登録日:2011/11/27(日) 23:03:40
更新日:2023/09/29 Fri 13:46:58NEW!
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虫食とは、昆虫類を食する文化である。「昆虫食」とも呼ばれる。
算数で計算式の一部が隠されて出てくる虫食い算や、ネズミのスタンド使いについてはここでは取り扱わない。
■概要
主に幼虫やサナギが食べられる事が多いが、卵や成虫等も食される。
また、クモ等厳密には昆虫ではない虫の場合も昆虫食に含まれることがある。
古くは、古代中国の文献にツムギアリの卵の塩辛の記載があったり、古代ローマにセミやクワガタの幼虫を食べていた記録等もある。
現代でも、東南アジアに行けば、市場に食材として虫類が並べられているのが当たり前の光景である。
また、日本でも、イナゴやハチノコ、ざざむし(水生昆虫の幼虫)等が食されており、地域によっては普通に売られている。
現代人の感覚では、これらはゲテモノに分類されるが、昆虫類は良質なたんぱく質等を多く含む栄養食品である。
かつては貧困の象徴であるかのように見られていたが、現在は栄養分だけでなく食味を含めて見直されつつある分野であり、愛好家も意外に多い。
ジビエを扱う飲食店や中華料理店で扱っている場合もある他、近年では昆虫食をメインに扱う企業や飲食店も登場している。
ただし穀物と比較すると収穫できる時期や条件が限定されるくせに常温で保存できる期間が短すぎる。
(米なら10年くらい保管しても平気で食べられるが常温でそこまで持つ虫は少ない)
比較対象が生の魚や獣肉ならそれよりは長持ちするが、それでも生産量に劣る。
それが理由で「獲れる時期に獲れるだけ獲っておいて飯の足しにする」「安定供給は期待しないが季節の珍味として求める」のレベルを越えないことが多い。
特にあらゆる食材が容易に入手できる日本での昆虫食は上記の範疇を出ないことが多い。
それでも技術の進歩や既存の手法と異なる養殖手段の開発ができたことから
成長が早く、育成に必要なエネルギーも少なく、容易な生産手段を開発することでやがて来たる食糧危機への有効な対策になりうるとして研究が進んでいる。
2020年5月には、無印良品が徳島大学と連携し、コオロギを使ったせんべいを発売した。
新たなスタンダードになるのか、時代のあだ花で終わるのかは、今後の消費者の動向次第である。
一つだけ述べておくと
日本でも一部地域で食べているように、世界各地で虫を食べている民族は多々あるものの
彼らの大半は他に食べるものが無いから虫を食べているわけではなく虫が美味しいから食べている。
つまり虫が他の肉や魚や穀物と同様に喫食対象として好ましいと思っているから食べているのである。
■昆虫食の注意点
昆虫やクモなどは、エビやカニなどに近い節足動物であるため、甲殻類アレルギーを持つ人は注意。
また、寄生虫や病原菌を保有している可能性もあるので、野生の虫を生食する事は控えた方が良い。
というよりも現代人が自然にそのまま存在するものをそのまま食べて無害なものの方が少ないと思ってよいのだが。
■主に食される虫達
昆虫類
◆イナゴ
稲を食べる害虫であるイナゴは、佃煮にして食べられる。昆虫食の中でも特に一般的であり、大型スーパーや佃煮専門店であれば普通に売られている。
少々殻が固いがエビを思わせる味わいで、ザラメのシャリシャリ感もあり意外に美味。ザラメが入ってないものでも、小女子(こうなご)の佃煮に似ていて美味しい。
しかし、足のギザギザが気になってしまい嫌いになってしまう人もいる。この食感が良くないとして調理の際に足が取られることも。
串焼きで豪快に食べる人もいる。
串焼きの方は「はだしのゲン」にも出ていた。
また、同じバッタのトノサマバッタも美味しいらしい。ただトノサマバッタは昆虫食研究家によって美味しいという人と美味しくないという人がおり、個体差、もしくは種類差で味が安定しないのかもしれない。
ちなみにイナゴやバッタが大量発生して作物や水を食いつぶす「蝗害」という事例が時折発生する。
その虫を食えば?という人もいるがその手のバッタ類は日本で食べられるイナゴとは種類や成分が別物で食えない。*1
無理に食っても消化できる成分はごく僅かで胃腸に負担をかけてそのままうんちになって出てしまう。
◆蜂
オオスズメバチやクロスズメバチが食材として人気。
猛毒の蜂だが、幼虫の味わいに魅せられ、巣を探す事に執念を燃やす人々も大勢いる。その味わいは卵焼きに似ていると言う。
また、サナギや成虫も素揚げで食べられる。焼酎に浸ければ精力増進効果があるとも。
スズメバチの毒はタンパク質毒なので火を通せば無害化する。
あえて生のスズメバチをボリボリ食べて口内の傷などから血管内に毒を取り入れない限り心配は無用。
日本の昆虫食の中では有名な部類であり、お土産なんかとしても売られている。
◆ざざむし
特定の昆虫というより水生昆虫の幼虫の総称。
長野県の天竜川流域などを中心に食されており、佃煮にしたものはお土産として入手することもできる。
これも日本の昆虫食の中では有名な部類。
◆カイコ
人間の歴史を支えてきた生物の一つであり、飼育の技術が特に発展している昆虫
主に絹糸を取った後の蛹の部分と幼虫が、煮たり揚げたりされて食される。
韓国ではポンテギと呼ばれ、スナック菓子の感覚で食べられる。
飼育の楽さと速さから宇宙食に使う計画もあるとか。
日本でも入手しやすく、カイコを取り扱っている料理店もある。
◆コオロギ
中国の一部地域では油炒めにして食べられており、かの有名な本草綱目にも漢方として載っている由緒正しき昆虫食。日本でもコオロギを使用したラーメンや佃煮、お菓子が注目を集めている(ただ、本草綱目には「微毒。過剰に服用すべからず」と書いてある)。
爬虫類の餌として用いられる為に養殖技術が発展しており、食材としての入手難易度も低め。
◆アリ
成虫は蟻酸と呼ばれる酸があるので食べられないが、ツムギアリの幼虫やサナギが、煮物等で食べられる。
オーストラリアではミツツボアリという腹に蜜をパンパンに貯めたアリがおり、アボリジニには最高のお菓子として愛食されている。
蜜と蟻酸がいい感じに混ざってレモンティーに近い味になるそうで。
美味しんぼのオーストラリア回では生きたハキリアリのお腹を咬み潰して食べる料理(?)が出ており、酸っぱくて美味しいとのことだったが本当だろうか?
仮に美味しいとしても虫は寄生虫がいる可能性が高いため生食はすべきではない。
なお1950年代の日本でアカヤマアリをチョコにくるんで蟻酸の酸味とチョコの甘みを生かした「チョコアンリ」という名のチョコを作り
アメリカに輸出すると高級チョコとして売れに売れて一時期だけとはいえ良い稼ぎになったというか記録がある。
◆セミ
成虫を焼いて粉にしたものは漢方にされる他、沖縄の一部では唐揚げ等でも食される。
また、中国では幼虫が土から掘り起こしてから調理されたりもする。味はエビに似ているとか。
しかしそれが知られたからか食用目的で乱獲される事例があり、食用での幼虫採りを禁止する場所も出てきた。
生態系への影響も懸念される上、夜中にセミの幼虫を求めて市街の公園を長時間彷徨う姿は完全に不審者。周囲の影響も鑑みて幼虫採りはほどほどに。
ちなみにジャイアンシチューでおなじみの抜け殻も漢方薬として使われる。
◆タガメ
池に住む獰猛なカメムシの仲間。東南アジアでは現在も市場に並ぶ。
かつては日本でも食べられていたらしいが、現在は絶滅危惧種である為、国産品は入手困難。
ピリリとした、かなり上級者向けの味わい。
また、洋梨に例えられる独特の香りも特徴であり、飲料やスイーツの香りづけに使用される。
◆蛾
オーストラリアで、ジャイアントウッドモスの幼虫、ウィッチェッティグラブと呼ばれる巨大芋虫が、ソテーにされて食べられる。
味はトロリとして、子羊や子牛の脳ミソを思わせる、高級な味わい。
アフリカでも別の蛾の幼虫が『パニ』という名称で食される。
こちらはスーパーロボット大戦OGシリーズをプレイしたことがある方ならお馴染みの筈。
◆蚊
アフリカのヴィクトリア湖周辺に住む人々は大量発生したフサカを捕らえてハンバーグのようにして食すと言う。
血やそれに含まれる病原体まで口にしてしまいそうで衛生面が心配になるが、少なくともフサカは血を吸うことはないので、そこは安心のようだ。
味に関しては「ほとんど無味」らしい。
ほか、中国にはコウモリの糞を乾燥させた「夜明砂」という生薬があり、その糞には未消化の蚊の目玉が含まれるがゆえに目と血行に効くと考えられている。
実際食材というよりは薬に近い代物で、そもそもコウモリの糞の中に蚊の目玉だけが未消化で残るかと言えば微妙なところ。
◆蠅・虻
主に幼虫(蛆虫)を食す。
飼育・繁殖が容易であり、高たんぱくの食材として注目を集めている。ヨーロッパにはウジ虫が湧いたチーズを蛆虫ごと食べる地域もある。
しかし不衛生で気持ち悪いというイメージも強く、実際問題として野生種に関しては注意が必要。
◆ゴキブリ
揚げて食べるのがメジャー。
飼育・繫殖が容易な種類も多く、取り扱っている専門店も多い。
蠅同様に不衛生で気持ち悪いというイメージも強く、実際問題として野生種に関しては注意が必要。
ちなみに覇王丸の嫌いなものである「油虫」とはこれのことである。嫌いな理由も「美味しくなかったから」だとか。
◆シロアリ
塩炒めがメジャー。
因みにシロアリと言っても日本によくいる建築物害虫として有名なタイプのシロアリではない(あちらは木材を構成するセルロースを分解する為の細菌が腸内にウヨウヨいる為、食べると確実に腹を下す)。
では何かというと、アフリカのサバンナで蟻塚を作っているタイプのシロアリである。海産物や食用の野生動物に乏しいアフリカでは貴重なタンパク源であり、その味はカシューナッツに似るという。しかも昆虫食の中では一二を争う栄養価の高さを誇るとか。
◆甲虫類全般
幼虫や蛹は美味とされるが、腐葉土を食べる物は下処理が難しい。
特に腐葉土で育つカブトムシは幼虫も成虫も非常に臭く、クセが強い。
一応加熱すれば食えるし筋肉が発達しているため可食部自体は多いのだが……。
一方、朽木を食べて育つクワガタムシは幼虫も成虫もエビに似て美味。
カブトムシでも朽木を食べて育つ種類は美味しいと言われている。
ゴミムシダマシ(ミールワーム)が飼育が容易な上に美味として人気が高い。
そのほかカミキリムシの幼虫も人気が高く美味とされ*2、ヤシオオオサゾウムシの幼虫はそれに匹敵するほどと言われる。
最近ではフェモラータオオモモブトハムシの幼虫が非常に美味で昆虫食マニアの間では人気が高まっている。特にこの虫は日本固有の植物を食害することから侵略的外来生物に指定されており、その意味でも食べて駆逐することは環境保護という観点でも意義があるとされている。
ただし実際にこの虫を食べる時は捉えたら必ず即座に加熱か冷却をして殺すこと。生きたまま輸送することは侵略的外来生物を広範囲に広げるというリスクがあり、れっきとした法律違反である。
昆虫ではない虫
昔の日本語では獣・鳥・魚からかけ離れた姿の小動物全般をムシと呼んでいたので(マムシとか)、ここに書かれていた生物たちも昔の文献だと虫扱いで書かれていることもある。
◆クモ
主に中国で食される。
大型のタランチュラが材料。
生きたまま食う人もいる。
カニのような味らしい。
ただし糸は釣り糸を咬んでいるような食感で非常に不味い。
キングスレイドの主人公であるカーセルの大好物であり、アニメ版では討伐した魔物の巨大クモに火を通して焼いた物を素手で解体して、嬉々とした表情で丸かじりするという、とんでもない事をやらかしている。
な、何という凄まじい青年なのだろうか…。
また、最近国内で定着した猛毒のセアカゴケグモも意外に美味しいらしく、ナッツのような味がするとか。ただし捕獲には危険が伴うので、素人が気軽に手を出すべきではない。
◆サソリ
わりかしポピュラー。
中国ではかつては高級食材としてありがたがられていた。
素揚げにしてそのままどうぞ。
カニみたいな味がするとかしないとか。
毒を心配する人でも大丈夫。
サソリの毒は神経毒なので経口摂取しても胃液で無効化され、更に人体にとても有益とされる成分へと変わる。
それ以前に殺人級に強い毒を有する種は実は全種類中3%未満しかいない。
ただし、舌や口内全域等に完治していない傷があるとそこから毒が神経に入り込む可能性もあるので気を付けよう。
◆ムカデ
漢方としても利用される。
海外では寄生虫に感染してる事例もあったので、生で食べるのは控えた方が良いだろう。
雑食性ゆえに動物の死骸などを食べている場合もあり、そうした個体は味も落ちてしまう。
◆オオゲジ
いわゆるゲジゲジ。無数に生えた脚で壁や天井を素早く這い回る。
その見た目から不快害虫とされるが、ゴキブリなどを食べてくれる益虫であり、味もエビに似ていて美味しい。
◆フナムシ
海辺や汽水域に住むダンゴムシの仲間にして海の掃除屋。
ゴキブリを彷彿させる動きと群れで生活する事から不気味な印象を持たれがちな彼らも一応食べる事ができる。
エビのような味がするものの、腐肉食の彼らは臭いや苦みが強いらしく、好んで食べられる事は少ない。
また、食性や生息環境の関係上、不衛生な個体も多く食べる際には注意が必要。少なくとも生食は絶対にしてはいけない。
◆グソクムシ
深海に棲むダンゴムシの仲間。
素揚げで食べられることが多い。しかし凄まじい悪臭を放つ分泌液を取り除く必要があり、下処理に手間が掛かる。
漁港の街として有名な静岡県焼津市では「さとふる」で送られてくるらしい。とんだありがた迷惑である。
◆タイノエ、アジノエ
魚の口に寄生しているダンゴムシの仲間。
やはり素揚げで食べられる。
◆ミミズ
タンパク質に優れるが、下処理が大変な上に風味も独特。
内臓の中に土が詰まっているので消化管を割り開いてよく洗い流す必要がある。
また、肉にはゲオスミンというアスファルトのような匂いがする成分が含まれており普通に食べるととても臭くて不味い。
高温でよく加熱してゲオスミンを揮発させる必要がある。一番手っ取り早いのは油でフライにすること。
飼育・繁殖が容易なので、食材としての注目度は高く、専用の牧場もある程。
なお、''都市伝説で有名なミミズハンバーグは実際に作ると牛肉よりコスパが悪い''*3。つまりデマである。
◆ゴカイ
ミミズと同じく環形動物のゴカイも独特な風味を持つが美味な種類もあるらしい。
ゴカイには毒がある種類もいる為、注意が必要。
◆ユムシ
上記2種と同じ環形動物であるが、食料としても知名度が高い。
韓国・中国・日本などでは出回っている地域がある。
◆エラコ
上記3種と同じ環形動物であり、観賞用に飼育される事もあるケヤリムシの仲間。
釣り餌として有名だが、一部地域では食用にされる。
■余談
ゲテモノを食べさせる(食べる)性癖があるのか、昆虫食を題材とするアダルトビデオやゲイビデオが存在する。
どんな小さなものでも無害だとしても虫を口にするのは嫌だ、という方はこの下の部分を読まないことをお勧めするが
お米にはコクゾウムシやノシメマダラエイガなどの虫が卵を産みつけるのを原理的に防ぐのは不可能で
流通に出す前の段階で加工して虫や卵を破砕することはできるが、その破片を取り除くことはできない。
2023年前半時点でいわゆる加工食品に表記する義務のあるアレルゲンはエビ・カニなど7種類で、推奨されているのが21種類。(将来変動する可能性あり)
そのアレルゲン表示義務対象に昆虫類が加わったと仮定すると、
この食品には昆虫由来の成分が含まれていますという表記が今お店で流通しているお米や小麦粉類のほぼ全てに載ることになる。*4
※今そうなっていないから昆虫はアレルギーの危険が少ないという意味ではない。昆虫食がメジャーになれば本気でそう制定される可能性はある。
昆虫食は、ハマると奥深く、楽しいものである。
今の食生活に物足りなさを感じたら、是非、ご一考を。
追記・修正は、イナゴの串焼きをかじりながらお願いします。
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▷ コメント欄
- 冒険王ビィト(アニメしか見てなかったけど)で主人公がけっこうな頻度で芋虫の丸焼きを食っていたような記憶が… -- 名無しさん (2013-05-04 01:52:15)
- 蚊の目玉だけって何てピンポイントなw -- 名無しさん (2013-11-03 12:41:07)
- 明治時代の製糸工場で、女工さんがしょっちゅうカイコの身をつまみ食いしてたらしい -- 名無しさん (2013-11-03 12:57:11)
- 家の知り合いに「イナゴを煮る名人」がいた・・・・。 -- 名無しさん (2013-11-03 13:01:48)
- ムチャぶりドッジボールの見所の一つ。蟻の軍艦巻きはちょっと気になる… -- 名無しさん (2013-11-03 13:12:10)
- カブトムシの幼虫が美味しいっていうのはウソ。言ってみれば『腐葉土の詰まったソーセージ』みたいなもので、ゴワゴワの皮を噛み切ったらすぐ口中に泥の味が広がるらしい。 -- 名無しさん (2013-12-13 11:44:24)
- 全体的に甲殻類っぽい味ってことかねぇ?…ちょっとうまそうだ -- 名無しさん (2014-02-27 18:29:17)
- タグの間桐www -- 名無しさん (2014-05-04 20:26:00)
- イナゴの佃煮は割と美味しい -- 名無しさん (2014-05-04 20:45:40)
- 揚げれば大概のものは美味い -- 名無しさん (2014-05-27 22:46:46)
- おぼっちゃまくんでびんぼっちゃまがセミとカブトムシの天ぷら -- 名無しさん (2014-05-28 00:02:48)
- 間違って途中送信しちまった…。
びんぼっちゃまがセミとカブトムシの天ぷら食ってたなw -- 名無しさん (2014-05-28 00:05:08) - 人間が牛・豚・鶏の代わりに例えばバッタ類・ゴキブリ・蚕とかを家畜化して食肉にしたら、飼育が簡単・収穫が早い&値段が安い(獣肉の1/10)&健康にいい、しかも飢餓や食糧問題の解決に繋がる…とまさにいいことづくめなんだよな。 -- 名無しさん (2014-06-19 23:35:43)
- ↑問題は数を相当数作らないと量が足りなくなる点か -- 名無しさん (2014-06-19 23:38:59)
- イナゴの佃煮はうまい、人によってはかなりハマるだろう -- 名無しさん (2014-06-19 23:49:40)
- 前にイッテQで紹介してたシロアリ炒め、意外とおいしそうだったな。コオロギやイナゴが一番出されたら食べられるかも? -- 名無しさん (2014-08-26 13:52:45)
- 中国「食えないモノなんてないだろ」 -- 名無しさん (2014-08-26 19:03:52)
- ↑3
分かる(笑)
見た目のグロさが平気なら、甘辛く味付けしてあるし、パリパリした歯ごたえで飯の友になるし -- 名無しさん (2014-08-28 20:51:49) - CSI:NYシーズン2でこれの話が出てきたとき(しかもミミズの踊り食い)マジで引いた。 -- 名無しさん (2014-08-28 21:12:23)
- 持て囃されても、いざ家畜化したらマングローブや焼畑みたいに環境問題起こすのだけは間違いない -- 名無しさん (2015-05-06 19:14:25)
- イタリアではチーズ食わせ続けた蛆虫を食べるとか -- 名無しさん (2015-06-09 00:03:43)
- 実は割とおいしい -- 名無しさん (2015-06-09 00:07:31)
- ざざむしってのもあるけどあれは複数の水棲昆虫がまざっているんだよね。 -- 名無しさん (2015-09-06 23:42:17)
- 旨いのかもしれないがなんかやりたくないって人が多いよな。かくいう俺もだが。 -- 名無しさん (2015-09-08 20:56:51)
- イナゴは子供の頃の貴重な栄養源だったなぁ・・・。下ごしらえが大変だったけど。 -- 名無しさん (2016-09-12 14:14:08)
- ミールワームやサソリは食ってみたいけど、ゴキはちょっと・・・ -- 名無しさん (2016-09-14 20:38:18)
- 美味なのはクワガタだったはずだが -- 名無しさん (2016-09-14 20:44:17)
- 今更だけど、かなり広い種類のものを食べられる人間って、自然生物視点だと、かなり恐れられてるかもしれんな。こう、ドリフ世界の人間たちから見た黒王軍みたいな感じで。 -- 名無しさん (2016-09-23 15:27:32)
- ↑ と言うか頂点捕食者でも無いのにあらゆる階層の生物を食べてしかも対象が決まってない生物なんて違う次元から来たエイリアンだよ、自然界のルールからは大きく逸脱していて理解不能な生き物 -- 名無しさん (2016-09-30 15:05:39)
- 上で挙げられてたカブトムシの幼虫みたいに、食性によっては何も考えずに調理しても食えたもんじゃない。調理前に絶食させて糞だしはさせたほうがいい。 -- 名無しさん (2017-04-25 18:41:41)
- ユダヤだかではバッタ類のみ昆虫食が認められるそうな -- 名無しさん (2017-04-25 18:42:52)
- そもそも虫って樹液とか稲を食う奴等だから、草食動物と一緒で美味くない訳がないんだよね -- 名無しさん (2017-08-09 11:25:18)
- カブトムシはヒメカブトのことね。あれはイナゴと同じく食べられる害虫だから -- 名無しさん (2017-08-09 14:12:44)
- テラフォーマーズが食べてた動物性タンパン質もカイコだったはずだし、人類もいつかそうなるのかもな -- 名無しさん (2017-08-09 14:39:48)
- コウモリのフンから蚊の目玉を取り出したシチュエーションが知りたい。顕微鏡見てて「おっこれ蚊の目玉じゃん!」とかだろうか -- 名無しさん (2018-01-30 13:38:55)
- なんでよりによって丸ごと食おうとするのか分からん。食肉なんだから加工すれば忌避感激減するだろうに -- 名無しさん (2018-07-03 14:46:06)
- 忌避感なんて人による。加工しなくても食える。だから無駄な手間は省く、こういうことだろう。 -- 名無しさん (2018-08-09 09:48:33)
- 大きさとか性質的に加工も難しそうだしね。海老なんかと比べても殻も剥きづらそうだし、身もぐずぐずだし。 -- 名無しさん (2018-08-09 10:24:36)
- サソリは味とか以前に、食うと元気になる。色々な意味で。 -- 名無しさん (2018-08-09 10:50:41)
- SCP財団なら0匹のイナゴが喰えますが。 -- 名無しさん (2019-08-29 13:06:38)
- カミキリムシの幼虫は絶品と聞くが -- 名無しさん (2019-09-07 18:43:35)-- サソリはエビ喰うようなもんだと思うけどやっぱり見た目に抵抗あるのか -- 名無しさん (2020-06-03 09:39:50)
- 労働者が頻繁に蚕の幼虫を摘み食いするので絹糸の生産性が落ちてしまった、なんて話もあるとか。摘み食いしたくなる程度には美味いのかな。 -- 名無しさん (2020-06-03 10:28:04)
- もやしもんの川浜が事あるごとに虫食文化を喧伝してたなあ(大体引かれてたが) -- 名無しさん (2020-06-03 13:02:30)
- 子z -- 名無しさん (2020-07-30 16:25:43)
- 小魚並みの値段ならともかくエビより高いんだろう -- 名無しさん (2020-07-30 16:27:50)
- サイズが小さいから養殖のスペースを取らずに済むとはいうけど、逆に言えば相当数養殖しなければ食糧需要満たせないのでは -- 名無しさん (2020-09-27 22:59:48)
- ↑家畜と違って適当に柵で囲っただけじゃ無意味で、網やガラスで囲わないとならないから大規模生産は結構面倒な気がする。 -- 名無しさん (2020-09-27 23:11:40)
- 逆に言えば大規模な生産設備さえ整えてしまえば量産は可能なのよね。投資、大事。それはそれでして蚊の目玉のスープって実在するの?ぱっと調べたらよく分からん -- 名無しさん (2020-09-27 23:37:45)
- 昆虫は生産カロリー効率が桁外れに良いのが一番の売りっぽい。150calの餌で100cal採れるとか。 -- 名無しさん (2020-09-28 00:24:49)
- 記事にもあるけどエビやカニアレルギーの人は本当に注意が必要。知人がそれで死にかけた -- 名無しさん (2020-10-06 21:32:55)
- 正直昆虫食は絶対無理・・・でもサソリの揚げたのは食えそうな気がする。外見もエビみたいなものだし -- 名無しさん (2020-10-06 22:05:49)
- 昔中国のレストランで食ったが、サソリの唐揚げはパリパリしていて普通にうまい。イナゴの佃煮も、よくご飯に乗せて食ってるな。 -- 名無しさん (2020-11-23 16:58:00)
- なんか数十年後に食事のタンパク源は虫食が主流(獣肉魚は贅沢品、植物性タンパクはヴィーガン専用)になって幼い頃から虫普通に食ってる若者たちがジジババ共は虫嫌がって高級な肉食いたいとかワガママ言ってる老害だとぼやく未来がきたら嫌だなあ -- 名無しさん (2020-11-23 19:16:55)
- 芋虫をそのまま食べるだけじゃなく、体液をそのまま口から吸い取るみたいな食べ方もあるらしい。正直きつい。 -- 名無しさん (2020-11-23 19:29:04)
- 戦前は蚕の蛹を食材として持ってていいと従業員に言ってたけど持って帰る人はいなかったけど、戦中・戦後間もないころはこぞって取り合ってたから均等に分配してたと養蚕を営んでた爺ちゃんが言ってたな。 -- 名無しさん (2021-01-23 02:08:18)
- カース・マルツゥはちょっと美味しそうだなと思った -- 名無しさん (2021-01-23 07:11:29)
- 近所で飼われてる猫がセミをとても美味そうにバリボリ食ってたわw -- 名無しさん (2021-02-20 23:02:11)
- たまに流通してる昆虫スナック、やたら昆虫含有量が少ない割に高価なんで買う気がしないんだよなぁ -- 名無しさん (2021-05-09 03:59:51)
- 何で足や頭を取らないんだろ。エビフライに脚があったら食いたくなくなるでしょ。イナゴも足取っ払えばエビみたいに食べれると思うんだけどなぁ -- 名無しさん (2021-09-02 10:49:59)
- 何を思って蚊の目なんて食おうと思ったんだろう…… -- 名無しさん (2021-09-02 12:35:11)
- ↑ 2可食部とうまみが減る。浮力の恩恵が大きい水生生物と違って不完全変態の陸生昆虫は概して腹部が小さいし筋肉の詰まった脚も重要なたんぱく源。虫食は牛豚などに比べてコスパの良さがウリだけど頭や足を取るとそのアドバンテージもなくなっちゃうし。 -- 名無しさん (2021-10-10 01:20:29)
- ジャガイモ警察の項目みてたら「この世界の主食はジャガという蛾の幼虫のジャガ芋虫である。大量飼育が容易でジャガ農家の他家庭の庭先でも育てられている。種類によってホクホク食感のものとネットリ食感のものに分かれる。」というのを思い付いた。 -- 名無しさん (2021-12-26 07:49:52)
- 次世代の食糧として持て囃されて長いけど、結局のところ牛や豚の代替になるレベルで大量生産するには向いてない食材なのよな。珍味の域を出ることはないだろう -- 名無しさん (2022-02-16 09:00:27)
- 海外ってチャレンジャーだなこんなものを食べるなんて…と思ったけどあちらから見ると日本も該当食材多いのだろうか -- 名無しさん (2022-02-16 09:55:09)
- ↑2牛、豚、鶏なんかの家畜は数百年間もノウハウを蓄積してるもんな。それらのシェアを奪う程に虫の家畜化が進むなんてのは奇跡の技術革新や天変地異が起こらんと無理だ -- 名無しさん (2022-02-16 14:18:24)
- 大昔イッテQで見たマレーシア辺りのヒメカブトはちみつ漬けの袋菓子が凄く印象に残ってる -- 名無しさん (2022-02-16 15:52:17)
- カイコは牛や豚以上に家畜化が進んでるよ。それこそ自力で餌を探さない(探せないでなくて)くらいに。ただ食肉を代替できるほど大量生産するとなると桑の葉しか食べないのがネックになるんだよな。 -- 名無しさん (2022-02-17 14:27:56)
- よく考えると芋虫とエビって見た目は大差ないのに前者だけゲテモノ扱いされるのは謎 -- 名無しさん (2022-04-23 05:47:13)
- 牛肉より高い。通販だと数gで千円以上する。 -- 名無しさん (2022-05-30 08:41:16)
- どっかで見たけど海の中にいるゲテモノなら抵抗感ほぼ無しで食えるんだよな 芋虫が海の生き物だったら食える気がするけど、エビがエアコンの裏とかから出てきたら食える気しないわ -- 名無しさん (2022-05-30 08:48:53)
- 将来万が一タンパク源の主流が虫になったら虫食を嫌がる老人たちを若い世代(幼い頃から虫食ってるので何の抵抗もない) が馬鹿にする光景があるあるになるかもしれないと思うと怖い -- 名無しさん (2022-05-30 12:15:32)
- 牛、豚、鶏の生育コストが二倍になるとか、世界規模で子供を産まなくなる異常事態が発生する予測でもあるのかもしれんが、コレを次世代の食糧と扱うのは違和感がある -- 名無しさん (2022-05-30 13:05:25)
- 仙台駅前のイービーンズの裏に牛タンやラーメンの自販機と並んで食用昆虫の自販機があったな -- 名無しさん (2022-05-30 19:30:42)
- ↑3まあ仮に近い将来そうなったとしても、少なくとも俺らが生きてる間は昆虫ベースの形成肉が主流だろうな。見た目や食感は、場合によっては味以上に大事。 -- 名無しさん (2022-05-30 22:05:46)
- ↑3 現状の2倍になるとかいう以前に、そもそも畜産はコスパが悪い。現在の新興国が先進国並みの肉食に移行したら、環境が保たないだろうと言われてる。 -- 名無しさん (2022-05-30 22:11:25)
- プランクトンとどっちが効率いいだろうか -- 名無しさん (2022-06-09 17:20:02)
- ↑形が見えない分抵抗が少ないのは大きなメリットかも。ただ、食糧対策となると天文学的な量が必要だろうからなあ -- 名無しさん (2022-06-09 17:47:06)
- 一度ポンデギを食べてみたいと思い注文した。だがいざ運ばれてきたらなかなか手をつけられず、意を決して一つ口に入れたが怖くて噛むことができず飲み込んであとは残してしまったことがある。「食べてみたい」と「実際に食べる」の距離は思いの外離れているものだ。 -- 名無しさん (2022-06-17 07:27:07)
- 捕まえてもしゃもしゃ食ってるYoutuberの動画見てるとやってみたくあるけど、やっぱり実際に自分が食うとなると抵抗出てしまうのかな -- 名無しさん (2023-01-17 23:48:49)
- コオロギ食についてあれこれ言われてるけど、あの辺の注意喚起って要は「野生のコオロギは何食ってるか分からないから自分で捕ったりするな」という意味じゃないのかなと。まあ養殖するにしてもコオロギって共食いするから管理大変そうな気がするけど -- 名無しさん (2023-03-01 20:49:43)
- 虫食推進したいにせよなんでコオロギ?って疑問が浮かぶ。日本なら蝗の佃煮や蜂の子はあるけどコオロギなんて食べないじゃん -- 名無しさん (2023-03-02 11:46:28)
- サソリの素揚げはちょっと食べてみたい気がしないでもない。自分の中では、虫よりエビに近い分類になっている。 -- 名無しさん (2023-03-02 11:56:44)
- 現代日本で昆虫色が一般的じゃないのは確かだから、コオロギなんて食べなくないって人の意思も尊重されるべきではあるんだけど、案の強い力がーだのと陰謀論を持ち出す人が出てきてしっちゃかめっちゃか -- 名無しさん (2023-03-02 12:06:42)
- 大豆ミートの方がいい -- 名無しさん (2023-03-23 18:03:58)
- 大豆ミートに流れないのはたしかに謎 -- 名無しさん (2023-03-23 18:15:10)
- 正直政治色が強い話題になっちゃったしそのうち荒れそうだから上に注意書き書いといた方がいいかも -- 名無しさん (2023-03-23 18:30:47)
- 昆虫食が必要だとしてもなんでコオロギ?って疑問に対して推進派が一切答えてないんだよね。イナゴや蜂の子ならまだ食べていた過去があるからわかるけど歴史上の大飢饉や戦後の食糧難ですらコオロギを食べた記録なんかないのに -- 名無しさん (2023-03-23 18:49:27)
- ↑たまたま日本と中国で余り広まってない(皆無ではなかった)だけでタイ方面では充分に歴史もデータも揃ってお手軽に研究できるからだよ、って学者も企業も言ってるけど必死で耳を塞いでるだけ -- 名無しさん (2023-03-23 18:59:51)
- こないだエビの唐揚げ食べたときに「これ見た目ほぼ昆虫だし昆虫の唐揚げくらいなら食べれそうだなあ」って思いながらもしゃもしゃしてた。足のわさわさしてる感じとか完全虫だよな -- 名無しさん (2023-03-31 03:42:31)
- 陸に住んでると海に住んでるとで随分感覚に違い出るもんだなあ -- 名無しさん (2023-03-31 16:42:22)
- ↑エビやタコなんかよりイナゴ食うほうがなじみ深い感覚の人も海外にはいそうだから、結局は文化の違いなのかも -- 名無しさん (2023-03-31 17:27:08)
#comment
*2 中トロに似た味わいとされている
*3 牛の方が飼育技術や肉の処理技術が発展しているため。
*4 食品1グラムか1mlに対して1マイクログラム(10の-6乗グラム)あれば表示対象になるが、間違いなくそれを満たす。
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