遊戯王マスターデュエル

ページ名:遊戯王マスターデュエル

登録日:2022/01/30 Sun 05:13:18
更新日:2024/06/17 Mon 13:44:48NEW!
所要時間:約 40 分で読めます



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遊戯王マスターデュエル』(Yu-Gi-Oh! Master Duel)とは、株式会社コナミデジタルエンタテインメントが配信・運営するゲームアプリ。



+ 目次-

【概要】

その名の通り、「遊戯王OCG」「遊戯王TCG」を題材としたDCGである。
2022年1月19日に配信が事前告知無しに*1スタート。
当初はPS4等の一部家庭用ゲームハードと、Steamをインストールしたパソコンでプレイが可能で、150ヵ国以上で配信されている。
同年1月27日には、初のシステムメンテナンス後にiOS、Android版でもリリースが開始、11ヵ国でインストールが行えるようになった。


ローンチ初日に、Steamではピーク時の同時接続数が約15万9000人に到達。初日にも関わらずである。
同じくコナミの作品であるMETAL GEAR SOLID V THE PHANTOM PAINの約9万1000人という記録を塗り替えることになる。
更に3日目の1月22日には同時接続数が約24万人となり、1月13日発売のMHRiseの同接9万人、
それ以前よりもプレイ人数が多いことで知られるApex Legendsの同接16万人を超え、(当時)世界で5番目に多い同時接続プレイヤー数を記録した。


約一週間後の1月30日では同時接続数は約19万人で変わらず5位をキープしており、「遊戯王」というコンテンツの強さが窺える。
3月になってもランキング18位に着いており、6万人ほどのユーザーが同時接続している。
が、これらはそもそもSteam上での同時接続数であるためCS機やスマホユーザーを考えるとプレイ人口は物凄いことになっている。


また、「キャラ要素等はなく、デジタルでがっつりOCG」というゲームの形態ゆえ、配信前は現役OCGプレイヤーがプレイするもの*2と思われたが、意外にも復帰層・新規層ユーザーのプレイも多いようだ。


なお、前述の通りTwitterで告知等がされることなく、いきなりゲームがダウンロード可能となったことで多くのユーザーが困惑に包まれた影響か、1月19日とそこから数日間のTwitterはマスターデュエル関連の話題でトレンドの上位が独占された。発動していたのさ!



【ゲームシステム・特徴】

遊戯王OCGの細かなルールについては、公式サイトを参照。


  • 「遊戯王OCG」及び「遊戯王TCG」をベースとしており、使用可能なカードは10,000種を超える。
    ローンチ時点では2021年6月頃までの、禁止カードを含めたほぼ全てのカードを収録。*3
    未収録なのは《ポールポジション》などの処理上の問題を抱えているカード、
    光の創造神 ホルアクティ》などの高橋和希氏のサインが書かれたカード*4
    世界大会優勝賞品や世界に1枚しかないカードの特殊なカードに限られている。エアーネオスが漏れているのは謎だが……*5
  • 「マスタールール(2020年4月1日改訂版)」に準じたルールが適用されている。
    スピードデュエルのような簡略化されたルールではなく、現実のOCGとほぼ同じ感覚でプレイできる。
    一部カードの処理が現実と異なっているものもあるが、バグなのかルール(処理)が異なるのかは不明。
  • 多くのプラットフォームに対応し、スマートフォンでもプレイできる手軽さは今までの遊戯王ゲームとは一線を画すものになっている。みんなで持ち寄ればデュエルディスクごっこができるぞ!
    異なるプラットフォームでもデータ共有可能なクロスプログレッションに対応しており、プレイ可能な機器があるなら誰でも気軽にオンライン対戦が楽しめる。
  • 当然ながらオンライン対戦も対応。追加料金無しで世界中の人とデュエルできる。TCG最大の壁である友達の存在を必要としない。
  • 「遊戯王LotD」で不評だったもっさり感や過剰演出を簡略化、設定から更に演出を切ることもできる。
    チェーン表示は若干長めだが分かりやすくなっており視認性が向上している。
  • 遊戯王デュエルリンクスと比べると通常のジェム課金は重め。ただ、後述のSR・URの最低保障やカードを入手する方法は多く用意されており、配布カード・アイテムも多いため、無課金でも時間をかければ十分に資産を蓄えることは可能。だがあっちこっち手を出しすぎて流動資産が殆どなくなった難民はジェム無イトと呼ばれる
  • 4Kに対応するプラットフォームで4K解像度に対応している。きれいな画面で遊戯王を楽しめる。e-Sportsの会場など大画面でプレイする事も想定しているとの事。
  • チュートリアルもそれなりに充実しており、全く知らない人でも大まかには「遊戯王」の遊び方が分かるようになっている。
  • これまでの遊戯王のコンピューターゲームにあったキャラクター要素は一切無く、遊戯や海馬といったキャラクターは全く登場しない*6
  • 一部のモンスターが「メイト」という3Dモデルのキャラとして登場しており、デュエルスペースに1体置くことができる。
    デュエルには一切影響しないが、触ると反応してくれたり、じゃんけんが出来るといった小ネタを持つメイトもいるので相手のソリティア中に暇つぶしができる
  • チートや放置を行う悪質なプレイヤーの通報機能も完備(一日3回まで)。しかし、通信切断を行うプレイヤーは現状通報できず、今後の改善が期待される。
    ただし、腹いせで通報するような嫌がらせは逆にペナルティが課されるので、ソリティアやワンショットキルされたとしても正々堂々と戦った相手であれば通報してはいけない

【デッキ】

本作ではデフォルトで20個までデッキを組む事が出来る。
それ以上はミッションの達成やショップでデッキ枠を購入する事で20個以上のデッキを組める様になる。
カードデータベースとの連携により、公式アプリ「遊戯王ニューロン」やKONAMIの公式サイトで作成したデッキを参照することもできる。
お試しドロー機能により、事故率・初動の展開の仕方などのチェックも可能。
なお、本作はシングルデュエル形式なのでサイドデッキは存在しない。


ゲーム開始後にチュートリアルを終えると、以下3種類のデッキのうち1つと「始まりのデッキ」が貰える。
選ばなかった2つもミッションをクリアしたり、レベルを上げる事で貰えるので、好みで選んでしまっても良いだろう。
初心者でも扱いやすいように組まれている反面、環境デッキと比べるとデッキパワーは著しく低く*7、これらのデッキそのままでランクデュエルを勝ち抜くのは困難を極める。
後述のレガシーパックやストラクチャーデッキで入手したカードも含め、収録カードは分解できないので要注意。


#openclose(show=▽ 初期デッキ){

  • 始まりのデッキ

初期デッキとして貰えるデッキ。
下級モンスターでビートダウン、効果モンスター・魔法・罠カードによる除去と展開、戦闘補助を狙うという極めてシンプルなデッキ。
基礎を学ぶことができ、誰にでも扱える安定感のあるデッキではあるが、反面アドバンテージを高速で稼ぐことは苦手。
一応、予想GUY、地砕き、リビングデッドの呼び声、砂塵の大竜巻といった、優秀なカードも収録されている。
シンクロ・エクシーズ・リンクモンスターがそれぞれ収録されており、活用できる状況であれば狙っていきたい。


  • パワー・オブ・ザ・ドラゴン

3デッキの中ではとにかく高打点が特徴。その分展開力は他と比べて低い。
目玉はやはり2枚入っている青眼の白龍。青眼はレガシーのURなのでとにかく入手難易度が非常に高い。3枚入れてくれ
何気にF・G・Dまで入っているが、融合方法がフィールドにモンスター5体揃えるしかない。
しかし複雑なギミックは無いので、初心者や復帰者で使用しやすい。【青眼の白龍】の取っ掛かりにも。
ただレアリティがきつく、後述のセレクションパックも販売終了になってしまっているので注意。
海馬を意識しているのか破壊輪も入っている。
最初に選ばなかった場合はプレイヤーレベルを10にする必要がある。意外と遠い。


  • シンクロ・オブ・ユニティ

名前の通りのシンクロ軸だが、アニメで遊星が使ったカードが中心なので遊星デッキとでも言うべきか。
三大ウォリアーにギガンテック・ファイターと、シンクロ初期のカードが目白押し。そして、なぜか混じるフレムベル・ウルキサス
またサイクロン3枚・強欲なカケラ2枚を始め、収録されている魔法カードが結構優秀であり、最初のデッキに選ぶ人が多いようだ。
最初に選ばなかった場合はソロモードのゲートを10個クリアしてようやく入手できる


  • リンク・ジェネレーション

名前の通りのリンク軸。
どちらかと言うとトークンや低リンクモンスターを活かしてデコード・トーカーを召喚する事に特化している。
除去カードも豊富だが、痛み分けやパラレル・ツイスターなど、無暗に使うだけではアド損なものばかり。あまり初心者向けではない。
一応汎用リンクとして使いやすいリンク・スパイダーが入っているが、逆に言えばその程度。リンクリボーとか付けてくれ
最初に選ばなかった場合はランク戦を10回すると手に入る
これだけ妙に入手難易度が低いのでリンク軸で始めたい!とかでもない限り他のデッキから始めた方が良いかもしれない。

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カードのレアリティ

本作のカードは以下4種類のレアリティが存在する。(左から高い順)
紙のOCGと異なり、レアリティはカード毎に固定。

  • UR(ウルトラレア)SR(スーパーレア)R(レア)N(ノーマル)

当然ながらレアリティが高いほどパックからの排出率が低く、入手コストが高い。
特にSRとRの間には排出率に非常に大きな隔たりが有り、後述のパックの出現条件にも関わっている様にここが一つのボーダーラインとなっている模様。
テーマのキーカードやエースモンスター、OCG黎明期や第10期以降の環境で活躍した汎用カード等は高レアリティに設定されやすい傾向にあるが、レアリティにそぐわない性能を持ったカードも多数存在するので、そのあたりの基準は割と曖昧である。


更にプレイヤーが所持するカードには個別に以下の「加工」が設定されている。

  • 特に何の加工もされていない「ベーシック」
  • 表面に光沢があり、イラストがレリーフ仕様になっている「シャイン」
  • 縁が光輝き、カード全体にダイヤモンド状の加工が施された「ロイヤル」

この内ロイヤル加工のカードはURとSRにしか存在せず、クラフト/パックで入手出来る確率はパックでURが出る確率を遥かに下回る。


クラフト

CP(クラフトポイント)を消費し、任意のカードを生成する機能。
CPは4つのレアリティそれぞれに分かれており、例えばURカードを生成するにはURのCPが必要。
カード1枚の生成に必要なCPは一律30で固定されている。


また、カードを分解する事でCPを10入手出来る。
つまりURカードを1枚生成するには同じURのカードを3枚分解しなければならない。
ただしシャイン加工、ロイヤル加工のカードを分解した場合は入手CPが増えるほか、リミットレギュレーションで規制された場合も、期間限定だが使用可能枚数超過分を分解するとより多くのCPが貰える。


サービス開始時点で禁止カードに指定されているカードは生成不可だが、後にアップデートで生成可能になる事がある。
基本的にはフリーデュエルでしか使えない*8ので、身内や企画等で楽しみたい人向け。


演出

一部のカードにはデュエル中に見られる特殊な演出が用意されている。
実装段階では演出が無かったカードにアップデートで追加されるケースもある。
設定でON/OFFの切り替えも可能。


  • 召喚演出

特定のモンスターを召喚・特殊召喚するとイラストのカットインアニメーションが流れる。
短い演出ながらカードごとに細かく演出や動きが異なっており、普段静止画としてしか見る事のないモンスターが躍動する様は非常にカッコいい。一部モンスターはなんと瞬きまでする。
カットイン対象は基本的に有名カードやそのテーマの切り札である事が多いが、中には妙な選出になっている場合も……。(例として、クロウラーには何故か3枚あったり、リリース初期の頃は三幻神関連のカードが不死鳥だけだったことも....*9)


  • 効果演出

カードの効果を発動した際にカードイラストに因んだエフェクトが発生する。
主に環境で採用率が高い魔法・罠カードの他、極一部の手札誘発モンスターに存在する。
特例中の特例ではあるが、《無限泡影》の様にプレイングに直接影響する演出もある。


  • フィニッシュ演出

特定のモンスターの攻撃もしくはカード効果で勝利した場合に、特殊な演出・エフェクトが発生する。
上記2つ以上に該当するカードが少ない超レア演出で、実装されているのはいずれも原作・アニメで主人公やライバルが使用したカードである。


  • カードリポート

カードがプレイされた際に、そのカードの「採用率」「平均採用枚数」「採用したデッキの勝率」が表示される。
正確には演出ではなくマスターデュエルにおけるデータを可視化したもので、環境におけるカードの流行やメタカードとしての刺さり具合等の指標になる。
汎用カード以外で採用率や勝率が5割を超えたら規制秒読み


リミットレギュレーション

禁止・制限カードリスト。
サービス開始当初は一部を除き2021年10月のOCG準拠だったが、初回の改訂以降は本作独自の改訂を行っている。
OCGが3ヶ月毎に改訂が行われるのに対し、本作は影響を受けるカードの枚数が少ない代わりにおおよそ1ヶ月毎と高頻度で不定期改訂も多いため、環境のメタが回る速度が速いのが特徴。
一例として、OCGでは1年半近くに渡り環境トップの一角であり続けた【ティアラメンツ】が、本作では半年程で陥落したと言えばその速さが伝わるだろうか。
後述の「環境の推移」も参照されたし。



―OCGより緩和されているカード


  • 制限カード

十二獣ドランシア》(OCG禁止)
真竜皇V.F.D.》(OCG禁止)


  • 準制限カード

PSYフレームギア・γ》(OCG制限)
調弦の魔術師》(OCG制限)
終わりの始まり》(OCG制限)
マスク・チェンジ・セカンド》(OCG制限)


  • 無制限カード

幻影騎士団ティアースケイル》(OCG制限)
プランキッズ・ミュー》(OCG制限)
原初の種》(OCG制限)
抹殺の指名者》(OCG制限)
ローンファイア・ブロッサム》(OCG準制限)
炎舞-「天キ」》(OCG準制限)
強欲で貪欲な壺》(OCG準制限)
SPYRAL RESORT》(OCG準制限)
隣の芝刈り》(OCG準制限)
ヒーローアライブ》(OCG準制限)
フュージョン・デステニー》(OCG禁止)


―OCGより規制されているカード


  • 禁止カード

十二獣モルモラット》(OCG制限)
十二獣の会局》(OCG制限)
盆回し》(OCG制限)
自爆スイッチ》(OCG無制限)


  • 制限カード

オルターガイスト・マルチフェイカー》(OCG準制限)
メタバース》(OCG準制限)


  • 準制限カード

魂喰いオヴィラプター》(OCG無制限)
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》(OCG無制限)
スケープ・ゴート》(OCG無制限)



―OCGでは規制されているが未実装のカード
ヴィクトリー・ドラゴン》(OCG禁止)
聖殿の水遣い》(OCG準制限)
アラメシアの儀》(OCG準制限)
龍相剣現》(OCG準制限)



―OCGより緩和されているカード


  • 制限カード

十二獣ドランシア》(OCG禁止)
捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》(OCG禁止)


  • 準制限カード

PSYフレームギア・γ》(OCG制限)
転生炎獣ガゼル》(OCG制限)
SPYRAL-ジーニアス》(OCG制限)
ダイナレスラー・パンクラトプス》(OCG制限)
アラメシアの儀》(OCG制限)
トリックスター・ライトステージ》(OCG制限)
ふわんだりぃずと謎の地図》(OCG制限)
マスク・チェンジ・セカンド》(OCG制限)
烙印開幕》(OCG制限)
レッド・リブート》(OCG制限)


  • 無制限カード

流離のグリフォンライダー》(OCG禁止)
イーバ》(OCG制限)
鬼ガエル》(OCG制限)
朱光の宣告者》(OCG制限)
原初の種》(OCG制限)
幻影騎士団ティアースケイル》(OCG準制限)
強欲で貪欲な壺》(OCG準制限)
ライトニング・ストーム》(OCG準制限)
烙印融合》(OCG準制限)
紅き血染めのエルドリクシル》(OCG準制限)



―OCGより規制されているカード


  • 禁止カード

十二獣モルモラット》(OCG制限)
八汰烏》(OCG制限)
十二獣の会局》(OCG制限)
盆回し》(OCG制限)
刻の封印》(OCG制限)
D-HERO ディバインガイ》(OCG無制限)
No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》(OCG無制限)
自爆スイッチ》(OCG無制限)


  • 制限カード

金満で謙虚な壺》(OCG準制限)
A・ジェネクス・バードマン》(OCG無制限)
サイバー・エンジェル-弁天-》(OCG無制限)
霞の谷の神風》(OCG無制限)
メタバース》(OCG無制限)


  • 準制限カード

魔救の分析者》(OCG無制限)
オルターガイスト・マルチフェイカー》(OCG無制限)
オルフェゴール・ディヴェル》(OCG無制限)
相剣軍師-龍淵》(OCG無制限)
魂喰いオヴィラプター》(OCG無制限)
未界域のジャッカロープ》(OCG無制限)
雷獣龍-サンダー・ドラゴン》(OCG無制限)
LL-コバルト・スパロー》(OCG無制限)
氷結界の龍 トリシューラ》(OCG無制限)
発条空母ゼンマイティ》(OCG無制限)
希望の記憶》(OCG無制限)
サンダー・ボルト》(OCG無制限)
スケープ・ゴート》(OCG無制限)
雪花の光》(OCG無制限)
群雄割拠》(OCG無制限)
御前試合》(OCG無制限)
スキルドレイン》(OCG無制限)
D.D.ダイナマイト》(OCG無制限)
黄金郷のコンキスタドール》(OCG無制限)


―OCGでは規制されているが未実装のカード
ヴィクトリー・ドラゴン》(OCG禁止)
古衛兵アギド》(OCG制限)
宿神像ケルドウ》(OCG制限)
スプライト・ジェット》(OCG制限)
壱世壊=ペルレイノ》(OCG制限)
スプライト・スターター》(OCG制限)
ティアラメンツ・ハゥフニス》(OCG準制限)


本作ではOCGでの基準に加え、媒体やルールの違いによるものか以下のカードが規制されやすい傾向が見られる。


  • レアリティが低い

所謂商業的な理由というヤツである。
特にURカードとコンボ等で併用されている低レアカードを規制する事で弱体化を図るパターンが多く、規制の効果が薄いと批判の的になりやすい。
ただしあまりにもカードパワーが高過ぎたり後述の理由に引っかかったりすると、URでも容赦なく禁止指定を食らう。


  • シングルデュエルでの対策が困難

OCGではサイドデッキで対策可能であるが故に規制を免れているカードも、本作では規制対象になりやすい。
代表的なものとして、容易に先攻1ターンキルを行えるカードや、1枚で相手の動きを大幅に制限する永続魔法や永続罠等の【メタビート】系ロックカードがあたる。


  • 将来的に環境を荒らす危険性がある

主に「事前規制」と呼ばれるもの。OCGと極めて近いルールとカードプールを持つ本作ならでは。
新規カードが実装される際にそれらとの組み合わせが過去のOCG環境で暴れた実績がある場合、既存のカードが前もって禁止カードに指定される事がある。
また、新規カードの方もOCGの方で既に何らかの規制を受けていた場合、制限や準制限指定された状態で実装される事がある。それでも結局毎回暴れて規制されるのだが


一方で緩和方面についても独自路線が強く、「え、これ規制解除していいの?」と思いたくなる様な改訂も多い。
また、上記の通り改訂がハイペースのため、OCGでは禁止カード指定されているカードが環境の変化に置きざりにされた結果、使用可能のまま留まっている事例もある。


余談だが、本作で行われた改訂内容と同じものが、そう時を経ずしてOCGのリミットレギュレーションでも適用されるケースが散見される。
そのため、KONAMIはマスターデュエルを規制/緩和の一種の実験場として利用しているのではないかという説があるが真相は不明。



【ショップ】

ゲーム内通貨であるジェムやチケットを消費して、カードが収録されたパックやアクセサリー類などを購入できる。



カードパック

一定枚数のカードが特定条件の下に封入されたカードパック。本作のガチャ要素。
レガシーパック以外は1パック8枚入りで、開封するとたまに《FNo.0 未来皇ホープ-フューチャー・スラッシュ》がカットインで登場する。
如何にもレアカードが出現しそうな演出だが、パックの引きには特に影響しない
お前何しにきた
現在はパックは以下の種類がある。


  • マスターパック

基本パック。
8000種類超のカードが収められた闇鍋パックであり、狙ったカードを引き当てるのは困難。
汎用手札誘発のような他のパックでピックアップされていないカードを自引きできる確率は最も高いので、それらを求めるなら引いてみるのも有り。
とはいえ、普通は興味のあるPUのパックを開けつつ余ったカードを分解してそれらを生成する方が効率的にデッキを組めるだろう。
運試しをしたい人や上級者向け。


  • セレクションパック

選りすぐりのカード80~85種類のみが収録される期間限定パック。
新規カードが追加されるタイミングで内容が入れ替わり、新しいセレクションパックから新規カードが入手できるようになる。
全カードが新規というわけではなく、縁のあるカードを中心に既存カードからも一定数再録される。
新規カードについては、販売期間終了後はしばらくマスターパックかクラフトでしか入手できず、一定期間後にシークレットパックに恒常実装される。


  • リバイバル・オブ・レジェンズ

サービス開始時から。
初期デッキとして選べる「青眼」、遊星デッキ、「コード・トーカー」を強化するラインナップ。
初心者向けのようでいてリンクリボー、ドラゴン・目覚めの旋律等(生成以外では)ここでしか入らないカードも入っている。


  • ストルワート・フォース

サービス開始時から。
OCGにおいても環境で活躍したカードを中心に、色々詰め込んだ内容。


  • ルーラーズ・マスク

2022年4月4日から。
デスピア」「魔鍵」「軍貫」……に、妖眼の相剣師を含めた新テーマ中心のパック。


  • ビヨンド・ザ・スピード

2022年4月4日から。
SR」「セイヴァー」「フルール」といった既存テーマの強化が中心。
あのフルール・ド・バロネスの実装と言う事もありSNSは大騒然となった


  • リファインド・ブレード

2022年5月9日から。
相剣」及び「D-HERO」「デスピア」の強化が中心。


  • フュージョン・ポテンシャル

2022年5月9日から。
捕食植物」「霊獣」をはじめとする既存の融合テーマを中心に収録。
同時実装の片割れがデスフェニやら相剣やらデスピアやら強テーマばかりのせいで、如何せん地味


  • ブレイブリー・ウィングス

2022年6月10日から。
新規テーマはエクソシスター。他にも既存テーマの強化カードが入っている。
“ブレイブ”で“ウィング”だが、勇者もふわんだりぃずも入っていない


  • ワンダリング・トラベラーズ

2022年7月11日から。
満を持して追加された「勇者」「ふわんだりぃず」と、「イビルツイン」や「軍貫」の新規が入っている。


  • インヴィンシブル・レイド

2022年8月9日から。
新規テーマとして「ダイノルフィア」と「ビートルーパー」が参戦。
特にビートルーパーはまさかのOCGに先駆けての来日となり、大きな話題となった。
他には「極星」「DD」の新規、ついでに《ガーディアン・キマイラ》なんかも登場した。
このセレクションパックからは収録UR枠が従来の10種類から13種類に、SR枠は15種類から17種類に増え、目当てのカードを引き当てられる確率が下がった。


  • ザ・ニューボーン・ドラゴン

2022年9月9日から。
《烙印融合》などの「烙印」関連の新規がついに参戦。そのあんまりにもあんまりなブルジョアぶりも話題になった*10
それ以外では「ゴーストリック」「青眼」「ヴァンパイア」「相剣」の新規、更には汎用枠として謎に引き延ばされまくった待ちわびた決闘者も多いであろう《ヴァレルエンド・ドラゴン》と《暗影の闇霊使いダルク》も新たに参戦した。


  • コズミック・オーシャン

2022年10月11日から。
名前の通り水属性中心のテーマ。
《海》関連や「シャーク」関連、「氷水」「マリンセス」の新規が追加されている。
が、しれっと《ふわんだりぃずの旅支度》が混ざっていたりする確かに半分水属性だけど


  • バトル・トラジェクトリー

2022年11月11日から。
「ヴァリアンツ」「オッドアイズ、EM」「スケアクロー」が中心。
スケアクローは少し先のライトハートも収録されており最初からフルパワー。


  • ミステリアス・ラビリンス

2022年12月8日から。
新規テーマとしてはOCGでもそこそこの実績を残した「ラビュリンス」「神碑」が登場。特に神碑はべらぼうなブルジョアぶりで決闘者のサイフポイントを削ったとか。
他には「捕食植物」「天気」の新規カードが追加された。イラスト出演カード2種が実装されたためか再録されるアポロウーサなんかも見所。使いたい人は大抵生成済みだろうけど


  • ヒロイック・ウォリアーズ

2023年1月10日から。
新規テーマとして「セリオンズ」「リブロマンサー」が登場。
セリオンズに関してはOCGでは後発だったイレギュラーも一緒に実装された。
他には「ヒロイック」「ヴェンデット」の新規が登場した。


  • スプライツ・オブ・ミラクル

2023年2月14日から。
マスターデュエル1周年の目玉の一つとして、2022年のOCG環境で大活躍を遂げた「スプライト」が満を持して参戦。
やはり警戒されたのか《スプライト・スターター》に事前規制がかかり準制限となっている。
ほかには「エクソシスター」「P.U.N.K.」「ディフォーマー」の新規が登場し、これらもまた環境で一定の立ち位置を獲得している。


  • ニューステップ・フォー・デュエリスト

2023年2月14日から。
こちらは《心変わり》などの直前のリミットレギュレーション改訂で釈放された元禁止カードの収録や、《Into the VRAINS!》などのアニメキャラをモチーフとしたカードの新規収録が主。
特にOCGに先駆けての《焔征竜-ブラスター》の突然の制限復帰には多くの決闘者から驚きの声が上がった。


  • ストロング・ウィル

2023年3月9日追加。
「イシズ」「Gゴーレム」が新たに実装。
更に「宝玉獣」「ジェムナイト」の新規が登場した。


  • パッセージ・オブ・ザ・サン

2023年3月28日から。
新規として「らくがきじゅう」が実装。
その他《ウィッチクラフト・バイスマスタ―》《垂氷の魔妖-雪女》等、何故か今までなかなか実装されなかった顔ぶれが一斉に追加された。
要は余りもの総放出である


  • ブレッシング・オブ・ネイチャー

2023年4月10日から。
遂にあの「ティアラメンツ」がマスターデュエルに来襲。しれっとルルカロスまで実装されており最初からフルパワーである。
当然のっけから制限がかけられたわけだが、キトカロスがSRなのはいつでも禁止にできるからと専らの噂
他、名前の通り地属性である「春化精」と「アマゾネス」の新規が中心。


  • ザ・シンクロナイズド・コスモス

2023年5月10日から。
名前の通り、シンクロ召喚関連が中心のパック。
なんと日本では日本名すら判明していなかったGhotiこと「ゴーティス」が先行実装され、決闘者を沸かせた。
他は「シンクロン」「空牙団」「氷水」「海造賊」の新規が中心。


  • クライマックス・オブ・ザ・ショウダウン

2023年06月08日から。
深淵の獣」来日。他に「鉄獣式強襲機動兵装改“BucephalusII”」や「赫の聖女カルテシア」など、烙印世界関連のカードが目白押し。まさにパック名の通り"クライマックス"の幕開けとなっている。
ビーステッドはOCGでの暴れっぷりそれと凄まじいまでの光・闇虐待性能に目をつけられたのか、強力なサーチ能力を持つマグナムートと緩い発動条件と強力な除去能力を備えたドルイドブルムが双方制限をかけられた。
他に、海外からの先行実装として「共命の翼ガルーラ」が登場。同じ属性・種族のモンスター×2という緩い融合条件の為超融合要因として採用された他、「攻撃力1500」「どこからでも墓地に送られたら1ドロー」と天底の使徒とこれ以上ない相性の良さを誇る。
おそらくは、烙印世界の強化と合わせる事を目的に収録されたと考えられる。


  • ドレッド・コンスピラシー

2023年07月13日から。
暗黒界」や「呪眼」、そして「ラビュリンス」に「蟲惑魔」と、既存テーマの強化が目白押しになったパック。
悪魔族とえっちな女の子たちを中心にしたパックであり、待っていたデュエリストには垂涎もののパックだが特に組んでいないデュエリストにとってはあまり興味をそそられないパックとなっている。
ちなみに本来なら暗黒界の強化カードは時系列としては蟲惑魔よりも早い段階で来ているべきカードなのだが、大分遅れた実装となった。おそらくはティアラメンツと合わさり強化となることを恐れたのかもしれない。


  • インヘリテッド・ユニティ

2023年08月29日から。
オベリスクの巨神兵真紅眼の黒竜などの強化や、カオス・ソルジャーの新たなる姿の実装など、全体的に初代遊戯王に関する強化や新規カードを詰め合わせたパックとなっている。
実装時期から見て、パッセージ・オブ・ザ・サンと同様に今まで実装しようとしつつもできなかったカードたちの詰め合わせ枠という色合いが強いのかもしれない。


  • レイジ・オブ・カオス

2023年08月10日から。
クシャトリラ襲来。それだけでも多くのデュエリストがざわついたが、発表された事前規制はなんとクシャトリラ・フェンリル準制限のみ。
これには多くのデュエリストが戦慄し、環境がかつてのティアラメンツの如く1色に染まりあがるのではないかと憂うものが続出した。
だが一方で「こんなに緩い事前規制ならば、OCGと同じように一部だけ先行で来るのでは?」という意見もあった。事実その通りとなり、OCGでいうDARKWING BLASTに収録されていたクシャトリラたち+ライズハートのみ実装という結果になった。
ティアラメンツと同じように一斉に実装しなかったのは、そうした結果環境が席巻されてしまったという反省からなのかもしれない。
他にはカオス・アンヘルやアザレアなど、単体でいぶし銀な活躍を見せるカードたちが収録された。
余談だが、このパックの2か月後にクシャトリラが本格的に実装。その際に販売期間延長という異例の事態が発生した。


  • ギャラクティック・エボリューション

2023年09月07日から。
御巫」と「ピュアリィ」が来日。既存テーマでは「銀河」の新規カードが実装された。
御巫はフゥリが、ピュアリィはスリーピィメモリーが同時に実装と、初出時のカードだけでなく強さの中核を担う強化カードと共にくる形となった。パック紹介文では「3枚のメモリーカードを駆使して…」と書かれていたのは秘密だ。
他に、海外新規の先行実装として「渾然たる闘牛詩-オルフェブル」が収録…されたのだが、あまりURに見合うとは言えない強さだったため、御巫やピュアリィを組みたい幾多のデュエリストのUR枠を吸い不評を買ったとか、買わないとか。


  • フレイム・オブ・フューリー

2023年10月10日から。
クシャトリラ本格強襲。すでに2ヵ月前に襲来していたフェンリルやユニコーンらに続き、展開札であるパーピヤスや切り札たるアライズハートが登場。完全にデッキとして形になった。
他にはリチュア(遊戯王OCG)の新規が実装されR-ACE(遊戯王OCG)が初来日。冥占術姫タロットレイスも登場と相成った。
汎用札としては「魔砲戦機ダルマ・カルマ」と「三戦の号」が双方URで実装。特に号はクシャトリラが環境デッキになったこともあり様々なデッキに採用されるカードとなっている。*11
余談だが、新規実装カードに縁のあるカードとして、なぜかレスキューキャットが再録されている。レスキュー繋がりだからだろうか…。



  • シークレットパック

ピックアップ付きマスターパック。
100種類以上存在し、1種類ごとに関連付けられた1~3種類のテーマやシリーズのカードをPUする。
8枚中左半分の4枚がマスターパックと同内容で、右半分がPU枠になる。基本的にはこれで自分にとって必要なカード(特にUR)を狙った方がよい。
というのもこのゲーム、各テーマごとに選りすぐりのキーカードが(現実でのレアリティやシングル価格と関係なく)高レアに設定されている傾向であるためシークレットパックの利用は必須と言える。テーマURが1,2枚あれば十分か、ガッツリ要求されるかはそれぞれ異なるが……。
シークレットの名の通り普段はショップに表示されず、PU対象のSR以上を(クラフト、パック入手問わず)入手するか、PU対象をフィーチャーしたソロモードをクリアする事で24時間だけ解放される。
特定のシークレットパックを剥きたい場合、適当に重要度の高いSRを見繕って生成して開放するのが安牌。
パック1つごとに初めて生成で開放した時だけ無料で1パック剥ける*12


ボックスではないので、組みたいテーマを絞ってシークレットパックを引いても、特に高レアリティのカードを全てパックから引き当てるのはやや困難。
ただし、上記3種のパックは10パックまとめ買いでSR以上が1枚確約される他、
セレクション・シークレットパックは、10パック購入でURが1枚も出なかった場合、次の10パックはSRの代わりにURが1枚確約となる。


  • レガシーパック

アニメなどで使われたカードを中心に収録したパック。他のパックとは色々と仕様が異なる。

  • 1パック2枚で、カードは分解不可。
  • 購入にはジェムの代わりに、専用アイテム「レガシーパックチケット」が必要。
  • 一度に10パック購入しても、排出されるカードのレアリティは確約されない。

チケットは主にソロモードやイベントの報酬、デュエル終了後のスコア報酬の一種として入手できる。
収録枚数は4000種程度だが、他と違って基本的にレアリティの確約がない*13ので、マスターパック以上の闇鍋。
全体的に型落ちしたカードやモリンフェンなどの微妙な通常モンスターが多い上に、高レアリティには女剣士カナン*14なんかが混ざっている。
だがカイザーコロシアムなど有用なカードも一部あるので、積極的に開封していきたい。


パック更新時にひっそりとカードが追加される事もある。(なぜかお知らせには記載されない。)
何かと軽視されがちなレガシーパックだが、いささか目が離せないこととなってきている。



ストラクチャーデッキ

特定のテーマに沿った40枚のメインデッキと5枚のエクストラデッキで構成された構築済みデッキ。
1箱500ジェムで、同種のデッキは3箱まで購入可能。
こちらのカードも全て分解不可で、一部の特殊なマークがついたカードはクラフト不可(=ストラクチャーデッキでのみ入手可能)となっている。
ほとんどがハイランダーだが、稀に同名カードを使うギミックがあって2枚積みされているカードもある。その場合でも分解不可で3箱買った場合6枚も貯まってしまう。


現状実装されているのは全てOCGで販売されているストラクチャーデッキには存在しない本作オリジナル。
TCGという媒体故か汎用カードが殆ど収録されておらず、レアカードもテーマに関連したカードが多めなため、所謂パーツ取り目的にはあまり向いていない。
その分テーマデッキとしての完成度は総じて高く、中には3箱買って不要なカードの代わりに汎用カードを数種類加えるだけで、ランクデュエルでも実用に堪えうるだけのガチデッキを作れるものも存在する。


  • マジシャン・オブ・ペンデュラム

主に魔術師・オッドアイズ・EMが中心のペンデュラムデッキ。
なによりも【EM魔術師】を組むうえでフル採用必須の《EMペンデュラム・マジシャン》《デュエリスト・アドベント》《慧眼の魔術師》《EMドクロバット・ジョーカー》などなど、優秀な高レアカードが入っているのが非常に大きい。
【EM魔術師】を組むなら買わない話は無いだろう。


  • リ・コントラクト・ユニバース

ホープやオノマト、ZWを軸としたエクシーズデッキ。
登場時期が新し目のライオ・ホープレイやドラゴニック・ホープレイも収録。
しかし収録カードはZWに寄りすぎておりそのままではなかなかホープが展開しづらい。
しかし三箱買いした場合はライオ・ホープレイ+ZW-天満双翼剣やら雷神猛虎剣、風神雲龍剣というムーヴが決めやすく手軽に強力なモンスターを立てれるため安定性はピカイチ。


  • レイジ・オブ・サイファー

2022年2月17日追加。
名前の通りサイファー軸。しれっとサイファー・スカウターやストームサイファーまでいる
銀河眼の光波竜とその関連カードやオネストなど、ランク8や光属性デッキを組む際に欲しいパーツが入っており、これ目当てで買うのも十分あり。
なお、同名カードを複数使うカードがあるため光波翼機・銀河眼の光波竜が2枚積まれている。
光波翼機はRなのでまだいいが、光波竜はSRなので勿体なく感じてしまう。


  • サイバネティック・サクセサー

2022年5月9日追加。
今回はサイバー流。
ガッツリ融合軸のデッキになっており、新規枠として鎧獄竜と鎧皇竜、おまけに輪廻独断までぶち込まれている
必要なパーツは軒並み入っているが、サイドラ2枚以外は全てピンなのでやはり複数箱欲しい。


  • ドラゴンメイド・トゥ・オーダー

2022年7月11日追加。
現代遊戯王のアイドル、ドラゴンメイドがまさかのストラク化。
ハスキー・シュトラール含むドラゴンメイドカードが全種収録されており、龍の鏡や復活の福音、更には天球にレダメまで入っているという超大盤振る舞い。
3箱買って汎用札を突っ込むだけでも形になる素敵仕様となっている。


  • スペルブック・オブ・プロフェシー

2022年9月20日追加。
今までありそうでなかった、魔導書ストラクが遂に登場。
優秀な魔導書を備えた魔導のみならず、《フォーチュンレディ・エヴァリー》が何故か入ってるなど幅広い収録となっている。
更に、なんと4日前に制限復帰したばかりの《魔導書の神判》まで収録されている


  • バーニング・スピリッツ

2022年10月11日追加。
今回はサラマングレイト。
サラマングレイトの必須パーツが一通り収録されているほか、待てど暮らせど実装されないことに定評のあった《デコード・トーカー・ヒートソウル》*15もようやく登場。
他にもサイバース族の汎用パーツが何個か入っており、《レディ・デバッガー》などの定番どころの他、なんと《サイバネット・マイニング》まで入っているので【サイバース族】の取っ掛かりとしてこれら目当てで買うのも十分あり。
メインデッキはかなり豪華だが、EXの方は5枚という都合上、いいカードもあるが充実はしていない。
そしてまたしても嵩張るヒートライオ。特にこいつはURなので一層ポイントが惜しい……。さらにサイバネットマイニングも規制されたため更に嵩張ることに……


  • イモータル・グローリー

2022年12月8日追加。
OCGでも定番だったアンデットストラクが装い新たに新登場。
目玉は《真紅眼の不死竜皇》などのアンデットシンクロだが、それ以上にその他の収録カードがめちゃくちゃ充実しており、《アンデットワールド》、《ユニゾンビ》、《馬頭鬼》、《屍界のバンシー》、《グローアップ・ブル-ム》などなど…と、高レアリティのアンデット族汎用カードがこれでもかと突っ込まれている。
これを3箱買えば後はソロモードで入手できる不知火のストラクチャーデッキのカードや《死霊王 ドーハスーラ》辺りを生成して投入すれば本格的な【アンデット族】デッキが組めるという贅沢なストラクである。


  • ボルテックス・オブ・マジック

2023年2月14日追加。マスターデュエル1周年記念として追加された。URが多くて組み辛かった原作ファン待望の《ブラック・マジシャン》を主軸に据えたデッキ。
内容は【ブラック・マジシャン】を組む上で重要なカードはほぼすべて入っており、《永遠の魂》と《黒の魔導陣》はもちろん、《マジシャンズ・ソウルズ》や《魂のしもべ》、《超魔導師-ブラック・マジシャンズ》もバッチリ収録されている。
また、出張としても使える《イリュージョン・オブ・カオス》はここでしか手に入らないので、「ソウルズ」を出張させるデッキならば是非とも購入したいところ。


  • スパイラル・スピア・ストライク

2023年3月15日追加。
暗黒騎士ガイアをメインに据えたデッキで、『カオス・ソルジャー』系列のカードも採用されている。
《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》や《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》だけでなく《超戦士 カオス・ソルジャー》も収録されているため、【カオス・ソルジャー】を組みたいファンデッカーにお勧め。


  • ブラックフェザーズ・プライド

2023年5月10日追加。
BFのカードが収録されており、目玉の《ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン》の他、OCGと同じタイミングで制限に復帰した《BF-隠れ蓑のスチーム》はここでしか入手できず墓地肥やしデッキではおなじみの《BF-精鋭のゼピュロス》も収録されている。
内容はシンクロデッキやBFを組みたいという人向けだが、最低でも《BF-星影のノートゥング》1枚、余裕があれば闇属性シンクロモンスターを数枚入れればほぼストラク3箱のままランクデュエルでも戦えてしまう出来
回し方こそ覚える必要があるが、格安で組める展開デッキという点が非常に魅力的で「最近始めたが何のデッキを作れば分からない」という初心者(復帰者)に対し「ふふっ……『BF』なんてどうだ?」と薦めるプレイヤーもいる。


  • ヒドゥンアーツ・オブ・シャドウ

2023年9月19日追加。
《戎の忍者-冥禪》を中心とした忍者デッキ。忍者デッキではほぼ必須な《忍者マスター HANZO》も採用されており、《蟲の忍者-蜜》《異譚の忍法帖》も新規で収録されている。
展開にやや複雑な動きや特殊な妨害を使用するので扱うにはコツが必要だがこのデッキ三箱と汎用カードを採用するだけでランクマでも戦えるレベルで質が高いため、ジェムは少ないけど強いデッキを作りたいという人でも構築できる。


  • ブルーアイズ・MAX

2024年2月7日追加。遊戯王25周年を記念したイベントの最中、マスターデュエル2周年を迎えての新情報の一つとして登場が発表された。
元祖《青眼の白龍》は勿論のこと、「ブルーアイズ」に属する大型ドラゴン族モンスターに加え、「青き眼」や《ドラゴン・目覚めの旋律》などサポートカードも多数収録されている。
儀式・融合・シンクロの要素が混ざっている他、《トレード・イン》や《ビンゴマシーンGO!GO!》の未収録もあり、完成度の高さでは一歩劣る印象があるが、必要なURカードが多い【ブルーアイズ】を組むにあたってはありがたいデッキだろう。



アクセサリー

デュエルフィールドや壁紙等、デュエルの内容には直接関わらないビジュアルアイテム。
こちらもパック同様定期的に追加されており、一部の季節もの等は期間限定で販売されている。
メイトとカードプロテクター、アイコンフレームには「デラックス版」が存在し、これらは若干値段が高い代わりにメイトとカードプロテクターはデュエルの進行状況に応じて見た目が大きく変化する特殊仕様となっている。


特設

強力な汎用カードを必ず1枚入手できる「セット商品」、期間中にデュエルでポイントを貯める事で様々な報酬を獲得出来る「デュエルパス」等を購入できる特殊なショップ。
特にデュエルパス(ゴールド版)は全報酬を受け取れば購入分のジェムが返ってくるため、出来れば買っておきたい所。
周年記念等、セレクションパックに該当しない期間限定パックもこちらの枠で販売される。



【デュエル】

各プレイヤー同士のオンライン対戦。基本的な仕様とルールは以下の通り。

  • デュエル形式はシングル戦のみ

一般的なOCGのトーナメントの2勝先取マッチ形式とは異なり、完全な一本勝負。
サイドデッキによる対策が出来ないため、デッキ同士の相性が顕著に出やすい。
本作が独自の環境を形成している大きな要因の一つ。

  • 先攻後攻はコイントス(自動処理)で表が出たプレイヤーが選ぶ

上記の通りシングル戦しかないので、OCG以上に先攻/後攻の影響がもろに出やすい。
あとちょっとで昇格できる時に限って裏が出まくるのはよくある事

  • チェーン確認はON/OFF/Autoの三種類

ONの場合は優先権が回ってくる度に、OFFの場合はチェーン確認が一切されず、Autoは特定の状況下で確認される。
この仕様上、手札誘発やフリーチェーンのカードは紙よりもバレやすい。
カジュアルではあまり気にする必要は無いが、上級者同士だとフリーチェーンカードの発動タイミング等で重要になる。

  • 初期制限時間は300秒

プレイヤーが操作可能になっているタイミングで徐々に減少し、0になると敗北。
ターンが変わると若干時間が回復する。
当初は400秒だったが、ソリティアが横行しすぎたためアップデートで短縮された。


現在実装されているモードは、ランクデュエル、フリーデュエル、イベントデュエルの3種類。


ランクデュエル

メインコンテンツ。高いランクを目指すマッチング戦。
ルーキー、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、マスターの順にランク帯が上がっていく。
各ランク帯内にTier5~Tier1があり、昇格を繰り返すことで上のランク帯へと上がり、負けると次のランクが遠のく。
プラチナランクTier5までは降格の心配はないが、それ以上だと敗北すると必要勝利回数が増え(ランク毎に最大値が決まっておりそれ以上は増えない)必要勝利回数最大の際に一定回数連敗すると降格する。
アップデート前は降格するまで必要勝利回数が増える仕様であった為3回負けると6連勝を要求されるなどザラだったが、さすがに厳しすぎた為か変更された。
ちなみに、昇格・降格寸前だとマッチ画面にその旨が表示される。


なお、マスターランクTier1は降格しない*16
また、現在のランク帯のTier5から前のランク帯のTier1には降格しない。
ランク昇格時にジェムがもらえる他、ミッションでのデュエル中に発動した効果の回数や与えたダメージといったカウントは、基本的にこのランク戦でのみカウントされる。
シーズン終了と共にランク帯が一つ下がる。なので、「一度マスターまで上げたのにまたルーキーからなら初心者相手に狩りまくれるのか……」とかにはならない。


フリーデュエル

ランクやレベル、ミッションに一切影響しないデュエルモード。
複数人でチームを組んでデュエル出来る「チーム戦」、参加人数やルールを指定したルームを作成して遊ぶ「デュエルルーム」、完全にランダムなマッチングが行われる「フリーマッチ」がある。*17
「新しく作ったデッキを試運転したいがランクを下げたくない、しかしソロモードは対人戦想定の相手としては弱すぎる」といったケースでは重宝するだろう。
また、デュエルルームはルームIDを設定してプライベートルームにする事も可能で、自分で考えた特殊レギュレーション大会の場として利用する事も出来る。


イベントデュエル

アプリゲームではお馴染みの期間限定イベント。
対人戦をメインとしたTCGという事もあり、特殊なルールでのデュエルが行われる事が多い。
公式では特に分類は無いものの、主に以下の種類のイベントがある。


フェスティバル

最も開催頻度が高いイベント。特定のテーマに沿った特殊なリミットレギュレーション(禁止・制限カードリスト)を用いてデュエルを行う。
他のモードで適用されている基本のリミットレギュレーションに、更にそのテーマ以外のカードを使用禁止にするものが多い。(エクストラデッキはエクシーズモンスター以外使用禁止、等)
殆どの場合、メインテーマの名前をとって「〇〇フェスティバル」というイベント名で開催される。
ソロモードをテーマにした「テーマクロニクル」やアニメで活躍したデッキをテーマにした「レジェンドアンソロジー」等、たまにフェスティバルとつかない事もあるが基本的には同じ形式である。
初期には「Reg.」というランク形式のイベントも開催されたが、大不評だったためか第1回以降行われていない。


イベント内では専用のポイントがあり、勝利すると500ポイント、敗北しても50ポイントが貰える。
このポイントが一定数に達するとジェムやチケット等の報酬を獲得出来る。
また、イベント中はデイリーミッションとは別にイベントミッションが期間限定で設定され、これをクリアする事でもジェムを入手可能。
全て達成すれば3000前後のジェムが手に入るため、新しくデッキを組みたいがジェムが無いというプレイヤーにとってはチャンスとなる。
一部を除き、フェスティバル向けに構築された1~3種類のレンタルデッキが用意されている。


専用レギュレーションではイベントテーマにメタを張るカードの他、汎用性が高すぎるカードや頭一つ抜けて強力なカテゴリカードも規制対象になりやすい。
初期の頃は規制が甘く、敗北ポイント目当てで高速周回する自爆デッキやレギュレーションの影響が少なかった【真竜】等のメタビートデッキが跋扈する等、企画倒れの状態となっていた事もあった。
後に回数を重ねる毎に見直しが図られ、こうしたイベントの主旨に反するカードは軒並み禁止カードに指定される様になっている。
エクシーズフェスなのにエクシーズメタの「飛翔するG」が何故か使用可能だった事もあったが*18



  • エクシーズフェスティバル

記念すべき最初のイベントデュエル。期間は2022年2月17日~24日。
最初のイベントと言う事かイベント内容はシンプルで「EXデッキはエクシーズ以外採用禁止」。
「ならEX使わないデッキが猛威を振るうのか……具体的にはエルドリッチとか」と思いきや、そこはさすがの運営。
宣告者などの各種儀式テーマ・エルドリッチ・真竜・帝・ドラグマ・エクゾディアのような「エクシーズ?なにそれおいしいの?」なテーマや、
エクシーズ召喚に干渉しかねない強烈すぎるメタカードは軒並み禁止カードにブチ込まれている
Twitterは「エルドリッチ禁止」のトレンドで埋まってお祭り騒ぎになった


しかし、さすがに最初のイベント故にカード資産不足に悩まされたプレイヤーも多く、
先攻ワンキルが可能な【大逆転クイズ】やしれっと規制を逃れた【クリフォート】や【インフェルノイド】、各種結界像を使った【メタビート】など、エクシーズを全く使わないテーマも結構蔓延していた。
これについても、エクシーズ召喚を行うデッキ同士での対戦を望んでいるプレイヤーからは批判もあったが、これは上記の資産不足のプレーヤーの事を考えれば仕方のない措置とも言える。
しれっとメタカードになりうるデビリアン・ソングも漏れていたがイマイチ流行らなかった。天霆號とかレベル1のせいでレベルの下がりようのないLLの影響もあるだろう
真っ当にエクシーズモンスターを使用するデッキは【希望皇ホープ】【ヌメロン】【幻影騎士団】【ギャラクシー】【ガエルバージェストマ】などが多い。
更には「負けても数を重ねればイベント報酬が貰える*19」「ランクはランクデュエル依存なのでイベントでは勝っても負けても一切変化しない」という点を悪用し、
低レアリティカード中心で組める【自爆デッキ】でわざと敗北して高速周回するプレイヤーまで出現し物議を醸す*20*21事態になるなど、なかなかの魔境と化していた。
挙句の果てに【自爆阻止デッキ】*22という冷静に考えれば何の意味もないもので戦いだす御仁も現れる始末であり、Twitterで「自爆デッキ」がトレンド入りする始末である。
流石に運営も看過できなかったのか、早急に勝利ボーナスを大幅にアップする対応をとった。
この運営の対応は概ね好意的に捉えられているが、やはりランク変動がないのとマトモに戦うと時間がかかるのに対して自爆敗北は一戦数分程度なのは変わらないので依然として【自爆デッキ】も多数残っていた。


  • N/Rレアリティフェスティバル

期間は2022年3月23日~4月4日。
今回のルールは「使用できるカードはゲーム内のノーマル・レアのみ」。
大半のテーマの主力・切り札はSR以上と言う事もあり弱体化を余儀なくされる事になる。
その中でもノーマル・レアだけでも十分なデッキパワーを持つ【メガリス】【時械神】【天威】【パシフィス】等は緩い制限がかかっている。


また、前回のイベントの反省か主要な自爆系のカードもすべて禁止され、限定ミッションも見直されて自爆デッキで挑むメリットも減った。
さすがに自爆系のカードを全把握とはいかなかった為か、「ワンチャン!?」のデメリットダメージを悪用するとか壊獣と「超カバーカーニバル」で自爆特攻コンボ*23を組んだり……と多少の抜け道はあるが、これらも前回ほどの回転率は無く自爆デッキは明らかに減少している。
また、バーンカードも規制。加えてフィールド魔法サーチとして優秀な「惑星探索車」も制限カードに。
手札誘発による妨害カードが軒並みSR以上なため、ランク戦と比べて低速な環境である。
一方で羽根帚のような魔法・罠の全体除去がないため伏せカードが残り続ける状況が多く、低速なだけでなく確認処理で操作時間が増えている。


こうした中で圧倒的な展開力を有する【メタルフォーゼ】、サーチがあるので規制が無意味だった【メガリス】、ラビオンやセブンシンズを出しやすくハートアースで制圧もできる【無限列車ガジェ】、召喚ミッションを手早く終わらせられる【妖仙獣】の活躍が目立っている他、未界域・ドラゴンメイド・バージェストマ辺りは単体でもそれなりだが出張での活躍も見られる。
一方でシンクロ体が使えないため猪・鹿・蝶を呼び込もうと延々と引いては確認させてくる【花札衛】は時間をごっそり奪っていく地雷と化した。
デッキパワー的には【メガリス】一強と言っても過言ではないほどメガリスが強力…だが、儀式召喚をメインとしたデッキであり、ベトールによる効果破壊を多用するためあとメガリスが見えた瞬間に即サレされやすい、「戦闘破壊をする」、「(通常)召喚をする」といった限定ミッションをなかなか達成できないといった欠点を抱えているため圧倒的に使用率が高いわけではない。


  • シンクロフェスティバル

期間は2022年4月12日~22日。
今回は「EXデッキはシンクロ以外使用禁止」と言うルール。
シンクロのみということでハリファイバーは当然出禁になった為、普段からシンクロデッキを使用してる決闘者も構築の見直しを余儀なくされた。
また、シンクロデッキは全体的にレアリティが高くなりやすいという懸念点があったのだが、それに対応するためかかなりガチなレンタルデッキが配布されている


……のだが最大の失策としてスキルドレイン、帝王の溶撃、超古代生物の墓場、センサー万別、群雄割拠、御前試合などのイベントの趣旨を真っ向から否定するような致命的なロックカードが普通に使えてしまい、運営がそれに対し緊急で規制をかけることもしないという対応ミスをしてしまった。
更にシンクロデッキ共通の特徴として展開が複雑で回すのが難しく、頭を使うと言う特徴もあり使うために練度を要するため、前述のエクシーズフェスティバル以上にシンクロ不使用のデッキが蔓延、シンクロしないフェスと揶揄される羽目になってしまった。
EX0枚と言う企画倒れなデッキまで登場する事も。せめてEX入れないと参加できない制限くらいあっても良かったのでは?
しかも「戦闘破壊を行う」という現代遊戯王とズレた条件のミッションがNRフェスから続投。


具体的にはNRフェスからの流用でそれなりに戦える【メガリス】、エクストラを使わない主要なデッキが消える中しれっと生き残った【ウィッチクラフト】【王(ジェネレイド)】*24、規制が緩く大して影響がなくヘイトを集めてTwitterのサジェストでも叩かていれた【真竜】、相変わらず規制を逃れた【クリフォート】【バージェストマ】(地味に全フェス皆勤賞)、何故か許されたシンクロメタの【機皇帝】などが蔓延っている。
もはやフェス名物となった自爆デッキも規制にめげず健在。サイバネティックはコスト=ライフを0にできないからOKだと思われてるのだろうか?


シンクロデッキでは上述のレンタルデッキが配布された【ジャンクドッペル】や【スピードロイド】、元からリンクに頼ることがなくVFDなしでも戦える【電脳堺】、トリプルチューニングによって現れる《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》を切り札とする【レッド・デーモン】、ランクマでも定番のシンクロデッキである【アダマシア】、デュエルリンクスで活躍した期間が長くソロモードで無料ストラクが貰えた【不知火】、手札誘発がコンセプトで1ターンが短い【PSYフレーム】などが多い。
また、戦闘破壊ミッションの消化のため相手の場にトークンを生成して戦闘破壊する手法も取られ、「サボウファイター」+「EMカレイドスコーピオン」による無限ループや「ドラゴンノイドジェネレーター」(+ブラックガーデン)による共犯者探しも行われた。


なお、シンクロ召喚封じと言うフェスの目的全否定の効果を持った《天刑王 ブラック・ハイランダー》はシンクロモンスターなのにフェスを出禁にされている


  • フュージョンフェスティバル

期間は2022年5月12日~23日。
エクシーズ・シンクロと来て今回は「EXデッキは融合以外使用禁止」。
当然の事ながら《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》は使用禁止そのまま帰ってくんなである為、基本的に融合要素は手札に引き込む必要がある。
また、特殊召喚メタ・融合メタに関しても強めの制限がかけられている。ただしなぜかN/R縛りでもないのに《惑星探索車》が制限になっている。
主に各種結界像や《フォッシル・ダイナ・パキケファロ》、《融合禁止エリア》などが軒並み禁止カードに。王宮の勅命も当然禁止。
その割に融合メタになる魔封じの芳香がノータッチなのはいかがなものか?
ただし何故か融合解除は許された。
そしてようやく多くのユーザーを悩ませていた「戦闘破壊」ミッションが廃止。ただ単に「カードを破壊する」ミッションに置き換わった。
「特殊召喚をする」ミッションもある為、特殊召喚が不得手な【真竜】も少し勢いが落ちている。


しかし、このフェスの3日前によりにもよってあの《D-HERO デストロイフェニックスガイ》が実装されてしまったのが運の尽き。
レンタルデッキの一つにも2枚積まれているのでいかなるデッキからも《フュージョン・デステニー》が飛び交ってデスフェニがヒョイヒョイ出てくる羽目に。こうなるのわかって実装しただろ
誰が呼んだか不死鳥フェスまあ確かに融合はしているが
ただ、救済措置なのか《超融合》が無制限であり、これで相手のデスフェニを処理するという手段が可能であったので「寧ろこのフェス後攻が有利なんじゃないか」と噂されていた


主なデッキは融合が十八番の【HERO】・【シャドール】・【召喚獣】・【デスピア】・【サンダー•ドラゴン】など。
ただ、【召喚獣】はアルテミスを使った一枚初動ができず、【シャドール】もリンク素材に変換してネフィリムを落とすという動きが出来なくなっているなど、リンクモンスター喪失の影響も大きく出ている。
いよいよ追加された《白の聖女エクレシア》により完成度が上がった【アルバスの落胤】も比較的多め。
なお相変わらず【ジェネレイド】【クリフォート】【バージェストマ】といった面々は規制を逃れている。
強力な魔法メタカードである《魔法使いの里》が無制限であるため【ウィッチクラフト】等の魔法使い族デッキも見かける。
また、【恐竜族】【エンディミオン】【アンデット族】、マシンナーズ等の【地属性機械族】などのメインデッキに強力なモンスターを有するストラクチャーデッキ組も皆勤。
このあたりはデッキを組むのに必要なポイント数が多いのでデッキを使っている絶対数が少ないからだろうか。


ちなみに、何気に黄金狂のおかげで今まで出禁を喰らい続けた《黄金卿エルドリッチ》が1枚だけ採用可能になった。


  • リミットワンフェスティバル

期間は2022年6月16日〜6月27日。
今回は「同名カードは全て1枚しか入れられない」。言葉通り(禁止カード以外の)全カードがリミットワン。
所謂TCG用語でいうところの「ハイランダー」をコンセプトとしたルール。
多くのデッキはキーカードが1枚だけとなるので構築に難儀することになる。
そこでありとあらゆるチューナーを特殊召喚するカードを積みハリファイバーを召喚する「ハリラドンフェスwithデストロイフェニックスガイ」と化す…
と、思いきやまさかのハリファイバーとアナコンダが禁止カードに
他には《王宮の勅命》《虚無空間》《スキルドレイン》といった前者2枚はOCGで禁止カードにもなっている強力な罠カード、お手軽後攻ワンキルカードの【ヌメロン】、制圧カードの《真竜皇V.F.D》も禁止に。
更に各種召喚法フェスで場違いながらも活躍し続けてきた【真竜】からついに緑のおっさんこと《真竜拳士ダイナマイトK》が禁止となった。このフェスで規制する必要があるかはわからないが。


ちなみやはりというか《海》は全種類まとめて1枚しか入れられないので全国のアトランティスの戦士は気をつけよう。


いざフェスが開催されると、真っ先にデッキに入ってくるカードが《影星軌道兵器ハイドランダー》。
本フェスでは実質3枚墓地肥やししながら素材も使わずドランシアと同じ効果を持つ3000打点のカードへと早変わりした
ノーマルなので非常に生成しやすいのもポイントで、困ったらとりあえず入れとけなカードに。
最近お仲間も増えて、今ハイドランダーが熱い


環境では、主に規制に次ぐ規制で元から制限カードだらけでデッキを回していた【オルフェゴール】、【レベル3グッドスタッフ】とも言える【幻影騎士団】がトップメタ。
全カード1枚では流石に単独でデッキにはならないものの、【相剣】や【召喚獣】は出張性能が高いことから他のテーマとの混合という形でそれなりに見かける。
これら単体で強力なギミックをありったけ詰め込んだ出張連合軍デッキがハイランダーで頑張って組まれたテーマデッキを粉砕するという光景もよく見られる。


  • エクストラゼロフェスティバル

期間は2022年7月19日〜7月28日。
今回は「エクストラデッキに入るカードは全て禁止」。
当然エクストラデッキに依存するテーマは全てまともに戦う事は不可能となる。
また、リリースに制限をかける《生贄封じの仮面》や、エクシーズやリンクが使えない都合避けようもない《グラヴィディ・バインド》等は制限がかかっている。
EXデッキに頼らない真竜や時械神に関しても一部に制限。


だが、このフェスの8日前にEXデッキに頼らない【勇者】【ふわんだりぃず】が実装されてしまったのが運の尽き。
しかもレンタルデッキの内2種がしっかりこのテーマになっていた事もあり、環境は勇者と鳥で溢れかえった。
あれこの流れ2回前も見たぞ


主なデッキは規制がかかっても強い【真竜】を始め、【エルドリッチ】【ウイッチクラフト】など。


  • シンクロエクシーズフェスティバル

期間は2022年9月20日~9月30日。
今回は「エクストラはシンクロとエクシーズのみ」というネタ切れを感じる一風変わったレギュレーション。
レベルで足し算をするシンクロとレベルを持たないエクシーズは何も考えずに使えば当然折り合いは悪い。
その為、一部デッキを除くと自然とどっちかに偏りがちになりやすい。


エルドリッチや真竜、自爆パーツなどのお馴染みの面々に加え、《スキルドレイン》に加えて《御前試合》などの強力な永続罠、
更に追加されてまだ間もない《流離のグリフォンライダー》も禁止送り。そのまま帰って……あれこの流れどこかで(ry
また、《クリフォート・ツール》が禁止になり、今まで地味に生き延びていた【クリフォート】はついにフェスを追放された。


とにかくEXデッキに触れもしないようなカードは規制……と言うこのレギュレーションは概ね好評だが、
そんな中《TG ハイパー・ライブラリアン》の謎の禁止指定には多くの決闘者から疑問の声が上がった。
更には《ジェット・シンクロン》と《ジャンク・コンバーター》も制限。KONAMIはジャンドに何の恨みがあるんだろうか。


環境ではシンクロのみで安定して戦える【相剣】がトップメタ。その他にはシンクロとエクシーズで戦うというコンセプトそのまんまな【電脳堺】や【十二獣】【ヌメロン】、実は未だにフェス皆勤賞の【ベンケイワンキル*25】が多い。


  • アンチスペルフェスティバル

期間は2022年11月17日~11月29日
今回はズバリ「魔法カード禁止」というこれまた強烈なルール。
当然魔法に依存しているデッキは機能停止するほか、ライスト羽根帚のような除去カードも減るので罠ガン伏せ布陣を突破する手段が限られる。そのため、《神の宣告》をはじめとした一部の強力な罠には規制がかかっているほか、このルールだと《王宮の勅命》レベルの拘束力を発揮する罠封じカードの《王宮のお触れ》も禁止。
総合して罠カードが非常に強力なルールといえるだろう。ひょっとして運営はこのフェスを見越して《レッド・リブート》を緩和したんだろうか
また、《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》も当然禁止な為、手札誘発が非常に通りやすい環境となっており、自由枠が広く誘発を多く積めるデッキも全体的に強力。


主なデッキとしては元から罠ビートとしてデッキが完成している【蟲惑魔】【オルターガイスト】のほか、モンスター(と一部の罠カード)だけで展開・制圧・除去までこなせる【魔術師】【鉄獣戦線】、もはやフェスの常連となりつつある【相剣】【十二獣】などが多い。



デュエルトライアル

フェスティバルよりも短い期間で実施される小規模イベント。
その分報酬も少なく、基本的に3回勝利すればその時点での最新のセレクションパックが手に入るのみで、イベントミッションも無い。
トライアルという名前の通り実験的な要素が強いイベントでもあり、カード単位のレギュレーションでは無く根本のルールからして特殊なデュエルが多い。
その内容も様々で、「レンタルデッキのみ使用可」「先攻後攻でデッキが変わる」といった堅実なものから、「制限時間30秒」「ライフポイント2024でデュエル開始」「デュエル開始、双方の手札に《原始生命態ニビル》*26が加わる。」の様な明らかにネタに走ったというか別ゲーになりかけているものまで開催されている。


デュエリストカップ(DC)

数か月毎に開催される、最強の座を賭けて覇を争う大会イベント
リミットレギュレーションはランクデュエルと同じものを適用。
イベントは2段階に分けて行われ、1stステージ(予選)と数日遅れで開始する2ndステージ(本選)がある。


1stステージではレベルが設定されており、一定回数勝利を重ねるとレベルが上昇し、逆に一定回数敗北すると下がる。
ただし一定のレベルに達すると、敗北してもそれ以下に下がる事は無い。
レベルが20に到達すると予選突破となり、2ndステージへの参加が可能になる。
2ndステージではポイント制になり、勝利するとポイント獲得、敗北でポイントを失う。
そうしてデュエルを繰り返していき、最終日時点でのポイント数によってランキングが決定し、上位者には称号が授与される。


当然ながら環境やメタの読み合いはランクデュエル以上に熾烈。
現実のトーナメントと違い負けても即敗退とはならないため試行回数も大事だが、安定して勝ち続けるには高いデッキパワーだけでなく、どの様なデッキが流行っているかなどの環境に対する理解が要求される。
非常に特殊な形式での大会という事もあり、意外な地雷デッキが上位に入賞する事も少なくない。
運営にとっても環境の具合を見る意味合いもあるらしく、DC終了後の新しいリミットレギュレーションでは大量のカードが規制・緩和されるのが恒例となっている。


なお、フェスティバルと同様の報酬やイベントミッションも用意されており、本選に進出する気がなくてもジェム目的で参加するのも有り。


World Championship(WCS)

年に一度開催される世界大会。
基本的な流れはDCと同じで、2ndステージが「エリア代表決定戦」となっているのが大きな違い。
エリア代表決定戦で上位にランクインしたプレイヤー数名が、エリア代表として世界大会のマスターデュエル部門(オフライン)への出場権を得る。
上位の内何名が出場できるのかはエリアごとに異なる。



【ソロモード】

本作におけるいわゆるストーリーモードであり、新規プレイヤー向けのチュートリアルの要素も内包している。
チュートリアルとその延長線上のコンテンツや、様々なカードテーマを題材としたストーリーをまとめた「ゲート」が多数存在している。
各ゲートではデュエルの練習やストーリーの観賞の他、登場したカードを取り入れたレンタルデッキでのデュエルができる。
ストーリーを含むゲートは基本的に、ストーリー→レンタルデッキを用いてテーマの動きの解説→そのデッキか自前のデッキでNPCとデュエル→ストーリーという流れ。(一部のものは更にストーリーやデュエルを挟む)。
ストーリーを観賞したりデュエルに勝利したりすると、決められた報酬を入手できる。中にはURの汎用カードや、テーマデッキでは必須級の強力なカードを入手できる場合もある。
「オーブ」という専用アイテムもあり、これを消費して各ゲート内の扉を開放すると、アイコン、プロテクター、メイトなど特別な報酬が貰えるデュエルに挑める。


詳細はこちらを参照。



【その他】

DUEL LIVE

他のプレイヤーのデュエルをリプレイ形式で観戦できる。
メイン画面のショートカットから入った場合は直近のデュエルからランダムで再生される。bot vs 自爆デッキみたいなクソマッチを引いたら笑うしかない
デイリーミッションにも設定されており、見ると僅かだがジェムが手に入る。
途中でリプレイを終了してもミッションクリア扱いになるので、余裕があれば貰っておこう。


DUEL LIVE画面から入った場合は、ランク戦・フリーマッチ・イベントからランダムにピックアップされた対戦カードから自分で選んで再生する。
どのデッキが使用されているかはプレイヤーが設定した「代表3カード」である程度推測可能。
世界大会マスターデュエル部門が開催された際は決勝戦のリプレイが期間限定で公開された。


マスターデュエル検定

2023年11月6日実装。プロフィール画面右下にある「MD検定」からプレイできる。
内容はクイズ形式の『学科』と、ランクマッチやイベントデュエルで特定の課題を達成する『実技』の2つ。
現在は15段まであり、一段クリアしていく毎にレガシーパックチケットやアイコン、プロテクター、メイトなど様々な報酬が貰える。
『学科』の問題は遊戯王OCGの基礎的なルールに関するものをはじめ、イラストからカード名や攻撃力を答えるもの、通常モンスターのフレーバーテキストに関するもの、ソロモードの内容に関するものまで多岐にわたる。
段位が上がると『スキルドレイン発動中にスキルドレインと同じ縦列でセットされた無限泡影を発動しようとするとどうなる』といった本格的な問題になっていく。
中には人喰い虫の種族を問うなどベテランのプレイヤーを引っかけさせる問題もある



【環境の推移】

#openclose(show=▽ サービス開始~2023年1月まで){
前述の通り、開始時のカードプールはOCGでいうと2021年6月頃までのカードとなる。
基本パックではドラゴニック・ホープレイのライトニング・オーバードライブ(2021年1月16日発売)、コンセプトパックはデュエリストパック-疾風のデュエリスト編-(2021年5月22日発売、ただしLLのカードがメイン、SR等は未実装)までが実装されている
これは海外の「遊戯王TCG」に合わせている部分があるものと思われる。


2022年4月4日にアップデートが入り、基本パックではドーン・オブ・マジェスティ(2021年4月17日発売)までのカード、また収録されなかったSRの新規なども今回から収録されている。
TCGでの実装に合わせる都合上、どうしてもラグは生じてしまうようだが今後も新規カードが収録されていくのは明らかになった。
バロネス追加でここまで大騒然になるのだから、勇者シリーズなんて追加されたらどうなることやら
今後の追加スケジュールは現状不明だが、概ね1か月程度に1回と言ったところか。
また、海外のTCGとの擦り合わせもあってか、なんと海外先行カードも一部ではあるが実装されている。当然、日本名の発表もマスターデュエルが初となる。


初期の最高Tierであるプラチナランクでよく見かけられるデッキは、【エルドリッチ】【(LL/十二獣鉄獣戦線】【ドライトロン宣告者】【電脳堺】【ドラグマ召喚獣】【壊獣カグヤ】【未界域暗黒界)】
ほぼモンアダマシア】【@イグニスター】等の【サイバース族】系統、【真竜】【プランキッズ】【サンダー・ドラゴン】【幻影騎士団】【ドラゴンメイド
オルターガイスト】【閃刀姫】【召喚シャドール】【ヌメロン】【叢雲ダイーザ】【結界像ビート】などの【メタビート】……など。
やはりOCGでも結果を残したデッキが多くを占めているが、シングル戦(サイドデッキ無し)という環境も手伝ってかどれか一強・一色には染まっておらず、地雷デッキや拘りのファンデッキでのプラチナ到達・プラチナTier1到達報告もそれなりに多い。
特に原作・アニメ出身組の中でも人気の高い【ブルーアイズ】・【希望皇ホープ】に至っては「tier3~4程度の実力があるのではないか」とする意見も多く、処理の難しいカオスMAXに関しては復帰組からも「強すぎる!」「さすがは青眼の進化系!」と嘆きと称賛の声が上がるほどであった。


・・・・・・とはいえ、最初の4デッキはその制圧力又は継戦能力が非常に強力であり、プラチナ帯でも非常に多く使用されているなど、事実上のトップメタといえる。
特筆すべきはやはり【ドライトロン宣告者】であり、これは「DEF3000と戦闘にも強い《崇光なる宣告者》により、相手の行動をほぼ全てカウンターし実質何もさせずに勝利する」という何ともエグいもの。
また、この中では「エクストラデッキの依存度が低い*27」「シークレットパック1つで主要カードが揃う*28」「複雑な展開ルートを覚える必要がなく、初心者でもある程度扱いやすい」と3拍子揃った【エルドリッチ】が格段に組みやすく、組みたい人や対策を調べたい人が検索した影響でTwitterのトレンドにもなったほど。


現状はシングル戦のみでサイドデッキが無く、マッチ戦で対策されやすいデッキは比較的戦いやすい環境と言え、こうしたデッキも多く見られる。
サイバー・ドラゴン】【列車】【(芝刈り)インフェルノイド】の様な後攻1ショットキルを狙えるデッキ、
エクゾディア】などの特殊勝利デッキ、【チェーンバーン】【ウォールバーン】などバーンデッキが挙げられる。
永続カードがやや割られにくい事を利用し、《スキルドレイン》を採用した【ブラック・マジシャン】、【サブテラー】を《センサー万別》等でメタ寄りにした【導師ビート】、《カイザーコロシアム》を採用した【トゥーン】、《魔法族の里》を採用した【ウィッチクラフト】・・・・・・といった汎用永続カードで補強する事で環境外デッキを勝たせるなどの工夫も見られている。
変わったところでは、《No.59 背反の料理人》と《アストラル・クリボー》又は《ライトハンド・シャーク》を組み合わせて無敵のモンスターを特殊召喚するロックデッキ*29が、マスターデュエル独特の地雷デッキとして活躍している。


サイドデッキが無いということは、苦手なデッキへのメタカード(特に「壊獣」の採用率は高かった)をメインデッキに投入するか否かも重要。
そういったメタカードの投入率が高ランク帯になればなるほど高いため、「強力な先攻制圧モンスターを1体だけ立ててエンド」というプレイが逆に起点にされるという光景も見られるなど、早くもマスターデュエル独自のメタが形成されつつある。
メインの展開パーツ、手札誘発、各種指名者、後攻捲り札などの兼ね合いで頭を悩ませることも多く、OCGとはまた違ったデッキ構築の趣がある。



環境はちょっと遡ってるだけで現代遊戯王そのものであるため、先攻制圧や後攻ワンショットキルが当たり前のように飛んでくる
また、デッキにもよるが、《増殖するG》、《灰流うらら》、《無限泡影》、
エフェクト・ヴェーラー》、《墓穴の指名者》、《原始生命態二ビル》など手札誘発も当然のように使ってくる
なので手札誘発や先攻制圧のある遊戯王なんて嫌いだ!という御仁には少々きついかもしれない。
ただしゲームの処理の都合上相手が誘発を握っているのかどうかは分かりやすい面もある。
とはいえどんな誘発を握っているかまではわからないので《オネスト》のようなクイックエフェクトでも牽制になるし、ニビルは発動条件を満たすまで選択画面が出ないのでバレづらい(逆に条件を満たすとバレてしまう点には注意)。
ちなみに汎用全体除去である《ライトニング・ストーム》がセット販売されている影響で比較的入手しやすく、そのためどのデッキからも全体除去がぶっ飛んで来る状態となっており残念ながら攻撃反応型罠にはやや受難な環境である。


また、シングル戦の性質上、先攻の展開・制圧に長けたデッキが有利すぎる、強固な耐性を持つモンスターの突破が困難という声は根強い。
これは比較的先攻1ターンキルが決まり易い性質でもあり、その中でも【D.D.ダイナマイト1キル】【EM魔術師1キル】、次いで【イグナイト1キル】辺りは「成功率が無視できないレベルなのではないか」との批判もある。
これについては、今後のリミットレギュレーションの改定やマッチ戦の追加による環境の変化が期待される。


そして2022年5月にて独自のリミットレギュレーションが更新。
その内容としては特に【ドライトロン】と【エルドリッチ】が大きく規制されておりOCGより厳しい規制が為されている。
特にエルドリッチはコンキスタドールの制限により除去手段が減り、得意のリソース勝負力がやや落ちたことで今後は厳しくなるという声が多い。
他は【鉄獣戦線】、【電脳堺】、【アダマシア】、【幻影騎士団】などのカードが準制限となった。
ただこれらは痛手には違いないがそこまで致命傷とはならず今後の環境でも活躍することが予想される。
……といった考察があったが、リミットレギュレーション更新と共に新たなパックが登場し、【相剣】や《D-HERO デストロイフェニックスガイ》が実装されたため今後の環境がどうなるかは不明瞭となっている。
《真竜皇V.F.D》が健在のままデストロイフェニックスガイが来襲したが大丈夫だろうか。
そしてダイヤ帯実装とともに始まった新環境だが目新しさもあって【相剣】がトップクラスになっており、あらゆるデッキにデストロイフェニックスガイが搭載されている環境となっている。
また、規制により数を減らすと思われていた【エルドリッチ】が環境から魔法・罠除去カードが減ったことでむしろ規制直前以上の採用率を見せるというメタデッキらしい動きがあった。


ちなみに上記の「デスフェニ出張ギミック」は実装後多数のデッキで大活躍を見せ過ぎ、いくらなんでもメスが入るだろうと予想されていた。
そして来る22/08/31、《D-HERO ディバインガイ》が禁止カードとなり出張採用は減少するに至った・・・・・・そう、《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》や《フュージョン・デステニー》ではなく素材のディバインガイが、である。
多くのプレイヤーは融合するカードそのものに規制が入ると予想していたのだが素材を規制というOCGとは違う方向性の規制であり、「殺してやるぞディバインガイ」とガチ方面でもネタ方面でも盛り上がっていた。
当初こそ驚かれたもののディバインガイの2ドローを失った事で実際出張性能はある程度ダウンし、間違った規制ではなかったという見方が大半である。


そして2022年の悪夢ともいえる【イシズティアラメンツ】も《ティアラメンツ・シェイレーン》や《壱世壊=ペルレイノ》、《古尖兵ケルベク》など一部規制された上で実装されたが瞬く間に環境を席巻。
《壱世壊に奏でる哀唱》等を《テラ・フォーミング》や《簡易融合》*30を巻き添えにしつつ少しずつ規制していくが、それでも勢いは止まらず、そしてついに23/9に《ティアラメンツ・メイルゥ》《古衛兵アギド》、23/10に《古尖兵ケルベク》とを禁止にすることで【イシズティアラメンツ】は環境から姿を消した。
《ティアラメンツ・クシャトリラ》に関しても《ティアラメンツ・クシャトリラ》及び《六世壊=パライゾス》を制限カードで実装することで【クシャトリラティアラメンツ】はランクマで見かけこそすれ紙のように環境で一強となるほどの大暴れをすることは無かっただったらイシズティアラメンツももう少し強く事前規制をしておけば・・・・・・
このため、禁止にされることが実装当時から予想されていた《ティアラメンツ・キトカロス》が生きており、こちらも『共通効果で融合召喚を行うモンスターを規制にする』形でOCGとは違う方向性の規制を行っている。
その後は単独で主役、という形ではないが、残った「ティアラメンツ」達は強力な墓地肥やし性能を買われ【60枚GS(グッドスタッフ)】のパーツとなるなど環境で引き続き大きな活躍を続けている。

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やはりというか、上記の様に2023年のマスターデュエルは「OCGの2022年組」が実装された時期であり、「【VS】が2023年分まで実装され当初のOCGのそれより比較的強い」などの不確定要素はありながらも、概ねOCGでも強かったその面々や2022年基準の強化受けたデッキが順当に環境tier1・2の地位を占めている。
【スプライト】こそ事前規制が大きく「新たないち環境デッキ」範疇のパワーだったもののやはり【イシズティアラメンツ】到来後はマスターデュエルでも明らかなパワーインフレが目立つようになった。
【イシズティアラメンツ】によりハードルの上がったパワーバランスから来る後の環境デッキは少なくとも規制後の【イシズティアラメンツ】よりは強くなければならず、上がったパワーの水準に合わせて後の【クシャトリラ】や【ピュアリィ】といったデッキが緩い事前規制で実装され、【ラビュリンス】や【深淵烙印デスピア】もそのまま強化を受けている。
これは「環境トップとそれ以外」の差がそれまで以上に露骨となった事でもあり、ランク戦で通用するデッキが更に限定されてきている。


「通用するデッキの選択肢は狭まりつつも、リミット規制ついては「環境上位デッキ同士のパワーバランス」に関しては高評価する声もそれなりに出ている。
環境の変化の速いマスターデュエルにおいて「デッキそのものを潰さず規制をかける」というのは難しく、運営陣の尽力が感じられるところである。
「環境外デッキ」に関しても【EM魔術師】【エンディミオン】といったペンデュラムテーマ、2022年基準の特異な除去手段を得た【六花】、【閃刀姫】【イビルツイン*31】【蟲惑魔】【海晶乙女(マリンセス)】といった比較的新しいリンク中心・リンク体を持つテーマはデュエリストカップや有志の大会で結果を残す事もあり、完全にノーチャンスだったというわけではない。
他には、例えば《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》が制限カードのまま生き残っている事で、【ラビュリンス】に「アルバス君+《烙印融合》+その融合体」を出張させた【烙印ラビュリンス】なるデッキが登場*32し活躍したりなどマスターデュエル独自の環境デッキも見かける。


その一方で、テーマカードを生き残らせるためか汎用カードの規制がかなり強まっており、上記の《テラ・フォーミング》や《簡易融合》等の例に加え、【斬機コード・トーカー】では《斬機サーキュラー》は無規制*33のまま《サイバネット・マイニング》が準制限となったり、【神碑】や【ラビュリンス】で使用された《群雄割拠》等の汎用の展開抑制永続罠カードが軒並み制限カードとなっている。
「(ストラク出身ではない)高レアリティカード及びパック販売中カードへの規制が難しい」という商業的理由及び、インフレしているがゆえかテーマカードにはやや甘い緩和策も取られており、逆に「やや古いカードとはいえシングル戦で大丈夫か?」と心配される制限復帰もOCGに先駆けマスターデュエルが先に行う事もある。
また、2023年後半から「【ラビュリンス】等の抑制のため《強欲で金満な壺》を規制する」といった形で汎用ドローソースカードの規制が(上記の商業的理由も合わさり)強まった。


その結果2024/01/10の時点で「《命削りの宝札》が禁止カード、《強欲で金満な壺》・《強欲で謙虚な壺》・《強欲で貪欲な壺》・《金満で謙虚な壺》が制限カード」と、シングル戦という事情はあるとはいえ汎用ドローソースがまともに使えないレベルになってしまった。
更にシングル戦故に召喚を制限するカードも処置は厳しく、こちらも2024/01/10の時点で「《スキルドレイン》・《御前試合》・《群雄割拠》・《センサー万別》・《カイザーコロシアム》が制限カード」になってしまい、《インスペクト・ボーダー》の制限もあって【メタビ―ト】は壊滅的な打撃を受けることになった。
これにより、デッキの回転を汎用ドローソースで補い、展開力がそう多くないデッキではロック系永続罠を採用する事の多かった所謂「環境外・ファンデッキ」の類はデッキそのものを動かしたり事が余計に難しくなったと言える。



【余談】

  • 驚くべきことに、これだけの数のカードを一挙に実装していながらサービス開始時点での不適正な挙動*34やバグがほぼ皆無。
    不可解な挙動が起きてバグだと思ったら実は制約を忘れていただけというのはよくある事
    とはいえデジタル媒体である以上0ではなく、新規カードが実装されたタイミングなどでバグが発見される事例は存在する。
  • ブルキバグ

サービス開始時に発見された、初期中の初期のバグ。
フィールドに《炎星仙-ワシンジン》がいて墓地から《殺炎星-ブルキ》を特殊召喚すると強制敗北するという奇怪なバグが発見されたが数日後には修正が行われた。

  • カード消滅

《アフター・グロー》実装後、一度デッキを0枚にしたあと《アフター・グロー》などで1枚だけ補充し通常のドローを行った場合に限りドローしたカードが消滅してフリーズした上に強制敗北するバグが発見されている。
デッキが0枚にならないようにするか、相手が《地獄の暴走召喚》などこちらのデッキに干渉するカードを使ってくれれば回避は可能。発見後しばらく放置されていたが、後に修正された。

  • 《融合》召喚

2023年5月下旬には《融合破棄》を使うと本来特殊召喚される融合素材は特殊召喚出来ず《融合》が特殊召喚される*35という摩訶不思議なバグが発生した。
この特殊召喚された《融合》はきちんと(?)モンスターカードとして扱われており、攻撃したり各種素材に使うことが出来る。*36
《融合破棄》自体が全くといっていいほど使われていないカードでバグ使用でもメリットがほぼ無く、数日で修正されたため被害は皆無に近かったが、
それ以上に《融合》を特殊召喚する、あまつさえ《融合》で相手を殴れるという絵面が面白すぎたためか一部で祭りと化していた。なおデュエルリンクスでも全く同じバグが起きていた。
《融合破棄》有識者によると過去にはこのバグは起きておらず、2023年4月頃から急に起きるようになったものらしい。直近に悪名高き融合テーマのティアラメンツが実装されており、関連を疑われたりしていたが真相は謎である。


  • オンラインゲームにおいて避けられない存在ともいえるチーター。彼らはこのゲームにも出没しており、使用してくるチートも千差万別である。そうした悪質プレイヤーに出会ったら通報機能を活用したい。
    また、オンラインゲームでのチート使用はれっきとした犯罪行為であり処罰される*37間違っても手を出さないように。
  • 詰めデュエルの仕様を悪用した、○○ターンで勝負がつきませんでしたと表記され敗北するチート。こちらがソリティアしていてもいきなり敗北になる。
  • メインデッキにEXモンスターを投入するチート。リミットと禁止制限の壁は突破できないようだが、確認されている実際のデュエルでは隣の芝刈りでシャドール融合態が何枚も墓地に落ちていったり、召喚獣メルカバ―の効果のコストとして手札から融合モンスターを捨てるなどやりたい放題された模様。
  • 対戦履歴からいなくなるチート。このゲームの通報システムは対戦履歴から相手を選択して行うため、録画中及び相手のユーザーIDを表示している状態でなければ通報すらままならない。
  • 禁止制限を無視するチート。真紅眼融合でが出てくるのは序ノ口。
  • 相手のチェーンを不可能にするチート。下記のチートと組み合わせる事で確実にエクゾディアを揃えてくるようだ。
  • デッキ枚数の制限を無くすチート。驚くことにドローソースとエクゾディアのみになっており、先攻でエクゾディアを揃えられる。更にメインデッキがエクゾディアのみという輩まで報告された。EXデッキは全部禁止カードかつ20枚入り(上限は15枚)だった模様。
  • 中国産bot。決まった展開を行う先攻ワンキルデッキのみを使う。
    • 《魔獣の大餌*38》でエクストラデッキを除外し《D.D.ダイナマイト*39》2枚で爆破する勝ち筋と、後攻やそこに至れない場合に即座にサレンダーすることで効率よく試合を回し一日1000ジェム以上を稼ぐ。名前が被っている上に台頭の兆しを見せている《真竜拳士-ダイナマイトK》も非難の的にされる。なお、開発者はドライトロンや鉄獣のbot化にも意欲を見せているとのこと。将棋AI制作か何か?
      • ちなみにこのデッキが注目された結果この【D.D.ダイナマイトワンキル】を実際に組んでランクマッチに潜るプレイヤーや、対策としてEXデッキを11枚以下*40にするプレイヤーも現れた。
    • イグナイトワンキル*41のbotも作られたが、《王宮の勅命》で効果を無効化されても延々と発動しまくるという悪質な遅延行為を働くようになっている。
      • これを悪用する形で手札の未界域モンスターを抹殺の指名者で指名し、延々と発動し続けるサレンダー狙いbotまで現れた。
    • サレンダー狙いbotの亜種としてドローすらせずひたすら放置し続けるbotも登場。放置bot同士のミラーマッチ対策として必ず後攻を取る*42ルーチンとなっている。デッキ内容を弄らず初期デッキのまま行けるためか大量に増殖した。
    • こうしたbotの対策として、一日にデュエルで取得できるジェムの量が制限されてしまった。

  • BGMはOCTOPATH TRAVELERオレカバトルアズールレーン(アニメ版)などのBGMを手掛けた西木康智氏が担当。良曲揃いと評判高い。
    デュエル中のBGMは状況に応じて動的に切り替わり、デュエル開始時、上記のカットイン付きモンスター召喚時、どちらかのライフポイントが少なくなった時の3パターン。
    ソロモードでは多くのゲートに専用BGMが3曲ずつ用意されている力の入れよう。

  • メニューから見れるクレジット画面の右下にはエネミーコントローラーのアイコンがあり、タップすると大サイズのエネミーコントローラーが現れる。
    このコントローラーにコナミコマンドを入力すると......?

  • アニメキャラクターは一切登場しないが、チュートリアルの対戦相手名やレンタルデッキ名、アクセサリーの説明などに縁のあるキャラを思わせる要素は度々出ている。
    知っているプレイヤーはニヤリと出来るかもしれない。

  • アニメ『遊戯王VRAINS』では作中でよく行われる特殊ルールの「スピードデュエル」に対し、通常ルールのデュエル(当時の新マスタールール)が「マスターデュエル」と呼称されている。

  • 本家の「遊戯王OCG」では使えない(弱い)カードを指して「紙」と呼ぶ文化があったのだが、本タイトルの配信以降は実物のカードに対する言葉として定着している。
    代わりに、某配信者の影響からそういった「どうしようもないカード」が「重症」「重篤」と呼ばれるようになり、今日の遊戯王における「紙」の定義を大きく変えたタイトルとなっている。



追記・修正はこの機会に新規さんを遊戯王の沼にハマらせてからお願いします。



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*1 一応2021年時点で今冬リリース予定と発表されてはいた。
*2 現在のOCGは、ルール整備やプレイヤー層の高年齢化による競技志向化や、膨大なカードプールや効果の複雑化から、新たにプレイする敷居が上がっているとしばしば指摘される。
*3 ただし、《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》等、禁止カードの一部はデータとして存在するが生成することはできない=ノーリミットのデュエルでは使用できない
*4 高橋和希氏のサインが書かれたイラストは全て未収録であり、そうしたイラストしか存在しない《柴戦士タロ》や《マジシャン・オブ・ブラックカオス・MAX》などは使用自体ができない。
*5 有力な理由は判明していないが、《インスタント・コンタクト》等での仕様からイラストに何か理由があるのでは?という声もあるほか、イタリアに「ネオス」という航空会社(airline)が存在するため、《シャトルロイド》同様に権利上の問題で実装が困難になっている可能性もある。
*6 《友情 YU-JYO》、《ファラオの審判》等のアニメキャラのイラストのカードはあるが、元々OCGからそういうイラストのカードである。
*7 個々のカード毎に見れば、構築次第では環境デッキ相手にも渡り合えるカードはある。
*8 2024年3月に行われたイベント「タイムトラベル2004」においては、そのコンセプトから《強欲な壺》や《突然変異》といったカードも問題なく使用可能だった。
*9 現在はアップデートによりイラスト違いにもカットイン演出がついた上後述することフィニッシュ演出も追加された
*10 新規の中で複数積み必須の烙印融合、氷剣竜ミラジェイド、神炎竜ルべリオンが全てURである。他のキーパーツにも高レアカードが多い。
*11 クシャトリラの切り札であるクシャトリラ・アライズハートは、除外されたカードをX素材として取り込む強制効果がある為、基本的に相手ターンで効果を発動してしまう。故に号はアライズハートがいればほぼ確実に発動できてしまうのだ
*12 パックから出して開放経験があっても可。開放期間が終了して消失してからもう1回やっても無料にはならない。
*13 一部のキャンペーンやイベントにおいては、SR確定やシャイン加工確定といった特殊なチケットを入手できることもある。
*14 微妙な通常モンスターだが、リアルではノーマル仕様のものを除きどれも数百万円の値が付く超レアカード。
*15 2019年12月のカードであり、本来なら最初から実装されていてもおかしくない。
*16 黎明期のみ最大ランクからでも降格するという仕様があったが、ユーザーからの大不評により消滅した
*17 サービス開始当初はデュエルルームしかなく、チーム戦とフリーマッチはアップデートで追加。
*18 イベント開始翌日に禁止指定を食らっている所を見ると、運営の確認ミスだった可能性が高い。
*19 後述する修正以前は勝利時の半分のボーナスが入った。
*20 対戦相手からは実質ボーナスゲームでシークレットミッションのクリアにも繋がるものであるが、真剣勝負を楽しめずTCGの醍醐味である駆け引きを否定しているとして批判も多かった。また、主役であるエクシーズモンスターの入ったパックに課金してもらえないので、運営としても商売あがったりになるとも言える。
*21 おまけに限定ミッションの一つ「罠の発動回数」が環境と相性からこなしにくく、早期のミッション消化を目当てに「罠を組み込んだ高速周回コンボ」の需要が生じていた
*22 相手を回復したり、効果ダメージを無効にするカードを使うデッキ。
*23 R以下限定でも「壊獣」と「カバーカーニバル」系魔法を使うのならば、それら中心の1ショットキルデッキ(通称【カバ1キル】)を組んで勝利を狙った方がはっきり言って効率は良いのだが
*24 ただしこの中では一応シンクロをやらなくもない。
*25 《重装武者-ベン・ケイ》に大量の装備魔法を付けて連続攻撃でワンキルを行うデッキ。レアやノーマルの比率が多いため無課金御用達。勝率は決して良くないが、勝利回数が命のフェスでは早く回せれば勝率は悪くてもよい。
*26 ターン中の召喚・特殊召喚が5回を超えると、双方の場のすべてのモンスターをリリースして特殊召喚される、所謂「捲り札」の1つ。対策として特殊召喚回数を抑える、ニビルで場を更地にされてもへこたれないデッキを使うなどがある。また、扱い自体はあくまで追加の手札なので、使わずに手札コストなどで捨ててしまってもよい。
*27 ただし、あくまでも他のデッキと比べて依存度が低いだけであり、エクストラデッキが揃っているに越したことはない。
*28 ただし、各種メタカードを投入すると途端に高額化する。
*29 これらのカードを組み合わせる事により、戦闘破壊されず効果も受けないモンスターを特殊召喚し、エクゾディアや終焉のカウントダウンによる特殊勝利や相手のデッキ切れを狙う。ただし、壊獣などでリリースされたり、貫通持ちや表示形式変更でタコ殴りにされる、ダイレクトアタッカーに無視されるといった方法で突破される可能性はある。
*30 ただし簡易融合は以前から何かと先攻1キルギミックに絡む事が多く、ティアラメンツとは関係なく禁止化は危ぶまれていた
*31 ただし他のテーマを複合する事が多い
*32 元々シンクロ系デッキでもないのに《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》を出せてしまう、という指摘はあったが、このデッキの影響もあってかOCGと違い《白銀の城の火吹炉》が23/12/05にて準制限カードになっている
*33 《斬機ダイア》が制限カードとなっているが、基本展開の弱体化にはあまり繋がっていない
*34 ただし、Switch版の動作がカクつく、古いスマホではとても動かせない、等の報告はあるが、スペック上やむを得ない面もある。
*35 《融合破棄》のコストの捨てる《融合》とは別にもう1枚《融合》を持っておく必要がある
*36 魔法カードをモンスターゾーンに置ける《マジカルシルクハット》があったためこのカードの処理が適用されていたのでは?と言われている
*37 なお、著作権法的にも際どい代物であり、過去にコナミは『ときめきメモリアル』の改造セーブデータ(を収録したメモリーカード)を販売した業者に対して訴訟を起こしている。ちなみにこの裁判はコナミ側が勝訴している。
*38 自身のエクストラデッキを任意の枚数ランダムに除外して、その枚数分相手のエクストラデッキをランダムで除外する通常罠
*39 相手の除外ゾーンのカードの枚数×300のダメージを与える通常罠
*40 13枚にすることで相手はエクストラデッキを13枚しか除外出来なくなり結果7800ダメージしか与えられない。ただし13枚だと「互いに1000バーン+互いに1枚ドロー」のドン・サウザンドの契約を使えば焼き切られるので、11枚以下が理想とされる。
*41 イグナイトによる焔聖騎士サーチを始点にし、最終的にデビル・フランケンのライフコストを踏み倒してLL-インディペンデント・ナイチンゲールの効果をコピーさせてワンキルを狙う。
*42 先攻になると待ち時間を使い切ってしまい必ず負けるため。

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