登録日:2012/04/16(月) 04:42:46
更新日:2023/08/18 Fri 19:45:23NEW!
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漫画 ギャグマンガ日和 パロディ 進研ゼミ ドラ○もんではない 勧誘 お友達紹介は半ば義務 満点ゼミ 通信教育
満点ゼミとは、通信教育講座である。
主な特徴として、
- 教材のテキストにはイラスト等、学習者の勉強意欲を高める工夫が施されている。
- 半年に一回のテストで力試し。「筆ペン先生」が丁寧に採点、解説してくれる。
- 料金が手頃で、家計に優しい。
- 友達に会員になってもらうことで、様々な特典が受けられる『お友達紹介システム』。
- 確実に続けられる。
- 入会して2、3日という短期間で配達される。
また会員だけでなく、保護者からの満足度も非常に高いことで知られる。
学力向上効果については科学的に証明されており、データによると、一般的な向上率を遥かに凌ぐ。
その他にもスポーツや恋愛、運勢にも効果を発揮するとされる。
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「お母さん!僕、満点ゼミを始めたいんだ!」
「あら、アンタは塾に行ってるでしょ。」
「塾じゃ、どんどん先に進んじゃって、僕のニガテに合わせた勉強は難しいんだ!その点、ゼミなら…」
というのは勿論ウソで、本当は『ギャグマンガ日和』の第218幕、「今すぐ始めて友達に差をつけよう!満点ゼミ」に登場する架空の通信教育講座。
この話はタイトルからも予想出来るように、どっかの勧誘漫画のパロディ作品であり、その為随所で本家の要素がオマージュされている。
とは言え、流石は『日和』。内容は非常に悪意に満ち溢れている(良い意味で)。
というか、強ち間違っていないような……。おや?誰か来たようだ。
で、実際に「満点ゼミ」がどんなものかというと、
●教材のイラスト(イメージキャラクターの「ユルスマジ星人」)が問題を隠してしまっている。
●おまけにその「ユルスマジ星人」、外見が不気味すぎる上、
『地球の子供が大嫌い』という設定を持つ。そのせいか口が悪い。
●問題文が何やら物騒。
●解答が、問題のすぐ下に書いてある。
●料金が妙に高い。
月々の料金が9980円。ただし、12ヶ月分一括払いの場合、119760円のところが119700円に。
これに加え、入会費と初年度年会費が必要(いずれも高額)。
●おまけに逐一、別途料金が発生する。まさかのテスト採点に課金。
●『お友達紹介システム』という名のマルチ商法。
●特典も微妙。
●マゼンタ色に拘る。
等々、突っ込みどころ満載である。
しかし、満足度の高さや、学力を始めとした様々なスペック向上効果は(あくまで作中では)本物であり、高額の料金に見合うだけの価値はある……のかもしれない。
《登場人物》
●カズキ
小学5年生の男子生徒。同級生の水野さんに片想いだが、自分に自信が無くて、想いを伝えられない。
●戸田君
カズキの同級生。(恐らく)クラス一の優等生にしてモテ男。だがちょっと前までは、自信の無い冴えない男子だった。果たして彼の秘密とは…?
●水野さん
(恐らく)カズキのクラスのマドンナ。カズキや戸田くんから好意を持たれている。
●カズキの母親
カズキが勉強へのやる気を見せたことを嬉しく思う。何気に美人で、息子とは似ていない。
●満点ハカセ
教材を説明する際のナレーション的キャラ。他の『日和』の博士キャラと違い、至極まっとう。
●ドン太君
ハカセの相棒らしきキャラ。二足歩行のキツネだかタヌキだか、よく分からない。読者に代わって疑問点を述べてくれる。
《その他》
●キャラの外見から、最初のページを見た時は、某国民的漫画のパロディだと見当した読者も多いと思われる。現に『おむすび君』と『プペポ君』という先例があった。
●作者・増田こうすけは、実際に本家の会員であった。しかし多くの会員の例に洩れず、溜めてしまった模様。
ユルスマジ星人
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