木星帝国(宇宙世紀)

ページ名:木星帝国_宇宙世紀_

登録日:2021/10/12 (火曜日) 11:01:15
更新日:2024/06/06 Thu 13:46:32NEW!
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木星帝国 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 ゴースト dust 木星戦役 僻地 蛇の足 サーカス クロスボーン・バンガード 木星 宇宙世紀 ガンダム ガンダム組織項目 架空の国家 辺境 木星共和国 神の雷計画 過酷な環境 セルピエンテ・タコーン ヘリウム3 木星船団公社 木星圏 脅威のメカニズム




ジークドゥガチ!ジークジュピター!




木星帝国ジュピター・エンパイアとは漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』及び続編にあたる『スカルハート』『鋼鉄の7人』『ゴースト』『DUST』『X-11』『LOVE&PIECE』に登場する国家の名称。


なお、本記事では木星帝国が引き起こした「木星戦役」「ゼウスの雷計画」についても記載する。



●目次




【概要】

宇宙世紀木星圏を支配する国家。
国章は木星帝国の英語読みであるジュピターエンパイア(Jupiter Empire)の頭文字がモチーフとなっている。


その規模は地球圏でのサイド一つ分にも満たないが*1、70年以上に渡る努力と労力の結果、小国レベルの自治体が構築されるようになる。



【成り立ち】

宇宙世紀ではミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉を主なエネルギー源としているが、核融合に必要なヘリウム3は地球圏だと僅かしか採掘できなかった。
そのため、木星圏のスペースコロニーに移住した人々によって木星でヘリウム3が採集され、NGO非政府組織木星船団公社」と呼ばれる宇宙貨物船団が地球―木星圏を往復してヘリウム3は地球圏へともたらされていた。
この木星産のヘリウム3により地球圏の経済は成立し、またあらゆるモビルスーツも艦艇も稼働していた。


なお、当時の人類最先端とも言われていた木星圏のコロニーは地球連邦の一組織である「木星公社」が管理しているという建前だったが、そもそも地球と木星は最短でも6億kmの距離があるため、2年弱で往復が可能な技術*2が存在したり就学経験者がほとんどいない少年兵だけの民兵組織でも木星圏まで辿り着けるような航路が開拓されていた後の作品と異なり、宇宙世紀での木星はジュピトリス級超大型輸送艦などで片道2年間をかけなければ来る事の出来ない僻地であることから地球連邦の監視の目が届かず、空気や水などあらゆる資源に限りのある過酷な環境であった
…まぁ、宇宙世紀0130年代にはこの木星圏~地球圏の移動時間の問題はほぼ解消されたようで、ジュピトリス9やミノフスキードライブを失った状態のマザーバンガードはわずか2か月半で木星圏から地球圏に到着しており
木星と地球間の学生交換を行うようになったのもおそらくこの事が大きいのだろう。他にも地球圏からの海賊軍への補給も比較的容易になっている。
なお、ミノフスキードライブを使った場合は1週間で移動できる結局宇宙世紀が一番チートじゃねーか!


何時頃からかははっきりしていないものの、やがて木星開拓とコロニー建設に携わってきた指導者であるクラックス・ドゥガチを頂点にいただき、住みやすい環境である地球への羨望意識と彼の命令を絶対のものとする独裁体制が成立、自分たちを辺境の地に追いやった地球圏の人々から地球を取り戻すという目的の下、軍事国家となっていった



【帝国の内情】

生活スタイルは無重力状態を基本としており、重力の存在する時間は長くない
そのため、地球の重力について本質的に理解していない人物が多く、地上用として製作されていながら重力下での運用において欠点がある機体も見受けられる。


帝国内では厳しい階級制がとられており、軍人・工作員は手の甲にナンバーが刻印され、その階級差・権限は絶対である。
一般市民であっても水や空気の割り当てが決まっており、たとえ瀕死の病人であったとしても割り当てを超えた消費は許されず、他者への譲渡も禁止されている


資源が乏しいことから人命と物資の主客が逆転しており、戦闘で機体を失うも生還したパイロットたちを「貴重なマシンを損失し、軍規を犯した」として銃殺刑とし、その映像で公開したり、捕虜となったトビア・アロナクスの処刑を政治ショーにするなど、恐怖政治によって市民を統制する手法は後のザンスカール帝国を彷彿させる。
ちなみにザンスカール帝国の事実上の支配者だった宰相フォンセ・カガチは木星船団の元メンバーであり、ドゥガチとも親交があった。


なお、帝国に潜入したトビア・アロナクスやキンケドゥ・ナウを匿った人達がいた事や、少数ではあるがレジスタンスが存在していた事からも、表向きは忠誠を誓っていても木星圏の市民すべてがドゥガチを支持している訳では無い。



【動向】

木星戦役

元々は連邦内の一組織でしかない「木星公社」として活動していたが、前述の通り青き星から遠く離れた地という事もあり、少しずつ国家としての体を成していった。
地球侵攻の準備を宇宙世紀0100年代には開始しており、0123年のコスモ・バビロニア建国戦争の裏でも暗躍していた。


公社の活動のみならず木星と地球間の学生交換なども実施し(その裏で毒ガスを密輸していた)、連邦の信頼を得るべく行動し、帝国の野望を知るクロスボーン・バンガードの存在を世界には「野蛮な海賊軍」と広報する事で連邦軍との協力関係も維持していた。
当初こそ武力を伴った戦闘こそ無かったが、0130年代に入ると、帝国の野望を察知した宇宙海賊クロスボーン・バンガードが海賊行為に偽装したレジスタンス活動を開始し、木星圏で小規模の紛争が相次いだ。


ドゥガチのいる軍中枢部は衛星イオにあると目されていたが、実際にイオに居たのはドゥガチの意識をコピーしたバイオ脳であった。
イオへの襲撃と入れ替わるように旗艦ジュピトリス9を中心とした主力部隊とドゥガチ本人が地球圏に向けて発進し、親善訪問という体で地球圏へと戦力を送り込むことに成功する。
更に帝国へ寝返ってきたザビーネ・シャルを利用する事で、連邦軍に海賊軍を攻撃させることにも成功し、直後に木星帝国は連邦への宣戦布告を行う。
連邦軍の地上施設へ破壊工作を仕掛け、ジュピトリス9からの核ミサイル攻撃で連邦軍、ひいてはアースノイドもろとも地球環境を破壊しようと目論んだ。
だが戦力をまとめた海賊軍が奇襲攻撃を成功したことでジュピトリス9が大破し、帝国軍は混乱状態に陥る。
業を煮やしたドゥガチは、最終兵器である巨大モビルアーマー「ディビニダド」に自ら乗り込み出撃。自身のバイオユニット体の機体を含め8機のディビニダドが出撃したが、全ての機体は海賊軍と連邦軍の決死の抵抗、更に地球滅亡まで動かないと思われていたコロニー軍の突然の参戦により1機残らず破壊された。


指導者ドゥガチを始め戦力の多くを消耗した木星帝国軍は降伏したことで木星戦役は終結したが、この時代の連邦らしく木星への査察は最低限だったようで、その後も木星の体制は変わらないままだった。


ゼウスの雷計画

木星戦役後も木星軍残党によるテロが散発し、連邦軍や海賊軍と小競り合いをしていた。
そして木星戦役から3年後、新総統となったカリスト兄弟の下で秘密裏に組織を再建し、ドゥガチが生前計画しながらも間に合わないとして放棄したコロニーレーザー「シンヴァツ」による地球殲滅作戦ゼウスの雷計画」を決行する。
こんな事をしても国力の少ない木星帝国には地球制圧は不可能ではあるがカリスト兄弟は初めから地球を制圧する気は全く無く、彼らは地球を汚い惑星と見なしており、実行理由は地球連邦に大ダメージを与えて、木星に手出しできないようにする為であった。
邪魔な海賊軍への攻撃やサナリィ襲撃などにより計画は順調に進んでいたが、発射前に鋼鉄の7人の決死の攻撃により、シンヴァツは破壊され、カリスト兄弟も戦死、そしてそこに隙を突いてレジスタンスが指揮系統を掌握、遂に帝国は事実上崩壊した。


木星共和国

戦後、鋼鉄の7人の生き残りであるミノル・スズキとローズマリー・スズキが査察官に就任し、帝国残存勢力の掃討・監視に当たった。
その1年後、かつての総統であるクラックス・ドゥガチの一人娘であるテテニス・ドゥガチが地球から帰還し、父の遺産を継いで政治の道へと入る。


そして木星帝国は共和制の「木星共和国」となり、テテニスが引き継いだ父の遺産を運用する団体は「ユピテル財団」として活動するようになる。
やがてミノルは神の雷計画の5年後に死去し、ローズマリーは地球圏に帰還したため、政治・監視はテテニスと彼女の関係者が担っており、
テテニスの側近カーティス・ロスコが木星の諜報機関および特殊部隊である「蛇の脚セルピエンテ・タコーン」を率いて裏からそれを支えていた。


2度の戦争で大きく疲弊して悲惨な状態になっていた木星だが、テテニスがユピテル財団の資産を用いて木星の将来を見据えた改革に取り組んだ結果、
0150年代には大幅に生活環境が改善されて食料などの生産も安定し、配給制が取り止められた上でそれらを必要としなくても国民の生活が成り立つにまで国力を回復させた。


一方で帝国時代の流れを汲むタカ派が現存しているなど一枚岩とはなっておらず、サーカスら一部の軍部が地球圏への侵攻も視野に入れた新兵器を開発している。
共和国政府はガス抜きとして、高い性能要求をわざと出して開発を難航・頓挫させる事を狙って承諾したが、成果が挙がってしまうという予想外の結果となるなどタカ派も活動に力を入れていて、監視や牽制を続けている状態である。


更に時代を経た0160年代後半では政争の結果タカ派が主導権を取り、テテニスを始めとしたハト派有力者は軟禁された状態となっている。
一方、地球圏から圧倒的距離を隔てていることを利点として、地球圏の戦乱には表立って介入しないことで非常に安定した立場を得ている*3


地球圏が大規模な混乱によって工業力や開発力の維持が出来ていないのに対し、それに巻き込まれていない木星は高い技術力を保持し続けており、
個人向けにデチューンした新造MSの販売や、すでに地球圏では不可能となりつつあるMSのレストアも行っている。
130年代では地球圏に後れを取って様々な技術を盗み出していた木星だが、そのお陰で地球圏で途絶えた技術を残すことが出来たのは皮肉な話としか言えない。



【木星船団との関係】

木星船団公社と木星公社→木星帝国(共和国)は、名前が紛らわしいが少なくともクロスボーン・ガンダム作中では別々の組織とされている。
(「船団公社」が木星から地球までヘリウム3を運ぶ輸送を担当、「無印の「公社」→帝国」が木星でヘリウム3を集めるのを担当。)
0136年にヘリウム船団のリーダーを務めていたグレイ・ストークは「帝国がやらかしたせいでこっちの肩身まで狭くなる」とぼやいており、
帝国の残党が何やらやらかしていた際には私財を使ってその解決をクロスボーン・バンガードに依頼している。



【ザンスカール帝国との関係】

前述のようにザンスカール帝国宰相のフォンセ・カガチは木星船団出身であったため、
地球圏での足掛かりが欲しいテテニスは彼がサイド2の有力者となった時点から友好関係を結ぼうとしていた。
ザンスカール帝国の最終兵器として使われることとなるエンジェル・ハイロゥも、表向きは「10万人を搭乗させることができる木星への巨大移民船」という形でテテニスを騙して共同開発し、カガチがそれを地球圏に持ち込み兵器利用したものであった。
また、カガチはドゥガチを恩人として彼が亡くなった後も敬い、ドゥガチも内縁の息子であるキゾをカガチに預けるなど、非常に強い信頼関係にあったとされている。
技術交流も行われ、ザンスカール戦争期のザンスカール帝国と木星共和国のモビルスーツには、それぞれの特徴を併せ持ったものも見られる。



【関連用語】

  • ゼウスの雷計画

生前のクラックス・ドゥガチが考案した計画。
発動すれば地球圏からの阻止、妨害は極めて困難だが計画実行まで自分の寿命がもたないと判断したドゥガチにより計画は凍結し、次善策であるバイオ脳とディビニダドによる地球汚染計画を行った。
その後彼の死亡や、地球からの査察に伴いそのまま凍結されていたが、カリスト兄弟によって再開された。
その内容は、木星圏に建造したコロニーレーザーによる超長距離射撃により地球に無差別攻撃を行うという、かつてのディビニダド以上に危険な代物である。


  • 諜報機関"蛇の足セルピエンテ・タコーン"/新生宇宙海賊クロスボーン・バンガード

木星共和国ハト派の特殊部隊。
カーティスが言うには、名前の由来は“存在しないもの”という洒落らしい。
表向きは木星との関係を無いように見せるため、あえて『クロスボーン・バンガード』を名乗って行動している*4


木星共和国タカ派の特殊部隊。天使の呼び声エンジェル・コールを捜し求めている。
構成員のうち、パイロット達はそれぞれが犯罪者の烙印を押された者であり、仮面を着用している。
ザンスカール戦争後は「賛美歌の国」へと吸収された。


  • 天使の呼び声エンジェル・コール

テテニスが発案した外惑星探査の中で発見された、宇宙世紀で初となる地球外生命体
だがその正体は、人類に死をもたらす非常に危険な細菌であり、これを巡ってサーカス、ザンスカール、そして蛇の足が争う事となる。


  • オリュンポスの下僕しもべ

木星共和国のタカ派組織。
カーティスもてこずる程尻尾を掴みづらく、長年にわたって暗躍し続けている。



【関連人物】

木星戦役時代

CV:永井一郎/麦人*5
木星帝国総統。木星に生活圏を築き上げた、木星圏における英雄。
木星の民に地球の大地を与えると宣言するが、その真の目的は…。
詳細は個別項目参照。


  • テテニス・ドゥガチ

CV:夏樹リオ
クラックスの娘。特技は密航。
客観的な視点から木星帝国、ひいては父の行いや自身の境遇を確認するため、「ベルナデット・ブリエット」の偽名で留学船スマシオン号に密航し、
その後紆余曲折を経てクロスボーン・バンガードの一員となった。
木星戦役後もブラックロー運送の一社員を装いつつ暮らしており、時には不慣れだがモビルスーツに乗っての戦闘もこなしていた。
だが、カリスト兄弟の計画や義母エウロペの証言で木星の実情を再度認識し、神の雷作戦の失敗後にテテニスとして木星圏に帰還。
ユピテル財団を立ち上げ、木星をより良き国へとけん引する使命を胸に政治の道へと進んだ。
木星の開拓者であるクラックスの唯一の直系ということもあってか、共和制に移行したとはいえ事実上の木星の支配者と見られており、その影響力は非常に強い。


2児をこさえ、40歳近くになってもなお10代後半の外見を維持している若々しさだが、その子供2人の父親がそれぞれ異なり、
かと思えばまた別の男と結婚するという、中々に奔放な私生活から木星の民には恋多き姫様と認識されている。
実際にはその父親たちも結婚相手も全員同じ人物なのだが。
また嫉妬深くもあり、当初はちょっとしたギャグで済んでいたそれも時を経るとともに…


  • ディミアン・カラス

CV:茶風林
表向きは地球からの留学生たちに教鞭をとる教官の一人だが、その素顔は総統ドゥガチの右腕である木星帝国の凄腕の諜報員。
「人種・性別・国籍・容姿、そしてニュータイプであるか否かに関係なく、実力を持った強者こそが物事の決定権を持っており、世に君臨する資格を持つ」という思想の元に行動しており、それを元に優れた人材を鍛え上げてきた。
裏返せば善悪の基準がまるで無く、何事も強者の理論で判断する危険人物。ドゥガチの下に付いているのも単にその思想に合致しているからに過ぎない。
そのような思想に至ったのは少年時代の凄惨な経験からであり、ある時仲の良かった友人ら数人の企んだ悪戯に付き合った結果、小さな脱出艇で宇宙を漂流する羽目になってしまう。
水も食料も酸素も到底全員が生き残る為には足りな過ぎる…そう判断したカラスは生き延びる為に、友人らを単身で皆殺しにしたのである。
その後、若き日のドゥガチが事態に気付いて救援に駆け付けカラスは生還を果たしたが、ドゥガチもまたその頃は木星発展の為に形振り構わずやっていた事もあってカラスの行いを理解し、その姿勢を褒め称えた。
この一件以降、彼は弱肉強食の掟こそが世の真理であり、そこから生き延びる事が出来る「強者」を育て上げていくという目標を見出し今に至るのである。


ワイヤー射出機を腕に装備しており自在に操って任務をこなす。
第1話で生身で宇宙空間に投げ出されたのにワイヤー1つで無事生還する(回想シーンで宇宙空間で梯子を上っている姿が描かれており、クェスみたいに目と耳を塞ぎすらしていない)トンデモな人。*6
他にもベルナデットを気絶させ拉致しようとした所、トビアにMSの手で掴まれて捕らえられるという逃れようの無い状況に陥っても余裕を崩さず、隙を突いて隠し持っていた爆薬で指関節を爆破、続け様に投げ付けた手榴弾一つだけでMSを行動不能に陥らせ、慌てて脱出したトビアを銃撃し逆に捕えるという離れ業をやってのける程。
初期設定だとサイボーグという案もあったらしいがさもありなんと言わざるを得ない


強きものであれば敵であろうと賞賛し、強者の行く手を阻む者は部下であっても容赦なく処断する。
一方でとてもバランスの取れた視点の持ち主でもあり、トビアの内に秘められた才能を誰よりも早く見抜いており、敵対してもなお対峙する度に人生訓を送りつつも帝国側に勧誘していた。
最終決戦で愛機ノーティラスを駆ってトビアのX3と対決し、激戦の末に討たれたものの最後の最後まで師として彼にエールを送り、その死に様にはトビアも「先生」と呼ぶのだった。


この様に敵であるがその一本筋を最後まで通し抜いた硬派ぶりから読者からの人気も高く、でも教え子達が大活躍。


余談だが、上述の通り後々にまで大きく影響を与え続ける数多の優秀な教え子達を輩出した存在感の大きさと「カラス先生」の愛称で親しまれ続ける長年の読者からの人気の反面、第1話から登場しているにもかかわらずフルネームが判明したのはなんと『機動戦士クロスボーン・ガンダム』連載開始28周年を迎えた2022年10月26日に発売された『月間ガンダムエース』2022年12月号における『機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE』連載開始であった。


CV:真柴摩利/岩永哲哉

  • ローズマリー・ラズベリー

CV:まるたまり

  • バーンズ・ガーンズバック

CV:飯塚昭三
対クロスボーン・ガンダムの特務部隊「死の旋風隊デス・ゲイルズ*7のメンバー。
木星帝国の戦士としてガンダム打倒に燃えるギリ、木星市民の窮状を嘆いて軍に参加したバーンズとは違い、ローズマリーは傭兵として雇われた外部の人間である。
『鋼鉄の7人』にも再登場。当初はギリとローズマリーは名前しかなかったというより、苗字があったバーンズの方が異例が、続編で苗字も明かされた。


新体制時

  • 光のカリスト

CV:笹沼尭羅
クラックス・ドゥガチの後継者で、木星の新総統『カリスト兄弟』の片割れ。
ドゥガチの意思を継ぎ、生前のドゥガチが計画していた『神の雷計画』を実行に移す。
サイキッカーであり、影のカリストと常時意識共有している。光のカリストは木星から指示を出しており、出撃は最終決戦のみ。
姉であるエウロペの思考も読めるが、カリスト兄弟が理解できない感情に関わる思考は読むことができない。
なお最後の一連の台詞から、非人道的行為に対する兄弟の感性は一般的な範疇からそう外れてはいないらしく、
ドゥガチ譲りのとんでも思想は自分たちの才能・能力や当時の木星の教育や環境、立場(神の雷計画引き継ぎ)など、総合的な影響によるものと思われる。
間違いなく加害者なのだが、歪んだ思想教育の被害者(ドゥガチの遺産)だとも言えるだろう。


  • 影のカリスト

CV:笹沼尭羅
光のカリストの片割れであり、影のカリストも木星の総統である。
光のカリスト同様サイキッカーであり、光のカリストと意識を共有しているのもエウロペの思考を読めるのも同じ。
可変MSコルニグスを駆り、サナリィやトビア達を襲撃する。
地球での戦いでトビアに破れ死亡するも、寸前に光のカリストを経由して意識をバイオ脳に移すことで木星へと帰還するが、
そのバイオ脳が本当に『影のカリスト』であるのかは誰にも分からない。(戦闘能力や光のカリストとの連携についてはほぼ同じと思われる)


  • エウロペ・ドゥガチ

CV:伊藤静
クラックス・ドゥガチの後妻であり、カリスト兄弟の姉であり、ベルナデットの義母。
『神の雷計画』を知らせるべく地球圏へと逃げ出し、偶然にも木星の仇敵であるクロスボーン・バンガードに身を寄せる。
カリスト兄弟には思考を読まれてしまうが、最終決戦ではそれを逆手に取った情報戦を担う。
ベルナデットのぺったんこボディには、育ての親として多少の責任を感じている模様。
トビアに亡き恋人のカーティスを重ねており、やや惹かれている。


木星共和国

ユピテル財団

CV:山口勝平
褐色の肌とサングラスが特徴の青年。テテニスの下で活動する特殊部隊『蛇の足』のリーダー。
かつてはエウロペと交際していたが、木星戦役の際に出撃したまま帰らず行方不明となる。
それから数年後に視力と記憶を失いながらも木星圏に帰還し、テテニスの側近として働き始めた。
普段は非常に気さくで感情豊かな人物であり、よく冗談を言ったり、軽口を叩いたりする。
視力を失っているものの、周辺の音で状況を正確に把握する訓練を積んでおり、健常者に劣らない行動が可能である他、
MSのセンサー情報を立体音響で把握することによってMSでの戦闘をも行う一流のパイロットである。
しかし、乗りこなせる機体は視覚に依存せず操作できる程に習熟したバタラ系列機とクロスボーン・ガンダムの2機種に限られ、
戦場のMSの識別は一意の音とMSの情報とを紐付けたデータベースでの学習に頼っている為に、未知の機体*8に対してはイメージが遅れ対処が追いつかないという弱点がある。
ベルとは彼女が幼い頃からの知り合いであり、ベルのことを溺愛しているが度重なる密航には悩まされている。


  • ベルナデット・ドゥガチ

ウサギのぬいぐるみ*9を抱えた美少女。クロスボーン・ガンダム ゴーストのメインヒロイン。
木星ハト派の筆頭であるテテニスの娘で彼女の若い頃にそっくり。盲目のカーティスを導く為か、両足にベルを着けているのが特徴。
周囲から父親は死んだと伝えられているが、本人はカーティスが実父ではないかと疑っている。ぶっちゃけ大正解である。


生来のサイキッカー能力を持ち、また父から「自分が一番大切だと思うものを守るために他のすべてを犠牲にする覚悟」を受け継いだ。
生まれてからずっと外惑星探査艦の中で育ったため、非常に天真爛漫な性格をしている。
母親譲りの密航スキルによって地球圏でのミッションへ赴くカーティスに同行し、そこで出会ったフォントに『はじめての子供の仲間』としてなつく。
とある一件以降フォントに対して抱きつくなどのスキンシップが増え、より仲良くなったが、恋愛関係に発展しやしないかとカーティスは気が気でない様子。
ザンスカール戦争後はフォントと共に16年間、行方不明となっていたが、二人揃ってコールドスリープから目覚め、その後もフォントと共に行動している。
だが親の目が無いからか、あるいは母方の血筋のせいかフォントへのスキンシップが過剰になり、妻を自称するまでになっている。


テテニスの側近の一人。カーティスとはハイスクール時代からの親友であった。
ミノフスキードライブが搭載された期待の新造船『林檎の花』の船長に任命されるも、ある日見つかった宇宙細菌『エンジェル・コール』を奪って逃亡する。
『ゴースト』の物語の直接的な発端であり、「物事の裏側」や「体制転換の狭間」を象徴するかのような人物。


サーカス

  • ジャック・フライデイ

フォントを狙って現れた仮面の青年。搭乗機はデスフィズ
“めんどくさい”という理由からその場にいたザンスカール軍を全滅させるなどやや好戦的なきらいがあるが、
木から落ちそうになった鳥の巣を目標よりも優先して助けたりと、心優しい一面も覗かせている。
子供に対して非常に優しく、子供だけは殺さないという信条を持っている。


  • ゴードン

大柄で粗暴な男性。搭乗機はガラハド。
ジャックとはサーカス以前からの知り合いである。


  • ラーザブ

太った褐色肌の男性。搭乗機はバンゾ。
いつもニヤニヤ笑いを浮かべている。


  • ロナルド

小柄で嫌らしいタイプの男性。搭乗機はラロ。
ジャックとはソリが合わないようで対立している。


  • コーシャ

戦いにも美しさを求める女性。搭乗機はバイラリナ。美しくない行為を嫌っている。
サーカスの団員として以上に、団長に多大な信頼を寄せている。


  • クォ・グレー

サーカスの団長を務める小柄な老人。搭乗機はグレゴ。
金のために動いており、そのためならサーカスを貸し与えたもの同士で戦う事も辞さない考えを持っている。
キゾ中将の下で小遣い稼ぎをしつつも、虎視眈々と裏切る機会を探している。
実はカラス先生の教え子であり、一筋縄ではいかない狡猾な人物。


  • マーメイド

ゴードンの妹でありジャックの元カノ。搭乗機は地上侵攻用MS、カルメロ。
ジャックを恨んでおり、復讐もあってジャックと対峙する。


ザンスカール戦争以降

  • ニコル・ドゥガチ

木星出身のMSパイロット。ドゥガチ家の者だが、かつて木星に仇なした宇宙海賊に瓜二つ。乗機はかつての海賊機のコピー品''X-13''。
親譲りのニュータイプであり、サイコミュ兵器を使えるくらいの能力は持っている。
幼い頃に政変で両親と引き離され、タカ派によって地球に降りたムーン・ムーンとの政略結婚の材料にされるも、
結婚相手のカグヤが出奔してしまったため、ムーン・ムーンに留まっていた。


瓜二つな彼に比べると、いいとこのおぼっちゃんという事もあってか大人しくやや自信に欠ける面も見られるが、
愛する相手のために無茶をする所は似ていたりもする。
父の事情を知らないため、自身の顔が父と似ていないことに不安を抱いていたが、事情を知らされたのか吹っ切れたのか、途中からは気にする様子もなくなった。
幼い頃に母親から引き離されて育った反動で、自身も認めるマザー・コンプレックスに陥っており「カグヤのような体型で年上の女性が理想的」と豪語するほど。
政略結婚には反対だがカグヤへの愛は強く*10、互いに愛し合ってこそ結婚すべきという考えを持つ。
ムーン・ムーンの一件が終わった後、アッシュに「両親の救出」を依頼し、その後救出された両親と共に木星へと帰っていった。
なお、帰る前にダメ元でカグヤに告白したが、この時正式にフラレている。


なのだが、木星に帰ると見せかけて実は脱走しており、傭兵として素顔を隠してアッシュ達と合流。しかし早々に姉に見破られた。
両親も「やりおったか!」と娘だけでなく息子までもがかつての自分達と同じ行動を実行したことに大爆笑。
ついにはベルがドゥガチ家は密航・脱出が得意技とまで言う始末であった。
「幼少の頃から実の両親を巡る政争に巻き込まれ、実の両親から引き離されて育つ」と父に凶刃を向けた伯父と似通った境遇を迎えてしまった皮肉にも程がある血の因果。
「「ニコル」で「良家の出身」の「ガンダムのパイロット」だが、ピアノが演奏できるかは不明



  • イオ

オリンポスの下僕に使われる強化人間の少女。木星では薄紅姫という異名で知られる。
コールドスリープを繰り返し、長きにわたって活躍し続ける暗殺者。




【保有兵器】

帝国時代はEMS(EMA)-〇〇、共和国時代はJMS-〇〇と型式番号が付けられるが、共和国時代でも帝国の流れを汲む組織ではEMSナンバーが使われている。
名前は基本的にスペイン語とラテン語に基づいて付けられているが、アマクサは日本語、オリンポスの下僕関係はドイツ語から取られている。
当初は地球圏に技術力で遅れを取っていたが、F97-2の実機を獲得したことでそのデータを取り入れ、3年も経つ頃には地球圏と遜色ない程の技術力を蓄えた。
そして宇宙戦国時代においては、小競り合いで衰退していく地球圏とそれに巻き込まれなかった木星圏とで技術レベルが逆転するという珍事が発生した。



■木星戦役時代から登場


標準的な量産型MS。シュノーケルの様なゴーグルが特徴。
クロスボーン・バンガードによって奪われた機体はゴーグルをCV式のメガネに変えられている。
共和国時代にはJMS-06 ドク・オックという形で民間用に生産されている。


  • EMS-10 ペズ・バタラ

バタラの突撃仕様。
縦に平べったい胴体の前部にビームアックスを展開し、機体そのものを刃と化すという特異なMS。
1機が海賊軍に奪われ、トビアの序盤の乗機となった。


  • EMS-07 エレバド

バタラの指揮官仕様。
前後に長い頭部と、武器腕に換装した左腕が特徴。
惑星イオでの戦闘以降はあまり使われなかったが、一部の残存機はタカ派によって運用されていた。


  • EMS-09 ヴァゴン

地上侵攻用のMS。
タイヤ型のパーツを装着しており、後のアインラッドとの繋がりを感じさせる。


  • EMS-08 ディオナ

女性のような顔や体つきをしているMS。パフォーマンス用の機体で性能はエレバド並み、武装は一応ビームライフルを持たされている。


クロスボーン・ガンダムに対抗して開発された「死の旋風隊」専用機。
単機でクロスボーン・ガンダムに匹敵するMSの開発を諦め、代わりに攻撃・撹乱・防御のそれぞれの役割に特化した機体を開発し、チームとして運用した。
クァバーゼはギリ、アビジョはローズマリー、トトゥガはバーンズの乗機となり、後にクァバーゼのみ量産されている。


  • EMS-VSX1-C 量産型クァバーゼ

クァバーゼを本来のコンセプトどおり指揮官向けに量産したもの。
外観は大差は無いが、スネークハンドは左腕のみに装備され、右腕にはビームライフルを持っている。
宇宙空間での巡航中にもスネークハンドを畳んだのみのMS形態を取っていることから変形機構はオミットされているものと思われ、
代わりにバタラ同様の脚部を縮めた高機動モードでの戦闘が確認される。


右胴にジェネレーター、左胴に強力なメガ粒子砲を搭載した、双眼鏡の様な形の双胴型ボディを有するモビルアーマー(MA)。
造りがシンプルなためコストが安いらしい。
別名、スカイ・ウインク。


木星帝国のNT用MA。形がキモい。
機体先端にビーム砲を備えた象の鼻のような形のフレキシブルアーム、更に大型のサイコミュビットを5基装備し、動きは鈍いが死角のない移動砲台。
本編での暴れっぷりから明らかに上層部に過小評価されていると評判


自動操縦のMA。バランスに優れた機体。
読者公募機であり、原案は東京都の海老川兼武くん。


旧式のMA。円盤型の本体からメガ粒子砲が生えているだけのシンプルな機体。
カラスはこの機体を愛用し、生身でも使いこなすワイヤーショットを組み込むカスタマイズをしている


『クロスボーン・ガンダム』のラスボス機。
木星帝国の切り札である超大型MA。悪意100%で出来ている。
戦役で全てが破壊されたかに思われたが、何処かに残されていた機体がサーカスによって回収されていた。
詳しくは項目参照。



■木星戦役後~新体制期間に登場


  • EMS-12 アラナ

バタラに次ぐ木星の次期主力量産機。10m前後と小型MSの時代という事を考えても一際小柄である。
0136年時点ではややバタラ混じりながらもしっかり配備されている。


かつて手に入れたクロスボーン・ガンダムX2のデータを元に作られた、木星ジュピターガンダム。
『最終兵士』で登場した方はパイロットのおかげで大暴れしたが、後に普通のパイロットが乗っていた方はあまり活躍できず。


アマクサのデータを基に、クァバーゼなど「死の旋風隊」のMSのデータなどを統合し、木星帝国製クロスボーン・ガンダムの完成形として生み出された可変型MS。
クァバーゼからの後継要素としてMA形態への可変機構があり、怪鳥のような特異な外見の高機動モードになる。
なお大気圏内では、機動力確保のため「インプルース・パーツ」の装着が必要。
詳しくは項目参照。


2本の腕と3本の脚を持ち、直立形態では全高40mにもなる可変MA。
上下逆転して脚部がローターに変形し、ビームローターを併用して飛行する(後のザンスカール製MSと違って、ビームローターだけでは必要な揚力を出せない)。


『鋼鉄の7人』のラスボス機。そのシルエットは正に「手」。カリスト兄弟の趣味のようだ。
詳しくは項目参照。



■共和国時代に登場


一騎当千サウザンドの言葉を体現するように、百対一、千対一でも戦える事をコンセプトに設計された7種の特務機の総称。劇中ではサーカスの面々が搭乗。
いずれも尖った性能と癖の強さを併せ持つ特異な機体に仕上がっている。
詳しくは項目参照。



■ザンスカール戦争以降に登場


  • JMS-W04 ウォズモ

宇宙戦国時代の半ばに、木星共和国が地球圏へと輸出している作業用MS。作業用とは名ばかりで、実際には軽い改造で容易に武装できてしまう。
どっしりといかにも頑丈そうな見た目だが、これは地球圏のニーズに合わせてのものであり、サイズも18m級である。
ジェネレーター出力もしっかり確保され、地球圏では貴重なビーム兵器も充分に運用可能。


散々苦しめられたクロスボーン・ガンダムを遂に自分たちで作ってしまった。
詳しくは項目を参照。


  • JMS-09 ヌエボ・アラナ

アラナをコンセプトはそのままに再設計した機体。サイズはそのまま、15%の質量カットに成功している。
0160年代の木星共和国主力機。


エレゴレラのコンセプトを受け継いで作られた大型MA。
両手と腹部から発するIフィールドでビームを防ぎ、その範囲外へビーム砲の一部を露出させて一方的な攻撃を行う。
デザインは海老川兼武プロが担当。


  • グランパス

木星が大好きなミノフスキードライブの実験機(4例目)。
ファントムをJMSX系と掛け合わせた、生き物ならかなりアウトな家系図を持つ。
従来の木星産ミノフスキードライブ搭載機と異なり、実戦投入を想定していないためビームシールド以外の武装がない他、コクピットは前面がガラス張りの複座式となっている。
テストパイロットはニコルとイオの2人が担当。





追記・修正は編入試験に合格してからよろしくお願いします。


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  • この項目今までなかったんだな。 -- 名無しさん (2021-10-12 11:56:00)
  • 環境的にはヴェイガンとどっちがマシだろうかとたまに思うんだよな。ヴェイガンは一応空気や水は安定供給されてるけど治療法がない死病が蔓延してるからな… -- 名無しさん (2021-10-12 11:57:20)
  • シーマが木星入りすることで未来が少し変わるかもしれない -- 名無しさん (2021-10-12 13:00:43)
  • ↑2 AGE世界ではその死病の原因となる磁気嵐による悪影響を防げるようになったのであちらの方がはるかにマシ。 -- 名無しさん (2021-10-12 14:14:07)
  • 木星って普通に資源大国のはずなのに国民が貧しいのは空気とかを地球から輸入しているからなのかな? -- 名無しさん (2021-10-12 14:58:31)
  • ↑歴代のtopが地球侵攻に金掛けてたから。実際テテニスがtopに立ってからは割りと安定したし。というか、テテニスのこと書いてないやん。 -- 名無しさん (2021-10-12 16:23:09)
  • 本家のWikipediaの木星帝国や関連人物の文章と一部被ってね?立てた人が同じなのかもしれないが -- 名無しさん (2021-10-12 16:40:17)
  • 表向きは「帝国」である事を隠していたから、決起以前は地球圏の連邦には「ドゥガチが指導する資源採掘公社とその社宅コロニー」としか見られてないんだよね -- 名無しさん (2021-10-12 17:01:24)
  • 金になるものが採れても空気や水があるのとは別なのだ -- 名無しさん (2021-10-12 17:27:05)
  • シンヴァツは木星から地球を狙撃可能とのことだが、どんだけ凄まじい威力と正確無比な軌道計算能力有しとんねん -- 名無しさん (2021-10-12 18:07:47)
  • 国民の婚姻や出生も厳しく管理されてるんだっけ -- 名無しさん (2021-10-12 18:30:58)
  • ↑9 シーマ様とギリの中の人が同じなのってまさか…無いかw -- 名無しさん (2021-10-12 18:32:24)
  • ↑3 なお一ミリでもズレたら盛大にスカる模様 -- 名無しさん (2021-10-12 18:40:08)
  • 無重力が基本って身体が正常に成長しなさそう。宇宙飛行士とかも筋力激減するのに。 -- 名無しさん (2021-10-12 19:26:47)
  • スパロボαシリーズでは主にガオガイガーとトップのせいで知らない間に酷い目に遭った件。 -- 名無しさん (2021-10-12 19:38:47)
  • ↑一番の問題は最終作に続投できなかったことに尽きるけど…ヤバい機械の化け物が暴れ回ったり、本拠地を丸々ブラックホール爆弾にされたりで大変だったろうな… -- 名無しさん (2021-10-12 20:18:51)
  • ↑でもまぁ、初参戦にしてガオガイガーが共演しておきながらこの時点ではイオが五体満足で済んでいただけでも僥倖な気もするw -- 名無しさん (2021-10-12 20:56:49)
  • ↑9衛星から水の氷が採れるし核融合の電力があるから酸素も作れて、そっちに注力すれば本来は空気と水には困らない。何故そうじゃなかったかというと食料生産国の飢餓輸出と同じで生活を切り詰めてヘリウム採掘と輸出に全てを費やして現金収入を最大化するため -- 名無しさん (2021-10-12 21:33:39)
  • ↑4 ↑3 しかもその間に大アトゥーム計画のためヌビア・コネクションにも狙われていた(イージス計画の成功でカーメンの動向がイージス計画の失敗に起因し遥かな眠りに就いたα外伝の未来とは変わっている可能性もある)というね……w αシリーズ世界はマクロスシリーズのおかげで惑星間移民が原作よりは容易になっているし、行方不明になってたビアン博士は案外木星住民の避難・移民計画の手配や説得のため奔走してたんだったりして -- 名無しさん (2021-10-13 11:22:53)
  • 真のマキャベリストなら「自分に勝ってもその後雑兵に敗けたら所詮その程度」って考えそうなものなので、カラスがトビアを助けたのは単純に個人的に気に入ってたからではないかって思う -- 名無しさん (2021-10-13 11:28:09)
  • 助けたってか一度破れた雑兵が死に際に道連れにしようとしたのが許せなかったんだろう。負けたんだから潔く退いてろってこと。 -- 名無しさん (2021-10-13 12:58:21)
  • エウロパとかガニメデとか木星の衛星も月みたく都市化されてるのかな? -- 名無しさん (2021-10-13 14:16:27)
  • ぶっちゃけ成功した全体主義だから一見すると経済力や軍事力が優れているように見えても、実際に個々の生活レベルは低いから一度体制が崩れると脆いって弱点も抱えていそう。ようやく食糧配給制度がなくなったとか、テテニスが子供が泥棒するところ目撃したりとか -- 名無しさん (2021-10-13 14:26:26)
  • 「共和国時代になっても未だに帝国時代を引きずるタカ派の存在が根強く、国を復興した実績すらあるテテニス等すら失脚に追いやられざるを得なくなるほどの政争が起こってしまった」辺りあれだけ反発も強くなりそうな独裁を強いていながら自身の死どころか文字通りの本国総動員体制の神の雷計画失敗でようやく体制転覆に至ったドゥガチ総統の手腕よ…… -- 名無しさん (2021-10-13 14:34:59)
  • ↑計画が途中で頓挫したから総動員、地球殲滅にシフトしたけど、彼の存命中は「自分たちを辺境の地に追いやった地球圏の人々から地球を取り戻す」だから、ドゥガチの真の目的地球破壊がよしんば成功してしまったら帝国どうなるんだろと思うことがある -- 名無しさん (2021-10-13 17:08:31)
  • ↑過酷過ぎる生活環境に物資と外貨の獲得先が無くなるし、スローペースで衰退して行くのが関の山じゃ無いかな。ドゥガチは成し遂げたらコロッと逝っちゃいそうだけどカリスト兄弟やらの後釜含むドゥガチシンパは大勢居るし -- 名無しさん (2021-10-14 08:07:06)
  • ↑こうやってみるとカリスト兄弟、本人達は「神の雷計画で地球に著しい衰退と停滞を余儀なくさせる大打撃を与える」と(少なくとも口先のそれらしい大義名分は)言っていたけれど、(真意が真意だけに最後の最後のトビア以外明かしようがなかったとはいえ)ドゥガチ総統の真意を理解できる者がおらず、ドゥガチ総統の主張のうち「地球を滅ぼすことだけは絶対にやり遂げようとする意思」だけが創設者の遺志としてしっかり引き継がれてしまったせいで本当に色々な意味で取り返しがつかないことになりかけていたんだな…… -- 名無しさん (2021-10-14 09:20:11)
  • 地球圏とケンカするには国力全然足りてないのに、ドゥガチが生きている間に無理矢理戦争しようとして余計に苦しくなった感もある。 -- 名無しさん (2021-10-14 09:47:36)
  • 皮肉な事に地球圏が戦国時代に陥って疲弊してるけどその時はもう木星圏の方が裕福になってるって言うね、かつての姿と逆転してる -- 名無しさん (2021-10-14 14:22:21)
  • 木星じゃ多分MS食わないもんな -- 名無しさん (2021-10-14 19:33:36)
  • バイオ脳という後年の連邦/サナリィにもザンスカールにも無いオンリーワンの技術を実用化してる時点で地味にトンデモな技術力だと思う。これを使えば無人MS軍団を作れてしまうけど親交があったザンスカールに技術が渡らなかったあたりカリスト兄弟の死後にハト派の手で技術が放棄されたのだろうか…? -- 名無しさん (2021-10-17 22:24:41)
  • αシリーズでおそらく神の雷計画やろうと計画練ってたら機界31原種に襲われた挙句、近辺でαナンバーズとZマスターの大暴れを見るハメになり、そしたらなんか自分達の足元にザ・パワーなんぞという超エネルギーが眠っていた事を知り、さらにさらに連邦政府に「木星は貰うやで。何に使うかって?デッカイデッカイブラックホール爆弾作るんやで(ニッコリ)」と言われた時のカリスト兄弟の心境について。ザフトと結託してそう -- 名無しさん (2021-10-17 23:37:04)
  • ↑それ以前にイージス計画の成功でカーメンの動向が変わってヌビア・コネクションまで大アトゥーム計画のため木星を狙って来てた可能性まであるんだよなあ……少なくともイージス計画以前から木星圏で眠りに就けるくらいのコネは持ってたみたいだし -- 名無しさん (2021-10-17 23:55:49)
  • そういえばこの作品の地球環境って酷い事になってるけどそれでも木星帝国としては喉から手が出るほどに欲しいのかな? -- 名無しさん (2021-11-27 04:40:00)
  • 物資不足もZでジュピトリス一番艦を跡形もなくフッ飛ばしちゃったのがそもそもの始まりって話はあるよな -- 名無しさん (2021-11-28 17:59:18)
  • カラス先生の一本芯の通ったところがカッコいい。 -- 名無しさん (2021-11-28 18:26:39)
  • ↑3 そりゃあ個人の人権なんて制限して生産も労働もガチガチに管理できる国からすりゃあ地球の汚染や荒廃なんてなんとでもなるんじゃね -- 名無しさん (2022-10-06 17:00:36)
  • ジオン公国(派閥争いの末についにキシリアによるギレン暗殺)、地球連邦軍(グリプス戦役はティターンズと反ティターンズ派の連邦内戦)、アクシズ(グレミー派の反乱)、ザンスカール帝国(エンジェル・ハイロゥ防衛戦の真っ只中に指導者層が仲間割れ)……こうやって見ると「組織の指導権争いによる体制上層部の対立からの分裂」ではなく「組織そのものを壊しての独裁からの解放の機会をずっと潜伏し待ってた反体制派の蜂起」で倒れた木星帝国って宇宙世紀でもかなり珍しいんじゃ……。しかもこれだけ揃ってようやく倒せたのに30年経っても本気で地球侵攻するつもりの事実上の残党な共和国タカ派が未だに後継国家で実験握ってるし…… -- 名無しさん (2022-11-13 08:43:42)
  • 敵機の捕獲が可能なゲーム作品ではプレイヤーの見えない場所で目を覆いたくなる惨状が繰り広げられているに違いない。 -- 名無しさん (2022-12-21 07:41:05)
  • グリプス戦役と火星ジオンの時にそれぞれジュピトリス級が轟沈して不死鳥狩りではヘリウム3タンクがお釈迦に。こんなんあっちゃ地球からヘリウム3増産要請とかされたりしてさらに過酷なことになってた可能性が……? -- 名無しさん (2023-06-24 21:16:19)
  • 密輸していた毒ガスについては音沙汰なし 地下鉄サリン事件の影響で変更された可能性も指摘されているが… -- 名無しさん (2023-07-31 01:57:35)
  • ↑10 カリスト兄弟はサイキッカー→サイキッカーはαでエンジェル・ハイロゥに取り込まれていた→αシリーズのカリスト兄弟は活動していないなんて奇説も存在する そもそもαシリーズ完結時は『鋼鉄の7人』連載前というのは置いておくとして -- 名無しさん (2023-07-31 02:03:49)

#comment(striction)

*1 作品毎に異なるが、1つのサイドで36~40基のコロニーが存在し、1つのサイドに約1億~20億人程度の人口を持つとされる。
*2 これは技術の解析・実用化等が進んで以降の期間であり、物語の時代より約120年前は(エネルギー発生機関建造も兼ねていたため)往復で40年、その更に40年後でも片道6年かかっている。
*3 裏では宇宙に上がりたい地球在住者と工作員の入れ替えによる潜入工作を進めている
*4 木星におけるクロスボーン・バンガードは悪名高い組織であるため
*5 永井氏没後に引き継いだ
*6 「もう数秒遅ければ目玉が飛び出るところだった」とは言ってる。
*7 ただし、原作本編では「死の旋風」に「デス・ゲイルズ」とルビを振っているので「デス・ゲイルズ隊」と読んでも間違っていない。なお、「死の旋風隊」に「デス・ゲイルズ」とルビを振ったのは新装版のインタビュー内。
*8 特に従来のMSの構造から外れたもの
*9 より正確には長谷川裕一作品にスターシステムで世界観を越えて登場するブサイクなぬいぐるみ「ガボゲちゃん」
*10 彼女が同性愛者であることは知っているらしく、男女愛と言うよりは尊敬・敬愛に近いものか

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