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更新日:2024/07/05 Fri 11:02:49NEW!
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転生したらスライムだった件 転スラ 大鬼族 鬼人族 オーガ キジン オニ 鬼神 真なる魔王 覚醒魔王 軍団長 魔国連邦 テンペスト 朧流 イケメン 両手に花 アマテラス 聖魔十二守護王 古川慎 既婚者 ベニマル 紅丸 兄 妖鬼 炎霊鬼 大元帥 スベルモノ 陽炎之王 鬼王 魔国連邦四天王 赫怒王 フレアロード
よお、家の者が世話になったみてーだな?
ベニマルとは、『転生したらスライムだった件』の登場人物である。漢字表記は「紅丸」。
●目次
【プロフィール】
種族:大鬼族→鬼人族→妖鬼→鬼神=上位聖魔霊―炎霊鬼
二つ名・称号:鬼王、四天王、真なる魔王、聖魔十二守護王“赫怒王”
所属:オーガの里→ジュラの森大同盟→魔国連邦
CV:古川慎
【概要】
ジュラの森南西部に存在した大鬼族の里の族長の息子。
オークロード軍に里を滅ぼされ、生き残りをまとめて旅をしていたところ、リムルと出会う。そして復讐のための力を得るべくリムルの配下となった。
【人物】
真面目な性格の好青年。元々特定の主君を得ることに思い入れがあったことと、力と居場所をくれた恩義からリムルに対しては忠実。
怒らせると怖い激情家な面があるが、大規模な戦争時には怒りを抑える冷静さも持つ。
オーガ時代は体格も大きく肌の色からして人外だったが、鬼人に進化したことで赤髪の人間に2本の角が生えたような姿になった。イケメンなのでモテるが、本人は初心で奥手なので恋愛ごとには疎い。
【戦闘能力】
リムル配下の中でも上位に位置する魔素量を誇り、名付けられた直後の時点ですでにAランク以上の魔素量となっていた。
リムルが覚醒した際の祝福で妖鬼に進化すると、災禍級以上の力を得ており、ヒナタに「伍するには(聖騎士団の)隊長格が三名は欲しい」と言わしめた。
帝国戦ではリムルから十万の魂を与えられ“真なる魔王”に覚醒。存在値が439万7778に至り、武器も含めればリムルに「ルミナスとかよりも上なのではあるまいか」と思わせるほどの強さになる。
里の指南役だったハクロウから“朧流”の剣術を習っているため技量も高い。帝国との戦争時にはすでにハクロウすら上回る剣の腕になっており、総合的な戦闘力ではリムルの部下の中でもディアブロ、ゼギオンに並び突出している。
指揮官としての能力も高く、たとえ怨敵が相手でも冷静に戦況を判断し的確に対処する。
◆能力
- 大元帥……思考加速、思念支配、予測演算、軍勢鼓舞
リムルが覚醒した際の祝福で獲得したユニークスキル。
『予測演算』により自身の力の流れを正確に把握し制御できるほか、軍隊の動きも力の流れに見立てて予測できる。
また『軍勢鼓舞』により自身の指揮下に入った者の力を3割増幅させる。
- 陽炎之王……思考加速、万能感知、魔王覇気、意思統制、光熱支配、空間支配、多重結界
シエルからの『能力改変』を受け獲得した究極能力。
元々ベニマルは『大元帥』を自力で究極能力に進化させる寸前まで鍛えていたが、よりベニマルの理想に近づけるためにシエルがヴェルグリンドからコピーした権能を反映させた。
『光熱支配』によって圧倒的なスピードを発揮し、『意思統制』によって指揮下にある者と全員が一つの意思であるかのように連携できる。
このスキルを象徴する権能『陽炎』は“隠形法”の極意ともいえ、究極能力が上乗せされ多様な攻撃でなければすり抜けてしまう。仲間に対して使用し守る事も可能。
“魂の回廊”を通して配下の視界を自分も視る事も出来る。
名前の元ネタは日本神話の太陽の女神・天照大神。
- 虚無供給
リムルの権能『虚無崩壊』のエネルギーを“魂の回廊”を通して貸与してもらい、瞬間的に実力を遥かに超えたエネルギー量と出力を発揮できる。
◆技術
- 鬼王の妖炎
妖気を炎に変化させ相手を燃やす。
- 黒炎獄
名付けで得たエクストラスキルに自身の妖炎術を加えて編み出した自己流術式。
『範囲結界』で空間を固定し、『炎熱操作』で内部の分子運動を加速させ、内部の魔素を『黒炎』に変換する。
そうして生じた直径一メートルほどの黒炎球は膨張しながら超スピードで発射され、触れた者は灰すら残さず一瞬で燃え尽きる。
さらに発射から数秒後には一気に広がって半径百メートルに及ぶ黒炎のドームを形成し、外部への影響は一切なく内部は超高熱で焼き尽くされる。
- 朧・黒炎斬
劇場版オリジナル。剣に黒炎を纏って切りつける。
- 朧黒炎・百華繚乱
カレラの最強技“朧・百華繚乱”の発展技。
剣に『黒炎』を纏わせたうえで、 “朧・百華繚乱”を放つ。
『光熱支配』による超加速も合わせ、聖人級の実力者でも全く反応できないほどのスピードで相手を切り刻み焼き尽くす。
- 陽光黒炎覇加速励起
“紅蓮”から放つあらゆる物質を焼失させる赤光と、『虚無供給』で借り受けた虚無のエネルギーによる漆黒の闇を混ぜ合わせ、東洋の龍のような形状にして放つ。
瞬間的に、数値にして数千万ものエネルギーを記録し、ミリムにすら通用する威力を誇る。
◆武器
- 紅蓮
クロベエ作の刀。バーニィ戦後に鍛えなおされ、神話級に匹敵する性能となり、帝国との終戦後には本当に神話級に進化していた。存在値は114万。
【活躍】
◆本編以前~森の騒乱編(書籍2巻)
オーガの里で次期族長として鍛えられていたが、突如オークの軍勢の襲撃を受け、里は壊滅。その際にオークを指揮していたフットマンを目撃している。
襲撃から逃げ延びた後は、生き残った5人の同族と共に、復讐の機会をうかがいつつ旅をしていた。
そんな中たまたまリムル配下のゴブリンや嵐牙狼と遭遇、戦闘に発展する。
戦いは仲間達に任せていたが、そこに現れたリムルが仮面を付けていたことからフットマンの仲間と勘違い。リムルと交戦する。
当初は引き続き仲間達に任せていたが、仲間達を圧倒し腕を切り落とされてもアッサリ再生するリムルに危機感を感じ、自身も戦いに参加。しかし実力差があるうえベニマルの得意とする火属性に強い耐性を持つという相性最悪の相手に勝てるはずもなく、リムルの『黒炎』を見て実力差を悟り勝利を諦める。
それでも妹を逃がし武人として誇り高く死のうとするが、妹から「これだけ力ある魔人ならオークに里を襲撃させるなど不自然」「里を襲ったものとは無関係かもしれない」と説得され、降伏する。
その後はリムルから「自分の配下になればオークとの戦いに協力する」と提案され、それを了承。リムルからベニマルという“名”を与えられ鬼人族に進化する。
オークとの戦いでは“黒炎獄”で大量のオークを殲滅した。
戦いの終結後は、オーク側の事情を知り、リムルが残存のオークを抱え込むことになったこともあり、オークたちとの確執は無くなっている。
◆魔王襲来編(書籍3巻)
ミリムの襲来時に魔王が攻めてきたと勘違い、ソウエイ、シオンと共に連続攻撃を決めるもまるで通用せず吹き飛ばされる。
リムルがミリムを手なずけた後は、リムルの出した蜂蜜に興味を持っていた。
暴風大妖渦襲来時には“黒炎獄”を放つも『魔力妨害』に阻まれ、空泳巨大鮫は倒すもカリュブディスには有効打を与えられなかった。
カリュブディス撃破後、フォビオへの尋問で里を襲ったオーク達を率いていた者の名が「フットマン」だと知り、改めて仇討ちを決意する。
◆人魔交流編(書籍4巻)
魔国連邦からの使節団を率いてユーラザニアに来訪。
フォビオに喧嘩を売って勝利し、続いてカリオンにも喧嘩を売るが瞬殺された。
◆魔王覚醒編(書籍5巻)
ファルムス王国・聖教会連合軍の侵攻に際し、魔国連邦内部から“魔法不能領域を張って魔国連邦の被害を拡大させたミュウランに激高し、ミュウランを庇うヨウムとグルーシスを圧倒するが、リムルが来たため冷静さを取り戻す。
後日反撃に出た際には、四方印封魔結界を張っていた教会騎士団の一部隊に奇襲をかける。
他の部隊に対しては複数名で挑む中ベニマルだけは一人で一部隊を襲撃し30秒足らずで皆殺しにした。
リムルの覚醒により、妖鬼へと進化する。
◆八星輝翔編(書籍6巻)
魔国連邦・ユーラザニア連合軍の総大将となりジスターヴ軍との戦争に赴く。
当初は指揮に徹し敵首魁との戦いは仲間や三獣士に任せていたが、ヤムザを依代にカリュブディスが復活したため行動開始。
“黒炎獄”により一撃でカリュブディスを倒した。
◆紅蓮の絆編
里にいた頃の兄貴分・ヒイロと再会。ヒイロの目的がヒイロの仕えるラージャ小亜国の食糧事情を解決するためにリムルに森の開墾許可をもらうことだと知り、自分からもリムルに頼み込む。
ラキュアの陰謀によりラージャが危機に見舞われた際にはリムルに率いられ援軍に向かう。
ラキュアに騙されカースオーブを取り込み暴走したヒイロの前に立ちはだかり、ヒイロを止めるべく奮闘。カースオーブで強化された力の前に苦戦するも、“朧・黒炎斬”により大ダメージを与える。
しかしヒイロを倒すには至らず、危うく殺されそうになるもトワがベニマルをかばったことでヒイロは意識を取り戻し、自らの体からカースオーブを取り除き正気に戻った。
◆聖魔対立編(書籍7巻)
聖騎士達との戦闘状態に突入したため、リムル達と共に聖騎士を迎え撃つ。
自身はアルノーと対決、描写0で圧勝した。
◆領土掌握編(書籍8巻)
魔導列車の運行に必要なトンネルを掘る許可を得るため、アルビスと共にクシャ山脈を支配する長鼻族の下へ交渉に向かう。
しかしテングは長年フレイと対立関係にあったため、フレイと同陣営になったアルビスを連れていたことで話がこじれ、テングの長老の娘モミジとアルビスが一触即発に。
二人が戦い始めたところに割って入り、そこにテングの長老カエデも現れたことで一旦収まったが、今度はカエデが「モミジがハクロウの娘」という衝撃の事実を暴露し始め、さらにモミジの婿になってほしいと爆弾発言される。
ひとまず話を保留にしてモミジを魔都リムルに連れてきて話し合い、フレイが現在テングへの興味を失っているという事実を納得してもらったのだが、モミジとアルビスがベニマルの心を射止めて見せると豪語し始めたので絶句していた。
◆魔都開国編(書籍9巻)
リムルの側近となる“四天王”に任命された。
会議などには参加しているが、今回は目立った出番はない。
◆魔人暗躍編(書籍10巻)
西側諸国評議会に出席するリムルに護衛として同行。今回も目立った出番はなし。
◆戦争前夜編(書籍12巻)
リムルと会談し、帝国戦に備えて軍の再編を行っていた。
自身は第四軍団長に就任する。
◆帝国侵攻編(書籍13巻)
リムルと共に司令部におり、リムルの護衛と全体の指揮を担当。
マサユキの仲間のバーニィが帝国のスパイという本性を現してリムルの命を狙ったため交戦。実力では上回っていたがルドラから高性能の防具と疑似的な究極能力である『代行権限』を貸与されたバーニィには攻撃が効かず苦戦する。
しかし相手が借り物の力で戦うのならこちらもということで、リムルから究極能力の権能を借り受け油断したバーニィを真っ二つにした。
◆竜魔激突編(書籍14巻)
祝勝会の中改めてモミジとアルビスに求婚され、覚悟を決めて二人と“結魂”する。*1
新最高幹部“聖魔十二守護王”に任命され、機甲軍団との戦いで得られた魂のエネルギーを与えられるが覚醒すると生殖能力が失われるとわかったため一旦保留し、二日かけて二人に子種を仕込み孕ませてから進化した。
なお本来魔物は子ができると力が落ちるのだが、何故かベニマルは力が落ちるどころかむしろ調子が良くなっている。
数日後、リムルと共に和平交渉の為に帝国に赴くが、そこでヴェルグリンドの『夢幻要塞』に囚われてしまう。
◆深淵解放編(書籍15巻)
リムルのおかげで『夢幻要塞』から無事脱出し、他の幹部達と共に帝国軍の旗艦に乗り込む。
八門堅陣の戦いではグラニートと対決。グラニートが自身の経験から「ただしゃべっているだけで究極能力を獲得するなどありえない」と考え寝返り交渉を持ち掛けてきたため、リムルもその仲間も侮辱するグラニートに憤りつつも話を続けて時間を稼ぎその間にシエルの『能力改変』を受けて究極能力を獲得する。
そして『陽炎』によりグラニートの攻撃をことごとく回避し、“朧黒炎・百華繚乱”でグラニートを消し炭にした。
◆野望終焉編(書籍18巻)
天魔大戦に備えて迷宮に実践訓練に来たカリオンとフレイを出迎える。
前回のリベンジを兼ねてカリオンと戦い、初手で必殺技の“獣王閃光吼”を放つというカリオンの策に意表を突かれるも、『陽炎』で回避し何とか勝利した。
◆王都騒乱編(書籍19巻)
リムルに連れられ、天使軍に攻め込まれたエルドラドへ救援に向かう。
自身はジャヒルと対決。4倍以上の存在値を誇る相手に流石に苦戦していたが、ジャヒルの得意とする炎属性に耐性があったことと技量ではジャヒルを上回っていたことから、天使軍が撤退するまで持ちこたえた。
◆天地鳴動編(書籍20巻)
天使軍に攻め込まれたサリオンを救うべく、ソウエイと、魔国連邦で保護していたレオン、カガリ、ティアを連れてサリオンへ向かう。
ジャヒルと戦うカガリ、ティア、シルビアの指揮を執り、3人の能力やジャヒルの性格まで利用した策でジャヒルを翻弄。ジャヒルの炎攻撃は炎に耐性を持つ自身で防御する。
暴走するミリムが接近しジャヒルが逃げ出した後は、ミリムを止めるためその場にいた者達を指揮して対処。
リムルがミリムにかかっていた精神支配を解くまでミリムを止めて見せた。
【配下】
元々魔国連邦の軍のトップなので他の軍属の者達は殆どがベニマルの配下という扱いなのだが、ここではベニマル直属の部隊について解説する。
八星輝翔編から元ゴブリンを中心にした部隊を指揮しており、戦争前夜編からはそれにジスターヴ軍残党を加えた第四軍団を率いている。
◆紅炎衆
ベニマルへの憧れからオーガに進化した元ゴブリン達や、志願して入隊した名持ちの戦士達から成るオーガの部隊。人数は約300名。
八星輝翔編時点で個々の強さはA-ランクに相当する。
戦争前夜編時点では参謀本部も兼ねており、組織再編で赤色軍団の千人長となる。
- ゴブア
紅炎衆の隊長を務める美女。実力はかなり高く、聖魔対立編時点でAランクを超えていた。
ベニマルに惚れていたが結局思いは実らず、そんな時同じく失恋したフォビオと慰め合い恋人同士になる。
深淵解放編ではアンリエッタと共にティアと対決。
天地鳴動編では蟲魔族に攻め込まれたミリム領に救援に向かい、蟲妃ピリオドに圧倒されていたフォビオを助け出した。
◆緑色軍団
約3000名のホブゴブリンから成る部隊。全員が『炎熱操作』と『熱変動耐性』を獲得しており、優れた炎使いとなっている。個々の実力はBランクに相当。
戦争前夜編の組織再編で第一軍団に配属されたためベニマル配下ではなくなった。
◆赤色軍団
ジスターヴ軍の残党の内、リムルに心酔し志願した者から成る部隊。約3万名。
元々は魔人混成軍という名で魔国連邦の正式な軍には数えられていなかったが、戦争前夜編の組織再編でベニマル配下として正式に魔国連邦の軍となった。
【親族】
- [[シュナ>シュナ(転スラ)]]
妹。里での立場は巫女姫であり、実は地位はベニマルより上だった。
ベニマルにはシスコンの気があり、シュナには頭が上がらない。
- モミジ
嫁その1。オーガとテングのハーフで、テングの長老の娘。
当初は勘違いからベニマルやアルビスに敵意をむき出しにしていたが、誤解が解けてからはベニマルにアタックするようになる。
アルビスとはベニマルの正妻の座を巡り争っていたが、いつの間にか仲良くなっていた。
現在はベニマルの子を妊娠している。
- アルビス
嫁その2。蛇の獣人で、ユーラザニアの最高幹部三獣士の一人。
おそらく八星輝翔編でカリュブディスから救ったことで惚れられたと思われる。
こちらもベニマルの子を妊娠中。
- [[ハクロウ>ハクロウ(転スラ)]]
師にして義父。
- カエデ
テングの長老で義母。
【その他関連人物】
- [[リムル=テンペスト>リムル=テンペスト]]
主君。配下の中でも距離は近く、時として友人のように接することも。
- [[ソウエイ>ソウエイ(転スラ)]]
里にいた頃のライバル。オーガ時代から対等に接していた。
- [[シオン>シオン(転スラ)]]
里の同胞。当初は敬語を使われていたが、リムル覚醒後に理性の確認のために「シオンの料理はクソ不味い」という合言葉を使った事がバレたことから「自分はもうベニマルの部下ではなくリムル様の直属なので敬称は不要でしょう」としてタメ口を聞かれるようになった。
- [[ヒイロ>ヒイロ(転スラ)]]
里にいた頃の兄貴分。
もう一度言う、項目を追記・修正しろWiki篭り共、項目すら遺さず消えたくなければな
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▷ コメント欄
- 転スラ日記ではすっかり妹の尻に敷かれている状態。 -- 名無しさん (2023-03-25 22:32:45)
- 実は人参嫌い(日記にて判明)。 ↑将来はモミジとアルビスからも尻に敷かれそうな… -- 名無しさん (2023-03-30 04:03:35)
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