということで全国どこでもアニメを楽しむことができ、おもちゃは売っているけどアニメが見られないという地域差も解決している。ライダーや戦隊目当てで購入したお子様や特撮ファンをTFに引き入れる狙いもあったかもしれない。
アニメーション制作はタツノコプロ、3DCG制作は白組が担当。
監督・構成はエルドランやリューナイトを手掛けた川瀬敏文氏、キャラクターデザインは中武学氏、CGディレクターは吉田裕行氏、音響監督は引き続き岩浪美和氏、キャストもシリーズ出演経験のある声優が多く参加している。
白組はタカラトミー関連作品では『リュウケンドー』、『レスキューフォース』、『レスキューファイアー』以来の参加である。
モデリングもよくできており、少ない時間で日本的なスーパーロボット的アクションもきっちり魅せてくれる。
後述の『CGWORLD』に掲載された制作記事においても、その技術力の高さを実感できる。
しかし、トランスフォーマーはなぜかロボット形態で喋る際に唇が動かず、表情も口一文字を固定したまま変化しない。
超ロボット生命体であるトランスフォーマーというジャンルで、この問題はある意味で致命的とも言える*3。
この問題に耐えられるか否かで本作の評価も変わってくるだろう。
ムック本にはソードボットの初期稿と決定稿も掲載されているが、フェイス部分の形状も若干、変更されている。
また、セル画風の公式イラストや児童誌の記事におけるイラストでは、敵味方ともに口元が動いた絵になっている。
(詳しくはソードボットの項目も参照)
動画やCM、DVD内の告知ナレーションはナレーターの市川勝也氏。
過去に『ビーストウォーズ』関連のナレーションも担当していた。
告知の中には、出演声優がナレーションを務めるものも多くある。
初期の頃に後述の『スペシャルDVDダイジェスト!』が公開。
侍チームが戦国時代の合戦に参上するシーンや手描きのドラゴトロンのシルエット等、本編に使われていないシーンが存在する。
□ストーリー
◇プロローグ
優れた科学力と比類ない勇気を持つ正義の軍団オートボットは地球を離れ、ある星で悪の軍団ディセプティコンとの終わりの見えない戦いを続けていた。
そのさなか、ディセプティコンにより凶悪な生物兵器を作り出す計画が進められる。
メガトロンの指導の下、ショックウェーブの研究により新たなるトランスフォーマー「プレダコン」が生み出された。
しかしプレダコン達は暴走を始め、彼らに従うことなく研究所を破壊して逃亡。
結果として数百体ものプレダコンが時空を超えて全宇宙に散らばった。
中でも最凶最悪と言われる「悪鬼大帝ドラゴトロン」が率いるプレダコン軍団は破壊活動と征服を繰り返し、遂に時間の壁を超えて過去の地球にたどり着いてしまった。
一方、オートボットとディセプティコンは第3の勢力を倒すために「プレダアーマー」に身を包み、「ハンターモード」へとパワーアップを果たす。
彼らは、時には対立して戦い、時にはお互いに協力し、ドラゴトロン達を追って再び地球に駆けつけた。
激戦の末にプレダコンを追い詰め、ハンターオプティマスプライム達は宇宙を旅する中で手に入れた「レジェンディスク」の力により、遂にドラゴトロン達を封印することに成功する。
オプティマス達はある6体の戦士に地球の平和を託し、残るプレダコンとの戦いのために再び宇宙へ旅立つのだった。
◇アニメ本編
時は現代、地球を離れはるか遠い地で任務についていたハンターオプティマスプライムは、封印したプレダコン達に復活の兆しがあることを察知する。
彼の感じた通り、富士山の火口に封印されていたドラゴトロンが強い衝撃により姿を現し、その周辺に封印されていた「プレダコン四鬼衆」を邪悪なエネルギーにより復活させる。
四鬼衆はドラゴトロン復活を完全なものとするために、各地に存在する「レジェンディスク」を探しに飛び去った。
その後、代々レジェンディスクを守護する使命を受け継いできた侍と忍者の末裔である、剣道の道場で稽古中の「帯刀勇」・名古屋城を見学中の「風摩兎飛雄」、それぞれのもとに四鬼衆が突如として現れる。
人々が危険に晒される光景を目の当たりにして、勇と兎飛雄のプレダコンを許せないという怒り、攻撃をやめてほしい、みんなを守りたいという願いに、彼らの手にするレジェンディスクが呼応した。
彼らの強い思いが届いたことで力が発動し、眠りについていたオートボットの戦士「ソードボット」侍チーム・忍チームが目を覚まし、少年たちのもとに駆けつける。
四鬼衆と「プレダコン邪鬼軍団」をディスクによる能力「参乗合体」で撃退したソードボットと少年たちは、過去に一瞬タイムスリップし戦国時代を垣間見る。
今の地球で起きていることをオートボットから伝えられた勇と兎飛雄は、協力してプレダコンの野望を食い止め地球を守ることになる。
力を合わせた2人の少年とソードボット達の新たな戦いが始まるのだった。
□登場キャラクター
ソードボットに関してはリンク先を参照。
◇オートボット
[[オートボット司令官 ハンターオプティマスプライム>オプティマスプライム(プライム)]]
CV:森川智之
トラックからトランスフォームする戦士。
伝説の剣「マトリクスセイバー」(海外ではスターセイバー)の進化形態である「マトリクスセイバーⅡ」を所有する。
2門のミサイルランチャー「ハンターオーピーランチャー」にはアームズマイクロン「オーピー」の魂が宿り、ロケットエンジンの役割も果たす。
プレダコンの脅威から生命を守るために彼は戦い続ける。
劇中では、とある惑星に駐留しており、そこからソードボットを指揮する。
惑星は、一部メディアでは「サイバトロン星」(別次元の世界における名称はセイバートロン星)とされている。
終盤では新たなる姿の「オプティマスエクスプライム」にパワーアップした。
詳細はソードボットの項目を参照。
◇協力者とその親族
帯刀 勇(たてわき いさみ)
CV:小松未可子
侍編の主人公で侍の末裔。
11歳の小学5年生で真っ直ぐな部分を持つ心優しき少年。
力のない者が理不尽な目に合うことを放っておけず、相手に激昂する正義感。
東京の下町で剣道場を営む家に住んでいる。
道場主の祖父・サラリーマンの父・主婦の母と家族4人暮らし。
剣道の達人である祖父に幼い頃から剣術を学び、竹刀を握るその実力は大人にも勝る。
普段は運動よりも勉強が好きらしい。
劇中では人間離れした身体能力を発揮する。
武士っぽい部分や熱血な面があり、年相応に格好いいロボットに憧れる。
一方で、自分の力ではどうにもできない時は誰かに頼るという考え方もできる。
侍チームのパートナーで「同志」。
「勇殿」「勇」と呼ばれる。
風摩 兎飛雄(ふうま とびお)
CV:高垣彩陽
忍編の主人公で風摩一族の末裔。
11歳の小学5年生で元気の良い少年。
スポーツ万能で曲がったことが嫌いな性格。
岐阜県在住で、実家は林業を営んでいる。
祖父母に幼い頃から忍術を学び、忍者とは「人目を忍ぶ正義の味方」であると信じる。
忍者のように身のこなしが軽く、忍装束を着て持ち前の卓越した身体能力でプレダコンをも翻弄する。
勇には剣術の勝負で負けており、それが少し悔しいらしい。
忍チームのパートナーで、「お館様」。
「兎飛雄殿」「兎飛雄」と呼ばれる。
2人は親戚筋のいとこ同士で、お互いに所有するスマートフォンを使い長距離電話相手になっている。
現在の勇と兎飛雄は、初期に出回ったデザインから大幅に姿が変わっている。
小ネタが異様にマニアックな『KRE-O』(クレオ)の日本版WEBコミックの第14話では、初期デザインの2人がチラッと描かれている。
2人の版権イラストは複数用意されており、中には後述の『トランスペディア』でしか見られないものもある。
ちなみに少年好きの皆様に人気があるようである。
帯刀 石舟祭
CV:上田燿司
勇の祖父で帯刀流師範代。
剣術の師匠として勇に大切なことを教える。
レジェンディスクの力で自身の剣の腕が上がったことを卑怯と感じていた勇に、強い心を持つことでみんなを守れると説いた。
兎飛雄の祖父
CV:?
回想シーンに登場。
鏡を守りぬくことが風魔一族の使命であることを伝えた。
◇歴史上の人物
宮本武蔵
CV:?
侍編2話に登場。
二刀流で戦う剣豪。
ディスクをプレダコンに奪われ、ソードボットをその仲間と勘違いしていた。
彼らを「巨大カラクリ人形」と呼ぶ。
怖さから目を背けず、それを受け止めてこそ人は強くなれることを勇に教える。
坂本竜馬
CV:高山みなみ
侍編3話に登場。
ディスクの力で強くなった無敗の少年剣士。
自分さえ強ければいいと思っていた竜馬に、勇は仲間の為に強くなることの大切さを語る。
勇の勇気に心を動かされて考えを改め、世界や友達の為に強くなることを決める。
高山氏は『お~い!竜馬』でも坂本竜馬を演じている。
青年時代の声はゲキソウマル。
武蔵坊弁慶
CV:三宅健太
侍編4話に登場。
薙刀を振るう屈強な大男。
一番大事なものを置いていけ、と勇に戦いを挑んだ。
脛を叩かれ敗北し、勇をこの世の救世主となる主と思い込む。
涙もろいが信念は強く、不屈の志を持つ。
何度失敗しても諦めない、主君を探し続ける、プレダコンに立ち向かう弁慶の姿に、勇は心打たれる。
牛若丸
CV:?
勇がいなくなり泣いていた弁慶の前に現れた美少年。
塚原卜伝
CV:?
侍編5話に登場。
家で休息をとっていた剣豪。
本当の強さとは何か分からないでいた。
対話の中で、自分が強くなることよりも周りの人々を守りたいという勇の答えに納得。
優しき心の持ち主と認めディスクを渡す。
風摩小太郎
CV:野島健児
忍編2話に登場。
風摩一族頭領で兎飛雄の先祖。
仲間の力を借りることも大事と考え、小細工で勝とうとする兎飛雄を諌めた。
猿の親子を助けようとする、危険を顧みない兎飛雄の偽りのない正義を見届けディスクを渡す。
猿飛佐助
CV:?
忍編3話に登場。
山伏たちに狙われていた御老体。
ディスクの力に相応しい正しき心を持つ者を待っていた。
実は忍者で、兎飛雄が正義の心を持つことを見抜き、ディスクを渡してその場を去る。
◇プレダコン
悪鬼大帝 ドラゴトロン
CV:上田燿司
「伝説鬼龍」の異名をとる、プレダコン軍団のリーダー。
一人称は「私」。
海外の「プレダキング」と姿は同一だが、設定は大幅に異なるため事実上の別人。
武器はミサイルユニットと剣。
強さの秘密には地球人が関係しているとされる。
自己修復装置の進み具合が遅く、復活の進行が遅れていた。
この姿での戦闘シーンやビーストモードは描かれなかった。
一人多役。
究極悪鬼大帝 グレンドラゴトロン
CV:上田燿司
マグマの熱を帯び、紅に身を染めパワーアップした究極の姿。
レジェンディスクがすべて集まる前に完全復活を果たした。
参乗合体をも上回る最強無二の力を手にし、全宇宙の征服を企む。
巨大ソードは手元に召喚して使用する。
目や手、両手のミサイルランチャーからビームを連射する。
身体から赤いビームを放ち、針のように全体に拡散させる。
超大型のドラゴン形態では、口から吐き出す火炎であらゆるものを焼き尽くす。
そして大きな顎や爪をも自らの武器とする。
侍編4話のラストや忍編3話の冒頭で封印が解け復活。
その後、仇敵であるソードボット達の前にその恐怖の姿を見せつけ、彼らに立ちはだかる。
最終決戦では勇と兎飛雄もろとも5枚のディスクを取り込み、無敵の力を手に入れた。
同時に富士山を鋼鉄の要塞に変え、地球を機械の星にしようとする。
トドメを刺すべく最大出力の球状のビームを放とうとしたが、吸収された2人が悪の心に拒絶反応を起こしたため不発に終わった。
その直後、2人は彼の体内にディスクを残し分離された。
◇プレダコン四鬼衆
ドラゴトロンに仕えているプレダコン幹部。
親玉である彼よりも先に21世紀の現代に覚醒した。
劇中では2人ずつ作戦行動を行う。
悪のパワーを与えられ巨大化できるようになる。
ソードボットのように顔のモチーフはモデルがいるらしい。
怪力鬼 ガイドーラ
CV:岩崎征実
重装甲のドラゴンから変形する3本角の鬼。
凶暴な性格だが劇中ではギャグシーンが多い。
翼がないため飛ぶときは一緒に運んでもらう。
…のだが、実は腕の後ろにブースターが備わっているため自力で飛べることが侍編6話にて判明した。
なぜ最初から使わない。
四鬼衆一の怪力で敵を一気に壊滅させる。
パワーを活かした近接戦闘が得意で、頭脳的な戦い方は苦手。
ミサイルポッド「オーガランチャー」による遠距離からのビーム攻撃も行う。
尻尾は腕に装着する武器になる。
侍編4話では邪鬼軍団と合わさり巨大化したが、ゴウケンザンの必殺技を喰らい元に戻った。
爆速鬼 バクドーラ
CV:上田燿司
若手の筆頭格である4本角の鬼。
四鬼衆一のスピードを誇る。
ブドーラを尊敬しており、命令には絶対服従で命を投げ出す覚悟もある。
しかし劇中ではタメ口で、ドラゴトロンを裏切るかのような言動を聞いた際はむしろ咎めていた。
尾の先から分離する「サイフォン・クロウ」は相手の自由を奪い、生体エネルギーを吸い取る。
また、手からはビームを連射する。
武闘鬼 ブドーラ
CV:稲田徹
リーダーを務める1本角の鬼。
ビーストモードはグリフォンのようなドラゴン。
高い戦闘力は四鬼衆で最強を誇る。
ミサイルユニットにもなる「グラップル・ランチャー」で敵を引き裂く。
ショルダーアーマーには鎌がある。
また、手からは火炎弾を放つ。
プロフィールでは「武人としての誇りを持っており、悪でありながらも正々堂々とした戦いを好む」とされる。
……が、劇中では子供たちを人質に取ったりしている。
いっそディスクの力で自分が世界を支配するという冗談も言った。
下剋上を企む、いわゆるニューリーダー病だろうか。
劇中では侍チームの基地に忍ばせた小型メカによる盗聴で、レジェンディスクのパワーが干渉し合い引き合うことを知った。
宮本武蔵に右目をぶっ刺されたが治ったようだ。
呪縛鬼 ジュドーラ
CV:伊丸岡篤
四鬼衆のナンバー2である2本角の鬼。
オカマ口調で話す不気味な呪術使い。
普段は優秀な研究者で非力な印象だが、一度キレると恐ろしい。
その狂気を帯びた姿はブドーラでさえも止められない。
特徴的な翼は、ドラゴン形態では長距離移動と高速の一撃離脱攻撃を可能とする。
鬼形態では相手を精神的に追い込む「呪縛の波動」を展開するアンテナとなる。
翼にあるディスクからビームを連射する。
劇中では忍チームの基地に忍ばせた小型メカによる盗聴で、レジェンディスクのパワーが干渉し合い引き合うことを知った。
ディスクを独占しようとする狡猾な面も垣間見せる。
キャラが濃いのもあってか、台詞がアドリブにしか聞こえない。
◇プレダコン邪鬼軍団
『出でよ!闇の邪鬼ども!』
「闇の邪鬼軍団」と呼ばれる四鬼衆の配下。
言葉は発しないが実写版ディセップのような機械音が鳴る。
周囲の無機物、もしくは出現した5本の鉱物を素体にすることで、召喚・実体化する。
正規軍である四鬼衆にコントロールされるドローンだが、ドララはドラゴトロンのコントロール下にある。
カラーと名前はドラゴトロンや四鬼衆に対応する。
ミニドラゴンから小鬼に変形するが、劇中ではビーストモードを披露せず。
ビーストモードがテラートロンを彷彿とさせるが、BH版玩具がそのものずばりテラーコン(テラートロンの海外名)だからである。
ドララ
双頭のドラゴン。
バララ
大きな翼を持つドラゴン。
ガララ
二又の尻尾を持つ双頭のドラゴン。
ジュララ
恐竜のような二足歩行のドラゴン。
ブララ
二足歩行のドラゴン。
◇邪鬼合体
『邪鬼合体だ!』
邪鬼五体合体 ゴ ラードラ/ブラック邪鬼合体 ゴラードラ
各メンバーの担当は上から胴体・右左腕・右左脚。
巨大な体に凄まじいパワーを有する。
左手の中からビームを連射する。
テレマガのグラビア記事では表情を変えている。
四鬼衆やドラゴトロンのパワーで更に強力になる可能性を秘めている。
倒されて分離しても四鬼衆の力で復活し、サイズも大きくなる。
そのうち過労死しそうである。
より強大なブラック邪鬼合体の際は、合体時に黒や紫のカラーリングに変貌する。
◇邪竜合体
『出でよ!四鬼衆ども!』
『最終決戦だァ!』
『待ってたぜェ!』
『出番なしかと思ったわよぉ』
『やったるでぇ!』
『邪竜合体!』
『なんだとぉ~!』
『そういうことかよぉ~!?』
『どんだけぇ~!』
『こんだけぇ~!』
邪竜合体 グレンドラゴトロン
四鬼衆を取り込んだことで、更にパワーアップし巨大化した形態。
2本に増えた巨大ソードで斬りつける(というよりも叩きつける)。
□未登場キャラクター
◇オートボット
情報員 ハンターバンブルビー
スポーツカーから変形。
連射可能な「ニードルアロー」には、敵を麻痺させて動きを鈍らせる効果がある。
プレダアーマーで強化された新しいボディもお気に入り。
[[警備員 ハンターバルクヘッド>バルクヘッド(プライム)]]
SUVから変形。
西洋甲冑のようなプレダアーマーと更に増強されたパワーにより、懐に飛び込み強烈な一撃を叩き込む。
「ハンティングソー」はプレダコンの角や牙の切断に適している。
敵を倒す度に増えるその勲章から、仲間に「ホーンコレクター」と呼ばれている。
[[侍 ハンターホイルジャック>ホイルジャック(プライム)]]
スポーツカーから変形。
侍の道を究めた彼は、刀で圧倒する従来の戦い方を改めた。
現在は「キャプチャーリング」により敵の自由を奪うスタイルに変えている。
海外では「ファルコンスピア」という延長可能な槍とされ、リングはそのオプションとして扱われている。
強大な敵のプレダコンに誰よりも早く気付いた。
今回はオプティマスの側を離れず共に戦うことを心に誓っている。
演じる泰勇気氏は屈指のロボットファンで知られる。
TFにも精通しているためイベントによく出演したりする。
エリートガード ハンタースモークスクリーン
スポーツカーから変形。
以前は頼りないところもあったが、今は「仲間との絆」を大切にする若くも立派な戦士に成長。
戦いでは圧倒的なスピードを生かした奇襲攻撃を仕掛ける。
「マグネティック・スモーク」で相手の視界を奪い戦場を離脱するのが彼のお気に入り。
中の人はケンザンと同じ。
偵察員 ハンターアーシー
バイクから変形。
持ち前の強い意思で、戦闘では常に先陣を切り活躍する。
プレダコンとの戦いでもその力を大いに発揮する。
「アルクボウガン」にはアームズマイクロン「アルク」の名がある。アルクは刃状武器に変形するためボウガンとの接点はないが。
対空戦おける戦闘能力も飛躍的に向上した。
しかし、武器に頼りすぎず果敢に懐に飛び込む戦闘スタイルは変わらない。
それは彼女が決して曲げることのないモットーである。
◇ディセプティコン
メガトロンは文章でのみ登場。
本編では軍団名が触れられた。
[[科学参謀 ハンターショックウェーブ>ショックウェーブ(プライム)]]
エイリアンタンクから変形。
メガトロンに忠実なディセプティコンの科学者。
彼の命令に従い、専用の研究室で秘密兵器の研究を進めた。
プレダコンを誕生させるものの、先述の通りショックなことに。
中の人は弁慶と同じ。
航空参謀 ハンタースタースクリーム
戦闘機から変形。
空中からの砲撃で弱らせた後、「ハンティングクロー」により確実に捕獲を狙う。
プレダコンとの戦闘では倒すことよりも捕獲を優先している。
実は力を利用し、懲りもせずメガトロンを打倒する計画を企てている。
情報参謀 ハンターサウンドウェーブ
偵察機から変形。
相棒の小型ロボはレーザービークに変わりラヴィッジ。
メガトロンへの忠誠心は健在で、彼を守る為に自らプレダアーマーを装着した。
高い情報収集・解析能力は予測不能なプレダコンの動きをも事前に察知する。
「キャプチャーアンカー」によるオールレンジ攻撃が可能で、動きを封じ込める役割を果たす。
闇の看護兵 ハンターラチェット
救急車から変形。
凶暴化するプレダコンに対抗するために、プレダアーマーの強化に必要なデータを入手せんとディセプティコンの研究所に潜入する。
しかし捕虜になってしまい、改造手術によりダークエネルゴンを注入され姿を変えられるが、仲間たちに救出された。
彼は洗脳が解かれ正義の心を取り戻すことができるであろうか…
BHでも捕まるのだが、そちらでは洗脳されず、むしろ大活躍。
虚像司令官 ハンターネメシスプライム
ブラックレジェンディスクの未知なるパワーにより、時間断層面に存在する別次元から地球に召喚された悪のハンターオプティマスプライム。
漆黒の戦士を見て、ハンターオプティマスは記憶を失いディセプティコンマークを身に付けていた過去を思い出した。
彼は積年の後悔を晴らすためにも、ハンターネメシスとの一騎打ちに挑む。
正義と悪の対決は黒いディスクの争奪戦に発展し、激闘が繰り広げられる。
虚像兵士ネメシスプライムや[[破壊霊ナイトメアユニクロン>ユニクロン(トランスフォーマー)]]との関係は不明。
□用語
◇ハンターモード
看護員ラチェットが開発した「プレダアーマー」を身につけた形態。
資料により「プレダコンアーマー」「対プレダコン用アーマー」と表記される。
◇レジェンディスク
本作における謎のキーアイテムで、宇宙の過去と未来の歴史と叡智のすべてが収められている。
ディスクは5枚あり、手に入れた者は全知全能の進化の力を得るとされる。
その力を利用することにより全宇宙の支配すら可能とする。
ストーリーBOOKでは『ジェネレーションズ』のデータディスクの流用。
赤いディスク:帯刀家の先祖伝来の家宝である「聖なる鏡」
青いディスク:風摩一族が名古屋城の金鯱に守る「伝説の鏡」
緑のディスク:侍編の人物が所持する鏡
オレンジのディスク:忍編の人物が所持する鏡
そして残りの1枚である紫のディスクは、ドラゴトロンの体内に取り込まれた状態にある。
玩具設定ではブラックレジェンディスクの存在も確認されている。
双葉社の書籍では、赤・青・緑・オレンジ・黄・トイ設定の黒のディスクがあるとされる。
レジェンディスクの引き合うパワーを利用することでタイムスリップができる。
オートボットやプレダコンは、ディスクの転移先である過去の時代の探知とその追跡までは可能。
劇中ではソードボット達と四鬼衆がその力により時空を転移して探索しており、ディスクをめぐる争奪戦が繰り広げられる。
歴史が変わった場合は、タイムスリップポイントに巨大なプレダコンマークが現れる。
ポイントは歴史上の人物と関わりのある場所となっている。
元々は平和利用の為に作られたエネルギー集合体。
創造者は有機生命体とされており、超ロボット生命体には制御が困難である。
それゆえ、活用するには地球の人々の協力が必要不可欠とされる。
力同士がぶつかり合い生まれる負のパワーを感知すると、安全装置としてお互いに反発し合い時空を超えて消えてしまう。
争う心が原因と知ったソードボット達は、ディスクを手に入れたら争わず早急に立ち去る方法を取った。
◇ブレダコン
ソードボットと敵対する悪の超ロボット生命体で、ディセプティコンから派生した新種族。
神秘のアイテムであるレジェンディスクの力により、ショックウェーブが実験的に生み出した新たな仲間だった。
しかしディセプティコンをも上回る凶暴さから、創造者である彼らに従うことなく、指揮を離れて反乱を起こし星々を荒らしまわる。
ビーストモードはドラゴン、ロボットモードは鬼。
甲冑のようなボディも相まって鬼武者のようなフォルムである。
戦国時代の人々からは「鬼」と呼ばれ怖れられた。
本作のプレダコン達は次元を超える能力を持つ。
過去の地球にも現れたが、レジェンディスクの力を借りたソードボットや地球の人々の活躍により封印されている。
四鬼衆はドラゴトロン復活を企みレジェンディスクを探しており、その為なら手段を選ばず破壊や強奪も厭わない。
制御不能な野獣である海外プレダコンに比べ知性が高い*4。
□ラインナップ
海外では多くのアイテムでマーブル模様の成形色によるウェザリング表現がなされている。
四鬼衆は頭部は新規造形。
ソードボット関連はそちらの項目で。
◇2013年4月
G11 ハンターオプティマスプライム
ジェットウイングオプティマスを想起させるデザイン。
国内版は車体や剣のクリアパーツ、パッケージのCGイラストの剣が、緑からBH劇中準拠の青になっている。
(ビジュアルストーリーBOOKのCGは緑色の剣だった)
ミサイルランチャーも付属。
G12 ドラゴトロン
カラーリングはプレダキングと大体同じ。
ミサイルユニットを装備すると三つ首のドラゴンになる。
連結させると両手で持つブラスターとして装備できる。
尻尾は剣として持たせられる。
海外では簡易変形バージョンもあり、サイズが大きめ。
プライム最終章にあたる『プレダコンライジング』の限定品「クライオファイアプレダキング」は名前の通り青い。
G13 ハンターショックウェーブ
AMではジェネレーションズ版の仕様変更品が日本で出ていたが、今回は新規金型。
国内版は紫がメタリックな質感になった(サンプルは青いメタリック)。
アーマーの色も赤から灰色に変更された。
ロボットモードは劇中デザインで、左腕は巨大なキャノン砲。
G14 ハンターバンブルビー
国内版は色に関して大きな変更はない。
ロボットモードの攻撃的デザインは最早マルハナバチではなくスズメバチ。
2丁の銃・ニードルアロー・ミサイルが付属。
海外では「ナイトシャドウバンブルビー」も出ている。
G15 ハンターバルクヘッド
あちらでは「誰だお前」と言いたくなるカラーリング。
国内版はプライムの時のような緑色で、ハンティングソーの色も変わった。
プライム版はボイジャーなのに何故かデラックスクラスに小型化している。
クラスが変わったため当然だが新規金型で、ツインアイからバイザータイプになった。
G16 ハンターホイルジャック
国内版は翼パーツやキャプチャーリングの色以外あまり変わらない。
頭部や肩の形状が変わりスマートな印象に。
不思議な武器や背中の翼パーツから、魔法使いや天使に見えるいう声も。
G17 ハンタースタースクリーム
新規金型で、国内版は無機質で落ち着いた色分けになっている。
ハンティングクローの本体部分は赤から青に変更された。
G18 ハンターサウンドウェーブ
国内版はカラーリングがG1に近い。
胸部のラヴィッジは全体が黒に変更された。
キャプチャーアンカーが付属。
◇2013年6月
G01 ケンザン
G02 ジンブ
G03 ガンオウ
G04 ガイドーラ
リデコ元はレーザーバックとリペイントのバーティブレイク。
激しい色から緑のメタリックに変わった。
オーガランチャーが付属し、尻尾も武器になる。
◇2013年7月
G05 ゲキソウマル
G06 ハンタースモークスクリーン
AMではメディックノックアウトのリデコ品が日本で出ていたが、今回は新規金型で劇中のデザインに近づいた。
国内版はシャドウクイルアーマーが付属しない。
代わりに車体側面デザインの再現度が高まり、全体的に彩色も増えている。
マグネティック・スモーク?が付属。
海外ではリデコ品の「プロール」も出ている。
頭部は新規造形でビークルモードはパトカー。
G07 バクドーラ
リデコ元はリップクロウ。
頭部や色の他に性別も変わった。
あちらは顔つきが女性に見えないが、何にせよ細身。
尻尾のサイフォン・クロウを装着できる。
◇2013年8月
G08 ブドーラ
リデコ元はグリムウイングとプレダコンライジングのダークスティール。
デラックスクラスの3人に対し、大きいボイジャークラス。
グラップル・ランチャーが付属。
こちらの説明書では、肩の武器を使えることが表記されている。
G09 邪鬼5体合体 ゴラードラ セット
海外のオボミナスのリペイント。
単体では『EZコレクション』に相当する大きさ。
合体可能な5つの武器は付属しない。
海外では『サイバーバース』として単品ずつ出ていた。
両腕の2人は拡大した商品も出ている。
プレダコンライジングの時期にクリアカラー版が5体セットになった。
『最後の騎士王』の時に「インファーノカス」としてドララ(ハングル―)以外の4体が復刻されている。
G10 ヒショウマル
G19 ハンターラチェット
海外版はバルクヘッド同様に世紀末感のある配色とデザイン。
国内版はプライム準拠ではなく、実写版のような緑のカラーリング。
ドリルも毒々しい色から変わった。
前述のとおり日本ではデザインのせいでディセプティコンとなった。
◇2013年9月
G20 センスイマル
G21 ジュドーラ
リデコ元はスカイストーカーとプレダコンライジングのスカイリンクス。
翼のディスクは銃のようにトリガーを引くことで発射できる。
尻尾は手甲のような武器になる。
◇2013年10月
G22 ハンターアーシー
国内版は全体が暗めの配色になり、表情も美人になった。
女性なので細身でスタイル抜群。
アルクボウガンが付属し、ミサイルを2本発射できる。
アーシータイプの商品は意外と多く、いずれもエロかわいい。
『ファーストエディション』版が『メタルス』と別世界のトランスミューテイト、AM版が『BotCon 2014』のフレアアップ、そしてハンター版が同じくBotConのフレイムウォーにリデコされている。
G23 グレンドラゴトロン
仮名称は「ドラゴトロン最終形態」。
大きくボリュームアップした。
「ビーストファイアプレダキング」のリカラー。
巨大な翼は赤いクリアパーツになった。
発光ギミックで身体の一部が光る。
尻尾を取り外すと巨大な剣になる。
ミサイルランチャーも付属。
児童誌のDVDではドラゴトロン様本人がナレーションで告知した(配布DVDでは市川氏が担当)。
両形態のCGモデルも一緒に紹介されている。
G24 侍チームビークールセット
◇2013年11月
限定品 ケンザン黒武者ver.
限定品 ゲキソウマル黒獅子ver.
◇2013年12月
G25 ゴウプライム
限定品 虚像司令官 ハンターネメシスプライム
『サイバトロンサテライト』限定品。
仮名称は「ブラックハンターオプティマスプライム」。
新規頭部はマスクオン状態。
刀身のクリアパーツは赤。
ブラックカラーバージョンで、ゴウプライムと同様にグリーンのアクセントカラーがある。
◇2014年1月
G26 オプティマスエクスプライム
◇2014年12月
参乗合体 トランスフォーマーGo! ガム
□国内未発売の主要キャラ
ビーストハンターズのラインナップにおいては、
精鋭部隊 隊長 ウルトラマグナス
破壊大帝 シャークティコンメガトロン(愛称:サメガトロン)
爆撃参謀 ドレッドウイング
闇医者 メディックノックアウト
が国内では未発売。
仮に導入するとしたら名前に「ハンター」と付いたのだろうか。
ちなみにドレッドウイングは既に死亡している。
その後『トランスフォーマーアドベンチャー』にて
TAV11 ブラッディノックアウト
TAV12 ドレッドウイング
TAV14 ウルトラマグナス
としてBH版の色替えで3体がオフスクリーンラインナップに加わっている。サメガトロンェ…
設定もプライムの設定を引き継ぎ同一人物になっている*5。
余談だが、「TAV13 ネメシスプライム」に関してはこれまでと別人扱い*6。
□キャンペーン
◇玩具
侍チーム参乗キャンペーン
侍チームを購入するとアームズマイクロンのザン・ジン・ガンをプレゼント。
既存AMであるエルピー、エスツー、ソウのクリアカラーの仕様変更品。すべて集めることで「参乗覇王剣」が完成する。
シャイニングオプティマスプライムブラスターキャンペーン
児童誌等に付いている「TFチケット」を商品購入時に渡すとプレゼント。
ガチャ版アームズマイクロン、「オプティマスプライムブラスター」を青いクリアカラーにしたもの。
黄金の兜キャンペーン
商品購入時に金メッキの「黄金のゴウケンザン兜」をプレゼント。
CMのナレーションでは「金カブ」と略している。
限定アームズマイクロン 伍乗合体キャンペーン
店舗ごとにゲキ・ショウ・セン・ゴウ・エクスをプレゼント。
こちらもすべてクリアカラー仕様で、それぞれオズ、マギ、ダゴ、ギザ、ジグの色違いとなる。いずれも元はディセプティコンだが、今回はオートボットのマークがプリントされている。
すべて集めて合体させると「伍乗轟電刃」、「伍乗撃弩砲」となる。
ゴウの配布店舗が少なすぎると一部で話題になった。
◇関連グッズ
キャラクターステッカー
一部のサイバトロンサテライトでイベント参加や商品購入時にプレゼント。
特製クリアファイル
トイザらスで商品購入時にプレゼント。
絵柄はキービジュアルのアレンジで、サンプルから若干の変更点がある。
□収録リスト
掲載誌は違うものの、お互いのチームを紹介することもある。
付録DVDには、本編以外にも告知を含めて様々なコンテンツがある。
『ビークール』やクレオはともかく、GTはまず子供向けではない。
(ビークールはビークールで「私にいい考えがある」とか言ったりするが)
YouTubeの動画も多く収録している。
公式サイト内やネット版の最後には、収録スケジュールが掲載されている。
◇侍編
第1話「参乗合体!ソードボット・サムライ!」
2013年8月号
第2話「追跡!レジェンディスク!」
2013年9月号
第3話「無敵の剣士・坂本竜馬!?」
2013年10月号
第4話「対決!武蔵坊弁慶!」
2013年12月号
総集編「ザ・ソードボット・バトル」
2014年1月号
ナレーションはケンザン。
忍編のOP映像と1・2話も加えられている。
第5話「発進!オプティマスエクスプライム!」
2014年3月号
第6話「決戦!連結参乗合体ダイケンザン!」
2014年5月号
◇忍編
『ソードボット忍ディスク』としてトランスフォーマー単体で収録。
第1話「参乗合体!ソードボット・ニンジャ!」
2013年9月号
第2話「発見!レジェンディスク!」
2013年11月号
第3話「登場!新たなる戦士!」
2014年1月号
第4話「決戦!連結参乗合体ダイゲキソウ!」
2014年4月号
◇収録コンテンツ
主要なものを記載。
トランスペディア
本作の用語を勇と兎飛雄が解説する。
歴代アニメコレクション
代表的な作品のダイジェスト。
変形合体まるわかりムービー
後述の変形・合体解説を、ソードボットの声優のナレーションで収録。
各キャラの口調で、自分のチームの全キャラ分を15分以上解説する。
間島氏のセンスイマルバージョンと森川氏のエクスプライムバージョンは制作されていない。
ジオラマストーリー
玩具によるオリジナルストーリー。
ナレーションは市川氏。
『忍ディスク ファイナル』の最後には、『トランスフォーマー/ロストエイジ』の「オプティマスプライム プレミアムエディション」を紹介した。
侍編最終話のディスクでも、『ロストエイジ』の予告編と『旭川冬まつり』の模様が収録された。
□主題歌
◇OPテーマ「TRANSFORMERS-Go!」歌:伊勢大貴
◇EDテーマ「参乗合体!ヒーロー!」歌:Volia
侍編3話・忍編2話から追加。
歌手や作詞・作曲はなぜかノンクレジット、コーラスも1番のみ。
そのようになった理由は不明で、CDはおろかサントラも出ていない。
歌詞や曲調が王道的なものになっているだけに、CDでじっくり聞きたかった人も少なくなかっただろう。
2014年9月17日に日本コロムビアから発売されたトランスフォーマー主題歌ベストセレクション『トランスフォーマー ソング・マスターピース』にて、ようやく歌手情報が解禁された。
OPは『烈車戦隊トッキュウジャー』OPで有名になった伊勢大貴が熱唱。
EDを歌うVoliaの情報は不明。
コーラスも1番のみ、ということからもともと店頭用およびTVサイズで作詞されたのかもしれない。
なお、本作のBGMについては、本編やトランスペディア等のコンテンツも含めて大半がオリジナルである。
□動画・プロモーションDVD
映像はYouTubeのタカラトミーチャンネルで公開され、DVDにも収録されている。
ここでは主要なものを記載。
◇おもちゃ紹介! PV
ストーリーの発端となったプロローグや4月の商品を紹介。
ナレーションは森川氏。
◇トランスフォーマースペシャルDVDダイジェスト!
下のマクドナルド配布DVDからアニメ映像(パイロット版)を抜粋した映像。
◇トランスフォーマー スペシャルDVD 2013
マクドナルドのハッピーセット購入者に配布。
サイバトロンサテライトに迷い込んだ勇がオプティマスからトランスフォーマーの情報を教えてもらう。
ビークールやGTの映像も収録。
「よし、私にいい考えがある」
◇ソードボット参上!スペシャルDVD
店頭で無料配布。
インターネット映像、てれびくんDVD、マクドナルドDVD等から抜粋して収録。
◇変形・合体解説!!
市川氏のナレーションによる、ソードボットやエクスプライムの玩具の解説ムービー。
◇スペシャルDVD ソードボット激闘編
後述の大図鑑に付属。
内容は同じだが、盤面は3種類ある。
一部店舗ではDVDが単品で配布された。
ダイジェストやジオラマストーリーといったものを収録。
□配布冊子・ムック本・雑誌
◇ビジュアルストーリーBOOK
店頭配布冊子で、本編に至るまでのプロローグをジオラマで描く。
◇ビジュアルストーリーBOOK II ~ソードボット参上編~
キャラクター設定や参乗合体の紹介。
時期的に忍チームの合体の情報は少ない。
◇トランスフォーマージェネレーション2013
ミリオン出版が発行するお馴染みのムック本。
設定紹介や海外版との比較、初期デザイン等が掲載。
マーケティングプロデューサーの前田典秋氏と開発チームの中瀬崇嗣氏の対談インタビューでは、興味深い話が数多く出ている。
プライムに関しては、アームズマイクロンのデザイン画やAMシリーズ用にジョイントを増やす過程の図面も掲載。
◇参乗合体トランスフォーマーGo!大図鑑
店頭で無料配布された冊子で、先述のDVDが付属。
表紙はゴウケンザン・ゴウゲキソウの通常版、ケンザン黒武者のトイザらス版、ゲキソウマル黒獅子のイオン版の3種類ある。
ストーリー解説や基本設定が掲載。
設定に関してはここで初めて明かされたものも多くある。
◇CGWORLD 2014年2月号 vol.186
白組のCG制作記事が掲載。
日本の『ポリゴン・ピクチュアズ』によるプライムのCGとはまた違う、日本独特の魅力を詰め込んだとのこと。
玩具のディテールを反映しつつCGモデルを作り込んでおり、背面部をバーニアとして利用するといった工夫がある。
「日本人がつくるトランスフォーマー」を意識し、新しくもどこか懐かしさを感じさせるスーパーロボット的なデザインで、CGの表面はリッチな印象を与えるハイライト表現を意識した質感に仕上がっている。
合体や必殺技のロボットアクションは日本アニメ独特のダイナミックさや格好よさを意識している。
◇メカ・ロボットアニメ超まとめ!! 2013-2014
2014年3月に双葉社から発行された厚めのムック本。
メカ・ロボットアニメに関する、概要・設定画・キャラクター資料・コラム等を詳細に掲載。
プライムと本作は合わせて10ページ以上に渡り紹介されている。
また、ここで初出となる、本編では語られていない本作の設定の記述も非常に多い。
◇トランスフォーマージェネレーション2014 VOL.1
日本版の後半アイテムと海外版の全般を紹介。
資料集にはアニメストーリー各話の解説、エクスプライムとソードボットの決定稿、プレダコンの手描きイラストが掲載。
□イベント・インタビュー・ゲーム
主要なものを記載。
◇トランスフォーマーGo! スペシャルステージ
東京おもちゃショー2013のステージショー。
ハンターオプティマスによりソードボット任命式が行われ、今後の展開を紹介していく。
司会のお姉さんとお話する。
ケンザンとゲキソウマルの音声も録り下ろし。
ラチェットとバルクヘッドの名前がチラッと出た。
◇れポたま!
興津氏と小松氏それぞれのインタビューを掲載。
スモークスクリーンと差をつけて演じたことを語った。
勇については「どちらかというと気弱なキャラクターが多かったのですが、男らしいところを出そうという気持ちはブレないように演じました」とのこと。
おもちゃの思い出もそれぞれ話している。
◇参乗合体ゲーム
タカラトミー公式サイトのフラッシュゲーム。
お題に合わせて参乗合体を完成させると本編の合体バンクが流れる。
BGMはオリジナル。
TRANSFORMERS-Go! TRANSFORMERS-Go!
この地球を 救うのさ 俺たちで
TRANSFORMERS-Go! TRANSFORMERS-Go!
燃え上がる この思い 永遠に
It's all right It's all dream 奇跡を起こせ
参乗 合体! トランスフォーマーGo!
追記・修正はレジェンディスクを全て手に入れてからお願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,3)
▷ コメント欄
- おい、口動かせよソードボット&プレダコンズ -- 名無しさん (2014-03-05 15:46:47)
- この項目に愛を感じる -- 名無しさん (2014-03-05 20:35:05)
- 最終回がcgから手描きになって一騎討ちしそうだ -- 名無しさん (2014-03-05 23:06:44)
- 完全に食わず嫌いなんだけど、あまり好きになれないシリーズ。玩具の出来も微妙だし、ビーストハンターズのまま展開すれば良かったのに……と思ったり。 -- 名無しさん (2014-03-06 22:42:10)
- タカラトミーチャンネルの配信がドラゴトロン復活直前辺りで止まってる・・・後は自分で買って見てねってことなんだろうけど、それと同じくらいにトランスフォーマーアニメの配信が全て止まってるのはなぜだろう -- 名無しさん (2014-04-19 15:15:00)
- こいつのOP&EDは歴代TFソング集でも出ないと作詞・作曲・歌手がわからないんだろうなあ -- 名無しさん (2014-04-19 19:35:41)
- ↑×2 もういい加減実写と初代の折衷的企画ばかり見るのは飽きた -- 名無しさん (2014-05-16 11:51:24)
- 嫌いではないんだけど、これのせいでビーストハンターズが来ないのかと思うと -- 名無しさん (2014-05-16 17:29:18)
- ただビーストハンターズのレギュラー陣のデザインが子供にウケるかと言われれば微妙ではある(近くのトイザらスやヤマダでも売れ残りまくってるし)。しかし和製TFを復活させたいならわざわざ海外名にすんなよと… -- 名無しさん (2014-06-01 22:03:29)
- ↑何よりオプ以外アニメに出ないデザインなのがなぁ。あれはどうあがいても日本じゃ売れないだろう。自分はビーハンは絶対無理だって思ってたから玩具がある程度出たのはまだマシだったし。ソードボットはジョイントや可動部多いから俺変形や俺合体、俺武装しやすくてよかったよ。海外名のままなのは一応プライムの続きなのにいきなりコンボイになったらおかしいからだろう。名前を変えたから和製ってわけでもないし。 -- 名無しさん (2014-06-01 22:18:48)
- 勇者シリーズ大好きなファンとしては嬉しい作品なんだが、TFファンには微妙な顔される。 -- 名無しさん (2014-06-05 16:34:09)
- 今のTFは実写と初代リメイクのループに陥ってるからTFファンとしてもこれくらいの挑戦は欲しいところ -- 名無しさん (2014-06-05 18:03:28)
- まあ、微妙な感じなのは確か -- 名無しさん (2014-08-19 01:02:26)
- かといってこのまま実写以降実写かその合間の場つなぎの初代リメイクばかりやられてもなあ。新しいキャラや試みがほしい -- 名無しさん (2014-11-30 17:49:20)
- 武蔵、竜馬、弁慶は、いずれもゴーストに出てるな -- 名無しさん (2016-02-16 22:14:29)
- なんやかんや玩具は全部集めたな。参乗合体組はプロポーションに難が有ったけど遊んでて楽しかったし、四鬼衆達リペ・リデコ組の出来も海外版よりカッコいい -- 名無しさん (2016-02-16 23:59:55)
- トランスフォーマープライムビーストハンターズ、トランスフォーマープレダコンライジングの吹き替え本当に見たい -- 名無しさん (2018-10-12 20:58:50)
- 日本未展開のトランスフォーマープライムビーストハンターズ、トランスフォーマープライムビーストハンターズ:プレダコン・ライジングの吹き替え版放送があったらトランスフォーマープライム新録版作ってほしいな。オプティマス・プライムの声を楠大典さんまたは杉田智和さん、メガトロンの声を中田譲治さんまたは大友龍三郎さんの新録版をするとか。トランスフォーマープライムビーストハンターズと参乗合体 トランスフォーマーGo!は続編の設定が異なる分岐点のパラレルワールドで観ればいいんだよね? -- 名無しさん (2019-06-23 19:58:38)
- 実質的に最後の和製TF… -- 名無しさん (2020-06-17 18:41:59)
- ↑2 いやプライム~ビーストハンターズまでの新録版あったらオプティマスプライムの声をギャラクシーフォースのギャラクシーコンボイを演じた楠大典さん、メガトロンの声をマイクロン伝説のメガトロンを演じた梁田清之さんがいいと思います。 -- 名無しさん (2020-10-10 20:35:18)
- 本国での続編放映前に日本での独自路線に入るっていうのはヘッドマスターズでもビーストでもあったけど、今作の場合プライム最終回放送時点でビーストハンターズ既にやってたのに何でこんな方向性に?と思わざるを得ない -- 名無しさん (2021-02-09 19:54:15)
- ↑そしてその行き場のない怒りはあの枠を継いだバディファイトへ…ってなったファンも少なからずいたろうなとは思う -- 名無しさん (2021-10-22 20:51:52)
#comment
*2 侍編1話は追加なし
*3 下顎部を上下に動かすだけのビーストモードに比べると、表情を作るのに手間がかかるという事情もあるのかもしれない。
*4 ブドーラの元キャラのグリムウイング等は例外で、双方は設定も類似している
*5 ドレッドウイングはノックアウトに蘇生された。
*6 ノックアウトが生み出した偽物。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧