登録日:2021/10/31 Sun 00:00:36
更新日:2024/06/06 Thu 13:53:57NEW!
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中田裕士 悪役ライダーリンク カゲロウ バイスタンプ 蝙蝠 コウモリ 2号ライダー 悪魔 令和ライダー 残忍 好戦的 仮面ライダーリバイス 愉快犯 俺を怒らせるな 本編より先に立った項目 ダークライダーズ 仮面ライダー ダウナー 傲慢 愉悦部 悪辣 アングラ ペンキ 嫉妬 冷酷 身勝手 憎悪 カレーライス 辛党 影 ツンデレ ギフの細胞 ギフの末裔 ラスボスのdnaを持つ者 スピンオフ主役 マスク割れ 仮面ライダーエビル ツーサイドライバー 日向亘 五十嵐大二 五十嵐家の闇 #カゲロウ帰ってこい †kagerou† カゲちゃん #ナイスカゲロウ 人面獣心
リバイスのアキレス腱、いつ切れそう?
フリオがじっくり進めてますよ。それよりアギレラ様、面白い客人が。
……そっか!アキレス腱って、2つあるもんね。
ええ。五十嵐一輝の弟……大二にございます。
あんな『アホ』と一緒にすんな。俺はあの『アホ』から生まれた悪魔……
“カゲロウ”だ。
カゲロウとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーリバイス』の登場キャラクターである。
本項目では彼が変身する仮面ライダーエビルについても記載する。
演:日向亘(五十嵐大二と兼役)
●目次
【概要】
第5話にて初登場し、第6話にて名前が発覚した。
その正体は五十嵐一輝の弟・五十嵐大二から生まれた『悪魔』。
ただし、同じ悪魔で一輝と別離するバイスと異なり大二の肉体に別人格として宿った、いわば「もう一人の自分」と呼べる状態であり、彼とは同じ肉体と感覚を共有している*1。
しかし、片方の人格が顕現している間はもう片方が直接その動作に干渉する事は出来ず、コミュニケーションを取る際には鏡に向かい、鏡側にもう片方の人格を映す必要がある。
基本は大二の服装をそのまま引き継いでいるが、その力を完全に解放すると黒ずくめの衣服に変化する。
【人物像】
一人称は「俺」で、口の近くで指を鳴らす癖がある。
常に気怠げに振る舞うダウナーだが、本項目冒頭のように宿主である大二を「アホ」と呼んで小馬鹿にする傲慢さも併せ持つ。
一方で彼の兄に対するコンプレックスが反映されているのか一輝を激しく敵視しており、その行動理念は全て「五十嵐一輝を陥れ、亡き者にする」事に収束される。
それもただ痛めつけるだけでは飽き足らず、第8話で一輝を毒殺しようとしたアギレラに対して「幸せの絶頂から地獄に叩き落さなきゃ、意味ないだろ!?」と言い放つなど、本性は残忍かつ好戦的な愉快犯気質である。
一応、一輝という共通の敵の存在からデッドマンズとは協力関係にはあるが、「一輝の打倒に異常なまでに執着心を抱く一方でそれ以外の事にはまるで無関心」なカゲロウと、
「命令や強制される事を嫌うアギレラとその取り巻き」であるデッドマンズとの噛み合わせが致命的に悪い事から信頼関係は皆無。
それどころか、彼らが自分の計画を邪魔しようものなら変身して襲い掛かるなど、互いに牽制し合ってすらいる。
なお、大二は辛い物とコーヒーが苦手らしいが、彼と違ってそういった物に対する抵抗は無い。
そしてこれが後に……(後述)
【正体】
カゲロウ……!聞かせてくれ!お前は一体誰なんだ?
俺はお前の悪魔だ。お前が子供の頃からいるんだよ。
お前が一輝を憎む度に俺は成長していった。嫉妬は悪魔の餌だ。
違う!俺は兄ちゃんの事を憎んでなんかない!
嘘をつくな。俺の願いはお前の願い。ビビッて何も出来ないお前の代わりに俺がやってあげてるんだよ!!
その実態は大二の一輝に対する嫉妬心の化身。
カゲロウ本人によれば「大二が子供の頃から既にその心に巣食っていた」という。
常に人の輪の中心におり、誰からも慕われている一輝に対し、大二は予てから嫉妬心を抱えてきた。
やがて、何をしても一輝の影に隠れてばかりの自分を変えるべく、大二は努力に努力を重ねてフェニックスに入隊し、
銭湯を守る一輝に対して自分は世界を守る事で……兄と違うフィールドに出る事で人に評価されようとしていたのだ。
しかし、実際は仮面ライダーとして世界を守る役目すらも一輝が背負ってしまった。
当初はそれに苛立ちを抱えていた大二だが、彩夏を心身共に本当の意味で救って見せた一輝の姿を見て、真に兄こそが仮面ライダーに相応しいのだと理解した。
しかし、その一種の「諦め」の裏側に残されていた嫉妬が決定打となり、カゲロウの人格が完成してしまったのだ。
上記の通りどこまでも冷酷で身勝手なカゲロウだが、その誕生経緯と行動パターンを見るに、ある意味では色の指定が間違っています。と捉える事も出来る。
実際、「嫉妬」という感情は「相手に劣ってばかりの自分が嫌い」という自己嫌悪とも取れる。
それも前提に置くと、
- 大二を見下す→「目立つ兄に負けてばかりの自分」に対する自己嫌悪
- 一輝に対する敵対心→大本の嫉妬
……と、見事に大二の負の感情を晴らそうとしているのがよく分かる。
また、カゲロウ自身にもそんな自分を生み出した源の影響が色濃く反映されており、自分に向かってきた大二を強引に黙らせようとして逆に大二がいとも簡単に屈した際には軽蔑を露わにしたり、
戸惑う一輝=仮面ライダーリバイに対し、「お前が……お前が大二の未来を奪ったんだよ!!」と本気の怒りと憎悪を露わにしている。
【傲慢な悪魔は真の強さに敗れ去る】
お前ら兄弟に感謝するよ!お節介なお前と、弱い弟のおかげで、俺は生まれた!!
そんなに俺の事が憎いか!?
俺じゃなくて大二がな!
言っただろ?妬みや憎しみを餌に悪魔は育つ。大二の弱さが俺を強くした!
大二の肉体を手にし、一輝の首を取るべく一般人のオレオレ詐欺グループも巻き込んで悪の限りを尽くすカゲロウ。
取り返しに来た一輝や大二の事も「お節介な兄」「弱い弟」と罵倒し、大二の体を半ば人質にして一方的に攻め立てるが、その最中、一輝の言葉に反応した大二の意識が目覚め、抵抗を始めた。
カゲロウに乗っ取られてもなおその意識は失われておらず、一輝の助けを信じて戦い続けていたのだ。
何故だ!?やめろぉーーーーッ!!
そして、そんな大二の抵抗の前にカゲロウの意識も遠のき始めていき、その隙を突いたリバイス ブラキオゲノムの「ブラキオスタンピングフィニッシュ」を喰らって大二の肉体から追い出され、
それに伴って大二も正式に仮面ライダーの力を手にしたのだった。
ああ…久々のシャバの空気は美味いねぇ……!
嘘でしょ……?カゲロウ……!?
いい反応だ。そんなに俺に会いたかったか?
しかし、これで存在そのものが消滅したわけではなく未だに大二の肉体に潜んでおり、ダイオウイカ・デッドマンの攻撃を受けた大二が意識を失った拍子に復活。
エビルへと変身し、五十嵐さくらが変身する仮面ライダージャンヌにダイオウイカ・デッドマンとウルフ・デッドマンと共に襲い掛かる。
そこに一輝達が加勢に現れ、ジャンヌがラブコフをクジャクゲノムに変形させた事で形勢が逆転し、「クジャクスタンピングスマッシュ」を喰らって再度大ニに主導権を奪還された。
なお、ジョージ・狩崎の弁によればカゲロウと大二は表裏の関係にあり、ライダーキックのような強い衝撃を受けると主導権が逆転する模様。
さくら、手加減なしかよ…。
ごめ~んね☆
【黒き悪魔の小さな変革】
このように冷酷で残忍な悪役に徹してきたカゲロウだが、そんな彼にも少しずつ変化が訪れ始める。
第15話でのデッドマンズベース潜入に当たってその入り方を聞き出すべく、さくらによって白羽の矢を立てられると、
真っ昼間の公園にて、ジャンヌに羽交い絞めにされるライブをリバイが目の前で念入りに準備体操した上で「レックススタンピングフィニッシュ」で蹴り飛ばすという、ヒーローにあるまじきやり方で強制的に表層化させられた*2。
えっ、ちょ…痛くしないでぇーッ!!
……テメェら…!何の用だ…!?
勿論最初は警戒心丸出しで要求に対して渋り、一輝が頭を下げて頼み込んだ時も「これは傑作だなぁ!」と嘲笑うが、
その態度に痺れを切らしたさくらに「今度は私にライダーキックされたい!?一輝兄より…手加減は出来ないけど」と脅され、条件付きで応じる事に。
その条件とは初めて顕現した際に食べて密かに気に入っていた、さくらお手製の激辛カレーを腹一杯になるまで食べさせるというもの。
そうして要求が満たされると、約束通りデッドマンズベースへの入り方を教えるが、「辛さ」という刺激によって大二と人格が入れ替わると同時に大二は辛さに悶絶してしまった*3
脳が痺れるぜぇ……!(気絶)
(覚醒)何で家にいるの……?えっ…?えっ?か、かっ、辛~~~~い!!
次いで第23話。
仮面ライダーデモンズとなったオルテカと交戦していた大二が倒され、一緒に戦っていたさくらも変身解除に追い込まれてしまう。
オルテカはさくらに止めを刺そうとするが、そこにカゲロウが立ちはだかる。
この女が死んだら、あのカレー食えねえじゃねえかよ……。
建前はどうあれ、さくらを守るためにカゲロウはエビルに変身。
肉弾戦でデモンズと互角に戦い、必殺技の打ち合いでなんとか相打ちに持ち込んでオルテカを撤退させる事に成功した。
一つ貸しだからな…大二!
…ちょうど30分前の番組がカレーをめぐる話だったので視聴者から「カレーのレシピッピ」なるあだ名が付いたとかそうじゃないとか
その後、第26話で大二と存亡をかけて対決し敗北、クロウバイスタンプが変化したホーリーウイングバイスタンプを託して消滅した。
大二は新たな形態である仮面ライダーホーリーライブに変身するのだった。
しかし、カゲロウが消滅したことで大二の精神バランスが不安定な状態に陥り、自分の信じる正義が暴走して味方との対立に繋がってしまった。
【Mirage Mirror―復活の黒翼―】
そして、第44話で大二は門田ヒロミと戦い、彼の必死の説得により誰にも言うことができなかった、変わりたいという本音を告白。
カゲロウに助けを求めて流した涙はホーリーウイングバイスタンプに落ち、クロウバイスタンプと合わさったような姿のパーフェクトウイングバイスタンプに変化する。
その直後、バイスタンプの中から現れたのは、消滅したはずのカゲロウだった。
2人の対決の後、カゲロウの意識はホーリーウイングバイスタンプに内包されていたのである。
大二の呼びかけに応えて一体化し、完成形である仮面ライダーエビリティライブに変身を遂げ、一輝たちと共にギフの封印に成功したのだった。
復活後は態度がある程度軟化しており、憎まれ口を叩きながらも苦戦する大二を気に掛けたり、五十嵐三兄弟に発破を掛けたりする等、何だかんだでまとめ役として落ち着きつつある。
また、さくらからは「カゲちゃん」なるあだ名を貰っている。
【仮面ライダーエビル】
また喧嘩しようぜ?“お兄ちゃん”……。ハハハハハッ……!
スーツアクター:中田裕士
カゲロウが変身する仮面ライダーで、名前の由来は「悪 / 邪悪」を意味する英語「evil」から。
強化スーツ「バーサスゲノミックスーツ」は、ガンメタルや黒をベースにターコイズグリーンのラインが走るものであり、
胸部装甲「ブランディージャケット」にはジッパーのようなモールドとペンキで縁取られたかのような模様が描かれ、同様にペンキをぶちまけたような形の複眼と相俟って「路地裏の落書き」や「ストリートギャング」のようなアンダーグラウンドな印象が強い。
変身者のマイナスエネルギーを増幅して力に変える「エビルシステム」を内蔵しており、その力と専用武器のエビルブレード、そしてカゲロウ自身の凶暴さに裏打ちされた、相手を一方的に叩きのめすようなファイトスタイルを持ち味とする。
第45話からはエビリティライブに加えてカゲロウのエビルと大二のライブで交代しながら変身して戦うようになった。
ちなみに変身前と解除後の会話では大二とカゲロウの衣服が瞬時に切り替わっている。
また、『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』ではライブからエビルに直接フォームチェンジ(というよりライダーチェンジ)している。
装備
- ツーサイドライバー
システム音声:藤森慎吾(オリエンタルラジオ)
エビルの変身ベルト。
いつの間にやら狩崎が開発しており、カゲロウの存在に気付いた彼によって手渡された。
戦闘時に武器になる短剣「エビルブレード」と一体化しており、各種バイスタンプをベルト本体の「オーインジェクター」に押印した後、装填スロット「バイスタンプスロット」にセット。
そのままベルト本体から分離させた後、持ち手「ツーサイドグリップ」に設けられた引き金「ツーサイドトリガー」を引く事で「バーサスアップ」を実行し、変身を完了させる。
その変身プロセスはカゲロウ(大二)の影から大量のコウモリが飛び出し、その体に覆いかぶさるという禍々しく悍ましさすらも感じさせる演出である。
各種バイスタンプから引き出された遺伝子情報内の高純度エネルギーは武器側に内蔵された「ゲノミックコンバーター」で「ゲノムパワー」に変換され、エビルやエビルブレードに送り込まれる。
また、装填されているバイスタンプの起動スイッチ「アクティベートノック」を押す事で「必殺承認!」の音声と共に待機状態に入り、
そこからツーサイドトリガーを引く事で「○○!ダークネスフィニッシュ!」の音声と共にバイスタンプに応じた各種必殺技を発動させる(「○○」には装填したバイスタンプの名前が入る)。
他にも変身者の生命エネルギー分析機能を搭載するベルト部「ツーサイバインド」の左右には「バイスタンプホルダー」が設置されており、バイスタンプをここに収納出来る。
システム音声の声質こそリバイスドライバーと同じだが、まるで狂って高笑いを上げているかのようなハイテンションかつ不気味な印象を抱かせるものとなっている。
バットゲノム
優しい弟のフリも今日で終わりだ……。
バット!
Confirmed!
……変身……!
Eeny, meeny, miny, moe♪
Eeny, meeny, miny, moe♪
バーサスアップ!
Madness! Hopeless! Darkness!
バット!ハハァッ!
仮面ライダーエ・ビ・ル!! Yeaaaahaha!!
身長:207cm
体重:106.8kg
パンチ力:15.8t
キック力:37.5t
ジャンプ力:45.1m(ひと跳び)
走力:3.1秒(100m)
ツーサイドライバーにバットバイスタンプを押印し、エビルブレードを抜刀して変身する基本形態。
頭部「エビルバットヘッド」には仮面ライダーブレイドのような一本角「エビルバットエコー」が備わっているが、よく見ると折り目のようなものがあり、「翼を折りたたみ、逆さにぶら下がっているコウモリ」を模している事が分かる。
このレドームでコウモリが行うエコーロケーションを再現する事により、超音波を発して暗闇といった視界の確保が困難な場所でレーダー代わりに用いたり、指向性のエネルギー兵器として相手の聴覚にダメージを与える事が可能。
また、エビルバットエコーと一体化した顔面装甲「バットカラベラード」には複眼「バットブラチアイ」が設けられており、ペンキで塗りたくったような形状を利用する事により、自身の視野を広げたりする事が出来る。
他にもぶら下がったコウモリの頭部を模した「バーサスクラッシャー」で高濃度化させた酸素を変身者の全身に供給する事により、運動能力の上昇と疲労回復効果の促進を速める機能も持つ。
胸部装甲は左胸に黄色のペンキで縁取りされたようなコウモリのシンボルマークが描かれた「バットブランディージャケット」となり、
これによって腕部「エビルバットアーム」や脚部「エビルバットレッグ」などの各部位にコウモリ譲りのステルス性を付与して音もなく相手に接近出来る他、左胸部分にバットバイスタンプを直接押印して超音波を放ち、相手を攪乱させる事も可能。
また、ツーサイドライバーから送られるゲノムパワーで両肩の装甲「エビルバットショルダー」から翼を広げて空中飛行する事も出来る。
それ以外ではグローブ「エビルバットグローブ」はエビルブレードの使用と、それを用いた白兵戦を主眼に置いた調整が施され、吸着力を秘めたブーツ「エビルバットブーツ」で天面を自在に歩行する機能も備えている。
◇必殺技
- バットダークネスフィニッシュ
エビルブレードからターコイズグリーンの斬撃を飛ばし、相手を斬り裂く。
初使用した第6話では多段ヒットする連続刃*4、第7話では丸鋸型の斬撃など、様々な形状で飛ばす事が出来る。
エビルブレードをツーサイドライバー本体に装填した状態では、エビルバットブーツにエネルギーを送り込んだ状態からライダーキックとして放つ事も可能で、
第10章では跳び回し蹴りとして放つパターンと、一般的なライダーキックを放つパターンの2種類を使用した。
ゲーム『仮面ライダーバトル ガンバライジング』ではエビルブレードで相手を3回斬り付けてダメージを与えると続けざまに空中に出現したバットバイスタンプの押印面を模ったエフェクトにぶら下がり、
その状態でドライバーを操作し、背中からターコイズグリーンに輝くコウモリの翼型のエフェクトを生やして急降下しながら放つ跳び蹴りで止めを刺す。
- 超音波攻撃(正式名称不明)
バットブランディージャケットの左胸にあるコウモリのシンボルマークにバットバイスタンプを直接押印して発動。
超音波を放って相手を攪乱する。
- 斬撃(正式名称不明)
ツーサイドライバー本体のオーインジェクターにコングバイスタンプを押印して発動。
エビルブレードにオレンジ色のエネルギーを纏わせ、相手を直接切り裂く。
ジャッカルゲノム
あまり[[俺を怒らせるな>神代凌牙/仮面ライダーデュランダル]]よ……!
ジャッカル!
Eeny, meeny, miny, moe♪
Eeny, meeny, miny, moe♪
バーサスアップ!
ヒャーッハハァ!Feel! a thrill! Spiral!
仮面ライダーエ・ビ・ル!!ジャッカール!
身長:197.6cm
体重:108.4kg
パンチ力:18.2t
キック力:39.2t
ジャンプ力:49.7m(ひと跳び)
走力:2.7秒(100m)
エビルブレードにジャッカルバイスタンプを装填して変身する派生形態。
頭部「エビルジャッカルヘッド」の顔面装甲はジャッカルの両耳を模した二股の「ジャッカルカラベラード」に変化。
また、複眼「ジャッカルブラチアイ」や胸部装甲「ジャッカルブランディージャケット」に描かれたジャッカルの縁取りが薄紫色になっており、使用しているバイスタンプもあってどこか仮面ライダーゲンムを思わせるカラーリングとなっている。
元々エビルが持っていた一部機能に加えてジャッカル由来の各種能力が付与されており、脚部及びブーツはリバイ ジャッカルゲノム同様、高速戦闘に適し、安定性も兼ね備えた「エビルジャッカルレッグ」「エビルジャッカルブーツ」となる。
これにより、初変身した第8話ではリバイス コングゲノム相手に目にも止まらぬ超高速移動で一時優位に立っている。
また、腕部「エビルジャッカルアーム」もリバイ ジャッカルゲノム同様に運動能力や戦闘経験が向上するにつれて攻撃力や防御力がレベルアップする機能が搭載され、両肩「エビルジャッカルショルダー」から装甲強化剤を噴射して防御力を一定時間強化させる事が可能。
頭部の顔面装甲「ジャッカルカラベラード」は仮面ライダーエグゼイドの「クールライドヘアー」同様に対爆コーティング剤の恩恵で必要以上の強度が担保されており、
前面の複眼「ジャッカルブラチアイ」はバットブラチアイの機能に加え、リバイ ジャッカルゲノム同様にVRマップの投影や目的地までの最短攻略ルートの算出が出来る。
また、ジャッカルカラベラード上部の「エビルジャッカルイヤー」は、これまたリバイ ジャッカルゲノム同様に周囲の雑音を遮り必要な音のみを拾うフィルタリングと、特定の相手とのみ会話するための秘匿通信機能が搭載されている。
◇必殺技
- ジャッカルダークネスフィニッシュ
黒とターコイズグリーンの稲妻を帯びた状態で縦横無尽に高速移動しつつ、エビルブレードで相手を斬り刻む。
【余談】
- 名前の由来は灼熱の際に景色が揺らいで見える現象「陽炎」、または同じ名前の蚊に似た昆虫からと思われる。
なお、同じ悪魔のバイスと違って初登場時点で自分からこの名を名乗っているが、いつどうやってその名前を手に入れたのかは不明。 - その「カゲロウ」という名前だが、登場とほぼ同時期に発売されたゲーム『スーパーロボット大戦30』において、『勇者警察ジェイデッカー』の隠し機体であるロボと完全に被っており、SNSで「カゲロウ、フラグ」と検索すると本作の展開の予想とスパロボ攻略の情報が入り乱れるカオスな状況となってしまっていた。
- 演じる日向氏は放送前の製作発表会見にて本編中で変身する事を明かしていたが、その当時は明るい雰囲気の強い事前公開動画が多かった事や、そもそもカゲロウの存在が明かされていなかった事から味方ライダーになると考える人々が多かった。
だが、その実態は上記の通りであり、2号ライダーが敵キャラクターとして登場する仮面ライダーシリーズでもかなり珍しいパターンとなった*5。
- 変身待機音の「Eeny, meeny, miny, moe♪」とはアメリカの言葉遊びで、日本でいうところの「どれにしようかな」という選び歌である。
なお、変身ベルトであるツーサイドライバーだが、その名前を分解してみると「ツー=two(2つ)」「サイド=side(側面)」で、合わせると「2つの顔を持つドライバー」と読む事も出来る。
実際エビルのライダーズクレストは「翼を畳んで逆さになっているコウモリ」のようにも「背中合わせになった2人の仮面ライダーの顔」のようにも見える。
また、変身シーン初お披露目の第8話時点でもツーサイドライバーの詳細は公開されておらず、これによってもう一つの姿であるライブの存在が暗示されていた。
また追記・修正しようぜ?“Wiki篭り”……。ハハハハハッ……!
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*2 実体化したバイスとラブコフは役目が無いのでブランコに乗って傍観していた。
*3 教えた描写が無く、カレーを食べてすぐ交代していた事から、この手のものにありがちな「教えるから条件を満たせ」ではなく「教えたから約束守れ」的なパターンで、カレーを食べるより前に教えていたと思われる。
*4 この時の音声は「ダークネスフィニッシュ!」となっている。
*5 似たようなパターンとして挙げられるのはライダーバトルが基本路線だった『仮面ライダー龍騎』の秋山蓮/仮面ライダーナイトあたりであり、奇しくもあちらもコウモリモチーフのライダーという点で共通している。
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