登録日:2019/06/09 (日) 00:07:32
更新日:2024/04/05 Fri 13:53:29NEW!
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遊戯王 遊戯王ocg 上級モンスター 通常モンスター バニラ 光属性 天使族 星5 一つ目 単眼
≪エンゼル・イヤーズ≫
通常モンスター
星5/光属性/天使族/攻撃力1550/守備力1650
大きな耳と目で周囲を監視する、恐ろしい風貌の天使。
≪エンゼル・イヤーズ≫とは、遊戯王OCGに登場するモンスター。初登場は第1期のVol.4。
名前は耳を強調しているが、巨大な血走った単眼の方が印象的。四足の獣だが、白銀の体毛と背中の翼など天使っぽい要素はちゃんとある。尻尾は長く、先端が矢じりのようになっている。
全体的な印象は「翼の生えた一つ目のうさぎもしくはネズミ」といった感じ。
OCG初期特有の微妙な通常モンスターの1体だが、そもそもフレーバーテキストに「恐ろしい風貌」とはあるが性格等については言及されておらず、おそらくは監視こそが本分であり戦闘は不得手なのだろう。アニメでは大きめの猫ぐらいの体格にもかかわらず、エレベーターの壁を突き破っていたけど。
アニメでは遊戯王DMのデュエルクエスト編とドーマ編に登場。前者では敵モブの一体、後者ではダーツが実体化させたモンスターの一体として登場している。残念ながらデュエルで使用されたことは一度も無い。なんか見た目のせいで敵役やらされてる気がする。
□≪エンゼル・イヤーズ≫の使い方
天使族の通常モンスターは、下級には星4、攻撃力1800の≪デュナミス・ヴァルキリア≫、リリース1体でアドバンス召喚できる上級には星6、攻撃力2600の≪光をもたらす者ルシファー≫がいるため、通常モンスターを主体とするデッキでも≪エンゼル・イヤーズ≫の優先度は低い。
しかし、扱いづらいだけであり、使い道がまったく無いわけではない。出す方法を以下に記す。
①≪カオスエンドマスター≫の効果でリクルートする。
この手のモンスターたちの救世主としてお馴染み、≪カオスエンドマスター≫。もちろん≪エンゼル・イヤーズ≫もその恩恵を受けられる。そのまま≪神聖騎士パーシアス≫あたりにシンクロ召喚してやろう。≪大天使クリスティア≫の特殊召喚条件を満たすのも狙える。
ライバルは≪死の沈黙の天使ドマ≫。あちらは闇属性なのでシンクロ召喚→≪カオスエンドマスター≫と一緒にカオスのコストとして除外→≪奇跡の降臨≫でモンスターゾーンに戻せるので更に素材として使い回しが可能。また≪大天使クリスティア≫だけでなく≪ダーク・アームド・ドラゴン≫も狙える。(もちろんクリスティアとダムドの同時採用は現実的ではないので、どちらかを選ぶことになるが)
属性で差別化したい。
②≪召喚師のスキル≫か≪闇の量産工場≫で手札に持ってきて≪神の居城-ヴァルハラ≫で出す。
天使族通常モンスターならどの上級・最上級モンスターでもできる方法。ヴァルハラを≪古のルール≫に置き換えると種族制限も無くなる。
ちなみにこの手順で召喚できる天使族通常モンスターの最高打点は≪翼を織りなす者≫の攻撃力2750。こちらは星7なのでそこで差別化したい。
③≪E・HERO プリズマー≫の効果で墓地に送って蘇生する。
実は≪サンダー・ドラゴン≫のカテゴリ化に伴い評価を上げた≪雷神の怒り≫の融合素材である≪エンゼル・イヤーズ≫。よって≪E・HERO プリズマー≫の効果で墓地に送れる。
蘇生後は≪簡易融合≫で≪雷神の怒り≫を召喚し、そのままランク5エクシーズ召喚ができる。≪雷神の怒り≫と種族・属性が噛み合わないのが難点。
④≪高等儀式術≫の効果で墓地に(ry
墓地に送る方法その2。こちらは通常モンスターなら誰でもできるため、通常モンスターが全員ライバルになってしまうのがネックだが、儀式サポートとして有名な≪センジュ・ゴッド≫、≪マンジュ・ゴッド≫とサポートを共有できるため優先度は比較的高め。天使族は大半が光属性じゃんというツッコミは無し。
どの儀式モンスターを採用するか、よく検討する必要がある。妥当なのは同じ種族・属性で星10を有するサイバー・エンジェルか。
⑤≪ブリリアント・フュージョン≫の効果で(ry
墓地へ送る方法その3。≪簡易融合≫で召喚できる星5の展開手段が増えるのは嬉しい。【ブリリアント帝】における≪ジャックス・ナイト≫のポジションで活躍させることも可能。≪群雄割拠≫を張られて天使族を指定されても≪天帝アイテール≫が出せる。
星5の天使族通常モンスターには、より攻守の高い≪ヴァルキリー≫と、複数のリクルーターに対応している≪誕生の天使≫がいるが、上記の通り≪エンゼル・イヤーズ≫には融合関連のサポートを受けられる強みがあるため差別化はできる。
□余談
- 実はこの≪エンゼル・イヤーズ≫、あの≪モリンフェン≫と対を成す存在として崇拝する決闘者が存在する。≪モリンフェン≫と同じく星5、攻撃力1550のバニラだが、種族・属性は真逆の光属性で天使族であることが理由らしい。(もっと他にいただろと思うかもしれないが、これらの条件を満たすモンスターは≪エンゼル・イヤーズ≫しか存在しない。ちなみに≪モリンフェン≫も≪エンゼル・イヤーズ≫もVol.4が初出である)
中には≪モリンフェン≫と≪エンゼル・イヤーズ≫を採用した【モリンゼル】なるデッキを組む猛者もいるんだとか。
≪モリンフェン≫がスリーブ人気投票で3位となった際、「モリンフェン+イグナイト」というデッキレシピが公開されたのだが、その中には≪エンゼル・イヤーズ≫も3枚入っていた。
- 攻撃力1550という数値は、天使族通常モンスターとしては高い方である。
どれぐらい高いかというと、第1期当時では3位。2019年の時点でも5位。上は2750が1体、2600が1体、1800が4体、1600が2体なので個別にカウントしても9位。
通常モンスターの新登場が少なくなった現在、余程のことでもない限り≪エンゼル・イヤーズ≫の攻撃力1550がトップ10以下に転落することはまず無いものと思われる。
- 宗教的な問題により、天使族モンスターは海外ではフレーバーテキストの『天使』の部分が『Fairy』に変更されることが多いのだが、≪エンゼル・イヤーズ≫は例外的に『Creature』とされた。(種族は『Fairy』=天使族のまま。)
また、名称も目からビームを撃つと解釈されたかのようなものになっている。
エンゼル・イヤーズ「追記・修正しないと、あなたを監視します」
モリンフェン「やめい」
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▷ コメント欄
- こんな天使いてたまるかって言いたくなる見た目でステータスもアレという -- 名無しさん (2019-06-09 00:26:23)
- 死の沈黙の天使ドマといいこの時期の天使族はちょくちょく奇妙なのが入ってた -- 名無しさん (2019-06-09 01:15:18)
- なお、非OCGルールのゲーム版では風魔族です。流石に白魔族ではありませんね。というか、こいつが白魔族だったら流石にどうかと。 -- 名無しさん (2019-06-09 08:51:58)
- 記事執筆当時はともかく、現在だと融合派兵に対応してる時点でモリンフェンと同格は無さそう。 -- 名無しさん (2023-07-24 16:50:34)
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