ジョーカー(デルトラ・クエスト)

ページ名:ジョーカー_デルトラ_クエスト_

登録日:2021/12/08 (水) 00:26:06
更新日:2024/06/14 Fri 13:58:23NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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ジョーカー デルトラ・クエスト 森田順平 レジスタンス デル族 記憶喪失 父親 沈黙の森 復讐 実力者 影武者 ジャード




口は慎むことだ。




出典:デルトラクエスト、8話『トムのふしぎな店』、2007年1月6日~2008年3月29日まで放送。
OLM、テレビ愛知、電通、デルトラクエスト製作委員会、
(C)2006デルトラクエスト製作委員会・テレビ愛知



概要

『ジョーカー』とは『デルトラ・クエスト』の登場人物。


CV:森田順平


顔に大きな傷がある男。アニメではジャスミンと同じく黒に近い緑色の髪色をしている。
影の大王に抵抗している『レジスタンス』のリーダー。デルトラの東西に隠れ家を持つ。
レジスタンスのリーダーをしているだけあって、身内以外には心を開かない性格。
この他人に冷たい態度と、初対面で散々リーフたちに悪事を働いたこともあり、
リーフ一行からの心証は悪い(これ等の行為はリーフたちを助けるためにしていたが)。


レジスタンスのリーダーだが、デルトラ最後の国王・エンドンのことを失望している。
というのもエンドンが国民を裏切り、影の大王の配下となり『いましめの谷』の番人をしていると知っているからだ。
これは影の大王の策略であり、ジョーカーも見事に引っ掛かっていた。


頭脳と肉体両方が作中トップクラスの実力者。
リスメア競技大会では元デル城の衛兵だったバルダを倒し(バルダが負けたのは迷いが生じたためでもある)、ジャスミンと互角に戦ったほど。
頭脳面に関してもリーフたち三人(アニメでは二人)が力を合わせようやく解いた『いましめの谷』のクイズをジョーカーはたった一人で解いている。
また各地の情報を得ているためリーフたちが影の大王が追いかけている一行だという事も、
リーフたちの目的が『デルトラのベルト』だということも薄々気付いている。



謎多き男性だが、ジョーカー自身自分が何者かを知らない。実は記憶喪失なのだ。
彼の記憶がハッキリとしているのは、影の王国の『怪物ブラール』と競技場で戦っていたときから。
彼はそこで怪我をしつつも逃げ出し、恐怖の山でジョーカーという男に助けてもらうが、自分の代わりにジョーカーが死んでしまう。
男は『ジョーカー』の名前を借り、ジョーカーを殺した影の王国への復讐を誓ったという。


彼の記憶を失う前は誰も知らない。アニメでは容姿がエンドン王に似ているが……?






出典:デルトラクエスト、50話『真実の世継ぎは誰?』、2007年1月6日~2008年3月29日まで放送。
OLM、テレビ愛知、電通、デルトラクエスト製作委員会、
(C)2006デルトラクエスト製作委員会・テレビ愛知


実はジョーカーこそ、第一巻『沈黙の森』前半の主人公・ジャードであった
そしてジャスミンが7歳の時、影の憲兵団に連れていかれた父親こそ、ジョーカー――ジャードである。
アニメでジョーカーの容姿がジャスミンとエンドン王に似ていたのはそのためで、回想で出てくるエンドン王はジャードの容姿で出てくる。
原作とは違い、映像媒体であるのでそのまま描写してしまうと後述の要素が破綻してしまうため、
アニメのジャード関連は「リーフが父から聞いた話から想像した光景」という体裁にされている。
これなら実際と姿形が違っていても矛盾にはならない という中々思い切った発想である。
また、霊界から現れ導いたジャスミンの母こそ、影の王国でジャードと死に別れた真のアンナだったのだ。


16年前に影の大王にデルトラを侵略された日、エンドンとジャードはある作戦を実行する。
それはジャードがエンドンの替え玉としてトーラに行き、エンドンはジャードとしてデルの町に留まり、情報を集めて機を見て宝石を探し集めるというモノ。
当時のデルの町は侵略のせいで人々の入れ替わりが激しく、ジャードの知人たちもいなくなり、
エンドンの顔も国民は知らず、影の大王の配下でエンドンの顔を知っているプランディンも既に死んだ。
つまりデルの町にはジャードとエンドンの顔を知っている人が誰もいなかったのだ(バルダもジャードとエンドンを近くで見た事がなかった)
なのでエンドンが「ジャード」と名乗っても気に留める人はいなかった。


こうしてジャード夫妻は替え玉としてトーラに出向いたのだが、
肝心のトーラがエンドン(ジャード)を裏切ってしまい、「匿えない」という手紙が届く。仕方なくジャード夫妻は『沈黙の森』へ。
そこでジャスミンが産まれ、ジャスミンが7歳になるまでは苦しくも平和で幸せな生活を送る事が出来たが、ある日突然影の憲兵団が来る。
ジャスミンを残して憲兵団に捕まり影の王国へ。
そこでアンナは死亡してしまい、ジャードは怪物ブラールと戦わせられたことで記憶喪失に。


そして現在に至る。


デル城奪還の際に頭を強く打ってしまいその衝撃で記憶の一部を取り戻す。
そしてエンドンを見た事で完全に記憶を取り戻した。



なおジャスミンはジョーカーがジャードとしての記憶の一部を取り戻すまで、彼が自分の父親と気付けなかった。
というのもジャスミンが7歳の時に拉致されたので父の顔の記憶が朧気になっており、
そのうえジャードはジョーカーになったあとの生活と憎しみから顔が大きく変化していた(アニメが顕著)。気付けなくても当然である。
さすがに幼なじみであるエンドンは、いくら顔が変わっていても一目でジョーカーがジャードだと気付いた。


余談

原語版の名前は悪い運命を指す「Doom」であるが、日本では馴染みのない言葉のためか変更されている。




追記・修正はレジスタンスを結成してからお願いします。


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  • いつも頼りになるイメージだったから正体表したデインに不意討ちしかけて返り討ちにされたのは衝撃だった -- 名無しさん (2021-12-08 10:02:01)
  • 第二シリーズ以降のジャスミンとの微妙な親子関係好き -- 名無しさん (2021-12-08 18:25:36)
  • 翻訳前の原語だとdoom(運命)って名前なんだよね -- 名無しさん (2021-12-09 17:35:54)
  • 完全に安定した変身を保てるAオルは流石に無理だったけどBオルまでなら変身が崩れる『ゆらぎの時』を待たずして変身したオルを見抜けるという観察眼やべー人。 -- 名無しさん (2021-12-09 18:05:35)

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