Qruppo

ページ名:Qruppo

登録日:2023/07/21 (金曜日) 07:21:19
更新日:2024/07/11 Thu 13:38:49NEW!
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エロゲー エロゲーブランド 公式が病気 孕めオラァ! ゲーム qruppo ハメドリくん 新進気鋭



Qruppo


Qruppoは日本のアダルトゲームブランド。


概要

同人サークルの「はとのす式製作所」が商業ブランドとなったのがこのQruppoである。
会社名もそこから来ており、ロゴマークも実は同人時代の作品内で確認することができる。
スタッフも同人時代のメンバーがほぼ継続的に参加しており、そこへ新たに魔境トリプルバトルで名を馳せた神ちくわ/神近ゆうなどが加わり、現在に至っている。
公式サイトは各種作品へのリンクと問い合わせフォームしか存在しておらず、はとのす式製作所の方がまだ充実しているというレベルで恐ろしくシンプル。


豊富なパロディネタと下ネタを持ち味としており、ノリの特異性もあって一見するとバカゲー製造メーカーのようにも見受けられるが、その本質は「多数派と少数派の軋轢」や「性的コンテンツの危険性」などといった社会問題を絡め、エロゲーならではの物語を組み上げる事を得意とするかなり真面目なブランド。
キャラゲーとシナリオゲーを高いレベルで融合させた作風が特徴的で、特にシナリオ面はその手のゲームを好むユーザーからも高い評価を得られる程に高品質。
熱い展開には定評がある他、実は泣きゲー要素も含んでおりその実態はさながらエロゲジャンルの展覧会。
画面効果が非常に豊かなのも特色の一つで、キャラクターが右へ左へグリグリ動いたり意図的な間を作ったりと作りがかなり凝っており、ちょっとしたアニメのような視覚的な楽しみ方を可能としている。
ただ、やはりというべきかその独特なノリは人によって合う合わないがあるため、いきなり購入に踏み切らずまずは体験版に触れることを強く推奨する。


世界観は一つの大きな舞台を共有する形式を取っており、その中には「矢矧桜学園」や「願いが叶う電柱」、過去作のキャラを暗示させる描写など同人時代の作品の世界を継承していると思しき要素が登場する。その一方で「ぬきたし」では同人作品のキャラがポスターになっていたり、作品がそのままゲームとして登場する*1など繋がりは曖昧。
大部分の要素は引き継いでいるが、人物に関しては完全な同一人物は存在していないといったところか。


マスコットキャラクターはハメドリくん。「ぬきたし」シリーズで島のマスコットとして設定されていたキャラだが、現実世界においてもその座を獲得する事となった。
ツイッターアカウントは彼が運営しており、それ故か常にハメハメパコパコ言っており大変センシティブ。名前の時点で大概なんだパコ
プロモーション活動拡大のためなのか、2022年の夏にはあろうことか着ぐるみになり現実世界で実体化を果たした。公然わいせつ罪ではないはず。中の人はなんと声を務める椨木もんじゃ氏がそのまま担っている。激務。
この着ぐるみの制作過程は、メイキング動画として公式YouTubeチャンネルにもアップロードされており、作っているモノのヤバさに目を瞑れば着ぐるみの製造過程として非常に参考になるので一見の価値アリ。
因みにお披露目イベントとして撮影会も行われたが、告知がかなりゲリラ的で開催日時も平日というかなりの悪条件であったにもかかわらず、熱中症対策の観点などからイベントを途中で中止せざるを得ない程に人が殺到した。


また、当ブランドの特徴性を決定付けるものとして挙げられるのが、SNSやYouTubeを駆使した宣伝方法。Twitterでの告知は大体19時19分…と何故か中途半端な時間
特に顕著なのがYouTubeでの活動で、他のメーカーにも見受けられるカウントダウン動画や生放送は勿論のこと、わざわざ動画用に書き下ろしたボツシナリオという名の新規シナリオ群やShorts、体験版の全編生放送という暴挙じみた動画などなど、多種多様な動画を積極的に投稿している。
それらの動画はQruppoとしての矜持がそうさせるのか、局部の修正以外には一切の修正を入れていないため度々運営から至極当然りふじんな動画削除の憂き目に遭い、時には収益剥奪というキツいお仕置きを受けたりもしている。
それでも一切反省せず制作バーサーカーめいて動画投稿を精力的に行っており、その甲斐あってか2023年時点でチャンネル登録者数は13万人を超えている。
そしてYouTube側も骨が折れたのか、それはそれこれはこれなのか、10万人突破記念として銀の盾が贈呈された。


歴史

商業デビューを果たしたのは2018年の7月。
抜きゲー・バカゲーの皮を包茎のように被っておきながらその実態はガチガチなディストピアモノという衝撃作「抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?」で商業入りを果たす。
当時はまだ知名度が低く、そんなブランドがエロゲ史で見てもかなり奇天烈な部類に入る作品でデビューするという事もあってか、発売前は素直に期待する声もあれば敢えて地雷を踏みに行くという心構えで望むユーザーもいるなど、ブランドに対する目はかなり混沌としていた。


だが蓋を開けてみれば中身は上述した通りであり、おびただしい数の下ネタと圧倒的な量のパロネタで攻めつつもマイノリティとマジョリティのテーマに真摯に向き合った熱い作風はユーザーの度肝を抜き、好評を博した。
トンチキセリフやパロネタの数々がSNSや各種掲示板の口コミで話題となった結果、「ぬきたし」は処女作にもかかわらずいきなりのヒットを飛ばす。
そして数ヶ月後にはファンディスクの制作が決定。


ところがファンディスクは内容を盛り込みすぎた結果「これファンディスクってレベルじゃねえな」となり発売中止に。
その代わりに本編後の“あり得たかもしれない世界”を舞台にした「抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?2」として改めてリリースされる事が正式に発表され、「ぬきたし」の発売からわずか丸1年後に「ぬきたし2」が送り出された。茶番ハメ


本編のノリやエロパロはそのままに、人気の高かったサブキャラたちのルートや前作ヒロインたちの後日談、ハメドリくんのHシーンなどなどファンが喜ぶものをこれでもかと搭載した「ぬきたし2」はこれまた大ヒット。
「2」では前作のテーマに加えそこへ新たにLGBTという昨今の社会情勢として話題になりがちな重いテーマを追加。
シリアスすぎる題材が故に重苦しくなりがちな話を、しかしエロゲユーザーが楽しめるように明るく熱くまとめ上げたシナリオは秀逸だと話題になり、その声がシナリオゲーを求めるユーザーにも届いたことでユーザー層の拡大に繋がった。
また、後にM-1王者に輝くマヂカルラブリーの野田クリスタルが、地上波の番組で行われたゲームのコンペ大会企画において当ゲームを紹介したことが話題になった点も、知名度の上昇や層の拡大に繋がったと考えられる。


そんな「ぬきたし2」は2019年の萌えゲーアワードと美少女ゲーム大賞の双方において大賞・金賞を受賞。
FANZA GAMESでは1・2がひとつになったセット版が販売されているが、そちらは数年が経過してもなお日常的に月間セールスのトップ10にランクインする程の人気を博しており、Qruppoはデビューからたった2年あまりで名実ともにエロゲーを代表するトップメーカーへと躍進を果たした。


それに留まらず2020年にはまんが王国にて作画にまめおじたんを起用し「ぬきたし」としてコミカライズが決定した。作画ガチャSSR
合わせてQruppoはコミックスから入った新規層へのサポートとして、あろうことか美岬ルートがまるごと収録された体験版を公開するという暴挙に出た。
スス子100円の女から親方0円の女へ、値下がりが止まらない
当初はウェブサイトでのみ連載・単行本化されていた本作だが、しばらくしてから紙媒体においても漫画を掲載することとなった。因みに掲載雑誌はウルトラジャンプ。言わずもがなだが、ジョジョの奇妙な冒険が連載していることで有名なあの雑誌である。畔美岬がジャンプヒロインへと進出した瞬間であった。
そんな訳なので、単行本もヤングジャンプコミックス・ウルトラとして発刊された。そんなことある?


そして2022年1月には3作目となる「ヘンタイ・プリズン(通称ヘンプリ)」をリリース。
こちらは当初は2021年11月に発売する予定だったのだが、ゲームエンジンの変更に伴う作業量の増加などから美岬アフターでめっちゃネタにしてたけど延期を決断。
その際に「延期理由・作業の進捗度・ゲームのボリューム・延期に伴うクオリティアップ要素・今後のスケジュール」をM字開脚ばりにガバァに公開し、普段からハメパコ言ってるアカウントとは思えないような誠実さで逆に支持に繋げたという逸話がある。
これは余談になるが、作中でとある理由により大量の遊戯王のパロネタが登場するのだが、この延期によって発売時期がズレ込んだ結果、遊戯王側のマスターデュエルの配信開始日に丁度重なり合うタイミングで作品がリリース。知名度や鮮度が重要なパロネタにおいて、まさかの旬の時期の方からやって来るというちょっとしたミラクルが起きた。


「ぬきたし2」が非常に優れた作品だっただけに次回作のハードルが童貞にとってのナンパ並に高くそびえ立っており、「ダークでハードな作品だハメ」と宣伝されていた事や「監獄モノとゲーム制作モノの悪魔合体」というそもそもの調理自体の難易度が高すぎるゲームの内容もあってかクオリティが懸念されていたヘンプリだったが、しかしそれは懸念に終わる。
前作から更にキレ味を増したキャラのやり取りや得意のパロネタと下ネタ、“性犯罪者の咎と性コンテンツ”というやはり重たい題材に真っ向から向き合い書き切ったシナリオにより、ファンの期待を裏切るどころかしっかりと応えてみせた。
雰囲気の違いによるものからか、中には「ぬきたしは合わなかったけどヘンプリは楽しめた」というユーザーも存在しており、ファン層はこの作品によってさらに広がったものと見られる。


そんなヘンプリも、ぬきたし2と同様に2022年の萌えゲーアワードと美少女ゲーム大賞をダブル受賞。
リリースした作品が続けて両方の賞を受賞するのはこのふたつの賞レースが始まって以来史上初のことであり、その快挙で以てぬきたしのアタリが紛れではなかった事や、確固たる実力があることを証明してみせた。


2023年にはぬきたしが5周年を迎えるということに因んでか、なんとぬきたしの海外版が発売。日本語にも対応してないのに
対応言語は英語・中国語(簡体字/繁体字)。この一報には「このゲームって翻訳できたんだ…」と驚愕するファンも少なからずいた。


界隈に淫石の如く現れ、ハメよパコよと言う間にスターダムを駆け上ったQruppo。
彼らの躍進に期待したい。


作品リスト


はとのす式製作所*2

  • RelaMIMI.exe*3(2015年6月26日販売)

  • ボクはともだち。~I am not sweetheart.~(2015年8月21日販売)

  • 雨衣カノジョ(A面:2016年8月20日/B面:2017年1月8日販売)

Qruppo



  • 抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?2(2019年7月26日発売)



真面目なwiki篭もり「追記・修正よろしくお願いします」
真面目な取り締まり「貴様ぁぁ! 今追記・修正と言ったか!? 追記は膣イキを、修正は無修正をそれぞれ連想させる不正淫語だ! プリズン遵守事項にもそう記されている! それを知っての狼藉か!罰として貴様にはこの項目のついk……ではなく! えっと、そうだ! アップデートを行ってもらうぞ! それが終わるまで晩ごはん抜きだ! 分かったか!」


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  • 宣伝と展開、何より継続力がもはやエロゲのそれではないイメージ。何食ってたらこんなにアイデアや行動力が出て来るんだパコねぇ(褒め言葉) -- 名無し (2023-07-21 08:10:42)
  • 頭狂ッポってワード好き -- 名無しさん (2023-07-21 11:04:50)
  • 各作品のムービー構成やチャプターがオタクの教養テスト状態なのも、なんともはや -- 名無しさん (2023-07-21 14:08:20)
  • 項目作成時間で草 -- 名無しさん (2023-07-21 17:33:07)
  • ヘンプリの項目が凍結されたのホント理不尽 -- 名無しさん (2023-07-21 20:52:03)
  • ファンディングじゃなくてファンディスクでは -- 名無しさん (2023-07-22 08:00:20)
  • 今のエロゲーブランドのトップはゆずとここになるのかな -- 名無しさん (2023-07-23 22:05:38)
  • 宣伝にガッツリ力入れてるだけに花澤さくらさんの引退は大打撃だろうな アンソロの宣伝でも声入れられないし… -- 名無しさん (2023-11-16 09:50:30)

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*1 主人公がオナニーに使うオカズとして登場。ヒロインのセリフは「ボクはともだち。」からそのまま引用されており、CVも丁寧なことに同じく沢野ぽぷら氏が務めている。
*2 DLsiteでの販売開始日を記載
*3 この作品のみ音声作品

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