登録日:2010/04/24 (土) 10:57:29
更新日:2023/10/30 Mon 13:34:49NEW!
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ガンダム ガンダムx ms 宇宙革命軍 量産機 メタボ 光の翼 ランスロー・ダーウェル 機動新世紀ガンダムx 最強量産機の一角 クラウダ クラウド9
見せて貰おう、
戦後のガンダムとやらを…!
『機動新世紀ガンダムX』に登場する架空の兵器。
クラウダ
型式番号 RMS-019
(指揮官機:RMS-019R)
所属 宇宙革命軍
頭頂高 18m
重量 8.4t
武装
バルカン砲×2
ビームライフル(ビームバズーカ)
ビームカッター
搭乗者 ランスロー・ダーウェル、他
【概要】
A.W.0015年時点での宇宙革命軍の新主力MS。機体カラーは薄い灰色。新地球連邦の成立を察知した革命軍が来るべき戦いに備えて作り上げた高性能機である。
名前は宇宙革命軍の本拠地であるコロニー〈クラウド9〉が元であり、それだけ期待されているという証である。
丸みを帯びた装甲と太い体型が特徴。太いと言ってもいわゆるデブではなく、身体、四肢共に平均的なMSより太いという意味。特に両肩は一際大きく目を引く。
おかげで全長こそ他MSと変わらぬものの一回り大きくなっている。また、背面に一対の翼を装備している。
その大柄な機体ゆえガンダムレオパルド並の重量になっているが、全身に多数設置されたスラスター及びブースターにより高い機動力を発揮する。
最大の特徴は対ビーム処理が施された非常に堅牢な装甲である。
その防御力たるや、なんとビームの直撃を受けても無傷なのである(流石にダブルエックスやヴァサーゴの使うビームは溶けて凹むがそれでも内部まで届かない)。
だからといって実弾兵器に弱いかというとそんな事もなく、通常の実弾兵器では傷一つ付かない。実際、サテリコン襲撃時は彼らの使用するMSのマシンガンやバズーカでは一切ダメージを与える事が出来ず、一方的に壊滅させた。
ガンダム(ルナ・チタニウム装甲)もビックリである。
主兵装も新型の強力なビームライフル*1を持っているため、まともに撃ち合ってもまず勝てないという量産型MSとは思えない強さを持っている。
これは国力で地球連邦に劣る宇宙革命軍が、機体とパイロットの生存を重視した結果である。
あまりに高性能なのでダブルエックスと交戦した際には一方的にボコボコにした(ガロードが宇宙初体験なうえ一対多だったが)。
まぁここは一方的にボコられても墜ちなかったダブルエックスの装甲強度に驚くべきだろう。
堅牢な装甲と高い機動性、シンプルながら強力な武装等、その設計思想、機体コンセプトは宇宙世紀のジ・Oに近い。シロッコがアフターウォー世界に来たら気に入りそうなMSである。
その高性能ぶりに為す術もないように思えるが、機動性を多数のスラスターで補った結果、機体の真正面に付いたスラスター噴射口は狙われやすく、そこを狙われ撃破される事もままあった。
もっとも、広大な宇宙空間で高速機動する本機にピンポイントでそんな精密射撃ができるのはガロードのような超射撃技術を持つ人間ぐらいだが……。
パーラも腹部スラスターを狙って撃破しているがミサイルで敵の動きを止める→静止した所を狙い撃ちという方法でしか成功していない。
ついでにいうと、射撃時に腕で正面ブースターが隠れてしまう為、難易度は更に跳ね上がる。
また物理攻撃でも高い威力であれば破壊できる。
流石にアシュタロンHCのギガンティックシザースには耐えられない。
指揮官機には頭部に複合通信アンテナが増設されている。
ランスローはクリーム色に塗装した指揮官機に乗っており、これは『ランスロー専用機』と呼ばれている。
アフター外伝『UNDER THE MOONLIGHT』では本機の発展機とも言えるディクセンも登場している。また本機自体も登場しており9年経っているにも関わらず未だに一線級の性能を誇っていた。どれだけ高性能なんだ。
また、ディクセンのパーツをテストするためのカスタム機も登場している。
【武装】
◆バルカン砲
頭部側面に備えている。アニメ本編では使用した描写は無い。
◆ビームライフル(ビームバズーカ)
クラウダの主武装。発射するビームは太め。本機用に開発された箱形の新規格高出力タイプでその形状や威力の高さから一部の資料ではビームバズーカとも記されている。
◆ビームカッター
翼に備えているビーム切断兵器。翼の後縁に沿ってビーム刃を発生させる事で敵をすれ違い様に切り裂くことができる。対艦用の兵装で戦艦の装甲を易々切り裂く破壊力を持つ。
V2ガンダムの光の翼の小規模版(あちらと違いこちらは制式装備)と言えば分かりやすい。もしくはブレードライガーか。
なおアニメ本編ではこの武装は対艦攻撃にしか使っている描写が無い。
ゲーム作品やUTMでは格闘をこれだけで行うような描写にされているがビームサーベルの描写がある以上こちらは対艦を意識した武装の方が正しいだろう。
基本的に武装はこの三つがメインだが、機体によってビームサーベルを装備・使用してたりする。
【ゲームでの性能】
基本性能が高く(アナザーガンダム前期主役機並)、更にビームコーティング持ちでやたら硬く量産機となめてかかると大変な苦労をする。しかも大量にでてくる。
量産機ということもあって捕獲出来る。自軍で使う場合、その高い基本性能と癖の無い武装のおかげで即戦力になる。
ランスローが仲間になった時にランスロー専用機を使うことができる。
量産型冷遇のスパロボでは珍しく機体性能はガンダムタイプに匹敵するほど高くパーツスロットも多めとかなり高性能。
武装は少ないが個々の攻撃力が高いので少し手を加えれば十分主力となれる。
また、スパロボZ等の小隊制の作品では硬い・飛べるなどの利点から小隊員としても優秀。
【ガンプラ】
発売されていない。
ぜひ新HGではラインナップに入れて欲しい所である。
追記・修正よろしく
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▷ コメント欄
- コンセプト的に量産型THE-Oなんだよね -- 名無しさん (2013-09-21 17:18:04)
- 超大作扱いのクロスでこの機体の大量生産のおかげでセイラン主導のオーブをクーデターで制圧したラクス軍だが、その後に不用意にプラントに戦いを仕掛けて連戦連敗の憂き目に遭ってた。 -- 名無し (2013-10-13 00:07:12)
- 何でビームカッターあんな仕様になったんだろうね。すげえ使い辛そうだが。 -- 名無しさん (2013-10-13 00:11:13)
- ↑↑ガロードが種死世界に行ったのはそれとヘイト色のを知ってるがユニウス7落下をサテライトキャノンで阻止したら、情報操作に踊らされた民衆にビビられたのも酷いが、何もしないでスルーしてたキラやラクスに散々難癖付けられたのも酷かった。 -- 名無し (2013-10-13 01:53:22)
- GN-Xやビルゴのように特別な技術は使われてないのに強いってのが印象的 -- 名無しさん (2016-12-11 22:43:43)
- なおエース機どころか同じコンパチ品のD.O.M.E.ビットに手も足も出ず瞬殺された模様(当たらなかったビームもあるが当たれば一撃死) -- 名無しさん (2019-09-16 07:04:56)
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