aklib_story_暗黒時代下_1-3_狂奔_戦闘前

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暗黒時代・下_1-3_狂奔_戦闘前

ドーベルマンは教官として、アーミヤに更なる期待を寄せているようだ。そして、一方で彼女は、ドクターの指揮能力も認めていると伝えてきた。 そうして、残された時間があとわずかとなった今、ドクターは正面突破の決断を下すのだった。


時刻不明 / 天候不明 / 視界:低

チェルノボーグ 行動隊E0現在地

Dr.{@nickname}救出作戦 第三段階

[ドーベルマン] 天災発生まで、残り一時間を切ったな……ほかのエリアから迂回する余裕はなさそうだ。

[ドーベルマン] ここまで、随分と時間を浪費する羽目になったからな。もたもたしていると、天災の直撃を受けかねんぞ。

[ドーベルマン] こうなれば、このエリアを突っ切るしかないんだが……

[ドーベルマン] 今の人数で固まって動けば、間違いなく敵に見つかってしまうだろうな。

[ドーベルマン] その上、これほど通りが狭いと、待ち伏せや挟撃を受ける可能性も高くなる……

[ニアール] ならば、どうする?

[ドーベルマン] ……思うに、選択肢は多くない。

[ドーベルマン] Dr.{@nickname}、まずはお前の考えを聞かせてくれ。

[ドクター選択肢1] やはりここは、正面突破だろうな。

[ドクター選択肢2] ……彼らの戦力で、我々を止められるとは思えない。

[ドクター選択肢3] 向こうはすぐには動けない。反撃を恐れず前進しよう。

[ドーベルマン] ふむ……レユニオンの連中は、個人単位の実力で言えば、我々には遠く及ばんだろうしな。

[ドーベルマン] あの人数頼りの人海戦術をとらせなければ、こちらの勝機は強まりそうだ。

[ニアール] となると、速さが重要になるな。一気に突き進んで、接敵を最小限に抑えれば実現可能、か。

[ドーベルマン] 確かに、特段防御が堅い場所というわけでもないしな。

[ニアール] では、奇襲をかけて、封鎖を破れば……

[ドーベルマン] ああ。突破は可能だろう。向こうは人数こそ多いものの、今の配置は散開状態だからな。

[ドーベルマン] 言われてみれば……交戦時の状況から察するに、奴らの連絡方法は相当原始的なものだと考えていいだろうしな。

[ニアール] つまり、我々が封鎖を突破したという連絡を受け、レユニオン側の援軍が到着する頃には……

[ドーベルマン] ロドスの人員はすでに、次のエリアへ到達しているというわけだ。

[ニアール] なるほど、良い考えだ。

[ニアール] 猛攻をかけて陣形をかく乱しつつ、砲火の類いを破壊して、その後素早く離脱する……というわけだな。

[ニアール] ……ときに、ドーベルマン。普段のあなたなら、こうした方針は自分で決めるはずだろう。もしや今のは、私を試したのか? それとも――

[ドーベルマン] ――さて、どうだろうな。……何はともあれ、ここで消耗して追い詰められていくよりは、明確な目標を定めて突破するほうがいいというのは確かだ。

[ドーベルマン] アーミヤ、この方針で行動を開始しても構わんか?

[アーミヤ] ええ。状況は明らかですし……私は、ドクターの選択を信じていますから。

[ドーベルマン] ――信頼というのは、一度戦いを共にしただけでは、築きがたいものだ。

[ドーベルマン] ドクターの能力については、私も認めているが……

[ドーベルマン] その知恵に頼り切ってはいけない。あくまで、力を借りるにとどめるべきだ。

[アーミヤ] ……はい。理解しています。

[ドーベルマン] ……と、悪いな、ドクター。今の言葉は単に、彼女が人を頼りすぎないよう指導するためのものだ。あまり深刻に捉えないでもらえると有り難い。

[ドーベルマン] アーミヤには、より多くの学び、そして成長が必要なんだ。これはその一環として必要なことだと、どうか理解してほしい。

[ドーベルマン] 彼女に教育を行う立場であれば、お前でも同じような指導をするはずだ。

[ドーベルマン] とはいえ……誤解のないよう、改めて伝えておこう。私はお前の指揮能力を認めている。これは、確かな事実だと思ってくれ。

[ドクター選択肢1] ……ありがとう。

[ドーベルマン] 別段、礼を言われるようなことでもない。我々は今や、戦友なのだからな。

[ドーベルマン] 少なくとも、戦場で命を預けるくらいには、信用しているということだ。

[ドーベルマン] ――さあ、話はこのあたりにして、先を急ぐぞ。

[ニアール] 了解した。

[ニアール] ――「死は歩みを止めない」。カジミエーシュには、そんな言葉がある。追いつかれずに生きるには、進み続けるしかないからな。

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