登録日:2020/6/28 (日曜日) 10:39:45
更新日:2024/05/20 Mon 11:08:43NEW!
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遊戯王 遊戯王ocg リバース 速さが足りない! シャドール 占術姫 ティンダングル 三原式 所要時間30分以上の項目 霊使い マイナー リバースモンスター 遊戯王ocg用語項目 ポット ポッド 表裏徳之助 方中ミエル 財前晃 誘発効果 サブテラー
リバースモンスターとは、遊戯王OCGに存在するモンスターの分類の一つ。
テキスト欄に【◯◯族/リバース/効果】と記載されているモンスターや、「リバース:~」で始まるモンスターを指し、共通してリバースした場合に発動する効果を持つ。
かつては「リバース効果」という、独立した分類項目の効果だったが、マスタールール3以降は「リバースした際に発動する誘発効果」、すなわち誘発効果の一例として分類されるようになった。
◇目次◇
【概要】
裏側守備表示のモンスターが表側表示になることを「リバース」と言う。
リバースするには裏側守備表示の状態で相手モンスターに攻撃されるか、セットした次の自分のターンに攻撃表示に変更する必要がある。後者は「反転召喚」とも呼ばれる。
リバースモンスターはその際に発動する効果を持っており、この表裏の表示形式の変更を使いこなして戦うことになる。
例外はあれど、表側表示では効果がないも同然の連中が多い。使い切りと割り捨てるか、何度も再利用するなら再び裏側表示にする等のサポートは必須。
初期の頃はやたらと数が多く、「効果モンスター=リバースモンスター」と言っても過言ではないほど大半の効果モンスターをしめていた。
当時は除去手段が限られていたためにわりと採用されていたが、その時代が彼らの全盛期だったかもしれない。
やがて訪れた環境の高速化とともにリバースモンスターは不遇の道を辿り始める。
なまじセットからオープンという過程を挟まなければならないために、効果の発動までが非常に遅いのだ。
裏側のまま戦闘を解せず除去されると効果が発動できないのもネックで、
しめしめと伏せておいても効果でアッサリどかされるなんてのはザラ、受動的になりやすいリバースモンスターの活躍の機会は減りに減ることとなる。
ロクなサポートカードが少ない反面、初期の頃からどういうわけかメタカードが2桁近くも存在しているわ、挙句の果てにはリバースしなくてもリバースモンスターと同じ効果が使えるモンスターまで出てくるわで、(一部を除いて)ほぼデメリットカードみたいな扱いになってしまっていた。
……が、9期に入り実用的なサポートカードが大幅に増加。相手の戦闘を介さずとも相手のターン中にも能動的にリバースできるようになり、安定感が増した(主に占術姫のおかげ)。一応リバース主体でも問題なく回せるようになったため、晴れて不遇から脱却したと言えるだろう。
表裏がパラパラとひっくり変わる様は何ともトリッキーでおもしろい。効果自体はそこそこ強力なモンスターも多かったので、組んでみるのも一興ではなかろうか。
ちなみに環境においては、メインデッキの顔ぶれが全員リバースモンスターであるシャドールが一時期猛威を振るっていたことがある。まぁコイツらの場合はリバースモンスターというより何が何でも絶対アド取るマンだったから強いのだが
【愉快なリバースモンスター達】
全体的に下級モンスターの割合が多い。また基本的に攻守が低いので基本戦闘には向かない。リバース後は棒立ちにならないように、再び裏守備にしておきたいところ。
中には自力で裏守備になる事が出来るモンスターも存在するが、そちらはサイクル・リバースモンスター(遊戯王OCG)の項目を参照。
- 人喰い虫
リバース・効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 450/守 600
(1):このカードがリバースした場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを破壊する。
OCGにおける記念すべき初の効果モンスターにして、最初のリバースモンスター。戦士族もいる。
リバース時にフィールドのモンスター1体を破壊する強制効果を持つ。
登場当時としては破格の効果を持っていたため、ほとんどのデッキで必須カードみたいな扱いだった。
上位種として「使徒喰い虫」が存在する。
なお、他に何も食べられない時は自分を食う。
- ペンギン・ソルジャー
効果モンスター
星2/水属性/水族/攻 750/守 500
リバース:フィールド上のモンスターを
2体まで選択して持ち主の手札に戻す事ができる。
リバース時に敵味方問わずモンスターを2体までバウンスできる。
1ターンに1度の制限もないので、うまく使い回せば相手の場をガラ空きにしたり、役目を終えた自分のモンスターを回収したりと幅広い活躍ができるニクイ奴。ハネハネは犠牲になったのだ……
バウンス故に状況次第では上手くアドを稼げない欠点もあるが、こちらが2枚「まで」任意の数選べることや戦闘破壊されずに表側にできるなら自身ごとバウンスして使い回せると、人喰い虫にはない強みもある。
水属性水族の低レベルモンスターはサポートが豊富なので、リバース効果抜きにしても扱いやすい。
ザボルグやサイドラの台頭で一線から身を引いたが、その後シンクロ召喚の登場などエクストラデッキのモンスターが多用されるようになったため上手く決まれば強力というポジションに移っている。
- 聖なる魔術師
リバース・効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 300/守 400
(1):このカードがリバースした場合、
自分の墓地の魔法カード1枚を対象として発動する。
そのカードを手札に加える。
魔法カード全般をサルベージできる貴重な存在。しかしリバースする都合上、やはり即効性や安定性には欠けてしまう。採用する場合はセットしたターン中の発動を狙いたいところ。
昔はリバース効果が発動しやすかったこともあり、単体でも優秀ということで今以上に評価されていた。
「月読命」で繰り返し裏側にして「強欲な壺」を繰り返すコンボ等が流行したり、
後述するポッド系の極悪デッキ破壊で悪用されまくったりした結果、牢獄にぶち込まれたことも。
- 闇の仮面
リバース効果は罠のサルベージ。魔術師同様回収対象に指定はないが、相手にもわかるのでバレていても問題ない罠を選びたい。
魔法と比べると流石に魅力は一段落ちるが、こっちはこっちで「月読命」と共に「刻の封印」による永久ドローロックコンボをやらかしたり、ポッド系列のデッキ破壊のキーカードを回収したりで、一時期制限カードに指定されていた。
- ドッペルゲンガー
効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻 650/守 900
リバース:フィールド上にセットされた魔法・罠カード2枚を選択して破壊する。
セットされた魔法・罠カードを2枚も破壊できるという優れたリバース効果を持つ。
単純に考えればアドバンテージが取れるし、実はこの手のリバース効果では最古参でありながら長い間魔法・罠カードの両方を破壊できる唯一のリバースモンスターであったため人気が出そうな要素はあるのだが、効果に2つの欠陥がある。
セットされた魔法・罠を必ず2枚選択しなければならない上に、セットされていてもチェーンして表側表示にされればそのカードには何もできないのである。
魔法・罠を破壊するために入れてるのに光の護封剣でひっくり返されたりチェーンリビデで何もできないというのではお話にならない。
しかも魔法・罠には羽根帚・大嵐という全体除去の他、一時的な対策としてハリケーン・大寒波まであったのも大きな逆風となった。大嵐やハリケーンだからね
それらが潰されるまでの長い間雌伏の時を過ごし、ようやく「ダメージステップに自分のアーティファクトを起動できる複数除去」としてちょっと注目されるようになった。あくまでちょっと。
- 青い忍者
リバース・効果モンスター
星1/地属性/戦士族/攻 300/守 300
(1):このカードがリバースした場合、
フィールドの表側表示の魔法カード1枚またはフィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動する。
その魔法カードを破壊する(そのカードがフィールドにセットされている場合、めくって確認する)。
Wasshyoi!!
KONAMIニンジャクランの尖兵にして最初期のニンジャ・モンスター。魔法カードをスレイする奥ゆかしいユニーク・ジツの使い手。だがただの未熟なサイクロン・ジツである。
OCGには彼の後に続き、リバース効果を持った様々なニンジャがエントリーしている。
効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 300
リバース:このカードを相手のデッキに表向きで混ぜてシャッフルする。
相手がこのカードをドローした時、このカードは相手フィールド上に表側守備表示で特殊召喚され、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
その後、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターは全て昆虫族となる。
某虫野郎が城之内のデッキに仕込んだ、女王様やグレート・モスと並んで彼を代表するモンスター。
上手くいけば1000バーンとコントロールしているプレイヤーのモンスター種族をみんな大好き虫野郎に変更が出来るッピョー!
……本当に上手くいけばの話だが。
詳しくは項目を参照。
- ニュート
リバース・効果モンスター
星4/風属性/悪魔族/攻1900/守 400
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
このカードの攻撃力・守備力は500アップする。
(2):このカードがモンスターとの戦闘で破壊された場合に発動する。
そのモンスターの攻撃力・守備力を500ダウンする。
ゲーム付属カードの一枚。
登場当時は下級最強クラスの1900打点に加えて優秀な弱体化効果を持っていたため、瞬く間に環境に躍り出ることとなる。当然ながらリバース効果が使われることはほとんどなかった。
一時は制限だった時期もある実力者。
そして約12年もの間、リバースモンスター最高の攻撃力を誇っていた。
- タイム・ボマー
効果モンスター
星2/炎属性/炎族/攻 200/守1000
リバース:自分のスタンバイフェイズでこのカードを生け贄に捧げる。
全ての自分のモンスターを破壊し、その総攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
ただでさえ微妙な効果を何故かリバース効果にしたため、意味☆不明な仕上がりになった原作出身のモンスター。
リバースした後の自分スタンバイフェイズでないと使えない妙なタイムラグを挟むわりに、バーンダメージを与えるためにはわざわざ自分のモンスターを破壊しなければならない等、ディスアドバンテージがマッハ。
このモンスターのような無理にリバース効果にされた効果モンスターは、初期の頃には多く存在していた。
- ウェザー・レポート
効果モンスター
星4/水属性/水族/攻 950/守1500
リバース:相手フィールド上に表側表示で存在する「光の護封剣」を全て破壊する。
破壊に成功した場合、次の自分のバトルフェイズを2回行う事ができる。
ピンポイント過ぎるメタカード。
光の護封剣でリバースさせられた時にそのまま破壊、バトルフェイズを増やしてそのままフィニッシュ。
なるほど完璧な作戦ッスねーっ 不可能だという点に目を瞑ればよぉ~
バトルフェイズを増やす効果自体はかなり個性的かつ強いので、「ウェザー・レポート1キル」なる超特殊なデッキもある。
- 雷仙人
効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1500/守1300
リバース:3000ライフポイント回復する。
このカードがフィールド上から墓地に送られた時、
5000ライフポイントを失う。
リバースするとライフを3000も回復するが、リバース後にフィールドから墓地に送られた時に5000も失うという強烈すぎるデメリットの付いたモンスター。どう見てもリスクと釣り合わない。
一見リバースしなくても墓地に送られた時にライフを失うように見えるが、他のリバース後の効果が付いたモンスター同様きちんと連動しているのでその点だけは安心できる。
しかし「フィールドから墓地に送られた時に」「失う」テキストなので押し付けたり回復に変換するといったことができないし、リバース効果が無効にされて回復できなくてもフィールドから墓地に送られればライフを失う。痛い痛すぎる。
なお、意外なことにリバースモンスターで回復効果を持つモンスターはかなり珍しい。
- ファイヤーソーサラー
効果モンスター
星4/炎属性/魔法使い族/攻1000/守1500
リバース:自分の手札を2枚ランダムに選択しゲームから除外する。
相手ライフに800ポイントダメージを与える。
どう見てもコストと効果が釣り合わないが、コントロール転移させてからリバースさせると800ダメージと引き換えに手札を2枚除外させる有能ハンデスになる。
ソーサラーというよりも美人局。
- カードを狩る死神
効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻1380/守1930
リバース:フィールド上に存在する罠カード1枚を選択して破壊する。
選択したカードがセットされている場合、
そのカードをめくって確認し、罠カードなら破壊する。
魔法カードの場合は元に戻す。
闇のプレイヤーキラーが使用したせいで中途半端な攻守にされた*1可哀想な奴。ついでのように効果も未熟なサイクロン・ジツに弱体化。
最古参組にして、初の上級リバースモンスターである。
ちなみに原作での効果は「相手フィールドの魔法・罠カードを1枚選んで破壊する」という、そこそこ汎用性のあるものだった。
「光の護封剣」を破壊するために召喚されていたが、OCGではその原作再現すらできない。そのくせ引っかかった方の「六芒星の呪縛」はいっちょ前に破壊できるという。
- 闇晦ましの城
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻 920/守1930
リバース:フィールド上に表側表示で存在する全ての
アンデット族モンスターの攻撃力と守備力は200ポイントアップする。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分のスタンバイフェイズ毎にさらに200ポイントずつアップする。
この効果は自分の4回目のスタンバイフェイズまで続く。
こちらも闇のプレイヤーキラーが使用。王様による俺ルール全開の攻略法はもはや伝説。
原作では「自分フィールドを闇で覆い尽くす」という独特な効果だったが、OCG化の際に別効果に書き換えられた。
リバース時と自分スタンバイフェイズにアンデット族の攻守をほんの少しだけ上げる効果を持つが、このカード自体は悪魔族である。当然サポートカードは共有できない。
しかも効果を受けられるのはリバースした時に存在していたアンデット族モンスターだけなので、強化対象になったアンデット族モンスター共々守り切らなければフル強化できない。
そもそもこのカードの効果は原作におけるパンプキングの効果に近く、当のあちらはというと何故か闇晦ましの城の存在を前提とする効果に改変されている。闇のプレイヤーキラーとゴースト骨塚には何の接点もないので本当に謎。わけがわからないよ。
ちなみにこのカードも前述のカードを狩る死神同様にステータスが修正されているが、原作では「攻 1200/守 2500」と下級モンスターとしては非常に高い守備力を持っていた為、当時のカードプール的に下方修正は仕方ないと言える。
- ニードル・ワーム
効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 750/守 600
リバース:相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ捨てる。
古き良きデッキ破壊カードのひとつ。後述の「メタモルポット」共々、今なお現役で【デッキ破壊】の中核を担える。どちらもリバースモンスターなのでサポートを共有できるのも強み。
ただコイツ単体では効果を連続で発動するためのアド稼ぎを維持する機能はないので完全にコンボ前提のカード。
- 深淵の暗殺者
効果モンスター(制限カード)
星3/闇属性/悪魔族/攻 200/守 500
リバース:相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して破壊する。
また、このカードが手札から墓地へ送られた時、
自分の墓地に存在するリバース効果モンスター1体を手札に戻す。
数少ないリバースモンスターの制限カードの1枚。
コイツは手札から墓地に送られると、墓地のリバースモンスターを何でも1体回収することができ、それがこのカードの真価。
特殊裁定により墓地に送られた自分自身はサルベージできないが、別の暗殺者が入ればそちらを回収できる。回数制限もないので墓地に送られればまた別の暗殺者を回収でき、それが墓地に送られればまた(ry
???「まさに無限ループ!!」
こうして暗殺者は無限に使用可能な手札コストと化したため規制された。「魔法石の採掘」のコストとしてせっせと墓地へ赴く姿は、暗殺者と言うより現場作業員である。
同じ手札コスト要員で、かつゴヨウされたモンスターに「キラー・スネーク」が存在するが、即効性や爆発力ではこちらの方が上。
制限に指定されてからナリを潜めてはいるが、条件の緩いサルベージ効果はやはり強力。ステータス的にも恵まれているので、リバースデッキにおいては活躍の余地がある。
???「ふーん……ところで、リバース効果って?」
???「ああ! それって人喰い(ry
しかし2022年4月1日に、長きにわたる制限から準制限にされると同時にエラッタされることが決まった。その内容は…
(1):このカードがリバースした場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動する。
その相手モンスターを破壊する。
(2):このカードが手札から墓地へ送られた場合、
「深淵の暗殺者」以外の自分の墓地のリバースモンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを手札に加える。
同名カードの回収をできなくされる弱体化を受けてしまった。
地味に「時」から「場合」になっているが、そもそもタイミングを逃すことがないので現状に合わせた変更と言える。
とはいえ複数枚積めるようになったことで、活躍の機会が訪れるかもしれない。
- 尾も白い黒猫
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 800/守 500
リバース:相手フィールド上モンスター2体と
自分フィールド上モンスター1体を持ち主の手札に戻す。
リバース時に敵2体自分1体の3体のモンスターをバウンスする。
1ターンに1度の制限もなく、自身も回収できるので延々と相手モンスターを2体までバウンスする最強カード!
に一見、見えるが、
実際には必ず指定の枚数バウンスしなければならないので単体での活躍が全く見込めないダメな奴。そうつまり犠牲になったのだ……
一見して強すぎるカードというのは大抵、調整版の実質下位互換であるというよくある面白くない話である。
リバース・効果モンスター(制限カード)
星2/地属性/岩石族/攻 700/守 600
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
お互いの手札を全て捨てる。
その後、お互いはデッキから5枚ドローする。
数ある「ポット(ポッド)」モンスターの一角を務めるモンスター。その中ではコイツが1番有名なんじゃなかろうか。
リバース時にお互いの手札を全て捨て、新たに5枚ドローさせるという強力な手札交換効果。相手にもドローさせてしまうが、脅威の5枚ドロー&墓地肥やしは様々なコンボに利用できる。
デッキのカードを一気に減らせることから【デッキ破壊】でも活用可能。
モンスターをセットした相手が続けざまに魔法・罠を伏せまくるのはもはや様式美。このカードを警戒しよう。
それで伏せに向けて羽根帚ぶっぱなしたらアーティファクトだった?
知らん、そんな事は俺の管轄外だ。
- アブソーブポッド
効果モンスター
星3/地属性/岩石族/攻 600/守 500
リバース:フィールド上にセットされた魔法・罠カードを全て破壊する。
破壊されたカードのコントローラーは、
破壊された数だけデッキからカードをドローする。
このターン、自分はカードをセットできない。
メタモルポットと思ってガン伏せして殴ってみたらこいつだった?
知らん、そんな事は俺の管轄外だ。
アーティファクトとのシナジーを意識して作られたポッド。
損失を防いだ上にアーティファクトが破壊されれば大きなアドバンテージを得られる。
しかし良くも悪くも大味すぎてアーティファクトでの使用率は芳しくなかったりする。
- カオスポッド
効果モンスター
星3/地属性/岩石族/攻 800/守 700
リバース:フィールド上のモンスターを全て持ち主のデッキに加えてシャッフルする。
その後、お互いのプレイヤーはそれぞれのデッキに加えた数と
同じ数のモンスターが出るまでデッキをめくり、
その中からレベル4以下のモンスターを全て裏側守備表示で特殊召喚する。
それ以外のめくったカードは全て墓地へ捨てる。
フィールドのモンスターを総入れ替えする効果を持つ。
相手ターン中にリバースすることでフリーの全体デッキバウンスとして使用したり、また【デッキ破壊】では他のリバースモンスターと相性が良いので十分採用候補。
そして【カオスループ】の主軸としても活躍する。
単純に単体で見たメタカードとしてもかなり優秀だった時期も長く、
実際海外TCGではシンクロがバリバリ活躍するインフレ環境下で名誉の一時禁止化になるなど片隅におけない奴。
- サイバーポッド
効果モンスター(禁止カード)
星3/闇属性/岩石族/攻 900/守 900
リバース:フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
その後、お互いにデッキの上からカードを5枚めくり、
その中のレベル4以下のモンスターを全て
表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
それ以外のカードは全て手札に加える。
- ファイバーポッド
効果モンスター(禁止カード)
星3/地属性/植物族/攻 500/守 500
リバース:お互いの手札・フィールド上・墓地のカードを
全て持ち主のデッキに加えてシャッフルする。
その後、お互いにデッキからカードを5枚ドローする。
(デッキ含め)全て壊すんだ。
リバースモンスターを代表する問題児達。
禁止・制限カードになりうる性能のメタモルポット&カオスポッドが可愛く見えるほどのヤケクソ効果により、永らく禁止カードに指定されている。
登場当時からうっかり発動させたが最後、盤面がめちゃくちゃに荒らされたり、ゲームが振出に戻ったり(諸々の理由で相手ガン有利の大嘘)だったりで、
カードというよりメンコと表現できる無茶苦茶な奴らだった。
いまでは流石に効果自体は強いがリバース故に汎用性にかけるものの、
専用デッキを構築した際の危険度が尋常ではない。こいつらを使った専用デッキでなら表側にする手間の-1、-2アド程度なら簡単に取り戻して元手が増えるループデッキが簡単に構築できる。
デッキ破壊にせよバーンにせよ、先行1ターンキルなぞいくらでもできるので、よほど手札誘発が充実するとかさらなるインフレが進んだりしない限り、
帰ってくることはまずないだろう。
効果モンスター
星3/光属性/岩石族/攻 200/守 300
リバース:お互いにサイコロを一回ずつ振る。
相手より小さい目が出たプレイヤーは、相手の出た目によって以下のダメージを受ける。
相手の出た目が2~5だった場合、相手の出た目×500ポイントダメージを受ける。
相手の出た目が6だった場合、6000ポイントダメージを受ける。
お互いの出た目が同じだった場合はサイコロを振り直す。
運次第で6000バーンをもたらす恐怖の存在、地雷カードの代表格の一つで良くも悪くもデュエルを大きく変えてしまうかもしれない。
個別記事が作られている。
リバース・効果モンスター
星3/光属性/魔法使い族/攻 800/守 900
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
このカード以外の自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
エクストラデッキから融合モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。
自分以外のモンスターを融合モンスターに変えてしまう。
エンドフェイズに破壊されてしまうが、モンスター効果を受けない・破壊されないといった効果があればこれを無視できる実用と浪漫を兼ね備えた一枚。
- 墓守の偵察者
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1200/守2000
リバース:自分のデッキから攻撃力1500以下の「墓守の」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
ペンギン・ソルジャーと並ぶ古豪。
闇属性・守備力2000・リクルート効果と壁モンスターとして抜群の使い勝手を誇り、グッドスタッフとして帝やカオスといったデッキにも入っていた。
サイドラやゾンバイアといった2100ラインの登場で姿を消したが、今もなおひっそりと墓守を支え続けている。
リバース・効果モンスター
星4/風属性/魔法使い族/攻1600/守1600
リバース:カード名に「ガーディアン」の文字が入っているカードを
自分のデッキから1枚手札に加える。
装備魔法の守護者であるガーディアン達をサーチする。
ガーディアン達は対応する装備魔法がフィールドにあることを要求するため使いにくい。
…が、それ以前にもゲート・ガーディアンや守護者スフィンクスなどがいたためガーディアン巻き込みが多発。
以降も装備魔法とは関係ない様々なガーディアンが登場し、多種多様なモンスターをサーチできる独特のポジションを築いている。
- デス・コアラ
効果モンスター
星3/闇属性/獣族/攻1100/守1800
リバース:相手の手札1枚につき400ポイントダメージを相手ライフに与える。
バーンカードの古株。1枚辺り1000というバーンの求める理想値からすると相手次第ではあるが十分なダメージソースと言える。
ただ1000ダメージ出すカードは結構増えてきたため押され気味。
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻 1400/守 1000
リバース:デッキからカードを一枚ドローする。
自分フィールド上に「魔貨物車両ボコイチ」が存在する場合、その枚数分更にドローする。
日本では平凡なドローソースで、追加効果も使いにくい。
にもかかわらず個別記事が作られている。
- 魔導雑貨商人
リバース・効果モンスター
星1/光属性/昆虫族/攻 200/守 700
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
魔法・罠カードが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、
その魔法・罠カードを手札に加える。
残りのめくったカードは全て墓地へ送る。
魔法・罠カードを手札に加えつつ、それまでにめくったモンスターを際限なく全てを墓地に送るという、地味に凄い墓地肥やし能力を持つ。
キメラテック・オーバー・ドラゴン始め墓地肥やしとキーパーツ回収を同時に行うために使われた。
今でこそ汎用性には劣り全盛期のように相性さえよければ単体で採用はできないものの、
嵌まった時の強さは圧巻で今でも専用構築であれば十分な性能を持ち、森羅という新たな居場所も得ている。
他に相性のいい魔法・罠カードとして、他の魔法・罠カードを発動できなくなる雪花の光と同じようにモンスターをめくりまくる度に虫野郎を殺せる狂戦士の魂がある。
一枚目で魔法・罠引いても泣かないの。
- 名工 虎徹
リバース・効果モンスター
星2/炎属性/獣戦士族/攻 500/守 500
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
デッキから装備魔法カード1枚を手札に加える。
リバースすると装備魔法をサーチできるおっさん。
装備全般をサーチできるが、セット&リバースの手間がかかるのがネック。アームズ・ホールの存在も目の上のたんこぶである。
それでもリバース主体のデッキならワンチャン……と思いたいが、リバースモンスターは装備魔法との相性が悪いという致命的な弱点を抱えてしまっている。
何故か獣戦士族なので天キでサーチ出来る。
- ライトロード・ハンター ライコウ
リバース・効果モンスター
星2/光属性/獣族/攻 200/守 100
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
フィールドのカード1枚を選んで破壊できる。
自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
リバースモンスターに新時代を到来させた一枚。
墓地肥やしと破壊を同時に行える優れたお父さん犬。しかも破壊するカードの種類は問われず、対象に取らないオマケ付き。
「ライラ&ライコウを絡めた光の援軍」出張セットはライトロードに限らず様々なデッキで活躍した。
ドッペルゲンガー以来の魔法・罠カードの両方を破壊できるリバースモンスターでもある。
- ワーム・アポカリプス
効果モンスター
星1/光属性/爬虫類族/攻 300/守 200
リバース:フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
ようやく出てきた普通の魔法・罠除去を持ったリバースモンスター。だが何もかも遅かった。
効果モンスターの登場と共に出てきていればドッペルゲンガーの立場を食えたかもしれないが…
- ワーム・リンクス
効果モンスター
星2/光属性/爬虫類族/攻 300/守1000
リバース:このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
お互いのエンドフェイズ毎に自分はデッキからカードを1枚ドローする。
サイクルにラクーダあればリバースにリンクスあり。
お互いのエンドフェイズごとなので即効性は無いがトータルの枚数はあちらを上回り、オネストにも対応している。
あちらと同様ロックやパーミッションといったデッキでお呼びがかかる。
- ダッカー
リバース・効果モンスター
星3/光属性/機械族/攻 500/守 500
(1):このカードがリバースした場合、
自分の墓地のレベル4モンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを手札に加える。
グラディウスシリーズから参戦した名物キャラ。強敵感溢れるカードイラストがとてもカッコイイ。
リバース効果で墓地のレベル4モンスターを回収できる。汎用性自体は高いのだが、蘇生に比べると若干微妙。
しかし、同じ出身元の超時空戦闘機の面々とは種族属性レベルが同じなので、組み込んでおくと案外活躍できるかもしれない。
その代わり、敵キャラ繋がりである巨大戦艦との相性は非常に悪い*2。
- 禁忌の壺
リバース・効果モンスター
星9/地属性/岩石族/攻2000/守3000
「禁忌の壺」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分はデッキから2枚ドローする。
●フィールドの魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。
●相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
●相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。
リバース時にどこぞの禁止・制限カードが持つ強力な効果を使用することができる。幅広い選択肢の中から選べるので、腐ることはほとんどない。
ただし、このモンスターのレベルは9。
まともに活用させるなら、何らかのサポートは必要不可欠。占術姫デッキなら楽にセット出来る上、禁忌の壺1体で儀式の生贄を賄えるため、とても相性が良い。
- スケープ・ゴースト
リバース・チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/アンデット族/攻 0/守 0
(1):このカードがリバースした場合に発動できる。
自分フィールドに「黒羊トークン」(アンデット族・闇・星1・攻/守0)を任意の数だけ特殊召喚する。
幽霊と化した「スケープ・ゴート」。リバースすることで、トークンを任意の数だけ特殊召喚。
テキストを読むとわかるが、なんとトークンの使用には一切の制限がない。アドバンス召喚やリンク召喚の素材としてはもちろん、自身がチューナーなのをいいことにレベル5までのシンクロ召喚を狙うこともできる隠れた名カード。
効果モンスター
星4/水属性/魔法使い族/攻1000/守1800
リバース:自分のデッキから「リチュア」と名のついたモンスター1体を手札に加えることができる。
後述の霊使いの1人、水霊使いエリアに非常に似ている子。
一応は別人扱いだがその関係性は全くの不明である。
それはともかく効果自体はサーチなので非常に単純ながら強力である。リバースでさえなければ。
でも可愛いからOK。
ストーリー上エリアルは死亡しシャドールとして取り込まれたが、その際もリバースモンスターとして登場した。
それが以下のカード。
- 影依の巫女 エリアル
リバース・効果モンスター
星4/水属性/サイキック族/攻1000/守1800
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合、
除外されている自分の「シャドール」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを表側守備表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合、
お互いの墓地のカードを合計3枚まで対象として発動できる。
そのカードを除外する。
何故かサイキック族。何故か封印されているのに平時と同じ能力値。なぜか除外ギミック。
となぜ?が大量につくカードだが、除外する場面が多いシャドールでは比較的使いやすい。
ちなみに儀式や融合により怪物のような姿になったカードや、影霊衣の巫女として復活したバージョンもあるがそちらはリバースモンスターではない。
【主なリバーステーマ】
一口にリバーステーマと言っても、その戦略はリバースに拘るとは限らず、テーマごとによって大きく異なるのが特徴。
リバース・効果モンスター
星3/○属性/魔法使い族/攻 500/守1500
(1):このカードがリバースした場合、
相手フィールドの○属性モンスター1体を対象として発動する。
このモンスターが表側表示で存在する間、そのモンスターのコントロールを得る。
可愛らしいイラストが目を引く「霊使い」も最初はリバースモンスター。
属性さえあえば心変わりと変わらない上、霊使い本人と同じ属性をリリースして「憑依装着」になる事もでき、そうすると擬似的な除去にも使える。
とはいえ能力が低い上にリバースしても破壊された場合は効果が発動しないため、当時から使いにくい能力であった。
現在では豊富なサポートカードのお陰でそれなりに戦えるのだが、重要なのは能力値だったりなどでリバースすることは依然としてかなり稀である。
リバーステーマというより、セットがテーマ。サイクルリバースやリバースした時の効果もいる。
かのDUEL TERMINAL産のテーマであり、その第一弾から登場しているターミナル最古参組。
全員爬虫類族かつほぼ全員が光属性だが、そうは見えないグロテスクな外見をしている。設定的にもエイリアンだし仕方ない。
戦術としては他のテーマと同じくリバースモンスターを駆使して相手を翻弄し、堅実に盤面を固めつつアドを稼いでいくというもの。
ただ古いカード群故にそれを行うまでの展開力がほとんどないというのが悲しい。
リバースモンスターの効果自体も微妙なものが多く、いまいちパッとしない。
これでも登場当時は十分な性能で、地雷デッキとして環境に顔をだせる地力もあったのだが…。
テーマ内サポートも乏しく、デッキの構築難易度は他のリバーステーマより遥かに上。
登場当時はぶっ壊れといわれたW星雲隕石はあるんだけどね…。
その他の特徴としては、テーマ内モンスターの種類が異様に多いのに大半が使い物にならないことが挙げられる。なんとメインデッキに入るものだけで25種類ものワームが存在するのだ。
ワームデッキを組む際には、それぞれのモンスターの効果とシナジーをキチンと把握しておこう。
遊戯王ARC-Vで我らがミエルちゃんが使用したアニメ出身のカテゴリ。
儀式とリバースという放置された不遇のソスもの同士の異色の組み合わせとなっているが、全体的に儀式よりもリバースモンスターサポートの側面が強い。
デッキからリバースモンスターを直接セットできる汎用リクルーターの存在や、自ら能動的に表示形式を変更する手段の豊富さが売り。他のリバースモンスターを混ぜても安定して動けるのでカスタマイズ性も高く扱いやすい。
永らく不遇カテゴリだったリバースモンスターの価値を向上させた立役者といえる。リバース使いはミエルちゃんに足を向けて寝られない。
9期序盤に登場したテーマ。こちらは融合とリバースが組み合わさっている。
戦闘にはリバースで、効果除去には墓地に送られた場合の能力によってアドを維持&稼ぎながら、融合体の強力な特殊召喚メタで制圧する──というのがコンセプトなのだが、ぶっちゃけリバースしなくても十分強い。
リバース効果自体は悪くないのだが、さっさと発動できる墓地効果も同じくらい強力だった上、テーマ内で能動的にセット、リバースできるカードが少なかったことから、
戦闘抑止力として相手から脅威に見られても、自分からすればリバース効果を重視する意義が少なかったのである。
しかし10期のストラクチャーデッキで新たなセット、リクルート手段や表示形式変更手段を獲得。リバース効果が以前より使いやすくなった。
前述した「占術姫」とはリバーステーマという面で相性が良く、【占術姫シャドール】という混合デッキが確立している。
財前葵の兄、財前晃が使用するアニメ産テーマ。
今度はまさかのリンク+リバースの構成となる。
リンク召喚する都合上、特殊召喚する手段が他より多く存在する。
また積極的に戦闘に関わるスタイルで、一部のモンスターは戦闘破壊耐性や連続攻撃の付与、自己強化にバトルフェイズ強制終了効果等を持ち、エースのリンクモンスターに至ってはただ相手をぶん殴るための自己強化効果がてんこ盛り。
従来のリバーステーマとは異なる爆発力が魅力。
何故か主人公以上にやたら「3」にこだわるカードが多い。
- クローラー
虫とも機械ともとれるグロテスクな外見が特徴的な昆虫族テーマ。
こちらもリンクモンスターとの混合となる。
妨害に大して強く、相手の効果でフィールドから離れると新たな仲間を呼ぶ共通効果を持つ。これにより次々と後続を呼び出し、自己強化できるリンクモンスターを召喚して数で攻めるという、いかにも昆虫族らしい戦法が得意。
リバース効果もサーチに蘇生、墓地肥やし等、優秀なものが一通り揃っている。
ただし下級は貧弱そのもので戦闘には滅法弱く、サポートは欠かせない。
サポートカードはどれも「星遺物」の名を冠しており、
実際背景ストーリーでも、ジャックナイツの尖兵として「星遺物─『星鎧』」の監視・警護をしている模様。
【主なサポートカード】
どちらかというと罠の比率が高く、汎用性のあるリバースサポートモンスターは(占術姫を除いては)あまり存在しない。
罠主体だと初動が遅れがちだが、その分相手ターン中に存分に動いてやろう。幸いリバースモンスターはだいたいどのタイミングで発動してもアドが稼げる効果を持つ連中が多いので、腐ったり不発に終わったりすることは少ない。
- 裏風の精霊
効果モンスター
星4/風属性/天使族/攻1800/守 900
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからリバースモンスター1体を手札に加える。
召喚成功時、リバースモンスターをサーチできる。
通常召喚にしか対応していないのがネックだが、リバースモンスター全般をサーチできる。
打点も下級としてはそこそこ。
リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/幻竜族/攻2000
【リンクマーカー:左下/右下】
リバースモンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は、このカードのリンク素材とした
「サブテラー」モンスターの元々のレベルの合計×100アップする。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキからリバースモンスター1体を墓地へ送り、
手札からモンスター1体をこのカードのリンク先に裏側守備表示で特殊召喚する。
(3):1ターンに1度、このカードのリンク先のモンスターがリバースした場合に発動する。
自分のデッキ・墓地からリバースモンスター1体を選んで手札に加える。
リバースモンスター2体で召喚できるリンクモンスター。
【シャドール】や【クローラー】でもリンク召喚可能。
手札からのセット、墓地肥やし、サーチと至れり尽くせりの効果でリバース主体のデッキ全般での活躍が見込める。むしろ本家【サブテラー】ではリンク召喚しづらい上に展開力を落としてしまうので、採用されないこともよくあるとか。
何気にリンク2としては攻撃力が高い。
- 月の書
速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
- 太陽の書
通常魔法
フィールド上に裏側表示で存在するモンスター1体を選択し、表側攻撃表示にする。
リバースモンスターにおける代表的なサポートカード。
セットしたターンにリバースしたり、効果を使い終わって棒立ちになったモンスターを再び裏側にして再利用したりと活用の場は多い。
月の書は妨害札として使えるのもポイント。
- 皆既日食の書
速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。
このターンのエンドフェイズに、
相手フィールドの裏側守備表示モンスターを全て表側守備表示にし、
その後、この効果で表側守備表示にしたモンスターの数だけ相手はデッキからドローする。
フィールドのモンスター全てを裏守備にできる汎用カード。制圧モンスター群を纏めて無力化することもできるので、腐ることはあまりない。
ただ相手に大量のドローを許してしまうので注意。
- 浅すぎた墓穴
通常魔法
お互いのプレイヤーはそれぞれの墓地のモンスター1体を選択し、
それぞれのフィールド上に裏側守備表示でセットする。
セット状態で蘇生できる魔法という貴重な存在。
相手も同じく蘇生できてしまう上に相手の墓地にもモンスターが必要な点に関してはケアを考えておきたいところ。
- 砂漠の光
通常罠
自分フィールド上に存在するモンスターを全て表側守備表示にする。
とても単純な効果をした通常罠。
パッと見その辺のストレージに落ちていそうなカードだが意外とコンボ性が高く、状況に応じて様々な使い方ができる。
セットしまくったモンスターを相手ターン中に一気にリバースさせたり、緊急時の防御手段として使用したり、ミラフォ等の攻撃反応罠を回避したりと汎用性も高い部類。
似たような効果を持つ罠は他にも存在するが、このカードは最もクセが少なく扱いやすいのが特徴。
もちろん採用するデッキは選ぶが、このカードも「テキストがシンプルなカードは強い」法則が当てはまる1枚だろう。
通常罠
(1):相手バトルフェイズに発動できる。
デッキから魔法・罠カード2枚を選び、
そのカード2枚を通常モンスターカード扱い(攻/守0)として、
自分のメインモンスターゾーンのモンスター1体と合わせてシャッフルして裏側守備表示でセットする。
この効果でデッキから特殊召喚したカードはバトルフェイズの間しか存在できず、
バトルフェイズ終了時に破壊される。
???「すり替えておいたのさ!」
コンボの多さに定評のあるカード。
リバースモンスターを裏守備にするのみならず、墓地に送っておきたいサポートカードをデッキから引っ張ってこれる。「強制脱出装置」等でバウンスして擬似的なサーチ手段として使うのも手。
- リバース・リユース
通常罠
(1):自分の墓地のリバースモンスターを2体まで対象として発動できる。
そのモンスターを表側守備表示または裏側守備表示で相手フィールドに特殊召喚する。
墓地のリバースモンスターを相手フィールドに特殊召喚。
「メタモルポット」や「カオスポッド」を送り付けてやろう。「ファイヤーソーサラー」でハンデスさせるのもおもしろい。
ただし当然ながら別のカードでリバースさせなければならない上に、フィールドに残すと各種素材に使われてしまうので注意しよう。
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。
●手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、モンスター1体を選んで墓地へ送り、
同じ属性でカード名が異なるリバースモンスター1体をデッキから手札に加える。
●手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、リバースモンスター1体を選んで墓地へ送り、
同じ属性で元々のレベルが低いモンスター1体をデッキから手札に加える。
手札から不要なリバースモンスターを捨てて代わりをサーチ。使ったらセット状態に戻るので繰り返し使い回せる。
リバースモンスターは属性が統一されているため使いやすい。
墓地に送るのは効果なので、【シャドール】では毎ターン墓地効果を発動させつつデッキからシャドールをサーチするというアド稼ぎの塊のようなプレイングができる。実質シャドールの新規カード
- 召喚制限-猛突するモンスター
永続罠
このカードがフィールド上に存在する場合に
モンスターが特殊召喚に成功した時、そのモンスターを表側攻撃表示にする。
そのターンそのモンスターが攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。
特殊召喚したモンスターは強制的に表側表示になる。
この効果は裏側守備表示で特殊召喚した場合でも適用されるので、リバースモンスターの弱点であったセットしてからのタイムラグをいくらか解消することも可能。
ただリバースモンスターは総じて攻撃力が低いモンスターが多いので、強制戦闘効果とは相性が悪い。素材にするなり再びセットし直すなりしてカバーしよう。
また「カオスポッド」と並んで【カオスループ】の中核を担う。
- 星遺物の傀儡
永続罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドの裏側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを表側攻撃表示または表側守備表示にする。
(2):自分の墓地の「クローラー」モンスター1体をデッキに戻し、
自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
毎ターン「月の書」、「太陽の書」の効果が使える「クローラー」のサポートカード。
即座にリバース、セットできる効果の強さは言わずもがな。
「星遺物」のカードなのでサーチしやすいのも強み。
- カオス・インフィニティ
通常罠
(1):フィールドの守備表示モンスターを全て表側攻撃表示にする。
その後、自分のデッキ・墓地から「機皇」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
守備表示モンスターを全て攻撃表示に変更しつつ、「機皇」モンスターをリクルートする「機皇」のサポートカード。
リバース効果を即座に使えるだけでなく、モンスターが2体並ぶのでシンクロ・エクシーズ・リンクと言った各種召喚法にも繋げられるのが強み。
また、リバース効果でEXから融合モンスターを呼べる幻想召喚師の効果発動とリリースコストを同時に用意出来る為、この2枚を主軸とした【幻想機皇】と言うデッキも存在する。
【リバースモンスターに対するメタカード】
初期の頃から多数存在する。特に表示形式変更系のカードにはついでのようにリバース効果を封じてくるカードも多い。
また一部のメタカードには、そもそもリバースモンスターが眼中にあったかどうかすら怪しい(というかない)カードもあり、これらの要因もリバースモンスターの不遇さに拍車を掛けていた。
- 抹殺の使徒
通常魔法
フィールド上に裏側表示で存在するモンスター1体を選択して破壊し、ゲームから除外する。
それがリバース効果モンスターだった場合、お互いのデッキを確認し、
同名カードを全てゲームから除外する。
代表的なリバースメタ。フル投入したキーカードをことごとく除外されては目も当てられない。
登場当時はリバースモンスター全盛期だったため、多くのデッキで害虫駆除や壺破壊に勤しんでいた。
その後はリバースモンスターの低迷と共に採用率が落ちるも、【シャドール】が環境に躍り出た時期にはサイドデッキへ投入されることも少なくなかったとか。
- 聖なる輝き
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、モンスターをセットする事はできない。また、モンスターをセットする場合は表側守備表示にしなければならない。
アニメでは普通にやっていたが、OCGにおいては唯一表側守備表示で通常召喚する手段となる。
そして同時に、リバースモンスターの存在意義を否定するメタカード。
- 王宮の号令
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
全てのリバース効果モンスターの発動及び効果は無効化される。
早い話がリバースモンスター版スキドレ
やはりリバースモンスターの存在意義を(ry
シャドールの墓地に送られた時の効果など、リバースモンスターの持つあらゆる効果に対して有効に働くので最も強力なメタである。
通常罠
(1):フィールドに効果モンスターまたは裏側守備表示モンスターが存在する場合に発動できる。
フィールドの裏側守備表示モンスターを全て表側表示にする。
この時、リバースモンスターの効果は発動しない。
フィールドの効果モンスターの数×500ダメージを相手に与える。
裏側守備表示モンスターを表側にしてバーンを与える。当然のようにリバース効果は発動できない抑制効果持ち。
大量に伏せていた時にこれを使われると、バーンダメージは喰らうわ効果は発動できずに棒立ちになるわでロクなことがない。
- 生命力吸収魔術
フィールド上の全ての裏側守備表示モンスターを表側表示にする。
この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。
自分はフィールド上の効果モンスター1体につき400ライフポイント回復する。
「停戦協定」のライフ回復版。
当然のようにリバース効果は(ry
- 古の森
フィールド魔法
このカードの発動時に、フィールド上に守備表示モンスターが存在する場合、そのモンスターを全て表側攻撃表示にする。
この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、攻撃を行ったモンスターをバトルフェイズ終了時に破壊する。
発動時に守備表示モンスターを強制的に攻撃表示にする。
やっぱり(ry
……というか過去にはこのような、やたらとリバースモンスターを意識した表示形式変更カードが大量に送り出されていた。
- 硫酸のたまった落とし穴
通常罠
(1):フィールドの裏側守備表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを表側守備表示にし、守備力が2000以下の場合は破壊する。
守備力が2000より高い場合は裏側守備表示に戻す。
セットモンスターを表側にし、守備力2000以下なら破壊・それより高ければセット状態に戻す落とし穴の一種。
そして一応はリバースメタの筈なんだけどサポートにも成り得る微妙な立ち位置に居るカードなのである。
どう言う事かと言うと、確かに大半のリバースモンスターは守備力2000以下な為に破壊されてしまう。*3
…の、だが、一度「表側表示にする」処理を挟むせいか、一時期はリバース効果は発動出来ると言う裁定が下されており、結局はリバース効果を使われてしまう為にメタとしては使いにくいと言う有様になっていたのだった。
逆にリバースサポートとして見ると、伏せてからしか使えない上にほとんどのリバースモンスターは破壊されてしまうとはいえ「フリーチェーンでリバース効果を発動出来る」貴重な手段として元祖デッキ破壊デッキの【三原式】でも採用される程の活躍を見せた。
更に、現在では守備力2000オーバーのリバースモンスターも増えており、それらの場合は再度セットされる為にもう一度リバース効果を使用すると言った使い方も可能となった。
しかし、2020年4月に施行された11期からのマスタールールにて「効果の発動前に、その効果を発動できる場所に存在しなくなったカードの効果は発動しない」というルールが追加され、「ダーク・ファミリア」や「子型ペンギン」と言った一部のリバースモンスターを除き、破壊された・再度セットされたリバースモンスターの効果は発動しないと言う裁定に変化し、従来の様にリバース効果を発動させる為には守備力2000以下のリバースモンスターに破壊耐性を付けて表側守備表示で残すと言った工夫が必要になった。
これによりサポートとしては使いにくくなった一方で(おそらく当初のデザイン通りに)メタとしては機能する様になった、と言う複雑な経緯を持つカードなのである。
- デス・デーモン・ドラゴン
融合・効果モンスター
星5/風属性/ドラゴン族/攻2000/守1200
「グランド・ドラゴン」+「レッサー・デーモン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
リバース効果モンスターの効果は無効化される。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードを対象にする罠カードの効果を無効にし破壊する。
悪名高き魔導サイエンティストから生み出されるメタカード。当然融合召喚などされない。
これによりペンギン・ソルジャーでバウンスなどといった行為を許さず、融合モンスターの大群によるリンチを加速させた。
だがあちらが禁止にされた後は出番がなくなった、簡易融合が来ても。だって記されたカードじゃないと融合召喚できないし居座れないし。
- 冥界の魔王 ハ・デス
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2450/守1600
このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上に存在する悪魔族モンスターが戦闘で破壊した
効果モンスターの効果は無効化される。
リバースのみならず墓地で発動する効果全般に刺さるメタ。
サイコ・ショッカーを始めとする帝ラインの2400より絶妙に高い50もポイント。
帝と共に投入され、墓守の偵察者のみならず黄泉ガエルなど便利な壁モンスター諸共叩き伏せ無力化していった。
現在はそういったモンスターを展開の過程で墓地に落とすのが主流なので、活躍の場を失っている。
- 一刀両断侍
効果モンスター
星2/風属性/戦士族/攻 500/守 800
このカードが裏側守備表示モンスターを攻撃した場合、
ダメージ計算前にそのモンスターを破壊する。
裏側守備表示モンスター殺すマン、ダメージステップ開始時に発動する。
ミスティック・ソードマンとか六武衆-イロウとか類似効果も多い。
そして低ステータスや条件付きなど欠陥持ちが多く、勝手に壊れる奴までいる始末。
増援で持って来られることもあった。
効果モンスター
星3/地属性/岩石族/攻 900/守 300
(1):このカードが相手モンスターと戦闘を行う
ダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターとこのカードを持ち主の手札に戻す。
何でも何度でも戻す鬼畜モグラ、これもダメージステップ開始時。
迂闊にセットするとサイドラと一緒に出てくるため、これでリバースモンスターはトドメを刺された。
- ドリルロイド
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1600/守1600
このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
ダメージ計算前にそのモンスターを破壊する。
守備表示モンスター殺すマシーン、一つ後のダメージ計算前に発動する。
以前はこうして破壊される場合でも発動できたのだが、ダメージ計算前に破壊されても効果が発動できなくなったためこの系統のモンスターも苦手になった。一方でドリルロイドの方は今更感溢れる裁定変更であまり嬉しくなかった。クソモグラのようにはなれなかった…
特殊召喚・効果モンスター
星10/光属性/恐竜族/攻3500/守3200
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の恐竜族モンスター2体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、
相手フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。
(2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
(3):このカードが守備表示モンスターを攻撃したダメージステップ開始時に発動できる。
相手に1000ダメージを与え、その守備表示モンスターを墓地へ送る。
9期の最終版において遂に爆誕してもうた、リバースモンスター最大の天敵だドン!
相手モンスター全員に攻撃できる上に、守備表示モンスターは問答無用で墓地送りにして、その上1000ダメージを与えるザウルス。
リバースする前に除去してくるこの恐竜さんの攻撃が通ると、場合によっては盤面が一瞬で崩壊することすらあるドン。
そのくせ召喚条件は緩いわ超進化薬でスグに飛んでくるわで、本当に2体以上並ばれた時の絶望感は半端じゃない恐竜ザウルス。
攻撃される前にリバースさせて処理するのが最前の手だドン。
ただ相手モンスターを除去する効果を持つリバースモンスターは、リバーステーマ内じゃそこまで数が多くないから注意するザウルス。
【リバースした時の効果を持つリバースでないモンスター】
何?リバースした時の効果を持っているならリバースモンスターではないのか!?
リバースモンスターと同じくリバースした際に発動する効果を持つが、分類上はリバースモンスターではないという効果モンスターのこと。何故そうなったのかという理由は不明。
まるで意味がわからんぞ!
リバースモンスターメタに引っかかることは無いが、同時にリバースモンスター指定のサポートを受けられないので注意。
効果モンスター
星4/水属性/水族/攻 900/守1800
このカードがリバースした時、
相手フィールド上のカード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の水属性モンスターの攻撃力は200ポイントアップする。
リバースでもサイクル・リバースでもない最初の一枚。通称エロペンギン。アニメではF・G・Dを出す大人の都合から風属性だった。
リバースした時に存在するモンスターにステータス強化を施し、更に増強させていく闇晦ましの城があったため紛らわしいということでこうなったのかもしれない。
モンスターに加えて魔法・罠でもイけるバウンスと水属性モンスターの微々たる強化がついており、高い守備力も相まって生き残りやすい上にフィールドでただのお飾りにならないのが強み。【ペンギン】デッキでは貴重な除去要員としても活躍できる。
まあ、ステータス強化はほんとに微々たるものなのでお飾りとどう違うのかと言われると答えに窮すのだが。
- フォッシル・ダイナ パキケファロ
効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1200/守1300
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いにモンスターを特殊召喚できない。
長きにわたって一枚だけしかカード化されなかったそしてようやく出たと思ったらハブられた可哀想な化石竜。
だが2つの魔改造効果は強力無比で特殊召喚したモンスターを破壊しつくし出せなくさせる。
ステータスはしょっぱいが、効果はカバーする労力に値する価値があり、
長年に渡り、そして今なおメタビートで活躍し続けている。
- スノーマンイーター
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻 0/守1900
このカードがリバースした時、
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して破壊する。
もう垣根が壊れました。なんでリバースじゃ駄目なんですか?
ライオウらを止められる1900かつデブリ・ドラゴンで吊り上げてグングニールorドッペルウォリアー展開でトリシューラというコンボもあり、シンクロ軸のデッキにおいてそこそこの人気を博した。
なお、他に食べられない時は自分を食う。
- ワーム・ヤガン
効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻1000/守1800
自分フィールド上のモンスターが「ワーム・ゼクス」1体のみの場合、
このカードを墓地から裏側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。
このカードがリバースした時、相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。
裏守備で自己再生できる。
ゼクスの方は爬虫類族モンスターを1体墓地に送る効果とヤガンがいる時に戦闘破壊耐性を得られる効果があるため、なんとかしてヤガンをリバースさせたい。
ありがちな回数制限はないが自分フィールドのモンスターがゼクス1体である必要があるため、応用は難しい。
なお、聖なる輝きがあると表側守備表示で蘇生する。
- ドドドガッサー
効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻 0/守3000
反転召喚したこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードの攻撃力は3500ポイントアップする。
また、このカードがリバースした時、
フィールド上に表側表示で存在するモンスターを2体まで選択して発動できる。
選択したモンスターを破壊する。
リバースした時の効果を持つ最上級モンスターで、遊馬の使ったカテゴリであるドドドの一体。
効果はなかなかだが、禁忌の壺が出た後では霞むというもの。
しかも攻撃力3500になるには自分ターンで反転召喚しなくてはならない。
元々の攻撃力は低いので場に出すのは容易だが、リバースじゃないせいで各種サポートを使えない。
更にアニメではリバースモンスターだったが、OCG化に際してリバースモンスターではなくなった。これはなんでリバースじゃ駄目なんですか?
- オービタル7
効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻 500/守2000
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
このカードにカシコマリカウンターを1つ置く。
(2):自分メインフェイズに、このカードのカシコマリカウンターを全て取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力は2000になり、このターン直接攻撃できず、エンドフェイズに墓地へ送られる。
(3):このカードをリリースし、自分の墓地の、
「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
カイトに付き従う多機能ロボット。OCG化した際には、やはりと言うかフォトン、ギャラクシーのサポート的存在になっているが、リバース効果も面白い。
コイツはセット状態から起動させるとリバース効果でカシコマリカウンターが乗り、更にそれを消費することで攻撃力を一気に2000まで底上げすることができるのだ。攻撃力2000というのは大概の下級相手なら殴り倒せるような数値で、戦闘もこなせるオービタル7の一面をよく表している。そして同時に、彼とリアルファイトしたシャークさんの攻撃力が2000以上あることもわかる。
彼の口癖である「カシコマリ」をカウンター消費として再現していたり、自爆機能まで搭載済みと、実践向きでは無いにしろキャラカードとしての完成度は非常に高い。
また彼の嫁や[[コスプレした主人>ナンバーズハンター(遊戯王OCG)]]がOCG化されているあたりも恵まれている。
カイトとオービタルでオーバーレイしたり、嫁と並べて団結の力で殴ったりしたりと、ファンデッキ作成にはもってこい。
- 天照大神
スピリット・効果モンスター
星9/光属性/天使族/攻3000/守3000
このカードは召喚・特殊召喚できない。
(1):裏側表示のこのモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時、
このカードを表側守備表示にして発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):このカードがリバースした場合に発動する。
このカード以外のフィールドのカードを全て除外する。
(3):このカードがリバースしたターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。
日本の最高神にして、スピリットモンスター最強のステータスを持つ最上級モンスター。
岩隠れのシーンでも再現しているのかスピリット共通の特徴である「特殊召喚不可」はおろか、スピリットの象徴に限りなく近い「召喚」すらできないという凄まじすぎる召喚条件を持つ。初見だとコレデドウヤッテタタカエバイインダとなること請け合い。
要はアドバンスセットしろということである。
エンドフェイズに手札に戻ってしまうスピリットで、かつ生贄2体が必要最上級で、更には効果発動のためにリバースする必要があるという、現代の高速環境をこれでもかとばかりに逆行するようなモンスターだが、その分効果は強烈。
リバース時には自身以外の全除外効果が発動する。対象にも取らない破壊ではない除外効果。それがフィールド全体に及ぶというのだからかなりえげつない。
更に自力で裏守備からリバースできる希少な効果を持っており、この手のカードにしては相手ターンでも発動させやすくなっている。ちなみに1枚のドロー効果付き。
その神々しいデザインとロマン溢れる豪快な性能に惹かれて、専用デッキを組むものもいるとか。
【アニメにおいて】
不遇の一言に尽きる。
そもそも5D's以前においては表側守備表示でモンスターを召喚可能だったため、セットしなければ効果が発動できず、絵面も地味なリバースモンスターが呼ばれることは少なかったのである。
それでもDMの頃はまだちょくちょく顔を出していた。そのため裏側で出た瞬間に視聴者に看破され、アニメ内の人物達がまるで気づかず攻撃するのを視聴者がいちいちツッコム羽目に。
特に「サイバーポッド」はアニオリ展開で度々登場し、その都度例のえげつない効果で場を引っ掻き回している。色々あって使用した遊戯からは「このカードのおかげで勝てるかもしれない」とまで言われたほど。
ちなみに、同じく現在禁止で相方(?)的存在の「ファイバーポッド」は城之内が使用(未遂)。
他のリバースモンスターも「遊戯vsバクラ(初戦)」で多数呼び出されるなど、この頃のリバースモンスターの扱いはまだ良かった……
だが続くGX、5D'sではほとんどリバースモンスターが見受けられなくなるという事態に。
この辺の不遇さはアニメの儀式と同じか、それ以上である。
「こんなんじゃ満足出来ないぜ……」
そして月日は流れてZEXAL。
ここで1つの転機が訪れる。
やっと表側守備表示の召喚が撤廃され、OCGと同じくモンスターのセットが行われるようになったのだ。
晴れてリバースモンスターが活躍出来るぞ!
……とか思われていたが、序盤でウラ野郎がそれっぽいデッキを使用したきりほとんど活躍はなかった。
ただ、遊馬やカイトといったメインキャラクターが単体でリバースモンスターは使用しており、GXや5D'sよりは出現頻度は少しだけ増えた。
「忘れちまったぜ……リバースモンスターなんて言葉……」
???「モンスターのセットが行われるようになっても登場しないなら、リバースモンスターがこの先取り上げられることも無い。そう思っての評価だった」
「だが、奴は 弾 け た 」
次のARC-Vにおいて、方中ミエルが占術姫を引っさげ堂々登場。
映像映えしづらいとされるリバースモンスターを専用のエフェクト付きで難なく使いこなし、更にはアニメでは初となるアドバンスセットまでやってのける。
そしてエースたる聖占術姫タロットレイの儀式召喚を執行した後も、リバースモンスターとそのサポートによるコンボで遊矢を追い詰めるという過去に例を見ないほどの暴れ様を見せた。
アニメでの大活躍と使い手であるミエルちゃんの魅力に加え優秀なリバースモンスターやサポートカードが多数OCG化されたことで、リバースモンスターファン達は皆満足した。
この辺りからリバースモンスターに対する風向きが柔らかくなったのか、VRAINSにも「ティンダングル」を操るお兄様が登場。デュエル回数こそ少ないもののOCG化には非常に恵まれている。金持ちキャラのテーマだが、レアカードが少ないので凡骨決闘者の財布ポイントに優しい。
ちなみに劇中設定でもリバースデッキを見かけることは少ないようで、Aiには「リバースモンスターデッキは珍しい」とか言われていた。
追記・修正は「太陽の書」と「月の書」を交互に読みながらお願いします。
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▷ コメント欄
- 建て直しました。ご迷惑お掛けしました -- 名無しさん (2020-06-28 11:44:24)
- ディンダングルじゃなくてティンダングルな。確か項目もあったはず -- 名無しさん (2020-06-28 12:58:15)
- ワーム「あの」 -- 名無しさん (2020-06-28 13:32:39)
- よくわからないけどここって自分で追記修正するものではないの? -- 名無しさん (2020-06-28 13:37:11)
- EXから大量にモンスターを展開した後、うっかりペンソルやカオスポッドを踏んでしまった時の絶望はヤバい。 -- 名無しさん (2020-06-28 13:49:30)
- 建て主さんに忠告しておきますが、編集衝突があった場合にそのまま更新しないようお願いします。コメントが複数消されてしまい違反行為になってしまうので。 -- 名無しさん (2020-06-28 15:06:53)
- ↑すみません。以後気をつけます -- 名無しさん (2020-06-28 15:17:26)
- 硫酸のたまった落とし穴という、過去はリバースサポート・現在はリバースメタ、状況次第ではサポートという難儀な立ち位置のカード -- 名無しさん (2020-06-28 18:23:55)
- ↑カードの効果考えた人はリバースメタとして作ってなさそうなのがまた -- 名無しさん (2020-06-28 18:40:28)
- ❌リバースメタ⭕️リバースサポート -- 名無しさん (2020-06-28 18:41:45)
- 効果処理についてのルール改定の煽りをモロに受けたモンスター達。特に愛用してたタロットレイが実質弱体化して悲しい -- 名無しさん (2020-06-28 20:18:05)
- リバースモンスターじゃないのにリバース時に発動する効果を持ってる奴とかいるよね -- 名無しさん (2020-06-28 22:31:33)
- サブテラーについて一部以外言及してないのはなんでだ…? -- 名無しさん (2020-06-29 00:39:47)
- ↑サイクル・リバース系は別記事にまとめられていたので… -- 名無しさん (2020-06-29 03:06:48)
- ゼアルのリバースってゴゴゴゴーレム、マジカルアンダーテイカー 銀河魔導士あたりしか覚えてない -- 名無しさん (2020-06-30 00:15:22)
- ↑何故かOCGになる際にリバースモンスターじゃなくなったドドドガッサー…なんでや… -- 名無しさん (2020-06-30 06:21:48)
- リバースした時に発動する効果であってアレイスターとかリバースした時も発動する効果はなんか違うんだよなあ・・・ -- 名無しさん (2020-06-30 19:14:00)
- ↑ちょっと注釈を加えてみた。 こうしてみるとほんと「リバースとは」ってKONAMIに問いかけたくなる… -- 名無しさん (2020-06-30 21:10:14)
- サイバーポッドの項目おかしいだろ。フィールド上に存在するモンスター28破壊する。ってなんだよ、修正してどうぞ。 -- 名無しさん (2020-06-30 21:42:24)
- リバースカードオープンって魔法罠発動時だと思ってたけどモンスターにも使うかな? -- 名無しさん (2020-06-30 22:41:58)
- ↑3 悪くないが一例とするならスピリットの方が適切では -- 名無しさん (2020-06-30 23:06:45)
- 遊戯王カードwikiによると雷仙人はリバースさえしなければ回復もライフロスもしないそうですよ。あと「霊使い」は立派なテーマですし、ウィンダの効果はサーチじゃないです -- 名無しさん (2020-07-01 19:15:22)
- ↑霊使いは霊使いモンスターに変えときました -- 名無しさん (2020-07-01 19:40:02)
- スノーマンイーターはリバースじゃないのが強かったのに今となってはリバースじゃないから微妙という -- 名無しさん (2020-07-01 21:40:25)
- ずっと浦風の精霊になってるけどみんな艦これ好きなんじゃねえ -- 名無しさん (2020-07-02 08:15:12)
#comment
*2 ダッカーでは上級しか存在しない巨大戦艦をサルベージできず、(ネタ的な意味でも)「ボスラッシュ」を主体とすることが多いため、セットすらままならないことがほとんどである
*3 そもそもこのカードの登場以降、破壊されない守備力を持つリバースモンスターはワーム・ヴィクトリーまで実に10年ほど出て来なかった。
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