登録日:2022/05/21 Sat 19:29:36
更新日:2024/06/18 Tue 13:52:16NEW!
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我は究極生命体・アブソリューティアンの戦士……
アブソリュート○○!!
アブソリューティアンとは、円谷プロダクション制作の特撮作品「ウルトラシリーズ」に登場する敵勢力の一つである。
概要
初出は『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』。
アブソリュートタルタロスの登場によってその存在が発覚した。
宇宙に点在する一種族の総称であり、大まかな見た目の共通点として、地球人を遥かに超える巨躯を持つと同時に金の鎧を纏った彫像のような姿をしており、胸部には赤い魔法陣が刻まれている。
加えて、一部の個体には卵を倒したような楕円形の目を持った仏頂面のような顔立ちで、全体的には銀をベースにアルカイックスマイルのような表情のウルトラ戦士達を反転させつつも、どこか共通点もいくつか見出せる姿をしている。
『大いなる陰謀』Chapter.1にて、タルタロスが惑星ミカリトでスラン星人にマガオロチを育てさせ、
それを当時文明監視員だったウルトラマンマックスやウルトラマンリブットに嗅ぎつけられた事を切っ掛けにウルトラ一族やギャラクシーレスキューフォースと激突。
以後『ウルトラギャラクシーファイト』シリーズにおけるメインヴィランとして、彼らと熾烈な戦いを繰り広げる事になる。
なお、自身の種族に強い愛着と誇りを持っているのか、いずれの戦士達も名乗る際に上記の自己紹介をほぼ毎回のように名乗っている。あまりにも名乗るのでアブソリュートタルタロス役の諏訪部順一氏にも「伝統芸能」などとネタにされている。
能力
タルタロスやディアボロが「究極生命体」を自称するだけあって、一個体のスペックのみを見ても手練れのウルトラ戦士以上のものを誇る。
実際、タルタロスはウルトラマンコスモスとウルトラマンジャスティスにあのウルトラマンレジェンドを降臨させた他、
ウルトラマンジョーニアスとも互角に渡り合い、ウルティメイトシャイニングとなったウルトラマンゼロに勝利しており、
更にディアボロも闇の巨人を相手に互角以上の戦いを繰り広げ、まだ制御下になかったとはいえグリッタートリガーエタニティにすら優位に立っている。
肉弾戦に加えて操る特殊能力も人知を超えており、タルタロスやディアボロといったアブソリューティアンの戦士達はそれぞれ固有の特殊能力を持つ。
一例として両手の甲に赤い宝石が埋め込まれている者は特殊空間「ナラク」を展開する事が出来る。
このナラクはある種のワームホールやワープゲートの類であり、ここを経由する事で別の場所へ瞬時に移動出来るのみならず、その効力は並行世界への移動は勿論、過去・現在・未来などあらゆる時間軸へのタイムトラベルすらも可能としてしまう万能空間である。
タルタロスはこの力を使って今までウルトラ一族と戦った強敵達を現代に持ち込み、並行同位体として自分達の手駒にしている。
この力は「アブソリュート粒子」というエネルギーによって実現しており、更にはその粒子を人工的に作り出す技術も持っている為、先述の並行同位体に注ぎ込んで彼らの戦闘能力を底上げする事すらもやってのける。
後述する産物と合わせて考えてみても、戦闘能力と科学技術面の両面において、宇宙最高峰にも位置付けられているウルトラ一族と比肩すると言っても過言ではない。
ザ・キングダム
アブソリューティアンの本拠地であり故郷でもある惑星。
その全貌は建物全てが黄金色という豪華絢爛な一方、近未来感あふれる様相のM78星雲・光の国とは正反対に古代ローマやギリシアを思わせる古風な雰囲気を漂わせる。
派手な所だぜ。目がチカチカする……。
その中央には「アブソリュート宮殿」がそびえ立っており、主にここでタルタロス達の話し合いが行われている。
ちなみにディアボロ曰く「神聖な場所」らしく、『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』プロローグではウルトラマンベリアル アーリースタイルとウルトラマントレギア アーリースタイルを見掛けた際には彼らと一触即発になりかけた。
そして更に惑星の中央にある長大な塔「エルドラタワー」からはアブソリュート粒子を含んだ「カスケード光線」が降り注いでおり、その力を持ってアブソリューティアンは今のような究極生命体へと進化したという。
だが、光の国のプラズマスパークと異なりその強大過ぎるエネルギーを制御しきれておらず、そのせいでザ・キングダムは衰弱の一途を辿っており、星の寿命が近づいた事でアブソリューティアンという種族そのものが存亡の危機に立たされている。
そんな現状を打開すべく、光の国を新たな母星として開拓する為に先住民たるウルトラ一族を排除しようとした事がウルトラ一族との因縁の始まりとなった。
主な動向
『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』
Chapter.1
タルタロスが光の国を発見。
早速ウルトラ一族の主要な戦士を排除すべく、惑星ミカリトにて配下のスラン星人に並行同位体として持ち込んだマガオロチをゴーデス細胞で育てさせ、ユリアンにルーゴサイトを差し向ける。
マガオロチに対処しようとしたマックスを捕らえ、ゴーデス細胞に浸食させる事に成功する一方、
ルーゴサイトは駆け付けたウルトラマン80との戦闘で一時撤退した後、惑星フィードにて討伐隊として80に同行したウルトラマンネオスとウルトラセブン21、更に彼らに加わったコスモスとジャスティスの5体のウルトラマンに倒される。
しかし、その直後に疲弊していた彼らをタルタロスが襲撃。
ここで自身の存在を明かして彼らを抹殺しようとするも、レジェンドの前に戦況不利と見て撤退した。
その一方、マックスは科学技術局が作った抗体をリブットによって打ち込まれた事で復活。
マガオロチも彼らに倒され、辛くも生き残ったスラン星人も用済みとみなされてタルタロスに始末された。
だが、同時にウルトラ一族の力を本格的に危険視したタルタロスは過去へ飛ぶのだった。
Chapter.2~Chapter.3
ウルトラ大戦争やまだトレギアがウルトラマンタロウと決別する以前の時間軸へ飛んだタルタロスは、ベリアルやトレギアと接触。
言葉巧みに彼らを自身の配下へ招き入れる事に成功する。
更にタルタロスはバット星人や彼から生み出された宇宙恐魔人ゼットといった新たな手駒たちを増やしていき、銀河連邦会議へ出向く最中だったユリアンへ恐魔人ゼットを差し向けて差し向けて惑星エビルで戦闘を起こす。
それは恐魔人ゼットが操る人工ゼットン軍団や、ウルトラリーグも参戦して大混戦となるが、その隙を突いてタルタロスがユリアンを捕獲。
そのまま捕虜として、彼女をナラクへ監禁してしまった。
『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』
第14話~第15話
ウルトラ戦士への対抗戦力の確保として、タルタロスとディアボロがエタニティ・コアのエネルギーを目当てに『トリガー』の宇宙へ侵攻。
同じくコアを狙う闇の巨人に対して半ば脅す形で無理矢理不可侵関係を結ばせ、ディアボロがエネルギーを奪うべくトリガーやGUTS-SELECTと激突する。
しかし、リブットの参戦や闇の巨人の離反、更にはアブソリュート粒子を奪われるなどのハプニングが重なり、コアの強奪は失敗。
再びウルトラ一族との戦いへと舞い戻った。
『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』
「プロローグ」では伝説の力を危険視し、コスモスに一般兵を差し向けている。
本編ではタルタロスがレイバトスを使ってギナ・スペクターを蘇らせて配下とし、デビルスプリンターを集めさせていた。
怪獣墓場でニュージェネレーションヒーローズと戦い、バット星人とレイバトスとギナを失うが、ギガバトルナイザーを入手して帰還し、トレギアアイと共に保管している。
その後、タルタロスの無茶振り命を受けたティターンがウルトラマンノアを排除するため、ノアが現れるという伝説のある惑星バベルに赴き、待ち構えていたウルトラフォース&駆け付けたウルトラマンリブットと交戦。
互いに実力を認めながら一進一退の攻防を繰り広げていると突如ウルトラマンネクサスが出現。見境なく攻撃を仕掛けてくる。
メタフィールドに囚われたティターンとリブットは、一時休戦し共にネクサスに立ち向かうがネクサス=ノアの真意はウルトラマンとアブソリューティアンは手を取り合えると伝えることだった。
タルタロスやゼロ達もバベルに集い戦闘となり、野生の力に目覚めたゼロはタルタロスにも見切れない攻撃を繰り出す。
ザ・キングダムに帰還したタルタロスは改めてウルトラマンを脅威と認識し、これ以上成長する前に潰すことを決意するが、
直後にユリアン王女レスキュー部隊がザ・キングダムに侵入。ユリアンとレグロスを奪還されてしまう。
レスキュー部隊の後を追って惑星ブリザードに向かい、互いの存亡を賭けウルトラリーグとの総力戦を開始する。
一般兵はウルトラ兄弟に容易く蹴散らされ、彼らを呼び寄せていたナラクもメビウスインフィニティーに破壊される。
ディアボロは敗れ、トレギアとベリアルも戦意を喪失して離脱。ゼロに圧されたタルタロスは間もなく目覚める「あの御方」のため自身を犠牲にしてでも決着をつけることを決意し、惑星ブリザードの上空に移動するとアブソリュート・マキシマム・デストラクションを放つ。
受け止めようとするウルトラマンキングの光線をも押し返すが、途轍もない威力の光線同士の衝突で発生したワームホールにタルタロスとリブットが飲まれ惑星ブリザードでの戦いは終局を迎えた。
人質をというカードを失っただけでなく主要戦力に行方不明者が出たことなどもあり光の国への侵攻は一時中断され、しばらくの小康状態を余儀なくされた。
ザ・キングダムに戻ったティターンが傷を癒やし、ベリアルとトレギアは離脱を決めギガバトルナイザーとトレギアアイを奪い何処かに去っていった。
ワームホールに飲まれたタルタロスは、とある地球に流れ着きトリガーと闇の三巨人の戦いを目撃し「エタニティ・コア」の宇宙と判断しディアボロを蘇らせコアを奪うため行動を始めるのだった。
一覧
[[アブソリュートタルタロス>アブソリュートタルタロス]]
CV:諏訪部順一
アブソリューティアンのリーダー格。
ナラクを活用して並行同位体達を呼び寄せ、自軍の戦力を拡大させてウルトラ一族の根絶やしを目論む。
[[アブソリュートディアボロ>アブソリュートディアボロ]]
CV:小川輝晃
宇宙最強と呼ばれる宇宙拳法「コスモ幻獣拳」を操るアブソリューティアンの武闘派。
特殊な心臓「アブソリュートハート」による自己蘇生能力を持つ。
アブソリュートティターン
CV:安元洋貴
両目を黒いバイザーで覆い隠した騎士のような姿の戦士。
寡黙かつ生真面目な性格で、長剣を携えている。
頭部のトサカ「シックルソード」はアイスラッガー同様取り外しが可能で、左手に携えて二刀流のように振るう。*1
三人チームのウルトラフォースやリブット相手にしても引けを取らない腕を持つ。
惑星バベルにあるノアの遺跡で目覚めたネクサスのメタフィールドにリブットともども引き込まれる中、脱出するために共闘したことでその心境に変化が……。
4人目
ギャラクシーファイトの次回作が決定された際の告知でディアボロ、ティターンのシルエットと共に4人目のアブソリューティアンの存在が示唆されている。
上述の3名と比べて、くびれたウエストに膨らんだバストがある事から女性のアブソリューティアンだと思われ、注目を集めている。
あのお方(仮)
存在だけが示唆されている謎のアブソリューティアン。恐らくアブソリューティアンの指導者であると予想されている。
タルタロスが「あのお方が目覚める前に」と発言していることから、何らかの形で活動停止状態の模様。あのウルトラマンキングと同格の存在であることが示唆されている。
アブソリューティアンの一般兵(仮)
CV:???
ウルトラシリーズには珍しい戦闘員ポジション。
古代ギリシャのコリント式兜のような頭部をした、数多く存在する兵士。
顔は真っ黒で目は造形されていない。
雑兵扱いであり、モブソリューティアンと呼ばれたりもする。
目立った活躍・戦歴は無く、メタ的に見ればウルトラマン達に倒されるためだけの存在だろう。
「新規のウルトラマンを魅せるために過去の人気怪獣がカマセ扱い」「新規の敵を魅せるために過去のウルトラヒーローがカマセ扱い」という過去の批判に対するアンサーと言える。
なお、ちゃんと喋るシーンはあるものの、ノンクレジットのため声優はおろかキャラクター名称さえも不明である。
所属する宇宙人・怪獣
『ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!』の個体がベリアルのデスシウム光線を受ける直前にタルタロスの手でザ・キングダムに招聘された姿。
様々な時代で怪獣や宇宙人を蘇生させる。スーツの都合で太ったり、救出タイミングが物凄くギリギリだったり、『大いなる陰謀』では全編通して台詞が「ウジュイカ、レエガミヨ」の呪文詠唱計2回しかなかったりと、やたらとネタに事欠かない
マガオロチを復活させようと暗躍していた異星人。
タルタロスに「もう一度、あなた様に助けられた恩返しを……!」と語っていた事から並行同位体だと思われる。
具体的にどの時間軸から連れてこられたかは不明だが、ウルトラマンマックスに執着している事からマックスと戦った事のある個体、あるいは『ウルトラマンX』に登場したクワイラのように同族の敵討ちを目論む個体と思われる。これだけ強ければエタルダミーに選ばれるのも納得である。
ゴーデス細胞を用いてマックスを怪獣に変えて操ろうとしたが、リブット達の活躍により阻止され、逃亡。
タルタロスに対して上記のように再挑戦のチャンスを乞うが、彼から用済みとみなされて処刑されてしまった。
レイバトスにより蘇生され、ウルトラマン80と戦った。
- 最凶獣 ヘルベロス
スラン星人が使役する怪獣として登場。
マガオロチの卵を護衛するも、ウルトラマンパワードのメガ・スペシウム光線で爆死した。
マガオロチ孵化の時間稼ぎとして、地球(どのマルチバースかは不明だが、恐らく過去の『ウルトラマンR/B』時空)近辺で実体化しかけていたところを回収され、召喚された。
惑星カノンにて80と交戦後、惑星フィードで再戦。
ウルトラマンネオス、ウルトラセブン21、途中加勢したコスモス、ジャスティスとも交戦し、最期はサクシウム光線、ネオマグニウム光線、レジア・ショット、クロスパーフェクションの一斉照射で討伐された。
なお、訪れた時空のどの時期に回収したかは不明だが、ルーゴサイトがいなくなった事でこの時空ではとある人物が生存した可能性がある。
惑星ミカリトの地底でスラン星人がゴーデス細胞を打ち込み、捕らえたマックスの生体エネルギーを注ぎ込んで大魔王獣マガオロチを孵化させようと目論んだ。
ウルトラ戦士達の妨害も間に合わずゴーデス細胞を吸収して孵化してしまうが、リブットに解放されたマックス、更に駆け付けたウルトラマンゼノンの3人による光線の一斉掃射で倒された。
本来の歴史であれば悪の道に走り、光の国に牙を剥いた悪のウルトラマン。
タルタロスにより、過去の世界で「後に訪れる未来」*2を見せられ、ザ・キングダムに加わった。
2人ともアブソリュート粒子を注入されて強化されており、疲弊していたとはいえウルトラ6兄弟を圧倒し、ゼロとも渡り合った。
- 幻影宇宙大王 モルド・スペクター
- 宇宙帝王 ジュダ・スペクター
『アンドロメロス』に登場するモルドとジュダの兄弟が、討伐寸前のタイミングでザ・キングダムに招聘された姿。
その為、ウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックスと交戦した記憶は一切ない。
ウルトラ6兄弟と交戦し、ゾフィーに「『アンドロ警備隊』を連れて来い!決着をつけてやる!」と迫りながら互角以上の戦いを繰り広げるも、最期はスーパーウルトラマンとなったウルトラマンタロウのコスモミラクル光線で滅ぼされた。
『運命の衝突』ではレイバトスによって蘇生され、強制的にギナと融合させられる。
『ウルトラマンサーガ』に登場する個体(流石に声は某元知事ではない)が月面でレイバトスにより復活させられ、ザ・キングダムに招聘された姿。
『サーガ』では最後まで等身大だったが、本作では最初から巨大化している。
当初こそタルタロス達を訝しんで攻撃しようとしたが、逆にタルタロスの勧誘を受けて「試したかったプランがある」として協力する事に。
あの手塩にかけたハイパーゼットンではないものの、サブプランとして後述のゼットを生み出す・ゼットン関係以外でもキラープラズマの再現やロボットの調整なども行うという万能ぶりで、相変わらず一族のエリートに恥じぬ頭脳を発揮している。
バット星人により作り出された、知能を持つゼットンの進化生命体で、以前ウルトラマンタイガと戦ったものとは別の個体。ウルトラマンゼット「紛らわしい名前しやがって!」
複製ゼットン軍団を率いてウルトラリーグを苦しめたが、最期はタイガ トライストリウムのレインボーストリウムバーストを受けて倒された。
- 宇宙恐竜 ゼットン
- 宇宙恐竜 ゼットン(二代目)
- 宇宙恐竜 EXゼットン
- 宇宙恐竜 ハイパーゼットン・イマーゴ
- 宇宙恐竜 ゼットン・ファルクス
宇宙恐魔人ゼットが率いる複製されたゼットン軍団。扱いに関しては説明するまでもない。
とはいえ、トライスクワッドをして「複製体とはいえ手強い」と言わしめるレベルの戦闘力を持つ。
いずれの個体も一通りの能力は使える上、ゼットが存在する限り無限に複製され続けるという地味に厄介な特性を持つ。
ちなみにバット星人の思い入れ故なのか定かではないが、ハイパーゼットンは両腕からの光刃を放つ新能力を見せているなど、上位種という事を差し引いても頭一つ抜けて完成度が高い。
なお、ゼットン・ファルクスは本作が初登場の怪獣で、着ぐるみは『ウルトラマンフェスティバル2016』にゼットと共に登場したゼットンバルタン星人の腕の鋏を、ハイパーゼットン・デスサイスの鎌に付け替えたものとなっている。あれ、パワードゼットンとマガゼットンは?
グリッタートリガーエタニティの戦闘力を試すためにナラクから召喚した。
出処は不明。宝石化能力は使わなかったため、少なくとも宇宙魔女賊ムルナウの配下を鹵獲したわけではなさそうだ。
- 幻影宇宙女王 ギナ・スペクター
上記の兄達が勧誘された際に一人だけ置き去りにされ、死亡していたが、レイバトスの能力で蘇生され、配下として半ば無理矢理利用されている。
デビルスプリンターの収集を命じられており、ウルトラウーマングリージョやニュージェネレーションヒーローズと対峙した末に兄達と強制的に融合させられ、グア・スペクターに変貌した。
『X』では顔出しのキャラクターだったが、本作ではマスクとタイツが新造され、巨大化して登場。
- グリージョダークネス
バット星人がウルトラダークキラーのキラープラズマを科学的に解明し、製造したグリージョのダークネス。
ダークキラーが生み出したダークネス達とは異なり、人語を話す。
バット星人が「デアボリックと共に調整が完了した」とタルタロスに報告している。恐らく、『Z』の宇宙から奪い取った並行同位体と思われる。奪われた世界線のストレイジ、というかセレブロは大パニックに陥っていることだろう…バット星人によって無人可動式に改造されている。
その後、惑星バベルにてリブットを始末するためにタルタロスが召喚するが、再び姿を見せたネクサスと交戦。ネクサスが変化したノアに破壊された。
- 幻影合身大魔帝 グア・スペクター(完全体)
レイバトスがグア兄妹を強制的に融合させ生み出した。完全体のため『X』に登場した時とは異なり、体色が白くなっている。
ニュージェネレーションヒーローズを全員同時に相手取り、格闘と光弾で圧倒するが、ウルトラマンレイガには敵わず敗れ去った。
- メカバルタン
- サイバーメカバルタン
グア・スペクターが召喚した。ゼットと戦い、デスシウムスラッシュで倒された。
余談
- 名前の由来は「絶対」を表す英語「absolute」から来ており、名前からして「究極」を意味する「ultra」を基にしたウルトラマンを思わせるものになっている。
また、個人名についてはギリシャ神話に登場する神や悪魔が元ネタ。
- そのネーミングや先述したウルトラマンと対を成すような見た目、次元を超えて活動する者や特殊な心臓によって強力な戦闘能力を持つ者の存在に加え、そもそもの起源までもがウルトラ一族と酷似している事から、一部では「アブソリューティアンがウルトラマンという種族そのものの並行同位体では」と推測する声も。
力が欲しくないか?
何事にも屈しない、欲望のまま追記・修正する事が出来る。そんな力が……
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▷ コメント欄
- 貴様は伝説の力を呼び起こすカギとなる存在 我々アブソリューティアンにとって超危険分子と判断された!テヤアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!! -- 名無しさん (2022-05-21 19:39:51)
- ゲッター線「何だこの金メッキ野郎ともは?虚無らせっぞコラ」 -- 名無しさん (2022-05-21 20:08:07)
- モブソリューティアンはウルトラマンコスモスに複数まとめて光線で爆殺されていたため、モブトラマンと同じく雑兵クラスはそこまで強いわけではなさそう。あくまでタルタロス、ディアボロ、ティターンのような名有りの戦士のみが隔絶した強さを持つ感じだな。 -- 名無しさん (2022-05-21 21:27:45)
- タルタルソースにディアボロソース、ティターンは……ティターン→ティリターン→チィリターン→チリターン……で、チリソースだ!!!!(無理矢理) -- 名無しさん (2022-05-21 21:35:22)
- 誕生経緯は大体予想通りで本質はトレギアが懸念した超人化した人間達 -- 名無しさん (2022-05-21 21:56:16)
- ナラクはタルタロス固有能力じゃない? -- 名無しさん (2022-05-21 23:14:13)
- トリガーではディアボロが単独でナラク経由っぽい登場のしかたしたからディアボロも使える可能性はある。勿論タルタロスが送り出しただけの可能性もあるが -- 名無しさん (2022-05-21 23:42:51)
- 地球人に対してはなんかコメントとかないのかね、こやつら -- 名無しさん (2022-05-21 23:46:20)
- タルタロスの方は光の国を見て「美しい」と言っていたが、金ピカでも寿命が来ている母星の事を考えると本心からの感想なのかもしれない。 -- 名無しさん (2022-05-21 23:50:54)
- アブソリューティアン達にもキングのような王様がいそうだけど星が滅びかけていることを考えてみると実はもう死んでいそう -- 名無しさん (2022-05-22 01:05:22)
- レジェンド相手に逃げ切った時点で相当やばいんだよねコイツ… -- 名無しさん (2022-05-22 01:52:13)
- 「魔の巨人」または「光の虚人」 -- 名無しさん (2022-05-22 06:48:49)
- 今までの強敵とはまた違った強さと厄介さを持つ(しかもその“今までの強敵”を過去から連れて来られる)一方で、エルドラタワーを持ってしてもカスケード光線を制御できないから光の国を手に入れようとしてるって経緯を考えたら、それさえなんとかできたら和解の道もあり得るかも?(やったことは決して許されるものではないが) -- 名無しさん (2022-05-22 12:14:12)
- アブソリューティアンは生きたいからウルトラ一族と戦いを起こしたが、最終的には和解して存続できるのか滅亡するのか気になるな -- 名無しさん (2022-05-22 14:04:25)
- カラータイマーのないウルトラマンと言ったデザインは成田氏の初期デザインを彷彿とさせる他、シン・ウルトラマンと同じだったりする。あちらも光の国ことM78星雲人ではなく、光の星の外星人。 -- 名無しさん (2022-05-22 16:10:09)
- 別宇宙の光の国相当の勢力、ただしこちらはディストピアで厳しい身分制、独善的な宇宙の守護者=支配者 って感じなのかな? -- 名無しさん (2022-05-22 18:30:37)
- アブソリュートダイナが映像作品に出てきちゃうのか期待したいな -- 名無しさん (2022-05-22 19:11:41)
- アブソリュートティターンはサーキブルをリアル体型にした感じ -- 名無しさん (2022-05-22 22:42:28)
- 主人公勢力への侵略のきっかけと目的が、まさにガミラスじゃねーか…。 -- 名無しさん (2022-05-23 10:50:50)
- 『ウルトラヒーローズEXPO2021ニューイヤーフェスティバル』で、ダークキラーを介してジャミラを使ったり、ハルキがタルタロスを見て「なんかいい人そう」とか言ってたのが抜けてるぞ。 -- 名無しさん (2022-05-23 12:52:30)
- 事情を話せばジョーニアスをはじめ、あらゆる次元のウルトラマン達から客人どころか病を患う患者(母星)の親族として受け入れられ、治療としてカスケード光線を制御するあらゆる技術を提供されたかもしれない。戦いを望まないアブソリューティアンもいないのだろうか。 -- 名無しさん (2022-05-27 08:49:31)
- ↑いてもぶっちゃけモブソリューティアンで、タルタロスのような高い地位の者に楯突くことが出来ず、ただ従うしか出来ないとかかもね。 -- 名無しさん (2022-05-27 21:40:01)
- ティターンくんだいぶ話がわかる人じゃないか…そのせいで死にそうだけど -- 名無しさん (2022-05-28 09:00:44)
- 今は「母星がピンチなので、光の国侵略して新しい母星にします」という方向性でやってるけど、まだ姿を現してない女性アブソリューティアンがこれを大きくひっくり返しそう。 -- 名無しさん (2022-05-29 22:35:37)
- 光の国は生身の地球人が耐えられないほどの強い光で覆われているが、その光をものとしないM78星雲人=並行同位体のベリアル曰く、ザ・キングダムは目がチカチカするほどの光とか。見た目は金ぴかで派手でも病魔に蝕まれている証でもあるというところが皮肉。 -- 名無しさん (2022-06-08 13:04:56)
- タルタロスは「あのお方」が目覚める前に光の国侵略を完遂させたいみたいだけど、どんだけヤバい奴なのか。それとも「どんな理由があろうとも、他星を侵略するなんて許されないことだ!」みたいなこと言ってきそうだから目覚める前にサクッと終わらせて何事もなかった風に装いたいのか。 -- 名無しさん (2022-07-08 19:40:29)
- ぶっちゃけやっかいな能力を持っているのはタルタロス一人だけで、タルタロスがいなかったらこの種族なにもできずに自滅しそう -- 名無しさん (2022-07-08 20:15:05)
- ティターンが戦後生き残ったらジャグラーあたりに拾われないものか ウルトラマンとアブソリューティアン、形は違えど光の巨人と呼ばれる存在のやり方に疑問を抱いた者同士絡めそうだが -- 名無しさん (2022-12-11 22:20:13)
- 故郷が滅びかけていて同胞を救う為に戦うてキン肉マンのオメガの民みたいだね。ただ、タルタロス達はアリステラ達みたいに仲間意識が強かったり相手をリスペクトする精神は無さそうだが..(強いて言えばティターンくらい) -- 名無しさん (2023-01-30 21:53:13)
- ここまでW87星人絡みの考察無しだと…… -- 名無しさん (2023-02-22 23:38:49)
- 阿野御方を黒幕として全部押し付けるなら、カスケード光線の欠陥までワザとの可能性まででてくる -- 名無しさん (2023-03-04 20:42:03)
- ウルトラマンたちにカスケード光線浴びせたら強くなったりするんだろうか -- 名無しさん (2023-03-08 21:35:02)
- ↑トレギアとベリアルの例からしてまず間違いなく可能。もっとも付け焼刃の強化なんか実戦じゃ通用しないのも両名が証明しちゃったが -- 名無しさん (2023-12-12 09:51:30)
- てか、キングとアブソリューティアンって似てるなーって思ってたけど、ワンチャン「平行同位体のキング≒あのお方」だったりしないかな。ボドボドになってる母星の名前も「ザ "キングダム"」だしなんか関係あるのかなーって勘繰ってしまう。 -- 名無しさん (2024-05-23 13:41:00)
#comment(striction)
*2 ただし、事の顛末を知っている視聴者の目から見れば悪質といえる程タルタロスに都合の良いように説明されている。
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