登録日:2011/11/18(金) 10:51:36
更新日:2023/08/18 Fri 17:00:41NEW!
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円谷プロ ウルトラマン ウルトラマンガイア 神回 ノスタルジック 1966年 風車 塔 サイレン 太田愛 原田昌樹 ルクー→ σズイグル ウルトラシリーズエピソード項目 昭和 ウルトラマンガイア←全然活躍しない 異色 幻想への憧憬 風の音 階段がない 時計もない 世にも奇妙な物語←でもない 寺島進 不破万作 ホルヘ・ルイス・ボルヘス←の作品ではない
「ウクバール永田」――人は彼をそう呼ぶ。
\パチッ/
彼は25年間ずっと帰り道を探していた。
「宇宙人っての?」
次回、ウルトラマンガイア!
遠い町・ウクバール
「駄目だよウクバールなんて夢見てるだけじゃ!」
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夢を見た……
ルクーが迎えに来てくれるんだ……
【概要】
「遠い町・ウクバール」は『ウルトラマンガイア』第29話のエピソード。1999年3月27日放映。
「ガイア」はウルトラシリーズの中でも特にリアル路線をとった作品であり、御多分にもれずシリアス展開や大人でも葛藤を覚える難しいテーマを扱った回が多い。
しかしこの「遠い町・ウクバール」はその中でも特に異色な話である。
ノスタルジックなBGM。
廃屋になってしまった生家。
幻想への憧憬。
まるで、ひとつの小説を読んでいるような世界が画面に展開されるのだ。
脚本は(当然と言うか)『ティガ』の「オビコを見た!」や『コスモス』の「雪の扉」の太田愛。
監督・特技監督はウルトラマン平成3部作の他『コスモス』、『ウルトラQ dark fantasy』、『魔弾戦記リュウケンドー』等様々な特撮作品で演出を手がけた原田昌樹。
要するに、ウルトラシリーズ恒例の子供置いてけぼりである。
だが、その分大人の目で観てみればその話の深さに新しい発見が見いだせるのも事実。
特に『ウルトラQ』のような作風が好きな人はより一層楽しんで視聴できるかもしれない。
【登場人物】
- 吉田悟
我らが吉田リーダーで今回の話の(XIG側の)主役。……といっても終始永田に振り回されっぱなしで目立った活躍シーンは少ないが。
彼の幼馴染、庄司からは「よっちゃん」と呼ばれている。
- 庄司照夫
演:寺島進
吉田リーダーの幼馴染。結構いい歳の筈だが、定職には就いていないフリーター。
物語は彼が配送業者のアルバイトで、奇妙な男と出会うところから始まる。
- 永田一文
演:不破万作
本話におけるキーパーソン。
らくだ便で勤続25年も配送業を続けるベテラン。
「田舎からの荷物を届けてやると皆が喜んでくれる」と仕事にやり甲斐を感じていたり、
新人の庄司に対して仕事内容を手取り足取りしっかりと教えるなど、一人のベテラン配送業者としてはなかなかの人格者。
しかし彼のとある困った性格のせいで、周囲からはかなり変人扱いされており……
- 高山我夢/ウルトラマンガイア
先日ヴァージョンアップしたばかりの我らが主役……なのだが、本話に限っては影は薄め。
- 志摩貢
- 桑原孝信
チームハーキュリーズの皆さん。今回彼らの肉体美が拝めるぞ!
【ストーリー】
防衛チームXIG・チームハーキュリーズの吉田リーダーは三日前、屋台で一緒に呑んでいた幼馴染の庄司から奇妙な話を聞かされた。
「俺、今日一日トラック乗ってたんだ。宇宙人と……」
庄司はその日配送業者のバイトを始めた。一緒に乗るのは永田という勤続25年のベテラン。
……しかし他の配送員は永田の名前を聞くや否や、庄司に対し「覚悟しとけ」と変なアドバイスを送る。
温厚で快活な感じがする永田であったが、なんとこの男、自分が『ウクバール』という街から来た宇宙人だと思い込んでいる変人であった。
しかも仕事中、彼が話すのはすべてその「ウクバール」の事ばかり。
「ウクバールにはいつも風が吹いてるんだ。
空には大きな塔や風車がいくつも並んでいてね。そして風が吹くたび、カラカラ音をたてて回ってるんだ」
「ウクバールの街にはね、階段がないんだ。だから塔に出入りする時ははしごを使わないとダメなんだ」
最初は愛想笑いをしつつ付き合っていた庄司だが、だんだん呆れ始める。
「というわけでね、ウクバールの街にはね、いつも風が吹いてるわけさ」
「ウクバールには楽団もあるんだ。太鼓やね、笛が、こうね……」
「ウクバールはね、大きな雲に入ってしまうことも……」
重い荷物をあげている時も「ウクバール」、
昼飯を食べている時も「ウクバール」、
他人がいる時も「ウクバール」……。
永田の話をひたすら聞き流していると、いつのまにか時刻は5時を回っていた。終業の時間である。
「ウクバールには時計がないんだ。だから夕方5時になるとサイレンが鳴ってね。
すると大人は仕事を止めて子供は遊ぶのをやめてみんな家に帰るんだよ。」
「ウクバールはどこかにあるんだ。だって俺の故郷なんだから。」
仕事が終わってもまだ「ウクバール」のことを話している永田。
庄司はいい加減うんざりして、とうとう言ってはいけない言葉を返してしまった。
「あるある、ウクバールはあるよ。おっちゃんの頭の中にな……」
この言葉に呆然とした永田は危うく事故を起こしかけてしまう。
自分の心無い言葉が永田を傷付けてしまったことに気付いて後悔した庄司は、一連の話を聞かせた後に、
吉田に「永田が地球人であることを証明してほしい」と依頼した。
幼馴染のお願いとあらば聞かないわけにはいかない。
思案する吉田に我夢は「永田の生家を見つけ出せば、自分が地球人だと認めるかもしれない」とアドバイスする。
早速我夢のアドバイス通り、永田の生家を探し始めた吉田は、大した苦労もなく見つけることに成功。
永田が家から出た後は新たな買い手が付くわけでもなくそのまま廃屋になっていたので、永田が住んでいた時の痕跡も残っており、永田の身長を測ったものと思われる柱の傷もあった。
やはり永田はただの風変わりな地球人であったのだ……。
一方、永田は庄司に投げかけられた言葉から、自分の記憶がただの妄想なのではないかと不安を抱いていた。
25年間、何度空を見上げてもウクバールがどこにもないのは、自分の頭の中にしかない街だからじゃないのか。
絶望しかける永田。そこに、一本の電話がかかってくる。
受話器を取った永田の耳に聞こえてきたのは、懐かしいウクバールの風の音であった。
「ウクバールだ。ウクバールの風の音だ……」
次の日、永田は仕事を無断欠勤した。
庄司は無断欠勤した永田が心配になり、吉田は「永田の家付近にかすかな空間の歪みがある」という情報を聞き、共に永田宅に向かった。
彼らが家に入った時には永田は眠りこけていたが、起きると二人に「ルクーがウクバールから迎えに来てくれる」と話す。
そして、うっとりとした表情で「電話口からウクバールの風の音が聞こえる」とも語った。
電話線すらつながっていないのに。
しかし二人が受話器をとると、そこには確かに風の音が響いていた。
「う、嘘だろ……?」
風の音と永田のアパートの窓が震え始める。永田は叫んだ。
「ルクー!!!」
その時、突如突風とともにガラスが砕け散り、外には怪獣・ルクーが現れた。
シンバルとも太鼓ともつかぬ足音を響かせ、ルクーはファイターによる攻撃も、出現したガイアの静止も無視してただただ前進する。
その姿を見た永田は家を飛び出し、逃げる人々とは逆方向にルクーの名を叫びながら走る。
そして上がったビルの屋上で永田がルクーの名を呼ぶと、怪獣はまるでその声が聞こえたかのように振り向いた。
一方、力押しの静止すら気にも留めないルクーに対し、クァンタムストリームの構えを取ろうとするガイア。
その瞬間、日が傾きつつある街中にサイレンが響き渡った。
吉田も、庄司も、あの時永田が言っていた言葉を思い出す。
「ウクバールには時計がないんだ。だから夕方5時になるとサイレンが鳴ってね。
すると大人は仕事を止めて子供は遊ぶのをやめてみんな家に帰るんだよ。」
永田には見えていた。空の向こうに浮かぶウクバールの姿が。
25年間探し求めていた自分の故郷が。
「ウクバール!」
サイレンが鳴り終わると、ルクーはまるで蜃気楼のように消えていった。
そしてあの日以来、永田は忽然と消えてしまったのだった。
吉田と我夢は消えてしまった永田への想いからか再び彼の生家を訪れ、瓦礫の裏に隠れたカレンダーを見つける。
1966年。そのカレンダーの挿絵にはまぎれもないウクバールと、街の守護獣ルクーの姿があった。
空に浮かぶ街ウクバール。永田が夢に、あの空に見た光景は、子供の頃見たカレンダーの中にあったのだ。
永田は子供の頃に見たカレンダーの中を自分の故郷だと思い込んでいただけなのか。
それともウクバールはどこかに本当にあって、永田はようやく故郷に帰れたのだろうか……。
あの男にはウクバールが必要だったのかなぁ…。
え?ウクバール?
…遠い町さ。
この話では、本来の主役である高山我夢/ウルトラマンガイアには殆どスポットが当たっておらず、戦闘中も永田や周囲の人物を中心に物語が進行している。
いつもの変身バンクもなく、それどころか我夢がエスプレンダーを構えるシーンもない。
アクションシーンも、ガイアがルクーを止めようとするもののひたすら跳ね飛ばされ続けるという地味なもので、
しかも必殺技を決めようとした瞬間にサイレンが鳴ったためにガイアは技を中断し、光線技すら出ることがなかった。
結果的にこの回は主役が脇役並みの活躍しか見せておらず、怪獣活劇を求める子供の視聴者からすれば退屈窮まりない話と言っていいだろう。
しかし、このエピソードを印象深いものと思わせるのはなんとも言えない画面の雰囲気もさることながら、妄想が現実を破る瞬間の描写。
迎えを待つのはお姫様でもイケメンでもなんでもない、ただのさえない中年のオッサンという特異性もあってどちらかというと世にも奇妙な物語に近い作品である。
またこの回のゲストである庄司役には寺島進が、そして永田役には不破万作がそれぞれキャスティングされており、
この辺りからみても視聴者にドラマを意識させるように制作したものと思われる。
【登場怪獣】
- 守護獣 ルクーリオン
体長:52m
重量:48000t
出身:ウクバール
空中都市・ウクバールの守護獣とされる怪獣。街の中心に立っているとされ、もっぱら「ルクー」と略して呼ばれる。
後の怪獣図鑑や商品展開などでは「ルクーリオン」の呼称が使われており、後述の擬人化計画でも「ルクーリオンさん」になっている。
シルエットはゼットンなどに近いタイプの人型で、顔がない代わりに回転する球体のようなものが嵌っており、足音はシンバルを打ち鳴らした時のような騒がしいもの。
脚本の太田氏は当初ブリキ玩具のロボットのような姿を考えていたが、原田監督の尻尾のあるものにしたいという意向で現在の姿になったとか。
永田が「迎えに来てくれる」存在としてその名前を庄司たちに語った直後、永田の住居の裏手に出来た空間の歪みから本当に出現。
街や人間に危害を加えようとする様子はまるでなく、それこそ誰かを探すかのように街の中を歩くだけであったが、
出現したウルトラマンガイアV2が腕ずくで制止しようとしてもビクともしないという、ガイアの登場怪獣の中でもトップクラスのパワーを持っている。
そして、自分の名前を呼ぶ永田と接触すると、まるで探していた何かを見つけたかのように歩みを止め、
夕方5時のサイレンが鳴った瞬間、永田と、彼だけに見えていたウクバールの町と共に、蜃気楼のように消失した。
ウクバール共々、実在していたのかも不明な、それこそ幻のような怪獣である。
劇中でも、ルクーは楽器のような音を立てながらただ歩いているだけで、人間等に危害を加えるどころか他の事物に興味を示す様子すらなく、
当然足元など気にせず歩いているはずなのだが、その歩みで建物などが壊れたりしている描写が一切ない上、ルクーを映すカットもややぼやけているなど、
細部に目を向けると、「この怪獣は実は幻なのではないか」と思わせる演出がなされている。
一方で、ルクーが出現した後は突如現れた怪獣から逃げ惑う民衆が描写されており、永田以外にも明らかにルクーの姿が見えているため、
ルクーはウルトラシリーズに度々登場する「人の思いが生み出した怪獣」ではないか、という説もあるが、
そのルクーが守護しているというウクバールについては、永田が「ウクバールの風の音」と称する音が我夢たちにも、電話線が切れた電話の受話器から聞こえる怪現象は起こっているが、
ウクバールの街並みを目撃したのは永田しかいないため、その実在はもちろん、何故旧永田家のカレンダーにイラストが描かれていたのかも、詳細の一切が不明である。
着ぐるみはこの後、第41話「アグル復活」に登場したΣズイグルに改造された。
ウルトラ怪獣擬人化計画でも擬人化もされており、小さくデフォルメされたウクバールに座り、風車を持ってぼーっと空を眺めている桃色の髪の少女、という造形になっている。
【余談】
- ウクバールの町が描かれていたカレンダーは1966年のものであるが、この数字を聞いて思い出すことはないだろうか?
そう、ウルトラマンシリーズの元祖である『ウルトラマン』が放送された年である。
ご存知の通りウルトラシリーズは以降全国の少年たちに夢と希望を送り続けている。
現実世界でウルトラシリーズが少年たちに夢を送り出した時と、永田がウクバールを夢見るきっかけとなったかもしれないカレンダーの年をリンクさせる、中々ニクい演出である。
- 偶然にも、この回の2つ前の話からEDテーマが「間違いじゃない 君が信じてたこと」で始まる『Beat on Dream on』に変わっている。
- 永田役の不破万作氏は、帰ってきたウルトラマンに端役で出演した経験がある他、美少女仮面ポワトリンやウルトラマンティガにもゲスト出演している。
氏のちょっととぼけた感じのキャラクターが、本エピソードをさらに印象深くしているといえるだろう。
- なお、ルクーやウクバールの正体に関しては「永田の妄想が具現化した」「カレンダーのイラストが現実となって現れた」とするものや、
「普段は見えないだけで本当に実在した」「ただの幻」「偶然」「根源的破滅招来体」等様々な説や考察があるが、どれも矛盾*1や確定的な証拠に欠けるため正体は一切不明。
根源的破滅招来体説に関しては、そもそも本話では関係性を疑われるどころか一切言及されていない上、
ルクーは一切地球人類への敵意を見せていない点で根源的破滅招来体が呼んだとは考えられない。
ましてやウクバールに関しては、街を丸ごと呼び出す(創り出す)程の理由が見当たらないため、関わっていないと考える方が自然である。*2
追記・修正はウクバールの風の音を聞きながらお願いします。
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▷ コメント欄
- ある日CSで偶然ガイアを見たら、この回が放送されてた。幼少期にもこれを見たはずだが、記憶はほとんど残っていなかったため事実上その時初めてこれを見たのだが、衝撃を受けた。急いでネットに感想を書き込もうと思ったら、既にこの話がウルトラマン好きの間では有名 -- 名無しさん (2013-07-17 20:19:09)
- 中学生の頃に一度観たきりだが今でもハッキリと覚えている(ガイアのあらゆる話の中でもベスト5には入るほど印象的だった)。派手な戦闘シーンも無く、不条理極まりない話だというのにね。 -- 名無しさん (2013-10-12 00:14:42)
- 80だと同じように僕は宇宙人なんだと言ってた生徒をバッサリ否定してたな -- 名無しさん (2013-12-06 23:54:37)
- ダイナだと地球人だと思ってたのに実は宇宙人だったという真逆の展開があったな。 -- 名無しさん (2013-12-07 00:22:36)
- 「オッサンが主役のファンタジー」という点から見ても異色だよなあ。 -- 名無しさん (2013-12-22 18:34:31)
- ウクバールのカレンダーとかを販売してくれないかなぁ -- 名無しさん (2013-12-30 13:58:22)
- ルクーって何気にガイア最強の怪獣では? -- 名無しさん (2013-12-30 15:03:24)
- そして数少ない「破滅招来体とは全くの無関係な怪獣」だよね。 -- 名無しさん (2014-01-22 22:51:20)
- 神回というよりは不思議回だよな。 -- 名無しさん (2014-04-07 15:30:08)
- 一人の人間の持つ繋がりが極端に薄くなってしまった現代人はいつの日か誰もがウクバールのような理想郷を求めるようになるんだろうな。 -- (2014-04-07 15:49:59)
- ウクバールはあるんです!信じてください! -- 名無しさん (2014-04-07 15:59:59)
- ↑馬鹿を言うな。お前は25年間の宅配便屋さんだ! -- 名無しさん (2014-04-07 16:36:58)
- 俺がウクバールだ -- 名無しさん (2014-04-07 17:01:27)
- 俺この話すきだわー ウルトラマンってたまにこういう話あるのいいんだよな -- 名無しさん (2014-04-27 16:00:07)
- ウクバールの町はワームホールの先にあって破滅招来体の影響でその扉が緩んでしまったからあらわれたのかも。 -- 名無しさん (2014-05-19 20:16:41)
- ↑そんな理詰めの解釈なんか不要じゃないか。ただ不思議なことが起こったというだけの話なんだこれは。 -- 名無しさん (2014-05-19 20:53:45)
- 放送を見たことがないから「永田」の外見を新日本プロレスの永田でイメージしてしまい笑いが止まらなくなった -- 名無しさん (2014-05-19 21:00:15)
- 地球人である事を証明しろ。ってウルトラマンの世界観だと難易度がかなり高いよね。 -- 名無しさん (2014-05-27 11:37:00)
- カレンダーの真相は脚本「何でもいいから20年ぐらい前の日付で」スタッフ「じゃあ折角だし1966年にするか」 だそうで -- 名無しさん (2014-05-27 11:54:33)
- ルクーが永田を迎えに来たのは根源的破滅招来体の地球総攻撃が差し迫っていたからかな -- 名無しさん (2014-05-31 10:12:44)
- そんな理詰めの解釈なんか以下略 -- 名無しさん (2014-05-31 11:52:05)
- 真相を -- 名無しさん (2014-06-15 19:59:50)
- 実は、個人的には不気味な印象があったんですよねこの話。結局何が起こったのか分からない点も、黒河内さんの芝居のトーンも。 -- 名無しさん (2014-08-21 13:09:37)
- ところでルクーの正式名称がルクーリオンなのは有名?それともあまり知られてない? -- 名無しさん (2014-10-30 12:10:28)
- ↑自分は初耳 -- 名無しさん (2014-11-01 16:58:41)
- ラヴクラフトの幻夢郷系短編みたいな作品。 -- 名無しさん (2014-11-07 05:07:56)
- Σズイグルが所々生物くさいデザインなのは改造だからなのね -- 名無しさん (2015-01-16 11:28:06)
- ルクーは最終決戦にも出てきてほしかった・・・・・・ -- 名無しさん (2015-03-12 16:17:37)
- この話リスペクトした話作るか・・。 -- 名無しさん (2015-04-01 22:16:34)
- エースやめw -- 名無しさん (2015-10-24 02:14:48)
- 未知なるカダスを求めて、みたいな話だよな。 -- 名無しさん (2015-11-05 08:13:05)
- 名称の元ネタはボルヘスの「トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス」かな。こっちは捏造辞書の項目 -- 名無しさん (2016-01-23 21:50:38)
- ルクーリオンって商標関係でついた名前じゃないの?バイオス→プラントバイオスみたいな -- 名無しさん (2016-09-30 21:32:22)
- ルクーリオンって擬人化計画に登場してたんだな。 -- 名無しさん (2016-10-08 10:31:38)
- ↑続き。怪獣としての印象は薄い方だと思うんだけど、きっとこのエピソードのファンがいたんだろうな。 -- 名無しさん (2016-10-08 10:35:09)
- ↑3 太田愛脚本で出てくる怪獣は商標関係なく別名が存在することが多いのは割と有名な話だぜ。デバン(デバンダデバン)イザク(イザクプラチアード)etc. -- 名無しさん (2016-11-06 21:51:35)
- 妄想が何かしらで実体化したのか -- 名無しさん (2016-11-06 22:07:40)
- 破滅招来体は亜空間移動を使うし、ゾーリムとかの余波が、おっちゃんの夢と同調して扉を開いたのかもしれない 何にしろおっちゃんはもう帰ってこれない「死んでる」んだろう -- 名無しさん (2017-03-30 08:49:27)
- 理想とする世界に行く……初代ペルソナでも似たようなことあったな。おっちゃんは孤独からウクバールへ行くことを強く望んだのだろうか -- 名無しさん (2017-04-26 16:10:11)
- 正式なタイトルは「遠い町・ウクバール」で「・」が入るみたいなので、ページ名変更してもいいですか? -- 名無しさん (2017-04-26 21:32:36)
- しばらく待って反対意見が無いようなので変更しました -- 名無しさん (2017-05-05 23:47:26)
- ↑他の記事からこの記事に飛ぶリンクが切れてる。元に戻すか、リンクを修正するかした方が良い -- 名無しさん (2017-05-06 20:19:13)
- ↑確認できたリンクを修正しました。ご迷惑おかけしました。 -- 名無しさん (2017-05-06 20:55:35)
- ↑乙です -- 名無しさん (2017-05-06 21:04:07)
- ルクー(ルクーリオン)は尻尾があるけど「カラーが赤と銀で、頭部に鶏冠っぽいものと胸に発行する組織がある」のがまた -- 名無しさん (2019-03-27 22:17:01)
- 理論的に考えれば「幼い頃のカレンダーを元に妄想を膨らませ、その妄想を事実と信じ込んだまま生きてきたおっちゃんに、根源的破滅招来体がその妄想を実体化させたが、妄想の性質故あの時間にサイレンと共に永久に彼方に消え去った」ともとれる。色々な面白い解釈ができるのはいいエピソードの証だな -- 名無しさん (2019-03-29 16:08:56)
- カレンダーのイラストも、『同じようにウクバールから来ていた人間が故郷の風景画として描いたもの』を「幻想的でいい絵だね!」とかの理由でカレンダーのイラストに採用したというような肯定的な可能性も考えられるよね -- 名無しさん (2019-03-29 19:43:25)
- 個人的には全て永田の思う通り、ウクバールはあって彼はそこから来た異次元人だったのだと思いたいんだが……んー、それはそれで数十年故郷から引き離されていて可哀想なのか? 向こうでは地球の話とかして皆を楽しませてるとかだったらいいんだが……。 -- 名無しさん (2020-04-20 01:58:39)
- 永田さん、仕事については「届け物を喜んでくれる人の表情が好き」と答えていたり、ウクバールの話の癖で職場からは奇人視されているのにその奇人視を差し引いてすら出勤してこなかったことを「25年働いてきて初めて」と上司に酷く驚かれ部下に様子を見てこさせるほど心配されてたり、暇さえあれば絶えずウクバールの話をする癖以外はむしろ善良で勤勉な人格者とすら言えるんだよな…… -- 名無しさん (2021-09-03 18:42:18)
#comment
*2 「ウクバールの妄想に取り憑かれている永田(人間)をルクーを利用して捕獲しようとしたのではないか?」という説もあるが、これも先述の不自然な点に加え、そもそも人間一人を捕獲するくらいならこんなジュラル星人以上に回りくどいことするよりも余程効率的で、手間もかからない手段などいくらでもあるので、これも無いと考えるのが自然だろう。
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