登録日:2018/07/22 Sun 09:25:39
更新日:2024/03/21 Thu 11:28:12NEW!
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nintendo switch スクウェア・エニックス rpg f.e.a.r. オクトパストラベラー hd-2d octopath traveler steam xboxone xbox one ゲーム 群像劇 神ゲー bgmに定評のあるゲーム オクトラ オフィーリア テリオン トレサ プリムロゼ アーフェン ハンイット サイラス オルベリク 2018年
旅立とう。きみだけの物語へ――
『OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)』は、スクウェア・エニックスより発売されたロールプレイングゲームである。
開発はブレイブリーデフォルトの第二開発事業本部ディビジョン6(いわゆる浅野チーム)。
Nintendo Switch版が2018年7月13日、Steam版が2019年6月7日、Windows10/Xbox One版が2021年3月25日発売。
「HD-2D」によって描かれたグラフィックは、昔ながらのドット絵でありながら、3DCGの画面効果を加えることによって質感と立体感を持った幻想的な背景が描き出されている。
特に水などの自然物の表現は、ドット絵とは思えない非常に美麗な仕上がりになっている。
ストーリーは、オルステラ大陸に存在する個性豊かな8つの地方から現れた、8人の主人公の物語が並行して描かれるオムニバス形式である。
生い立ちも目的も特技も全く異なる8人の中から一人の主人公を選び、自分の物語を追いかけながら他の主人公を仲間に加え、彼らの物語も同時に追いかけていく、といった次第である。
シナリオや世界観設定などは、TRPGではなじみの深いF.E.A.R.より、「アリアンロッドRPG」「ガーデンオーダー」などを手掛けてきた久保田悠羅が担当。
主人公紹介がシナリオハンドアウトのような形式になっていたり、TRPGを彷彿とさせる面もある。
総じてSFCからPS初期世代の「古き良きRPG」が、現代の技術で進化を遂げて帰って来た、という具合である。
なお、オクトパスとはタコ(Octopus)の事ではなく、「8つの(Octo)道(Path)」という意味である。
バトルシステム
バトルは、ターンごとに行動が速い順番から処理されていく。
行動順については、次のターンの分まで見られる。
味方側には、毎ターン開始時に「BP」が1点ずつ、最大5点まで配られる。
BPを最大3個まで消費する「ブースト」を行うことで、通常攻撃のヒット数を増やしたり、アビリティの威力を上げることが出来る。
ただし、BPを消費したキャラクターは、次のターンにBPが入らない点だけは注意が必要。
敵については、「シールドポイント」というパラメーターが設定されている。
敵ごとに持つ「弱点」を突く攻撃を当てることでシールドポイントが減少し、ゼロになると「ブレイク」状態になる。
ブレイクした敵は行動不能になり、受けるダメージが二倍になるので、強力なアビリティで一気に叩くチャンスとなる。
反面、ブレイクから復帰した敵はそのターンで必ず最速行動になる為、状況の立て直しも急ぐ必要がある。
ボス戦では大技の前に予備動作があるので、それを封じるためにブレイクを狙う必要がある。
そのため、むやみにブーストせずここぞという時の為にBPを温存する等の駆け引きも重要となる。
弱点を見抜く方法は、実際に弱点攻撃を命中させるか、サイラス及び「学者」の能力によって看破すること。
弱点のアイコンは決まった順で並んでいるので、すでに判明している弱点の並びからある程度推測する事もできる。
このシールドのシステムにより、物理キャラの属性攻撃や魔法キャラの武器攻撃など、ダメージに期待できない攻撃にも意味がある。
8人の主人公
主人公は、気候の異なる8つの地方にいる8人。それぞれ男性と女性が4人ずつである。
それぞれがベースジョブ、フィールドコマンド、固有アクションというものをもっている。
フィールドコマンドは、主にフィールド上のNPCに干渉する方法。
「バトル」「アイテム入手」「連れまわす」「情報収集」の4つの目的に対し、それぞれ「正道」「邪道」の方法を取ることが出来る。
「正道」は条件を満たさなければ実行できない代わりに成功が確実であったり、失敗時のペナルティが無いもの。
「邪道」は使用条件こそないものの失敗することがあり、失敗を重ねるとその町や村との関係が悪化、フィールドコマンドが使えなくなる。
関係を改善するには、そのフィールドに存在する酒場にお金*1を払わなくてはならない。
また、それぞれの主人公の物語でキーになる処理については、代替するアクションでは解決できない。
(例として、トレサのシナリオでNPCが所持するキーアイテムを「盗む」ことは出来ず、逆にテリオンのシナリオでは「買取る」ことが出来ないなど。)
以下の紹介において、正道は青字、邪道は赤字で表記する。
固有アクションは、バトル中もしくはフィールド画面のいずれかで発動する能力。
使用を宣言するタイプのものもあれば、自動で発動するタイプもある。
それぞれのストーリーが、主役以外のPCが居なくても話が進むように出来ている為、
8人の関係性について触れられることはほとんど無いものの、
「パーティチャット」と呼ばれる期間限定の掛け合いのイベントでそれぞれの性格や関係を垣間見ることが出来る。
テイルズオブシリーズのスキット会話に近いもの、と言えばわかりやすいだろうか。フルボイスではないけれど。
また、主人公の名前の頭文字を並べていくと「O C T O P A T H」になる。
オフィーリア・クレメント(Ophilia)
CV:茅野愛衣
ベースジョブ:神官
フィールドコマンド:導く
固有アクション:加勢
性別:女性
年齢:20歳
豪雪地帯フロストランドの町、聖火教会の総本山フレイムグレースの大聖堂の若き神官。
修道院育ちのため、世間知らずなところはあるが、心優しく慈愛に満ち溢れたシスターの鑑のような人物。
誰にでも敬語で接するお淑やかな性格だが、サイラスですらも読めないポーカーフェイスが特技だったりと妙に強かなところも。
好きなタイプは『(強いてあげるなら)優しくて思いやりや気遣いが出来て清潔感があり、文武両道で常識を持ち、自分に厳しく他人に優しく、背が高くて包容力のある人』とかなり理想が高く、プリムロゼから『男に夢見ちゃ駄目』とツッコまれている。
かつて戦災で両親を失い、司祭ヨーセフに拾われた過去を持つが、そのヨーセフが病に倒れた事を受け、20年に一度の「式年奉火」の儀式をヨーセフの実の娘であるリアナに代わり、自らが執り行うことを決める。
戦闘面では回復魔法のスペシャリストで肉弾戦は不得手と
ファイナルファンタジーで言うなら白魔導士。
「導く」は町にいる人を連れ歩くことが可能になる。
「導く」で連れ歩いている人は「加勢」によって数ターンだけバトルに参加させられる。NPCとして扱われるので、コマンド入力やHP等の管理は不要。
中にはオフィーリアへの単体物理攻撃をかばってくれるNPCもいるが、一定量のダメージを受けるとその時点で離脱してしまう。
なお、どのNPCも「得意技」を持っているが、どの行動を選ぶかはランダムで、使ってくれるかどうかは運次第。この点は若干扱いづらい。
余談になるが、NPCが敵にトドメを刺すと無言で戦闘が終了する。絵にはなるがちょっとシュールな光景。ボス戦なら尚更。
また、サブストーリーの解決方法としても重要なコマンドで、特定のNPCを連れていることがクリア条件になっているものが多い。
攻略とは無関係に気になった人を無意味に連れ回すのもそれはそれで楽しい。
サイラス・オルブライト(Cyrus)
CV:梅原裕一郎
ベースジョブ:学者
フィールドコマンド:探る
固有アクション:予習
性別:男性
年齢:30歳
平原地帯フラットランド地方の王都アトラスダムにある王立学院に務める学者。
若くして王女メアリーの教師を任されるほどに優れた人物であるが、未知の知識や謎を前にするとじっとしていられなくなる癖がある。
その整った容姿から、彼に思いを寄せる女子生徒達が多いのだが、先述通り、肝心の本人の思考回路が「未知の謎>>>女性」なため、その気持ちに気づいていない上に
無意識に歯の浮くような言葉を連発しては世の女性たちをやきもきさせる典型的な恋愛漫画主人公タイプの朴念仁。
その為、先輩のオデットからは「いつか刺されるんじゃないか」と心配されていたらしい。刺されてはいないが朴念仁がたたり職を失った
得た知識は全ての人が共有すべきという信条を掲げており、独占及び悪用する者は許さない。
ある日、普段は入ることが出来ない特別書庫への入室が許可されるが、そこにある書物が抜け落ちていることを発見したことがきっかけで、物語が始まる。
戦闘面では攻撃魔法が得意な優秀な魔法アタッカーだが、
HPや物理攻撃等は低いファイナルファンタジーなら黒魔導士タイプ。
「探る」は、町の人たちが持つ裏情報を探ることが出来る。
隠されたアイテムを拾えるようになったり、店に商品が追加されたりするほか、一部のフィールドコマンドを有利にする情報が得られることも。
また、彼のシナリオは「探る」で集めた情報を元に推理をしていくシティアドベンチャー風のものに仕上がっている。
「予習」は、現れた敵の弱点を一つだけ看破できるというもの。前述の通り、このゲームにおいて弱点を見抜くことは非常に重要である。
トレサ・コルツォーネ(Tressa)
CV:青木瑠璃子
ベースジョブ:商人
フィールドコマンド:買取る
固有アクション:歩いてリーフ
性別:女性
年齢:18歳
海岸地帯コーストランドの港町リプルタイドで、両親のよろず屋を手伝う少女。
商人の性分故か、割とちゃっかりしてる部分も多いが、中身は恋愛や美容に興味を示す年相応な明るい女の子。
未熟でありながら、天性の目利きの才があり、品物の価値や状態を直感的に見抜く優れた鑑定眼を持っている。
メンバーの中では最年少であるが、海賊のアジトや屋敷に忍び込み、なおかつ悪人におせっきょうをかますなど胆力と行動力に溢れた直情型。
好きな異性のタイプは『商品にケチをつけない人』。
広い世界への憧れを秘めながら日々を過ごしていたある日、一隻の商船が停泊したことを皮切りに彼女の旅が始まる。
「買取る」は、NPCが所持するアイテムを購入することが出来る。中には買取り不可能な非売品扱いの品もいくつか存在する。
レベルに関係なく実行可能なコマンドではあるが、レベルが上がると値引き交渉の成功率と値引き額が上がる。
「歩いてリーフ」は、エンカウントエリアを歩き回ると、マップが切り替わるタイミングでお金を入手できる能力。
歩いたエリアの「危険度」が高いほど、歩いた歩数が多いほど、獲得金額が上昇する仕組み。
オルベリク・アイゼンバーグ(Olberic)
CV:小西克幸
ベースジョブ:剣士
フィールドコマンド:試合
固有アクション:防御ブースト
性別:男性
年齢:35歳
山岳地帯ハイランドの村コブルストンに身を寄せる剣士。
かつてはホルンブルグ王国で「剛剣の騎士」と称えられていたが、仲間の裏切りによって国が崩壊。
以来、守るべきものを失った自らの剣の意味に苦悩しながら、「バーグ」という偽名を使い、用心棒として過ごしていた。
威厳溢れる佇まいと口数の少なさもあって無愛想な印象を受けるが、実際は弱きを助け悪を挫く心優しき正義漢。
用心棒稼業の傍ら、後塵を育て上げるなど面倒見もよく、村人全員からも慕われている。
ある日、村を襲った山賊の頭ガストンが持っていた剣が、裏切った仲間である『エアハルト』が使っていたものだと判明。
長年失っていた自分の剣の意味を見出すため、そしてエアハルトにかつての裏切りの真意を問いただすため、村を旅立つ。
「試合」は、町にいる人々と一対一の勝負が出来る。
勝利すると通常通り経験値や戦利品等を得られる他、道をふさいでいる人を退かすことが出来る。強盗でも追い剥ぎでもない「正道」な「試合」です。ましてや不法侵入だなんてとんでもない。
例によってNPCの中には強力な装備品*2を低確率で落とす者もいる。
そのため、エリアチェンジやリセット&ロードを繰り返し、特定のNPCに何度も勝負を仕掛ける血の気の多い勇猛なプレイヤーも存在する。
戦闘面では8人で一番HPと物理攻撃が高く、魔法関係のステータスや素早さが低いといった
典型的な重戦車物理アタッカータイプ。
「防御ブースト」は、共通コマンド「防御」に「ブースト」のボーナスを得られるというもの。
ブーストするとダメージの軽減率が上がるほか、仲間を「かばう」効果*3も付加される。
サポートアビリティ「かばう」のほうも有用で、装備させておけばパーティの安定感を底上げできる。
プリムロゼ・エゼルアート(Primrose)
CV:桑島法子
ベースジョブ:踊子
フィールドコマンド:誘惑
固有アクション:加勢
性別:女性
年齢:23歳
砂漠地帯サンランドの歓楽街サンシェイドの酒場で人気の踊り子。
その正体は、当主を失ったことで没落したかつての名門貴族エゼルアート家の令嬢。
父を殺した「カラスの刺青を持つ3人の男」を見つけ出し、復讐をする機会を伺っていた。
メンバー内で唯一『復讐』という重苦しい動機で旅をしているが故に時には非情な面も見せるが、父の言葉である『自分を信じ、貫け』という信念を胸にどんな苦境も乗り越える芯の強さを持つ。
普段は冗談や軽口を飛ばすサバサバとした姉御肌的な性格で、他の女性陣達が総じて恋愛に疎いため、アドバイスを送ることも。
「誘惑」はオフィーリア同様、NPCを連れ歩く能力。同性でも既婚者でもお構いなしに誘惑する。
同性のNPCの場合は、踊りの技量や自身の美貌を褒められるor魅了されるといった反応が返ってくる場合が多い。
誘惑で得たNPCを「加勢」でバトルに参加させられることもオフィーリアと同様。
「導く」との違いは、自身のレベルが低くても(低確率で)強力なNPCを連れ歩ける反面、
既に「導く」ことが可能なNPCに対して安定しないことがあるなど一長一短。
(NPCを連れている)オフィーリアがパーティにいれば一時的に6人で戦うことも可能。
アーフェン・グリーングラス(Alfyn)
CV:関智一
ベースジョブ:薬師
フィールドコマンド:聞き出す
固有アクション:調合
性別:男性
年齢:21歳
河川地帯リバーランドの村クリアブルックで薬師をしている青年。
べらんめぇ口調で喋る熱血漢で、かつて難病を患った際に、旅の薬師に命を助けられたことがあり、以後、自らも彼のように旅をしながら苦しむ人々を助けたいという夢を抱くようになった。
自らの腕と薬師という仕事に誇りを持っており、代金や人種を問わず救える人全てを診察するという信念を持っていたり、薬師という立場を利用し、悪事を働く者には激しい怒りを見せることも。
責任感の強さから、母亡き後も村を出られずにいたが、親友の薬師ゼフに背中を押されたことで決意を固める。
「聞き出す」はサイラス同様、町の人々の裏情報を知ることが出来る。
「調合」は薬の素材と植物系アイテムを組み合わせることで独自の効果を発揮する。普通のアイテムとの被りも多少あるが。
各種素材は店で購入可能だが、それらと組み合わせる植物系アイテムは非売品で、戦利品や盗賊の「盗む」で入手するしかない。
「調合」の主な効果は単体および全体のHP・SP・BP回復、状態異常回復もしくは属性+状態異常の多段ヒット攻撃を行うことが出来る。
この作品の「調合」は、FFシリーズと比べてかなり簡略化されているほか、
一度使用した効果はヘルプで確認でき、未使用の効果でも材料の組み合わせから予想しやすいため、初見でもそれなりに扱いやすいコマンド。
材料が余ってきたら適当に使ってリストを埋めておくといざというときに役立つ。
テリオン(Therion)
CV:松岡禎丞
ベースジョブ:盗賊
フィールドコマンド:盗む
固有アクション:開錠
性別:男性
年齢:22歳
神出鬼没の盗賊。渓谷地帯クリフランドの街ボルダーフォールを訪れるところから始まる。
過去の苦い経験から人を信じることを嫌うクールな一匹狼。
変装および演技が特技で、普段はぶっきらぼうな喋り方だが、『腰の低い商人』や『気性の荒い盗賊団幹部』といった全く性格の違う人物をいともたやすく演じ分ける。
意外にも『験担ぎ』を結構気にしてるらしく、「験担いで盗みが成功するならなんでもやってやる。」とは本人談。
警備の厳しい貴族の館を中心に狙っており、名家レイヴァース家のお宝を次の標的としたことで運命が動き出す。
出生については生年以外は不明で、天涯孤独の身だが、「兄弟」という存在に対して思うところがある様子。
陰で努力するタイプで利き腕とは逆の手で文字を書く等普段からの訓練を欠かさない。
「盗む」はトレサ同様、NPCからアイテムを入手できる。金をかけて確実に行うか、リスクを負ってタダで手に入れるか。
ただし、前述したような非売品扱いになっているアイテムは「盗む」しかない。
また、彼のシナリオを進めるうえで必要なアイテムは「盗む」以外の手段では手に入らないようになっている。
「開錠」は、フィールド上にある紫の鍵付き宝箱を開く能力。町やダンジョンを探索する際にはなるべく彼を入れておきたいところ。
戦闘面ではやはりスピードが速い盗賊タイプで、敵のHPやSPを奪うライフスティールダガーやマジックスティールダガーが主力技。コウモリやフクロウ等でバフをかける事もできる。
ハンイット(H'aanit)
CV:甲斐田裕子
ベースジョブ:狩人
フィールドコマンド:けしかける
固有アクション:捕獲
性別:女性
年齢:26歳
森林地帯ウッドランドの村シ・ワルキで狩人をしている、雪豹リンデを相棒とする魔物使い。
切れ長の目をした美女で一見近寄りがたいが、狩りの時以外はまるで子供っぽい師匠を反面教師としてきたため、まじめでしっかり者な性格。
魔物の感情を察するという狩人特有の能力*4があり、リンデをはじめとしたあらゆる魔物と意思疎通ができる。
好きな異性のタイプは『自分よりも強い人』。
「赤目」と呼ばれる魔物を追って村を出た師匠ザンターに代わって守り人を務めていたが、ザンターの相棒である魔狼ハーゲンのみが村へと帰還したことで、彼の身を案じ、彼の足跡を追う旅が始まる。
「けしかける」は魔物を使役してNPCを攻撃させる。NPCの攻撃を受けるのは魔物ではなくハンイット自身だが。
「試合」と比べると手持ちの魔物次第で物理・属性問わず多数の属性を扱えるが、アビリティが使えないため戦術がかなり絞られる。
「防御」や「アイテム」は自由に使えるため、防具を整え、回復アイテムや各種精霊石(「~(大)」「~(特大)」)を多用して強引に突破することもできなくはない。
「捕獲」は、弱った魔物を捕らえて「けしかける」やバトル等で使用可能にする。
魔物によって「得意技」と使用回数が異なる。実装としてはFFシリーズの「とらえる」「はなつ」や召喚魔法に近い仕様。
対象のHP残量、弱点の開示状況、ハンイットのレベル等で成功確率が変動する。
敵をブレイクさせたり、「捕獲」をブーストしたりすることでも確率を上げることが可能。
たいていの魔物はHPを減らしてブーストするだけで捕まえられるが、極端に捕まえにくい魔物も存在する。
また、盗賊や海賊、美形ボスや女ボスなど人間型の敵は魔物ではないため、残念当然ながら捕獲できない。
ジョブ
キャラには一人一つベースジョブが設定されており、それぞれに設定された「バトルアビリティ」と「サポートアビリティ」を使うことができる。
「バトルアビリティ」は戦闘で使えるスキルで、「サポートアビリティ」はフィールドや戦闘中に効果を発揮するパッシブスキル。
戦闘後にもらえるJPを使うことでバトルアビリティは解放され、解放されたバトルアビリティの数に応じて、サポートアビリティが解放される。
各ジョブにはそれぞれ通常のバトルアビリティ7つの他に「奥義」と呼ばれるアビリティがあり効果も強力だが、「他の7つのアビリティを習得するまで覚えられない」「BPを3使用してフルブーストの状態でしか使用できない」という制限がある。
また世界各地にある各職業の祠に行くと、「バトルジョブ」が解放され、各キャラにもう一つジョブをつけることができる。
選べるバトルジョブは各ジョブに一人という制約はあるものの、それ以外の制限はない。
剣を振り回すオフィーリアや魔法を使うオルベリクなど、自由に設定できる。(素のパラメータやベースジョブの関係で向き不向きの相性は多少ある。)
またバトルアビリティはそのジョブになっていないと使えないものの、サポートアビリティはバトルジョブを変更しても引き続き使用可能。
他のジョブに付けることで輝くサポートアビリティもあるので、必要なものをもらって他のジョブにすることも簡単にできる。
バトルジョブを設定すると、戦闘中やメニュー画面でのキャラのグラフィックがそのジョブのオリジナルの持ち主をモチーフにした姿に変化する(商人ならトレサの様に帽子とカバンを背負う、踊子ならプリムロゼの様に露出の高い服装になるetc.)
・剣士
剣と槍による攻撃が自慢の前衛職。
基本職では唯一、2種類の武器の物理攻撃アビリティを習得できる。一方、属性攻撃アビリティは1つも習得できない。
また自身の攻撃力や防御力を上げるバフスキルを持ち、自己強化も可能。「かばう」や「挑発」による壁役もこなせる。
序盤は全体攻撃での雑魚散らしや、(ブースト)「たたかう」や連続攻撃スキルでのブレイク役が主な仕事になるが、
奥義「雷剣将ブランドの剛撃」を習得すれば、一気にパーティの主砲になれる。
サポートアビリティはHPの低い仲間の身代わりになる「かばう」や、火力の底上げができる「物理攻撃力+50」などがある。
「物理攻撃力+50」の解放は早ければ早いほど有効で、武器が貧弱な状態でもダメージの通りが良くなる。アクセサリとの併用も効果的。
しかし、なんといっても装備者が与えるダメージが最大99999となる「ダメージ限界突破」の存在が大きい。
後半では1万越えのダメージは割と簡単に出せるようになるので、アタッカーには必ずつけておきたい。
・踊子
各種バフと闇属性魔法、ギャンブル性の強い「摩訶不思議の舞」など、若干癖の強い能力を持つ。
闇属性魔法で攻撃もできるが、やはり基本は各種バフによる味方の強化。
奥義「舞踏姫シルティージの囁き」は対象が単体の技を全体化する効果を付与する。自分に使ってバフを全体化し味方を一気に強化することはもちろん、他メンバーのアビリティを全体化させることもできるので利便性は高い。
また「摩訶不思議の舞」はEXPorJP100倍というとんでもない当たりを引くことも。
なお、装備可能な武器は短剣のみで、武器技は習得できない。
サポートアビリティは「強化ターン数増加(与)」や「SP自動回復」など、地味に便利なものが多い。
「反撃」は物理攻撃に対して50%の確率で反撃するアビリティ。敵の弱点と武器種が合えばブレイクの手数も稼げる。
物理アタッカーなら選択肢。踊子本人がつけてもあまり機能しない。
オルベリクの「試合」やハンイットの「けしかける」で有用なため、踊子として使うつもりがなくても覚えさせておく価値はある。
確率効果とはいえ、剣士の「かばう」「挑発」との組み合わせもそこそこ使える。
「自動復活」は一回限りだが、確実に発動してくれる。
・盗賊
「盗む」や短剣2連撃のドレイン技や、物理デバフ技を習得する搦め手使い。
短剣のほかに剣も装備できるが、剣を使う技はない。属性技は火。
物理属性のデバフを覚えるのは盗賊だけなので、防御を下げて他の物理職に攻撃させたり、攻撃力を減らしてダメージを抑えたりするのが主な役目。
他にも短剣弱点なら2連撃技でシールド値を削ったり、「SPパサー」で味方に自分の余りがちなSPを分け与えたりといぶし銀な働きが多い。
しかしBPが溜まれば、奥義「盗公子エベルの鉤爪」で全体に大ダメージを与えることもできる。
どちらかというと雑魚戦よりもボス戦で真価を発揮するタイプ。
「盗む」で盗めるものは、回復アイテムや調合素材、各種精霊石などの消耗品がメイン。
装備品が盗める戦闘もないわけではないがごくまれ。
アーフェンの「調合」を活用するつもりなら、こまめな素材の収集が欠かせない。
精霊石もあればあったでなにかと便利なアイテムなので、気兼ねなく使える程度には集めておくといい。
サポートアビリティは「弱体効果ターン増加」や「行動速度+50」などサポート向け。
盗む量を増やす「もっと盗む」は商人の「集金」にも有効なので、覚えさせれば金策に使うこともできる。
・学者
火・氷・雷属性の全体攻撃を習得可能な、高殲滅力高燃費の典型的魔法職。なんかプラム臭い……。
雑魚戦、ボス戦共に得意で、全体に2連撃をかます「大○○魔法」はシールド値削りにも向いている。
また「しらべる」はBPで強化すれば一気に相手の弱点を探ることができ、ボス戦で高いアドバンテージをとれる。
多くの属性攻撃に加えて全体攻撃なので、とりあえずパーティに一人入れておけば道中とても便利な職。
奥義「碩学王アレファンの知識」は魔法を収束させ単体攻撃にする代わりに威力が上昇する効果を付与する。ボス戦等のここぞという時に真価を発揮するだろう。
使える武器は杖だけで武器技はない。
素の状態では武器によるブレイクが苦手で、杖弱点の敵以外にはブレイクにも火力を取るにもSPを消費するのが難点。
特に序盤はガス欠に陥りやすいため、何らかのSP回復手段は常に用意しておく必要がある。
サポートアビリティは「エンカウント半減」や「不意打ち回避」とフィールド系のものを2種覚える。
とりあえず誰かにつけておけば、探索がとても捗る。序盤から終盤の町を訪れたいときにも非常に役立つアビリティ。
「属性攻撃力+50」は貴重かつ有用な火力アップ系のアビリティで、属性アタッカーには早めに取らせておきたい。
学者以外の神官、踊子、商人など属性系のサポート職にも欲しいアビリティ。
……なお、技のHP回復量は属攻ではなく属防に依存するため、このアビリティで回復量の底上げはできない。
・神官
全体回復、光魔法攻撃、防御系バフを得意とする、イメージ通りの神官系能力。
全体回復に復活魔法、光魔法が主な仕事となる。
ただし、この作品の神官は単体回復とステータス異常の治療ができないため、消費アイテムや薬師の技、あるいはアーフェンの「調合」に頼ることになる。
「復活魔法」は消費SPが多いうえにHPが1しか回復しないが、ブーストすることによって真価を発揮する。
最悪、神官さえ生存していれば、全滅寸前の状況からパーティを立て直すことができる。
「反射のヴェール」は敵の属性攻撃を反射する効果を与え、属性攻撃をメインに使ってくる敵との戦闘時に使えば戦いをかなり有利にすることができる。
奥義「聖火神エルフリックの導き」は味方単体の技が連続して発動するようになるバフなので、ボス戦でアタッカーなどに使いたい。
バフ技の効果ターン数も倍になる点も地味に便利で汎用性も高い。
余談だが、初期習得の「聖なる光」は"属性攻撃アビリティ"ではあるが"魔法アビリティ"ではないようだ。(他ジョブの単体属性攻撃技と同じ扱い。)
装備可能な武器は学者と同じで杖のみ。
扱える属性も光だけなので、ブレイクに関しては学者以上に苦手としている。
サポートアビリティはなんといっても「回復限界突破」が重要。
最大HPを超える回復効果を受けた時、最大HPを超えて回復するので、回復魔法などでHPを大幅に底上げすれば敵の攻撃にもかなり耐えられるようになる。
後半になればなるほど敵の攻撃が苛烈になるので、ボス戦などでは全員に装備させておきたいアビリティ。
「逃げる成功確率アップ」は学者の「エンカウント半減」と合わせて序盤から遠出をする時に役に立つ。
・商人
槍・弓・風魔法による攻撃や、「ひと休み」での自身のHP・SP・状態異常の回復、「BPパサー」で味方のBPを増やしたりと色々できる芸達者。
特に「BPパサー」はブーストが重要になる本作の戦闘では非常に便利。
なのでとりあえずパーティに入れたりバトルジョブにしておけば、問題なく貢献することができる。
また、敵からお金をもらう「集金」は、「もっと盗む」と併せれば後半になればなるほどボスから大金をせしめられる。
奥義「紳商伯ビフェルガンの心眼」は単体に無属性ダメージを与え、ダメージと同額のお金を入手できるというもの。
欠点というほどではないが、装備武器が2種類あるわりには武器を使う技が一切覚えられない。傭兵は自前の武器だろうし……。
サポートアビリティは「消費SPダウン」が目玉。
継続戦闘能力を高められるので、どのキャラに付けても役に立つ。
「ふんばる」は瀕死でなければHPを1残して踏みとどまってくれるが、連続攻撃を食らうと落ちるので過信は禁物。
・狩人
弓矢を使っての多段攻撃スキルなどが得意な前衛職。
セットすると弓と斧が装備可能になるが、覚えられる武器技は弓技だけ。斧は属攻や追加効果を重視して選ぶのも有力。
全体に何度も弓を降らす「どしゃぶり矢」は、弓が弱点の相手のシールド値を減らすのに凶悪な威力を発揮する。
一方、単体物理技は初期習得の「会心の矢」のみで、物理火力という面では剣士や薬師に一歩劣る。
他にも一風変わったバフデバフや雷属性攻撃を覚える。
特に「ねんちゃく糸」が有用で、多少リスクはあるものの、ブレイクさせるまでの時間稼ぎができるためなにかと重宝する。
奥義「狩王女ドレファンドの猛追」は全体に特大ダメージを与えるので、お供がいるボス戦で輝く。
サポートアビリティは「おかわり」と「ラストアクト」が光る。
「おかわり」は通常攻撃が確率でもう一回発動するのでシールド削りに使え、
「ラストアクト」はターンの終了時に25%の確率でもう1回行動可能になるので、単純に行動の幅がぐっと広がる。
「ラストアクト」は全員常備していてもいいくらいの便利さを誇る。
・薬師
単体回復のスキルと斧を使った攻撃技が得意で、HPと攻撃力が高い前衛回復職。属性技は氷。
斧は他の武器種よりも強力な武器が手に入りやすいため、序盤から中盤にかけては物理火力の筆頭となる。
斧の全体攻撃「死中活劇断」は序盤から終盤まで雑魚散らしでお世話になる。
「大切断」は命中率がやや低いものの、剣士の「十文字斬り」と同等の威力で確実にクリティカルヒットするため非常に強力。燃費も良好。
ブレイク中に使うなら命中のデメリットもほとんど影響しない。
回復・復活技も覚えるが、どれも単体のため神官ほどの力はないので緊急用。
味方の状態異常を治療し更に状態異常無効の効果を付与する「健全化」は、敵からのバステが多くなる後半で真価を発揮する。
奥義「霊薬公ドーターの恩恵」はアイテムの効力を全体化する効果を付与するバフで、全回復やBP回復など効果の高いアイテムが集まってくればくるほど相対的に価値が上がる。ラストエリクサー症候群の人にはあまり縁がない奥義かも知れない。
サポートアビリティはちょっと地味目。
「たたかうでSP回復」はたたかうでシールドを減らすことの多いキャラにつけておくと、効率よくSPを回収できる。
踊子の「SP自動回復」による回復量は最大SPに依存するため、物攻が高く最大SPが低い脳筋物理アタッカーはこちらのほうが回復量が多くなる。
「状態異常回避アップ」はバステにかかりにくくなるので、回復役につけておけば全体にバステを撒かれたときなどの立て直しがやりやすくなる。
上級ジョブ
バトルジョブでのみ設定できる特殊なジョブ。
通常のバトルジョブと同じく祠があり、そこで番人と闘う試練をクリアすることで手に入る。
祠を守る番人は非常に強く、下手をすると各主人公のラスボスよりも強い。
またバトルアビリティも開放するのに1個2000JPもかかるなど、消費もデカい。
その苦労をかける分、性能は折り紙付きでどの職業も非常に強く、通常ジョブとは一線を画すものとなっている。
なおバトルジョブなので、上級ジョブを二つ付けるといったことはできない。
・魔術師
全属性技を網羅した魔法職。武器は杖のほかに弓が使用可能。
「特大○○魔法」を習得し、学者になかった風・光・闇属性を扱えるため、いわば上位互換的な位置づけ。
全て全体攻撃&3回攻撃のため、シールド削りもお手の物。
また相手の属防を下げる杖技もあるため、さらにダメージを上げることもできる。
奥義「魔大公ドライサングの秘術」は味方単体に属性クリティカルの効果を付与する。
学者と同じく、とりあえずパーティに入れておけば、雑魚戦・ボス戦共に捗る。
しかしながら、「しらべる」や奥義による補助はできないため、このジョブを入手した後も学者の出番がなくなるわけではない。
また、魔術師には1人しかなれないので、属性アタッカーを複数用意したいときにはサイラスか学者(あるいは両方)を採用するよりない。
サポートアビリティは「特攻強化」や「属性熟練化」など、属性攻撃を強化するものが目白押し。
ただこれらを全部つけると間違いなく9999でダメージがカンストするので、「ダメージ限界突破」はつけておきたい。
・星詠人
様々なバフスキルを完備した支援のスペシャリスト。
BPブースト・物防、属防、行動速度全強化・敵バフ&味方デバフ無効化など、強力なバフが揃っている。
また全体に風&光&闇3回攻撃を行う「流星」など、攻め手も欠かさない。
バフは全て単体だが、踊子の奥義「舞踏姫シルティージの囁き」を使えば全体化できるため、
主人公では唯一自前でこれができるプリムロゼと相性が良い。
奥義「星占師ステオーラの予言」は味方のBPの数が多いほどダメージが上がる全体攻撃。
装備可能な武器は槍と短剣。ただし武器技はなくブレイク用。
槍および短剣は属攻が上がる武器が比較的手に入りやすいため、杖が使えないキャラでも属攻を上げやすい。
サポートアビリティはBP関連の強化や、25%でダメージを無効化する「天使の加護」などこちらも強力。
特に「BPイーター」はブースト時の火力を1.5倍にするアタッカー必修のアビリティ。
また「獲得JPアップ」は上級ジョブで沢山消費するJPを効率よく集められるため、早めに開放しておけば後々楽に。
・武芸家
六種全ての武器を装備できる、物理攻撃を極めた職。
バトルアビリティも全武器技が揃っており、その様はまさに武芸家。属性攻撃技は剣士同様に一切存在しない。
全武器を扱えるためシールド削り能力も高く、魔術師と同じくまず間違いなく削りには困らないという面も。
奥義「豪武匠ウィンヒルドの咆哮」は全武器による全体に極大ダメージの6連撃で
6万近いダメージを叩きだす豪快なものになっている。
他の上級職にも言えることだが、技の燃費の悪さが欠点。(ブースト)「たたかう」と奥義だけでも十分強いが。
サポートアビリティでは、「獲得EXPアップ」が目を引く。
当然装備すればレベル上げが非常に捗る。
また「永続フィジカルアップ」戦闘中に物攻と物防アップの永続バフがかかるため、
踊子や剣士のバフに頼らなくても高い能力を維持することができる。
・ルーンマスター
自身の物理攻撃に各属性の追撃を付加することのできる魔法職。
扱える「○○のルーン」は全属性で物理技にも反応するため、物理&属性の2連撃で
ダメージ&シールド削り共に高いポテンシャルを発揮する。
ルーン追撃はあくまで武器(物理)攻撃の追撃として発動するため、通常の属性攻撃技(「~魔法」や「鬼火」など)とは仕様が異なり、
「たたかう」や物理攻撃アビリティで実際に使用した武器の属攻を参照する。
ブレイク狙いなら別だが、火力が欲しいときは杖や属攻槍(斧弓)などで殴らないとたいしたダメージにならない。
ルーンマスターをパーティに入れる場合には最低1つは属攻が高い武器を持たせておきたい。
しかしそれ以上に重要なのが、自身のみに効果がある技を全体化する「拡散のルーン」。
これを使えばパーティ全体の火力アップに非常に有効。
特にルーン追撃は属性攻撃のため、属攻は高いが攻撃手段に乏しい神官や踊子などの魔法職に付加すれば、9999ダメージ近くの追撃が出せる。
物理職でも2属性攻撃でシールド削りがやりやすくなる。
また剣士と商人の自身にのみにかかる技も全体化できるため、これらがベースジョブの主人公と非常に相性が良い。
上記の職なのはオルベリク(剣士)とトレサ(商人)。特に商人+ルーンマスターは抜群の相性となっている。
商人自体が属性系のサポート職なのでルーン追撃の火力が出ることに加えて、扱える武器が4種になることでシールド削り能力も格段に向上する。「拡散のルーン」で全体化した「緊急回避」を使えば殆どの攻撃を無効化しながら戦う事もできる。
奥義「魔剣士バロガーの覇気」は単体に6属性で攻撃する武芸家の属性版。
サポートアビリティは、装備者の物攻と属攻のパラメータを入れ替える「物属交換」*5や、
敵から受けたダメージの1%SPが回復する「魔力還元」など、パッとしない一癖あるものが多い。
「永続エレメントアップ」は「永続フィジカルアップ」の属性版で、割と癖なく使える。
属攻のほか属防も上がるのがミソで、単純に防御面だけでなく回復技(神官の技、薬師の技、「ひと休み」)のHP回復量も強化できる。
余談
ボス戦のBGM演出のこだわりも見どころの一つである。
各章ごとのボスとの会話で、戦闘が近づくと主人公ごとに作られたイントロがループするようになり、
会話から戦闘に切り替わるタイミングで、イントロから戦闘BGMに自然に繋がる、というもの。
アシスタントプロデューサーの早坂将昭によると、「ライブで好きな曲のイントロが流れる瞬間の興奮をゲームに落とし込もう」として考え出したとのこと。
西木康智の手掛けた各種BGMそのものも非常に良質であり、先述の演出も相俟ってボス戦で使われる「ボスバトル2」は本作を代表するBGMとして人気が高い。
F.E.A.R.が制作に携わったという縁もあり、ゲームと同時発売された「オルステラ大陸旅行記」には、オルベリク、アーフェン、テリオンの前日談がTRPGのリプレイ風に書かれている。
当然この企画のためだけに作られたルールで、このゲームを元にしたTRPGは一般には存在しなかったが、「もし、希望が多ければ発売も……!?」とのこと。
そして、それから3年半後の2022年2月28日、「OCTOPATH TRAVELER TRPG ルールブック&リプレイ」が発売される事となった。
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- パケ裏のトレサちゃんの転職コスプレ一覧が可愛い -- 名無しさん (2018-07-22 09:31:32)
- 弱い攻撃や防御、行動順操作も重要な行動になるブレイクシステムは大発明だと思う -- 名無しさん (2018-07-22 11:27:26)
- あの独特のグラフィックは今の世の中でドット絵のゲームを作る上での一つの最適解だと思う -- 名無しさん (2018-07-22 11:32:13)
- プリムロゼが薄幸すぎてもう・・・トレサのシナリオの前後にやると温度差で風邪ひきそう -- 名無しさん (2018-07-22 22:13:14)
- 初見だとサイラストレサテリオンいれないときついよな。後プリムロゼとトレサのシナリオライター同じらしいっすよ -- 名無しさん (2018-07-23 07:47:52)
- 旅の終わりで明かされる事実が衝撃的すぎる。あそこまでやらんと本当の意味でストーリーは終わらんな -- 名無しさん (2018-07-27 23:29:09)
- どっかの座談会で「別世界から来たRPG」って言い表してたけどその通りだな。現実ではFF7のインパクトが凄すぎてビジュアルとストーリーを伸ばしたがシステムだけを伸ばしたらこうなっていたんじゃないかってゲーム。 -- 名無しさん (2019-02-11 15:37:26)
- 8人の頭文字合わせてオクトパスになるの今更気付いて震えた -- 名無しさん (2019-07-13 12:15:33)
- 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2019-11-09 01:35:22)
- 面白いしSFCからPSあたりの世代にはたまらんものがある。あるのだが、盗みを併用しないと金欠になるので、そういうの嫌いな人には大変。あとレベリングがきっついのと、隠しボスのアレはもう少しなんとかならなかったんですか… -- 名無しさん (2021-03-29 15:31:49)
- ザクロシャワーとか霊薬公ジャムおじさんの恩恵とか、たった1手で2〜5ターン分のBPアドが得られる、TCGなら禁止確実の壊れ性能。なのに、裏ボスはそれを使い倒す前提でかなりのインフレ(TCGとCRPGを単純に比較はできないけど) -- 名無しさん (2022-07-13 19:56:54)
- ジョブチェンジのドット絵もキャラの個性が出てて作り込まれてるなあって感じた。特に狩人トレサと踊り子オフィーリアや結構好きなデザインしてた -- 名無しさん (2022-07-17 15:45:10)
- ↑3 Ⅱとはだいぶ違うんだな… -- 名無しさん (2023-03-02 02:55:45)
- 異常に -- 名無しさん (2023-03-03 20:06:04)
- ↑ミス。プリムロゼだけ異常にストーリー重くない?久しぶりにめちゃめちゃいいゲーム見つけた -- 名無しさん (2023-03-03 20:09:01)
- 隠しボス10連戦ノーセーブ負けたら最初からなのは、なんとかならなかったのかな -- 名無しさん (2023-03-03 20:47:54)
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*2 入手手段がドロップのみという例は一切ないため、その点はわりと良心的。やりたい人がやればいいといった感じ。
*3 「防御ブースト」時は仲間が「瀕死」でなくても身代わりになる。
*4 狩人の中でもこの能力を持つ人物は珍しいようで、少なくとも村の狩人では師匠とハンイット以外にこの能力を持つ者はいない模様。
*5 装備者の素の物攻と属攻を入れ替える。装備品の補正値は影響なし。物攻と属攻が同値のキャラ(つまりトレサ)が装備しても無意味。
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