栗須革了

ページ名:栗須革了

登録日:2022/11/09 Wed 23:15:17
更新日:2024/06/27 Thu 11:21:43NEW!
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タフシリーズ 高校鉄拳伝タフ tdk出場者 格闘家 プロレスラー ぶっ殺す 体臭 かませ犬 類人猿 巨漢 臭い おっさん 栗須革了 霊長類最強の雄




栗須革了とは、世界で大人気の格闘漫画『高校鉄拳伝タフ』の登場人物。





【概要】

アイアン木場の遺言によって開催された、“地上最強のホモ・サピエンス”を目指す者たちだけのトーナメント「Tournament Dedicated of Kiba(通称T・D・K)」の出場者の一人。
アイアン木場から“霊長類最強の雄”との二つ名を与えられるほどの実力を持つ。
優勝賞金には全く興味が無く、強者と戦えるという理由でT・D・Kに出場を決めたようである。


筋肉の鎧を纏っているかのような筋骨隆々の巨漢で、かなりがっしりした体格の静虎より一回り巨体。実況からは旧人類・類人猿などと例えられている。
試合前に「“ぶっ殺す”を20回言わないと気合が入らねえ」らしく、試合開始のゴングが鳴った直後に実際に20回呟くのがルーティーン。


元はワールド・プロレスに所属するプロレスラーだったが、フロントとの確執を理由に脱退し、それ以降10年ほど姿を晦ませておそらく山に篭って鍛錬を積んでいた。
そのときに身に付けたのか、後述するグロテスクで食欲より吐き気が湧いてきそうな食べ物を自作し、試合前に頬張っている。
人里離れたところに長年いたせいか、脂ぎったボサボサの髪と無精ひげに加えて常に物凄い体臭を漂わせているなど清潔感は全く無い。
何度か顔を合わせたキー坊から「相変わらずクサいオヤジ」などと言われている。


不潔野性的な見た目や物騒な言動など野蛮な面が目立つが、相手選手を本当に殺さないように加減して倒す、自分が認めた人物を賞賛するなどまともな部分もある。



【戦闘力】

幾度となく異種格闘技を勝ち抜いてきたアイアン木場から霊長類最強の雄と称されるだけあり、そこらの格闘家とは一線を画す戦闘能力を秘めている。見た目通りに屈強な体躯を活かした豪快なファイターであり、組み技・投げ技が主力。
中でもブッコ抜き・スープレックスなどの投げ技を得意としており、すさまじい剛力でどんな相手あろうとも、またどんな体勢からでも投げ技を繰り出せるという技術も持ち合わせている。
打撃の連打を喰らっても簡単には怯まず、(手加減しているだろうけど)虎腿タイガー・フットを持つ静虎の蹴りをモロに食らっても動じない頑丈さも見せる。


使用技

  • 円空投げ

相手を肩車のように担ぎ上げ、円を描くように振り回して遠心力を加えた勢いのまま地面に叩きつける投げ技。
あまりの遠心力で受け身を取るのは不可能とも言われ、その破壊力は容易く人を死に至らしめる。



【活躍】

T・D・Kエントリー

初登場はアイアン木場が死去した後。神様が宿っていると伝承されている樹齢1200m、幹回り14.2m、高さ40mの巨木に向かい、「この巨木を根っこから引っこ抜いたら…俺は神様より強いってことだよなあ」と語り掛け、幹にしがみついて引き抜こうとする。
しかし、巨木はびくともせず、「10年も修業したのによぉ」と悪態をついて去っていった。このとき革了は気づいていなかったが、僅かに巨木が傾いていた。


その後、強烈な体臭をまき散らしながら木場の告別式に姿を現し、T・D・Kに招待されていることを明かす。
そして武道は見せ物ではないという持論からT・D・Kの招待状を破り捨てて立ち去る静虎の前に立ちはだかり、「金なんかどうでもいい」「今ここで闘ってもいいんだぜ」と喧嘩を売る。


対する静虎の返事は…


「あなたは霊長類の中で一番強いとか…」
「だったら今日から二番ですっ」


ボ 

 ッ





と金的+後ろ蹴りのコンボを食らわせ、革了は窓をぶち破って会場の外まで吹っ飛ばされた。
しかし静虎の蹴りを喰らったうえにガラスの破片が身体中に刺さっても全く動じないタフネスを見せ、会場を後にしようとした静虎の顔面に左ストレートを打ち込む。
そのまま喧嘩を続行しようと息巻くが、静虎は挑発に乗らず「これでおあいこ」と言い残して去っていった。


革了もそれ以上静虎を追うことは無く、告別式は終了。トーナメントではAブロックにエントリーされ、T・D・K開幕の第一回戦・第一試合を飾ることになる。



T・D・K第一回戦

試合前に朝昇と再会したキー坊・ヨッちゃんの前に姿を現して、後述の蛆のビン詰めを食べるかどうか迫る。
迫られたキー坊は汗を噴き出しながらも「もっとガバっと食わさんかいっ」とビンに手を突っ込み、掌いっぱいのウジをかっ食らう。
涙目になりながらも食べきって強がるキー坊に感心し、「もう一度人間が死ぬところを見せてやる」*1と彼をセコンドに任命してリングに上がる。


そして第一回戦では“殺人貴公子”の異名を持つキック・ボクシングの絶対的チャンピオン、ピーター・カーマンと対戦。
ゴングが鳴る直前にピーターにどういう死に方をしたいかと問うが、「アマチュアだね…殺さないのがプロだよ」と返され、舌戦ではやや押され気味に。


試合開始直後、「ぶっ殺す ぶっ殺す…」と20回呟き、ピーターに突進。しかし組み技系格闘家の習性を突かれ、脚を無造作に前に突き出して脚のキャッチを誘う罠に嵌り、ハイ・キックをモロに食らってしまう。更に膝を着いたところで頭を掴まれ、膝蹴り地獄を浴びる。
ここで、母親から死にかけるほどの身体的虐待を受け続けて心が歪み、残忍なファイターになってしまったというピーター・カーマンの悲しい過去が挿入される。


うずくまっているところにダメ押しとばかりに後頭部への肘打ちの連打を浴びてあわや試合終了かと思われたが、ただボコボコにされていたわけではなく、反撃の機会を狙っていた。
ピーターが勝ち誇って余裕を見せた瞬間、足首を掴んで金的に頭突きをかまし、流れるように頭を股下に突っ込んでクラッチ。そのまま肩車の要領でピーターを持ち上げる。
恐怖に染まった表情で怯えるピーターに対しニヤ~~ッと残虐な笑みを浮かべ、ピーターが必死に抵抗する打撃音が虚しく響く中で円空投げの体勢に入る。


「ジタバタするんじゃねぇ」
「運が良ければ痛みを感じる前にあの世に行ける」


「おいっボウズ!よーく見てろよ!!」
「人間が粉々になる瞬間をなあっ」


セコンドのキー坊に見せつけるように円空投げが炸裂し、ピーターは地面に激突。意識不明の彼は担架で運ばれ、試合時間2分13秒で革了のKO勝ちとなった。
ピーターを頭ではなく肩から落とすように調整していたことをキー坊に見抜かれたが、「怯える人間を殺しても面白くねぇ」と答え、リングを去る。



T・D・K第二回戦

第二回戦開始前、藤田親子のいざこざに首を突っ込んで巻き込まれて首を負傷したキー坊に声をかける。
インドの踊りなどと言って首をくにくに動かして怪我を誤魔化すキー坊に対して、「T・D・Kを勝ち上がってくるレベルのやつらにはもう感づかれている」と忠告し、後述の特製スープを壺ごとプレゼント。
「なんでワシにかまうんや」とキー坊に聞かれ、生意気なところや体格的なハンデをものともしない心の強さを尊敬しているのだと柔らかな表情を浮かべながら答える。
キー坊も「この体格にしかできない技もあるからデメリットばかりじゃない」と朗らかに返す。
そしてキー坊の激励を受け、ガルシアとの試合に臨む。


「悪いな…キー坊の獲物を盗っちまって…」


「オッチャンやったら許す!」
「ガルシアをぶっつぶしたれ!!」


「おうっまかしとけエ(にか~~っ)」


そして迎えた第二回戦、獲物として狙っていた今大会屈指の強豪エドガード・C・ガルシアとついにリングの上で対面。
いつものぶっ殺す×20のエンジンをかけてガルシアに真正面から突撃し、得意の投げ技を仕掛けようと掴みかかる。
だが、手がガルシアの身体に触れる瞬間にガルシアが視界から消え、足を踏みつけられてバランスを崩す。
そして動きが止まったところを右ストレートで右肩を貫かれ……


う   


が 


 あ


  あ
 あ 
ぁ  


一瞬の沈黙を裂いて悲鳴が会場に響き渡る。革了は鎖骨を粉砕骨折し、折れた鎖骨が表皮から飛び出てしまった
な…なにっ 骨を強くするスープの効果がまるでない


これ以上の試合続行は不可能と判断されたためレフェリー・ストップが入り、革了はここで敗退。
意気揚々と挑んだものの試合はたった6秒で決着、彼もガルシアに秒殺された格闘家たちに名を連ねることとなってしまった。


試合後、ギルモア博士と話しているガルシアに「なぜレフェリーが止めるまえにとどめを刺さなかったのか」と肩から大量出血しながら詰め寄るが、憐むような視線を向けられただけで完全にシカトされた。
この場面を最後に猿空間送りとなり、キー坊がエンゾウ戦で突如ダウンした際に一瞬だけ映ったが、結局その後彼がどうなったか知る者はいない。



【栗須飯】

タフ・シリーズでも屈指の料理人の栗須革了の料理なんだ、尊いんだ絆が深まるんだ。
「うまいから食うんやない、生きるために食うんや」栄養面以外の要素が0どころかマイナスに入ってる料理しかないのは気のせいっスかね


滋養強壮剤

T・D・K第一回戦前の、キー坊・ヨッちゃん・朝昇の前に姿を現して見せつけた料理。
革了によると中国に伝わる滋養強壮剤らしいが、その内実は肉を腐らせてウジを湧かせ、それを特製の味噌で漬けたビン詰め。な、なにっ食欲が全く湧いてこないっ。*2
見た目の時点で食欲が消え失せるこんなゲテモノを超えたゲテモノ料理を、キー坊に「食ってみる気はあるか?」と煽って指に数匹のウジを乗せて迫った。
これには白米に玉子焼きと沢庵を乗せて牛乳をブッかけた時短飯を朝食に食べていたキー坊でもさすがに青ざめていた。


虫食の面から栄養価の点で言えば満点だろうが。見た目やその他諸々が0どころかマイナスに入ってるんだ、しかも衛生面に気を遣った様子が0.893mmも無いんだ。
現実でお勧めされても絶対食べちゃいけないんだ、悔しいだろうが仕方ないんだ


特製スープ

T・D・K第二回戦前の、キー坊に壺ごとプレゼントした料理。
その内実は牛の臓物と魚介類を煮込んで薬草と豚の脳みそで味を調えた特製スープタフ・シリーズに出てくる飲食物は食欲がなくなるようなものばかりな気がするっス 忌憚のない意見ってやつっス
食欲が消え失せる見た目は勿論、臭いはそれ以上に凶悪であり、嗅いだキー坊が「ウンコの臭いがする……」と涙目になる程。
肉体の源泉は骨であるとの持論を説き、このスープを食えば骨が強くなると勧めた。


栄養価の点で言えば満点だろうが、見た目やその他諸々が0どころかマイナスに入ってるんだ、しかも衛生面に気を遣った様子が0.893mmも無いんだ。
現実でお勧めされても絶対食べちゃいけないんだ、悔しいだろうが仕方ないんだ



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追記・修正って20回言わねぇと気合が入らねぇんだよ




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  • うああああああ(PC書き文字)アニオタwikiに霊長類最強の雄の男の記事が練り立っている! -- 名無しさん (2022-11-09 23:32:01)
  • うああああああ(PC書き文字)タフ・シリーズにまともな料理が出てこない! -- 名無しさん (2022-11-10 21:03:05)
  • ↑ククク…まったく猿先生って奴は蛆虫を描き込むことには偏執的な意欲を燃やす異常グロ漫画家だぜェ -- 名無しさん (2022-11-11 01:00:32)
  • タフ・シリーズ初め猿作品は写実的に描き過ぎるから食品サンプルのような食欲が湧かないものになってしまうと考えられる。しゃあけどクリス飯はスペシャルライスとかと同じ枠やわっ! -- 名無しさん (2022-11-11 14:56:10)
  • ↑しゃあけど…腐っとるやないケ…そこまでいくと既にマズい料理やなくて衛生的に不安な生ゴミやっ -- 名無しさん (2022-11-11 22:34:45)

#comment

*1 「もう一度」と言ったのはキー坊が木場の最期の瞬間を見届けたことを知っていたため
*2 これをみたヨッちゃんの反応は「宮沢家特製スペシャルライスの100倍くらい気持ち悪いぜ」。

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