ベアルクティ(遊戯王OCG)

ページ名:ベアルクティ_遊戯王OCG_

登録日:2021/05/22 Sat 16:23:57
更新日:2024/05/27 Mon 11:17:45NEW!
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タグ一覧
北斗七星 北極星 水属性 獣族 獣戦士族 チューナー シンクロ 遊戯王 遊戯王ocg ロボット 所要時間30分以上の項目 ダークシンクロ 遊戯王ocgデッキテーマ項目 デッキビルドパック 手札誘発 ドライトロン ベアルクティ 引き算 おおぐま座



星の記憶は守護者と共に。


ベアルクティとはデッキビルドパック エンシェント・ガーディアンズで登場したシンクロモンスターを擁するカテゴリの一つである。



概要

「ベア(=英語で「熊」)+ルクティ(≒アルクティカ=ロシア語で「北極」)」の名前の通りに「大熊座と小熊座及び北斗七星と北極星をモチーフにしており、属するモンスターの名前も熊や北極星・北斗七星にちなんだ物になっており、見た目も熊を模したロボットの姿をしている。
星をモチーフにしたロボットらしく、カードイラストでは宇宙空間を背景に出撃・戦闘している様子が描かれている。
ただし、見た目に反してほぼ全員獣族もしくは獣戦士族
また、同じ北極星に関わりが深い*1カテゴリなためか、「ドライトロン」と背景上は同じ勢力に属しているらしく、OCGにおいてもカテゴリ共有カードが存在している。


メインデッキに入る非チューナーとチューナーは名前が対になっている組み合わせがあり、似通ったデザインが見られるため恐らくは状況に応じて変形して獣の姿と人型の姿を切り替えるのだと思われる。
関連カードのイラスト的に主に移動中は獣形態、本格的な戦闘は人型形態で行う模様。


また、メインデッキに入る通常召喚可能なモンスターは以下の共通効果を持つのが特徴。


このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、手札からこのカード以外のレベル7以上のモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はレベルを持つモンスターしか特殊召喚できない。
(2):(自分フィールドに他の「ベアルクティ」モンスターが存在する状態で、)
このカードが特殊召喚に成功した場合に(~を対象として)発動できる。
(固有効果)


手札の最上級モンスターをリリースして特殊召喚可能で、発動後はレベルを持つモンスターしか特殊召喚出来なくなると言う制約が付く代わりに相手ターンでも発動出来るのでメインデッキのモンスターが全部手札誘発の様な感覚で使えるのが特徴。
ただし、「ベアルクティ」自身はシンクロ主体のカテゴリーなので「レベルを持つモンスターしか特殊召喚出来ない」と言う制約をすり抜けられるが、エクシーズ・リンクは思いっきり引っ掛かるのでカテゴリ外から戦力を補充する際には注意したい。


一覧

非チューナーモンスター

属するモンスターはほぼ全て水属性・レベル7・獣族・攻撃力700で統一されている。
また、固有効果が特殊召喚や手札補充など自分のターンでの展開に向いた効果になっているのも特徴。
名前につく「ミク」は恐らく10の-7乗(100万分の1)を表す「ミクロ」。


  • 《ベアルクティ-ミクポーラ》

効果モンスター
星7/水属性/獣族/攻 700/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):(共通効果)
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ベアルクティ-ミクポーラ」以外の「ベアルクティ」モンスター1体を手札に加える。


固有効果で同名以外の「ベアルクティ」モンスターをサーチする白熊ポーラーベア
このカードを引けるか引けないかでデッキの回転が大きく変わる「ベアルクティ」最重要カード。なのでスーレア
ただし、混合構築だと非チューナーの「ベアルクティ」はハブられやすいので不採用もあり得る。



  • 《ベアルクティ-ミクタナス》

効果モンスター
星7/水属性/獣族/攻 700/守1700
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):(共通効果)
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、
「ベアルクティ-ミクタナス」以外の自分の墓地の「ベアルクティ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。


固有効果で同名以外の「ベアルクティ」をサルベージするツキノワグマ。「タナス」はツキノワグマの学名:Ursus thibetanusからか。
自身の効果で他の「ベアルクティ」を対象にすればまずサルベージ対象に困る事はない。
実質コスト無しで手札から特殊召喚出来るモンスターと言えるので《ベアルクティ-ミクポーラ》程ではないが重要な展開札。



  • 《ベアルクティ-ミクビリス》

効果モンスター
星7/水属性/獣族/攻 700/守1400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):(共通効果)
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「ベアルクティ-ミクビリス」以外の「ベアルクティ」モンスター1体を特殊召喚する。


固有効果で同名以外の「ベアルクティ」を手札から特殊召喚出来るハイイログマ。「ビリス」は《ベアルクティ-ミクタナス》と同様に学名:Ursus arctos horribilisからか。
一度に2体も「ベアルクティ」を並べられ、呼び出した「ベアルクティ」の固有効果も誘発するのでアドバンテージを稼げるが、自身の効果による特殊召喚から繋げると手札消費が荒くなるので要注意。



  • 天極輝士てんきょくきし熊斗竜巧ベアトロンαアルファ

特殊召喚・効果モンスター
星7/水属性/機械族/攻2000/守 700
このカード名はルール上「ベアルクティ」カード、「ドライトロン」カードとしても扱う。
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「天極輝士-熊斗竜巧α」を除く、「ベアルクティ」モンスターか「ドライトロン」モンスターが自分フィールドに存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、デッキから「ベアルクティ」魔法・罠カードか「ドライトロン」魔法・罠カード1枚を手札に加える事ができる。


DUELIST NEXUSで登場した、後述する《天極輝艦-熊斗竜巧》の変形形態。
ルール上、「ベアルクティ」としても「ドライトロン」としても扱うが、「ドライトロン」寄りの存在なのか種族も機械族でカードの効果でのみ特殊召喚出来る特殊召喚モンスターとなっており、見た目も竜の姿をしている。
同名以外の「ベアルクティ」か「ドライトロン」が居れば自力で特殊召喚しつつ「ベアルクティ」魔法・罠か「ドライトロン」魔法・罠をサーチ出来る。
これまで《セプテン=トリオン》でしかサーチ出来なかった「ベアルクティ」魔法・罠に自力かつ素早くアクセス出来るのは非常にありがたくデッキの安定性を高まった。
特殊召喚の条件も「ベアルクティ」モンスターが場にいれば良いと言う緩さなので簡単に満たせ、特にこのカードをサーチ出来る《ミクポーラ》とは非常に相性が良い。



チューナーモンスター

属するモンスターは全て水属性・レベル8・獣戦士族・守備力700で統一されている。ちなみに獣戦士族初のレベル8チューナー達でもある。
また、固有効果は自身以外に味方の「ベアルクティ」が存在する事が条件になっていて発動が厳しくなっているものの、相手の盤面に干渉する効果が揃っているので攻めにも妨害にも使えるのが特徴。
更に攻撃力も高めに設定されているのでチューナーだがシンクロせずにそのままメタビート気味に攻める事も可能。
名前につく「メガ」は恐らくそのまま10の6乗(100万)を表す「メガ」。



  • 《ベアルクティ-メガポーラ》

チューナー・効果モンスター
星8/水属性/獣戦士族/攻2500/守 700
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):(共通効果)
(2):自分フィールドに他の「ベアルクティ」モンスターが存在する状態で、このカードが特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。


固有効果で《サイクロン》を放つ《ベアルクティ-ミクポーラ》の人型形態。
本命を出す前の露払いとしても使えるが、このカードを出す瞬間やこのカードの前に出す他の「ベアルクティ」を狙われてしまいやすいので、どちらかと言えばエンドサイクの様に相手メインフェイズ終了時に奇襲を仕掛けるのが無難。



  • 《ベアルクティ-メガタナス》

チューナー・効果モンスター
星8/水属性/獣戦士族/攻2400/守 700
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):(共通効果)
(2):自分フィールドに他の「ベアルクティ」モンスターが存在する状態で、このカードが特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。


固有効果で《月の書》を放つ《ベアルクティ-ミクタナス》の人型形態。
厄介な大型モンスターの処理や攻撃封じ、シンクロ・エクシーズ・リンク召喚の妨害と幅広く使えるが帝ラインの攻撃力・頼りない守備力とステータスが心許ない点には注意したい。



  • 《ベアルクティ-メガビリス》

チューナー・効果モンスター
星8/水属性/獣戦士族/攻2800/守 700
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):(共通効果)
(2):自分フィールドに他の「ベアルクティ」モンスターが存在する状態で、このカードが特殊召喚に成功した場合、相手の墓地のカード1体を対象として発動できる。
そのカードを除外する。


固有効果で《D.D.クロウ》を放つ《ベアルクティ-ミクビリス》の人型形態。
ただし、あちらと違い相手の墓地効果にチェーンして妨害と言う使い方は出来ず、発動する前に特殊召喚して除外する必要があるので妨害要員としては使いづらい。
どちらかと言えば高い打点を生かした自ターンでの攻撃要員として扱った方が無難か。
ちなみに獣戦士族だけでなくメインデッキに入るチューナーの最高攻撃力を更新。



シンクロモンスター

…さて、ここまで見てきた決闘者諸君はこう思っただろう。


「非チューナーのレベルが7でチューナーのレベルが8?!待てハラルド!? まるで意味がわからんぞ!
オレはどうすればいい!? どうやってシンクロ召喚すればいいんだ!答えろ! 答えてみろルドガー!!


確かに非チューナーとチューナーの合計レベルは15
シンクロモンスターのカードに記載されているレベルの上限は現在12。
これではシンクロテーマなのにシンクロ出来ないと思われるが、「ベアルクティ」シンクロモンスターには以下の様な召喚条件が付けられている。


  • 《ベアルクティ-ポラリィ》、《ベアルクティ-ポーラ=スター》

このカードはS召喚できず、レベルの差が1となるように
自分フィールドからチューナー1体とチューナー以外のモンスター1体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。


  • 《ベアルクティ-セプテン=トリオン》、《ベアルクティ-グラン=シャリオ》

このカードはS召喚できず、レベルの差が7となるように
自分フィールドからレベル8以上のチューナー1体とチューナー以外のSモンスター1体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。


…そう、「ベアルクティ」のシンクロモンスターは通常のシンクロ召喚の様にレベルの足し算ではなく、レベルの引き算によって降臨するのである。何?シンクロモンスターならばレベルを足し算するのではないのか!?
それを表すかの様に《ベアルクティ-ポラリィ》以外のシンクロモンスターは《○○○-×××=△△△》と引き算の式にも見える様な名前になっているのが特徴。*2
レベル8のチューナーとレベル7の非チューナーから《ベアルクティ-ポラリィ》を出し、レベル8のチューナーと《ベアルクティ-ポラリィ》でレベル7「ベアルクティ」シンクロに繋ぐのが基本設計。
そのためかレベル7「ベアルクティ」シンクロはレベル8の「ベアルクティ」が強化された様な見た目となっている。《ベアルクティ-ポラリィ》の力によって進化したのだろうか。
地味に素材に使うチューナー・非チューナーは「ベアルクティ」指定がないため、条件さえ満たせば他のモンスターを使用しても問題ない。
特に素材指定が緩いレベル8シンクロチューナーの《炎斬機マグマ》、デッキ内容は縛られるが自身の効果でチューナー化するレベル12の《ABF-神立のオニマル》やレベル8の《白闘気白鯨》辺りを経由すれば他のデッキでも出す事も可能。
更にこの特殊召喚はシンクロ召喚扱いではないので、シンクロ召喚を封じられた状態でも出す事ができ、シンクロ素材に出来ない制約を持つモンスターも素材に使う事も出来る。


ただし、通常のシンクロ召喚で出す事が出来ない上に召喚方法が限定されてしまっているので一度墓地に落ちたり除外されたりすると例え正規手順で出した場合でも普通の蘇生・帰還カードでは特殊召喚出来ないと言う重いデメリットも持つので要注意。
更に「墓地に送る」必要があるので通常のシンクロ召喚と違いトークンやペンデュラムモンスター、場を離れると除外されるデメリットを持つモンスターなどを利用できない裁定が下されている点にも気をつけたい。



  • 《ベアルクティ-ポラリィ》

シンクロ・効果モンスター
星1/水属性/獣族/攻 700/守1000
このカードはS召喚できず、レベルの差が1となるように自分フィールドからチューナー1体とチューナー以外のモンスター1体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ベアルクティ・ビッグディッパー」1枚を選んで発動する。
(2):自分フィールドのレベル7以上のモンスター1体をリリースして発動できる。
自分の墓地から「ベアルクティ」モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。


史上初のレベル1シンクロモンスター北極星ポラリス。ロボットと言うよりはぬいぐるみや人形の様な見た目。
特殊召喚時に専用フィールド魔法の《ベアルクティ・ビッグディッパー》をサーチし、自分の場の最上級モンスターをリリースして墓地の「ベアルクティ」をサルベージor特殊召喚。
「ベアルクティ」チューナーを蘇生させればそのまますぐにレベル7「ベアルクティ」シンクロに繋げられる上、サーチした《ベアルクティ・ビッグ・ディッパー》でリリースの肩代わりが可能なので損失を抑えつつレベル7「ベアルクティ」シンクロを降臨させられる重要な中継ぎ。そして勿論スーレア


また、比較的出しやすいレベル1モンスターと言う事で混合構築なら通常のシンクロ召喚によるレベル調整・素材数の水増しにも向く。



  • 《ベアルクティ-セプテン=トリオン》

シンクロ・効果モンスター
星7/水属性/獣戦士族/攻3000/守 700
このカードはS召喚できず、レベルの差が7となるように自分フィールドからレベル8以上のチューナー1体とチューナー以外のSモンスター1体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、EXデッキから特殊召喚されたレベルを持たない表側表示モンスターの効果は無効化される。
(2):相手がモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ベアルクティ」カード1枚を手札に加える。


《ベアルクティ-メガポーラ》の強化形態と思われるレベル7シンクロ。
名前の由来はラテン語で北斗七星を表す「セプテントリオン」。


目を惹くのがEXデッキから出てきたレベルを持たないモンスター限定の《スキルドレイン
このモンスターがいるだけでエクシーズ・リンク主体のデッキは機能不全に追い込まれ、展開にリンクモンスターを使う儀式・融合・シンクロ主体のデッキも動きを制限させられてしまう強力な制圧効果を発揮する。
更に相手がモンスターを特殊召喚すれば「ベアルクティ」をサーチ出来るので《ベアルクティ-メガポーラ》を握って牽制したり追撃の準備ややられた時の後続を控えさせる事も可能。


ただし、儀式含むメインデッキのモンスターや融合・シンクロには無力な上、封じれるのは「EXデッキから特殊召喚されたモンスター」なので墓地や除外ゾーンを経由して場に戻ったエクシーズ・リンクは対象外となるので要注意。
また、効果を封じても素で高打点を持っているモンスターには上から叩き潰される事もあるので油断は禁物。



  • 《ベアルクティ-グラン=シャリオ》

シンクロ・効果モンスター
星7/水属性/獣戦士族/攻2700/守 700
このカードはS召喚できず、レベルの差が7となるように自分フィールドからレベル8以上のチューナー1体とチューナー以外のSモンスター1体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、このカード以外のフィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの「ベアルクティ」カードを対象とするカードの効果が発動した時、自分の手札・フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
その発動を無効にする。


《ベアルクティ-メガタナス》の強化形態と思われるレベル7シンクロ。
名前の由来はフランス語で「北斗七星」を表す「グランシャリオ」。


特殊召喚時に場のカードを2枚まで破壊と 、今なお実用に耐え得る《剣闘獣ガイザレス》を思わせる効果を持っており、突破力は非常に高い。
更に、この破壊効果には同名制限はおろか回数制限すらついていないので、消費は荒くなるがサポートカードを駆使して複数体出す事が出来ればあっという間に相手の場を焼け野原にする事も出来なくはない。


手札か場のモンスターをリリースして「ベアルクティ」を対象に取る相手のカード効果の発動を無効にする効果も備えており制圧にも使えるが、
複数破壊による突破力を生かした攻めの方が輝くカードである。



  • 《ベアルクティ-ポーラ=スター》

シンクロ・効果モンスター
星1/水属性/機械族/攻 700/守2000
このカードはS召喚できず、レベルの差が1となるように自分フィールドからチューナー1体とチューナー以外のモンスター1体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードと自分の手札・フィールドのレベル8の「ベアルクティ」モンスター1体をリリースして発動できる。
レベル7の「ベアルクティ」Sモンスター1体を召喚条件を無視してEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●相手はEXデッキから特殊召喚された、レベルを持つモンスターの効果を発動できない。


DUELIST NEXUSで登場したまさかの2体目のレベル1シンクロモンスター。《ベアルクティ-ポラリィ》が鎧を見に纏った様な見た目をしている。
自身と手札・場のレベル8「ベアルクティ」をリリースしてEXからレベル7の「ベアルクティ」シンクロを召喚条件を無視して特殊召喚するド派手な効果を持つ。
これまで【ベアルクティ】ではレベル7「ベアルクティ」シンクロを出すためにレベル8チューナー+レベル7非チューナー+レベル7以上のモンスターの合計3体を場に揃える必要があったが、このカードの登場で場にレベル8チューナー+レベル7非チューナー&手札にレベル8「ベアルクティ」まで緩和されたため、エース降臨への敷居がグッと下がったのは非常に大きい。


更にこの効果で呼び出した「ベアルクティ」シンクロに相手のEXから特殊召喚されたレベルを持つモンスターの効果の発動を封印する強力な効果を付与するため、
このカードで《ベアルクティ-セプテン=トリオン》を出せば実質的に相手のEXから出て来たモンスターの効果を封じる事が可能となるため、非常に強固な制圧盤面を築く事が出来る。
ただし、こちらの効果は《ベアルクティ-セプテン=トリオン》の物とは違い“発動を封じる”ため、発動を介さない永続効果はすり抜けてしまう点には要注意。



融合モンスター

  • 天極輝艦てんきょくきかん熊斗竜巧ベアトロン

融合・効果モンスター
星7/水属性/機械族/攻2000/守 700
このカード名はルール上「ベアルクティ」カード、「ドライトロン」カードとしても扱う。
このカードは「天斗輝巧極」の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、自分フィールドに他の効果モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
デッキから「ベアルクティ」モンスターまたは「ドライトロン」モンスター1体を手札に加える。
(2):1ターンに1度、除外されている自分の、「ベアルクティ」モンスターまたは「ドライトロン」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。


BURST OF DESTINYで登場した「ドライトロン」とのカテゴリ共有カードにしてまさかの融合モンスター
「ベアルクティ」のシンクロモンスター同様、融合素材が指示されておらず特定のカード効果でのみ場に出せると言う特殊な融合モンスター。
見た目は後述する《ベアルクティ・ビッグディッパー》と《竜輝巧-ファフニール》が合体した弩級戦艦。正規手段による召喚にもこれらが必要になるため、フィールド魔法を素材にした融合モンスターとも言える。


ド派手な見た目に反し、自分の場に効果モンスターが特殊召喚されたらデッキから「ベアルクティ」モンスターか「ドライトロン」モンスターのサーチ、除外されてる「ベアルクティ」モンスターか「ドライトロン」モンスターの回収と言う堅実にアドバンテージを稼ぐデッキの潤滑油。
正規手段以外でも後述の《ベアルクティ・クィントチャージ》の効果で出す事も可能であり、共通効果によるリリースなどで消費の激しい【ベアルクティ】にはありがたい存在である。
耐性がない、攻守ともに低い数値といった点から相手ターンに倒されやすいが、特殊召喚自体は実質《天斗輝巧極》1枚から行え、サルベージとサーチにより2枚のカードを確保でき、相手ターンでの特殊召喚も行えば3枚の確保が可能。
後述する《ベアルクティ-ラディエーション》と合わせれば更に手札を稼ぐ事が可能であり、《ベアルクティ-セプテン=トリオン》と並べることも不可能ではないため、あちらの効果で間接的に守ることも可能ではある。
ベアルクティでは使える効果のないように見える《竜輝巧-ファフニール》も、《天斗輝巧極》のサーチが可能になるため、存外事故になりにくい。
《ベアルクティ・クィントチャージ》による踏み倒しはコストが掛かる上にレベル7シンクロとの選択になるので優先順位は低い。



魔法カード

一部のカードには「ベアルクティ」モンスターのリリースを肩代わりする効果を持っており、手札消費を抑えて息切れを防ぐ事が可能。


  • 《ベアルクティ-ディパーチャー》

通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「ベアルクティ」モンスター2体を手札に加える。
(2):自分が「ベアルクティ」モンスターの効果を発動するためにモンスターをリリースする場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには使用できない。


「ディパーチャー(=出発)」の名前の通りに「ベアルクティ」達の出撃準備中らしきシーン。
手札1枚を捨てて「ベアルクティ」モンスター2体をサーチ。
手札コストこそかかるものの出したい「ベアルクティ」とそのコストを同時に用意出来るのは大きく、素早く《ベアルクティ-ミクポーラ》や任意の「ベアルクティ」チューナーにアクセス出来る重要なカード。
墓地に置かれたターンには発動できないが、墓地除外で「ベアルクティ」のリリースの肩代わりが可能なので次ターンの展開補助にもなる。



  • 《ベアルクティ-スライダー》

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「ベアルクティ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はレベルを持つモンスターしか特殊召喚できない。


出撃直後の「ベアルクティ」達。《ベアルクティ-ミクポーラ》が乗ってるサーフボードの様な物が「スライダー」なのだろうか。
レベルを持つモンスターしか出せなくなるが、墓地もしくは除外ゾーンから「ベアルクティ」を呼び出す速攻魔法。
「ベアルクティ」達の特殊召喚時の効果も発動するが、攻撃不可・エンドフェイズに自壊のデメリットが付与されているので素材要員と割り切るべし。
速攻魔法なので相手ターンに「ベアルクティ」チューナーを呼び出して使い捨ての妨害札として使う事も可能。



  • 《ベアルクティ・ビッグディッパー》

フィールド魔法
(1):1ターンに1度、自分の「ベアルクティ」モンスターが効果を発動するためにモンスターをリリースする場合、代わりに自分の墓地のレベル7以上の「ベアルクティ」モンスター1体を除外できる。
(2):モンスターが特殊召喚される度にこのカードにカウンターを1つ置く。
(3):1ターンに1度、モンスターが特殊召喚された場合、7つ以上のこのカードのカウンターを全て取り除き、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのコントロールを得る。
この効果はフィールドに「ベアルクティ」Sモンスターが存在する場合に発動できる。


「ベアルクティ」達の母艦。
名前の由来は英語で北斗七星を表す「ビッグディッパー」か。
1ターンに1度だけ「ベアルクティ」のリリースコストを墓地のレベル7以上の「ベアルクティ」を除外で肩代わりさせる効果を持つ。
手札消費を抑えられる様になるだけでなく、このカードをサーチ出来る《ベアルクティ-ポラリィ》の特殊召喚からスムーズにレベル7「ベアルクティ」シンクロに繋げられる【ベアルクティ】の潤滑油と言えるカード。


また、モンスターが特殊召喚される度にカウンターが溜まり、「ベアルクティ」シンクロがいてカウンターが7個以上乗った状態でモンスターが特殊召喚されたらカウンターを全部消費して相手モンスター1体のコントロールを奪える効果もある。
コントロール奪取は相手ターンでも使える上に「ベアルクティ」達の手札消費の荒さもあって自力で7個カウンターを乗せる(=7回特殊召喚する)のは至難の業であるので、ある程度溜めてから相手にターンを渡して相手の動きを牽制する使い方となる。



  • 天斗輝巧極ベアルクティ・ドライトロン

通常魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドから、「ベアルクティ・ビッグディッパー」と「竜輝巧-ファフニール」を1枚ずつ除外し、「天極輝艦-熊斗竜巧」1体をEXデッキから特殊召喚する。
フィールドに「ベアルクティ-ポラリィ」または「竜輝巧-バンα」が存在する場合、除外するカードの内1枚をデッキから除外する事もできる。
(2):自分が「ベアルクティ」、「ドライトロン」モンスターの効果を発動するためにモンスターをリリースする場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。


《ベアルクティ-ポラリィ》と《竜輝巧-バンα》が《天極輝艦-熊斗竜巧》に光を注いでいるシーン。
カード効果的に2体の力によって《熊斗竜巧》を産み出したシーンなのだろうか。合体事故とか言ってはいけない
手札か場から《ベアルクティ・ビッグディッパー》と《竜輝巧-ファフニール》を除外して《熊斗竜巧》をEXから呼び出す通常魔法。
《ベアルクティ-ポラリィ》か《竜輝巧-バンα》のどちらかが居れば、除外する2枚の内1枚をデッキから調達出来る様になる。
《ベアルクティ・ディパーチャー》同様に墓地除外によるリリースの肩代わり効果も持つが、こちらは同名ターン1以外になんの制約もないので《熊斗竜巧》を出したターン中でも利用する事が可能。


《竜輝巧-ファフニール》の発動時の効果処理でこのカードがサーチが可能なので、【ベアルクティ】では《ベアルクティ-ポラリィ》を出す事で場の《竜輝巧-ファフニール》とデッキの《ベアルクティ・ビッグディッパー》で《熊斗竜巧》を呼び出すと言う動きが可能。
リリース肩代わりのみを使うなら《ベアルクティ-ディパーチャー》の手札コストにする手があるが、採用する場合は《竜輝巧-ファフニール》共々枚数には注意したい。



  • 《ベアルクティ・ラディエーション》

永続魔法
このカードを発動する場合、このカードにカウンターを7つ置いて発動する。
(1):「ベアルクティ・ラディエーション」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):手札・EXデッキから「ベアルクティ」モンスターが特殊召喚される度に、このカードのカウンターを1つ取り除いて発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(3):自分・相手のエンドフェイズに、「ベアルクティ・ラディエーション」以外の自分の墓地の「ベアルクティ」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。


《天極輝艦-熊斗竜巧》が《ベアルクティ-セプテン=トリオン》と共に並び立っているシーン。
発動時にカウンターを7つ置き、「ベアルクティ」が手札・EXから特殊召喚される度にカウンターを1つ取り除いて1枚ドローする永続魔法。
場に1枚しか存在出来ない上にカウンターでドローの回数に上限を設けているためか、この手のカードにありがちな効果の発動回数に制限がないと言うのが最大の特徴。バウンスして手札に回収・即座に発動してカウンターを乗せ直して展開してドローと言う荒技も可能。
とにかく手札消費の激しい【ベアルクティ】にはありがたい効果であり、《天極輝艦-熊斗竜巧》と合わせれば更に手札を稼げる。
更に互いのエンドフェイズ毎に墓地の「ベアルクティ」を回収する効果もあるので、カウンターが無くなった後も役に立つ上に墓地からの蘇生が出来ないシンクロ体の回収も出来る。


是非とも3積みしたいカードではあるが自分の場に1枚しか存在出来ないため、なんらかの手段で退かさない限りは2枚目以降が手札で腐ってしまうのが難点。
現状の「ベアルクティ」には自分の場のカードを退かせる手段が《ベアルクティ-グラン=シャリオ》の破壊効果しかないため、可能ならカテゴリ外から持ってきたい所である。



罠カード

現状では1枚しか存在しないが独特な動きをする「ベアルクティ」をサポートする貴重なカードでもある。


  • 《ベアルクティ・クィントチャージ》

永続罠
(1):1ターンに1度、700LPを払い、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地から「ベアルクティ」モンスター1体を選んで手札に加える。
●自分フィールドの「ベアルクティ」モンスター2体をリリースし、そのレベルの差と同じレベルを持つ「ベアルクティ」モンスター1体をEXデッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。
(2):自分の「ベアルクティ」Sモンスターが相手の攻撃で破壊された時に発動できる。
相手は自身の手札・フィールド・墓地のカードの合計が7枚になるように持ち主のデッキに戻さなければならない。


《ベアルクティ-ポラリィ》が《ベアルクティ-セプテン=トリオン》に力を与えている(もしくは《ベアルクティ-セプテン=トリオン》へと進化させている?)シーン。
「クィント」はラテン語で「5番目」を表すので、名前の由来は「北斗七星のひしゃくの先端にある2つの星の間隔を先端から5倍にした位置に北極星がある」と言う北極星の探し方からだろうか。


700ライフを払って「ベアルクティ」のサルベージか場の「ベアルクティ」2体をリリースしてそのレベルの差と同じレベルの「ベアルクティ」シンクロを召喚条件を無視して呼び出す永続罠。
罠故の遅さとライフコストこそかかるものの、消費した手札を回復させたり相手ターンに《ベアルクティ-セプテン=トリオン》や《ベアルクティ-グラン=シャリオ》を呼び出して妨害すると言った対応が可能。


更に「ベアルクティ」シンクロが相手の攻撃で破壊されたら、相手に手札・場・墓地が合計7枚になる様にデッキに戻させる効果もある。
「7枚」と聞くと結構多そうに見え、いざ食らっても相手は手札と場にカードをある程度残すため、あまり劣勢を覆せない様に思えるが、場と手札をある程度確保しようとすると墓地アドバンテージを重要視するデッキには思いっきりぶっ刺さるため、次ターンで上手く形勢逆転出来れば相手の反撃の芽を摘むことが出来る。
ただし、自爆特攻では発動しなかったり、こちらの「ベアルクティ」シンクロがやられた上で相手に場と手札が残るので上手く形勢逆転出来なければ泥沼に陥ったり押し負けたり、そもそもこのカードが見えてる状態では相手が突っ込んで来なかったりと非常に不安定な効果であるので過信は禁物。
「ベアルクティ」シンクロがやられる直前まで伏せておけば成功率は上がるが、そうしたら今度は前半の効果が使えなくなるのでタイミングには気をつけたい。




相性の良いカード

通常召喚権をほぼ使わず手札誘発感覚で展開出来る大型モンスターとシンクロによるメタビート寄りの戦術に加えて水属性・獣族・獣戦士族・チューナー・シンクロとサポートカード自体は豊富。
特に

  • リリースコストとして使え、非チューナーの「ベアルクティ」の代わりとして《ベアルクティ-ポラリィ》の降臨を担える非チューナーのレベル7
  • リリースコストとして使え、「ベアルクティ」チューナーと合わせて赤き竜を呼べる非チューナーのレベル8
  • 非チューナーの「ベアルクティ」と合わせてレベル8シンクロが狙えるレベル1チューナー
  • 《ベアルクティ-ポラリィ》の降臨条件を満たせる、レベルが1つ上もしくは1つ下の非チューナー(チューナー)を場に出せるチューナー(非チューナー)

辺りは基本的な動きを崩さずに組み込める。


  • 「暗黒騎士ガイア」

レベル7モンスターが多く存在し、レベル8の「カオス・ソルジャー」をサポートする効果を持つので自然にレベル7と8を混合させられる戦士族カテゴリ。
更に《覚醒の暗黒騎士ガイア》と《疾走の暗黒騎士ガイア》は妥協召喚出来るだけでなくリリースされた時にそれぞれ「カオス・ソルジャー」の蘇生・サーチを行うため、展開や更なるリリースコストの確保にも使える。
サーチ効果を持つフィールド魔法の《混沌の場》の存在から《盆回し》と言ったサポートを《ベアルクティ・ビッグディッパー》と共有しつつ相手のフィールド魔法封じ*3にも使える。



  • 「[[海皇>海皇(遊戯王OCG)]]」

墓地からの蘇生効果も備えたレベル7の《海皇龍 ポセイドラ》を擁する水属性カテゴリ。
リリースコストになった後に自己再生して「ベアルクティ」チューナーと合わせて《ベアルクティ-ポラリィ》→レベル7シンクロ「ベアルクティ」と繋げやすい。
またレベル3以下の低レベルモンスターが多く存在しているため「ベアルクティ」チューナーと合わせてレベル9〜11のシンクロ召喚がしやすくEXの選択肢が増える。



  • 「[[壊獣>壊獣(遊戯王OCG)]]」

レベル7と8が多く存在するカテゴリ。
厄介な相手モンスターの除去をしつつこちらの場への特殊召喚、リリースコストと幅広く使える。
また、《アルバスの落胤》と組み合わせて後述する「鉄獣戦線」とのシナジーを強化する事も可能。



  • 「[[鉄獣戦線>トライブリゲード(遊戯王OCG)]]」

獣族・獣戦士族・鳥獣族に跨る優秀なリンクモンスターのカテゴリ。
「ベアルクティ」の共通効果との相性は最悪だが、裏を返せば「ベアルクティ」を出す前なら問題なく展開出来る上に「ベアルクティ」の共通効果やシンクロで墓地に獣族・獣戦士族が溜まりやすいので、順番さえ間違えなければ「鉄獣戦線」のサポートを受けてリンクモンスターを展開出来る。
中でも獣族・獣戦士族の特殊召喚に反応して対象を取らない除外を飛ばせる《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》の効果を「ベアルクティ」モンスターを使ってフリーチェーン感覚で使用できるのが混合構築における強み。
上述の「壊獣」・《アルバスの落胤》と組み合わせれば《痕喰竜ブリガンド》を採用出来るので他のモンスターを守りつつ、相手に除去されるもしくは赤き竜の召喚に使って墓地に送れば《アルバスの落胤》or「鉄獣戦線」モンスターのサーチorリクルートも可能。



  • 「メルフィー」

自分エンドフェイズに場に出て、相手の場にモンスターが出るor自身が攻撃対象になると手札に引っ込みつつ様々な効果を発動する獣族テーマ。
特殊召喚を水増しして《ベアルクティ・ビッグディッパー》のカウンターを稼げるだけでなく、非チューナーの「ベアルクティ」をサーチ出来る《メルフィー・キャシー》や非チューナーの「ベアルクティ」を特殊召喚出来る《メルフィー・フェニィ》で相手ターンでもアドバンテージを稼げるのがポイント。
「メルフィー」達はレベル2なのでリリースコストに出来ない代わりに、余った召喚権で場に出しつつ「ベアルクティ」チューナーと合わせてレベル10のシンクロも狙える。
また、《メルフィーのかくれんぼ》で墓地に溜まった「メルフィー」や非チューナー「ベアルクティ」を回収しつつ1枚ドローして手札と後続の補充もしやすい。メルフィーの森は宇宙空間にあった…?



  • 《クリスタル・ガール》

召喚・特殊召喚したターンのエンドフェイズにレベル5以上の水属性をサーチ、場にレベル5以上の水属性が居れば自己再生してくるレベル1・魔法使い族。
メインデッキの「ベアルクティ」達全てがサーチ対象であり、
サーチがエンドフェイズになると言う遅さも相手ターンにも展開出来る「ベアルクティ」モンスターならカバーしやすい。
余った召喚権で出せる上にサーチ効果は発動に成功した後なら場を離れても良いため、《ワンダー・ワンド》や《ルドラの魔導書》などでドローに変換すれば手札消費を抑えつつ低ステータスを晒さずに済む。
この相性はKONAMIも想定済みらしく、「ベアルクティ」達と同じパックに再録された。



  • 《[[豪雨の結界像>結界像(遊戯王OCG)]]》

「ベアルクティ」達は全員水属性なので制約をすり抜けつつ展開が可能。
ただしカテゴリ外からも採用している場合は自分の動きが制限されてしまうので出すなら展開しきってから余った召喚権で蓋をする様にしたい。



  • 《斬機マルチプライヤー》

場のレベル4のサイバース族をレベル8に出来るレベル4・サイバース族。
自身を対象にする事で「ベアルクティ」チューナーと合わせて赤き竜達に繋げられるだけでなく、
墓地に送られた場合にEXゾーンのサイバース族の攻撃力をそのターン中2倍にする効果もあるので、レベル変動を使わず普通にシンクロして攻撃力6000になったダメージ倍化を持つ《炎斬機ファイナルシグマ》を降臨させられる。
仮に耐えられて《炎斬機ファイナルシグマ》を破壊されても効果で次の《斬機マルチプライヤー》をサーチしてまた次の《炎斬機ファイナルシグマ》か赤き竜を呼ぶ…と少ない枠で完結したコンボが可能。



  • 《[[ジャンク・シンクロン>ジャンク・シンクロン(遊戯王OCG)]]》

召喚時にレベル2以下のモンスターを効果無効にして釣り上げるレベル3チューナー。
レベル2を吊り上げれば直接《ベアルクティ-ポラリィ》に繋げられる上に、レベル2非チューナーに手札から捨てて《ジャンク・シンクロン》をサーチ出来る《ジャンク・コンバーター》が存在するため条件を満たしやすい。
《ジャンク・コンバーター》のコストとしてチューナーも一緒に捨てる必要はあるが、「ベアルクティ」チューナーは手札に握っている事が多いのでコストの調達は容易。落とした「ベアルクティ」チューナーは即座に《ベアルクティ-ポラリィ》で蘇生させられるので無駄がない。
また、《ジャンク・コンバーター》にはシンクロ素材として墓地に置かれたら効果を発動できない状態にしてチューナーを蘇生させるので普通にシンクロしてコストにした「ベアルクティ」チューナーの蘇生も可能。
レベル5シンクロの《ジャンク・スピーダー》を経由してレベル7・8のシンクロを出して《ベアルクティ-ポラリィ》や赤き竜達にも繋げたり、《ジャンク・スピーダー》で引っ張って来たチューナーと非チューナーでレベル9〜12のシンクロも狙いやすい。



  • 《[[獣王アルファ>獣王アルファ(遊戯王OCG)]]》

場のモンスターの総攻撃力が相手より下回っていれば特殊召喚可能なレベル8・獣族。
アタッカーとして申し分ない3000打点に加えて場の獣族・獣戦士族・鳥獣族を戻して対象を取らないバウンスも放てるので「ベアルクティ」達が苦手とする対象耐性持ちへの対処が可能。
「ベアルクティ」は手札に戻っても再び展開したりリリースコストにしたりと無駄になりにくいのも良相性。
上述の「メルフィー」達も低攻撃力を生かしてバウンス数を稼げるので組ませやすい。



  • 《城塞クジラ》

場の水属性を2体リリースして手札・墓地から特殊召喚出来るレベル7・魚族。
「ベアルクティ」のリリースコストにしても墓地から這い出て来るので《ベアルクティ-ポラリィ》に繋げやすい上に、水属性モンスターを対象に取るカード効果を無効にして破壊する効果もあるので横に並んだ「ベアルクティ」シンクロを守る事が可能。
更に特殊召喚時に《潜海奇襲》をデッキからセットする効果もあり、《》を持ってくる事で更に強固な盤面が作れる。持って来る《海》はトップ操作・水属性モンスターのレベル操作・水属性シンクロの特殊召喚に反応する一時的なハンデスが可能な《深海の都 マガラニカ》がオススメ。「ベアルクティ」は高レベルの水属性を場に並べやすいので《海竜神の怒り》で複数除去&モンスターゾーン封じも狙える。
「海皇」との混合構築なら召喚コストに下級「海王」を使って効果を誘発させやすく、《潜海奇襲》のサポート対象も増えるので組み込みやすい。
ただし、《深海の都 マガラニカ》+《潜海奇襲》コンボ発動中は《ベアルクティ・ビッグディッパー》との併用が出来ず「ベアルクティ」のリリース肩代わりが使えないのでタイミングには注意。



  • 《[[深海のディーヴァ>深海のディーヴァ]]》

召喚時にレベル3以下の海竜族をリクルートするレベル2チューナー。
レベル1かレベル3の非チューナーをリクルートする事で直接《ベアルクティ-ポラリィ》を出せる上に、「海皇」との混合構築なら《海皇子 ネプトアビス》をリクルートして《海皇龍 ポセイドラ》と後述の《ブライニグル》辺りのサーチもついでに出来る。



  • 《[[増殖するG>増殖するG]]》

手札消費の激しいデッキなので牽制しつつ息切れを防げる。
引いた「ベアルクティ」は相手ターンにも展開できるので「ベアルクティ」チューナーでの妨害も可能。



  • 《ブライニグル》

召喚・特殊召喚時に墓地の水属性モンスターの攻撃力をエンドフェイズまで吸収し、墓地に送られたら場の水属性の攻撃力を1000ポイントアップさせるレベル7・海竜族。
リリースコストに使えば打点の高い「ベアルクティ」チューナーを更に強化、場に出したなら墓地の「ベアルクティ」チューナーの攻撃力を吸収して強化して攻撃したり場の「ベアルクティ」チューナーと合わせて《ベアルクティ-ポラリィ》に繋がる、と強固なシナジーを発揮するモンスター。
「海皇」との混合構築なら《海皇の竜騎隊》の効果でサーチ出来るため自然に組み込みやすい。



  • 《亡龍の戦慄-デストルドー》

手札・墓地からレベルを下げて特殊召喚出来るレベル7チューナー。
レベル6以下のモンスターを別途採用する必要はあるが、「ベアルクティ」のリリースコストに使いつつ自己再生し、レベル7シンクロを出して「ベアルクティ」チューナーと合わせて《ベアルクティ-ポラリィ》へ繋げたり、
非チューナーの「ベアルクティ」とレベル8〜12シンクロしたりが可能。
レベル7シンクロをドラゴン族に絞れば後述の《アルティマヤ・ツィオルキン》によるリクルート先とも兼用出来る。



  • 《森の聖獣 カルピポニカ》

手札から墓地に送られたら墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族・昆虫族・植物族の内2種族を除外して自己再生するレベル7・獣族。
墓地にチューナー・非チューナーの「ベアルクティ」がそれぞれ必要になるものの、「ベアルクティ」チューナーのリリースコストに使って自己再生すればすぐに《ベアルクティ-ポラリィ》に繋げられる。



  • 横綱犬ヨコチュナ

召喚時に手札・墓地からチューナーを特殊召喚するレベル1・獣族チューナー。
呼び出したチューナーは効果が無効になるので「ベアルクティ」チューナーの効果は発動しないが、
他にレベル2非チューナーが居れば《ベアルクティ-ポラリィ》に繋げてレベル7「ベアルクティ」シンクロに繋げられたり、
自身と非チューナーの「ベアルクティ」と合わせてレベル8シンクロしつつ赤き竜達に繋げたりが可能。



  • 《[[レスキューキャット>レスキューキャット]]》

去勢されたかつての絶望猫。
レベル差が1になる様に獣族のチューナー・非チューナーをリクルートすれば《ベアルクティ-ポラリィ》が呼び出せる。
悪友こと《X-セイバー・エアベルン》(レベル3・チューナー)と「メルフィー」(レベル2・非チューナー)の組み合わせならば《ナチュル・ビースト》を含めたレベル5シンクロも視野に入る。
他にも上述の《横綱犬》(レベル1・チューナー)と「メルフィー」の組み合わせならばチューナーを釣り上げられるシンクロチューナーの《武力の軍奏》を出せ、非チューナーの「ベアルクティ」と合わせて《白闘気双頭》を含めたレベル10のシンクロも狙える。
「メルフィー」と《横綱犬》は上述の通り、《X-セイバー・エアベルン》も余った通常召喚権で出して非チューナーの「ベアルクティ」と合わせてレベル10のシンクロが狙えるのでうっかり手札に来てしまっても困りにくい。



  • 《イージーチューニング》

墓地のチューナーを除外して味方1体の攻撃力を除外したチューナーの攻撃力分強化する速攻魔法。
「ベアルクティ」チューナーは全員高打点なので大幅な強化が可能で、速攻魔法なのでコンバット・トリック要員にもなる。
地味に永続強化なのもありがたいが、除外からの回収手段がないと動きが鈍る事も起こり得るので発動したら一気にカタをつけたい。
長らく再録されなかったが、相性の良さからか直近のトーナメントパックに再録された。ストレージを漁れば見つかるだろうってのは禁句



  • 《一点着地》

手札からモンスター1体だけの特殊召喚に成功すれば1枚ドロー出来る永続魔法。
ドロー出来なかったら自壊するが、「ベアルクティ」は共通効果で1体だけの特殊召喚がしやすいので継続的なドローソースとして扱え、手札消費を補える。



  • 《サルベージ》

攻撃力1500以下の水属性モンスター2体を墓地から手札に回収。
非チューナーの「ベアルクティ」3種は攻撃力700なので全員回収可能。
それ以外にも「海皇」の下級モンスター辺りも回収出来る。



  • 《七星の宝刀》《トレード・イン》

それぞれレベル7・レベル8をコストに要求するドローカード。「ベアルクティ」ならどちらも対応しておりデッキの回転率を上げられる。
前者は場のモンスターも選ぶ事が可能だがコストを除外するため回収手段がないと厳しく、後者は捨てるだけなので再利用も容易だが手札限定となるので手札総数自体は増えない、とそれぞれ一長一短。
デッキの採用するモンスターのレベルの傾向を見て採用枚数を決めたい。



  • 《[[死者蘇生>死者蘇生(遊戯王)]]》《戦線復帰》《リビングデッドの呼び声》

汎用性の高い蘇生カード達。
展開しつつ「ベアルクティ」達の特殊召喚時の効果を使って更なる展開や妨害が可能。
後ろ2つは1ターン待つ必要があり、それぞれ守備表示限定・攻撃表示限定と言う難点もあるが相手ターンにも発動出来るため相手に干渉できる「ベアルクティ」チューナーによる奇襲がしやすい。



  • 《貪欲な壺》

リリースコストで墓地が肥えやすく手札消費も激しいので回収と手札補充を同時にこなせる存在は貴重。
特に墓地に送られたら蘇生・帰還手段のない「ベアルクティ」シンクロ達を回収出来るのは非常にありがたい。



シンクロモンスター

「ベアルクティ」には通常のシンクロ召喚への使用には何の制限もかかっておらず、
現状「ベアルクティ」シンクロモンスターをフル投入してもEXを6枠、将来的にも恐らく9枠*4しか使わず、6〜9枠ほど余るのでカテゴリ外のシンクロモンスターも採用可能。
混合構築前提かつ「ベアルクティ」チューナーがレベル8と高レベルなのでレベル9〜12辺りが基本となる。
また、レベル1チューナー+非チューナー「ベアルクティ」でレベル8シンクロも可能であり、採用する場合は後述の《アルティマヤ・ツィオルキン》との併用も視野に入れてドラゴン族を選びたい。


レベル9なら

  • 属性が同じでドロー効果を持ち、手札消費が痛いが手札2枚をコストにフリーチェーン破壊効果を持つ《飢鰐竜アーケティス》
  • 「ベアルクティ」の共通効果による特殊召喚で相手ターンでも攻撃力を上げやすく、《イージーチューニング》で気軽に全体バウンスの発動条件を満たせる攻撃力に出来る《星風狼ウォルフライエ》
  • チューナーを除外して場のカードを破壊し、自分が効果破壊されたら除外されたチューナーを手札に回収出来る《灼銀の機竜》

レベル10なら


レベル11なら

  • 召喚を潰されずに出せて比較的安全に攻撃出来る高打点の《星態竜》
  • 素材が3体以上指定だが対象を取らない3枚除外を飛ばせ、やられても後続を呼べる《氷結界の還零龍 トリシューラ

レベル12なら

  • 高打点&ダメージ倍化&超耐性を持ち、上述の《斬機マルチプライヤー》と組んで6000打点になれる《炎斬機ファイナルシグマ》
  • 《増殖するG》をコストに全体弱体化を放て、高打点&守備貫通を備えた《B・F-決戦のビッグ・バリスタ

辺りが候補。



  • 《アルティマヤ・ツィオルキン》《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》

引き算シンクロの元祖とも言えるレベル0シンクロ達。
「ベアルクティ」チューナーがレベル8なのでレベル8の非チューナーを用意すればポンと出て来る。
また、レベル1チューナーを採用すれば非チューナーの「ベアルクティ」と合わせてレベル8シンクロが可能なので、赤き竜達の素材にしたり、ドラゴン族シンクロなら通常シンクロと《アルティマヤ・ツィオルキン》でのリクルートの使い分けが可能。
《アルティマヤ・ツィオルキン》なら

辺りのレベル7・8シンクロが呼び出す候補。
《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》なら生成したトークンと「ベアルクティ」チューナーと合わせてレベル9〜12のシンクロが狙える。《B・F-決戦のビッグ・バリスタ》の守備貫通で相手のトークンの狙い撃ちによる大ダメージも可能。



エクシーズモンスター

共通効果の制約で純構築ではまず出せないが、共通効果の制約は特殊召喚したターンのエンドフェイズまでなので、混合構築で上述の様な出しやすいレベル7・レベル8モンスターを用いたり「ベアルクティ」の展開を相手ターンだけにしたりすれば共通効果で縛られる前に並べてエクシーズ召喚が出来る。
他にも比較的レベル9シンクロがしやすい事もあり、レベル9モンスターを釣り上げる《不鵺城》や自己再生を持つ《電脳堺狐-仙々》でランク9エクシーズも狙える。


ランク7なら

  • コントロール奪取で上述の「壊獣」を回収しつつ《ベアルクティ-ポラリィ》や赤き竜達に繋げる事も可能なビッグな愛No.11 ビッグ・アイ
  • トークン生成でアドバンス召喚のリリース元やシンクロ・リンクへの素材を準備し、自身をリリースして退場しつつ場のカードを破壊できる《幻獣機ドラゴサック
  • 攻撃無効に加えて墓地に送られたらEXからバウンス効果持ちのレベル7である《オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン》を呼べる《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》

ランク8なら


ランク9なら

  • 場・手札・墓地・デッキトップのいずれか1枚を対象を取らずに除外が可能な満足空母《幻子力空母エンタープラズニル》
  • X素材を消費して場のカードを破壊しつつ、戦闘破壊した相手モンスターを自分のX素材として取り込む《無限起動アースシェイカー

辺りが候補。



リンクモンスター

エクシーズ同様に共通効果の制約が切れるタイミングで出す必要があり、純構築では難しいため混合構築が前提となるが、制約にさえ気をつければ「鉄獣戦線」を筆頭に採用しやすいカードは多い。


  • 《[[水晶機巧-ハリファイバー>水晶機巧-ハリファイバー]]》

シンクロある所にこいつの影あり。
レベル8シンクロチューナーの《ライフ・ストリーム・ドラゴン》を引っ張って来たり、混合構築で採用したレベル3以下のチューナーをリクルートしたり、引っ張って来たのが機械族チューナーならトークン大量生成の《幻獣機アウローラドン》に繋げたりとデッキの回転力を底上げする事が可能。
墓地に行っても《アルティマヤ・ツィオルキン》で呼べるズッ友な《ヴァレルロード・S・ドラゴン》の装備品として活用が可能。



  • 《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》

カード名が異なるモンスター3体で出せるリンク3。
レベル7以上のモンスターを素材にすると効果対象耐性と効果破壊耐性を得る事が可能で、レベル7・8主体となる「ベアルクティ」なら条件を満たしやすい。
高い打点と戦闘勝利時に攻撃力アップ・次のターンに2回攻撃・対象を取らない除外の3つの効果から1つを使える強力なアタッカーとして扱える。



  • 《[[海晶乙女コーラルアネモネ>マリンセス(遊戯王OCG)]]》

水属性2体でリンク召喚できるリンク2。
1ターンに1度、このターン水属性しか特殊召喚出来なくなる代わりに墓地から攻撃力1500以下の水属性をリンク先に釣り上げられる。
非チューナーの「ベアルクティ」は全員攻撃力700なので対象内であり、「ベアルクティ」は水属性オンリーなので素材の縛りと特殊召喚の縛りのどちらもクリア出来る。
「海皇」辺りとの混合構築でも蘇生対象が多い上に制約をほぼ無視出来るので無理なく組み込めるのも大きい。




弱点

手札消費の荒さ

共通効果による特殊召喚に必要なリリースコストで手札がすぐなくなるので《天極輝艦-熊斗竜巧》や《ベアルクティ・ラディエーション》なしで無闇に回すとすぐに息切れしてしまう。
純構築なら《ベアルクティ-ミクポーラ》や《ベアルクティ-ミクタナス》で手札を補充しながら動けばある程度は緩和できるものの、
混合構築では妨害札としても使える「ベアルクティ」チューナーの方が優先され、非チューナー側の採用枚数が減らされる事も多いので注意が必要となる。



墓地メタ

《ベアルクティ-ポラリィ》の吊り上げを初めとして、墓地に溜まった「ベアルクティ」達を釣り上げたり回収したりして展開・リソースの維持をするため、他のシンクロ主体のデッキ同様大きなダメージを受けるが、「ベアルクティ」の場合は更に深刻。
「墓地に送られない」トークンやペンデュラムモンスターなどが使えない時点で薄々勘付く決闘者もいると思われるが、「ベアルクティ」シンクロの召喚方法は通常のシンクロ召喚とは違い素材を墓地に送れない状況に陥ると出す事が出来なくなる。
つまり《マクロコスモス》や《次元の裂け目》を張られたり、鬼畜HEROこと《M・HERO ダーク・ロウ》が立っているだけで「ベアルクティ」シンクロが出せなくなって「ベアルクティ」チューナーでビートダウンするしかなくなると言う、デッキの大半が機能停止すると言っても過言ではないレベルのダメージを受ける。
王家の眠る谷ーネクロバレー》も《ベアルクティ-ミクタナス》のサルベージや《ベアルクティ-ポラリィ》の釣り上げが使えなくなり急激に失速してしまう。
魔法・罠を破壊する《ベアルクティ-メガポーラ》や高い打点による強行突破が狙えない訳でもないが、無理に動いた分リソースが不足してジリ貧になりやすい



高レベルメタ

あまりぶつかる事は少ないが、レベル7・8が展開の主軸となるため、高レベルモンスターを対象にしたメタカードも苦手。
《グラヴィティ・バインドー超重力の網》や《レベル制限B地区》は兎も角、レベル5以上を出せなくなる《ヴェルズ・オピオン》なんかを出された日には最早サレンダーしても同情されるレベルで致命的にぶっ刺さる。
更に共通効果は「リリースして」発動する効果のため、本来ならアドバンス召喚・儀式召喚メタである筈の《生贄封じの仮面》にも引っ掛かり、純構築に至っては最早身動きが取れなくなるほど動きを制限させられる。




Wikiの編集は追記・修正と共に。


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  • 所々デッドリンクになってたし、もうちょっとデッドリンクになっていないかを気にして記事を書いてほしい -- 名無しさん (2021-05-22 16:47:08)
  • exの枠余裕あるしシンクロ組蘇生できないからドラグマ採用もありだと思う -- 名無しさん (2021-05-22 18:34:38)
  • プライグニルじゃなくで、ブライニグルだよ -- 名無しさん (2021-05-22 20:56:11)
  • もしフェンリルに対応するジェネレイドでも来たら、少しは強化の恩恵を受けられるんだろうか……? -- 名無しさん (2021-05-22 21:24:10)
  • 合体事故が起きたと思ったらターン1無し最大7枚ドローというとんでもねぇ新規が来やがった -- 名無しさん (2021-10-07 12:21:58)
  • 手札消費激しい上にそこまで強くないベアルクティだからこそ許されたカードだなこれ…地味にエンドフェイズの回収効果でシンクロ体回収出来るのも強い -- 名無しさん (2021-10-07 12:43:08)
  • セプテントリオンはメタ範囲ピンポイントな割にSS封じまでは出来ないし打点越えられたら普通に戦闘破壊されるし墓地から蘇生されたら普通に効果使われたりと抜け道が多過ぎて相性ゲー出来るかすら怪しいのがなぁ...レベルなしモンスター主体のデッキ相手なら何もさせずに封殺出来るくらいの制圧性能欲しかった -- 名無しさん (2022-02-15 17:21:39)
  • おもしろいテーマではあるけど、回りくどいこともあって環境にはいまいち届いてない -- 名無しさん (2022-02-15 17:40:33)
  • 手札事故で何も出来ない事多いから新規助かる。後はテーマ内にもリリースコストにしてアド稼げるカードが来て後攻でもメガタナスとかで妨害しやすくなれば嬉しい -- 名無しさん (2023-03-14 20:56:17)
  • 結局墓地から出て来たら特に何の意味もない辺りが悲しい所 エクシーズならそれでも良いけどリンクなんかは特にお辛い -- 名無しさん (2023-04-29 10:54:16)

#comment(striction)

*1 北極星は少しずつ動いているため時代とともに北極星を担う星が変化している。かつて北極星はりゅう座α星のツバーンだった事もある。
*2 《ベアルクティ-ポラリィ》は「メガ=10の8乗」×「ミク=ミクロ=10の-7乗」で10の1乗=レベル1と言う事だろうか。
*3 《混沌の場》は発動時に「暗黒騎士ガイア」モンスターか「カオス・ソルジャー」儀式モンスターをサーチしなければならないが、デッキにサーチ対象がなければ発動が出来ずセットされたままになり、《盆回し》の効果で新規のフィールド魔法を発動・セット出来なくなってしまう。
*4 他2体が対応するシンクロ体がいる一方、まだメガビリスに対応するレベル7シンクロ体が出ていないため、将来的に登場する可能性は非常に高い。

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